2 室内空気の管理(空調設備)...- 8 - 2 室内空気の管理(空調設備) 管理の目的 適正な室内空気環境の確保及び空調設備を原因とする感染症の予防
床冷暖房と床吹出空調を併用した 某大学における温...
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── 実 施 例 ──
ヒートポンプとその応用 2013.3.No.85─ 77 ─
■キーワード/大学・放射冷暖房・ヒートポンプチラー・室内温熱環境・実測
ダイダン㈱ 技術研究所 田 中 康 信 ・ 熊 尾 隆 丈 ・ 山 田 正 也
床冷暖房と床吹出空調を併用した某大学における温熱環境の実測調査
冷暖房が敷設されている1階の3エリアと地下1階の1エリア,合計4エリアである(図-1)。1.はじめに
放射冷暖房は室内の床や天井などの面を直接あるいは間接的に加熱・冷却し,人体との間で放射熱交換を行う空調方式である。一般的に放射冷暖房は,対流成分を主とする他の空調方式と比較して,室内上下温度差が少なく,気流感も少ない,快適感の高い空調方式とされる。また水熱源による放射冷暖房は熱搬送効率が高く,省エネルギー性に富んだ温熱環境制御方式であるといわれている。しかし,実際に放射冷暖房が採用されている施設において実測を行い,その効果を検証した事例は少ない。 本報告では,空気熱源ヒートポンプチラーを熱源とした床放射冷暖房システムを導入した大学において,冬期の室内環境測定を実施したのでその結果を報告する。
2.調査概要2-1 建物概要 対象建物の概要を表-1に,建物平面図(1階,地下1階)および放射冷暖房エリア(斜線囲み部①〜④)を図-1に示す。各階・室へのアプローチは北面エントランスより,床冷暖房エリアを通るよう計画されている。また,④地下1階ラウンジエリアは上部が吹き抜けになっている。2-2 空調システム概要 空調システム構成を図-2に,熱源・空調能力を表-2に示す。本システムは,床放射冷暖房と,OAフロア下部に空調空気を通し床面より給気する,床吹出空調を併用している。 空調機(AHU-1,AHU-B1)から給気された空調空気は1階と地下1階系統の各階の床下内部に設置された給気モジュール(小型のチャンバボックス)へ搬送され,OAフロア内部を通り,床吹出口より室内へ給気される。一方,床冷暖房系統では,熱交換器(HEX-1)で加熱・冷却された冷温水が各階床面に搬送され,伝熱プレートを介して,OAフロアを加熱・冷却し,放射による冷暖房を行う(図-2)。なお,床冷暖房には冷温水往温度制御,床表面温度制御,露点温度制御が組まれている。2-3 測定概要 測定期間は2011年12月23日0:00〜24日24:00までの2日間とした。人の出入りが少ない建物完成直前の期間を選定し,さらに人の出入りを制限した。測定対象は床
学生ラウンジ控室EVホール
女 子ロッカー室
控室
SK
空調機械室
図書室
ポスト
倉庫
グループ学 習 室
PS
PS
1-016
1-001a
294.87㎡
廊下
廊下
EV EV
EPS
PS
倉庫
管理室
(ごみ置場)
C階段
PS PS PS
倉庫
ポンプ室
PSPS
パントリー
図 書事務室
会議室
会議室
EVホール
PS
機械室
9,500 6,150 6,150 6,150 6,1505,950 5,950
5,850
5,850
5,850
5,850
5,850
5,850
①1Fエントランスエリア
1 2 3 4 5
▽
非常勤講師控 室
倉庫
SK
女子トイレ
教 職 員ラウンジ
給湯室
教 材準備室
事務室
前庭
ゴミ置場
パントリー
EV EV
EPS
1-120
(ロッカー)
PS
PS
1-142
廊下
倉庫
PS
PS
(ごみ置場)
吹抜
縁石
縁石
側溝
側溝
32.8 0・ ・32 .8 1
会議室
会議室
会議室
PS
PS
隣地境界線
・
・33 .7 532 .2 0・
・3
.
1
3 2 m3 0 0
道路境界線
・3
. 6
・3 3 .1 3
・3 3 .6
3
・
・・
条
( 員4
. ・
・ ・・
・・
33 .9 5
・
・・・
・ .
