新国立劇場バレエ団 シンデレラ › release › press › upload_files...Cinderella 2016...
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世界中で愛される永遠のシンデレラ・ストーリーで心温まる舞台体験を。
新国立劇場バレエ団 2016/2017 シーズンバレエ公演
シンデレラ Cinderella
2016年12 月17 日(土)~12 月25 日(日) 全7回公演
新国立劇場 オペラパレス
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◎新国立劇場 制作部舞踊 広報担当 中尾久美子
TEL:03-5352-5735 /FAX:03-5352-5709
新国立劇場バレエ団のクリスマス定番演目として多くの観客に愛されている作品。アシュトン振付によるこの
作品は、数あるバレエ「シンデレラ」の中でも最高傑作として英国ロイヤル・バレエを始め、世界中で一流の
バレエ団によって上演されています。日本では唯一、新国立劇場バレエ団だけが持つ貴重なレパートリーです。
プロコフィエフが作曲した音楽は、色鮮やかなメロディーとリズム感にあふれ、本作の大きな魅力の一つとな
っています。豊かな四季を奏でる音楽とそれを踊る春夏秋冬の妖精たち、12 時を告げる時計にシンデレラの魔
法がとける瞬間の驚くような仕掛け、それに意地悪な姉妹が見せる愉快なマイムの数々に彩られたシンデレラ
の物語は、誰をも幸せな気分に包みこむクリスマス・シーズンに相応しいバレエ作品です。
「火の鳥」 新国立劇場公演より 撮影:鹿摩隆司
2014年新国立劇場公演より (撮影:鹿摩隆司)
美しい音楽、まばゆい輝きを放つ衣裳や舞台美術、そして個性豊かな登場人物たちが、夢
溢れる舞台を創り出します。クリスマス・シーズンに相応しい心温まる舞台をお楽しみく
ださい。
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【イギリス初の全幕バレエ】 アシュトン版「シンデレラ」は、1948年に英国ロイヤル・バレエの前身であるサドラーズ・ウェルズ・バレエによ
って初演された、イギリス初の全幕バレエ。叙情的なダンスとパントマイムの融合によってイギリスならではのロ
マンティックな喜劇バレエを創造した。アシュトンの振付の特徴は、ポール・ド・ブラの美しい位置と上半身の柔
らかさを保って清らかなラインを見せながら、同時にシャープで素早いフットワークをこなすという独創的なスタ
イルである。
【男性ダンサーが演じる二人の義理の姉たち】 アシュトン版「シンデレラ」の見どころの一つは、男性ダンサーが演ずる二人の醜い義理の姉たち(アグリー・シ
スターズ)である。デコレーションケーキのような派手で愉快な衣裳に、付け鼻と厚化粧の女たちの滑稽な演技は、
全編を通して客席の大爆笑を誘う。童話「シンデレラ」では、義理の姉たちや継母にいじめられるシンデレラが哀
れだが、アシュトン・バレエの「シンデレラ」では、コミカルな姉たちの演技によって、姉たちとシンデレラの間
にはほのぼのとした優しい雰囲気さえ漂う。初演の舞台でアシュトン自身が演じた背の低い方の醜い義理の姉(相
方はヘルプマン)は歴史的名演と謳われている。
【名場面として名高い、シンデレラの舞踏会での登場場面】 美しく変身したシンデレラが舞踏会に登場する場面は、この作品のハイライトと言っても過言ではない。シン
デレラが夢見るように正面を向いたままポワントで階段を降りるシーンは、ため息が出るほど美しい。神々し
く光り輝く感動的な場面として、いつまでも心に残る。英国ロイヤル・バレエの元プリンシパルのウェンディ・
エリス・サムスは、アシュトンから「できる限り動いて劇場全体を燦然とした輝きと光でいっぱいにしながら、
舞台を楽しみなさい」とアドバイスされたと言う。シンデレラが放つ輝きに満ちた幸福な舞台を堪能していた
だきたい。
◎作品について
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シンデレラは、父親と二人の義理の姉と暮らしている。姉たちは好き勝手に振る舞い、シンデレラを召使のよう
に扱っている。汚れた灰色の服で家中を掃除するシンデレラ。それでも笑顔を絶やさず、物乞いの老婆にも優し
