CloudStackの概要と最新動向(OSC2012Nagoyaセミナー資料)
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Transcript of CloudStackの概要と最新動向(OSC2012Nagoyaセミナー資料)
シトリックス・システムズ・ジャパン株式会社 システムズエンジニアリング本部 パートナーSE部
島崎 聡史
•Amazonクラウドの東京データセンターが稼働開始
•クラウドサービスを中心としたエコシステム、コミュニティの形成 •バズワードからの脱却
•震災後のクラウド •インフラに求められる業務継続性とスピード
•オープンソースクラウドの発展 •CloudStack、OpenStack、Eucalyptus
2011年を振り返って
クラウドの隆盛によるシステムの変化
•企業のシステムは所有から利用へ •カスタマイズ費用の削減
•メンテナンスからの解放
•付加価値 •スケーラブル
•すぐに使える
•すぐに止められる
サーバ統合/集約の延長線上
クラウドサービスのタイプと主要なプレイヤー
SaaS
• アプリケーションのサービス化
• Salesforce.com
PaaS
• アプリケーションプラットフォームのサービス化
• Windows Asure Platform
IaaS
• インフラのサービス化
• Amazon Web Services
Amazon Web Servicesのカバー範囲
Source, はじめてのAmazon Web Service, http://www.slideshare.net/kentamagawa/amazon-web-services-7711671
クラウドの向き・不向き
•外部には置けないデータの存在 •機密事項、個人情報
•課金体系 •良くも悪くも従量 →ワークロードが一定であれば、 所有したほうが安い
•サービスレベル •○aaS部分はサービス業者次第
•自社でコントロール可能なレイヤーでのカバーが必要
パブリック&プライベート クラウドから ハイブリッドクラウドへ
•パブリッククラウド •前述の各種サービス
•マルチテナント
•サービスを「利用」
•プライベートクラウド •クラウドライクなサーバ仮想化環境
•セルフサービス
•サービスを「所有」「構築」
•ハイブリッドクラウド •パブリックとプライベートの互換/連携
Amazon のクラウドはどのように構築されているか
Commodity
Servers Block Storage Networking
Open Source Xen Hypervisor
Amazon Proprietary Orchestration Software
EC2 API
Amazon eCommerce Platform
Citrixのクラウドソリューションで Amazonスタイルのクラウド構築すると
Commodity
Servers Block Storage
Networking
(NetScaler)
Open Source Xen Hypervisor
Amazon Proprietary Orchestration Software
EC2 API
Amazon eCommerce Platform
XenServer Hypervisor
CloudStack Orchestration Software
CloudPortal
EC2 API
北海道大学 情報基盤センター
L2 Tunnel
Cloud Broker
Public Cloud Private Cloud
ハイブリッドクラウド
サーバー ネットワーク ストレージ
仮想化レイヤー
一般的なIaaS のアーキテクチャ
アベイラビリティとセキュリティー
サーバー ネットワーク ストレージ
仮想化レイヤー
サーバ ストレージ ネットワーク
ダイナミック・ワークロード管理
バックアップ ロードバラン
サー 冗長化 監視
イメージ・ライブラリ
アプリケーションカタログ
カスタム・テンプレート
オペレーティングシステム、ISOs リソース管理
一般的なIaaS のアーキテクチャ
ユーザインターフェース 開発者用API
Amazon Open Stack
カスタム 管理者 エンドユーザ コンソール
アベイラビリティとセキュリティー
サーバー ネットワーク ストレージ
仮想化レイヤー
サーバ ストレージ ネットワーク
ダイナミック・ワークロード管理
バックアップ ロードバラン
サー 冗長化 監視
イメージ・ライブラリ
アプリケーションカタログ
カスタム・テンプレート
オペレーティングシステム、ISOs リソース管理
一般的なIaaS のアーキテクチャ
インテグレーション用
API
ユーザインターフェース 開発者用API
Amazon Open Stack
カスタム 管理者 エンドユーザ コンソール
アベイラビリティとセキュリティー
サーバー ネットワーク ストレージ
仮想化レイヤー
サーバ ストレージ ネットワーク
ダイナミック・ワークロード管理
バックアップ ロードバラン
サー 冗長化 監視
イメージ・ライブラリ
アプリケーションカタログ
カスタム・テンプレート
オペレーティングシステム、ISOs リソース管理
統合オペレーション
(O
SS/B
SS,監視
, ID管理
, その他
) 一般的なIaaS のアーキテクチャ
統合オペレーション
(O
SS/B
SS,監視
, ID管理
, その他
)
インテグレーション用
API
ユーザインターフェース 開発者用API
Amazon Open Stack
カスタム 管理者 エンドユーザ コンソール
アベイラビリティとセキュリティー
サーバー ネットワーク ストレージ
