大人になるための第一歩 三島中学校立志式...三島中2学年8名『立志式』...

8
8 2 81 2016 福島県三島町 広報 平成 28 年 8 月 5 日発行 (毎月第 1 金曜日発行) Public relations of Mishima-town, Fukushima in Japan August 福島県大沼郡三島町 みしままち 三島町は、福島県の西部を流れる只見川 沿いの小さな町です。優良な「会津桐」 の産地として知られるほか、小正月の行 事「サイノカミ」や、野山の材料で作る「編 み組細工」などの伝統が受け継がれ、 「日 本で最も美しい村」連合に加盟していま す。 主な内容 Town Memories①・② 町を支える新しい力        5 地域おこし協力隊特集記事    町民記者通信          6 図書コーナー          昔話(グズとカメ)       8 町史編さん室だより       Information①・②  10

Transcript of 大人になるための第一歩 三島中学校立志式...三島中2学年8名『立志式』...

Page 1: 大人になるための第一歩 三島中学校立志式...三島中2学年8名『立志式』 7月15日、交流センター山びこにて、三島中2学年8 名の立志式が挙行されました。一人ひとりが立志証書を

8№ 281

2016福島県三島町

広報平成 28 年 8 月 5 日発行(毎月第 1 金曜日発行)

Public relationsof Mishima-town,

Fukushima in Japan

August

福島県大沼郡三島町 みしままち三島町は、福島県の西部を流れる只見川沿いの小さな町です。優良な「会津桐」の産地として知られるほか、小正月の行事「サイノカミ」や、野山の材料で作る「編み組細工」などの伝統が受け継がれ、「日本で最も美しい村」連合に加盟しています。

主 な 内 容Town Memories①・② 2町を支える新しい力        5地域おこし協力隊特集記事    5町民記者通信          6図書コーナー          8昔話(グズとカメ)       8町史編さん室だより       9Information①・②  10

大人になるための第一歩

三島中学校立志式

Page 2: 大人になるための第一歩 三島中学校立志式...三島中2学年8名『立志式』 7月15日、交流センター山びこにて、三島中2学年8 名の立志式が挙行されました。一人ひとりが立志証書を

消防操法技術を発揮 第三位入賞

第四十回福島県消防操法大会両沼地方予選会

【三島町消防団代表】

 川井・大登合同班

TownMemories 6・7 月①み し ま  日 々 の 出 来 事

花が町を彩る 各地区で花植え作業が行われる

 6 月 24 日と 25 日に町内の国県道沿いの花植え作業が行われました。あいにくの雨の中、町交通安全母の会や各地区のボランティアの皆さんが、県から配布されたマリーゴールドやサルビア、ベコニアなどの苗を植えました。この花植えは県のフラワーロード事業による委託を受けて毎年実施されているものです。

 7 月1日、町民センターで郷土料理を子どもたちに伝える「おばあちゃんの味」が行われました。「おばあちゃんの味」は、地域の伝統的な料理の知恵や栄養を学ぶ食育の場として、三島小 6 年生 12 人が、老人クラブ連合会女性部の皆さん 16 人に習いながら、「豆ごはん」「にしんとわらび汁」「干し大根とひじきの油炒め」「笹の葉三角巻き・角巻き」などの料理を作りました。 出来上がると、6 年生の児童一人ひとりがおばあちゃんに肩もみをしてあげたり、1・2 年生を招待しみんなで作った郷土料理をおいしくいただきました。

みんなで作る郷土料理『おばあちゃんの味』

◉三島町消防団代表選手

指揮者

 

岩渕良太さん(大登班)

一番員

 

三浦健太郎さん(川井班)

二番員

 

石岡健二さん(大登班)

三番員

 

角田伊織さん(川井班)

補欠

 

角田 

功さん(川井班)

吸管補助員

 

五十嵐修さん(大登班)

新たに選挙管理委員と

補充員を選出

 

任期満了に伴う、三島町選挙管理委員及

び補充員が平成二十八年第二回三島町議会

定例会において選出されました。

 

任期は、平成二十八年七月二十六日から

平成三十二年七月二十五日までの四年間で

す。

 

町選挙管理委員会では七月二十六日に委

員会を招集し、委員長及び委員長職務代理

者を選任しました。

【選挙管理委員】

委員長

板 

橋 

德美(

滝原)

委員長職務代理者小 

柴 

智雄(

名入)

委員

馬 

場 

晶子(

大登)

委員

諏 

訪 

典子(

大谷)

【補充員】

第一順位

五十嵐 

豊一(

西方)

第二順位

諏 

訪 

義幸(

宮下)

第三順位

五十嵐 

豊子(

大石田)

第四順位

酒 

井 

いづみ(

高清水)

委員

 

諏訪 

典子さん(

大谷)

委員長

 

板橋 

德美さん(

滝原)

委員長職務代理者

 

小柴 

智雄さん(

名入)

委員

 

馬場 

晶子さん(

大登)

 7 月5日、町民センターで平成 28 年度交通安全協会三島分会定期総会が行われました。分会表彰として、分会功労者に齋藤行紀さん ( 宮下 )、優良運転者に角田憲一さん( 浅岐 )、優良会員として青木節子さん ( 荒屋敷 ) が選ばれ、代表で青木節子さんに表彰状と記念品が授与されました。