9,500 6,150 6,150 5,950 6,1505,950 6,150
EVホール
前庭 吹抜
側壁
風除室
PS
9,500 6,150 6,150 6,150 6,1505,950 5,950
5,850
5,850
5,850
5,850
5,850
図-1 建物平面図(上:1階、下:地下1階)
1階平面図
①1階エントランスホールエリア
道路中心線 道路境界線
②1階通路エリア
③1階ホールエリア
地下1階平面図
男 子ロッカー室 (ごみ
置場)5,850
(コピー)
④地下1階ラウンジエリア
(ごみ 置場)
学生ラウンジ
チャペル控室
守衛室
C階段
隣地境界線
隣地境界線
健 康管理室
男子トイレ
(屋内消火栓)
消火ポンプ室・SP制御室
休憩室女子トイレ
男 子トイレ
多目的トイレ
吹抜(外部)
中庭
給湯・自販機コーナー
図-1 建物平面図(上:1階,下:地下1階)
所 在 地 東京都 新宿区建 物 用 途 学校延 床 面 積 5,789m2
階 数 地上4階‚ 地下1階‚ 塔屋1階構 造 鉄骨造
表-1 建物概要
表-1 建物概要
表-2 熱源 , 空調機能
機器名・能力
熱 源 HP-1
空気熱源式ヒートポンプチラー冷房能力:106.0kW, 暖房能力:118.0kW
AHU-B1 コンパクト型インバータ内蔵エアハンドリングユニット冷房能力:42.15kW, 暖房能力:28.2kW, 送風量:2,900m3/h
AHU-1 コンパクト型インバータ内蔵エアハンドリングユニット冷房能力:51.69kW, 暖房能力:36.5kW, 送風量:4,500m3/h
HEX-1 プレート式 水-水熱交換器冷房能力:29.0kW, 暖房能力:66.2kW熱交換器
空 調 機
表-2 熱源・空調機能
ヒートポンプとその応用 2013.3.No.85─ 78 ─
── 実 施 例 ──
測定項目と測定機器を表-3に,中央監視による計測項目表を表-4に示す。平面・断面測定点プロット図を図-3に示す。表-3・4で着色した項目は本報告で用いたデータを表す。
3.測定期間中の外界気象 測定期間中2日間(23,24日)の外気温湿度実測値を図-4に示す。23日の天候は曇り/晴れで最高気温は8.7℃,24日は晴れで最高気温は9.7℃であった。本報では24日を代表日として選定した。
4.空気温度環境の実測結果4-1 空調給気温度と室内温度の経時変化 24日の1階,地下1階の空調給気温度,床吹出温度および室内温度を図-5・6に示す。 1階エリアの放射冷暖房は冷温水配管の敷設箇所により,①エントランスエリアと②③通路・ホールエリアに分けた。測定期間中の空調機給気温度は設定値の42℃に
OA
FAN
FAN
RA
①1階エントランス
SA
SA SA
室内温度センサ
露点温度センサ
露点温度センサ
室内温度センサ
露点温度センサ
冷温水温度センサ
熱交換器
スラブ断熱材
床吹出口冷温水配管伝熱プレート
OAフロア床材
床仕上材
給気モジュール
〈床構成図〉
給気温度センサ
給気温度センサ
吸込口 吸込口
図-2 空調システム構成図(システム構成、空調設定値、床構成図)
ガラリ
S-H R-H床面温度センサ
S-H R-H
S-H R-H
床面温度センサ
床面温度センサ
②③通路・ホール
HEX-1
項 目 冷房 暖房
28℃ 22℃
16℃ 42℃
21℃ 26℃
空 調 機給気温度室 内床面温度室内温度
1階空調機AHU-1
地下1階空調機AHU-B1
LP-2
④地下1階ラウンジ
センサ給気温度
給気モジュール
給気温度センサ
図-2 空調システム構成図(システム構成,空調設定値,床構成図)
EV EV
控室
倉庫
8 .
