CANPAN - 南相馬市における...
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南相馬市における
再生可能エネルギー推進の取組み
"~
平慮 27年 4月 27日南相口市 饉興企■口 新エネルギー機遭■
南相層市について
○平成18年 1月 1日 に鹿島町、原町市、小高町の合併に
より誕生
0いわき市と仙台市の中間に位置する浜通りの中核椰市
「~~~~~~~~~― ――一一――――一―――一――
1福島原発事故の主要な時系列
14日 の余●と沖演薔颯や水■儡発事故に
~20日・市がバスで魚団■腱を鵬導 (2,725人 )
3月 25日 市がバスで彙団壼腱書■導 (142人 )
4月 21日 ,1:00 相島第一原子力発電所から半径20b■内を警t区壌に指示(4月 22日 錬Ю警戒区壌に設定)
4月 22日 昭
相島
"―原子力発電所から半径ab以 上∞h
■内に指示していた■内への選at解摯、計日
崚 菫E壌及び緊色
"ヨ腱準口E壌を臓定
7月 21日 12:30 特定避腱口彙地点として57地颯(59世帯 )を 設定
8月 3日 1知臀定●●●興増難 して15増慮 (72t帝 )モ ヨ
=0,
0月 ∞ 日 緊急時避菫串●区壌を解除
11月 25日 lm 臀=■
●コ翼電 解 しヽ型電 用 Zヽ`口,た 菫瀑●僣
平成20年
4月 16日噸 居住‖■区壌及
1南相扁市の被災状況□
● 津減崚害面積 (平成2"H月 8日 ■在)
区 地区 面積
鹿島区
ノt沢 50k雨
菌海 孝 ~ 島崎 108kぶ
′ヽ計 158k耐
原町区
令 ,P・ 」ヒ早 i6k雨
阜~軍 91kぶ
小浜~小沢 3_8kボ
小計 145k雨
小高区塚原~角部内 56k�
井田川~浦尻 49km小計 105km
合計 40 8k�
2
害状況①【人的被害】平成27年 1月 14日現在・ 死亡
(直接死
1,105人636人 )
(震災関連死 469人 )
・ 行方不明。負傷者
0人59人
(重傷者 2人、軽傷者 57人 )
【但効鷲右た書旧 平成27年1月 31日現在
区分 義 崚書量●鑽鐘 大綱績串崚 鵜
―織 ●● 腱
“
籠
“ "●●
小古区 3,771 1,667 319 46 34 24 66 508 38 632
‐ E 3,460 19050 411 18 14 19 43 63 31 451
n区 16,667 1,978 435 4 35 12 62 91●● 1,308
合 計 239898 4,695 1,165 68 83 55 171 662 100 2,391
3
【晨地被害】・津波により甚大な被害を受け、市の耕地面積の約3割の農地が流失・湛水
・排水機場をは助 、ため池・排水路・農道等の施設が被災
【米 の 作 付 制 限 と 再 開 】
・原発事故|はる水稲作付の制限 (30h日内)を受けて、平成23年産米は、市内全域で作付け制限を実施。
・平成24年は米の試験栽培、平成25年は実証栽培 (避難指示区域外)を実施。0平成26年は、台帳管理・吸収抑制対策・全量
|~離あ萩百~3
【居住 0人口関係】総務部情報政策凛
7年 3月 5日 現在
■鰤劇■ホ確■■人口く'4・
,1,日 )市内層住者 市
…
●●3● 死亡・rt―
小高区 12,8425,967( 5,375) 4,937( 6,488) 1=210( 623) 720( 356)
鹿島区 11,6039,300(9,397) 587( lβ 36) 844 ( 482) 804(380
原町区 47,11631,890(299453) 6,607(12823) 6,252(3・ 757) 2,277(1■ 83)
合計 71,′ 47=225(44,225) 12,221(20,647) 8)306(49862) 3,800(19827)
イ 皇薄 、
※カ ッコ内は平成 24年 4月 1
約38% 前 )
定tu4L宅
ntt
4
■ 年齢別居住者数震災前(H23。 3。 11)と現在の比較
7,000
6,000