平成 28年度交通安全協会三島分会定期総会

第69回福島県総合体育大会県民スポーツ大会両沼大会

 第 69 回福島県総合体育大会県民スポーツ大会両沼大会は 7 月 3 日に会津坂下町を会場として行われました。6 種目の団体戦に 7 町村から 43 チームが参加し、当町では、壮年ソフトボール、家庭バレーボール、卓球、バトミントンに出場しました。 白熱した試合をみせた家庭バレーボールの三島パープルレディースは、決勝に進むも惜しくも準優勝となり、約 20 年振りの出場となったバトミントンの三島バトミントンクラブは第 3 位となりました。家庭バレーボール、バトミントンの 2チームは、8 月7日(日)に喜多方市を会場に行われる会津大会に出場します。

 

第四十回福島県消防操法

大会両沼地方予選会は七月

三十一日、会津坂下町の鶴

沼球場駐車場で開催されま

した。当町消防団からは、

小型ポンプの部に川井班・

大登班(合同)が出場し、

第3位入賞を果たしました。

両チームは夜間に、仕事を

持ちながらも一カ月以上に

わたり訓練を重ね、炎天下

の中、機敏な動きと磨きあ

げた技術の成果を十分に発

揮しました。

2016.8広報みしま 23 広報みしま2016.8

Page 3: 大人になるための第一歩 三島中学校立志式...三島中2学年8名『立志式』 7月15日、交流センター山びこにて、三島中2学年8 名の立志式が挙行されました。一人ひとりが立志証書を

協力隊が本気で図工に挑戦!

7月24日、美坂高原にて「みさか DE あそぼ!

~本気で図工~」が開催されました。

今回は次回イベントで使用する本棚や木箱をみんな

で作ろう!という企画。事前に用意していた木材を

ドリルなどを使って組み立てました。できあがった

木箱に色を塗る作業は子どもたちも手伝ってくれ、

みんなの力を合わせて立派な本棚が完成しました!

次回の開催日は8月11日の山の日!

 読書会の開催を予定しています!

地域おこし協力隊が主催する初のイベント!

円陣を組んでみんな気合い十分!

みんなで協力して本棚 ・木箱 ・ 看板が完成!

次回からのイベントで活用します!

安積歴史博物館にて鉄道風景画家の松本忠さんと合同で、奥会津地域お

こし協力隊の志賀薫さんが、写真作品を出品する作品展示会を開催いた

します。

只見線の風景を題材とした風景画や写真作品が多数出品されますので

興味のある方は、ぜひ足をお運びください。

会場:福島県郡山市 安積歴史博物館

会期:8月 2日~ 31 日まで

入館料:一般 300円 /高校生以上 200円 /小中学生 100円

詳しくは歳時記の郷 奥会津のホームページをご確認ください。

TownMemories 6・7 月②み し ま  日 々 の 出 来 事

県立宮下病院等後援会総会並びに健康講演会

 県立宮下病院等後援会総会は 7 月 20 日、町民センターで行われ、約 40 人が出席しました。議事では、平成 27 年度事業報告・収支決算と平成 28 年度事業計画・収支予算が承認されました。総会後、県立宮下病院内科医牧匠先生による「高齢化社会と骨粗しょう症」と題した健康講演会が開かれ、出席された皆さんは、骨粗しょう症についての知識と予防、健診を受けることの大切さを学びました。

大人になる一歩を踏み出す三島中2学年 8名『立志式』

 7 月 15 日、交流センター山びこにて、三島中 2 学年 8名の立志式が挙行されました。一人ひとりが立志証書を授与され、大人になるための目標とした立志の言葉を発表しました。 2 年生を代表して、中丸みちるさん ( 宮下 ) が「私たち8 名は自分の意思を持とうという誓いをたてました。自分の意思を持ち目標を叶えるために精一杯努力していくことを誓います。」と述べました。

 7 月の「社会を明るくする運動」強調月間に合わせ、同運動町推進委員会は 7 月 8 日、町内の啓発パレード・小中学校訪問活動を行いました。推進委員が町民センター前で出発式を行った後、啓発放送を行いながら町内を巡回。期日は終わりましたが、一人ひとりが悪い行いをせず、地域の子ども・若者たちが非行に走ることのないように、明るく健全な生活を手助けできるよう、皆さんのご理解とご協力をお願いします。

「社会を明るくする運動」啓発パレード・小中学校訪問

三島小の児童が大活躍!三町村 (三島・金山・昭和 )小学校水泳記録会 三島・金山・昭和の三町村小学校水泳記録会は 7月 22 日、金山小プールで開催され、三島小 5・6 年生の児童が多くの種目で活躍を見せ、各種リレーでは男女ともに 2 種目で 1 位を取りました。

【主な成績】▶ 5 年男子= 50m 背泳ぎ①五十嵐望▶ 5 年女子= 50m 自由形①星明音里 ( 新記録 )、50m 平泳ぎ①二瓶教香、100m 平泳ぎ①飯塚真林、100m 個人メドレー①星明音里▶ 6年男子= 50m 自由形①二瓶勝、100m 自由形①二瓶宗悟 ( 新記録 )、50m 平泳ぎ①鈴木啓生、100m 平泳ぎ①小松広利(新記録)、50m 背泳ぎ①酒井凌大、50m バタフライ①二瓶宗悟、100m 個人メドレー①小松広利▶ 6 年女子= 100 m自由形①渡部妃菜、50m 平泳ぎ①二瓶仁美、50m 背泳ぎ①菅家悠那、50m バタフライ①渡部妃菜

2016.8広報みしま 45 広報みしま2016.8

町を支えるあたらしい力。7 月から新たに加わった地域お

こし協力隊のメンバーをご紹介

します。

地域おこし協力隊(産業建設課)

高橋 直生 たかはし なおき 埼玉県21歳

高橋さんって

どんな人?

