Audience - September 2013

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札幌のライブハウス 情報が満載! take FREE Audienceは フリーペーパー 2013 9 SEPTEMBER No.122 特集 骨のある若手達 北海道のTrombone新世代 新冠 ビッグ・バンド・ ジャズ・フェスティバル 2013

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Transcript of Audience - September 2013

Page 1: Audience - September 2013

From NY

TSURUGA AKIKO

JAPAN TOUR 2013

Profileジョー・マグナレリ/Joe Magnarelli トランペット、フリューゲルホルン奏者

ニューヨーク州シラキュース出身、12歳でトランペットとギターを弾き始める。1987年ライオネル・ハンプトン楽団、オルガニストのジャック・マクダフ等のツアーやレコーディングに参加するなどして、ジャズ界の仲間入りを果たす。1990年にはセロニアスモンク・国際トランペットコンペティションにて準決勝出場の経験を持つ。1994年に"Why Not"⦆でリーダーとしてデビューを果たした後、"Always There" (1997年)、"Mr. Mags" (2000年)"Hoop Dreams"(2005年)の3枚をCriss Crossレーベルから発表。又、トランペットのジョー・スワナとの双頭バンドでは"Philly-New York Junction"(1998年)および"New York - Philly Junction"(2003年)を発表した。2003年にはラテンジャズの巨匠、コンガ奏者のRay Barrettoによるセクステットに抜擢。グラミー賞にノミネートされたアルバム"Time Was, TIme Is"(O+ Music)にも参加している。その後、"Persistence"(2007年)と"My Old Flame"(2010年)の2枚を発表。今年4月には初のライブアルバムとなる”Live At Smalls”(Smalls レーベル)がリリースされる。主に共演およびツアーに参加したミュージシャンは、ビレッジ・バンガード・オーケストラ、ジェーン・モンハイト、ハリー・コニックJR、ジミー・コブ、ルイス・ヘイズ、アルビン・クイーン、カーネギーホール・ビックバンド、アレサ・フランクリン、ジョー・ウイリアムス、秋吉敏子、敦賀明子。ビレッジ・バンガード・オーケストラや秋吉敏子ジャズオーケストラ等での来日経験もある。敦賀明子とは2012年に発売された彼女の最新作”SAKURA”に参加して以来、ニューヨークを拠点にアメリカ各地でのジャズクラブやジャズフェスティバル等で共演している。現在はジュリアード学院およびラトガー大学で音楽の非常勤教授を勤めているほか、世界中でクリニックやマスタークラスも行うなど、ニューヨークのジャズシーンの第一線で活躍中。http://www.joemagnarelli.com

Profile敦賀明子/Tsuruga Akiko ハモンドオルガン奏者兵庫県尼崎市出身。大阪音楽大学卒業後、関西一円で活動。2001年、活動の拠点をニューヨークに移すことを決意し渡米。ハーレムの老舗ジャズクラブ「Showman’s」にて、演奏活動を始める。 独自の音楽性を認められ、ジャズ・ドラマーのグラディ・テイトのグループに参加。後にアルト・サックソフォ ーンの巨匠、ルー・ドナルドソンのカルテットにオルガニストとして抜擢される。活動の拠点は全米、日本、ヨーロッパに及び、2012 年にはルー・ドナルドソン・カルテットの一員として ヨーロッパ 6 カ国を巡っての演奏旅行に参加。主なアメリカでの出演先は、Carnegie Hall、Village Vanguard、Blue Note、Dizzy’s、Birdland、Jazz Standard(ニューヨーク)、The Green Mill(シカ ゴ)、Dakota(ミネアポリス)、Yoshi’s(サンフランシスコ)等、日本においては、ブルーノート東京、 名古屋ブルーノートなど、多数。また、東京ジャズ2009、JVC ジャズフェスティバル、アトランタ・ジャズフェスティバル、Rochester Jazz Festival を含む数々のジャズフェスティバルにも出演した実績を持つ。 数多くのミュージシャンと活動を共にしており、それら名も、 Lou Donaldson を筆頭 に、Grady Tate, Jimmy Cobb, Bernard “Pretty” Purdie, Melvin Sparks, Houston Person, 井上智, Jerry Weldon, Joe Magnarelli など。米ダウンビート誌の評論家が選ぶ人気投票「ライジング・スター・オルガン部門」にて 2007 年以来5年連 続してランクイン。現在アメリカで最も注目されるジャズオルガンプレイヤーとして、自己のグループ、 Lou Donaldson Quartet を中心に活躍中。http://akikotsuruga.com/

