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射出成形機用ソリューションカタログ

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Page 1: 射出成形機用ソリューションカタログ · せ:テクニ 11 E:0440 E:p11@toyo.co.jp 3 4000シリーズキャビティ温度センサ (N型熱電対採用) プリアムス社製キャビティ温度センサは、キャビティ内に充填された樹脂の温度(スキン層の温度)を測定するだけではなく、樹脂の

1問い合わせ先:株式会社東陽テクニカ 営業第11部 TEL:03-3245-1240 E-mail:[email protected]

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プリアムス・システム・テクノロジーズ・エー・ジ―社とは

プリアムス・システム・テクノロジーズ・エー・ジー社が目指すもの

プリアムス社の取り組み

プリアムス・システム・テクノロジーズ・エー・ジー社(PRIAMUS SYSTEM TECHNOLOGIES A.G.)は、2000年にスイスにて創業したプラスチックの射出成形に関する専門メーカです。射出された樹脂の流動末端を型内圧センサ、キャビティ温度センサを使いリアルタイムで検出する閉ループシステムをベースとしたソリューションをご提供し続けています。

樹脂製品や金型の設計・開発現場では、CAEデータと実際の金型内の樹脂挙動が一致しないという問題に多くの技術者が頭を抱えていました。しかし、目的通りの樹脂製品を安定生産するために金型に何度も手直しを加えるというケースも散見されます。それに加えて、運用が開始された金型で樹脂製品を生産しても突発する成形不良の問題や不具合の予防対策のため、成形技能士の方々は常に成形品の状態を監視し射出成形機のコンディションの維持と調整に力を注いでいます。プリアムス社は、金型内に設置したキャビティ温度センサ、型内圧センサを使い上記のような作業を自動化し樹脂を射出するごとに金型内の樹脂の挙動が安定しているか、成形不良が発生していないかをモニタリングするシステムをご提供するだけではありません。プリアムス社が最終的に目指すのは、CAEデータとセンサを使った計測結果とを完全に一致させること、設計通りの条件で常時成形品を生産することを可能とするシステムの実現です。

射出成形機には、射出圧力・射出速度・バレル温度など多くの設定項目があります。これらの設定値が一定でも成形品の品質は変動します。外乱やロット間で樹脂の特性バラつくため最初に最適化した成形条件では長期的な品質維持は困難である場合があります。プリアムス・システム・テクノロジーズ・エージ―社(以下プリアムス社と称します)は、自社独自の技術を結集し、型内圧センサ・キャビティ温度センサによる計測をベースにした成形プロセスコントロール技術を駆使してジャストパックを実現すること、成形の品質管理とハイサイクル化を目指します。

(写真)点滴用ジョイント部品。プリアムス社製キャビティ温度センサ、型内圧センサ採用

(写真)SAAB社フロントバンパーのCAEデータ(左)とプリアムス社製各種センサ(右)(CAEデータ内の丸印:プリアムス社製センサ設置個所)

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4000シリーズキャビティ温度センサ (N型熱電対採用)

プリアムス社製キャビティ温度センサは、キャビティ内に充填された樹脂の温度(スキン層の温度)を測定するだけではなく、樹脂の流動末端を検出します。さらに急峻な応答特性をプロセス制御用トリガとして利用することを可能にしました。

Type PositiveMaterial

NegativeMaterial

Range ℃(extension) Comments

J Fe Cu, 45%Ni -210 to 1200(0 to 200)

High temperature, reducingenvironment

K Ni, 10%CrNi, 2%AI2%Mn1%Si

-270 to 1372(0 to 80)

General purpose high temperetureoxidinzing environment

N Ni, 14%Cr1.5%Si

Ni, 4.5%Si0.1%Mg

-270 to 1300(0 to 200)

Relatively new type as a superiorreplacement for K type

K型熱電対より速い応答特性

● N型熱電対は、K型熱電対で観測される250~550℃で熱起電力が大きく変化する問題が改善されています。(温度ドリフトとショートレンジオーダリング(SRO)を改善)

● 樹脂の流動末端を正確にとらえるために本体構造を最適化するとともに先端口径φ0.6mmを実現しました。キャビティ温度センサでは世界最小サイズとなります。

特 徴

N型熱電対の特徴 ―樹脂の流動末端をとらえる技術―

センサ先端

前面測定素子溶接個所

測定素子

内部構造

温度

ピーク値をモニタリング

冷却効率のモニタリング

金型の開閉タイミングを検知してサイクルタイムの収縮へ

金型温度のモニタリング

樹脂が温度センサに到達したタイミングを検知→トリガーとして使用

時間 赤:温度

経過時間[秒]経過時間[秒]

キャビティ温度[℃]

キャビティ温度[℃]