く接する。
宮殿の舞踏会に招かれている姉たちは、派手に着飾り、ダンスのレッスンを受け、父親とともに出かけていく。
一人残されたシンデレラのもとに、先ほどの老婆、実は仙女が現れる。仙女が春夏秋冬の妖精たちを出現させる
間に、かぼちゃは馬車に、シンデレラは美しいドレス姿に変身。12時の鐘が鳴り終わる前に戻ってくるようにと
念を押す仙女に見送られ、シンデレラは期待に胸を膨らませ、お城へと向かう。
宮殿の舞踏会。シンデレラが広間に入ってくると、輝くばかりの気品、軽やかな足どりが人々を魅了、王子ま
でもが心を奪われる。踊りながら距離を縮めていく王子とシンデレラ。しかし 12時を告げる鐘が鳴りはじめ、シ
ンデレラは大慌てで立ち去り、ガラスの靴を片方落としてしまう。
家に戻ったシンデレラは、夢のような時間を思い返している。そこに王子一行がやってくる。片方残った靴を
手掛かりに、舞踏会で出会った女性を探しているのだ。小さな靴に無理やり足を入れようとする姉たちを見かね
たシンデレラが飛び出したとき、ポケットから転がり落ちたのは、もう片方の靴。王子は、身なりは貧しくとも、
彼女こそが自分が探している女性だと悟り、その手を取る。
仙女の祝福を受けた二人は永遠に結ばれるのだった。
◎ものがたり
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【振付】
フレデリック・アシュトン
Sir Frederick Ashton
1904年、南エクアドルに生まれる。英国人ダンサー、振付家。アンナ・パブロワの舞台を見てバレエを
志し、英国に戻って学業を終えた後レオニード・マシーンに入門。さらに、マリー・ランベールほかの著
名教師に師事して種々の舞台に立つ一方、26年に処女作「ファッションの悲劇」を発表する。28年には
パリのイダ・ルビンスタインの舞踊団にダンサーとして参加し、ブロニスラヴァ・ニジンスカの作風に強い
影響を受ける。35年英国ロイヤル・バレエの前身であるヴィック・ウェルズ・バレエ(後のサドラーズ・ウ
ェルズ・バレエ)にダンサー兼首席振付家として招かれる。同時期に入団し、やがて英国最高のバレリ
ーナに成長するマーゴ・フォンテインに多くの新作を振り付け、バレエ団発展の原動力となるとともに、
英国バレエ独自の気風を確立した。63年には設立者ニネット・ド・ヴァロワの後を継いでロイヤル・バレ
エの芸術監督に就任。70年の退任後も80年代半ばまで創作を続け、88年に英国サセックスにて永眠。
主な作品として、「シンデレラ」「ラ・フィーユ・マル・ガルデ」「二羽の鳩」「真夏の夜の夢」「田園の出来事」などがある。
【指揮】
マーティン・イェーツ
Martin Yates
英国生まれ。ピアノ、作曲、指揮を学んだ後、イスラエル・ナショナル・オペラで指揮者としてデビュー。以
降、英国内のロンドン交響楽団、フィルハーモニア管弦楽団、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、バ
ーミンガム市立交響楽団などに客演し、ヨーロッパ各地の管弦楽団に招かれている。また伴奏者として
も評価が高く、ホセ・カレーラス、バーバラ・ヘンドリックス、ブリン・ターフェル、ヨーヨー・マら世界的に有
名な芸術家と共演している。一方ではミュージカル指揮者としても知られており、ウェスト・エンドのミュー
ジカルのヒット作の音楽監督を多数務めている。バレエは音楽活動の中心的位置を占めており、英国ロ
イヤル・バレエとは、2004 年 2 月にストラヴィンスキー作曲「アゴン」でのデビュー以降、「マノン」「ロメオ
とジュリエット」「うたかたの恋」「七つの大罪」「白鳥の湖」を指揮したほか、同団の公演に同行している。
ノルウェー国立バレエ、フィンランド国立バレエにも客演し、成功を収める。新国立劇場では、12 年「マノ
ン」、14年「シンデレラ」、16年「ドン・キホーテ」を指揮している。
【監修・演出】
ウェンディ・エリス・サムス
Wendy Ellis Somes
ランカシャー州ブラックバーンに生まれる。地元のバレエ学校で学んだ後、奨学金を得てロンドンのホワ
イトロッジおよびロイヤル・バレエ学校に進む。1970年にロイヤル・バレエに入団、75年にソリスト、79年