-233115,000
:` ■ヽ ‐ 27.3.5
4m i― :‐/`ノ/:3,0∞ :イ/Tす■ヽνイ
ワ
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2:000- 純た轟⇒飢な論僣(晃 9税から∞6"
t∞。 _〆 : ぁ�“が鮒 磨 :
0
ごく′セ セ(出典)自相口市総覇部情報政燎暉軌lt係のデ→ を用いて作成
現在の状況 【学校関係】
童生徒の在籍推移rl ・ヽ 教育委員会平虚26年 1
区分 区 名
23年 度(予 定)
4月 22日 在●
(1学期開始日) 囃[4月 0日 在■
(1学翻田始日)
25年 度
(予 定)
4月 8日 在籠
“
学期開始日) 雌い4月
'日在籠
(1学期開始日)
:月 8日 在●
A B/A Eノ/D H/C : 」 J/: K/:
坐
磯
原町区
“
牧)2,716 29ヽ 2554 :227 48q 2350 1354 5誂 2,201 1.445 1.479 65ヽ
鹿島区(3校 ) 625 402 64ヽ 畑 餓 505 臨 565 9昴
小高区(4牧 )40
“
601 20ヽ 003 180 27ヽ 648
EI 4,050 1,231 臨 3.046 臨 3.595 2,030 57% 3,474 2,131 61% 2,163 02ヽ
中学校
原町区(4校 )1295 555 43% 64% 60% 1322 7∝ 7(ヽ
麗島区(1校 )230 73ヽ 323 92ヽ 303 92ヽ 336 921 92ヽ
小高区(:校) 344 15% 鱗 299 鱗 314 103 3缶 102 32ヽ
8t 1060 儡 1003 1100
“
ヽ l.805 1200 臨 1972 1332 00■ ,338 臨
合 計 6021 2.070 34% 5700 3102 5.400 3200 出 5446 3.463 04ヽ 3.501 64%
5
現在の状況 【医療関係】【病 院】
■ 腱災後医療スタッフの推移 【医療関係】
医師看腱師
健康福祉椰作成平成26年 12月 1日現在
てい・
19%減
27∬】彙医壼スタッフ 3■減
200ト ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー|
30771
震箕■と比較してい・
6
現在の状況 ④ 【健康・福社関係】
南相層市要支長・■Jl・●B走者の状況 (騎●20年 12月 表現わ“
庫― 作成平P27年 2月 1日 作成
【介口菫餞 《入層桑サービス)】
・増加の要因…・避難生活の長期化による身体状日の悪化(特に75曲 以上が増加)
・要介E5が■っている要因…・死亡によるもの
■ 南相層市の有効求人倍率等の推移。父●が●■腱労再■後も、通菫先で生活饉 ける母●・子供が少なくなく、パート(主饉)・アルバイト(学生)が不足。
・求人菫自体は多いものの、求■F―ズ(長期・安定)と大きなミスマッチが発生.■発H全 椰による口労意欲の低下も。(人 ) 鯖
佃
鰤
m
知
加
悧
m
m
m
仰仰卿抑和卿卿脚鰤。
Eコ月日有鶴求人腱 (人 )
::::::::::::::::::i:::::::::::i::::::::::::i::
7
■ 沿岸地域の新たな土地利用計画
盆>聯
黒夏L重繁蹴浦甜
1_:鳳璽t[lT][菅軍L被害を
受けたエリアの新たな土地利用とし
て、住宅の集団移転、防潮堤・防災
林、メガソーラー、風力発電、工業団
地、植物工場等を計画。
>平成24年6月 、東芝が南相馬市にメ
ガソーラーの立地等を決定。同年10月、福島県が南相馬市に福島県環境
創造センター (仮称)の一部研究施設
の立地を決定。平成25年3月 、植物
工場が完成し、生産開始。 “
■ 再生可能エネルギーの推進を掲げた復興計画の策定
uom出 た
`ち
の離
スローガン :心ひとつに 世界に■る 自相目の再興を
○諄減祖■を受けた日■については、日用電として再生する―方、― t外として●●疇 や口生可饉エネルギー薔地、工鳳団壇として層洒用七日ります.
