使徒座管理者 私は誰のためにあるのか 主のご降誕...

1月の意向 カトリック福岡教区報 (1) 2020年1月1日発行 737毎年 1 月1日は「世界平和の日」とされている。 フランシスコ教皇は2020年の「世界平和の日」のメッ セージを去る12月8日に発表した。タイトルは「PEACE AS A JOURNEY OF HOPE : DIALOGUE, RECONCILIATION AND ECOLOGICAL CONVERSION(希望の歩みとしての 平和 対話、和解、エコロジー的回心)」。今年のメッ セージは日本訪問での体験が深く反映された内容と なっている。 5つのセクションでメッセージは構成されてい る。第1部では過去と現在における平和に反する 様々な事象や思想体系、社会構造を示す。その上で、 様々な障壁、試練に直面していても神を起源とする 平和を希求する心によった希望の歩みを続けること を呼びかける。第2部では長崎と広島の「被爆者」 の存在に触れ、記憶・証しに耳を傾けること、また 連帯と兄弟愛の精神で対話することの大切さを説 く。第3部は兄弟的交わりにおける赦しと和解の精 神が平和を育むこと、またそれはその精神が反映さ れた「正しい」経済・社会システムを構築すること にもつながると述べている。第4部ではエコロジー 的回心と平和の関係について述べ、第5部は、これ らすべてを信じ、平和を望み続けることは、神の愛 につながることでしかないことを語っている。 メッセージ全文(日本語訳)はカトリック中央協 議会ホームページに掲載予定。 杉原寛信使徒座管理者認可 所  福岡司教区本部 福 岡 市 中 央 区 浄 水 通 6-28 カトリック福岡司教区 重  TEL 092-522-4059 FAX 092-523-2152 振 替 口 座 01760-6-20729 カトリック福岡司教区 定価 一部 70 円 38 姿姿姿S 使使姿使調パパ!フランシスコ! 青年の集いに参加して 11 25 【バチカン人事】 教皇フランシスコは教皇庁 福音宣教省長官に、フィリピ ン・マニラ大司教のルイス・ アントニオ・タグレ枢機卿(62) を任命した。バチカンが 2019 年 12 月 8 日、発表した。 タグレ枢機卿は2016年に 福岡教区のフィリピン人共同 体の招きで久留米教会、手取 教会、及び熊本地震の被災地を訪れている。また、 2017 年、高山右近列福式のためにも来日した。 教皇庁福音宣教省長官に フィリピン・マニラのタグレ枢機卿を任命 「キリスト教一致祈祷週間」、皆さまはそ の意味や内容をご存知でしょうか。カト リック中央協議会と日本キリスト教協議会 は合同で、毎年、冊子を発行しています。 冊子には「その年のテーマの解説」「エ キュメニカル礼拝式文」「八日間の聖書の 黙想と祈り」「作成担当国のエキュメニズ ムの現状」が含まれています。この小冊子 は、キリスト教一致祈祷週間の期間だけで なく、一致を求める個人の祈りや共同の祈 りのために年間を通して用いることができ るよう配慮されています。 教区内で司牧にあたる司祭に配布してお りますので、共同体でご活用ください。 福岡市内では一致祈祷会が行われます。 詳細は 4 面お知らせをご参照ください。 タグレ枢機卿。 2016 年久留米教会で 杉原寛信神父 2020 年 キリスト教一致祈祷週間 1 18 日 ~ 25 日 「人々は大変親切にしてくれた」 (使徒言行録28:2) 第 53 回「世界平和の日」教皇メッセージ 「希望の歩みとしての平和 対話、和解、エコロジー的回心(仮訳)

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Page 1: 使徒座管理者 私は誰のためにあるのか 主のご降誕 …fukuoka.catholic.jp/wordprss2/wp-content/uploads/2019/12/...杉原寛信使徒座管理者認可 発 行 所

1月の意向

カトリック福岡教区報(1) 2020年1月1日発行 第737号

 毎年 1 月1日は「世界平和の日」とされている。フランシスコ教皇は 2020年の「世界平和の日」のメッセージを去る12月8日に発表した。タイトルは「PEACE AS A JOURNEY OF HOPE : DIALOGUE, RECONCILIATION AND ECOLOGICAL CONVERSION(希望の歩みとしての 平和︰対話、和解、エコロジー的回心)」。今年のメッセージは日本訪問での体験が深く反映された内容となっている。 5つのセクションでメッセージは構成されている。第1部では過去と現在における平和に反する様々な事象や思想体系、社会構造を示す。その上で、様々な障壁、試練に直面していても神を起源とする平和を希求する心によった希望の歩みを続けることを呼びかける。第2部では長崎と広島の「被爆者」の存在に触れ、記憶・証しに耳を傾けること、また連帯と兄弟愛の精神で対話することの大切さを説く。第3部は兄弟的交わりにおける赦しと和解の精神が平和を育むこと、またそれはその精神が反映された「正しい」経済・社会システムを構築することにもつながると述べている。第4部ではエコロジー的回心と平和の関係について述べ、第5部は、これらすべてを信じ、平和を望み続けることは、神の愛につながることでしかないことを語っている。 メッセージ全文(日本語訳)はカトリック中央協議会ホームページに掲載予定。

杉原寛信使徒座管理者認可発 行 所  福岡司教区本部福 岡 市 中 央 区 浄 水 通 6-28発   行   人  カ ト リ ッ ク 福 岡 司 教 区編 集 人 下 町 豊 重 T E L   0 9 2 - 5 2 2 - 4 0 5 9F A X   0 9 2 - 5 2 3 - 2 1 5 2振 替 口 座 01760-6-20729カ ト リ ッ ク 福 岡 司 教 区

