APAアワード2015

表彰式＆内覧会

第六回「全国学校図工・美術写真公募展」

VERTIFICATION レポート

フォトヨコハマ2015・CP＋ レポート

2015 May

no. 149

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今後のAPAの方針と活動の活性化等について話し合い、

会員の皆様の一層の親睦を図る年に一度の定期総会です。

ご多忙とは存じますが、万障お繰り合わせの上

ご出席いただきますようご案内申し上げます。

尚、総会資料につきましては5月中旬に発送する予定にしております。

受付　　13：00～14：00総会　　14：00～17：00懇親会　18：00～20：00

会場：スペースFS汐留住所：東京都港区東新橋1-1-16　汐留FSビル3Fアクセス：都営浅草線・ゆりかもめ線・銀座線・JR「新橋駅」徒歩1分

懇親会会場：音楽ビヤプラザ ライオン 銀座店住所：東京都中央区銀座7-9-20　ライオン銀座七丁目ビル5F

日時：平成27年6月6日（土）

APA連 絡帳

公益社団法人日本広告写真家協会

第4回定時総会

C O V E R D A T A

福島では東日本大震災の際に起きた原子力発電所の事故により、ふるさとを離れいまだ仮設住宅での暮らしを余儀なくされている人々が数多くいます。豊かな自然の中で土に親しむ暮らしを営んできた人にとって、耕すべき場所が無くなった今、プランターや植木鉢に育つ野菜や花々の小さな命が心のよりどころにもなっているようです。仮設住宅を１軒ずつ訪ね歩き、軒先からお借りした花でひとつの作品が生まれました。作品を手渡した瞬間の華やいだ表情や会話は、写真を撮り始めた中学生の頃に家族写真を手放しで喜んでもらえた嬉しさにも似た気持ちを思い出させてくれるものでした。

「NAGAILEBEN 2014」のポスターです。この写真は、歩き始めたばかりの1歳の孫を撮った、プライベートのワンショットでした。15年間、この仕事をさせていただいている中で、この写真はテーマに即していると思い提案したところ、採用していただきました。小さな子どもと動物は、なかなか思うようにコントロールは難しいものです。この写真も流れの中で撮れた1枚で、決してこのようなシチュエーションを望んで粘ったわけではありません。よーく見ると、実はフラミンゴのように、右足1本で立っているんですよ。広告主：ナガイレーベン（株）

フォトグラファー：野口勝宏　APA正会員

フォトグラファー：細川 晃　APA正会員

03

APA NEWS［Shun］2015 May. No.149

C O N T E N T S

APAアワード2015 表彰式＆内覧会04

5060万画素を得たCanon EOS 5Ds/5Ds R06

第六回「全国学校図工・美術写真公募展」表彰式＆内覧会05

Information&Report14

photo by Akihiro SuzuriyaSONYα7、Carl Zeiss Sonnar T＊ FE 35mm F2.8 ZA、f /2.8、1/500、ISO:100

フォトヨコハマ2015・CP＋ レポート10

APAアワード2015 受賞者ギャラリー Vol.1　大井川 茂12

2015年度新入正会員からのご挨拶13

08さらに高機能へ深化したOLYMPUS OM-D E-M5 Mark II

04

東京都写真美術館の大規模修繕工事にともない、APAアワード2015展覧会はAPA本部ギャラリーで2015年3月1日～10日まで開催されました。展覧会に先駆けての2月28日に同会場で内覧会、表彰式、懇親会が開催されました。

APA本部ギャラリーではじめての開催APAアワード2015表彰式＆内覧会開催

文：善本喜一郎　写真：善本喜一郎　福原 毅　濱 竜司　コタニシンスケ

表彰式は白鳥真太郎会長の

挨拶で始まり、来賓を代表

して経済産業省の高橋淳子氏、賛

助会を代表してニコンイメージン

グジャパンの森真次様よりご挨拶

をいただきました。続いて、広告

作品部門経済産業大臣賞を獲得

した吉村政伸氏、写真作品部門文

部科学大臣賞を獲得した大井川茂

氏ほか受賞者の皆様に賞状が授与

されました。その後、同会場で懇

親会となり、受賞者、関係者と

150余名もの参加者で会場は熱

気が溢れ、作品を前に熱心に語ら

う方々、記念写真を撮ったりと会

場は祝福のムードがいっぱいで盛

況でした。締めの挨拶で高井副会

長が次回APAアワード2016

写真作品部門のテーマ「美・うつ

くしい」を発表しました。APA

アワード2015表彰式、懇親会

に参加された皆様には、場内が大

変混雑している中をご参加ありが

とうございました。

①ご来場いただいた受賞者と審査員の皆さん　②協賛会社代表（株）ニコンイメージングジャパン カスタマーリレーションズ 本部長 森真次氏　③広告作品部門 審査委員 経済産業省 課長補佐 高橋淳子氏　④広告作品部門 審査委員 （株）玄光社 コマーシャル・フォト編集長 川本康氏　⑤写真作品部門審査員 アートディレクター カイシトモヤ氏　⑥広告作品部門 経済産業大臣賞 吉村政伸氏　⑦写真作品部門 文部科学大臣賞 大井川茂氏　⑧写真作品部門 学生賞 西谷玖美氏⑨表彰式は150名の参加者がありました　⑩入選作品を前に朗らかに談笑する受賞者