○福自菫…原子力m― を書つかけに、日子力mに 依存しない再生可鮨エネルギーによりエネルギ=の岨口電消と安全 。安心な凛ちづくり、新たな■■菫口を促す803入 を目掘します.
“ ■■■ロロ●●■■■¨
”\常““畷9露■
8
■ 南相扁市再生可能エネルギー推進ビジョン
○東日本大■吸や■子力事故を見■して、一日も早い市民生30「Eに取り組むために、平■23年■2月 に『廂相■市an計■」を策定.
薔本歯策の一つとして、
○ホビジョンは、本市のC口を選げるための■■な施籠として再生可鮨エネルギ…を推遣するため、再生可籠エネルギーの活用や省エネルギーの推道を市民 。事魚■ 0市 が…体となつて取り組むための導入目楓を掲げて、二本的-3o方 向を示すことを目的とする。
■ 再生可能エネルギー推進ビジョンの目標値原子力発電への依存から脱却するため、本市の消費電力に匹敵あるいはそれ以上の電力生コ生可鮨エネルギーで生み出すことを目指す。
ビジョンの最終目標年である2020(平成32)年度の目標値を再生可能エネルギー導入比率的6596と し、2030(平成42)年度にはほぼ10096を 目標に設定。
…
6●●
‖ 札
口 ̈ ” m中国∞ ∞ “ ” 。
(3入目鋤
市内の年間電力消買量に対する再生可能エネルギー発電量の割合
(2012年度実績 : 約5%)
↓。2020年度までに : 約65%
↓。2030年度までに : 詢100%
2020(7●3a報。
・・・…
…暉入比率欄 %
2012 2020 20" 2040 2050
9
■ 沿岸部風力発電事業
瑯・
●民間事業者との協働により市が事業用地 (市有地)を確保し、事業者が設備整備・運営を行う。
●建設予定地・市沿岸部 (鹿島区、原町区)
●発電規模 :約2万kW
●運転開始 :
・鹿島区 (平成30年度予定)
。原町区 (事業検証中)
●事業主体 :特別目的会社地元企業等が中心となり、「南相馬風力発電い」を平成25年6月設立
10
■ ノ イヽ オ マ ス (木 買 )‐ 南相■市大町地域交流センターー
瑯・
●地域住民のコミュニティーの場と防災の拠点として、復興交付金および邸便事業寄付金を活用して整備。
●木質チップを燃料とする木質バイオマスポイラーを設置。熱エネルギーを利用して施設の冷暖房を行う。
●相聯載 :
○木質バイオマスポイラー
(乾燥チップ) 180kWO低温型間接加熱式スターリングエンジン 9.9kW
11.lkWh
平成
“
鍋 月2日 E「
スターリングエ″ ン(写=左
)
■ ′ イヽ オ マ ス (資 源 作 物 )― 資■作物義培奥肛事■ ―
瑯 ■
●資源作物の実証栽培を行う農業者に対し
支援を行い、資源作物の低コス ト栽培に
関するノウノヽウの研究・習得を目指す.
