特定業務向けの低価格 AI チャットボット製品「CB4 …...2018/09/21  ·...

5
2018 9 21 日本電通株式会社 日本電通グループ (四国システム開発株式会社) NDI ソリューションズ株式会社) NNC 株式会社) (エス・アイ・シー株式会社) 特定業務向けの低価格 AI チャットボット製品「CB4」の販売を開始 中堅・中小企業における問合せ業務を自動化し、サービス時間の拡大、回答品質の均質化、省力化によって働き方改革に貢献します 日本電通グループ(※1)は、特定業務向けにお求めやすい価格を実現した AI チャットボット製品「CB4(シービーfor)」(下:CB4)(※2)を 2018 10 月より販売開始いたします。CB4 は特に中堅・中小企業を対象として、各種問合せ業務の自動 化に活用いただけます。また ISV(独立系ソフトウェア・ベンダー)との協業により、各種ソリューションの新たな価値を創出し てまいります。 今回、「CBx シリーズ」の第三弾リリースとなる「CB4」は、用途を限定することで低価格を実現しています。 先行発売中の「CB1」は問合せ業務に広く活用できる汎用 AI チャットボット製品、「CB2」は問合せ業務に加えて業務システム連 携のチャット・音声インターフェイスへ発展する汎用 AI チャットボット製品であり、「CB4」の上位製品として継続販売いたしま す。 CB4」の基本機能としては、「CB1」同様に IBM Watson(※3)の NLC(自然言語分類)API を活用して、話し言葉による質 問の意図を判別し、1 1 答方式での質問受付・自動回答を行います。今回販売開始する製品は人事・総務関連の社内問合せ業務 に特化したCB4-人事・総務」と、IVR(自動音声応答システム)と連携して電話での問合せ業務に対応したCB4-IVR2 製品となります。今後も他業務で活用いただけるよう「CB4」の対応業務を追加していく予定です。 CB4-人事・総務」NDK グループ社内で活用実績のある人事・総務関連問合せチャットボットの学習済みデータ・テンプレ ートを搭載しています。学習済みデータ・テンプレートは回答精度向上のためのチューニングがされており、回答文をお客様自社 規定にあわせて修正するだけで、短期間で利用いただけます。 CB4-IVRISV であるルーシッド株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:今村 玲子)の IVR サービス「CallCall- IVR」(※4)オプション機能として採用されており、中小通販事業者、医療クリニック等での活用を見込んでいます。「CallCall- IVR」と「CB4-IVR」の組み合わせは、先行して 2018 9 月より NDK グループでのサポートデスクへの導入を開始しました。 (※1)「日本電通グループ」 日本電通株式会社 (本社:大阪府大阪市、代表取締役会長兼社長:上 敏郎) 四国システム開発株式会社 (本社:徳島県徳島市、代表取締役社長: 日下 修伸) NDI ソリューションズ株式会社 (本社:東京都品川区、代表取締役社長: 岩井 淳文) NNC 株式会社 (本社:新潟県新潟市、代表取締役社長: 仁司 宏一) エス・アイ・シー株式会社 (本社:大阪府大阪市、代表取締役社長: 仁司 宏一) (※2CB4 CB4」は 2018 4 月に事業を開始しましたエス・アイ・シー株式会社「AI ソリューションサービス事業:AI-Labo」が 開発し、NDK グループが販売するチャットボット製品です。 (※3IBM Watson IBM Watson は、世界の多くの国で登録された International Business Machines Corporation の商標です。 (※4CallCall-IVR CallCall-IVR は、ルーシッド株式会社が開発・販売するクラウド型電話窓口自動化(IVR)サービスです。 ルーシッド株式会社 https://www.lucidsoft.jp CallCall-IVR https://callcall.jp

Transcript of 特定業務向けの低価格 AI チャットボット製品「CB4 …...2018/09/21  ·...