◎趣味

ルービックキューブ

◎マイブーム

 アイスコーヒー

◎好きな言葉

 成せばなる

 

初めまして、七月

から農業の分野で地

域おこし協力隊とし

てお世話になってお

ります、高橋直生と

申します。現在は川

井地区に住んでいま

す。

 

小さい頃から農業

がしたいと思ってお

り、高校では有機農

業を学んでいまし

た。

 

みなさまには、ご

迷惑をおかけするこ

ともあるかと思いま

すが、よろしくお願

いします。

みさかDEあそぼ!

奥会津地域おこし協力隊 志賀薫さんの写真展が開催!

Page 4: 大人になるための第一歩 三島中学校立志式...三島中2学年8名『立志式』 7月15日、交流センター山びこにて、三島中2学年8 名の立志式が挙行されました。一人ひとりが立志証書を

 「広報みしま」は、皆さんに親しまれる広報誌を目指して編集しています。町からのお知らせを分かりやすく伝えることはもちろん、町民の皆さんの顔、声を掲載することが最も大切と考えています。皆さんの思い、努力、願いなどが、読まれる方の関心を引き、感動を与えます。「広報みしま」は、町民の皆さんのための広報誌です。いつでも情報をお待ちしています。

広報みしま 皆さんからの情報提供をお待ちしています

問役場 総務課 総務係 ☎(48)5511

町民記者通信

 

六月二十五日の早朝午前六

時より三島町交通安全母の会

西方支部主催による「美化運

動」が行われました。

 

当日の朝は小雨が降ってい

たものの、西方地区の道路沿

いを中心に多くの婦人会の方

が参加しました。

 

カッパ姿でサルビアやマ

リーゴールドを丁寧にプラン

ターや直植えをすることがで

きました。

 

これから梅雨が上がって夏

を迎える頃には、赤や黄色の

小さな花々が西方地区の景観

に彩りを添えてくれることで

しょう。

美化運動で

潤いのある地区づくり

文・写真 

本名与四郎さん(

西方)

健康維持と交流を図るため

「高清水・小山健康を守る会」

の研修旅行

文・写真 

菅家敏一さん(高清水)

 

六月二十六日、今年も恒

例の研修旅行に出かけ、芝

居や歌謡ショーを堪能し

て来ました。人情味あふ

れる芝居には感極まって

涙腺も緩んでいるようでした。

宴会では、八十代の方々も持

ち歌を歌ってくださり、その

姿は年齢を感じさせず、皆を

楽しませ大いに盛り上げてく

れました。

 

年に一度のことですが、皆

が積極的に参加してくれます

ことは地区の結束力が増して

素晴らしいことであります。

 

カラオケは、歌詞を目で「見

て」、メロディーを耳で「聴い

て」、唄を口で「声を出し」と

頭の体操には何より効果的で

はと思いました。

 

皆さんどうぞ暑さに負けな

いでお過ごしください。

 

七月十五日の午後七時三十

分より西方ふるさとセンター

談話室において「第一回祭礼

実行委員会」が行われました。

 

主なテーマとして、毎年八

月十四日に予定されている「盆

踊り」と九月十日に行われる

「豊年踊り」について話し合い

が持たれました。

 

実行委員として、地区役員

を含めて十三名が集まりまし

た。

 

協議の主な内容として、会

場準備、賞品とする品物やお

囃子を協力していただく方々

の確認など熱のこもった話し

合いがなされました。

 「盆踊り」も「豊年踊り」も

天候に恵まれ、墓参りなどで

帰省される町民や子どもたち

が多数参加していただけるよ

うに願うばかりです。

祭礼実行委員会開かれる

文・写真 

本名与四郎さん(

西方)

 

七月十六日の早朝午前五時

三十分より七時過ぎまで、大

林ふるさとの山の「刈り払い

作業」が行われました。

 

はじめに、西方区長である

二瓶辰雄さんより挨拶があり

ました。草刈り機械を使用

するので、十分に注意して作

業を行うように話がありまし

た。

 

西方地区の財産管理会や地

区住民の皆さん、総勢約三十

名が参加し、人の背丈ほどに

も伸びきった草木の刈り払い

に取りかかりました。

 

広い敷地面積を持つ大林ふ

るさとの山は、約一時間三十

分の刈り払い作業で見間違え

るほどすっきりと風通しが良

くなりました。また、けがや

事故なく無事終了することが

できました。

大林ふるさとの山

    刈り払いを実施

文・写真 

本名与四郎さん(

西方)

 

七月十一日に町営グラウン

ドで滝原グラウンドゴルフ愛

好会と大石田グラウンドゴル

フクラブとの交流会を行いま

した。

 

晴天の下、参加者三十五名

(

滝原十二名、大石田二十三

名)

、六チームで腕前を競い

合いました。上位を表彰し、

とび賞など、たくさんの賞が

準備され、互いのチームの健

闘を讃えながら弁当を食べ

て、親睦を深めました。今後

も続けていく予定です。

 

※滝原GG愛好会は只今、

毎週㊊・㊏の三時より、駒形

神社前広場にて、練習をして

います。

 

毎回参加者が増え、早戸・

宮下、浅岐各地区からも練習

に参加されています。

グラウンドゴルフを

通して交流会

文・写真 

佐久間絹江さん(

滝原)

 

会員とその家族十三名参加

で滝原を朝七時に出発し、新

潟市を中心に視察研修を行

い、会員の親睦と交友を深め

てきました。

ボランティアこぶしの会

視察研修旅行(

新潟方面)

文・写真 

佐久間絹江さん(

滝原)

 

土用入りの前に、無事に過

ごせることを祈願して集まり、

お神酒を頂きながら語らい合

いました。

 

