写真編集ソフトの使い方 ver2 1...

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山根演習資料 ver2 1 写真編集ソフトの使い方 ver2 プレビュー,iPhoto,Photoshop Elements6.0 デジカメ内蔵の編集機能より豊富。プリントアウトする前に必要 1 アプリの特徴 1.1 プレビュー 無料でついてくる、簡易ビューアー(閲覧用) 取り込んだ画像データ(jpg など)を開くと自動的に起動 簡単な編集ができる スライドショーができる ※閲覧だけなら、クイックルックが一番早い☞MMS3.3.e 1.2 iPhoto Mac に無料でついてくる iLife の1つ(他に iTunes,iMovie,iDVD,GarageBand)。 MacOS や他のソフトとデータを連動できる。 フォトアルバムの編集・作成に向いている☞DVD 1.3 Photoshop Elements6.0 プロ用 PhotoshopCS の簡易版。編集機能が豊富 ソフト上でスキャンできる⇔EpsonScan ネット用画像の編集にも向いている:容量の指定 2 紙画像を取り込む 2.1 スキャナーEpson7000 を使う 教卓に 1 台あり、どこからでも使える ↓スキャナーの電源(手前下)を確認し、蓋を空けて、ガラス面に写真を置く。 写真をガラスの四隅につけて、斜めにならないように。 ↓蓋を静かに閉める(勢いよく閉めると風で写真が動く) ↓ドックから Photoshop Elements を開く ↓ファイル>読み込み>EPSON ES-7000 EPSON SCAN が起動する ↓「プレビュー」して、取り込みたい範囲をマウスで確定 解像度指定:実物大なら 72、ムービー用なら 200、印刷用なら 300 くらい ↓「スキャン」をクリック

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山根演習資料 ver2

1

写真編集ソフトの使い方 ver2 プレビュー,iPhoto,Photoshop Elements6.0

デジカメ内蔵の編集機能より豊富。プリントアウトする前に必要

1 アプリの特徴

1.1 プレビュー

無料でついてくる、簡易ビューアー(閲覧用)

取り込んだ画像データ(jpgなど)を開くと自動的に起動

簡単な編集ができる

スライドショーができる

※閲覧だけなら、クイックルックが一番早い☞MMS3.3.e

1.2 iPhoto

Macに無料でついてくる iLifeの1つ(他に iTunes,iMovie,iDVD,GarageBand)。

MacOSや他のソフトとデータを連動できる。

フォトアルバムの編集・作成に向いている☞DVD化

1.3 Photoshop Elements6.0

プロ用 PhotoshopCSの簡易版。編集機能が豊富

ソフト上でスキャンできる⇔EpsonScan

ネット用画像の編集にも向いている:容量の指定

2 紙画像を取り込む

2.1 スキャナーEpson7000を使う

教卓に 1台あり、どこからでも使える

↓スキャナーの電源(手前下)を確認し、蓋を空けて、ガラス面に写真を置く。

写真をガラスの四隅につけて、斜めにならないように。

↓蓋を静かに閉める(勢いよく閉めると風で写真が動く)

↓ドックから Photoshop Elementsを開く

↓ファイル>読み込み>EPSON ES-7000

↓EPSON SCANが起動する

↓「プレビュー」して、取り込みたい範囲をマウスで確定

解像度指定:実物大なら 72、ムービー用なら 200、印刷用なら 300くらい

↓「スキャン」をクリック

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↓スキャナの写真を取り出す!

PhotoshopElementsで編集した後に保存。

2.2 「使われている」というメッセージが出る

他の誰かが先に、スキャナーを選んでいるため。

その人が使い終わったら、 EpsonScanだけ終了してもらう。

2.3 複数の写真を一度にスキャンした場合

↓イメージ>スキャンした写真を分割

枚数分の画像ができる

2.4 デジカメのデータを取り込む

データが入っているメディアを取り付ける/カメラ本体から USBケーブルで転送

メディア内のデータをパソコン側にコピー

3 iPhoto で写真の整理

3.1 取り込み

取り込み可能なメディア:デジカメ、デジカメ内の記憶メディア、USBメモリ、光学メディア、他のハードディスク

• デジカメからの取り込み iPhotoを起動

デジカメを Mac に USB ケーブルで接続/デジカメのメディアを取りだし、メディアリーダーに差し込む

iPhoto内に写真が取り込まれる

a) 写真を選択して取り込む場合は、

Alt(⌘)+クリックで選択

「選択した写真を取り込む」を選択

b) オリジナルの写真はここでは消さない

「オリジナルをそのまま残す」⏎

一枚づつ取り込まれる(取り込んでいる写真が表示)