定価 一部 70 円

教皇様の意向のために祈りましょう

 新しい一年が神の母聖マリ

アの祭日と共に始まった。神

のお導きと照らしがあるよう

に聖母マリアの取り次ぎを願

いたい。昨年のことで印象深

かったのは、やはり教皇来日

である。38年ぶりの日本訪問

に多くの人が歓迎した。日本

のカトリック者も胸が高ま

り、喜びに溢れた。福岡教区

でもカテドラルで「教皇来日

記念企画展」を催し、多くの

人に教皇の姿を理解しても

らった。主催者側は、「この

機会に教皇の宣教司牧者とし

ての熱意ある姿を分かち合い

たい」との気持ちで準備した

こともあって、一般紙にも

取り上げられたり、「企画展

は良かった」との声をいただ

いたりしたことで、思いが伝

わったのだと安堵した▼この

新しい年には、世界の人が日

本に集まる「オリンピック」

が開催される。地方にも関係

者が訪れる。各教会でも外国

人の姿が多く見られることだ

ろう。この機会に、外国人を

受け入れ、共に神に祈ること

の準備をしたらいかがだろう

か。声を掛けることや、お茶

を一緒にするなどして、気軽

に、安心して教会に出入りで

きるように心掛けることは大

切だと思う。もちろんオリン

ピックに限らず、教会に興味

ある人や、実際に訪れる人と

の対話や会話も大切だ。要は、

「イエス・キリストを喜びを

もって伝える」という意識を

各自が持てたら、すばらしい

宣教につながるということで

ある。いただいた信仰を共有

することや、信仰生活を通し

てキリストを証ししながら過

ごしていけば、見ていてくだ

さる神は喜んでくださる。今

年も言葉と行いによって「信

仰の喜びを伝えよう!」(S)

【福音宣教】世界平和の促進 

【日本の教会】いのちを守る

杉原寛信

使徒座管理者 新年メッセージ

 ある高齢女性信徒からの電

話がありました。

 「神父様、ロザリオを教会

に忘れました。見に行って捜

してください。場所は小聖堂

の祭壇に向かって左側の前か

ら5列目のベンチの真ん中あ

たりです。」

 「何度も捜しましたが、見

つかりません。本当に聖堂の

中に忘れたのですか?」

 「間違いないです。もう一

度、捜してください。」

 「捜しました。やっぱりあ

りません。」

 「そんなことはない…、必

ずあるはず…。」

 電話を切る時、寂しそうな

ガッカリ声。私は、力を込め

て立ち上がり、もう一度、ゆっ

くり時間をかけて聖堂内のベ

ンチすべてを確認しました。

やはりありませんでした。

 翌日、その女性から電話が

ありました。

 「神父様、すみません。ロ

ザリオがありました。」

 申し訳なさそうな、しかし

嬉しそうな声。

 「どこにありましたか?」

 「自分の首にかけていまし

た。」

 「……。」

 電話を切った後、様々な思

いが行き交いました。真剣に

頼まれた…何度も捜した…捜

すことを繰り返した…ロザリ

オを見つけることはできな

かった…実際なかったから

…。しかし見つけたのです。

大切な「よかった」を。

◇  ◇  ◇

 教皇フランシスコの使徒的

勧告『キリストは生きている』

の中に、次の呼びかけがあり

ます。

 「聞こうとする姿勢…主に、

他者に、そして現実にも、耳

を傾け…聞こうとする人だけ

が、自分の一面的で不十分な

考え方…を脱する自由を手に

し…確かだと自分が思ってい

るものを砕き…よりよい生き

方へ…。心に喜びを与えるも

の、悲しませるものが何か、

自分でわかっているだろう

か。自分の強さとは何か、弱

福岡教区

使徒座管理者

ペトロ

杉原

寛信

 パパ様が私たちの為に来

てくださった…!訪日から

ひと月近く経とうとしてい

ますが、希望に満ちた歓声

は、きっと多くの人の胸に

未だ鳴り

止まずに

いるはず

です。

 国籍も

境遇も異

なる人び

とを、同

じ喜びの

もとに繋

ぎ合わせてくださった、パ

パ様はその献身で、私たち

の心に消えない火を灯して

くださいました。

 今回の「青年の集い」で

は、3人の方が代表してス

 その時々の最善を差し出

すことが、神に愛されてい

る全ての人の中で、キリス

ト者として生きることの意

味であると思います。

 「神はお造りになったす

べてのものをご覧になっ

た。見よ、それは極めて良

かった」(創世記)。この箇

所を思い出すと、私は走り

出したいような気持ちにな

るのです。見よ!告げ知ら

せよ!私たちは愛されてい

るということを。他でもな

いあなたも愛されているこ

とを。

 平和の遣い、パパ様によ

りもたらされた愛の歓声

が、より大きなものとなる

ことを心から願います。

大名町教会

野尻

映里

ピーチをされましたが、それ

ぞれの本質は共通して、今を

生きている私たちの葛藤でし

た。思い描くように生きたい

のに、翼を広げることが出来

ないつらさを訴える内容で

あったと思います。

 「恐れはつねに善の敵です。

愛と平和の敵だからです。優

れた宗教は寛容、調和、いつ

くしみを教えます。恐怖、分

断、対立を教えません。」(青

年の集いにおける教皇スピー

チより)

 私たちはしばしば信仰と社

会生活の狭間で懊悩(おうの

う)し、その苦しさから粗い

決断にはしる傾向がありま

す。必要なことは決着ではな

く、弛まず考えつづけること

ではないでしょうか。

パパ!フランシスコ!青年の集いに参加して

さは何か。…どうすれば世界

と教会に、よりよい奉仕、よ

りよい務めができるだろう

か。この地上(社会・教区・

小教区・各職務)における私

の役割は何だろうか。…こう

した問いは…他者との関係に

おいて、他者に向き合って問

うべき…。『わたしはだれの

ためにあるのか』…神はあな

たに、他者のためにも存在し

てほしいと望んでおられ…神

はあなたの中に、たくさんの

性質、好み、たまもの、カリ

スマを置かれましたが、それ

らはあなたのためというより

も、他者のためのものなので

す。」(参照284~286)