9/14(SAT)

19:00 open 19:30 start敦賀明子(ハモンドB3オルガン)ジョー・マグナレリ(トランペット)泉功一郎(ギター)舘山健二(ドラム)

前売3,500円 当日4,000円※会場にてドリンク販売あり

with

Joe Magnarelli

敦賀明子日本ツアー2013Special Guest ジョー・マグナレリ From NY

house of jazzPLACE.

札幌市中央区南3条西27丁目1-15 地下鉄東西線「円山公園」駅から徒歩5分 TEL:011-611-9037ご予約・お問い合わせ:011-596-9045 札幌ビレッジボイス、080-6087-2218 泉

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udience Vol.122 September 2013

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2013

9SEPTEMBERNo.122特集

骨のある若手達北海道のTrombone新世代

新冠 ビッグ・バンド・ジャズ・フェスティバル 2013

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INDEX

FREE

for YOU

骨のある若手達………………………………………………………1骨のある若手達………………………………………………………2新冠ビッグバンドフェスティバル…………………………………3新冠ビッグバンドフェスティバル…………………………………4MonthlyPickUp……………………………………………………5ライブ・スケジュール………………………………………………6ライブ・スケジュール………………………………………………7ライブ・スケジュール………………………………………………8ライブ・スケジュール………………………………………………9ライブ・スケジュール………………………………………………10ライブ・スケジュール………………………………………………11セッション情報…………………………………………………12ミュージシャンスケジュール………………………………………12スイングしなけりゃ意味ないね……………………………………13ルーツ・ミュージック/天下御免のミュゼット狂………………14REAL TOPICS…………………………………………………………15プレゼント………………………………………………………………16

20139

~SEPTEMBER~

内田 光子ピアノリサイタル内田 光子ピアノリサイタル世界のウチダが奏でるモーツァルト、シューマン、シューベルト待望の    初となるソロリサイタル

ワールドソリストシリーズ

出演 ピアノ/内田 光子

プログラム モーツァルト:ピアノ・ソナタ 第12番 ヘ長調 K.332(300k)          アダージョ ロ短調 K.540     シューマン:ピアノ・ソナタ 第2番 ト短調 作品22     シューベルト:ピアノ・ソナタ 第18番 ト長調「幻想」作品78 D.894

お問い合わせ Kitara チケットセンター 011-520-1234

料金 全席指定 S11,000円 A8,000円 B5,000円 U25シート(A・B)3,000円(KitaraClub会員) ゴールド会員 S8,000円 A7,000円         個人・家族会員 S10,000円 A7,000円

2013年10月30日(水)18:30開場 19:00開演札幌コンサートホール     大ホール (c)RICHARD AVEDON

お問い合わせ オフィス・ワン Tel.011-612-8696( 平日 10:30~18:00)

日時 2013年10月3日(木) 7:00pm開演(6:30pm開場)会場 札幌コンサートホール Kitara大ホール料金 指定席 ¥5,000 車椅子席 ¥2,000 (オフィス・ワンにて取り扱い)    チケットコード [Pコード] 198-766 [Lコード] 14957   ※未就学児の入場不可出演 アリエル・ロペス・サルディーバル(ギター)、ルーカス・ステリン・ペンセル(ギター)、   平田耕治(バンドネオン)、木田浩卓(コントラバス)、エヴァ・フィオーリ (ヴォーカル )、   エンリケ&カロリーナ(ダンス)、アクセル&ロクサーナ(ダンス)

曲目 ●ラ・クンパルシータ●カミニート●エル・チョクロ●リベルタンゴ●パリのカナロ●ジー   ラ・ジーラ 他

エル・タンゴ 2013カンバタンゴ楽団コンサート

ブエノスアイレスに生まれ、タンゴの伝統に新風を送る気鋭の楽団が

華麗に舞う2組のダンサーと歌手をゲストに迎えて贈る情熱のタンゴ!