左窓の「ライブラリ」の「写真」を選択

読込んだ写真が一覧表示

c) 他のメディアからの取り込み

メディアのウインドウを開いて、ドラッグ&ドロップ

3.2 写真の整理

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d) ライブラリ・イベント構造

イベント:写真を取り込む時、フォルダ単位。今後の編集単位となる。

• イベントの分割: 別のイベントにまとめたい写真を選択

左下の「統合」をクリック→「名称未設定イベント」に分割される

イベント名の変更:イベント名部分を選択し、再入力

e) アルバム

テーマ別に分類しなおす。写真の保存場所はライブラリのまま→1枚の写真を複数のアルバムに登録可

• 新規アルバム 左下の+を選択/ファイル>新規アルバム

アルバム名を入力

アルバムに写真を登録

f) タイトルの変更

元タイトル:デジカメでつけられたファイル名

アルバム/ライブラリ画面でタイトルを付け直す

※ タイトル名を変更しても、ファイル名はそのまま(iPhoto上での変更のみ)

• タイトルの一括変更 同じ場所・対象の写真などに

対象となる写真群を選択(shift)

写真>一括変更

変更項目が「タイトル」であることを確認、「なし」を「テキスト」に変更

共通して付けたいタイトルを入力

「各写真に数字を追加」を✓

g) 写真の編集

iPhoto上での変更。元に戻すなら 写真>オリジナルに戻す

編集を終了するには、右側の終了を選ぶ

h) 編集モードに入る

編集する写真を選択して、下部の「編集」ボタンを選ぶ→編集画面にかわる

i) 回転

縦写真に

j) トリミング

周囲の余分な部分を切り取り、構図を変更

縦横比の変更:L版用、ハガキ用など

k) 傾き補正

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l) 補正

明るさ・コントラストの自動補正→「調整」で手動

補正前に戻す:shift/Alt(⌘)+Z

m) レタッチ

写真中の不要な部分を周囲の色に同化させて消す

n) エフェクト

効果の加算や複合も可能

o) 調整

レベル補正:色合いの明るさ

露出:

ハイライト:明るい箇所が明るすぎて飛んでいる場合

シャドウ:暗い箇所が暗すぎてつぶれている場合

彩度・色温度:授業で説明

色合い:色相の強調(赤⇔緑)

コピー・ペースト:設定を他の写真にも適用する場合

3.3 スライドショー

アルバム写真を 1枚ごとに表示。BGMや切替効果も付加できる。

DVD化して家のテレビで観賞可能

p) スライドショーの作成

アルバムを選択して左下の+を選ぶ

「スライドショー」を選ぶ→スライドショーの編集画面になる

全体で同じ設定にする→「設定」を選らんで

写真ごとに設定→写真を選んで、個別の設定ボタン

トランジション:切替効果

写真が流れる効果(Ken Burnsエフェクト)の設定:写真を少し拡大して、「開始」位置と「終了位置をそれぞれ設定

BGMをつける:著作権に注意! GarageBandなら OK

q) DVDに焼く

共有>iDVDに送信

「スライドショー全体を送信」

iDVDが起動が起動

スライドショーのムービー(動画)ファイルは「ムービー」フォルダに保存される(720×540

ピクセル)

他のサイズのムービーにする:ファイル>書き出し

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r) 写真をメディアに焼く

• アルバム写真として編集したものを アルバムを選択

共有>ディスクを作成

CDRか DVDRを差し込む

「ディスクを作成」を選ぶ

iPhotoのない環境で写真を見る:「Originals」フォルダを開く

• 画像ファイルとして ファイル>書き出し→「ファイルの書き出し」

s) その他のサービス

ウェブギャラリーでネット公開:.Macのアカウント必要

オリジナル写真集の印刷:AppleStoreに

カレンダー・カード印刷:同上

4 デジカメから写真を取り込んで整理:サムネールで表示 写真ファイルの保存場所:ホーム>ピクチャー>

5 PhotoshopElements

5.1 パレットエリアの配置

t) パレットエリアに配置しておくと便利なもの

☞上からナビゲーター、レイヤー、スタイル・エフェクト、ヒストリー。それ以外は不要

↓▶▶>「閉じた時パレットエリアに格納」のチェックをオン

パレットエリアの幅を右に詰める☞左境界をマウスで右に

上下の並びを替える☞パレットを上下にドラッグ

ヒストリーのタブ(文字部分)をパレットエリアにドラッグ

• パテットエリアの on/off 右下の「パレットエリア」 ◀(開く)、▶(閉じる)