PSPS
パントリー
1 2 3
4 5 67 8 9
A
11
1314
1718
B
19 20 2122 23 24
25 26
C
①エントランスエリア
②通路エリア
給気モジュール
28 29 30
31 32 33
35 36
38 39
41 42
D④ラウンジエリア
CL±0CL-100
FL+1,200
FL±0FL+100
SL±0
NO.5,14,23,35
冷温水配管
床仕上OAフロア断熱材スラブ
ab
c
def1 f2
g1 g2h
室内温度 FL+1,200代表点垂直温度分布PMV床吹出温度外気温湿度
::
:
:表面・空気温湿度:
凡例
・f1,2:OAフロア室内側表面・g1,2:OAフロア床下側表面
(mm)
図-3 測定点プロット図(左:1階平面図、中:地下1階平面図、右:垂直方向)
吹抜(外部)
床吹出口
吹抜
27
EPS
③ホールエリア
PS・SP末端試験弁室
(屋内消火栓)
(ごみ 置場)
給湯・自販機コーナー
(ごみ置場)
A階段
B階段
EVホール
10 12
15
16
34
37
40
図-3 測定点プロット図(左:1階平面図,中:地下1階平面図,右:代表点垂直方向)
制御されていた。床吹出温度はおよそ30℃であった。1階の室温は立ち上がりに若干の時間がかかるものの,設定温度の22℃に維持されていた。14:00過ぎに②③通路・ホールエリア系統の床吹出温度が低下するのは床表面温度が設定温度上限に達し,該当する冷温水系統が制御されたことによる影響である。 地下1階エリア(④学生ラウンジエリア)の空調機給気温度は1階エリアと同様に42℃に制御されていた。しかし,室温,床吹出温度はともに1階に比べて低い値で推移している。4-2 室内垂直温度分布変化 図-7に各階エリア代表点(図-3中のA〜D点)の床面から天井面(地下1階は除く)までの垂直温度分布変化(a〜e点)を4時間ごとに示す。各エリアともにFL+100㎜の点が他の点よりも低いものの,垂直方向の温度差は3〜4℃の範囲で収まっている。4-3 室内水平温度分布変化 図-8に各階エリアのFL+1,200㎜における4時間ごと
ヒートポンプとその応用 2013.3.No.85─ 79 ─
── 実 施 例 ──
維持されていた。①エントランスエリアおよび②通路エリアの階段近傍は,建物中央部の非空調エリアと接するため,1階各エリアに比べて低い温度となっていた。
の水平温度分布図を示す(図-3中の測定点NO.1〜42)。1階の8:00における水平温度分布はおよそ15℃±1℃以内にあり,空調後は各時間ともおおむね21±2℃以内で
表-3 中央監視計測点
中央監視 計測項目
空 調 機系 統(AHU-1 , B1)
そ の 他
床面制御系 統
給気温度設定給気温度
室内温度
床面温度④地下1階ラウンジ室内露点①1階エントランス室内露点③1階ホール室内露点④地下1階ラウンジ
ファン INV表示(0-100%)
床面温度①1階エントランス
床面温度③1階ホール
熱源機出口温度熱源機入口温度HEX-1二次側温度クールチューブ内温度
LP-1 送水ポンプ(一次側)LP-2 送水ポンプ(二次側)
外気温度外気湿度風速
機器運転状 況(運転/停止)
外 気 象
HP-1 ヒートポンプ チラー
表-3 中央監視計測点
表-4 測定項目と測定機器
天井表面温度室内温度CL-100
床スラブ表面温度室内温湿度FL+1,200
室内温度 FL+1,200
冷温水配管往還温度(ヘッダ面)PMV値 FL+1,200 2点外気温湿度(H=1,200)風除室内温湿度(H=1,000, 2,000)空調機給気温湿度(AHU-1, AHU-B1)空調機外気温湿度(AHU-1, AHU-B1)※1外気取入温湿度(ガラリ内部)ポンプ電流値(LP-2)
熱画像
床吹出温度
床下内部給気温度
床吹出風速
風速FL+1,200 無指向性熱線式風速計
指向性熱線式風速計
T型熱電対+データロガー
放射温度 FL+1,200
室内温度 FL+100床仕上げ表面温度OAフロア表面温度(配管間・近傍)OAフロア裏面温度(配管間・近傍)
測定エリア 測定項目 使用機器 測定間隔
垂直温度分布
快適性
評価
T型熱電対+データロガー
T型熱電対+データロガー
ポータブル PMV計
温湿度データロガー
電流データロガー
赤外線サーモグラフィー
エリア代表点
水平温度分布
給気モジュール
床吹出口
温湿度データロガー
温度データロガー
グローブ球+T型熱電対+データロガー
1min
1min
1min
1min1min1min
1min
1min
1min
10min
10min
(3回/吹出口)の平均値
PS(1階 , 地下1階)③1階ホール1階外気1階風除室
地下1階機 械 室
③1階ホール④地下1階ラウンジ
①1階エントランス②1階通路③1階ホール④地下1階ラウンジ