昔は、夜通し行ったそうで

すが、今は諸事情により一時

間のおこもりです。今年の夏

もこれで無事に過ごせそうで

すね! 土

用のおこもり

文・写真 

佐久間絹江さん(

滝原)

大石田の虫送り

文・写真 

中兵一郎さん(大石田)

 

毎年、大石田の虫送りは

半夏生の近くの土曜日に行わ

れ、今年は七月九日、午後七

時ほそぎ坂出発で行われまし

た。開催日前より準備が行わ

れ、花などの飾りつけは婦人

会が、提灯はボランティアの

清流八年会が担当し、当日の

午前八時からは、虫かご、山車、

灯篭の材料取り、飾りつけを

壮年倶楽部が担当し、お昼近

くまでかかりました。

 

その間、子どもたちは虫送

りの旗の清書と飴を交換した

り、虫とりなどを生き生きと

行っていました。午前中から

午後三時ごろまで大雨でどう

なるのかと心配しましたが、

午後六時三十分ごろから雨も

やみ楽しく元気に実施するこ

とができました。大石田地区

の子どもたちは中学生一名、

小学生一名と少なく他地区の

応援と帰省の子どもたちがい

ないと実施できない状況です

ので、今後ともご協力をお願

いいたします。

「美女帰花街道」

花植え行われる

文・写真 

菅家壽一さん(間方)

 

六月二十五日早朝、「美女帰

の里まがた」(

活性化事業会

長 

久保田孝雄)

では、村下

の県道約一キロメートルの区

間に花植えを行いました。

 

地区の活性化事業の一つで、

街道を通る地区民は勿論、地

区を訪れて下さる方々、お盆

に帰省する方々が、「少しで

も心を癒されたらいいな」と

毎年行われているもので、フ

ラワーロード事業から交通安

全母の会を通して提供を受け

た、マリーゴールド等の花約

千本とともに、持ち寄ったコ

スモス等の植え付けを地区民

二十二名が参加して行われま

した。

 

花の種類や色の配置等を話

しながら、賑やかに和気あい

あいと行われました。

 

七月十五日に、三島小学校

五学年児童五名は、 

宮下地

区びおたんクラブの皆さんに

お手伝いをいただき、三島神

社にある「田んぼの学校」で、

年間スケジュールの第二回目

の田んぼの草刈りと除草に汗

を流しました。

 

秋の収穫に向けておいしい

お米が出来るよう児童たちは

一生懸命、泥だらけになりな

がら作業しました。

秋の収穫に向けて

文・写真 

小島純さん(宮下)

2016.8広報みしま 67 広報みしま2016.8

Page 5: 大人になるための第一歩 三島中学校立志式...三島中2学年8名『立志式』 7月15日、交流センター山びこにて、三島中2学年8 名の立志式が挙行されました。一人ひとりが立志証書を

町史編さん室だより第 7 回 

江戸時代の半ばを過ぎた頃、戦国時代に

金山谷を支配した山ノ内一族の子孫と、旧

来から関わりのある領民との間で君臣の誓

約を行う動きがありました。三島町では寛

政三︵一七九一︶年、戦国時代に活躍した

宮下大膳の子孫が、宮下村や桑原村などの

領民との間に誓約を交わした連判状が現存

しています。こういった動きは幕末にもあ

り、文久元︵一八六一︶年、寛政期のもの

と似た文面で、いざ有事の際は身命を差し

上げ宮下氏に御供するとの誓約がなされて

います。

 

明治元︵一八六八︶年の戊辰戦争では、

実際に連判状に名を連ねた者の多くが、宮

下氏の家来となり戊辰戦争に駆り出されま

した。彼らが宮下氏の指揮のもと、弾薬の

製造や野営の要員として活動した貴重な史

料もいくつか残されています。

 

今回紹介する史料は、文久元年、宮下村

や桑原村を中心に総勢百十二名の者が宮下

氏に忠誠を誓った連判状です。紙面の都合

上省略しましたが、原本には彼らの名前が

すべて記されています。

   

君臣の証文

御太祖宮下大膳様は山之内刑部太輔経俊公御同

苗にて、世々当初宮下の御領主をなし、私共先

祖より御代々仕へ奉り候ところ、天正年中御本

家御没落となり候、以来君臣離散いたし︵中略︶

君臣の義を失い奉り候え共、今に至るまで大膳

様御旧地に居住仕り候者共は勿論の義、他村へ

移住仕り候者もその家々へ口碑に相伝わり、往

古の御恩義慕い奉り候ところ、此のたび御家臣

のものとなり、子孫御糺し下され候事、年来の

本懐、生前の面目、子孫の遺栄、言語に絶し有

難く存じ奉り候、よってここに家の者共筋目相

ただし、連判仕り差上げ奉り候、然る上は子々

孫々に至るまで君臣の義堅く相守り、尤も御教

戒相背きまじく申し候、万一違変の世に相成り

御出陣等の節は、私共子弟十六歳以上七十歳以

下の者共御供仕り、身命を差し上げ君臣の義を

立て、先祖の追孝、子孫への誉れを残し申した

き存念、連判の者共同志に御座候︵以下略︶

 

文久元年酉九月

           

宮下村 

斎藤喜平  

           

桑原村 

河越一郎 

                

外百十名

         

文・読み下し 

角田 

伊一

 

もし、ご家庭に古い文書などがございましたら、交流

センター山びこまでご一報ください。

☎︵52︶2165

違変の世になれば身命を差し上げ御供します 「文久元年 宮下村桑原村と会津藩士宮下左衛門君臣の誓約書」

河 越 卿 家 文 書( 福 島 県 歴 史 資 料 館 収 蔵 )

 