にはプリンシパルに昇格する。「ロメオとジュリエット」「眠れる森の美女」「シンデレラ」「エリート・シンコペ
ーション」「ファサード」「ライモンダ」「センツアーノの花祭り」「ジャズ・カレンダー」「ジゼル」「エニグマ・ヴ
ァリエーションズ」「レ・パティヌール」「レ・シルフィード」「ラ・バヤデール」「真夏の夜の夢」「シンフォニッ
ク・ヴァリエーションズ」「誕生日の贈り物」などの主要な役を踊り、90年に引退。ロイヤル・バレエでマー
ゴ・フォンテインをパートナーにアシュトンの傑作を多く踊ってきたマイケル・サムスはアシュトンから「シン
デレラ」と「シンフォニック・ヴァリエーションズ」の著作権を譲られたが94年に死去したため、彼女が夫の
仕事を引き継ぎ、ロイヤル・バレエをはじめ世界中の多くのバレエ団に同作品の指導を行っている。
◎プロフィール
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【装置・衣裳】
デヴィッド・ウォーカー
David Walker
セントラル・スクール・オブ・アーツ・アンド・クラフトで学んだ後、リバプール・シアター・ワークショップに
てジョアン・リトルウッドとともにデザインの仕事を始める。1964 年英国ロイヤル・バレエ『真夏の夜の夢
(アシュトン振付)の衣裳デザインをはじめ、英国ロイヤルオペラ、ストックホルム・ロイヤル・オペラ、エ
ジンバラ・フェスティバル、テアトロ・マッシモ、フェニーチェ劇場、メトロポリタン・オペラ、ジョフリー・バレ
エ、ボストン・バレエ、カナダ国立バレエ、シュトゥットガルト・バレエなどに招かれ、世界中の多くの劇場
でオペラ、バレエ作品の舞台美術や衣裳デザインを手がけた。2008年死去。
【シンデレラ役】
小野絢子 Ono Ayako 【プリンシパル】
東京都出身。小林紀子、パトリック・アルモン、牧阿佐美に師事。小林紀子バレエアカデミー、新国
立劇場バレエ研修所(第 3期修了生)を経て、2007年新国立劇場バレエ団ソリストとして入団。入団
直後に、ビントレー『アラジン』の主役に抜擢され成功を収めた。
その後、『くるみ割り人形』、『白鳥の湖』、アシュトン『シンデレラ』、ビントレー『カルミナ・ブラ
ーナ』『パゴダの王子』『シルヴィア』、プティ『こうもり』『コッペリア』、フォーキン『火の鳥』ほ
か数多くの作品で主役を踊っている。
11年プリンシパルに昇格。主な受賞歴に 04年アデリン・ジェニー国際バレエコンクール金賞、11年
芸術選奨文部科学大臣新人賞および舞踊批評家協会新人賞、14 年服部智恵子賞、16 年橘秋子賞優秀
賞などがある。
長田佳世 Nagata Kayo 【プリンシパル】
大阪府出身。ワクイバレエスクールにて涌井三枝子に師事。その後ボリショイ・バレエ・アカデミー
に留学し現学校長のマリーナ・コンスタンチーナ・レオノバに師事。1995 年こうべ全国洋舞コンクー
ル 第 2位受賞。97年ボリショイ・バレエアカデミー首席で卒業し、国立ロシアバレエ団に入団し、ソ
リストとして活躍した。その後、K バレエカンパニーを経て、2009 年新国立劇場バレエ団へソリスト
として入団し、翌年アシュトン『シンデレラ』で初の主役を務めた。13年プリンシパルに昇格。『白鳥
の湖』『くるみ割り人形』『ジゼル』などの古典やバランシン、ビントレー、エイフマンほかの振付に
よる数多くの作品で主役を踊っている。
12月 17日
(土)
14:00
18日
(日)
14:00
19日
(月)
13:00
23日
(金・祝)
13:00
23日
(金・祝)
18:00
24日
(土)
14:00
25日
(日)
14:00
シンデレラ 小野絢子 米沢 唯 長田佳世 米沢 唯 小野絢子 柴山紗帆 池田理沙子
王子 福岡雄大 井澤 駿 菅野英男 井澤 駿 福岡雄大 渡邊峻郁 奥村康祐
◎配役&プロフィール
第1幕 オリンピア
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米沢 唯 Yonezawa Yui 【プリンシパル】
愛知県出身。塚本洋子バレエスタジオで学ぶ。国内国外の数多くのコンクールに入賞し、2006 年に渡
米しサンノゼバレエ団に入団。10年にソリストとして新国立劇場バレエ団に入団した。ビントレー『パ
ゴダの王子』で初主役を務め、『白鳥の湖』『くるみ割り人形』『ドン・キホーテ』『ジゼル』『火の鳥』