◇  ◇  ◇

 昨年、5月から8月にかけ

て、福岡教区の5地区を巡り

ました。信徒・修道者・司祭

たちから、様々な声・本音が

聴こえました。自分の目線で

はなく、他者からの目線を通

して見えるもの、見ないとい

けないものがありました。そ

れなりにわかっているつもり

の自分を、離れたところに置

いてみないと見えないことが

ありました。

 簡潔にまとめると、私には

以下のように響きました。

 「私たちがいます。何かで

きます。共に話し合い、聴き

あったら、よりよいものが見

つけられる。持っているタレ

ントは貧しくとも、豊かに発

揮できるはず。祈りと黙想に

より搾り出された呼びかけあ

いを深めたい。」

 聴かせてくださった方々に

感謝いたします。ありがとう

ございました。

 初めに紹介した『捜してく

ださい』という呼びかけが、

福岡教区中に響いています。

互いに、真剣に他者のために

捜さなければならないものが

あるのではないでしょうか。

◇  ◇  ◇

 最後に、教皇フランシスコ

の青年たち(私たち皆)への

呼びかけに耳を傾けたいと思

います。(来日中の「青年と

の集い」11月25日の教皇講話

より)

 「ほかの人を気にかけ、異

なる経験や見方を尊重するこ

と、それがどれほど必要で

しょうか」「自分にないもの

ばかりに目を向けることもで

きますが、自分が与え、差し

出すことのできる人生を見い

だすこともできます」「他者

のために時間を割き、耳を傾

け、共感し、理解する」「もっ

とも重要なことは、何を手に

したか、これから手にできる

かという点にあるのではな

く、それを誰と共有するのか、

という問いの中にある…『何

のために生きているのではな

く、誰のために生きているか。

誰と、人生を共有しているの

か』」「肝心なのは、誰のため

に生きているのかということ

【バチカン人事】 教皇フランシスコは教皇庁福音宣教省長官に、フィリピン・マニラ大司教のルイス・アントニオ・タグレ枢機卿(62)を任命した。バチカンが 2019年 12 月 8 日、発表した。 タグレ枢機卿は 2016 年に福岡教区のフィリピン人共同体の招きで久留米教会、手取

教会、及び熊本地震の被災地を訪れている。また、2017 年、高山右近列福式のためにも来日した。

教皇庁福音宣教省長官に

フィリピン・マニラのタグレ枢機卿を任命

 「キリスト教一致祈祷週間」、皆さまはその意味や内容をご存知でしょうか。カトリック中央協議会と日本キリスト教協議会は合同で、毎年、冊子を発行しています。 冊子には「その年のテーマの解説」「エキュメニカル礼拝式文」「八日間の聖書の黙想と祈り」「作成担当国のエキュメニズムの現状」が含まれています。この小冊子は、キリスト教一致祈祷週間の期間だけでなく、一致を求める個人の祈りや共同の祈りのために年間を通して用いることができるよう配慮されています。 教区内で司牧にあたる司祭に配布しておりますので、共同体でご活用ください。 福岡市内では一致祈祷会が行われます。詳細は 4面お知らせをご参照ください。

です」「他者のもつ豊かさを

評価することを学ぶのです」

「知恵を得るための鍵は、正

しい答えを得ることよりも、

正しい問いを見いだすこと」。

◇  ◇  ◇

 2020年が始まりまし

た。単に年が明けたのではな

く、私たち一人ひとりの心が、

他者に対して「明(開)ける」

年でありますように。

 明けましておめでとうござ

います。

主のご降誕と新年のお慶びを申しあげます

タグレ枢機卿。2016 年久留米教会で

杉原寛信神父

呼びかけ

私は誰のためにあるのか―

他者のために

2020 年 キリスト教一致祈祷週間1月 18 日 ~ 25 日

「人々は大変親切にしてくれた」(使徒言行録28:2)

第 53 回「世界平和の日」教皇メッセージ

「希望の歩みとしての平和 − 対話、和解、エコロジー的回心」(仮訳)

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カ ト リ ッ ク の ご 葬 儀

木 下 株 式 会 社T E L 092−526−5656〒810-0016福岡市中央区平和3丁目1-5

ヴィノ デ ミサ

ご用命 お問い合せは

スイートタイプ (赤)(白)

〒815-0082 福岡市南区大楠2丁目4番8号

互助会制度もご利用できます。

カトリック御受難修道会・福岡黙想の家811-4155 宗像市名残1056-1 Tel 0940-32-3222(9:30~16:30)Fax 0940-32-3385 E-メール [email protected]

災害被災者支援室より「教区

被災者支援募金」ご報告

【講演会・研修会・黙想会のお知らせ】 講師・指導司祭:来住英俊神父(御受難修道会)

1月12日(日)~ 13日(月・祝) 研修会「レクチオ・ディヴィナ‐聖書を祈る‐」1月25日(土)~ 26日(日) レクチオ・ディヴィナによる黙想会

ザビエル聖堂講演会入場無料、申込不要

◆黙想会と研修会 ( 参加費 10,000 円、定員 15 人、要申込〆切開催1週間前 )

1月18日(土)14 ~ 16時 「未来を想像(創造)する」

教皇来日 祈りの集い「ラスキン」と共催

見よ兄弟が共に座っている

 2019 年 10 月 19 日~ 12 月 3 日の期間で開催された「教皇フランシスコ来日記念企画展」は、2000 人を超える来場者を迎え、盛況のうち無事に閉幕した。実行委員長の下町豊重神父は、関係各所に送付した「御礼」の中で「神さまの力強いお導きによることは申すまでもありませんが、多くの方々のあたたかいご理解とご協力の賜物と実行委員会はじめ、関係者一同、深く感謝しています」と述べる。 12 月 16 日には駐日ローマ教皇庁大使のジョセフ・チェノットゥ大司教より、企画展の成功を祝うメッセージが届いた。下記に原文

(抜粋)と邦訳を紹介する。

"It is great joy for me to know that there were more than 2000 visitors including non-Catholics who visited the exhibition, and they were touched by true witness of peace, joy, friendship, solidarity and hope.I thank you very much for your generous initiative and congratulate you all for organizing the exhibition which reflected and deepened the impact of Pope's presence and messages."邦訳: この企画展に 2000 人以上の来場があったこと、その中にはカトリック信者でない方もいらして、その方々が平和・喜び・友情・連帯・希望の真の証に触れることができたということを伺い、私は深い喜びを感じています。 福岡教区が惜しみない心で独創的にこの企画に取り組まれたことに心より感謝いたします。また企画展を計画し開催することにより、ローマ教皇の存在とメッセージのより深い影響を与えられたこと、ご成功をお祝い申し上げます。

