モバイルデバイス基盤のための プロテクションプロ …モバイルデバイス基盤のためのプロテクションプロファイル 136 ページの2 謝辞
スタートアップのための初めてのCi(コーポレートアイデンティティ)...
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チカイケ 秀夫
CEO/CBO
一部上場 IT 企業グループでベンチャー立ち上げと、代表直下プロジェクトマネージメントとブランディングを経験
現在は、スタートアップ企業のパートナー /社外 CBO( 最高ブランディング責任者 ) として10 社〜との関係性を持つ
『思い (IDENTITY) 』「どんな思いで立ち上げたのか」
私が最初に聞く最初の質問です。企業がなぜ存在するかは、
創業者の『思い』があった初めて存在しているからです。
この『思い』は 100 年経っても変わりません。
『原体験 (WHY) 』「どんな体験から、その思いは生まれたのか?」
原体験を聞いた時に「なんとなく」「儲かりそう」だからと、原体験がない人は、な
んとなく他のアイディアや、他の儲かりそうな事に行ってしまいます。
原体験が強烈なほど、思いも強く、一生をかけてその事をやる=成し遂げる可能性が
高いです。その作るライフタイムバリューが大きくなります。
経営者に「もし事業判断で迷ったら、『原体験』に立ち戻ってください」と伝えてい
ます。 ここにそもそも起業した「なぜ」があるからです。
『解決する社会問題
(MISSION) 』「事業を通して、どんな社会問題を解決するか?」
社会起業家とスタートアップが別々にされがちですが、
MISSION がちゃんとあるスタートアップは全て社会起業家です。
解決したい社会問題=市場規模になってきます。
それが国内か、海外なのか、どのレベルの問題か、課題なのかで、
市場規模が決まっていきます。
実現した社会 (VISION)「思いが実現した社会はどうなっているか?」
思いが実現、社会問題が解決することで、ダレが笑顔になっているか、どんな社会に
なっているかをイメージすること、本当の幸せにしたい顧客、事業の先にみんなが応
援したいと思うような、社会になるかがわかります。
仮に「自分だけがお金持ちになりたい!贅沢をたくさんしたい!」がビジョンなら、
共感も生まれないし、勝手にやってくれと応援もされません。
『 GAOL( 最終的状態 ) 』「いつまでに、どういう状態にするか」
具体的にいつまでに、どの状態になっていればビジョンが実現
したと言えるか、 基本ビジョンは、抽象的な言葉でイメージし
てもらうためにあります。逆に抽象的にまま終わってしまうパ
ターンが多いので、ゴールにすることで、期限と具体的なゴール
の状態ができます。
事業計画だと、売上規模の設定にもなってきます。
『理念 (PHILOSOPHY) 』「どんな手段を通して、何を目的とするか」
普遍的に変わらない、どの手段を通して、
どんな目的を達成するかを定義します。
悪いケースは会社経営や、日常の仕事の中で、手段と目的が、
いつの間に手段が目的にならないようにするためです。
経営レベルだと「売上を上げるために」が
目的になってしまいます。
『どまん中の価値 (CORE VALUE) 』
「つねにどまん中にある価値は何か」
つねに私たちのどまん中にある価値は何か、社内や社外に向け
て、この価値を大事にする共通する価値がないと、どこに向かっ
てボールを投げれば良いかわかりません。
経営者が「ここのどまん中に向かって、全力でボールを投げてこ
い」の価値がわかれば、多少それたりしても、同じ方向性に向
かって、仕事ができるようになります。
『提供する価値 (VALUE) 』「私たちが提供する価値は何か?」
まんなかの価値は守るには、どういう価値を大事にするか。
社内、社外関係なく、社員、顧客へ提供して、日常業務レベルで
ユーザー体験をしてもらいます。
目指すべき人格
(PERSONALITY)「法人としての人格は?」
私たちが目指す「会社らしい」、理想の人物像=法人格、会社を
1人の人間として場合に、社員によって矛盾した言動や、行動を
していると、顧客から信用されない法人=会社になる=取引がな
い=売上が落ちる=会社がなくなる
判断基準 (POLICY)「理想な人格として価値判断基準は?」
理想の人物像になるために、どんな判断基準が必要か
行動規範 (RULE)「具体的にどういう行動するか?」
判断基準は、具体的にどういう行動か
絶対にすること、絶対にしないこと
細かいところもありますが、最低限ここまでで作ることで、ス
タートアップの限られた時間、リソース、資金で、本当の価値を
出せるようになります
事例