仮想化レイヤー
サーバ ストレージ ネットワーク
ダイナミック・ワークロード管理
バックアップ ロードバラン
サー 冗長化 監視
イメージ・ライブラリィ
アプリケーションカタログ
カスタム・テンプレート
オペレーティングシステム、ISOs リソース管理
一般的なIaaS のアーキテクチャ
CloudStackのインテグレーション
ユーザディレクトリ
課金システム
CRM
エンドユーザポータル
ユーザディレクトリ
課金システム
CRM
エンドユーザポータル
CloudStackのインテグレーション
Citrix CloudStack 概要
• CloudStackとは • 2011/07/13: Citrix Sysmtems、Cloud.comを買収
•プライベートとパブリッククラウドのIaaSサービスを実現するためのソリューションを提供
• 2008年、仮想化技術、サービス事業者、インフラストラクチャー・ソフトウエアの業界のリーダーが設立
•本社: カリフォルニア州、クパチーノ市
•OpenStack のFounding Member
•現Citrix Cloud Platform Group • XenServer, Xen
•OpenStack, CloudStack, CloudPortal
CloudStackの特徴
• リッチなGUIが標準装備
• GUIのカスタマイズドキュメントもあり
• Load BalancerとFirewallも標準で
• コンソール(VNC)が使える
• スケーラブルなアーキテクチャ
• クラウドに適したネットワーク設計
• RightScaleやenStratus等でも サポートされている
CloudStackの特徴
• Hypervisor Support • KVM、XenServer、XCP
• VMware vSphere ESX/ESXi
• Oracle VM
• Guest OS Support • Windows, Linux
• API Support • CloudStack API
• Amazon Web Services API ※Connectorが別途必要
• ライセンス • GPLv3 Apache License 2.0
(OSS)
• ソースコード • githubにて取得可
http://github.com/tryggvil/cloudstack
• 実装言語 • Java
ユーザーインターフェイス
Demo
Citrix CloudStackの仕組み
• Hosts • ハイパーバイザー
• Primary Storage • 仮想マシン用のストレージ
• Cluster • HostとPrimary Storageを組み合わせたグループ単位
• Pod • クラスタを組み合わせたグループ単位
• Network • サービスオファリングに関連付けられた論理ネットワーク
• Secondary Storage • テンプレートや、スナップショット、ISO用のストレージ
• Zone • Pod、ネットワークオファリング、セカンダリストレージを組み合わせたグループ
• Management Server Farm • 管理機能や仮想マシンのプロビジョニング機能の提供
CloudStackのコンポーネント
Zone
CloudStack Pod
Cluster
Host
Host
Network
Primary Storage
VM
VM
CloudStack Pod
Cluster Secondary Storage
プライマリストレージ
セカンダリストレージ
Management Server
Host
アーキテクチャ概要
拡張性に富む設計
VMOps Pod VMOps Pod VMOps Pod CloudStack Pod CloudStack Pod CloudStack Pod CloudStack Pod
利用可能なゾーン
NFS Server
Secondary
Storage
Primary
Storage
Hosts
(Computing Nodes)
Management
Server
Layer-2
Switch Router &
Firewall
Public IP
62.43.51.125
Internet
192.168.10.0/24
192.168.10.10 to 192.168.10.13
192.168.10.3 192.168.10.4
構成例 – 小規模、検証環境
NFS
Primary Storage
NFS
Secondary Storage
Po
d 1
Po
d 2
Management
Server Cluster
Layer-3 switches with firewall modules
Layer-2 switches
NFS
Primary Storage
NFS
Primary Storage
NFS
Primary Storage
NFS
Secondary Storage
Hosts
(Computing Nodes)
Primary
Storage Servers Secondary
Storage Servers
構成例 - 中規模、大規模環境
40
Data Center 1
構成例 - マルチサイト環境
Availability
Zone 1
Primary
Managemen
t Server
Data Center 2
Secondary
Managemen
t Server MySQL
Replication
Data Center 3
Data Center 4
Availability
Zone 2
Availability
Zone 3
Availability
Zone 4
Domain 1