他社製

プリアムス製

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樹脂の流動末端がキャビティ温度センサの設置位置に到達するとキャビティ温度センサの出力信号が急峻に上昇します。この信号を検出して射出成形機に保圧切替信号を出力します。

(1) (2) (3) (4) (5)

キャビティ温度センサによるオーバーパック、ショート対策

(導入事例)温度センサを利用した自動保圧切替制御(バリ、カケ対策)

ゲート位置

キャビティ温度センサ

(表)温度センサの性能比較

Priamus A社 B社

原理 熱電対 熱電対 赤外線

検出素子 N型 K型

応答 早い(0.5msec) 中 遅い(10msec)

外径 φ0.6mm φ1mm φ4mm

耐圧 200MPa 200MPa 150MPa

使用温度(センサ) 600℃以下 450℃以下 150℃以下

使用温度(ケーブル) 200℃以下 200℃以下 150℃以下

精度 0.75%or2.2℃IEC60584 Class1

0.75%or2.2℃IEC60584 Class1 2%

先端研磨 可能品あり なし 不可

ショート 正常 オーバー

最適

充塡完了

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6000シリーズ型内圧力センサ (圧電型圧力センサ)

プリアムス社製型内圧センサは、キャビティ内圧力測定を実現するため検出素子の選定から見直しました。さらに、自社の特許技術を駆使することで、高精細で安定した計測を実現することに成功しました。

圧電素子:GaPO4(リン酸ガリウム)採用圧電型センサには、圧力検出素子として水晶(SiO2)が採用されることが一般的です。しかし、水晶は特性(圧力感度)が安定して動作する温度は標準値で200℃とされています。これに対し、ゲート付近に設置される型内圧力センサは、成形する樹脂のタイプやヒーターとの位置関係により200℃を超える環境にさらされることがあり、計測した信号のふらつきが圧力変動なのかセンサの感度変化の影響なのか特定することができない可能性があります。

(図)水晶とリン酸ガリウムの温度特性 (図)リン酸ガリウムの結晶

水晶は約200℃から感度が低下

リン酸ガリウムは600℃まで感度が安定

リン酸ガリウム

プリアムス社はこの点に着目し、検出素子を水晶ではなくリン酸ガリウム(GaPO4)を採用しました。リン酸ガリウムは最大使用温度:900℃を達成しました。旧来の水晶と同じく高剛性、高耐久性を維持しつつ200℃を超える環境でも安定した金型内の圧力計測を実現しています。

(表)水晶(SiO2)とリン酸ガリウム(GaPO4)の特性比較

材料名 水晶(SiO2) リン酸ガリウム(GaPO4)

融点 1610 ℃ 1713 ℃

圧電定数 2.3 pC/N 4.5pC/N

温度係数 0.054(% / ℃) 0.005(% / ℃)

キュリー点 573 ℃ 970 ℃

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PRIASAFETM(取付誤差防止)型内圧力センサを金型に取り付けたとき、わずかな取付誤差が原因で大きな出力低下を招いてしまうことがあります。これはセンサの先端部が金型壁面に接触しているため、樹脂が充填された瞬間に金型が膨張してしまう結果、圧力センサが横からの応力を受けるためです。プリアムス社はセンサを金属筐体で保護することでこの問題を解消しました(PRIASAFETM)。この金属筐体で保護された状態で感度校正を行っています。

プリアムス特許技術

(図)PRIASAFETM の効果

標準タイプの圧力センサ PRIASAFETM 搭載圧力センサ

取付穴のわずかな軸のずれで金型に接触

金型に接触横からの応力で

出力低下

取付穴のわずかな軸のずれで金型に接触

金型に接触横応力の影響なし

PRIASEDTM(感度自動調整)プリアムス社製型内圧力センサは、専用のチャージアンプに接続するだけでセンサ感度を自動計測しアプリケーションに設定する技術を確立しました(PRIASEDTM)。この技術により、感度入力ミス(ヒューマンエラー)を防止するばかりではなく校正感度値で測定可能となりました。

プリアムス特許技術

(図)PRIASEDTM 搭載圧力センサの内部構造

ケーブルコネクタ

圧電素子GaPO4

PRIASAFETMハウジング

感度自動調整用検出素子

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ブルーラインシリーズアンプブルーラインシリーズハードウェア(BLUELINE)は、キャビティ温度センサと型内圧力センサ用の専用アンプです。フィルコントロールソフトウェア(FILL COTROL)と連携し、センサから得られた情報を成形プロファイルに反映させ最適条件下での成形を可能とします。

シリーズ構成

システム拡張時にも柔軟に対応が可能です。各モジュールは専用のLANケーブルで接続となりますので、配線が簡潔でスマートです。

コンベア良品・不良品保圧切替制御(RT)・粘度(EC)