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APA AWRAD 2015

第六回「全国学校図工・美術写真公募展」

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去る3月14日、白金台APA本部に於いて「第六回全国学校図工・美術写真公募展」表彰式が行われました。全国32校の小中学生から寄せられた作品数は合わせて3409作品。表彰式会場にはここから選ばれた入賞・入選作品360点が展示され、翌15日から11日間公開されました。

「美術授業にカメラ」が浸透してきたと実感第六回「全国学校図工・美術写真公募展」表彰式＆内覧会開催

文：石田美菜子　写真：ハヤシアキヒロ　勝尾 仁

表彰式に先立っての各審査員

挨拶では、審査委員長

鈴

木英雄副会長から学校授業のこれ

までの経緯と意義について、文部

科学省教科調査官

東良雅人氏か

ら「自分の造形作品をよく見て表

現を創意工夫した写真がここに残

りました」、

坂本隆志学校教育事

業部担当理事からは「毎年応募作

品の水準がどんどん上がって、当

事業が浸透してきた実感を受けま

した」と現場での報告を兼ね、そ

れぞれお話がありました。展示さ

れた受賞作品の前で審査員による

各々への講評に、始めは緊張気味だ

った12名の受賞者の皆さんでした

が先生方からの温かいお声がけに

嬉しそうな表情で答えていました。

　続いて表彰式では白鳥真太郎会

長、キヤノンマーケティングジャ

パン株式会社プロサポート部部長

相川弘文氏からのご挨拶のあと一

人一人賞状が手渡されました。

　表彰式後は隣の会場で「子ども

懇親会」と称してジュースとお菓

子で乾杯。審査員やAPA会員と

子どもたち、保護者の皆さまと和

やかな雰囲気の中交流する場面も

ありました。

　受賞された皆さんに心からお祝

い申し上げますとともに、本事業

に多大なるご協力を頂きました全

国造形教育連盟の先生方をはじめ

関係者各位、協賛企業・団体、法

人賛助会員の皆さまに深く御礼申

し上げます。

①展示会場　②受賞者の皆さんと審査員の皆さん　③審査員 文部科学省 教科調査官 東良雅人氏より文部科学大臣賞 小学生の部作品講評　④文部科学大臣賞 中学生の部作品講評　⑤副審査委員長代理 全国造形教育連盟 副委員長 鷹野晃氏より全国造形教育連盟委員長賞 中学生の部作品講評　⑥審査員 東京工芸大学 名誉教授 吉村剛士氏より審査員特別賞作品講評　⑦審査員 武蔵野美術大学 教授 三澤一実氏より優秀賞作品講評　⑧審査員特別賞 賞状授与　⑨優秀賞 賞状授与　⑩キヤノンマーケティングジャパン プロサポート部 部長 相川弘文氏　⑪当公募展 実行委員会 委員長 白鳥真太郎会長　⑫審査委員長 鈴木英雄副会長よりご挨拶　⑬懇親会にていつも公募展のプリントでご協力いただく富士フイルムイメージングシステムズ P事プロ 部長 島田知明氏よりご挨拶いただきました　⑭懇親会はジュースで乾杯！

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Canon EOS 5Ds R、MP-E65mm F2.8 1-5x マクロフォト、f/6.3、1/125、ISO:100、ピクチャースタイル：スタンダード、ストロボ：Broncolor

scoroA2S　撮影：永嶋勝美等倍～5倍が撮れるマクロレンズで黄色い小さな花を4倍に拡大して撮ってみた。ライブビューが16倍で見ることが出来るので、こんな撮影も難無くできる。

