CERN( セルン)研究所
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CERN( セルン)研究所・ 1954 年に発足した。・加盟国: ヨーロッパ20カ国・年間予算: 約 1,000 億円・職員: 約 2,500 人・ユーザー: 約 10,000 人(世界 71 カ国から)・ 1990 年 WWW を発明した。・ 15 年かけてLHC加速器を建設し、現在運転中。
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周長 26.6 km
主な実験装置ATLASCMS
ALICELHCb
計画承認 1994建設完成 2008
建設コ費~1兆円
LHC ( Large Hadron Collider )
水分子( H2O ) 酸素原子( O )
陽子( p )
電子( e )
中性子( n )
ud
u
udd
クォーク
ヒッグス粒子のみ未発見。この発見が LHC 計画の主目的。4
素粒子
強い力 > 電磁気力 > 弱い力 >>> 重 力
原子核を作る
自然界の4つの力
光・原子・分子・結晶・半導体・電波・雷・・・・
原子力・原爆・水爆・太陽・・・放射能
落下りんご月・太陽・星・・・体重
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加速器を使って 3 つの力を研究中 → → → ヒッグス粒子があるはずだ!
アインシュタインの質量エネルギー等価式
E = MC2
エネルギー 質量 光速
エネルギー 質量 :原子力・原水爆 核融合・太陽 / 星
エネルギー 質量 :加速器・ビッグバン6
加速器の原理
電場で加速する
(フレミングの左手の法則)
陽子
力)( BυEF e 力
磁場
電流
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磁場で曲げる
ビーム
加速器の主要素:超伝導電磁石
1232 台の超伝導電磁石がビームを曲げる。 8
建設中のアトラス実験装置 2005 年 11 月 9
ATLAS : 日本が担当者た検出器の例 端部ミューオントリガー装置 ( 日本+イスラエル+中
国 )
神戸大学
つくば市
セルン地上 セルンの地下実験ホール
つくば市
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実際に観測されたイベントの例。このような衝突が毎秒2千万回起こっている。11
ヒッグス粒子が発生すると
4本の高エネルギーのミュー粒子(→矢印)が出てくる。 12
ヒッグス粒子さがしの現状
観
測さ
れた
イベ
ント
数
13
予想:2012 年中に発見できる
世界の物理学者がここ40 年探してきたので大発見となる。トップニュース・新聞一面記事は確実。
ここに兆候が見える。 CMS 実験にも。
ヒッグス粒子の質量 [GeV]
LHC で 10-12 秒後までさかのぼる!
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銀河クラスターの衝突重力レンズ効果
3 ° K宇宙背景輻射
銀河の回転速度
銀河クラスターの運動
我々の宇宙の4%しか理解してない!
暗黒エネルギー
暗黒物質
光を出す通常物質
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LHC で発見されるかも
復 習
1.セルン( CERN )を全世界からの研究者が使っている。
2.物質はクォークとレプトンから出来ている。
3.超伝導を使った加速器で新粒子を作る( E→mc2 )。
4.ヒッグス粒子がもうすぐ発見されるかも知れない。 5. ビッグバン直後の物理法則を研究している。 暗黒物質が発見されるかも。
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