あったどぉ。グズとカメつう、つっとばかし、たんにぇ

がな居だど。しかも、隣あぁせに暮らしてだど。んじゃがら、

いっつも一緒だっけど。あっ時なぁ、グズの母ちゃん、

「グズ!父ちゃんの法事だがら、方丈様よばってきてくろ」っ

た。

「あーーい、お寺だな?」

「んだ、寺さ行ぐど黒い衣装着て、高いどごさいらっからな」

「ん、わがった」

 

グズとカメは、タッタガタッターはねでったど。

「あーっ、グズ~方丈様、あそごにいらったぞー」カメづった。

真っ黒なカラス、槙の木の上さいだど。

「あ~、いらったぁ~。方丈様~~おらえの法事さ来てくん

つぇ」

「ガァ~~オ、ガァ~~オ」とんでったどぉ。

「母ちゃん、行って来たぞ」

「ほうがほうが、何してらったぁ?」

「やっぱ高いどごさ居らったっけよ」

「ほうがー、そんじゃらカメど二階のあま酒おろせ」

「あい。あま酒ぇ、おれ達も飲まれんの?」

「ああ、くれっともやー。瓶っこさ入ってから、静かに持っ

て来ぉ」

 

グズとカメは、二階ぇがら降ろすわげや、二人ぇズ

ズーーッとしっぱってがら、ハシゴ段降ろすごどになっ

たぁ。グズとカメさ言ったど。

「カメ~、ハシゴおりで、下がら瓶のゲスたがげぇ」

「アイキタ、わがった。まっちぇろよ」な~んて下がら手の

ばした。

民話

第64話

グズとカメ

「いいがぁ、カメェ。おれにしがどご見えねぇがら、ぎっ

ちりどゲスおっつがめぇろよ」

「何?グズ~どごおっつがめぇんの?」カメこまっちまっ

た。

「早ぐ早ぐ、ゲスだぁ、カァメ、瓶のゲスおっつがめぇ

ろー」

「ああーい」つうどぉ、瓶っこがら手ぇはなして我ぁの

ゲスつかめぇだだど。

「あーーーっ」ガッジャーーンどって瓶っこぶっくっ

ちぇ、あま酒流れっちまったどぉ。

「やれやれ、方丈様さ出すよなぐなったなぁ~、しょねぇ、

しょねぇ」

母ちゃん、おごんねぇで、

「そんじゃら、急いでマンマ炊ぐがら、ふたんじぇ火の

子ん守しろ」

つうどナベ囲炉裏さかげだど。木~燃やしてっとナベの

中ぁ、にぎやかになったど。

「んーー?」カメぇ、ナベのフタとったらマンマの湯が

ちぃっとになって、グズグズグズグズ煮えでっとー。

「グズグズ、グズグズ」

「んーー?あいっ」グズはナベさ返事したどぉ。

「グズグズ、グズグズ」

「あいっ、あいっ」

「グズグズ、グズグズ」

「あいっ、あいっ・・・この野郎ぉめぇ!」おごったグ

ズは囲炉裏の灰を十能ですぐぅづぅど、マンマの中さ

ぼっこんちまったど。

 

あれあれ・・間んにゃあねぇなぁ、まんにゃあね。

               

ざっとむかしさげた。

元話 

 

氏 ︵桧原︶

再話   

五十嵐 

七 

重さん︵西方︶

町民センターゆめぽけっと

図書コーナー

【今月のおすすめ】

 

きっと誰にでも「やり直したい」こ

とがある。

 

学校に友達がいない﹃私﹄が出会っ

たのは手首に傷がある﹃南さん﹄︑とて

も格好いい﹃アバズレさん﹄︑一人暮ら

しの﹃おばあちゃん﹄︑そして︑尻尾の

短い﹃彼女﹄だった︒

【新刊図書の紹介】

○利用時間

 

㊊~㊏  

午前9時~午後9時

 

㊐・祝日 

午前9時~午後5時

○お休み

 

年末年始

問公民館 

☎(48)5599

﹃また、同じ夢を見ていた﹄

著者:住野よる

題 

著 

世界でいちばん貧し

い大統領のスピーチ

くさば 

よしみ

ガストン

ケリー・ディブッチオ

七つの会議

池井戸 

人生がときめく片づ

けの魔法

近藤 

麻理恵

人生がときめく片づ

けの魔法2

植物図鑑

有川 

※左記の雑誌を毎月購読しています。

 

ひよこクラブ・たまごクラブ・山と渓谷・

 

オレンジページ・壮快・Number

9 広報みしま2016.8 2016.8広報みしま 8

Page 6: 大人になるための第一歩 三島中学校立志式...三島中2学年8名『立志式』 7月15日、交流センター山びこにて、三島中2学年8 名の立志式が挙行されました。一人ひとりが立志証書を

会津坂下警察署からのお知らせ

区 分 管 内 三島町強 盗空 き 巣 ね ら い 2忍 び 込 み 1事 務 所 荒 ら し出 店 荒 ら し 1自 動 車 盗 1オ ー ト バ イ 盗自 転 車 盗 6自 販 機 ね ら い車 上 ね ら い 4ひ っ た く り部 品 ね ら い強 制 わ い せ つ街 頭 犯 罪 合 計 15 0全 刑 法 犯 54 1

※全刑法犯には街頭犯罪以外(器物損壊、暴行、 傷害、万引き、詐欺など)の犯罪発生件数が 含まれます。※上記発生件数は、平成 28 年 1 月 1 日からの 累計数となっています。

街頭犯罪発生件数(5月中)

近隣町村でなりすまし詐欺が発生!