※1 1階系統空調機(AHU-1)への外気取入空気は1階エリアの還気空気との 混合空気である。システム図参照
表-4 測定項目と測定機器
0102030405060708090100
0
10
20
30
40
50
0 2 4 6 8 10 12 14 16 18 20 22 0時 刻 (時)
外気取入温度(実測)
※1
図-5 1階系統の各温度経時変化
ファンINV
(%)(℃)
温
度
①1階エントランス床吹出温度(実測)
AHU-1ファンINV中央監視
③1階ホール床吹出温度(実測)
1階室内温度中央監視
AHU-1給気温度中央監視②1階通路床吹出温度(実測)
※1は作業による室内空気の流入の影響を示す。図-5 1階系統の各温度経時変化
8:00 12:0016:00 20:00
8:00 12:0016:00 20:00
8:00 12:0016:00 20:00
0
500
1,000
1,500
2,000
2,500
3,000
10 15 20 25 30温 度
8:00 12:0016:00 20:00
図-7 各エリア代表点における垂直温度分布
A:①1階エントランスエリア B:②1階通路エリア C:③1階ホールエリア D:④地下1階ラウンジエリア
(mm)
高
さ
(℃)
0
500
1,000
1,500
2,000
2,500
3,000
10 15 20 25 30温 度
(mm)
高
さ
(℃)
0
500
1,000
1,500
2,000
2,500
3,000
10 15 20 25 30温 度
(mm)
高
さ
(℃)
0
500
1,000
1,500
2,000
2,500
3,000
10 15 20 25 30温 度
(mm)
高
さ
(℃)
図-7 各エリア代表点における垂直温度分布
0102030405060708090
0
10
20
30
40
50
0 2 4 6 8 10 12 14 16 18 20 22 0時 刻 (時)
図-6 地下1階系統の各温度経時変化
ファンINV
(%)(℃)
温
度
外気取入温度(実測)
AHU-B1給気温度中央監視
④地下1階ラウンジ床吹出温度(実測)
地下1階室内温度中央監視
AHU-B1ファンINV中央監視
100
※1
※1は作業による室内空気の流入の影響を示す。図-6 地下1階系統の各温度経時変化
湿
度
時 刻
外気代表点温度 外気代表点湿度
図-4 測定期間中の外気温湿度
0 2 4 6 8 10 12 14 16 18 20 22 0 2 4 6 8 10 1212 1223 24
14 16 18 20 22(日時)
2
4
6
8
10
12
0
20
40
60
80
100(%)(℃)
温
度
図-4 測定期間中の外気温湿度
ヒートポンプとその応用 2013.3.No.85─ 80 ─
── 実 施 例 ──
1階に比べて全体的に低かったものの,垂直温度分布および水平温度分布ともに温度差の少ない均一な環境となっていた。 また,温度環境が安定した状態ではPMVの値が快適の範囲となっており,放射環境も良好な状態で安定していると思われる。 ただし,安定するまでの立ち上がり時間が一般空調に比べて若干長くなっており,冷温水熱源から空調領域に効率的に熱を伝える方法には改善の余地があると考えられる。2012年の夏期に,同様の実測調査を行った。冷放射としての有効性を検証するため,データを分析して温熱環境評価を実施する予定である。
<参考文献>細井:「放射冷暖房方式の温熱環境評価と省エネルギー効果」空気
調和・衛生工学会大会学術講演論文集 2009.9
地下1階の水平温度分布は,1階同様均一な温度分布を形成していた。ただし,1階に比べると2〜3℃温度が低い。
5.PMVによる総合的温熱感の評価 1階および地下1階の各エリアにおけるPMVを算出し,空気温度,空気湿度,放射温度,風速を総合的に考慮した温熱感の評価を行う。 図-9に各エリアのPMVの経時変化を示す。なお,PMVは着衣量1.0clo,代謝量1.4Metとして算出している。1階エントランスエリアは,空調を運転してから2時間程度は-0.5を下回っているが,14時以降はほぼ0となっている。1階通路エリアとホールエリアは,床冷暖房の系統が同じということもあり,温熱感は近似している。14時ごろにホールエリアのPMVが0.5を超えているが,これは日射による影響である。地下1階ラウンジエリアは,空調運転から3時間程度は-0.5を下回っているが15時以降の温度環境安定状態では-0.2程度で安定している。空調のみの場合のMRTが気温-1℃と仮定した場合,本測定におけるMRTは気温+1℃程度であるため,PMVとしては約0.3上昇する計算となり,床暖房の放射影響が有効であることが分かる。