「教皇フランシスコ来日記念企画展」を終えて駐日ローマ教皇庁大使チェノット大司教より賛辞

第72回 福岡市民クリスマス

喜びと平和を世界に伝える

カトリック福岡教区報 第737号 (2)2020年1月1日発行

 

主のご降誕と新年の

お慶びを申しあげます 

使徒座管理者  杉原 寛信

名誉司教    宮原 良治

教区本部事務局 青木 悟

  福 

岡 

地 

司教館付 

(木の葉の里)  田川 清美

(日本語学習)

ソ・インデック

キム・ソンチョン

ルーカス・レック

司祭の家    山頭原太郎

畠山 七郎

        浦 俊雄

糸 島     平田 三好

古 賀   O・ベルナルド

古川 健一

笹 丘     遠山 満

       M・ヒルデン

浄水通・

茶山 

  牧山 勝美

イ・ハヌン

大名町     杉原 寛信

大楠・高宮  D・マキシム

       

M・パウロ

西 新     中村 彰

箱 崎   アントニオ・リ

光 丘     平田 敬

吉 塚     W・マヘル

老 司     夫津木 昇

イエズス会  S・オチョア

Br.村岡 信慎

 Br.松島 忠雄

聖パウロ修道会 永富 久雄

        夫津木 昇

       Br.小川 孝志

       Br.阿部 光一

御受難修道会  来住 英俊

        内山 恵介

       Br.笹田六合豊

福岡コレジオ  森山 信三

  S・オチョア

美野島司牧センター M・

コース

サン・スルピス司祭会

湯浅 俊治

大山 悟 

牧山 強美

Q・ベルナール

福岡カトリック神学院

        湯浅 俊治

大山 悟 

牧山 強美

嘉松 宏樹

 筑 

後 

地 

今村・本郷

竹森 勇 

大牟田     田中 重治

小 郡     山元 眞

久留米     宮崎 保司

二日市     竹内 英次

聖マリア病院 

G・ピアッツィニ

臨床パストラル   W・キッペス

 北 

九 

州 

地 

区 

飯 塚   イム・ドンビン

黒崎・

天神町

川上 惣一

小倉・門司   深堀 勝人

シン・カンス

新田原     牧山 美好

田川・直方   大塚 了平

戸畑・若松   江夏 國彦

水 巻     谷口 尚志

湯 川     寺浜 亮司

行 橋     井手 公平

パリ外国宣教会(八王寺)

 L・ベリオン

 佐 

賀 

地 

伊万里

S・

リチャード

鹿 島    L・マネルバ

唐津・呼子   中村 信哉

佐 賀     下町 豊重

多久・

武雄

十時 伸治

鳥 栖     山元 眞

馬渡島    D・アルビン

トラピスチヌ  岡崎 才蔵

 熊 

本 

地 

荒尾・玉名

R・フィリッピニ

荒尾      東 研

帯 山   D・マルケット

崎津・大江・本渡 渡

辺 隆義

手 取     櫻井 尚明

菊 池    

S・ダロイト

健 軍     浦川 務

島 崎    A・トゥルコ

人 吉    F・マッケイ

武蔵ヶ丘 キム・ジョングン

八代・水俣 H・オカロール

真命山    S・フランコ

園田 善昭

 去る12月9日(月)、恒例

の福岡市民クリスマスが開催

された。会場は福岡市民会館。

この福岡市の恒例行事も今回

で72回目を迎えた。カトリッ

ク福岡司教区も力を入れて後

援している超教派的な祈りと

祝いの一夜である。

 今回の講話は油山シャロー

ム教会の横田法路(ぱうろ)

先生、音楽はゴスペルシン

ガーの中山栄嗣氏だった。

 横山法路師は手足のない伝

道者ニック・ブイチチ先生の

話や仲間の犠牲になりスコッ

プをなくした冤罪を敢えて受

けた人の話、更には中村哲医

師の話などを織り交ぜ、クリ

スチャンとして生きる意味を

語られた。

 中山栄嗣氏はスモール・コ

ンボとのソロ・ゴスペル、ま

た福岡ローカルのゴスペルグ

ループを率い、たっぷり歌で

クリスマスのよろこびを伝え

た。また、全観衆を指揮して

のシングアロング(共に歌

う)、お終いは恒例の『きよ

しこの夜』でたっぷり聴衆を

魅了した。

 当日、福岡市民会館の片隅

には祈祷室が設けられ、そこ

で市民クリスマスの成功、ク

リスマスのよろこびと平和が

世界に伝わりますようにと一

生懸命祈りを献げる人たちも

見受けられた。

 2時間半ほどの祈りとよろ

こびの一時の後、観衆は笑顔

と共に家路についた。

 72年の歴史を持つ福岡市民

クリスマスはキリスト教の

様々な教派のメンバーが1年

をかけて準備をしている。そ

の思いは一つ、「より多くの

人にクリスマスの喜びと平和

を伝えたい」。毎年、観衆の

笑顔のぬくもりが残るなか、

次回の準備が始まる。

開場前のロビーでの祈りのひと時。一年をかけて準備をしていた実行委員のメンバーたち。

ヨセフ・メディナ神父

(イエズス会)