• Domain: • 最も大きいグループ単位
• 複数のSub domainを含めることができる
• 例: 企業、もしくはサービス事業者が再販事業者に割り当てる単位
• Account: • 独立したグループ単位
• Account毎に仮想ルーターが作成され、ネットワークサービスを提供
• Domainは複数のAccountの組み合わせ
• 例: テナント(企業)単位、もしくは組織単位
• User: • もっとも小さい単位
• AccountはUserの組み合わせ
• Project: • Accountを横断したグループを作成することができる
ユーザー管理 - ユーザー、アカウント、ドメイン、プロジェクト
Account 2
User 2
User N
Account N
User 2
User N
Sub Domain 2
Account 1
User 1
User N
Account N
User 1
User N
Sub Domain 1
Project 1
ハイパーバイザーサポート
• Primary Storage • Cluster毎に必要なストレージ
•仮想マシンのディスク
• Hostに直接接続
• NFS, iSCSI, FC, Local が利用可能
• Secondary Storage • Zone毎に必要なストレージ
•テンプレートやISOやスナップショット
• NFS, OpenStack Swift が利用可能
• CloudStack System VMにより管理
• テンプレート / ISO •インポート、エクスポート
•公開、非公開
ストレージ、テンプレート、ISO
Zone
Secondary Storage
Pod
Cluster
Host
Host Primary Storage
Template
CloudStack
System VM
•ベーシックモード •VLAN未対応
• IPアドレスのアロケーション
•セキュリティグループ
ネットワーク
•アドバンスモード •VLAN対応
•VPN, Load Balancing, Firewalls
•NetScaler MPX, VPX and SDX
仮想ルーター
System VMと仮想ルーター
• Secondary Storage VM
• ZoneへのTemplateのアップロード
• Zone間でのTemplateのコピー
• Primary Storageへテンプレートのコピー
• Snapshotのセカンダリストレジへのコピー
• Console Proxy VM • ブラウザ埋め込み型コンソールを提供
• ユーザーのブラウザをVNCのポートへ接続
• 仮想ルーター
• アカウント毎に作成
• ベーシックネットワーク: IPアドレスアサイン、DNSの設定
• アドバンスネットワーク: DHCP, Firewall, LB, VPNを提供
s-500-vm v-501-vm
r-14-vm
•XenServer Self Service Manager •仮想マシンの提供 ⇔ 仮想インフラの提供
•シングルテナント ⇔ マルチテナント
•プライベートクラウド ⇔ ハイブリッドクラウド
•VMware vCloud Director •プロプライエタリ ⇔ オープンソース
•vSphere only ⇔ マルチハイパーバイザ
•vCloud API ⇔ CloudStack API、AWS API
他のツールとの違い
セットアップの流れ
•前提スキル •Linuxのコマンドライン操作
•管理サーバはLinux上で動作
•サーバ仮想化の基礎知識(概念・基本操作)
CloudStackを使うために必要なもの - その1
•ハードウェア •最少で2台
•管理サーバー:複数の機能を兼任 •管理サーバ、プライマリストレージ、 セカンダリストレージ、 DNS、Internal DNS
•計算ノード:ハイパーバイザー •ユーザーが仮想マシンを展開する先のサーバー
CloudStackを使うために必要なもの - その2
•管理サーバー
•Linux
•CloudStack 3.0 • http://cloudstack.org/download.html
•バイナリ版
•Red Hat Enterprise Linux/CentOS 6.2
•Red Hat Enterprise Linux/CentOS 6.1
•Red Hat Enterprise Linux/CentOS 6.0
•Red Hat Enterprise Linux/CentOS 5
•Ubuntu 10.04 LTS
CloudStackを使うために必要なもの - その3
•ハイパーバイザー
•Tips: マニュアルで細かく手順が紹介されているのは以下の3つ •Citrix XenServer(無償版があります)
•KVM
•vSphere
CloudStackを使うために必要なもの - その4
1. システム要件の確認
2. 管理サーバーのインストール
3. UIの開始
4. ゾーンの設定
5. ホストの設定
6. ストレージの設定
7. 動作テスト
インストールの流れ
クラスター
•管理サーバー、管理DB、ストレージ •商用ユーザー:RHEL 6.2以降(64ビット版)またはCentOS 6.2以降(64ビット版)
•コミュニティユーザー:RHEL 6.2以降(64ビット版)、CentOS 6.2以降(64ビット版)、Ubuntu 10.04、またはFedora 16
•64ビットx86 CPU 4GBのメモリ
•250GBのローカルディスク(500GB推奨サイズ)
•少なくとも1枚のNIC
•静的に割り当てられたIPアドレス
•hostnameコマンドで返される完全修飾ドメイン名