6.まとめ 実建物における環境測定報告例の少ない床放射冷暖房を導入した建物の環境測定を行った。地下1階の室温は
EVホール
ホール
PS
(屋内消火栓) (屋内消火栓)
PS
A階段
B階段
側溝
1
・
道路境界線
21.0 20.8 20.5
21.4 20.9 20.2
20.7 21.1 20.8
19.1 20.619.5
21.2 21.722.0
21.4 22.021.7
22.4 22.322.2
22.4 22.222.1
21.8 21.222.0
エントランスホール
EV EV
EPS
ホール
PS
(屋内消火栓)
控室
倉庫
控室
倉庫
控室
倉庫
控室
倉庫
PS
A階段
B階段
側溝
・
1
PS
・
道路境界線
15.0 15.7 15.2
15.2 15.0 15.0
14.5 14.5 15.0
14.3 15.014.5
15.4 15.415.4
15.4 15.115.1
15.9 15.615.3
15.4 15.515.2
15.0 14.914.8
ホール
PS
PS
A階段
B階段
側溝
・
1
・
道路境界線
20.2 20.6 19.9
20.6 20.6 20.3
20.0 20.6 20.4
18.6 19.920.2
19.2 20.421.4
20.7 20.820.9
21.5 21.520.9
21.3 21.221.5
20.820.720.7
学生ラウンジ
グPS
1-016
001c
294.87㎡
PS
B階段
PS PS
15.0 14.9 15.1
14.9 14.7 14.7
14.8 14.9 15.1
15.2 15.3 15.7
15.2 15.1 15.5
学生ラウンジ
グPS
1-016
001 c
294.87㎡
PS
B階段
PS PS
ポP
18.7 18.0 18.3
18.6 18.4 18.8
18.3 18.5 19.3
18.5 18.8 18.9
18.7 18.6 19.2
学生ラウンジ
グPS
1-016
294.87㎡
PS
B階段
PSPS
19.6 19.4 19.2
19.7 19.6 19.9
19.4 19.6 20.3
19.5 19.9 19.9
19.7 19.8 20.0
学生ラウンジ
グPS
1-016
294.87㎡
廊下 PS
B階段
PSPS
19.7 19.3 19.2
19.8 19.7 19.6
19.4 19.5 20.4
19.5 19.7 20.3
19.9 19.9 20.0
エントランスホール エントランスホール エントランスホール
ホール
PS
PS
A階段
B階段
側溝
・
・
道路境界線
8:00 12:00 16:00 20:00
8:00 12:00 16:00 20:00
図-8 各エリアにおける水平温度分布(上段:1階、下段:地下1階)
21.1 21.5
吹抜(外部)
EVホール
PS・SP末端試験弁室 (屋内
消火栓)
EV EV
EPS
PS
PS・SP末端試験弁室 (屋内
消火栓)
EV EV
EPS
PS
PS・SP末端試験弁室 (屋内
消火栓)
EV EV
EPS
PS
PS・SP末端試験弁室 (屋内
消火栓)
19.8
20.9
20.3 19.9
20.1
20.3 19.9
19.2
19.5
18.4 18.7 19.5
吹抜(外部)
EVホール EVホール
(屋内消火栓)
吹抜 吹抜吹抜
21.219.9 21.220.5
21.8
21.6
21.0
21.6
21.7
21.5
21.7
21.4
20.6
吹抜(外部)
吹抜(外部)
吹抜
控室
EV EV
EPS
(屋内消火栓)
(ごみ置場)
PS
パントリー
給湯・自販機コーナー
(コピー)
EVホール
中庭
廊下(ごみ 置場) 多目的
トイレ
控室
EV EV
EPS
(屋内消火栓)
(ごみ置場)
PS
パントリー
給湯・自販機コーナー
(コピー)
EVホール
中庭
廊下(ごみ 置場) 多目的
トイレ
控室
EV EV
EPS
(屋内消火栓)
(ごみ置場)
PS
パントリー
給湯・自販機コーナー
(コピー)
EVホール
中庭
廊下(ごみ 置場) 多目的
トイレ
控室
EV EV
EPS
(屋内消火栓)
(ごみ置場)
PS
パントリー
給湯・自販機コーナー
(コピー)
EVホール
中庭
廊下(ごみ 置場) 多目的
トイレ
EVホール
14 24図-8 各エリアにおける水平温度分布(上:1階,下:地下1階)
-1.50
-1.00
-0.50
0.00
0.50
1.00
1.50
0 42 6 8 10 12 14 16 18 20 22時 刻 (時)
A点:①1階エントランスエリア B点:②1階通路エリアC点:③1階ホールエリア D点:④B1階ラウンジエリア
PMV
図-9 各エリア代表点におけるPMV 図-9 各エリア代表点におけるPMV