較の為に5D

MarkIIIで順次

行った。色再現やラチチュードも

MarkIIIと比較して高画素化に

対するマイナス面は全く無い、む

しろ同様かそれ以上に良く感じる。

また、sRは鮮鋭度が増しただけ

あって撮ったデータを拡大してい

くと肉眼では見えない物まで繊細

に写っているのが分かる。そして

撮っている時の音もMarkIIIよ

り静かに感じる。但し、マクロ撮

影や絞りを開け気味で撮る時はピ

ントに気を使うが、ライブビュー

で16倍の拡大表示ができるので確

実に難無く行える。

　また、ピクチャースタイルに

「ディティール重視」が新に追加

された。階調性を良くして繊細な

描写で撮れるモードだと思う。ま

た、シャープネスに「細かさ」「し

きい値」が追加されて、好みで調

整できるのもありがたい。

　今回の撮影ではsとsRの違い

は微少なくらいしか分からなかっ

た、もっと繊細で極細の線がハッ

キリした物でも撮らないと分から

ないのかもしれない。

　EOS

5Ds/5DsRは、日

常の撮影では高画質を体感でき、

B0以上を想定しての撮影でも

35mm版ならではのハンドリング

の良さを生かして撮影できる、一

石二鳥の撮影機材だと思う。

　最後に、このカメラを使ってみ

て、端的に一言で言うと「とても

良い」、もっと小さな物から広大

な風景まで色々な被写体を撮って

みたいと思った。MarkIIIユー

ザーの方は財布と相談してから

5Ds/5DsRに触るようにし

た方が賢明かも知れませんよ！

が、グリップ形状やレリーズボ

タンの感触もリファインされてい

て、更にミラー振動制御システム

を一新してカメラブレに対しての

対策を施している。高画素化を考

えての改良だと思う。そして、自

社開発・自社生産による最新の

微細化プロセスを屈指して作られ

た5060万画素CMOSセンサ

ーは、高画素化と高S/N比、広

ダイナミックレンジを見事にバラ

ンスさせている。更にDIGIC

6を2基搭載し高速並列処理する

事で機動的な撮影を可能にしてい

る。他詳細はカタログ等を一読頂

きたい。

　今回のテストはキヤノンスタッ

フ立合いの元で高井哲朗正会員の

協力を得て氏のスタジオで行った。

テストではカメラの限界性能を把

握する為に、少々極端なライティ

ングで行う事にした。スタジオに

用意したのはフラワーアーティス

トに生けて貰った瑞々しい花。ほ

んの少しディフューズしたトップ

ライトをメインに左手前からボッ

クスライト、そしてハニカムグリ

ッドを付けたストロボと横二方向

から色フィルターを掛けたスポッ

トという繊細だが少し硬めの5灯

ライティング。カメラにとっては

かなり酷なライティングだ。

　撮影は、5Ds、5DsR、比

今高画素数となる5060万画素

の5Ds/5DsRの2機種発表

された。プロ・アマ問わず人気の

5D

MarkIIIの後継機ではな

く、新に追加された新機種である。

5Ds、5DsRは共にローパス

有りだが、5DsRは鮮鋭度を更

に増す為もう一枚追加してローパ

ス機能をキャンセルした仕様にな

っている。

　本誌の為のテストを3月中にし

たいとお願いしたところ、「ベータ

機なので貸出はできないが、キヤ

ノンスタッフがスタジオに持参し

て、撮影が終わったら持ち返りま

す」とOKの返事をいただいたこ

とで、今回のテストが実現した。

　まず実機を手にして感じたのは、

外観はMarkIIIと同じに見える

年のCP+でキヤノンから

35mm版DSLRでは最

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Canon EOS 5Ds/5Ds R

キヤノンより高画素化された、もうひとつの5Dが発表された。5060万画素のEOS 5Ds/5Ds Rはプロ写真家の撮影領域を変える！

35mm版DSLR史上最高画素数のEOS

文：永嶋勝美　写真：高井哲朗　永嶋勝美

月13日（土）に

本部

で

のセミナーを行います。詳し

くは14ページをご覧下さい。

Canon EOS 5Ds、EF50mm F1.2L USM、f/4、1/60、ISO:100、ピクチャースタイル：ニュートラル　撮影：永嶋勝美スタジオ前の歩道の植え込みの花をブレないで撮れるか？手持ちで撮ってみた。手持ちでも意外とブレにくい。

③の写真の赤罫で囲った部分をピクセル等倍で掲載。印刷では見えないかもしれないが、花びらの先の毛羽だった所まで繊細に描写している。

②の写真の赤罫で囲った部分をピクセル等倍で掲載。B0に目伸ばししてプリントした物を、手に取って見る距離で確認しても驚くほど鮮鋭に描写されている。

Canon EOS 5Ds R、EF100mm F2.8LマクロIS USM、f/11、1/60、ISO:100、ピクチャースタイル：ニュートラル、ストロボ：Broncolor scoroA2S

撮影：高井哲朗

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OLYMPUS M.ZUIKO 60mm F2.8、f/8、ISO:200、大型ストロボ寄木細工のスープンを40Mのハイレゾショットにて撮影した。複数の木材が織りなす模様はきめ細かくつくられており、木工職人の技術の高さを垣間見ることができる。このハイレゾショットの高画質であれば、ポスターサイズでの活用も可能だ。

ハイレゾショットの効果を比較した部分を拡大した写真。左が通常の16Ｍ、右がハイレゾショットの40Ｍ。ハイレゾショット撮影では質感までも描写する高画質だ。

話題の40Ｍハイレゾショットをスチル撮影の現場で極める!

