BASS AMPLIFIER - Sound HouseBASS AMPLIFIER 取扱説明書 2 はじめに この度はTNT...

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TNT115S BASS AMPLIFIER 取扱説明書

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TNT115S BASS AMPLIFIER

取扱説明書

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はじめに

この度は TNT シリーズ・ベースアンプをご購入頂きまして有り難うございます。TNT は業界トップクラスのベース・アンプです。TNT は完璧なまでのプロ仕様により、あらゆるクラブ・シーンやスタジオに対応するように設計されています。TNTの性能をフルに発揮させ、末永くお使い頂く為に、ご使用になる前にこの取り扱い説明書を必ずお読み下さい。尚、本書が保証書となりますので、

お読みになった後は大切に保管して下さい。

ご使用の前に

1. この取り扱い説明書にしたがって操作して下さい。

2. 水には大変弱いので、雨などがかからないよう充分ご注意下さい。

3. 内部には精密な電子部品が多数実装されています。移動及び輸送時には大きな衝撃が加

わらないようにして下さい。

4. 本機の設置場所は直射日光の当たる場所やストーブの直前など、高温になりやすい場所

を避け、なるべく通気性の良い場所で御使用下さい。

5. 定格電圧 AC100V,50/60Hz で御使用下さい。

6. 電源コードは機材への挟みこみ等、無理な力が加わらない様御注意下さい。

7. 信号の入出力端子に、許容範囲を越える異常電圧が加わらない様にして下さい。

8. 故障が生じた場合はお手数ですが販売店もしくは正規代理店に連絡してください。無断で本体

カバーを開けられた場合、保証の対象外となることがあります。

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各部の説明 フロントパネル

1. HIGH GAIN入力

ほとんどのエレキベースに対応します。ロー・ゲイン入力より 6dB高く設定しています。 2. LOW GAIN入力

ゲインが高い為にオーバードライブ(歪み)する可能性があるような、出力が極端に高い楽器

を使用する時に使います。両方の入力が同時に使用されている場合、出力レベルは同じになり

ます。(共にロー・ゲイン) 3. PRE GAIN

プリアンプの入力ゲインをコントロールします。 4. BRIGHT スイッチ

高域をブースト(+8dB)する為のプリセット・スイッチです。動作させるにはスイッチを押します(INの状態にします)。

5. PUNCHスイッチ ミッド・ベースの周波数帯に、ブースト(+8 dB)を加えます。アクティブにするにはスイッチを INにして下さい。

6. LOW FREQUENCY EQ 様々な低周波数帯のアクティブトーン・コントロール(シェルビング・タイプ、±15 dB)を行います。 注:極端に低い周波数のブーストは、パワーが大幅に消耗したり、スピーカーが破損してしま

う可能性があります。 7. HIGH

高周波数のブーストやカットを行うアクティブトーン・コントロール(シェルビング・タイプ、±

15dB)です。 8. CONTOURスイッチ

このスイッチを押すとプリセットされた EQカーブが無効になります。 9. GRAPHICセレクト・スイッチ

このスイッチを INの状態にすると楽器の信号が 7バンド EQに送られます。また、OUTの状態にすると信号経路からグラフィック EQがはずされます。

10. 7バンド・グラフィック・イコライザー それぞれのバンド帯において±15dBのイコライジングを行います。

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11. マスター・ボリューム アンプ全体のボリューム・レベルを調整します。レベルの最終調整は気に入ったサウンドの設

定後に行って下さい。 12. X- OVER FREQ クロスオーバーの周波数を設定します。 クロスオーバーのコントロールとは設定した周波数レベル以上の信号にコーラスをかける機能

です。 13. LOW OUTPUT

ポスト・クロスオーバーでロー・レベルの信号を送ります。 14. HIGH OUTPUT ポスト・クロスオーバーでハイ・レベルの信号を送ります。この端子からの信号はコーラス回

路によって調整される場合もあります。 注:ハイ/ロー・レンジのクロスオーバー出力の信号レベルは、MASTER VOLUMEのつまみで設定する事が出来ます。

15. CHORUS IN/OUTスイッチ CHORUSのオン・オフの切替をします。オンにするにはスイッチを INにします。 注:コーラス用フィットスイッチを使う場合、フィットスイッチの設定が優先されます。

16. RATE コーラスエフェクトのスィープレート(周波数)の調整を行います。

17. DEPTH コーラスエフェクトの深さ(強さ)の調整を行います。

18. PREAMP OUT/ POWER AMP IN エフェクター・デバイスのインライン・パッチング用の端子です。エフェクター機材をパッチ

するには、プリアンプ出力端子をデバイスの入力に接続します。次にデバイスの出力端子をパ

ワーアンプの入力に接続します。(シールド加工された高品質なケーブルをこれらの接続に使

用して下さい。)プリアンプ出力はアンプ信号をミキサーやテープレコーダー等に送る場合に

も使用します。プリアンプ出力をシールド加工したケーブルを使って、テープレコーダー、ミ

キサー等の入力に接続します。このパッチによってアンプ操作に影響を与える事はありません。

注:プリアンプの出力レベルは約 1V、RMS でロー・インピーダンス(600 オーム)です。パワーアンプを正しく使用する為に、エフェクト・ループで使用されているエフェクター・ディ

バイスは 1Vの入力を受け、1Vの出力をする必要があります。パワーアンプ入力には、内蔵プリアンプを切るための内蔵スイッチがあります。

19. LED AC電源がアンプに接続されている際に点灯します。

20. POWER スイッチを ONにしてアンプに電源を入れます。赤色のパイロット・ランプ(LED)が点灯しユニットに電源が入っている事を知らせます。

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21. ライン(メイン)コードの保管

移動の際にケーブルを入れる事が出来ます。 22. ライン・コード

安全の為、適切なアースの付いたケーブルが付属しています。どのような場合においてもグラ

ンド・ピンは取り外さないようにして下さい。適切なグランド設備無しに機材を使用する必要

がある場合には、きちんとアースに対応しているアダプターを必ず使用して下さい。ノイズを

抑え、感電の危険性を減らすには、適切なアースを施したコンセントを使用してユニットを操

作するようにして下さい。 23. GND(グランド・スイッチ)

グランド・スイッチは 3 段階の切替スイッチです。大部分のアプリケーションでは真ん中または 0

の位置で操作します。スピーカーからノイズが聞こえて来た場合、グランド・スイッチを“+

(positive)”または“-(negative)”にしてノイズを最小限にして下さい。 注:ノイズの問題が解消されない場合は、PEAVEY正規代理店にご相談下さい。 (220V/240Vの電圧ではグランド・スイッチは機能しませんのでご注意下さい。)

24. REMOTE SWITCH オプションのフットスイッチ用の接続端子です。フットスイッチでコーラスの調整を行います。

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ギターのタイプ、弦のタイプやゲージ、ピックアップ、そしてピックでさえ音の設定を、様々なも

のにします。個人的な好みやプレイスタイル、音楽のタイプが音を作り出す上で大きく作用します。

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