▼投資詐欺が発生!◉被害の状況 自宅に投資案内の封書が届き、その後男性から自宅に電話があり、投資話を持ちかけられた。初めは断ったが、「投資する権利を譲ってくれ。」などと電話で言われ承諾したところ、後日、弁護士を名乗る男性から「投資の件で問題になっている。」などと言われ、事件解決費用として現金を送付するように言われた。 更に後日、警察官を名乗る男性から電話で「家族に迷惑がかかる。」などと言われ、信じた女性は計5回、合計 1,810 万円を宅配便で送付した。 その後、相手方に電話したが使われておらず、警察署に相談し被害が判明したもの。  

▼この文言にご注意!◉投資の権利を譲ってくれ◉名義を貸して◉名義貸しは犯罪◉宅急便やレターパックで現金を送れ

一人で悩まず、家族や警察に相談してください。

三島町での刑法犯(7 月 1 日現在)

1 件

県民健康調査「妊産婦に関する調査」について

 福島県と福島県立医科大学では、平成 23 年度より毎年、質問紙による「妊産婦に関する調査」を行っています。 この調査では、東日本大震災以降、福島県内の心配を抱えた妊産婦の皆様に対しまして、サポートを提供すると同時に、福島県で子どもを産み育てようとする妊産婦の皆様の現状やご意見・ご要望を的確に把握し、よりよい産科医療および育児支援を提供できるよう活かしていくことを目的に実施しております。 平成 28 年度におきまして引き続き「妊産婦に関する調査」を実施いたしますので、ご協力いただけます方は、ご回答をお願いいたします。また、平成 27 年度調査につきましても、未提出の方でご協力いただけます方は、ご回答をお願いいたします。 なお、これまでの調査結果につきましては、福島県立医科大学 放射線医学県民健康管理センターのホームページ「妊産婦に関する調査」( URL:http://fukushima-mimamori.jp/pregnant-survey/) のページに掲載しておりますのでご覧ください。妊婦・出産・育児全般に関する電話相談窓口を設けていますので、是非ご活用ください。

≪平成 27年度調査について≫ 対象者:①平成 26 年 8 月 1 日から平成 27 年 7 月 31 日までに福島県内      の市町村から母子健康手帳を交付された方     ②上記期間に福島県外で母子健康手帳を交付された方で、福島      県で里帰り出産された方

≪平成 28年度調査について≫ 時 期:平成 28 年 11 月頃 対象者:①平成 27 年 8 月 1 日から平成 28 年 7 月 31 日までに福島県内      の市町村から母子健康手帳を交付された方     ②上記期間に福島県外で母子健康手帳を交付された方で、福島      県で里帰り出産された方

 対象となります①の方には調査票をお送りいたします。②の方は産科医療機関に調査票の配布をお願いしております。

     問福島県立医科大学 放射線医学県民健康管理センター      妊産婦専用ダイヤル ☎ 024(549)5180( 平日 9 時~ 17 時 )

社会福祉協議会より

ご寄附ありがとうございました町社会福祉協議会へのご寄附(ご遺志によるもの)

近 藤 勇 彦 様(宮 下)

栗 城 雅 幸 様(宮 下)

江 川  忠  様 ( 宮 下 )

地域ふれあいサロンサロンないり 8月5日㊎ 午前10時~ 名入公民館ひまわりサロン 8月23日㊋ 午前10時~  町民センター

問社会福祉協議会 ☎(52)3344

会津若松地方広域市町村圏整備組合廃棄物処理料金審議会委員の募集について

 会津若松地方広域市町村圏整備組合廃棄物処理料金審議会委員を募集いたします。 組合の廃棄物処理に係る料金の適正化について、調査・審議を行います。◆任期:管理者から諮問を受けた日から管理者へ答申するまでの期間◆応募資格:満20歳以上。構成団体内 ( 会津若松市、磐梯町、猪苗代町、      会津坂下町、湯川村、柳津町、三島町、金山町、昭和村、会      津美里町 ) に住所を有し、現に構成団体内に居住している方。      構成団体の議会議員、職員でない方。成年被後見人又は被保      佐人でない方。以上の事項をすべて満たす方。◆定員:3人 ( 応募者多数の場合は抽選 ) 原則として1人以上は女性とする。◆応募方法:所定の申込書に必要事項を記入のうえ、環境センターへ直接      持参するか郵送、ファックス、電子メールにより提出する。      申込書は、環境センターに備え付ける。郵送を希望する場合      は郵送することとする。また、組合ホームページからのダウ      ンロードでも入手可能。      ※申込締切日:平成28年9月28日㊌ ( 必着 )             ( 郵送の場合は9月27日までの消印有効 )◆報酬:会議の都度、所定の報酬を支給◆お問い合わせ:会津若松地方広域市町村圏整備組合環境センター業務係             TEL / FAX 0242-27-9004             ホームページ  http://www.aizu-kouiki.jp/             電子メール   [email protected]

「労使困りごと相談窓口」のお知らせ

 職場の中で起きている、賃金や退職、人間関係などに関する困りごとや疑問についての相談をお受けします。相談は無料で秘密は厳守します。相談は、平日の面談や電話での相談のほか、ファックスや電子メールで随時受け付けています。お気軽にご相談してください。問福島県労働委員会事務局☎ 024(521)7594 / fax 024(521)7596mail [email protected]

㊟住民基本台帳による数値です。増減数は前月との比較、出生・死亡・転入・転出は前月 1 カ月間に届出のあった人数です。

町の人口と世帯7 月1日現在

人口 1,744

増減数

2 出生 1

男 842 3 死亡 1

女 902 -1 転入 6

世帯 789 3 転出 4

▶町県民税 ( 普通徴収 )(第2期)