さらに高機能へ深化したミラーレス一眼カメラOLYMPUS OM-D E-M5 MarkⅡ文・写真：福永仲秋

オの現場で実践的な効果を得られる

か試してみた。

　本機の仕様としては、有効画素

数1605万画素だが、このハイ

リンパスから画期的なカメ

ラが登場した。早々にプロ

月18日（土）に

本部

で

Ⅱ

のセミナーを行います。詳し

くは14ページをご覧下さい。

OLYMPUS M.ZUIKO 17mm F1.8、f/7.1、1/10、ISO:3200

高感度撮影でもノイズは気にならない。見上げて撮影する時は、首の裏に負担が掛かりやすい。バリアングル液晶を使えば身体的に安全だ。

OLYMPUS M.ZUIKO 60mm F2.8、f/8、 ISO:200、大型ストロボ

E-M5 MarkⅡのシルバー色を40Mのハイレゾショット撮影をした。機能の仕様として、絞り値はf8までとなる。被写界深度を深くするため「手前・中間・奥」と撮り分け、フォトショップの「レイヤー自動合成」での画像スタックを活用して合成した。違和感も無く、高精細さが際立つ仕上がりとなった。

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OLYMPUS OM-D E-M5 MarkⅡ

れ補正は重宝する。フラッシュな

どの照明機器を使わず、現場の雰

囲気を残した撮影が可能だ。高感

度特性も優れており自然な描写を

する。強力な手ぶれ補正と高感度

特性により薄暗い状況下でも、雰

囲気のあるショットを収めること

ができる。

　さらに、オリンパスのレンズ

描写は特筆ものだ。高性能レン

ズのM.ZUIKO

PROシリ

ーズや高画質単焦点レンズの

M.ZUIKO

　PREMIUM

シリーズは、レンズの解像力が卓

越で、高次元的な描写は空気感も

写しだすと言っても過言でないだ

ろう。機会があれば、テスト撮影

をおすすめしたい、高いレンズ性

能を実感するはずだ。

　オリンパスは「グローバル

プロ

サービス」としてプロ写真家への

サポートはもちろんのこと、有益

な情報発信をしている。筆者が以

前に急ぎで機材点検を依頼した際

では速やかに対応をしてもらった

ことがあり、頼もしい存在だ。

　テスト撮影を終えデータチェッ

クをしていると「写真が変わった」

事に気づく。バリアングル液晶を

活用すれば、構図に自由度が増し、

これまでは撮ろうと思わなかった

「新しい写真」を撮るようになっ

ていた。まだまだ写真表現の領域

は広いことを教えてくれたE-

M5

MarkⅡに感謝をする。

レゾショットは0.5ピクセル単位

で撮像素子を動かしながら8回連

続して撮影し、カメラ内で合成す

る機能である。極めて精微で高度

な技術であるが、操作はとてもシ

ンプル。カメラ側で設定してあと

はシャッターボタンを1回押すだ

けでカメラが自動で撮影する。撮

影後、2秒程で高解像な画像がプ

レビューとしてモニターに表示さ

れる。写し出す写真は精細感のあ

る仕上がりだ。ここで、ひとつ留

意点を述べておくと、このハイレ

ゾショットは特性上、被写体は静

物が好ましい。8回撮影している

最中に対象物が動いてしまうと高

解像の画像生成に影響が出てしま

う。三脚でのカメラの固定は必須

となる。

　本機はテザー撮影にも対応して

おり、スタジオ撮影での効率的な

ワークフローを期待できる。また、

ハイレゾショット機能で撮影した

RAWデータはフォトショップの

プラグインとしてRAW現像がで

き、シームレスな作業が可能となる。

これはプロの撮影機材として、じ

ゅうぶんに活用できるカメラだと

実感した。

　また、このE-

M5

MarkⅡの

手ぶれ補正は世界最高クラスでシ

ャッター速度5段分の性能に進化

した（CIPA規格準拠）。従来か

ら高い評価の5軸手ぶれ補正も動

画撮影での補正も向上し、補正機

材を使用したような滑らかな手持

ち撮影ができるようになった。静

止画でも動画でも、実に5軸手ぶ

毎られて、かつ担当者の説明を聞く

ことができるからだ。今年も善本

喜一郎、永嶋勝美

正会員らと一緒

に足を運んだ。

　プレス発表によれば今年の入場

者数は6万7千617人と、雪に

見舞われた去年に比べると6割増

しだった。

　まずは会場を一周してみる。各

メーカーのブースではAPA正会員

によるセミナーやレッスンがいたる

ところで行われており、直接的に

本業とは関係無いものの写真とい

う文化に貢献している姿が印象的

だった。

　年を追うごとに感じるのが動

画とのボーダレス化。3年目を迎

える「プロ向け動画エリア」はま

すます盛況だった。また、NHK

は開発中の8Kスーパーハイビジ

ョンの映像を流しており、素材は

DSLRで撮影されたものという

から驚いた。機材の進化とともに

我々もスキルを磨かなければなら

ないと痛感した。

　話題のドローンもメイン会場に

展示されていて、こちらは実機に

触れられる機会が少ないせいか熱

心に説明を受ける人の姿が絶えな

かった。ドローンは足場やクレーン