取り出し機良品・不良品(EC)

シリンダ/金型温調機制御(EC)バルブゲート開閉制御(RT)

ホットランナ温度制御(EC)

RT:リアルタイム EC:成形サイクル後

射出成形機

センサ用アンプ コアユニット I/Oモジュール

取付用レールモジュール

9080A

トリガ用近接スイッチ

9015A

コアユニット(LCDなし)

8080A

コアユニット(LCD付)

8280A

電源ユニット 取付アーム

(PSE対応) 9008A

通信用ケーブル

1280A

I/Oユニット(マスター)

8980A

I/Oユニット(拡張用)

8981A

アクセサリ

8982A

I/Oユニット(電圧計測用)

8983A

9080A

型内圧センサ用

5080A-4P 5080A-16P

キャビティ温度センサ用

5080A-4T 5080A-16T

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ブルーライン5080シリーズ・アンプモジュール

● N型内圧センサ用(5080A-4P/5080A-16P)● キャビティ温度センサ用(5080A-4T/5080A-16T)● 4CHモデルまたは16CHモデルから選択可能● アンプ相互にカスケード接続可能● 防滴対応(IP67)● DINレールマウント(9080A)● 渦電流式近接スイッチ(9015A)トリガ対応● 24Vdc駆動(バスライン供給)

特 徴

● Nサイズ:100mm×100mm×60mm● 重量:620グラム(4Ch)、680グラム(16CH)● 駆動用電源:18Vdc - 30Vdc● 消費電力:2.5W(最大) ● 防滴対応(IP67)● 最大電流:2.0A(カスケード接続時)● ホットプラグイン対応

製品仕様

(圧力センサ用アンプモジュール)5080A-4P 5080A-16P

(温度センサ用アンプモジュール)5080A-4T 5080A-16T

フィルコントロールシリーズソフト

● Nシーケンシャル制御● 搬送機、ロボット等の周辺機器制御を自動化● 各種弁の開閉操作を自動化● ウェルドライン制御

● N射出成形機と連携した成形プロセス管理- せん断速度計測による射出速度の最適化- 圧縮力計測による保圧プロファイル管理- 型開後の金型温度計測を利用した収縮率管理

● ホットランナのバランス制御

● Nライセンス不要の無償ソフトウェア● 金型内の温度圧力センサ測定用● モニタリング/スイッチング機能なし

● キャビティ内溶融樹脂粘度計測機能付● 汎用スイッチング機能対応● 成形条件出しのためのソフトウェア● 良品・不具合品の識別(警告表示機能あり)

Free of chargedata acquisition

Intelligent processcontrol

Process andviscosity monitoring

Controls for hotrunnersand cold runners

フィルコントロールシリーズメジャー(計測)

フィルコントロールシリーズモニター(プロセス管理)

フィルコントロールシリーズスイッチ(各種信号出力)

フィルコントロールシリーズコントロール(成形機と連動)

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フィルコントロール(機能一覧表)

コントロールMオプション

コントロールHオプション

コントロールHモジュール4

コントロールMモジュール4

スイッチモジュール3

スイッチモジュール3

スイッチモジュール3

モニタモジュール2

モニタモジュール2

モニタモジュール2

モニタモジュール2

メジャーモジュール1

ビューワ(無償ソフト)

キャビティ温度圧力計測および成形プロセスモニタリングキャビティ温度圧力計測

オープンループコントロールコントロール

クローズループコントロール

各ソフトウェアの主な機能と特徴

スイッチ

リアルタイム自動保圧切替

信号出力

アラーム信号出力

回転テーブル制御信号

コア引き

シーケンス成形制御

(オープンループ)

バルブゲート開閉

特殊用途特別な制御対応可能

モニタ

測定データ計測実施

データ保存データ圧縮

 

成形時のキャビティ

温度圧力計測

成形プロセス監視

データ解析統計データ

リアルタイム自動保圧切替

メジャー

測定データ計測実施

データ保存データ圧縮

(無償ソフト)

成形時のキャビティ

温度圧力計測

ビューワ(無償ソフト)

成形時のキャビティ

温度圧力計測

フィルコントロールH

ホットランナのバランス制御樹脂充填時間制御シーケンス制御

(クローズドループ)

フィルコントロールM

射出成形機との連携・通信(ホットランナ・コールドランナ対応)

射出速度プロファイル

せん断速度制御

溶融樹脂温度 せん断力制御

保圧力プロファイル 圧縮量制御

型開後の金型温度 収縮率制御

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キャビティ温度・圧力計測システム

● フィルコントロール(メジャー)● キャビティ圧力センサ・温度センサ接続● 金型内温度・圧力計測● LAN用通信端子付き● 制御用PC別途必要

特 徴

● ブルーラインシリーズ5080A型アンプまたは5070A型アンプ(手動トリガ)