1. システム要件の確認
•ハイパーバイザ(XenServerの例) •XenServer 6.0 http://hcl.xensource.com/ 『Citrix Hardware Compatibility Guide』を参照
•CPU:Intel VT or AMD-V、64bit
•4GBのメモリ、30GBのローカルディスク
•少なくとも1枚のNIC、静的に割り当てられたIPアドレス
【注意】既存のホストを再使用する場合: •以前にインストールしたホストを再使用する場合は、Citrix XenServerを再インストールする必要があります。
•CloudStackを展開するときに、ハイパーバイザーに実行中の仮想マシンがあってはいけません。
1. オペレーティングシステムの準備
2. 管理サーバーのインストール
3. MySQLデータベースのインストール
4. ストレージ用NFS共有の準備
5. システム仮想マシンテンプレートの準備
2.管理サーバーのインストール
•hostname --fqdn でFQDNが返されるように設定 •必要に応じて/etc/hostsを編集
•SE Linuxはpermissiveに変更
•インターネットに接続できる環境が必須 •yumで不足パッケージを追加するため
•システムVMのダウンロードするため
インストール作業時の注意
•http://<management-server-ip-address>:8080/client
•デフォルトアカウントは admin / password
Tips
•ハイパーバイザが無くても管理UIを確認可能 •ゾーン未設定時に表示される基本設定ウィザードをスキップすると確認可能。ウィザードを使用せずに設定することも可能。
3.UIの開始
•ゾーン=データセンター≒自宅 •最大の管理単位
•2つのDNSを設定 •外部用(Public DNS)
•ゲストVMが外部に接続する際に使用
•内部用(Internal DNS)
•ゾーン内通信用
4.ゾーンの設定
•ポッド=同一サブネット •同一のゲートウェイ
•同一のネットマスク
•システムVM用のIPアドレス範囲
•ゲストVMやハイパーバイザ、 管理サーバと重複しないように注意
ポッドの追加
•クラスターによる管理 •プライマリストレージを クラスタ内の全ホストで共有
•ホストには静的アドレス
【注意】 •ハイパーバイザーに実行中の 仮想マシンがあってはいけません。
5.ホストの設定 & 6.ストレージの設定
•http://support.citrix.com
•Productsの中から CloudStackを選択
•日本語ドキュメント •Choose Language→[日本語]
日本語マニュアルも充実
•CloudStackを学ぶ為の有効な情報のリンク •http://blogs.citrix.com/2011/12/24/cloudstack-2/
参考
ユーザー事例
CloudStackの利用事例
国内最大級のアカデミッククラウドの事例
北海道大学 情報基盤センター
•全国の大学、研究機関の活動を支援する情報環境に ※平成23年11月よりサービス開始予定
•日立のBladeSymphonyハイエンドモデル「BS2000」を採用 • 最新のIntel XeonプロセッサE7ファミリ、共有メモリ128GB、10GbEx2を有するスパコン並みの性能を有する演算ノード114台から構成
• 全体として4000コア、40TFlops以上、500TBの大容量ストレージ
•仮想化基盤ソフトウェア: Citrix XenServerを採用 • 管理運用コストの大幅な低減
• 消費電力 1/5 ~ 1/10程度まで削減
• クラウド管理ミドルウェア: Cloud.com社のCloudStackを採用 • ポータルから一元的にバーチャルマシンの申請、管理、運用を可能
•提供サービス • 仮想サーバー、クラスタシステム、コンテンツマネジメントシステム、アプリケーションサービス、オンラインストレージサービス、ブログサービス等、研究者にとって必要となる各種サービスの提供
Source, http://www.hucc.hokudai.ac.jp/gakusai_info.html
商用クラウドサービスの事例
IDCフロンティア クラウド(セルフタイプ)
• 国内で初めてCloudStackとCloudPortalを採用した商用クラウド – リッチなインターフェースでポータルから仮想マシンや物理マシンの作成、リソース監視、上限予算設定などの運用が可能
– クレジット決済でサインアップに5分、仮想マシンを5分で作成 – APIの公開により、クラウド管理サービスなどとも連携
• 日本品質SLA99.99%と東西マルチリージョン提供 – 仮想マシン稼働率、ネットワーク接続可用性の2つを保証 – 東日本(首都圏)・西日本(北九州)の複数拠点から提供地域の選択が可能<予定>
• 広域サーバー負荷分散 – NetScalerがもつGSLB(Global Server Load Balancing)の機能を使用し、クラウドおよびデータセンター間での負荷分散やバックアップサイトへの切り替えも可能 URL: http://www.idcf.jp/noah/
http://www.idcf.jp/pressrelease/2011/20110512001.html
×
商用クラウドサービスの事例
SCSK - netXCloud
• CloudStackで構築したパブリッククラウドとプライベートクラウドアプライアンス(Cloud System Enabler)を同時リリース。異なるCloudStack環境を一元的に管理。
• データセンター、オンプレミス連携などインテグレータならではのエンタープライズクラウドサービスを提供。