ほか数々の作品で主役を踊っている。13年プリンシパルに昇格。全国舞踊コンクールジュニアの部第 1
位、ヴァルナ国際バレエコンクールジュニアの部第 1 位、05 年世界バレエ&モダンダンスコンクール
第 3 位、06 年 USA ジャクソン国際バレエコンクールシニアの部第 3 位など国内外のコンクールでの受
賞歴も多い。14年中川鋭之助賞受賞。
池田理沙子 Ikeda Risako 【ソリスト】 全幕主役デビュー
東京都出身。バレエスタジオ DUOで田中洋子に師事。2009年 ユース・アメリカ・グランプリ NYファ
イナル シニアの部 銅メダル、10 年第 13 回 NBA 全国バレエコンクール 高校生の部 1位とコンテン
ポラリーの部 2-2 位を受賞し、10 年より1年間 スカラシップにてハンガリー国立ブダペスト・バ
レエ学校に留学。帰国後、12 年第 69 回全国舞踊コンクール バレエパ・ド・ドゥ部 2位などを受
賞。14年伊藤範子振付・演出「ホフマンの恋」ではジュリエッタ役を踊っている。Kバレエカンパニ
ーを経て、2016/2017 シーズンより新国立劇場バレエ団にソリストとして入団。今回が全幕主役デビ
ューとなる。
柴山紗帆 Shibayama Saho 【ソリスト】
東京都出身。田中洋子、スヴェトラーナ・オシエヴァ、デニス・マーシャル、マジョリー・グルント
ヴィに師事。バレエスタジオ DUO、ハリッド・コンサーヴァトリー、ピッツバーグ・バレエシアター・
スクールで学ぶ。2014 年にソリストとして新国立劇場バレエ団に入団し、15 年『くるみ割り人形』
では金平糖の精を踊り、全幕主役デビューを果たした。その他にも様々な作品で主要な役を踊ってい
る。今後のさらなる活躍が期待されるダンサー。
【王子役】
奥村康祐 Okumura Kosuke 【プリンシパル】
大阪府出身。5歳より地主薫エコールドバレエの地主薫に師事。2003年、地主薫バレエ団に入団。07
年全日本バレエコンクールシニア部門第 1 位、09 年モスクワ国際バレエコンクールシニア部門銀賞、
10 年 USA ジャクソン国際バレエコンクールシニア部門銀賞、10 年文化庁芸術祭新人賞、12 年大阪文
化祭賞奨励賞受賞。12 年新国立劇場バレエ団にソリストとして入団。13 年『ドン・キホーテ』で主
役デビューを果たした。『白鳥の湖』『くるみ割り人形』『眠れる森の美女』『パゴダの王子』『アラジ
ン』などで主役を踊っている。14 年舞踊批評家協会新人賞、16 年中川鋭之助賞を受賞。14 年ファー
スト・ソリスト、2016/2017シーズンよりプリンシパルに昇格。
菅野英男 Sugano Hideo 【プリンシパル】
茨城県出身。山本禮子バレエ団付属研究所、モスクワ国立アカデミーで研鑽を積んだ後に、インペリ
アル・ロシアバレエ、キエフ国立バレエに所属した。これまでに、1999年埼玉県全国舞踊コンクール・
シニアの部第 3位、2001年 NBA全国バレエコンクール・シニアの部第 2位、03年ルクセンブルク国
際バレエコンクール・パ・ド・ドゥ部門第 3位、04年ペルミ国際バレエコンクール第 2位、ほかを受
賞している。10年新国立劇場バレエ団にソリストとして入団。13年プリンシパルに昇格。『白鳥の湖』
2010 年公演より 撮
影:鹿摩隆司
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『くるみ割り人形』、プティ『こうもり』、ビントレー『パゴダの王子』、ダレル『ホフマン物語』ほか数多くの作品で主役
を踊っている。
福岡雄大 Fukuoka Yudai 【プリンシパル】
大阪府出身。7 歳からケイ・バレエスタジオにてバレエを始める。同スタジオで矢上香織、久留美、
恵子に師事。2003年 19歳で文化庁在外研修員としてチューリッヒジュニアバレエ団に入団、ソリス
トとして活躍。05年チューリッヒバレエ団にドゥミソリストとして入団し、07年まで所属。2000年
NBA全国バレエコンクール・コンテンポラリー部門第 1位、03年神戸全国洋舞コンクール・バレエ男
性シニア部門グランプリ、08 年ヴァルナ国際バレエコンクール・シニア男性部門第 3 位、09 年ソウ
ル国際舞踊コンクール・ クラシック部門シニア男性の部優勝などがある。09年新国立劇場バレエ団