河合修吾プロフィール中学、高校と吹奏楽に明け暮れ、1989年北大ジャズ研在籍中より演奏活動をはじめる。ジャズ、ラテン、ソウルファンク等幅広いジャンルでのライブで数多くの有名ミュージシャンとの共演を経験する。2010年にはThe Sapporo Funk Organizationで日経大人のバンド大賞に参加し全国大会グランプリを受賞する。現在はそのほか F-Five、スイングハートジャズオーケストラ、ラテンラボ等で札幌市内を中心に活動中。ブログ http://shugo.info/

◆現在の活動状況(バンドや場所等)を教えてください。主に4つほどありまして、まず札幌最古参のビッグバンドのスイングハートジャズオーケストラ。月イチ開催の「ラテンラボ」というアフターダークでのラテンセッションには毎回ホストとして参加しています。また松浦宏治氏によるファンクバンドSapporo Funk Organizationには2007年から在籍し、幅広いフィールドで活動中です。F-fiveは菅原昇司氏のオリジナルを演奏するTb5本によるアンサンブルを特徴するユニットで、主にジャムジカやくうでライブ活動しています。

◆トロンボーンという楽器はいつ頃どんなきっかけで始めたのですか?中学2年生の秋、吹奏楽部の先輩の引退に伴ってTbパートが手薄となり、当時優秀な奏者に恵まれていたホルンパートから移籍(脱走)しました。あれから30年が経ちました…「少年易老学難成」ですね。

◆トロンボーンという楽器の魅力を教えてください。トロンボーンという楽器は、とにかく仕組みが単純ですから、演奏を支援するような機能がほとんど付いていないので、とっても不器用な楽器だと思います。長くて邪魔ですしね(笑)。でも、だからこそ素朴に心に訴える演奏ができるところが最大の魅力だと思います。また、みなさんが思っているよりはずっと柔らかくて暖かい音色の楽器です。低めの音域であることも相まって意外と控えめなのですが、その分人に優しい音色である所も魅力的ですね。楽器の生い立ちを考えると、アンサンブルで音楽の場を作りだすのが本来の役割だと思います。共に演奏する仲間、聴いてくださる方々が一体となってグルーブし、音楽を楽しめる幸せな時間を共有できる、そんな場を作り出す力がある楽器であることもまた大きな魅力です。

◆ちなみに今お使いの楽器とマウスピースを教えてください。またそこに落ち着いた理由 あれば教えてください。マウスピースはBach12C,楽器はKING2B(SP)とBach12を使用しています。KING2B(SP)は音にスピードがあるので早いパッセージやグルーブに対応し

多くの学生・ジュニア・社会人ビッグバンドが存在し、その活動も盛んな街札幌。その中にあってトロンボーンという楽器は、スウィング、ハード・バップ、ラテン、トラディショナル、ファンク等々、そのバンドサウンドに欠かせないばかりでなく、今やソロ楽器としても遺憾なくその魅力を発揮しています。多くの素晴らしい先輩トロンボーン奏者や新しい風を吹き込み続ける指導者のDNAを引き継ぎ、様々なフィールドでそ

の可能性を広げようとしている新世代のトロンボーン奏者たちがいます。特に最年少の坂本菜々さんは、静内在住の現役の女子高生。今夏、米国西海岸でのジャズサマーキャンプに参加したのをきっかけに、北米のジャズ関係者の間でもちょっとした注目の存在となりました。そんな新世代の骨(=Bone)のある若手達を紹介しましょう。