Page 1: 特定業務向けの低価格 AI チャットボット製品「CB4 …...2018/09/21  · 携のチャット・音声インターフェイスへ発展する汎用AIチャットボット製品であり、「CB4」の上位製品として継続販売いたしま

2018年 9月 21日

日本電通株式会社 日本電通グループ

(四国システム開発株式会社) (NDIソリューションズ株式会社)

(NNC株式会社) (エス・アイ・シー株式会社)

特定業務向けの低価格 AIチャットボット製品「CB4」の販売を開始 ~ 中堅・中小企業における問合せ業務を自動化し、サービス時間の拡大、回答品質の均質化、省力化によって働き方改革に貢献します ~

日本電通グループ(※1)は、特定業務向けにお求めやすい価格を実現した AIチャットボット製品「CB4(シービーfor)」(以 下:CB4)(※2)を 2018年 10月より販売開始いたします。CB4は特に中堅・中小企業を対象として、各種問合せ業務の自動 化に活用いただけます。また ISV(独立系ソフトウェア・ベンダー)との協業により、各種ソリューションの新たな価値を創出し てまいります。 今回、「CBxシリーズ」の第三弾リリースとなる「CB4」は、用途を限定することで低価格を実現しています。

先行発売中の「CB1」は問合せ業務に広く活用できる汎用 AIチャットボット製品、「CB2」は問合せ業務に加えて業務システム連携のチャット・音声インターフェイスへ発展する汎用 AIチャットボット製品であり、「CB4」の上位製品として継続販売いたします。

「CB4」の基本機能としては、「CB1」同様に IBM Watson(※3)の NLC(自然言語分類)APIを活用して、話し言葉による質問の意図を判別し、1問 1答方式での質問受付・自動回答を行います。今回販売開始する製品は人事・総務関連の社内問合せ業務に特化した「CB4-人事・総務」と、IVR(自動音声応答システム)と連携して電話での問合せ業務に対応した「CB4-IVR」の 2製品となります。今後も他業務で活用いただけるよう「CB4」の対応業務を追加していく予定です。

「CB4-人事・総務」は NDKグループ社内で活用実績のある人事・総務関連問合せチャットボットの学習済みデータ・テンプレートを搭載しています。学習済みデータ・テンプレートは回答精度向上のためのチューニングがされており、回答文をお客様自社規定にあわせて修正するだけで、短期間で利用いただけます。

「CB4-IVR」は ISVであるルーシッド株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:今村 玲子)の IVRサービス「CallCall-

IVR」(※4)オプション機能として採用されており、中小通販事業者、医療クリニック等での活用を見込んでいます。「CallCall-IVR」と「CB4-IVR」の組み合わせは、先行して 2018年 9月より NDKグループでのサポートデスクへの導入を開始しました。 (※1)「日本電通グループ」

日本電通株式会社 (本社:大阪府大阪市、代表取締役会長兼社長:上 敏郎) 四国システム開発株式会社 (本社:徳島県徳島市、代表取締役社長: 日下 修伸) NDIソリューションズ株式会社 (本社:東京都品川区、代表取締役社長: 岩井 淳文) NNC株式会社 (本社:新潟県新潟市、代表取締役社長: 仁司 宏一) エス・アイ・シー株式会社 (本社:大阪府大阪市、代表取締役社長: 仁司 宏一)

(※2)CB4

「CB4」は 2018年 4月に事業を開始しましたエス・アイ・シー株式会社「AIソリューションサービス事業:AI-Labo」が開発し、NDKグループが販売するチャットボット製品です。

(※3)IBM Watson

IBM Watsonは、世界の多くの国で登録された International Business Machines Corporationの商標です。 (※4)CallCall-IVR

CallCall-IVRは、ルーシッド株式会社が開発・販売するクラウド型電話窓口自動化(IVR)サービスです。 ルーシッド株式会社 <https://www.lucidsoft.jp> CallCall-IVR <https://callcall.jp>