● キャビティ温度、圧力センサ● フィルコントロールメジャー● 1281A 型通信ケーブル(5m標準)● 電源ユニット(PSEマーク対応)

製品仕様

キャビティ温度・圧力計測・プロセス制御システム

● フィルコントロール(H/M/V)プレインストールモデル● PC不要 タッチパネル型LCD標準装備 ● キャビティ圧力センサ・温度センサによる金型内温度・

圧力計測● 射出成型機との相互通信● 自動保圧切替・成形プロセス制御機能● 接点出力による信号入出力に対応● USB、RS-232C、LAN端子付

特 徴● 5080A型アンプ(ブルーライン)● キャビティ温度、圧力センサ● 8280型コアユニット(I/O制御用)● 8980シリーズI/Oインタフェース● フィルコントロールH/M/V● 1280A型通信ケーブル(5m標準)● 9015A型近接スイッチ● 電源ユニット(PSEマーク対応)

製品仕様

9015A型近接スイッチ

電源ユニット

5080A型アンプ

1281A型専用ケーブル

1281A型専用ケーブル

5070A型アンプ

電源ユニット

9015A型近接スイッチ

5080A型アンプ

電源ユニット

8280A型コアユニット

8980シリーズI/Oインタフェース

射出成型機ホットランナコントローラ搬送機など

1280A型ケーブル

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射出速度制御でせん断速度を管理

樹脂には射出成形しやすい条件があります。たとえばTPO(オレイン系エラストマ)とPC(ポリカーボネート)のせん断速度に対する溶融時の樹脂粘度特性を比較すると、TPOは溶融樹脂粘度がせん断速度により大きく変化するのに対し、PCはあまり相関がありません。一方PCは、温度に対して溶融樹脂粘度が大きく変化します。PCは射出成形時の樹脂温度、金型温度の管理を、TPOではせん断速度を管理することが求められます。 プリアムス社は、金型の温度管理や射出速度制御によるせん断速度の管理を行うことで成形プロセス管理を行うアプリケーション、FILL CONTROLを開発しました。

概 要

[補足] 粘度 Pa・s = 0.1*Poise

目標のせん断速度に射出速度制御

樹脂射出速度(4段制御) ⇒ 初期値:600[1/s]Fill Controlからの設定 ⇒ 目標値:250[1/s]

75(1/s)

射出速度変更によりせん断速度を600(1/s)から250(1/s)に制御

約10ショット

粘度(Pa・s

せん断速度(1/s)

粘度(Pa・s

せん断速度(1/s)

粘度(Pa・s

樹脂温度(℃)

PC+GFTPO

PC

TPO:粘度のせん断速度依存大 PC:粘度の温度依存大

PC:粘度のせん断速度依存小

樹脂温度=200℃

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シリンダ温度制御によるせん断応力管理

溶融樹脂を射出した時の樹脂温度とせん断応力、ウェルドライン、フローマークの関係をみると下図の通りとなります。このようにウェルドライン対策にはある一定値以下のせん断応力を、フローマーク対策には一定値以上のせん断応力にする必要があります。これは樹脂の種類ごとに異なります。このように良品を成形するためにはせん断応力の値をある範囲内に収まるように制御しなくてはなりません。プリアムス社は、シリンダ温度制御によりせん断応力を管理する機能をFILL CONTROLに盛り込むことに成功し、実績を上げています。

概 要

圧力

キャビティ

スキン層溶融樹脂先端

樹脂が金型(キャビティ面)をずり動かす力がせん断応力

圧力

d

h

F:反力(せん断応力)

τ:せん断応力

せん断応力(P

a

樹脂温度(℃)

ウエルドライン

拡大

10μm

せん断応力1.7*105Pa以下(ウェルドライン対策)

せん断応力1.3*105Pa以上(フローマーク対策)

目標のせん断応力にシリンダ温度制御

射出成形機のシリンダ温度 ⇒ 初期値:250KPaFill Controlからの設定 ⇒ 目標値:350KPa

せん断応力

100KPa

約50ショット

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キャビティ温度・圧力制御で収縮率監視

下のグラフはキャビティ内圧力、温度と収縮率を表したグラフです。このように成形品の収縮率はキャビティ内の温度と圧力値と相関があります。これらの値を監視し、一定値に保つことができれば製品の収縮率を管理し、ヒケや変形問題の対策になります。プリアムス社は、キャビティ内に温度センサと圧力センサを設置することによりキャビティ内の温度と圧力を計測することを推奨してきました。さらにこれらの値を一定にする機能をFILL CONTROLに盛り込むことで、成形品に発生する収縮率の管理を実現することに成功しました。