易いのと、比較的強い音色でアンサンブルに参加することができるので、ラテンやファンクを演奏する際に使用しています。Bach12は比較的響きに幅があり豊かな音色が得られるので、ビッグバンドやF-Fiveなどのジャズの演奏の際に使用しています。いずれもマウスピースはBach12Cを使用しています。音のスピードを意識して小さなサイズのマウスピースを使用しているのですが、一方で低音の豊かさや音色を改善したいとも考えています。

◆好きなプレイヤーを教えてください。向井滋春、カーティス・フラー、ジャック・ティーガーデン、クレイグ・ハリス、レイ・アンダーソン、菅原昇司、酒本ひろつぐ。特に向井滋春さんは、非常に心にしみる独特のフレージングに心を奪われ強く影響を受けたプレイヤーの一人です。在札の菅原昇司さん、酒本ひろつぐさんのお二人とは、一緒に演奏する機会を幾度となく頂戴していますが、彼らのとても魅力的なプレイこそが札幌におけるTbプレイヤーの存在感を高めてくれていると痛切に感じます。身近にこのような目標とすべきプレイヤーが存在することに感謝しています。

◆自身の目指している音楽を教えてください。目指しているのは、聞いてくださった方が自然に笑顔になっていただけるような音楽です。楽しい気持ち、暖かい気持ちを共有する場をオリジナル曲やアレンジを通じて創りだしていきたいです。演奏者も聴いてくださる方も一緒になって音遊びを楽しんでいきたいと考えています。

◆特に告知しておきたいライブなどあれば教えてください。異色ですが、クロース・トゥ・ユー等で有名なバート・バカラックの曲だけを演奏しようと言う企画ライブ「バカラックナイト」が、10/26にアフターダークで開催されます。ご存じの曲がたくさん演奏されると思いますので、ぜひ足をお運びください。

菅原昇司プロフィール苫小牧出身。中学生の時に吹奏楽部に入りトロンボーンを始める。高校からジャズに興味を持ち、大学ではジャズオーケストラに所属。 卒業後はビッグバンドに限らず小編成のバンドでも活動を始める。2012年10月、「横浜プロムナード」に板橋文夫(p)Young Lionsで出演。2013年、札幌で活動するプロミュージシャンを中心に結成されたビッグバンド「札幌ジャズアンビシャス」にリードトロンボーンで参加、2月に初コンサートを行い好評を博す。作曲、アレンジも積極的に取り組み、リーダーバンドの一つである5トロンボーンアンサンブル「F-FIVE」では、全曲自身のオリジナル曲だけを演奏している。現在は札幌でライブ、レッスン他、様 な々イベントに出演し活動する。菅原昇司ブログhttp://knuckle5gs.wordpress.com/

◆現在の活動状況(バンドや場所等)を教えてください。5トロンボーンアンサンブル「F-Five」、札幌ジャズアンビシャス、竹村一哲クインテット等、札幌市内のライブハウスで活動中です。

◆トロンボーンという楽器はいつ頃どんなきっかけで始めたのですか?中学生の時に吹奏楽部に入部したのがきっかけです。スライドの動きに憧れて。

◆トロンボーンという楽器の魅力を教えてください。「音」ですね。

◆ちなみに今お使いの楽器とマウスピースを教えてください。またそこに落ち着いた理由 あれば教えてください。キング3Bシルバーソニック、Willie's 61/2AL、表現したい音を出せるセッティングだと思っています。

◆好きなプレイヤーを教えてください。「Dick Nash」「Frank Rosolino」

◆自身の目指している音楽を教えてください。演奏以外に自分を表現する方法の一つとして、作曲やアレンジにも取り組んでいるのでたくさんの人に聴いてもらいたいですね。その集大成のバンドが「F-Five」です。

◆特に告知しておきたいライブなどあれば教えてください。10月2日20時~「K's Bar」F-Fiveライブがあります。メンバーは菅原昇司(b-tb)酒本ひろつぐ(tb)河合修吾(tb)古川巧馬(tb)板橋夏美(tb)板谷大(pf) 大久保太郎(b)竹村一哲(ds)2500円1ドリンク付き 学生500円引き、是非!

骨のある若手達 今、花開く北海道のTrombone新世代。