Page 2: 特定業務向けの低価格 AI チャットボット製品「CB4 …...2018/09/21  · 携のチャット・音声インターフェイスへ発展する汎用AIチャットボット製品であり、「CB4」の上位製品として継続販売いたしま

製 品 概 要 ① 【CB4-人事・総務】

本製品は、人事・総務関連の問合せ業務向けの AIチャットボットです。利用者はWebブラウザから「CB4-人事・総務」に アクセスして、チャット画面に質問を入力すると、質問意図に最も近い回答を自動回答します。

さらに OBC社「奉行 10シリーズ」(※5)と連携することにより、奉行 Edge勤怠管理クラウド内の部下の有給休暇取得日数や消化率、残業時間などの情報の検索・照会への拡張が可能です。これによって働き方改革関連法改正のポイントである「有給休暇の取得義務化」、「残業時間の罰則付き上限規制」への取組みに活用いただけます。「CB4-人事・総務」と奉行シリーズのデータ連携は、「Tsunagu for 奉行」(※6)(NDKグループ製品)によって実現します。

※ 活用システムイメージ、画面イメージは下図をご参照ください。<図 1~2> <「CB4-人事・総務」ご提供のバリュー>

◆ AIチャットボットの基本的な効果

1. 省力化と時短 CB4が従業員の質問に自動回答することによって、人事・総務部門担当者の省力化と、質問した従業員の問合せ時間の短縮につながります。

2. サービス時間の拡大 夜間・休日も CB4が質問に自動回答してくれますので、従業員はいつでも回答を得ることができます。

3. 回答品質の均質化 問合せに対応者ごとの回答のバラツキをなくし、同じ質問には同じ回答をしてくれます。

◆ 学習済みデータ・テンプレートの搭載による早期導入

本製品には NDKグループ企業で導入し、チューニングを繰り返すことで回答精度を高めた人事・総務 FAQ学習済みデータ・テンプレートが搭載されています。従来の汎用 AIチャットボットでは、業務利用開始するまでに FAQ学習データの作成・テスト・チューニングを繰り返し、3ヵ月程度の期間と労力が必要でした。一方「CB4-人事・総務」では搭載された学習済みデータ・テンプレートの回答文をお客様の自社規定にあわせ修正するだけで、2週間程度の期間で業務利用を開始いただくことが可能です。<図3~4>

(※5)奉行 10シリーズ

株式会社オービックビジネスコンサルタント(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:和田 成史)が開発・販売する累計約 56万社 の導入実績を持つ勘定奉行(会計業務)を始めとする業務パッケージソフト群です。

(※6)Tsunagu for 奉行(NDKグループ製品) Tsunagu for奉行は、奉行シリーズ専用のデータ連携ツールです。Tsunagu for 奉行を利用することにより、奉行シリーズ製品と他ソリューションをノンプログラミングでシームレスにデータ連携します。 Tsunagu for 奉行 <https://www.ndknet.co.jp/solution/tsunagu.html>

< 図1 >「CB4-人事・総務」 活用システムイメージ

Page 3: 特定業務向けの低価格 AI チャットボット製品「CB4 …...2018/09/21  · 携のチャット・音声インターフェイスへ発展する汎用AIチャットボット製品であり、「CB4」の上位製品として継続販売いたしま

< 図 2 >「CB4-人事・総務」 画面イメージ < 図 3 >「CB4-人事・総務」 人事・総務 FAQ学習済みデータ・テンプレート 人事・総務関連のよくある問合せ 約 400種類、学習用サンプル質問文 約 4,000文を学習済み

< 図 4 >「CB4-人事・総務」 業務利用開始までの期間短縮

Page 4: 特定業務向けの低価格 AI チャットボット製品「CB4 …...2018/09/21  · 携のチャット・音声インターフェイスへ発展する汎用AIチャットボット製品であり、「CB4」の上位製品として継続販売いたしま