概 要

材質 グラスファイバ Tm(℃)樹脂温度

Tw(℃)キャビティ温度

ナイロン(PA66) なし 290 60

ナイロン(PA66) 入り(25%) 290 80

ナイロン(PA66) 入り(30%) 290 80

ナイロン(PA6) 入り(30%) 290 80

収縮率と保圧圧力(Ps)

収縮率(%)

保圧圧力(bar) キャビティ温度(℃)

収縮率とキャビティ温度(Tw)

収縮率(%)

ナイロン(PA66)+GF無しナイロン(PA66+GF25%)ナイロン(PA66+GF30%)ナイロン(PA6+GF30%)

ナイロン(PA66)+GF無しナイロン(PA66+GF25%)ナイロン(PA66+GF30%)ナイロン(PA6+GF30%)

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キャビティ温度・圧力制御で収縮率監視

下のグラフはキャビティ内圧力、温度と収縮率を表したグラフです。このように成形品の収縮率はキャビティ内の温度と圧力値と相関があります。これらの値を監視し、一定値に保つことができれば製品の収縮率を管理し、ヒケや変形問題の対策になります。プリアムス社は、キャビティ内に温度センサと圧力センサを設置することによりキャビティ内の温度と圧力を計測することを推奨してきました。さらにこれらの値を一定にする機能をFILL CONTROLに盛り込むことで、成形品に発生する収縮率の管理を実現することに成功しました。

概 要

キャビティ内圧力センサを用いた保圧力計測と制御

約8ショット

22MPa

圧縮 / キャビティ内圧力[bar/Mpa] ⇒ 初期値:570bar(57MPa)Fill Controlからの設定 ⇒ 目標値:250bar(25MPa)

キャビティ温度センサを用いた温度計測と制御

キャビティ温度(大気圧下)[℃] ⇒ 初期値:123℃Fill Controlからの設定 ⇒ 目標値: 90℃

32ショット

33℃

【温度センサの応答速度が鍵です】プリアムス社は温度センサの信号を自動保圧切替のためのタイミング信号としています。できるだけ小型の筐体に温度センサ(N型熱電対)を納める必要があります。一方、圧力センサは検出素子が大きいほど感度が高くなり、精密計測により適した製品となります。このように、各センサの要求事項が相反するため、また双方の特性を発揮させるため、プリアムス社は温度センサと圧力センサを別々にしています。

補 足他社製センサ

温度・圧力一体型

温度センサ・圧力センサが別筐体である理由

応答が遅い 樹脂充填検知可能(早い応答)

応答(圧力)

応答(温度)

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キャビティ内で樹脂粘度計測を実現

Process andviscosity monitoring

⇒せん断速度[1/s] ⇒ 自動計測:P1 とT1の位置(時刻)とセンサ間距離から計算します。⇒せん断応力[Pa] ⇒ 自動計算:∆p とΔtの値から計算します。⇒粘度[Pas] ⇒ 自動計算:上記の2値から、せん断力÷せん断速度により算出します。

金型内に設置したキャビティ温度センサと型内圧力センサの出力値からキャビティ内でのせん断速度、せん断応力、粘度をショット毎に計測します。これにより射出された樹脂の特性を効率よく理解できます。この値を管理し、射出成形機にフィードバックすることで精密で高精細な射出成形を可能にします。

特 徴

温度センサを利用したシーケンス制御(リレー成形)

Intelligent processcontrol

型内圧センサを用いたノズルの開閉

粘度低下↓ ⇒ 充填量増加↑ = T2位置で保圧切替粘度上昇↑ ⇒ 充填量低下↓ = T1位置で保圧切替⇒ ショット毎に保圧切替タイミングが異なる

T1 T2

キャビティ温度センサによるノズルの開閉

キャビティ温度センサで樹脂の流動末端を感知⇒ ノズル開閉タイミング制御

型内圧力センサの出力値を使ったノズルの開閉制御ではキャビティ内の樹脂挙動によりタイミングにばらつきが生じ充填量のバラつきが生じてしまいます。これに対し温度センサを用いた制御では温度センサの設置位置に樹脂の流動末端が到達したタイミングを知ることができ常に同じ充填量でノズルの開閉が可能です。これを応用し大型部品のシーケンス制御による成形が可能となります。

特 徴

経過時間(リレー成形)