を使わないでもアングルの制約が

なくなり、動画だけでなくスチル

の世でも可能性を広げるツールと

して普及していくはずだ。

　なかでもエポックはキヤノンの

新製品5Dsと5DsRだろう。

5000万画素超の圧倒的解像度

のフルサイズDSLRが話題を独

占した感じがした。

キヤノンの

ブースでは開場早々に人が溢れ実

機に触れるのには長い行列を待た

なければならないほど。詳しいイ

ンプレッションは別頁に譲るが、

高解像度だけでなく細かい使い勝

手がリファインされており好印象

だった。

　もうひとつ気になったのはEIZ

Oのブースに展示されていた4Kモ

ニター。Adobe

RGBのカバ

ー率は99％。放送規格の色域に至

っては100％。デジタルシネマの

DCI-

P3も93％という色再現を

誇る。色再現性に優れたモニター

を使うのは我々の常識だが、動画

を撮っているフォトグラファーにと

っては必須のモニターだと思った。

年CP+へ行く理由は各メ

ーカーの新製品を一気に見

一眼レフ程度の重量なら軽々と持ち上げてしまうドローンはアングルの制約を取り払ってくれる新兵器だと感じた

長蛇の列で触るのを諦めたキヤノン5D s R。会場の外に設けられたCPS会員向けのサロンではゆっくり確認できた

ペンタックスのフルサイズ35mm版DSLRが参考展示されていた。まだ開発中だが過去のレンズ資産を活かせる点で期待大だ

従来のモニターと並べて展示されていた4KモニターCG248-4K。その色再現と高精細は印刷前提の仕事にも向いている

2015年2月12日（木）～15日（日）「FOCUS! フレームの向こうにある感動」というテーマのもとパシフィコ横浜にて開催された。新製品カメラ機材をはじめ、ドローン、4Kモニター等話題の実機に触れてみた。

CP+CAMERA&PHOTOIMAGING SHOW 2015REPORT

文：福原 毅　善本喜一郎　写真：福原 毅　善本喜一郎　坂本隆志　船越逸男　

10

フォトヨコハマ

・

パートナーイベントとして

「コンテスト応募用プリントセミナー」と

みなとみらいギャラリーで「

写真展」を開催。

「全国学校図工・美術写真公募展」展示会場

APAアワード展示会場

「コンテスト応募用プリントセミナー」は予約が即満員の大人気でした

講師の永嶋勝美正会員

　APAアワード2013・201

4年度「経済産業大臣賞」をはじ

めとする広告作品部門受賞作品や

第四回・五回『全国学校図工・美

術写真公募展』「文部科学大臣賞」

ほか受賞作品、並びにアジアの広

告写真を展示。CP＋同様に多く

の来場者に恵まれ、次回APAア

ワード、学校公募展を見に行きた

いと、APA活動への関心も広が

る展覧会となりました。14日（土）

には「コンテスト応募用プリントセ

ミナー」（講師：永嶋勝美）が「会

議センター」で開催されました。

APA本部セミナーをCP+向け

にアレンジしたもので、150余

名の来場者からは「APAならで

はのプロフェッショナルな話が聞け

た、多岐にわたりとても丁寧でわ

かりやすかった」等、参加者の満

足度も高いセミナーとなりました。

当展覧会、セミナーはCP+事務

局、一般社団法人カメラ映像機器

工業会（CIPA）様より会場の

ご協力をいただき開催となりまし

た。感謝の意を表します。

フして2月11日（水）〜15日（日）「公

益社団法人日本広告写真家協会

APA写真展」を開催いたしました。

ォト・ヨコハマ2015・

P+パートナーイベントと

ォト・ヨコハマ2015・C

11

毎の今年のテーマが決まります。

　テーマ「笑・わらい」からスト

レートな笑顔ではなく、物語の

ある作品をつくりたいと思ってい

ました。そして1人の女の子の

姿が物語になってきて、この作

品が生まれました。

　物語の中に漂う温度や湿度を

表現するためにフィルムを使用

し、粒状感と空気感を失わない

ようプリントしました。

「わかったつもりにならない」が

いつも心の中にあり、表面的な

写真にならないよう撮影時に自

然とシャッターが押せるように

普段から心がけております。

　今回

写真作品部門の最高賞を

いただいたことで、少しでも自

分の中にあるものを写真で伝え

ることができたという自信につ

ながりました。

　今後も地道に写真の路を歩ん

でいく覚悟です。

　この度は、誠にありがとうご

ざいました。

年アワード写真作品部門の

テーマが発表されると、私

1977年生まれ。2005年スタジオ ハイ・ ブッシュを立ち上げフリーランスに。長野を拠点として活動中。APA正会員

大井川 茂文部科学大臣賞

Vol. 1写真作品部門

『れんなより。』大井川 茂

「わかったつもりにならない」が

いつも心の中に

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1.ひとこと：LIVING PHOTOと いう名称で商標登録を取得し、主に女性対象のサロンスタイルのフォトスクールを主催して10年の節目を迎えます。フラワーデザイナーとしても活動を続けて