訃 報

 「福岡教区被災者支援募

金」の現状を報告いたしま

す。12月18日現在の残高は、

279万7千426円です。

 2019年度は、8月29日

佐賀県豪雨の被害者への10万

円支援(1件)、台風19号(9

月)による千葉県への50万円

の支援送金をしました。

 台風19号の際に集まった支

援金(2019年9月分)は、

115万2千992円でし

た。今なお、被害で困難な状

況にある方がおられることを

忘れず、突然の災害に備え、

これからも、皆様方のご理解

とご協力をよろしくお願い申

し上げます。

「福岡教区被災者支援募金」

送金先=郵便振替口座番号

01760‐6‐20729〔口

座名〕カトリック福岡司教区。

通信欄に「福岡教区被災者支援

募金」と明記してください。

 2019年12月10日、老衰

のため東京で帰天。享年95。

1924年スペイン、サン・

セバスチャン生まれ。15歳で

イエズス会に入会、修道生活

80年でした。1948年に来

日し、54年にスペインで司祭

叙階。生涯のほとんどを広島

教区内の教会で宣教司牧に従

事した。2007年~18年の

12年間、福岡修道院に属し、

修道院や小教区で勉強会を開

き、多くの人をキリストに導

かれた。晩年、身体が衰える

中でも、常にキリストを求め、

キリストを伝え続ける熱意を

絶やすことはなかった。

 教皇来日の興奮が覚めやら

ぬ2019年11月29日(金)、

カトリック大名町教会大聖堂

で教皇来日のめぐみを味わう

「祈りの集い」が開催された。

教区青少年養成部主催の「教

皇来日青年企画」と、毎月行

われている「ラスキン黙想と

祈りの集い(テゼの祈り)」

が協働で準備を行い、実施し

た。青年(神学生を含む)が

約20人、その他の参加者が約

30人、合計約50人でテゼの歌

を用いた祈りの時を持った。

 「教皇来日青年企画」は計

3回の集いが実施された。10

月19日(土)の1回目、11月

16日(土)の2回目では教皇

来日のテーマを深め

るための分かち合い

を行った。

 そして、3回目と

して企画された11月

29日(金)は「宗

教、教派、信仰の有

無を超えて、共に祈

ろう!生きよう!」

と祈りの集いが開かれた。こ

の趣旨のもと、教区内の関係

各所、カトリック校はもとよ

り、福岡市内のカトリック以

外のキリスト教会、イスラム

教、仏教の各団体や、国公立

の大学等にも案内を送った。

 共催者の「ラスキン黙想と

祈りと集い」の「ラスキン」

は「ラスト(最終)の金曜日」

の略で、毎月最終金曜日に大

名町教会でテゼの祈りの集い

を行っている。今回の祈りの

集いに関しては、初めて大聖

堂で行うということもあり、

祭壇の飾り付けに工夫をした

り、他宗教、無宗教の方の参

加者に配慮して歌の選曲や聖

書の朗読個所などを行ったり

した。

 この日歌われたテゼの歌

「見よ、兄弟が共に座ってい

る。なんという恵み、なんと

いう喜び」(詩編133)の

とおり、宗派・教派を超えた

仲間が集い、静かな祈りの空

間に、大きなめぐみと喜びが

溢れる時間となった。祈りの

後に開かれたロビーでの茶話

会も終始なごやかで、会話が

はずんでいる様子が見受けら

れた。参加した青年は「必要

としていた祈りの時間がもて

て良かった」と感想を述べた。

ろうそくで飾られた大聖堂

Page 3: 使徒座管理者 私は誰のためにあるのか 主のご降誕 …fukuoka.catholic.jp/wordprss2/wp-content/uploads/2019/12/...杉原寛信使徒座管理者認可 発 行 所

 去る 12 月 8 日(日)にカトリック玉名教会(熊本県玉名市)でクリスマスコンサートが開催された。毎年実施して、今年は7年目ということもあり、近隣のルーテル教会とのつながりが深まり、地域の方々も気軽に立ち寄れるコンサートだ。この日 100 人以上が訪れた。 玉名教会聖歌隊や地元の合唱団による合唱、プロの演奏家によるフルート独奏、ルーテル学院高校の生徒によるハンドベル演奏などの豊かなプログラム。ルーテル学院高校の先生が、ハンドベルの起源について「イギリス発祥で教会の鐘を鳴らす練習用の鐘としてつくられた」と話を楽しくされた。最後は「しずけき」をルーテル教会、カトリック教会の信徒、そして一般のお客様全員で合唱。和気あいあいな雰囲気でコンサートを終えることができた。 来場者からは次のような感想が聞かれた。 「聖堂内での響きがとても美しかった」「ハンドベルの先生の説明がフレンドリーで楽しかった」「カトリック教会でのクリスマスコンサートと聞いて敷居が高いかと心配したが、とても暖かいコンサートだった」「赤ちゃんも一緒に聖堂内で聞くことができて感動しました」「ハンドベルを初めて間近で見た。ユニークな演奏も

あり、アットホームで楽しかった」「ルーテ ル と カ トリックの融和が 素 晴 ら しかった」

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春日市天神山 7-91 TEL&FAX 092-517-6313福岡プライマリケア株式会社 代表 : エリザベト熊谷

玉名教会クリスマスコンサート

熊本地区

平日/AM10時30分~PM5時日曜/AM11時~PM2時(定休日 水曜・祝日)