ノズル1開

ノズル2開

ノズル3開

ノズル4開

自動保圧切替

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ホットランナの樹脂充填バランス制御

上図は、バランス制御システム(フィルコントロールH)の導入前後でキャビティ温度センサ出力信号の違いを示した模式図です。多数個取りの金型で成形した製品に成形不良(バリや欠け)が混在するのは、樹脂の充填完了タイミングがばらついているためです。プリアムスは、キャビティ温度センサの出力信号を利用して、多数個取り金型のキャビティ間樹脂充填タイミングを自動的に調整することが可能です。ホットランナバランス制御 ⇒ 多数個取り金型の全キャビティで充填時間を統一させるようタイミングを調整充填時間コントロール   ⇒ ウェルドラインが形成される位置をコントロールシーケンスコントロール  ⇒ ノズル間の樹脂流動状態を調整(ゲート開閉タイミング、ノズル温度など)

特 徴

信号の立上り時間の平均値を求める。最も遅れているチャンネルのゲート開タイミング、温度設定等を変更

(導入事例)LSR成形:液状シリコン成形(6キャビティ)

— 1 — Temperature1 [℉]

— 2 — Temperature2 [℉]

— 3 — Temperature3 [℉]

— 4 — Temperature4 [℉]

キャビティ温度センサ(℉)

時間

キャビティ温度センサ(℉)

時間

— 1 — Temperature1 [℉]

— 2 — Temperature2 [℉]

— 3 — Temperature3 [℉]

— 4 — Temperature4 [℉]

0.040sec

最終充填位置のキャビティ温度センサの立ち上がりが異なる事により充填量がばらついていた

0.008sec

最終充填位置のキャビティ温度センサが同じ立ち上がりになることにより充填量が等しくなった

LSR:液状シリコン(Liquid Silicone Rubber) キャビティ温度センサのばらつき(4 Cavities)

問題点:LSRの粘度が低く、各キャビティで充填量のばらつきがあった。

バルブ開閉にディレイを設け、温度センサからの情報を基に自動化することにより、各キャビティが等しく充填されるように改善。

点滴の逆流防止弁(Silcotech)

医療用部品

キャビティ温度センサ

充填量が等しくなっている

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充填タイミングのバランスコントロールとせん断力、せん断速度および圧縮力、収縮、粘度によるコントロール

Controls for hotrunnersand cold runners

(導入事例)サイドミラー調整用モータのベースプレート部品(8個取り金型)

Magna Auteca: Base Plate

【導入事例】● 成形品の形状精度要求がシビアであった事例 ● 後工程の工数が多く高コストであったため成形時

点で問題対策をすることを検討した事例です。

● プリアムスによる対策案(Fill Control H & M):①樹脂充填タイミングのバランス制御②せん断速度のモニタリングとコントロール

● 導入後の評価:後工程の工数削減に成功。問題解決。

プリアムス粘度コントロール導入後

低樹脂粘度が原因(充填不良)

PPA樹脂製クラッチ用スレーブシリンダ

ハウジング部品(2個取り金型)

Ensinger Housing【導入事例】

● 銀条(フラッシュ)なしが絶対条件 の事例● 高耐久性が必須の製品で、成形後、全数を破壊強度試験するとが求

められた製品です。

● プリアムスによる対策案Fill Control H & M):①樹脂重点タイミングのバランス制御②せん断力、せん断速度モニタリングとコントロール③各部品の圧縮力と収縮をモニタリング④キャビティ内樹脂粘度モニタリングとコントロール

● 導入後の評価:使用未達部品の激減。問題解決。

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キャビティ温度センサ製品ラインナップ

※製品型式の“-H”は先端硬化型です。※製品型式の“X.X”にはケーブル長(メートル)が入ります。

(例)4004C1.0-101 ⇒ 4004C型温度センサ(ケーブル長1.0M)

スタンダード型キャビティ温度センサ

小型キャビティ温度センサ

接触式溶融樹脂温度計測用センサ

4004Cx.x-101(48HRC)4004Cx.x-101-H(先端硬化型60HRC)

4006Bx.x-101(48HRC)4006Bx.x-101-H(先端硬化型60HRC)

4008Bx.x-101(48HRC)4008Bx.x-101-H(先端硬化型60HRC)

4010Bx.x-01(48HRC)

4034Ax.x-101(48HRC)4034Ax.x-101-H(先端硬化型、60HRC)

先端加工可能 測定可能温度200℃タイプ

測定可能温度200℃タイプ

4012Bx.x101(48HRC) 4016Ax.x-101-H(先端硬化型、60HRC)

4018Ax.x-101(先端硬化型、60HRC)

測定可能温度450℃バレル・ノズル・ゲート部の

樹脂温度測定可能

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高耐久型キャビティ温度センサ

グラスファイバや炭素繊維などを高濃度で混合した樹脂製品に対する要求が高まっています。これらの製品ではセンサ先端部の耐摩耗性に対する要求が常に求められてきました。高耐久型キャビティ温度センサは、先端硬度を高め48HRC、60HRCを実現した温度センサです。さらに、使用可能温度を320℃まで対応させることで様々な環境下でキャビティ温度の測定を可能としました。

