長門市が日立システムズと地方創生に向けた包括連携協定を締結 · 山口県長門市. 株式会社日立システムズ. 長門市が日立システムズと地方創生に向けた包括連携協定を締結.
【株式会社トンボ】自治体との協定締結によるCO2削減クレジットの購入締結と森づくり体験による環境意識醸成と人材育成...
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※事業者の情報は 2015年 10月時点
目的
・ 社員の CSR・環境意識向上と体験による知識向上、コミュニケーション。
・ カーボンオフセット活動の社会への説明と普及
概要
弊社は 2011 年より同岡山県内真庭市が創出する CO2 削減クレジットを購入。そのクレジットで
スポーツウエア製造「美咲工場」と子会社「ハートヒルズ」の事業活動に伴って発生するCO2の全て
をカーボンオフセットすると共に、「未来につなぐ真庭の森づくり協定」を同市と締結し、真庭市で市
民と一緒に森づくりや様々な自然体験活動を行っています。「真庭トンボの森づくり」」と称し 2011年
に 1 回、2012 年より年4回、3年間で計13回の活動を行いました。初回は、バイオマス施設や森の
見学。2 年目より午前は森の整備、午後からは、毎回別の環境体験や教育メニューを実施し、参加
者の自然や環境に関する啓蒙を行っています。
特徴・アピールポイント
・ 活動の運営を真庭市、トンボ、真庭観光連盟、地元市民で構成する協議会で実施。協議会
には、自然環境学習センター「津黒いきものふれあいの里」メンバーも参加し、自然体験や活
動メニューを、毎回工夫を凝らして実施しています。
・ 森づくりの場所は、真庭市津黒地区で、隣接する「津黒いきものふれあいの里」を活動基地と
して利用しています。
・ 専門の講師招聘によるプログラムの実施。
・ 森づくり:C.W.ニコル氏による森づくり解説、地元キノコ研究会によるキノコ観察会実施。プロ
の林業家による森づくり指導。トンボ研究家によるトンボの観察。
・ 森の活用、整備について幅広い体験プログラムを実施しています。
事業者名 株式会社トンボ
所在地 岡山市北区厚生町 2-2-9
業 種 製造業
社員数 766名
ウェブサイト http://www.tombow.gr.jp
優秀賞
2
・ 実施メニュー:キノコ植菌、トンボの解説と小中学生向けスケッチ会、自社残布と森の木を利
用したハンモックづくり、伐採した木を運び出し、換金。地域通貨で地元産材の買い物、里山
再生ゲーム体験、オーガニックコットン糸紡ぎ体験、森と岡山繊維業のつながり等。
・ 社員以外にも小学校や一般市民の学習の場として提供しています。森づくり体験指導を実
施。2014年 4回。
トンボ観察会の模様
トンボを捕まえて解説し、その後、スケッチをして、子供たちは「WE LOVE トンボ絵画コンクール」
に応募します。
きのこ観察会の模様
岡山きのこ研究会の協力を得て、森できのこの観察と採取をした後、分類し解説をします。夏の
きのこ、秋のきのこの変化も知る事ができました。
3
関連・補足情報
真庭・トンボの森づくり推進協議会
https://www.facebook.com/tombo.forest.since2012
審査委員会からの講評
CO2 削減クレジットの購入によるカーボンオフセットに取り組んでいるが、ただ購入するのではなく
真庭市と「未来につなぐ真庭の森づくり協定」を締結し、社員、家族が参加した実地体験を行ってい
ることは高く評価できる。
バイオマスタウンである真庭市の政策とも整合しているため、地域社会への貢献ともなっている。
トンボの森での教育では、社員が地元市民と連携して講師をしている。実践的な教育プログラムで
あり、学習効果の高い取組となっている。熱心な取組のため体系的に整理されていないことは少し
残念である。
また、取組に社員家族も参加していることも評価できる。これが、全社員が対象の活動となると、
さらに充実したものになると思われる。