●事業メニュー
○ノ(イオディーゼリレを製造する作物の栽培・なたね 40′ 000F]/10a
rワ魔小‐ ンpHH i(小=EA8●
E) :
・デントコーン40′000F]/10a
41
4I
■ ノ イヽ オ マ ス (藻 1順 )― 題ロバィな ス研究鮨殴整口事彙 ―
…●一般社団法人 藻類産業創成コンソーシアムが福島県の再生可能エネルギー次世代技術開発事業■補助金を活用し、藻類バイオマスの大量生産及びその利活用に力功 る`次世代技術の開発の実証研究を行う。市が事業用地 (市有地)を提供。
●建設予定地 :
・市沿岸部 (原町区泉地区)
約1.2ha(う ち約0。4haは藻類培養施設)
●事業主体 :
。一般牡団法人 藻類産業創成コンソーシアム
●実証実験ではミトリムシを含め多数の藻類を研究対象とし、燃料・飼料 。
医薬品など、様々な用途から採算性を模索し、産業化が可能と評価された成分について順次事業化を目指す。
■ JJヽ :ポtラb ―県所有晨彙用ダムを活用した小水力斃電計目 ―
…○福島県との協働により、市内の県所有農業用ダムについて、小水力発電の円滑な導入を図る。
●建設予定地 :
・横川ダム (原町区馬場地区)
●事業主体 :福島県
●運転開始 :
。横川ダム (平成28年度予定 )
※概略設計調査の結果等を踏まえ、基本設計を行う予定。
12
■ 家庭用太陽光発電設備・HEMSの導入促進事業概要
○家庭における再生可能エネルギーの導入による「創エネ」と「省エネ」を推進
するため、住宅用太陽光発電システム及び家庭用エネルギー管理システム
(HEMS)を設置する者に対して補助金を交付し、導入の促進を図る。
●家庭の
“
エネ・省エネ促造支援事業,■ ,1■ ,1= `■ ・ ブj ,「 |` 1.1
●エネ
●■●準 :45,000円 /kW
EEl口 :440`000円
(0.99kW以下)
欄麟薔串 :籠麟軍1/3
(上目70,000円 )
※H20年自軒設
■ 南相扁市版スマートコミュニティの構築亭彙■■○災害公営住宅や防災集団移転地を中心に、モデル事業として再生可能エネルギー(太陽光発電)と家庭用エネルギー管理
システム (HEMS)を 活用した省エネコミュニティをつくる。
●防災鋼団移嘔地 (■り::町地区)
57戸の各住宅に太陽光発電やHEMSを導入するとともに、住環境の整備や新たなコミュニティの形成を図る。
●災薔公曽住宅 (大町地区)
環境負荷の少ないクリーンエネルギー化と災害時における住民の安全確保に必要な電源を確保するため、太陽光発電設備(約 100kW)、 HEMS(100戸 )、 蓄電池
を設■するとともに、建物全体の省エネルギー化に努める。
災書公曽住宅(大町地口 )
13
■ 公共施設再生可能エネルギー等導入事業
分共籠臆再生可能エネルギー苺導入事菓 導入譴蹟一覧
l― ‐ L.
…
…=審ざ l~‐ r ■_ぃョ l
Lー
…
′
`「=4慇 目・
■ 公共施設電力管理システム導入事業
事業概要○公共施設における発電量 0蓄電量 。電力使用量を瞬時に収集し、各公共施設に
設置された太陽光発電・蓄電池システムや LED照明を一括管理することで、「見える化」「見せる化」「できる化」によるエネルギーマネジメントシステ
ムを構築する。導入システム
①電力管理システム(17施設)
②太陽光発電・蓄電池システム(1施設)
③庁舎LED照明‖御システム(1施設)
LE畔lЧ 〈″含)● .こな漱●.●
“
ヽ議鶏缶濾 ぶ _効・化■●
インターネット う
庁 合・保 健 施 設
14
■ 再生可能エネルギー推進に向けた意識啓発
総合学● (六■光
…事彙概要
○電力に関する教育 (環境学習)を行い、
省エネや電気の必要性を学習する。
●市内Jヽ中学校の総合学■
南相馬ソーラー・アグリパークでの体験学習
内容 :太陽光発電所での仕事体験など
●再生可鮨エネルギー普及啓発事業
小中学生をはじめ、市民の方々が実際に再生
可能エネルギーについて「知る」「つくる」
「使う」体験学習教室を開催し、理解を深め
る。
実施時期 :夏休み、冬休み
■ 南相扁ソーラー・アグリバーク事業
“
駆
○太陽光発電所 。植物工場 。体験学習の
組み合わせによる地域循環モデルとして
市・民間で整備。 (平成25年 3月完成)
●太目光発電所 (500kW)福島復興ソーラーいが建設・運営.
発電量の一部 (約100kW)を植物工場に供給
し、残りを発電。
●ドーム■檀物工場 (2棟 )
農業再生モデルとして、市が復興交付金を活用
して建設。地元の農業生産法人が運営し、牛産
されたレタス等はヨークベニマルが全量仕入。
●体m(社)福島復興ソーラー・アグリ体験交流の会が、
太開光発電所と植物工場を舞台として子供たち
のための体験学習プログラムを企画・運営.
15
ご清聴ありがとうございました。
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