ルーテル学院高校の生徒によるハンドベル演奏

ホームレス支援

見て、聞いて、知って…神に倣おう

ミサ後に信徒会館で祝いの集いが開かれた

☆祈り

その小道を歩く

須永和宏

 「どのように祈ったらいい

か分からない」と、自分の祈

り方に疑問をもち、模索して

いる人に、60の祈りのエピ

ソードを紹介。古今東西の信

仰の先達はじめ聖書の中の人

物の感動的な出来事や、その

生涯の中での祈りを、具体的

に、興味深く示した分かりや

すい祈りの手引き。

女子パウロ会発行

税込価格1210円

    ◇ ◇ ◇

☆教会でもがん哲学外来カ

フェを始めよう

樋野興夫

編著

 がんの方が対話を通して元

気を回復していく「がん哲学

外来カフェ」。実際にカフェ

に携わる方々が、与えられた

恵みや気づきを記し、いかに

して教会でカフェを始め、続

けてきたかを具体的に語る。

西新教会信徒の執筆も掲載さ

れている。

日本キリスト教団出版局発行

税込価格1650円

カトリック福岡教区報(3) 2020年1月1日発行 第737号

 去る11月30日

(土)熊本地区

宣教司牧評議会

主催による「教

会家族の祝い」

が手取教会で開

催された。

 熊本地区信徒

が、人生の節目

に当たり一人ひ

とり自分の信仰

の歩みを振り返

り、皆で共に祝

うことを通して

信仰による絆を

深め、またお祝

いの喜びによっ

て一人ひとりがキリストの福

音をこの社会の中で更に力強

く伝える者となることが目

的。「祝福ミサ、茶話会」は

初めての試みだ。対象者は、

司祭修道者は50周年、60周年、

信徒は、年齢の節目となる「喜

寿(77歳)、傘寿(80歳)、米

寿(88歳)、卒寿(90歳)、百

寿(百歳)」また、結婚50周年、

60周年の方(2020年3月

末時点を基準)で、熊本地区

に居住されている方が対象。

 関係者を含めて100人以

上が集まった。11時のミサは

熊本地区の7人の司祭の共同

司式で行われた。櫻井尚明神

父(手取教会主任)が「教会

家族の祝いの会」開催の趣旨

を込めた説教をした。

 櫻井神父は「教会は神の

民、一人ひとりをよく考えて

招いてくださった。長い人生

を歩んで来られた人だけでな

く、すべての信徒、教会家族

の祝いとしてミサを捧げま

しょう」と述べ、フランシス

コ教皇が述べている個人主義

の危険についても触れた。「個

人主義は生きる喜びや愛を奪

う。教会もその影響を受けて

いて、集まることが面倒くさ

いと思う人が増えている。で

も集まる時の喜びは素晴らし

い。教会に皆が集まるとキリ

ストの証人としての力強い教

会になる。」と集うことの大

切さを説いた。

 ミサの後、信徒会館で祝い

 フランシスコ教皇は去る11

月24日の長崎のミサで次のよ

うに述べた。「天の国は、私

たち皆の共通の目的地です。

それは将来のためだけの目標

ではありません。それを請い

願い、今日からそれを生きる

のです。病気や障害のある人、

高齢者や見捨てられた人た

ち、難民や外国からの労働者、

彼らを取り囲ん

で大抵は黙らせ

る無関心の脇で、

今日それを生き

るのです。」

 福岡市内の

ホームレス支援

活動について、

各活動の内容と

特徴を寄せてもらった。今日

それを生きてみませんか。

   ◇  ◇  ◇

【NPO法人

ホームレス支援

福岡おにぎりの会】〈活動日〉

1月は毎金曜日〈場所〉美野

島司牧センター〈内容〉調理

14時、夜回り20時 ※おにぎ

り、豚汁、ゆでたまごと防寒

着などを持って、市内10コー

スに分かれてホームレスの方

を訪ねます。物を配る事だけ

ではなく、寄り添う事を重視

した活動です。

【大名町教会ホームレス支援

グループ スープの会】

〈活動日〉2月~3月第2週

目 毎金曜日〈場所〉大名町

教会〈内容〉調理14時、夜回

り20時 ※1月までのおにぎ

りの会の活動を、協働という

形で引き受けます。内容は同

じですが、多くの中高生の参

加があります。

【NPO法人 美野島めぐみ

の家】〈活動日〉通年毎週火

曜日 集合10時〈場所〉美野

島司牧センター ※センター

で、手作りの暖かい昼食を準

備します。寄せられた古着は

きれいに整理され、その場で

裾上げなどの対応もしていま

す。ボランティアによる散髪、

の集いを行った。普段はなか

なか教会まで来ることができ

ない方の参加もあり、各テー

ブルでは話題が尽きなかった。

テーブルごとにスピーチをお

願いすると、50周年を迎えた

シスターから召命の秘話がで

るなど、豊かな時間が流れた。

熊本地区宣教司牧評議会主催

教会家族の祝い

舞台「五島崩れ」

大名町教会 田上朝子

 舞台劇「五島崩れ」に所属

合唱団が協力することが決ま

り、久賀島を訪れたことを思

いだした。

 ある年の1月初め、みぞれ

混じりの強風の中、牢屋の窄

に向けて歩き始めた。そこで

の拷問を想像するのも、殉教

された方々の名前と年齢が刻

まれた碑を見ているのも辛く

なった。迫害されても信仰を

保ち続けられるのはなぜなの

か、あの訪問から何年経って

も答えられない。

 グレゴリオ聖歌の練習を重

ねる中で「殉教者」「パライ

ソ(天国)」の持つ意味が彼

らの信仰の生命線だったので

はと聞いたとき、なるほどと

思うと同時にどう歌えばよい

のか正直分からなくなっ

た。彼らにとって大切な言

葉。同じ言葉を口にしなが

ら思いが交わらないような

気がしたからだ。

 グレゴリオ聖歌の指導を

してくださった安積氏はネ

ウマという記号を注意深く

読み解いて当時の修道士た

ちの息使いや声の使い方を

教えてくださった。それは

彼らの言葉に対する思いを

伝えてくださることでも

あった。

 禁制下で信仰を持ち続け

た人達の希望であった「殉

教者」「パライソ」は中世

の修道士たちが歌い継いで

きたグレゴリオ聖歌の中に

もあるに違いない。指揮者

に信頼して、伝えられてき

たことを忠実に歌えますよ

うにとの思いに変わった。

神の国は私たちの間に

小郡教会 太山寛子

 小郡教会では11月3日~17

日に「秋の平和週間『みえか

たⅡ』」を開催した。平和週

間が初日を迎え、平和祈願ミ

サ(二日市バンド)の興奮が

残る聖堂の前庭は人々の活気

で溢れた。

 期間中は平和コンサートが

3日間、テゼの夕べの平和の

祈り、世界平和を祈るセレモ

ニーなどが行われ、最終日に

はパリ外国宣教会のルイ・べ

リオン神父による司式ミサと

講演会で終了した。聖堂には

8人の作家による平和アート

が展示され、差し込む光と

影に溶け合った。

 教会に一歩を踏み入れる

のが難しいと思われた人た

ちも訪れてみたら、そこに

居る人も、アートも音楽も、

神の国の平和が特別から日

常へと緊張を和らげ、互い

につながり広がって温かい

気持ちになっていく。すべ

てを包んでくださった神に

「ありがとう」の2週間だっ

た。

 フランシスコ教皇来日に

同行した主任司祭の山元神

父は、ローマに発つ瞬間ま

で訪れる人に気を配る姿勢

が見られた。

◆原稿は400字程度

◆投稿先:福岡カトリック司教館

          教区報係り宛

FAX092・523・2152

メール c

df-k

ouhou@

nifty

.com

 皆さんの声をお待ちしております。

食後には聖書勉強会も。

【パンの会】〈活動日〉不定期

15時開始〈場所〉須崎公園

※スープの会などに参加した

高校生から夜間の活動ができ

ない生徒もいるため、日中の

活動の提案があり、始まりま

した。複数の高校の生徒が菓

子パンと飲み物を配り、当事

者と話の輪を作っています。

Page 4: 使徒座管理者 私は誰のためにあるのか 主のご降誕 …fukuoka.catholic.jp/wordprss2/wp-content/uploads/2019/12/...杉原寛信使徒座管理者認可 発 行 所