概 要 測定可能温度320℃タイプ

4030Ax.x-101(48HRC)4030Ax.x-101-H(先端硬化型、60HRC)

4032Ax.x-101(48HRC) 4032Ax.x-101-H(先端硬化型、60HRC)

4034Ax.x-101(48HRC)4034Ax.x-101-H(先端硬化型、60HRC)

4036Ax.x-101(48HRC) 4036Ax.x-101-H(先端硬化型、60HRC)

キャビティ温度計測用コンパクトセンサ (N型熱電対)

※製品型式の“-H”は先端硬化型です。※製品型式の“XXX.XX”にはセンサ長L(mm)が 入ります。※製品型式の末尾記号はクイックディスコネクトの タイプです。

コンパクトセンサはセンサ本体の長さを120mmまで指定可能な新しいコンセプトで誕生したキャビティ温度センサです。これまで取付加工が困難であった金型表面から深い位置へのセンサ設置を簡便に行えます。さらにクイックディスコネクトと組み合わせることで金型設計現場の様々な要求に柔軟に対応可能です。掲載した製品以外のタイプもございます。詳細はお問い合わせください。

概 要

先端加工可能

非接触式(Prisolaris)

4003Bxxx.xxA1 4003Bxxx.xxA1-H(L=29~120mm)

4007Bxxx.xxA1 4007Bxxx.xxA1-H(L=23.5~120mm)

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高感度型内圧力センサ

6001Ax.x-102(ベーシックタイプ)6001Bx.x-102(PRIASED対応)

6002Ax.x-102(PRIASED対応)6002Bx.x-102(PRIASAFE/PRIASED対応)

6003Ax.x-102(ベーシックタイプ)6003Bx.x-102(PRIASED対応)

ミニチュア型内圧力センサ

ノズル部樹脂圧力測定用

6006BCx.x-102(PRIASAFE/PRIASED対応)

6007BCx.x-102(PRIASAFE/PRIASED対応)

6008Ax.x-102(ベーシックタイプ)

6011BCx.x-102(PRIASAFE/PRIASED対応)

6010BCx.x-102(PRIASAFE/PRIASED対応)

(表)ミニチュア型内圧力センサ仕様

項目 仕様動作温度 0〜200℃標準感度 -2pC/bar

測定レンジ 0〜200Mpa(0〜200bar)

最大負荷 250MPa(2500bar)線形誤差 ±1%未満

高温度型ひずみゲージ式圧力センサ

6445AX.X-102

(表)6445A型ひずみゲージ式圧力センサ仕様

項目 仕様動作温度 0〜400℃標準感度 22pC/μE

測定レンジ -800〜800μΕ最大負荷 -1500〜1500μΕ

電荷換算値 30,000pC

(表)高感度型内圧力センサ仕様

項目 仕様動作温度 0〜200℃

標準感度-10pC/bar(6001A/6001B) -5pC/bar(6002A/6002B) -5pC/bar(6003A/6003B)

測定レンジ 0〜200Mpa(0〜200bar)

最大負荷 250MPa(2500bar)線形誤差 ±1%未満

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エジェクタピン設置型内圧力センサ

6411Ax.x-1026413Ax.x-1026414Ax.x-1026415Ax.x-102

(表)6411A型圧力センサ仕様

項目 仕様(6411A)動作温度 0〜200℃標準感度 -4.4pC/N 

測定レンジ 0〜2.5kN線形誤差 ±1%未満

(表)6413A型圧力センサ仕様

型式 A[mm] B[mm] C[mm]6413A 12 4.1 3.06414A 20 8.1 3.56415A 30 12.4

項目 仕様(6411A)動作温度 0〜200℃標準感度 -4.4pC/N 

測定レンジ7kN(6413A)

26kN(6414A)62kN(6415A)

線形誤差 ±1%未満

型内圧計測用コンパクトセンサ

※製品型式の“-H”は先端硬化型です。※製品型式の“XXX.XX”にはセンサ長L(mm)が 入ります。※製品型式の末尾記号はクイックディスコネクトの タイプです。

コンパクトセンサはセンサ本体の長さを120mmまで指定可能な新しいコンセプトで誕生した型内圧力センサです。これまで取付加工が困難であった金型表面から深い位置へのセンサ設置を簡便に行えます。さらにクイックディスコネクトと組み合わせることで金型設計現場の様々な要求に柔軟に対応可能です。掲載した製品以外のタイプもございます。詳細はお問い合わせください。

概 要

6001Axxx.xxA(L=44~160mm)6001Bxxx.xxA(L=44~160mm)

6002Axxx.xxA(L=46~160mm)6002Bxxx.xxA(L=46~160mm)