② 【CB4-IVR】

本製品は、IVR製品と連携して電話窓口の自動化に活用いただける AIチャットボットです。IVR製品と連携することで、オペレ

ータの対応が難しい夜間帯などの問合せ自動応対に活用いただけます。 本製品は質問回答用の APIと学習データ管理用のWeb管理画面を用意しています。IVR製品は本製品の APIを呼び出し、テキ

スト形式に変換された質問を本製品に入力し、質問意図に最も近い回答出力をテキスト形式で受け取ります。回答は IVR製品側で テキストから音声に変換されます。

本発表時点で対応している IVR製品はルーシッド株式会社「CallCall-IVR」です。他 IVR製品の製品仕様にあわせてカスタマイ

ズし、連携することも可能です。 本製品は多様な業種で活用いただけるため、FAQ学習データはお客様の業務にあわせて作成いただきます。FAQ学習データの作

成を支援する技術支援サービスを NDKグループが提供し、短期間での業務利用開始を支援します。

※活用システムイメージは下図をご参照ください。<図 5> < 図 5 >CB4-IVR 活用システムイメージ

「CB4」価格について CB4-人事・総務

初期費用 \250,000 - (税抜)から 月額利用料金 ¥50,000 - (税抜)から

* 奉行シリーズ製品との連携は別途費用が必要になります。 CB4-IVRを組み込んだルーシッド株式会社 CallCall-IVR参考価格

CallCall-IVR ビジネスプラン(標準機能) 月額利用料金 ¥50,000 - (税抜)から CallCall-IVR AIチャットボットオプション 追加月額利用料金 ¥40,000 - (税別)から

* CallCall-IVR ビジネスプラン(標準機能)と AIチャットボットオプションの初期費用は個別見積となります。

※ CB4の月額料金には IBM Cloud(Watson API等)利用料金を含みます。 ※ 従来から販売している「CB1」、「CB2」は AIチャットボットを複数配置して、複数の業務問合せに利用しても月額利用 料金は一定ですが、「CB4」は 1契約で 1チャットボットの利用となります。

ルーシッド株式会社様からのエンドースメント ルーシッド株式会社 代表取締役社長 今村 玲子 様

ルーシッド株式会社は、「CB4-IVR」の販売を心より歓迎いたします。お客様が「CB4-IVR」と弊社製品「CallCall-IVR」を活用することにより、電話・音声によるお問合せ業務の効率化と自動化を実現されると確信しております。今後も弊社は日本電通グループと連携して、お客様のお問合せ対応のイノベーションとビジネス発展を支援いたします。

Page 5: 特定業務向けの低価格 AI チャットボット製品「CB4 …...2018/09/21  · 携のチャット・音声インターフェイスへ発展する汎用AIチャットボット製品であり、「CB4」の上位製品として継続販売いたしま

株式会社オービックビジネスコンサルタント様からのエンドースメント 株式会社オービックビジネスコンサルタント 代表取締役社長 和田 成史 様

株式会社オービックビジネスコンサルタントは日本電通グループの「CB4-人事・総務」の販売を心より歓迎いたします。 お客様が本サービスを活用されることにより、奉行シリーズと連携した業務効率化の更なる加速を確信しております。 今後も日本電通グループと更なる協業体制の強化を図り、お客様の業務効率向上と働き方改革の推進をサポートしてまいります。

本リリース・製品についてのお問合せ 日本電通株式会社 広報担当

Tel:06-6577-4191 E-mail: [email protected]

四国システム開発株式会社 営業担当

Tel:088-626-5550 E-mail: [email protected]

NDIソリューションズ株式会社 広報担当

Tel:03-6422-3885 E-mail: [email protected]

NNC株式会社 営業担当

Tel:025-378-2221 E-mail: [email protected]

エス・アイ・シー株式会社 広報担当

Tel:03-5447-6842 E-mail: [email protected]

※ 本案内上で記載されている製品名および商品名は、各会社の商標または登録商標です。

「CallCall-IVR」 ルーシッド株式会社 「奉行 10シリーズ」 株式会社オービックビジネスコンサルタント