▶後期高齢者保険料 ( 普通徴収 ) (第 1 期)

忘れずに納付ください。役場 町民課

8 月の納税納期限 8 月 3 1 日

Information ①~ 情 報 配 信 ~

▲表彰状を手にする佐久間源一郎さん  ( 佐久間建設工業 ( 株 ) 代表取締役 )

 平成 28 年建設事業関係功労者及び優良団体に対し、大臣表彰の表彰式が 7 月 11 日に行われ、佐久間建設工業 ( 株 ) 代表取締役である佐久間源一郎さんが、多年建設業に精励するとともに関係団体の役員として地方業界の発展に寄与したとして表彰されました。 過日、町長へ報告のため来庁され、表彰の記念にと、多額の寄附をいただきました。

国土交通大臣賞 佐久間源一郎さんが受賞

▲表彰状を受け取る矢澤町長

 三島町は、平成28年7月3日をもって交通事故死者数ゼロ2,500日を達成し、その功績が讃えられ、7月4日に町民センターにて、会津地方交通対策協議会長より矢澤町長に表彰状が授与されました。

交通事故死者数ゼロ 2,500日を達成!!

▲勲記と勲章を手にする 元三島町消防団長の長谷川誠さん

 三島町消防団長を務めた長谷川誠さんが長年にわたり消防等へ従事し、功績を挙げた者として消防功労の瑞宝単光章が天皇陛下より授与され、去る 6 月 28 日、会津地方振興局長より伝達されました。

瑞宝単光章長谷川誠さんが授与

 6月26日に、つきみが丘町民センター ( 柳津町 ) にて、第68回福島県消防協会会津坂下支部消防幹部大会が開催されました。 三島町消防団は、今回11名の方が表彰され、第二分団長大竹克昌さんと、第二分団第二班長 ( 大石田班 ) 秦一夫さんが代表受章者として受章しました。

福島県消防表彰( 県知事表彰 )

永年勤続章 分団長 大 竹 克 昌 ( 本部幹部 ) 団 員 杉 原 慶 志 ( 桧原班 )

日本消防協会定例表彰

精績章  分団長 大 竹 克 昌 ( 本部幹部 )

勤続章

 班 長 五十嵐 文 義 ( 高清水班 )  〃  五十嵐  馨  ( 大谷班 ) 団 員 小 池  守  ( 西方班 )  〃  五十嵐 修 一 ( 大谷班 )  〃  大 竹 正 義 ( 滝谷班)

福島県消防協会表彰

功績章  分団長 大 竹 克 昌 ( 本部幹部 )

精勤章 班 長 五十嵐 文 義 ( 高清水班 ) 団 員 五十嵐 修 一 ( 大谷班 )  〃  大 竹 正 義 ( 滝谷班 )

会津坂下支部定例表彰 勤続章

 班 長  秦  一 夫 ( 大石田班 )  〃  長谷川 吉 広 ( 川井班 )  〃  大 竹 重一郎 ( 滝谷班 ) 団 員 板 橋 洋 平 ( 宮下班 )

第 68 回福島県消防協会会津坂下支部消防幹部大会で 11 名が受章

1011 広報みしま広報みしま 2016.82016.8

Page 7: 大人になるための第一歩 三島中学校立志式...三島中2学年8名『立志式』 7月15日、交流センター山びこにて、三島中2学年8 名の立志式が挙行されました。一人ひとりが立志証書を

県立宮下病院看護師募集のお知らせ

  へき地医療の拠点として地域の皆様に必要 な医療を提供している「県立宮下病院」では、 平成 29 年 4 月 1 日付け採用の看護師を募集し ています。公務員として、公共の医療施設で 働きたい、患者一人ひとりと向き合った看護 がしたい方にピッタリの職場です。試験日程 等は次のとおりです。

 ◉受験資格 昭和 52 年 4 月 2 日以降生まれ       で、看護師免許を有するか取得       見込みの方

 ◉応募締切 8 月 26 日㊎

 ◉募集人員 3 名程度

 ◉試験月日 9 月 3 日㊏

 ◉試験会場 福島県自治会館 ( 福島市 )

 ◉合格発表 9 月 26 日 ( 月 )

 ※詳しくは、県病院局のホームページ、又は  電話でお問い合わせください。

問福島県病院局病院経営課 ☎ 024-521-7226    福島県立宮下病院 ☎ 0241-52-2321 

厚生労働省委託事業「会津地域若者サポートステーション」

  15 ~ 39 歳までの若者で、就業を目指す方や弊所の利 用を経て就職した方の就職に向けたお手伝いや職場定着 に向けたフォロー、キャリアアップのためのサポートを 行う就労支援施設です。利用料は無料です。一人ひとり の状況等に応じて継続的な支援を行います。  まずは一度お気軽にお問い合わせください。

○主な支援  ◆就職を目指す方向け   個人相談・職場体験・各種講座 ( PC、ビジネスマ   ナー、コミュニケーション、自己分析、応募書類作成、   面接練習等 )

  ◆弊所の利用を経て就職した方向け   個人相談・懇談会・各種講座 ( ビジネスマナー等 )

        問会津地域若者サポートステーション          月~水・金曜日 / 午前 9 時~午後 6 時             木曜日 / 午前 9 時~午後 7 時             土曜日 / 午前 10 時~午後 4 時               ☎:0242-32-0011             E-mail:[email protected]