5.2 明るさ・コントラストの調整

暗すぎる写真を修正

↓画質調整>ライティング>レベル補正

↓レベルのヒストグラムが出る。

↓△(ハイライト)を山の右裾に移動

↓▲(シャドウ)を山の左裾に移動☞コントラストが強くなる

↓グレー▲(中間)を左へ移動

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↓画質調整>ライティング>シャドウ・ハイライト

↓「中間調のコントラスト」を右に。OK

↓画質調整>カラー>色相・彩度

↓「彩度」を右に OK

5.3 不要なものを描き消す

u) 背景を上塗りする

↓左バー>スポット修正ブラシツール

↓ブラシサイズを選択

↓マウスで消したい部分をなぞる

v) 細かな部分

↓スポット修正ブラシツール>修正ブラシツール

またはコピースタンプツール:明確な輪郭で上塗りする

↓適度な大きさの円ブラシを選ぶ

↓optionを押しながら、クリック:上塗りする部分の選択

↓消したい部分をドラッグ

↓適度な大きさの円ブラシを選ぶ

↓optionを押しながら、クリック:上塗りする部分の選択

↓消したい部分をドラッグ

5.4 色を変える

w) 服の色

↓服を選択

↓画質調整>カラー>色相・彩度>その色に近い色を選択

↓サンプルに追加を選び、服をスポイトで選択

↓色相のスライダを変化させる。彩度も変えてみる

x) 髪の色

↓なげなわ(/マグネット)ツールで髪の周りを選択

↓ブラシ>色の置き換えツール を選択

↓ブラシのサイズを大きめに 90程度 モード:カラー

↓描画色で塗りたい色を選択

↓ブラシ中心の+が髪の内にあるのを確認してクリック

↓+と同類色だけに描画色が適用

↓移動してクリックを繰り替えす☜ドラッグでない方がよい

5.5 加工

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y) 版画にする

↓カラーピッカーで線の色を選ぶ

↓フィルタ>スケッチ>スタンプ

↓ダブルクリックして微調整

z) マンガ風に

↓フィルタ>アーティスティック>エッジのポスタリゼーション>OK

↓画質調整>ライティング>明るさ・コントラスト

明るくしてから,コントラストをつける

5.6 レイヤー

データを層構造にして別個に処理する

aa) レイヤー操作

レイヤーの作成:レイヤー>新規>レイヤー/レイヤーパレット>詳細>新規レイヤー

レイヤーの複製:複製したいレイヤーを選択して、レイヤーパレット内の詳細(▶)>レイヤーを複製

レイヤーの削除:レイヤー窓のレイヤーを選び窓内下のごみ箱にドラッグ/▶から

※特定レイヤーの画像を処理する時は、そのレイヤーを選択すること!

レイヤーの並び替え:後から作られたレイヤーが自動的に(重なりの)上になる。下になったレイヤーを上にするには、レイヤー窓のレイヤーを選び上下にドラッグ

レイヤーのオン・オフ:目のマーク をクリック。そのレイヤーが無効(透明)になる

レイヤーの統合:Photoshop以外の形式(jpeg,pict,bmp)で保存する場合=すべての処理の完了.

▶>画像を統合 または レイヤー>画像を統合

特定のレイヤーだけの処理

左右反転

↓反転したいレイヤーを選択して

↓回転>レイヤーを左右に反転

bb) 調整レイヤー

色相彩度などの画質調整専門のレイヤー

もとの画像はそのままで、効果のみ付加するレイヤー

レイヤー>新規調整レイヤー

cc) レイヤースタイル

↓レイヤー>レイヤースタイル>右の中から選ぶ

5.7 画像を合成

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コピー&ペーストで

境界が不自然な場合は、画質調整>カラー>レイヤーのフリンジ削除、をやってみる

【色の自然な置き換え】画像のテクスチャー(陰影)はそのままで表面色だけをかえる

※↓変えたい元の範囲を選択(マグネット)

※↓カット&ペースト…新規レイヤーができる。元に位置にペーストしてくれないので位置を調整

↓その選択域だけのレイヤーを選択

※↓変えたい先の色を選ぶ:スポイト

※↓画質調整>カラー>色相・彩度

↓「色彩の統一」をチェック」

スポイトで選ばれた色に変わる

もっと大胆な色に変えたい:画質調整>カラー>色相・彩度で、彩度をあげて、マスターの色相を変える

5.8 Web用画像ファイルを作る

dd) 掲載用の写真

さまざまな画面調整をした後

↓イメージ>サイズ変更>画像解像度

プリントサイズ(cm)を小さくする。

↓フィルタ>シャープ>シャープ

↓ファイル>web用に保存

↓右側の設定を「JPEG中/標準画質」(30画質)

↓この設定で問題なければ、OK

保存ファイル名は、英数 .jpeg ←ファイル名に漢かな不可!(ブログ経由では可)

ee) タイトル画面

↓新規ファイル

↓文字ツールを選んで、文字を入力

移動ツールを選んでWクリック→自由変形状態:移動と大きさの変化、回転が任意

効果パレットから効果の種類を選んで、具体的な効果を選ぶ(Wクリック)

↓レイヤー・エフェクト>レイヤースタイル>で効果をつける

↓イメージ>切り抜きを選んで、文字部分を選択して保存

↓ファイル>Web用に保存

↓設定の真下を「GIF」にする

保存ファイル名は、英数 .gif ←漢かな不可!

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