いますので花の写真が多いのですが、料理や風景、人物撮影を通して「幸せな時間を残す」写真を撮り続けたいと思っています。

2.影響を受けた写真家：ロンドン・香港で12年ほど暮らしていましたが、その時に見ていたライフスタイルマガジンにあった洋書へのあこがれがベースになっています。3.最初に使ったカメラ：PENTAX　MZ3

4.撮ってみたい人：イケメン男子ならだれでも！5.趣味：ワインと旅

1. ひとこと：この度APAに入会させていただき、大変光栄に思っております。若輩者ですが、これから世界を広げ、たくさんの交流を通じてどんどん写真を深めていきたいと思っています。精進してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。

2. 影響を受けた写真家：中平卓馬、篠山紀信、LESLIE KEE

3. 最初に使ったカメラ：Nikon FA（大学に入学して入った写真サークルで先輩が貸してくれました）4. 撮ってみたい人：作家・文学者を撮影した作品群を撮っていきたいです。5. 趣味：読書、植物をそだてること

1. ひとこと：ヴァカンスフォトグラファー・ジュンといいます。ブランディングを得意とし、何か新しいことがはじまる時に必要とされることが多いことからそう名付けました。これからの新しいトライに、機を同じくしてAPA

の方々とご縁をいただきましたことありがたく感謝の気持ちでいっぱいです。写真を通じて多くの方と交流し、人とつながることができればと思っています。皆様宜しくお願いします。

2. 影響を受けた写真家：秋山真邦さん3. 最初に使ったカメラ：父がもっていたオリンパス4. 撮ってみたい人：心にロマンを持つ人5. 趣味：カメラを持って歩くちょっとした旅

1.ひとこと：音楽の素晴らしいところは？　写真には臭いは写らないが、音楽にはその時の自分の気持ち・空気感・世の中の状況などの総てを真空パックし て記憶のなかに閉じ込められる。俺は、そんな音楽が好きで（ROCK）ミュージシャンの活動している姿が撮りたくて英国に行った。色々な バンドとツアーで世界中をまわった。2001

年にはキューバに行き、カストロ首相にも会えた。写真は自由だ !!!!

2.影響を受けた写真家：土門拳、細江英公、篠山紀信、ユージンスミス3.最初に使ったカメラ：CONTAX IIIa（形見）4.撮ってみたい人：BOB DYLAN（ボブ

ディラン）5.趣味：ヴィンテージ Hi-Fi オーディオ

今道しげみ

入交佐妃 太田 淳（太田淳一）

MITCH IKEDA（池田倫弘）

Shigemi IMAMICHI

Saki IRIMAJIRI Jun OTA

Mitch IKEDA

2015年度新入正会員一覧　（50音順）池田（池田雅典）井上アキラ（井上 聡）李 朋彦（山村朋彦）上野晃嗣（上野明嗣）丑番直子打林 俊S（髙木成和）

小口隆志唐 亨川島幸延木津直紀小嶋 隆杉野正和スマイル タカノリ（瀬尾隆紀）

竹内陽子橘 毅千葉春秀中島茂貴西川隼矢能登 直橋本英之

早見紀章堀田祐介皆川 聡望月 研森 裕人吉川幸宏（吉川宏幸）

2015年度新入正会員からのご挨拶　

東京展会場：APA本部ギャラリー会期：2015年7月3日（金）～7月11日（土）時間：11：00～18：00

※関西展につきましては後日ご案内いたします

2015年新入正会員展公益社団法人日本広告写真家協会

1.ひとこと：この度、APAに入会させていただきまして誠にありがとうございます。入会に際しましてお世話になりました皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。アートな表現を追求して30年余ですが自分自身の表現をさらに探求し続けたいと思っております、そして写真のもつ楽しさや表現をもっと広めてまいりたいと思いますので今後ともよろしくお願い申し上げます。

2.影響を受けた写真家：ロバート・メイプルソープ氏、植田正治氏、半田也寸志氏3.最初に使ったカメラ：ニコマートEL

4.撮ってみたい人：自己表現力がある人・アートな人5.趣味：廃墟探索発掘・沖縄にいくこと

あみ美宏（引網美宏）Yoshihiro AMI

1. ひとこと：ミラノでお会いした白鳥会長に推薦を頂きAPAに入会いたしました。今までの活動が公に認めて頂けたような気がして感謝と嬉しさでいっぱいです。スチールと動画の撮影、映像プロデューサーもしておりますが、芸能プロダクションにも所属し、インターネット番組やイベントの出演等、積極的にメディアに出る仕事もしております。様々な交流ができることを楽しみにしています！

2. 影響を受けた写真家：Sutton Images

渡辺達夫3. 最初に使ったカメラ：父から譲り受けたニコマート EL（1972年製）4. 撮ってみたい人：小室哲哉（中学生の時にこの業界を目指すきっかけとなった方なので）5. 趣味：モータースポーツ（観戦も出場も）、海外旅行、クルマとバイク