カトリック福岡教区報 第737号 (4)2020年1月1日発行

痛みの相談室

いくま整骨院受付時間

平日: 9:30 ~ 12:00   14:30 ~ 20:00土曜: 9:30 ~ 15:00休診:日曜・祝祭日

福岡市西区姪浜駅南1-7-12- 2F℡ 092-884-0134ペトロ 生熊公吉

案 内 板  会合と催し 1月のこよみ

福岡教区広報室アドレスhttp://fukuoka.catholic.jpE-mail:[email protected]

信じる喜びから伝える喜びへ年間目標

◆   福  岡

聖書による信徒養成 マタイ福音書に親しむ

1 月 7 日(火)スタート!毎回資料配布、全 11 回(朝の部 10 時~、夜の部 19 時~)

一人でも多くの方が参加できるように、朝の部と夜の部があります。内容は同じです。都合によってどちらに参加しても結構です。場 所:手取教会・信徒会館ホール日程と内容:1 月 7 日 福音書を読むにあたり

1 月 14 日 マタイ福音書の総合入門1 月 21 日 イエスの誕生物語 (1・2 章)

指 導 :レナト神父(教区養成担当、玉名・荒尾教会主任、 聖ザベリオ会会員)問合せ: ☎096・352・3030 手取教会

福岡黙想の家ご案内 1・2 月

日 時:2月15日(土)10 時 ~ 15 時場 所:カトリック大名町教会 講演:阿部仲麻呂神父(サレジオ会)  「地球はひとつの家・人類はひとつの家族」 出前講座:「食品ロス」その食品、ほんとうに捨てるの?問合せ: ☎090・1084・2955 川原 

1 月 18 日 ~ 25 日 キリスト教一致祈祷週間 1日(水) 神の母聖マリア 世界平和の日 †C.バスチ(2002年 黒崎教会) †A.ラプラント(2015年 大神学院) 5日(日) 主の公現 10日(金) †A.ベルトラン(2017年 門司教会)12日(日) 主の洗礼 †ヨゼフ竹森道(2011年 久留米教会)13日(月) †J.モラーレス(2019年 イエズス会)17日(金) 聖アントニオ修道院長18日(土) キリスト教一致祈祷週間(~ 25日) †P.スカリ(2012年 大江教会)19日(日) 年間第2主日 キリスト教一致祈祷会(福岡)21日(火) †E.ホーガン(2019年)25日(土) 聖パウロの回心 26日(日) 年間第3主日 世界こども助け合いの日(献金)27日(月) †R.オーウェンス(2007年 菊池教会) 28日(火) 福岡教区司祭集会30日(木) 福者小笠原玄也一家殉教記念日31日(金) 聖ヨハネ・ボスコ司祭 †V.マクナリー(2003年 島崎教会)

【2月】 2日(日) 主の奉献 †マテオ山川辰幸(2002年 二日市教会) 3日(月) 福者ユスト高山右近殉教者 †A.テムペリーニ(2018年 ロザリオの園) 4日(火) †G.ブレシュト(2019年 御受難修道会) 5日(水) 日本26聖人殉教者

日 時:1月19日(日)18 時 ~ 19 時場 所:カトリック大名町教会

お誘いあわせの上、ご参加ください。

テーマ:「人々は大変親切にしてくれた」 (使徒言行録28・2)

「キリスト教一致祈祷週間」については一面記事参照。福岡地区では下記の通り一致祈祷会が開催されます。

結婚講座(福岡・熊本地区)

<福岡地区>日 時:1 月 11 日 ~ 2 月 8 日  毎土曜日 19 時 ~ 21 時半場 所:カトリック大名町教会問合せ: ☎092・741・3687<熊本地区>日 時:1 月 18 日 ~ 2 月 15 日  毎土曜日 19 時 ~ 21 時半場 所:カトリック手取教会問合せ: ☎096・352・3030※参加費:カップルで 10,000 円(カップルでの参加が原則)

教区信徒養成部主催 聖書講座テーマ:ヨハネ福音書を読む日 時:1月 26 日(日)14 時 ~ 16 時(隔月第 4 日曜日)場 所:カトリック大名町教会 1階講堂講 師:森山信三神父(福岡コレジオ院長)参加費:100円 ※ 旧新約聖書を持参のこと問合せ:☎080・5246・1816畠山

年間テーマ:「祈り」最高の神秘体験として

   ご聖体の秘跡を戴いてキリストと出会う

日   時:1月9日(木)10時~13時内   容: 「キリストに結ばれる」:入信の秘跡の完成

指 導 者:S. フランコ神父(聖ザベリオ宣教会)問合わせ先:真命山諸宗教対話センター次   回:2月13日(木)「キリストに生かされて生きる」

☎0968・85・3100   0968・85・3186熊本県玉名郡和水町蜻浦1391-7・E-mail [email protected]

真命山諸宗教対話センター -祈りの集い-

カテドラルでのゆるしの秘跡 日 時:1月11日(土)・25日(土) 10時~11時45分   2月8日(土)・22日(土)  10時~11時45分 場 所:カトリック大名町教会小聖堂

1月11日(土) ロザリオの会  12日(日)~ 13日(月) 研修会(募集中・2面参照)  18日(土) ザビエル聖堂講演会(2面参照)  25日(土)~ 26日(日) レクチオ・ディヴィナによる黙想会   (募集中・2面参照)

2月 1日(土) ロザリオの会  10日(月)~ 11日(火) 聖マリア在俗会  10日(月)~ 13日(木) 九州説教セミナー  15日(土)~ 16日(日) JSEC研修

※お電話またはメールでお問合せください。*宗像市名残1056-1 ☎ 0940・32・3222 0940・32・3385

        Email: [email protected]

■キリストの教え・聖書を中

心に学ぶ会〔日時〕1月7・

14・21日(火)14時~16時〔場

所〕大名町教会・信徒会館〔講

師〕大山悟神父(福岡カトリッ

ク神学院)〔問合せ先〕☎0

92・871・4943大山

神父

■福岡チェナクルム(司祭の

マリア運動)〔日時〕1月10

日(金)10時ミサ後〔場所〕高

宮教会〔指導〕パウロ神父(カ

プチン・フランシスコ修道会)

〔問合せ先〕☎090・74

68・3631西田

■震災のための祈りのリレー

〔日時〕1月11日(土)ミサ7

時から/夕の祈り(テゼの祈

り)16時から〔場所〕礼拝会

福岡修道院〔問合せ先〕☎0

70・2820・9613Br.