にソリストとして入団。『ドン・キホーテ』、『白鳥の湖』、『くるみ割り人形』、『火の鳥』、バランシン
『アポロ』、ビントレー『パゴダの王子』ほか数々の作品で主役を踊っている。12年プリンシパルに
昇格。11年中川鋭之助賞、13年舞踊批評家協会新人賞受賞。
井澤 駿 Izawa Shun 【ファースト・ソリスト】
群馬県出身。関田和代、菅居理枝子、田中洋子に師事。山本禮子バレエ団付属研究所、菅居理枝子バ
レエアカデミー、バレエスタジオ DUOで学ぶ。2012年全国舞踊コンクール・バレエ第一部第 1位、ユ
ースアメリカグランプリ・NY ファイナル・ブロンズメダル、13 年こうべ全国洋舞コンクール・バレ
エ男性シニアの部第 1位。14年新国立劇場バレエ団にソリストとして入団し、12月の『シンデレラ』
で全幕主役デビューを果たした。その後も、プティ『こうもり』、ダレル『ホフマン物語』、『くるみ
割り人形』『ドン・キホーテ』などでの主演も好評を博している。2016/2017 シーズンよりファースト・
ソリストに昇格。
渡邊峻郁 Watanabe Takafumi 【ソリスト】 全幕主役デビュー
福島県出身。鈴木寿雄のもとバレエを始める。2006年モナコ公国プリンセス・グレース・クラシック・
ダンスアカデミーに留学し、マリカ・ベゾブラゾヴァらに師事。09年アカデミーを首席で卒業し、ト
ゥールーズのキャピトルバレエ団に入団。11年よりソリストに昇格し、「ジゼル」アルブレヒト、「く
るみ割り人形」王子、「ドン・キホーテ」バジルのほか、バランシン、ロビンス、キリアン、ドゥアト、
サープなど数多くの振付家作品を踊るほか、C.ベラルビ振付の新作「美女と野獣」では主役に抜擢さ
れ、作品は DVD、ブルーレイに収録されている。2016/2017シーズンより新国立劇場バレエ団にソリス
トとして入団。2016 年 7 月「こどものためのバレエ劇場『白鳥の湖』」で主役のジークフリードを演
じ、好評を博した。今回が、全幕主役デビューとなる。
2010年公演より 撮影:鹿摩隆司
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【タイトル】 シンデレラ
【芸術監督】 大原永子
【音楽】 セルゲイ・プロコフィエフ
【振付】 フレデリック・アシュトン
【監修・演出】 ウェンディ・エリス・サムス、マリン・ソワーズ
【装置・衣裳】 デヴィッド・ウォーカー
【照明】 沢田祐二
【指揮】 マーティン・イェーツ
【管弦楽】 東京フィルハーモニー交響楽団
【出演】 新国立劇場バレエ団
【公演日程】
2016年12 月17 日(土)14:00 / 18 日(日)14:00 / 19 日(月)13:00 /
23 日(金・祝)13:00/18:00 / 24 日(土)14:00 / 25 日(日)14:00
※12月 19日(月)は 1階の一部、2階に学校団体が入る予定です。
【会場】 新国立劇場 オペラパレス (京王新線 新宿駅より 1駅、初台駅中央口直結)
【主催】 新国立劇場
【前売開始】 好評発売中
【料金(税込)】 S:12,960円 A:10,800円 B:7,560円 C:4,320円 D:3,240円
◎チケットのお求め・お問い合わせは
新国立劇場ボックスオフィス TEL:03-5352-9999 (10:00~18:00)
新国立劇場Webボックスオフィス http://pia.jp/nntt/ (PC、携帯共通)
チケットぴあ http://pia.jp/t/ (PC、携帯共通)、
イープラス http://eplus.jp/nnttballet/ (PC、携帯共通)
ローソンチケット、CNプレイガイド ほか
*新国立劇場では、高齢者割引(5%)、障害者割引(20%)、学生割引(5%)、ジュニア割引(中学生以下
20%)など各種の割引サービスをご用意しています。
【全国公演】
2017年 1月 8日(日) 富山・オーバードホール
1月 14日(土) 滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール
◎公演概要
【王子】
【リラの精】
【カラボス】
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