大塚浩史（Hiro OTSUKA）Hirofumi OTSUKA

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2015年2月に発表された、有効約5060万画素フルサイズCMOSセンサーを搭載したEOS 5Ds/5Ds R。本セミナーではその性能を実写された画像を中心に、その解像性能と操作感を体感していただけます。内容①EOS 5Ds/5Ds Rの概要説明（30分）　キヤノンマーケティングジャパン 商品企画第二課 中島 淳

あつし

氏②EOS 5Ds/5Ds R ファーストインプレッション（50分）　APA正会員 高井哲朗、永嶋勝美によるテスト撮影でのインプレッシ　　ョンとB0出力を見ての話、他。③ハンズオン・Q& A（30分）④タッチ＆トライ日時：2015年6月13日（土）　14：00（13：30受付開始）～16：30

会場：APA本部参加費：無料参加お申し込み：下記アドレスまで、件名を「6/13申込」として氏名、電話番号、所属を明記の上お申し込みください。seminar@apa-japan.com

4000万画像相当の高画質ハイレゾショット撮影を実現したOLYMPUS

OM-D E-M5 Mark II。このカメラの実践的なスチル撮影現場でのワークフローを紹介します。さらにブラッシュアップされた動画撮影も提案いたします。内容①オリンパス株式会社 担当者による概要説明

②新機能ハイレゾショット撮影を福永仲秋が撮影デモンストレーション③シネマ品質の動画の手持ち撮影を可能にしたOM-D MOVIEの紹介④APA正会員 善本喜一郎、小山敦也、永嶋勝美、福永仲秋、山田愼二、佐藤倫子らによる作品展示とインプレッション日程：2015年7月18日（土） 14：00（13：30受付開始）～16：30

会場：APA本部参加費：無料参加お申し込み：下記アドレスまで、件名を「7/18申込」として氏名、電話番号、所属を明記の上お申し込みください。seminar@apa-japan.com

大航海時代、現在の沖縄はヨーロッパ列強から「Lequio=レキオ」と呼ばれていました。今から約130年前まで、尚王家を中心に独立した国家として存在したレキオこと琉球國。組踊、芭蕉布、首里織、紅型、三線、金細工などリゾートの島沖縄に息づく琉球王朝時代の伝統文化を2年半にわたり撮影・取材いたしました。この作品の中から約40点を展示いたします。是非ご高覧ください。会場：キヤノンギャラリー会期：銀座 2015年5月21日（木）～27日（水） 日・祝 休

10：30～18：30（最終日15：0 0）梅田 2015年6月11日（木）～17日（水） 日・祝 休

10：00～18：00（最終日15：00）福岡 2015年7月2日（木） ～14日（火） 土・日・祝 休

10：00～18：00

http://cweb.canon.jp/gallery/archive/tomoda-lequio/

APAプロフェッショナルセミナー Vol.6

APAプロフェッショナルセミナー Vol.7

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「キヤノン最新デジタルカメラ EOS 5Ds / sRの魅力」

「オリンパス最新デジタル一眼カメラOM-D E-M5 MarkⅡの魅力」オリンパス独自の最新技術「ハイレゾ」撮影とは？

細部に溢れる、リアリティ、もうひとつの「5D」　　有効約5060万画素の解像性能を搭載したEOS 5Ds/5Ds Rの紹介

ライフワークとして撮影している水と花をテーマにFUJI FILM X-T1により新たに撮りおろした18点を展示いたします。

会場：FUJIFILM GALLERY X

富士フイルム 東京ミッドタウン本社1階 フジフイルムスクエア内

会期：2015年6月5日（金）～25日（木）　　　会期中無休時間：10：00～19：00　協力：富士フイルム株式会社http://fujifilm-x.com/gallery_x/ja/

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中村成一写真展「彩 --colours」

友田富造写真展「Lequio=琉球に息づく伝統文化」

1月27日（火） ～2月1日（日）◎第18回九州支部写真展　今回は有志21名が参加して「ときめき・かわいさ・はなやかさ」というテーマで福岡市美術館市民ギャラリーD室で行いました。美しい女性たちの世界を、広告写真で培った技術を生かして表現してみました。尚、今回は福岡の2社のモデルクラブからモデルさんのご協力をいただきA3~B1サイズ総点数66点を展示し、来場者数は835名でした。

2月1日（日）◎九州支部セミナー　「女性を美しく撮る」というテーマで福岡市美術館のセミナー室にて朝11時より午後4時まで一般の参加者33名を対象に開催しました。1部では東島治男正会員が写真をプロジェクターで見せながら解りやすく解説し、モデル撮影の実技指導を行いました。昼食後2部では久我秀樹正会員が作品を紹介後、屋外モデル撮影の実技を行い、大盛況で無事に終えました。参加者の皆さんも次を期待してくださり好評でした。