阿部(パウロ会)

■レジオマリエ福岡クリア

〔日時〕1月12日(日)14時から

〔場所〕高宮教会〔問合せ先〕☎

090・9654・9969

日吉

■師イエス祈り会

〔日時〕1月17日(金)10時ミ

サ後〔場所〕高宮教会・小聖

堂〔問合せ先〕☎090・7

468・3631西田

■パウロ家族合同「青年の集

い」来てみる?何か気づく

よ!〔日時〕1月18日(土)

10時~16時(9時半受付)〔場

所〕聖パウロ福岡修道院〔講

師〕谷口尚志神父〔内容〕司

祭、修道者、信徒としての

召命を考える〔対象〕20~30

代の独身男女。〔参加費〕1

000円※申込締切1月11

日〔問合せ先〕☎03・33

51・5154Br.井手口(パ

ウロ会)/メールssp

-voc@

sanpaolo

.or.jp

■カルメル在世会集会

〔日時〕1月20日(月)10時半

~16時〔場所〕福岡女子カル

メル会修道院・テレサの家〔内

容〕ミサ・講話(カルメルの

霊性)〔指導〕大瀬高司神父

(カルメル会)〔問合せ先〕☎

092・861・4802海

江田

■グレゴリオ聖歌を歌う会

〔日時〕1月21日(火)11時か

〔場所〕聖クララ寮

〔内容〕

グレゴリオ聖歌ミサとベネ

ディクション〔問合せ先〕☎

096・380・5686堺

■福岡召命を共に祈る会

〔日時〕1月21日(火)13時半

から〔場所〕大名町教会〔内容〕

ロザリオと分かち合い〔問合

せ先〕☎092・921・4

532山口

■第2 3回がん哲学外来「ぬく

みカフェ」〔日時〕1月25日

(土)14時~16時半〔場所〕サ

ンパウロ福岡宣教センター3

階〔参加費〕500円〔問合せ

先〕☎090・1162・6

395柴田

■聖霊によるいやしのセミ

ナー〔日時〕1月27日・2月

24日(月)10時半~15時〔場所〕

大名町教会〔内容〕賛美と祈

り・講話・ミサ〔指導〕F・マッ

ケイ神父(聖コロンバン会)

※テキスト代500円、参加

費自由献金〔問合せ先〕☎0

90・9722・3708蓮

尾■ラスキン黙想と祈りの集い

(テゼの祈り)〔日時〕1月31

日(金)19時45分から〔場所〕

大名町教会大聖堂〔問合せ先〕

☎070・2820・961

3Br.阿部(パウロ会)

■美野島司牧センター

降りてきて下さる神様ととも

に働きましょう。◆ホームレ

スの方に手作りのお昼ごはん

毎週火曜日10時◆ホームレス

支援炊出し・夜回り毎週金曜

日・調理14時/夜回り20時

(1月3日は休み)◆路上か

らアパートに入居した方を訪

問第3土曜日 13時〔問合せ

先〕☎092・431・14

19M・コース神父

◆   北

■北九州召命を共に祈る会

〔日時〕1月9日(木)14時か

ら〔場所〕小倉教会〔内容〕ミ

サと茶話会〔問合せ先〕☎0

949・24・9905藤井

■聖マルグリット・ブール

ジョワ生誕400年記念ミサ

※碓井明子シスターの終生誓

願式も行います。〔日時〕1月

12日(日)14時から〔場所〕戸畑

教会〔問合せ先〕☎093・8

71・1166Sr.吉田(コン

グレガシオン・ド・ノートル

ダム仙水町修道院)

■小倉祈りの集い

〔日時〕1月24日(金)13時半~

15時〔場所〕小倉教会信徒会館

2階〔問合せ先〕☎090・3

985・5209松田

◆   熊  本

■熊本地区召命を共に祈る会

〔日時〕1月16日(木)10時か

ら〔場所〕健軍教会〔問合せ先〕

☎096・368・2825

健軍教会・浦川神父

編集後記

 教皇来日の恵みの中で新年

を迎えた。一方、教会内には

「パパ様ロス」という現象が

あるとかないとか。重なるの

は、主の復活後のマグダラの

マリアの姿(ヨハネ20章)。し

かし、受肉し復活したイエス

は私たちのすぐ傍におり、福

音を告げるように呼びかけ続

けている。今年もいざ。(C)

キリスト教講座 第Ⅱ期開講 「教皇への献金」のお願い 日本カトリック司教協議会は、教皇フランシスコの来日にあたり、教皇への献金をお願いしております。献金はすべて来日テーマ 「すべてのいのちを守るため」 を具現化する活動のために教皇にお使いいただくためのものです。各小教区に郵便振替用紙を送付しております。皆さまの温かいご協力をよろしくお願い申し上げます。

「キリストとの出会い」(全 15 回)教会から離れている方、もう一度カトリックを見直してみたい方、どなたでも参加自由

場 所:大名町教会 信徒会館日 時 :1 月 10 日(金)10 時 ~ 12 時問合せ: ☎092・861・4802 海江田

講演会 人生を変える出会いの力 闇から光へ

受刑者の回復と再犯防止、社会復帰を目的に設立された NPO マザーハウスの理事長、五十嵐弘志氏による講演。獄中でイエス・キリストと出会い、回心。2014 年に NPO を立ち上げ、活動を続ける。2019 年11 月 26 日に来日中のフランシスコ教皇に謁見。場 所:大名町教会  ※ 参加費無料、自由献金日 時 :1 月 12 日(日)13 時から問合せ: NPO マザーハウス☎03・6659・5260 メール [email protected]

福岡地区カトリック女性の会主催 講演&学びの会

どなたでも参加可/申込不要