プライベートクラウドアプライアンス リソース専有型
“Cloud System Enabler”
CloudPortal
異なる環境をCloudPortalで 一元的に管理
アプリケーション・データ連携
URL:http://www.netxcloud.jp/
パブリッククラウド基盤サービス
企業向け/リソース共用型
グローバルパブリッククラウドの事例
NTTコミュニケーションズ
• 低価格なIaaSパブリッククラウド
• 月額上限料金つき、従量課金制
• 豊富なAPI • Amazon互換を含む約150種類のAPI
• グローバルなパブリッククラウド • 米データセンター (3/30)
• 日本データセンター (6月)
• 今後のロードマップ • トラフィックやCPUの使用率を監視
• オートスケール
• CDN連携機能
• オブジェクトストレージベースのストレージ機能
スケーラブルなWebシステム、ハイブリッドクラウド環境
Zynga (世界最大級のゲーム会社)
• はじめはAmazon EC2を使用
•最近プライベートクラウドを構築し使い分け •パブリッククラウド(AWS)とプライベートクラウドの両方を1つのクラウド管理ソフトウェアで管理 •プライベートクラウドでは予測可能なシステム (リリースして時間がたっているゲームや、プロトタイプ) •プライベートクラウドを2つのデータセンターで運用 (東海岸、西海岸)
• コンセプトからわずか6カ月で運用開始
• XenServerとCloudStackを使用
• 10,000以上の物理サーバーで運用
• 22分で100の仮想サーバーを展開可能
まとめ
• 多数の導入実績
• GUIの操作性・完成度
• 大規模なクラウドにも対応できるアーキテクチャ
• スケールアウトを考慮した合理的な設計
• クラウドインフラ構築の実装・機能のリファレンスに準拠
• クラウド間の機能連携 • RightScaleやenStratusによる連携
• 活発なコミュニティ • CloudStackユーザ会
http://groups.google.com/group/cloudstack-ja
米国からの最新情報
• Apache CloudStackの商用リリースとして、 Citrix CloudPlatformのリリースを6月に予定
ブランド名の変更のみ、今開発中の次期バージョンからこの名前を採用予定
• SDN OpenFlow Tech Preview 詳細はslideshare (CloudStack + SDNで検索)
• Nexus vSwitch対応
• Amazon API -> CloudStack API 変換 • CloudBridgeで提供していたものを、CloudStackに統合
米国からの最新情報 Citrix CloudPlatform Powered by Apache CloudStack の発表
米国からの最新情報 60以上のベンダー (Engine Yard, CumLogic, etc) Apache CloudStackへ貢献
CloudStack.org アクセス数
x4
CloudStack 月間ダウンロード数
x3
CloudStack.org コミュニティーメンバーの数
x15
• Amazon S3ライクなクラウドオブジェクトストレージとして、 Cloudianを利用可能
• セカンダリストレージとしても利用可能
• CloudStackの管理コンソールのUIからCloudianを設定
米国からの最新情報 Cloudian + CloudStack / CloudPlatform
最も簡単なコントリビューション 1. [email protected] に登録 2. パッチやドキュメントのコントリビューションを行う場合、 上記メーリングリストかbugs.cloudstack.orgへ登録
Apache CloudStack Contributor
Citrix Open Source Cloud エバンジェリスト Citrix CloudPlatform / CloudPotal SE
@kkitase: [email protected]
@smzksts: [email protected]
• 本書に記載されている事柄は、予告なく変更されることがありますので、予めご了承ください。
• 本書は「無保証」で提供され、市場性、特定の目的に対する適合性、または第三者の権利を侵害しないことを含むいかなる明示または暗示保証は一切付与されません。Citrix Systems, Inc. (以下「Citrix」といいます) は、本書に含まれる技術的または編集上の誤りと欠落について、また、本書の内容の実行および使用に起因する直接的、付随的、二次的、およびその他のあらゆる損害について、Citrixがそのような損害の可能性について事前に知らされていた場合でも、一切責任を負いません。
• 本書には著作権により保護されている情報が含まれています。内部での配布を除き、Citrix Systems, Inc.の事前の書面による許可なく、本書を、いかなる形式でも複写または複製することを禁じます。
• Citrix製品の限定保証については、各製品の付属文書をご覧ください。Citrixは、Citrix製品のみを保証し、他社製品は一切保証いたしません。
• 本書に記載されているその他のすべての商品名は、該当する各社の商標または登録商標です。
• Copyright© 2012 Citrix Systems, Inc All rights reserved.
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