 春から夏の季節に、気温が急に上がったときに運動や仕事をしていて意識障害をおこし、救急搬送されたというニュースが流れることがあります。 一般に人が高温の環境におかれたときに発症する病的状態を総称して「熱中症」といい、重症例は死亡することがあります。 熱中症の発症は、予想気温により予測が可能で、暑さを避け、水分を摂ることで予防が可能です。室温が高ければ屋内でも発症しますので、窓を開けて通風をよくすることや、エアコンを使用して室温を適切な温度に調節することが必要です。 また、水分の補給も重要で、30分ごとに定期的に摂る強制飲水と、のどが乾いたら飲む自由飲水の両方を行ってください。例えば、屋外で農作業などを行う際に、100㏄の水やお茶に0.1~ 0.2gの食塩を入れたもの、または市販のスポーツドリンクを飲むと良いでしょう。ただし、糖尿病の方は市販の飲料水に含まれる糖類の摂り過ぎに十分注意してください。

◆ 診療日記 ◆県立宮下病院長 浅野 宏

県立宮下病院より

~ 熱中症について ~

~消防署からのお知らせ~花火・火遊びによる火災の防止

★花火で安全に遊ぶポイント★ ①気象条件を考え、風の強いときは花火をしない。 ②燃えやすいものがなく、広くて安全な場所を選ぶ。 ③子どもだけでなく大人と一緒に遊ぶ。 ④説明書をよく読み、注意事項を必ず守る。 ⑤水バケツを用意し、遊び終わった花火は必ず水につける。

★火遊びによる火災防止ポイント★ ①子どもだけを残して外出しない。 ②ライターやマッチを子どもの手の届くところに置かない。 ③子どもだけで火を取り扱わせない。 ④火遊びをしているのを見かけたら注意する。 ⑤火災の恐ろしさ・火の取扱方法についてきちんと教育する。

 火 事 と 救 急 は 1 1 9 三 島 町 消 防 団 会津坂下消防署三島出張所 電 話 52-3032 FAX 52-3033

Information ②~ 情 報 配 信 ~

13 広報みしま2016.8 2016.8広報みしま 12

Page 8: 大人になるための第一歩 三島中学校立志式...三島中2学年8名『立志式』 7月15日、交流センター山びこにて、三島中2学年8 名の立志式が挙行されました。一人ひとりが立志証書を

 「第 6 回『撮』っておきのみしま町フォトコンテスト」の審査が7 月 20 日、交流センター山びこで行われ、三島町長賞など入賞作品5点が選ばれました。コンテストには 57 人から 135 点の応募がありました。 応募作品は全て、交流センター山びこで展示しますので「『撮』っておきの三島町」をぜひご覧ください。 なお、来場者投票にて決定する「特別賞」は、9 月 4 日まで受付けとし、9 月中旬頃発表予定です。皆様もぜひ来場者投票をお願いします。            問交流センター山びこ ☎(52)2165

▲【三島町長賞】 「工人」    鈴木 孝二 様(会津若松市)

▲【教育長賞】  「春の女神 可憐」  鳥海 陽太郎 様(いわき市)

▲【三島町写真クラブ『写団道奥 21』会長賞】  「桐の花咲く高清水の里 ( 母 )」     門林 泰志郎 様(いわき市)

◀【交流センター山びこ賞】  「街を守りて」柏舘 健 様(いわき市)

▼【交流センター山びこ賞】  「川を引き裂く」      油井 拓摩  様(東京都)

『撮』っておきのみしま町第 6 回

フォトコンテスト 2016 入賞作品

 8 月 2 日㊋~ 9 月4日㊐

 まで応募全作品を展示し

 ます。

August 20168

▪発

行 

三島

町 

▪編

集 

三島

町役

場総

務課

〒969-7511

福島

県大

沼郡

三島

町大

字宮

下字

宮下

350 ☎

0241(48)

5511▪

ホー

ムペ

ージ

 http://w

ww

.town.m

ishima.fukushim

a.jp▪

印刷

 北

日本

印刷

株式

会社

広報

みし

ま8

月号

(第

281号

)平

成28

年8

月5

日発

行(

毎月

第1

金曜

日発

行)

町長日記

~お盆になると~

№ 13

 

お盆になると三島町では、普段の倍以上の人口

になります。私の住む高清水地区は、十年前は、

3倍以上の人口になりましたが、ここ数年は倍程

度です。減少の原因としては、昭和四十年頃から

三島町を離れた人が高齢となり、帰郷がままなら

なくなったことにあると思います。二十五年前頃

は、帰省者が自信に満ちた話と「都会の香」を持

ち帰り、都会の開放的でスマートな多重文化の「向

都志向」に憧れを感じていました。8月に入ると

「早く来い来いお盆」と心の中で唱え、旧友等に

逢えることを楽しみに待っていたことを思い出し

ます。

 

昭和四十年頃の高度経済成長期から日本の「社

会の価値」は、経済至上主義中心で、「より合理

的に」や「よりシンプルに」、「実態のないマネー

ゲーム」そして「グローバル経済」等々の言葉が

新聞紙上を賑わしています。

 

現在でもこのような情況で、地方創生の中で生

きている我々は「今よりも幸福」を感じ取ること

ができるでしょうか。経済も大事ですが、成熟し

た日本においては、幸福や地域という概念の価値

が必要な気がしています。

 

帰省者の皆さん「三島町にお帰りなさい」。皆

さんの生まれた三島町でゆっくり英気を養って下

さい。我々は三島町の時間の中で、帰省者の皆さ

んが育んできたすべての空間を大切にし、この地

に生き、次の世代に継承していく「文化」を大切

にしていきます。

 

そのために「幸福感」という価値を町づくりの

中で位置づけできないかと考えています。非常に

困難な課題ですが、三島町の創造のために帰省者

の皆さんからのご指導をお願いいたします。

            

三島町長 

矢澤 

源成

2016.8広報みしま 14