6006BCxxx.xxA(L=41~160mm) 6008Axxx.xxA(L=50 ~160mm)

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型内圧力センサの接続方法

型内圧力センサの接続方法には大きく分けて3通りあります。以下に示した図はセンサ本体からアンプまでの結線のようすを示したものです。ご使用になられる型内圧力センサのチャンネル数やセンサタイプ、金型への設置方法により異なります。詳細はお問い合わせください。

概 要

標準的な型内圧センサの接続例

型内圧センサ 取付ナット センサケーブル コネクタプレート 型内圧センサ接続ケーブル

クイックディスコネクトを採用した型内圧センサの接続例

型内圧センサ 取付ナット センサケーブル コネクタプレート 型内圧センサ接続ケーブルクイックディスコネクト

マルチチャンネルコネクタを採用した型内圧センサの接続例

型内圧センサ接続ケーブル(マルチチャンネルタイプ)

マルチチャンネルコネクタボックス

型内圧センサ 取付ナット センサケーブル

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キャビティ温度センサの接続方法

キャビティ温度センサの接続方法には大きく分けて3通りあります。以下に示した図はセンサ本体からアンプまでの結線のようすを示したものです。ご使用になられるキャビティ温度センサのチャンネル数やセンサタイプ、金型への設置方法により異なります。詳細はお問い合わせください。

概 要

標準的なキャビティ温度センサの接続例

キャビティ温度センサ スリーブ センサケーブル キャビティ温度センサ接続ケーブルコネクタプレート

クイックディスコネクトを採用したキャビティ温度センサの接続例

取付ナットセンサケーブル コネクタプレートクイック

ディスコネクトキャビティ温度センサ

接続ケーブルキャビティ温度センサ

マルチチャンネルコネクタを採用したキャビティ温度センサの接続例

型内圧センサ接続ケーブル(マルチチャンネルタイプ)

マルチチャンネルコネクタボックス

センサケーブルキャビティ温度センサ

スリーブ

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PRM-4480-01-1410000-487-1.0-T7G-CA

〒532-0003 大阪府大阪市淀川区宮原 1-6-1(新大阪ブリックビル)〒465-0095 愛知県名古屋市名東区高社 1-263(一社中央ビル)〒305-0031 茨城県つくば市吾妻 2-8-8(つくばシティアビル)〒321-0953 栃木県宇都宮市東宿郷 2-4-3(オカバ宇都宮ビル)〒103-8284 東京都中央区八重洲 1-1-6

株式会社 東陽テクニカ 営業第 11 部

大 阪 支 店名 古 屋 営 業 所茨 城 営 業 所宇 都 宮 営 業 所電子技術センターテクノロジーインターフェースセンター 〒103-0021 東京都中央区日本橋本石町 1-1-2

TEL. 06-6399-9771 FAX. 06-6399-9781 TEL. 052-772-2971 FAX. 052-776-2559TEL. 029-851-1366 FAX. 029-852-3421TEL. 028-678-9117 FAX. 028-638-5380TEL. 03-3279-0771 FAX. 03-3246-0645TEL. 03-3279-0771 FAX. 03-3246-0645

〒103-8284 東京都中央区八重洲 1-1-6 TEL. 03-3245-1240 FAX. 03-3246-0645http://www.toyo.co.jp/sens/ E-mail: [email protected]

JQA-EM4908 JQA-QM8795電子技術センター

本カタログに記載された商品の機能・性能は断りなく変更されることがあります。

ISO 9001ISO 14001

各種センサの取付方法

キャビティ温度センサの取付方法は2通りあります。①スリーブによる固定 利点:金型側のネジ加工不要、取付も挿入するだけで作業が簡単です。 欠点:スリーブの反対側をプレート等で押さえつける必要があります。

押さえが不十分だとスリーブが抜ける恐れがあります。②取付ナットによる固定 利点:ナットにより固定されているので抜けたりズレたりしません。 欠点:金型側のネジ加工が必要です。 また、クイックディスコネクトを利用して金型のパーティング部や分割部分であってもセンサケーブルの配線が可能となります。

また、センサを実際に着脱する場合には、センサ着脱工具ならびにセンサ取付ナット用工具を使用します。①センサ着脱工具 工具の先端に雄ネジ加工してありセンサ後部のネジ部に固定し金型に 固定します。②センサ取付ナット用工具 取付ナットに2か所ある突起部と組み合わせてナットを固定します。

概 要

スリーブの抜け防止用板

センサ

金型センサ

センサ着脱工具

センサ取付ナット用工具

取付ナット スリーブ

クイックディスコネクト クイックディスコネクト取付ナット+スリーブ一体型プリアフィット(PRIAFIT)