2月14日（土）◎新入正会員説明会（東北支部）　今年は仙台市青葉区の戦災復興記念会館会議室にて、2 名の新入正会員が出席し開催されました。APAの概要や事業内容、東北支部の活動などの説明が有りました。終了後、先輩会員も参加し懇親会が行われ、今後の東北支部の運営やフォトグラファーとしての現状など、和やかななかで話し合われました。

3月7日（土）◎新入正会員説明会（北海道支部）　なごり雪が降るなか㈲スタジオK2にて、APAの事業、今後の北海道支部の活動について詳しく説明しました。北海道支部は正会員の数が少ないので支部活動にどんどん参加していただきたく、その旨を特に強くお伝えしました。その後はセミナー事業や支部集会の日程を決めて終会。とっても和やかな説明会となりました。

3月8日（日）◎新入正会員説明会（九州支部）　（株）阿部スタジオにおいて、新入正会員2

名の参加があり、九州支部正会員3名により1時間ほど説明会を行いました。その後新入正会員の2人に仕事のことや将来のことなどを語っていただき、APAの活動への積極的な参加をお願いして散会しました。

3月14日（土）◎新入正会員説明会（関西支部）　関西支部事務所にて開催しました。新入正会員は、APAについての説明や正会員の話に真剣に耳を傾け、メモを取る姿も見られました。自己紹介では、過去に理事や部長らと一緒に仕事をした、名刺を交換した、などAPAに入る前からの繋がりをもった新入正会員もおり、沢山のエピソードに場が和みました。その後簡単な懇親会を行い、更に交流を深めました。

3月28日（土）◎新入正会員説明会（東京支部）　今年も個性豊かなフォトグラファー達が顔を揃えてくれました。東京支部会員18名、東北支部1名、中部支部1名、総数20名の参加でした。説明会終了後の懇親会も、笑いの渦に包まれた和やかな会になりました。今後新入正会員の皆様にも、APAの事業に積極的な参加をお願いいたします。協会の更なる発展と躍進は、会員一人一人の地道な活動によって実現されるのですから。

3月25日（水）◎東京大マラソン祭り2015「フォトコンテスト」審査会 　公益財団法人東京観光財団にて開催され、APAより鈴木英雄、善本喜一郎、山口敏郎、永嶋勝美 正会員が審査員として参加しました。プリント部門とデータ部門においてそれぞれ金・銀・銅賞、プリント部門のみでのAPA特別賞、他入選など計19作品を選出。プリント部門の入賞作品は都庁第一本庁舎1階東京観光情報センター内にて4月15日～27日まで展示されました。

5月14日（木）～20日（水）◎関西支部写真展　ニコンサロンbis大阪にて開催いたします。ポスター展が続いていた関西支部展が、久しぶりに写真展を復活させました。「時（time）」という幅の広いテーマですが、世代を超えた参加があります。それぞれの解釈により表現された作品を是非ご覧ください。

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33名のAPA2015新入正会員の皆様、ご入会おめでとうございます。日本経済は企業収益の改善などを背景に、景気は穏やかな回復基調と報じられていますが、写真業界はまだまだ厳しい状況が続いています。新入正会員の皆様にはご自身の仕事でのご活躍はもちろんですが、APA活動にも積極的にご参加いただけることを切に願っております。まずは新入正会員展覧会に向かって積極的にご参加ください。世代や分野は異なりますが同期となったご縁を深めていただければと思います。またAPAアワード、学校教育推進、調査研究など各事業部活動にも積極的にご参加いただければ、きっと皆様の仕事へのヒントも得られることと思います。新しい経験を通して自分自身の成長に繋げてください。ヘンリー・フォードは言っています。「人が集まってくることが始まりであり、人が一緒にいることで進歩があり、人が一緒に働くことが成功をもたらす」（ヘンリー・フォード）皆様のご発展とご多幸を祈るとともに、写真映像を通じて社会に貢献する公益社団法人として新たなステージへ共に進みましょう。

◎善本喜一郎

発行人編集人企画

部長副部長

委員

事務局員

白鳥真太郎善本喜一郎公益社団法人日本広告写真家協会出版情報事業部永嶋勝美佐藤正樹福原 毅舞山秀一小林伸幸香出剛志福永仲秋石川 源小川義文倉田亜希コタニシンスケ安江とも代

公益社団法人日本広告写真家協会　事務局東京都港区白金台3-15-1

白金台シティハウス2F

TEL　03-5449-0580

FAX　03-5449-0651

印刷　共同印刷株式会社禁・無断転載「APA NEWS・瞬」2015

149Japan Advertising Photographers' Association B

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公益社団法人日本広告写真家協会　発行人：白鳥真太郎　編集人：善本喜一郎　隔月発行　通巻

293号〒

108-0071 東京都港区白金台

3-15-1　白金台シティハウス

2F　TEL.03（

5449）0580 FAX. 03（5449）0651 http://w

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