Ⅱ基本計画 - city.handa.lg.jp · ②広聴活動の充実 情報共有の推進...

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第1節 協働のまちづくりの推進 1-1-1 市民協働の推進 ………………………32 1-1-2 コミュニティ活動支援 …………………34 1-1-3 ボランティア・市民活動支援 …………36 29 1第2部 【第2部】 部門別計画 第1章 協働によりともに高め合うまち 

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第1節 協働のまちづくりの推進  1-1-1 市民協働の推進 ………………………32

  1-1-2 コミュニティ活動支援 …………………34

  1-1-3 ボランティア・市民活動支援 …………36

Ⅱ 基 本 計 画

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基本計画

第1章

第2部

【第2部】 部門別計画第1章 協働によりともに高め合うまち 

▼ 個別施策▼ 単位施策▼ 基本施策

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第1章 協働によりともに高め合うまち 第1節 協働のまちづくりの推進

①協働に対する理解の促進❶協働意識の醸成①広報活動及び情報提供の推進②広聴活動の充実

❷情報共有の推進

①計画づくりへの参画②協働事業の提案

❸協働の仕組みづくり

1.市民協働の推進

①意識の啓発②コミュニティリーダー等の養成③活動環境の整備④規模の適正化⑤自治区の組織力強化

❶コミュニティの活性化2.コミュニティ活動支援

①支援講座の開催②リーダーの育成③活動団体の支援

❶ボランティア・市民活動団体の育成

①活動のPR②相談体制の充実③コーディネーターの養成④公益的活動の支援

❷ボランティア・市民活動支援体制の充実

3.ボランティア・市民活動支援

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基本計画

第1章

第2部

Ⅱ 基 本 計 画【第2部】 部門別計画

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第1節 協働のまちづくりの推進

●市民と行政がお互いの立場や役割を尊重し、共に考え、決定し、行動する協働のまちづくりにより、市民自治が進展しています。

●幅広い行政情報や市民からの多様な情報や意見が相互に交流し、市民と行政との間で円滑なコミュニケーションが図られています。

■1 市民協働の推進

第1章 協働によりともに高め合うまち 

施策がめざす半田市の将来の姿

●多様化する地域社会の問題を解決するためには、行政だけではなく、住民自ら解決に向けて取り組む姿勢が重要となることから、市民と行政との協働によるまちづくりを進める必要があります。

●市民と行政の意見交換の機会を充実させることにより、相互の信頼関係を構築し、市民の参画を促すことが必要となります。

●市政に関する情報を積極的に発信することにより、行政に対する関心を高める必要があります。

●協働の取り組みを推進するためには、具体的に市民が提案・参画できる仕組みを構築する必要があります。

現状と課題

市民活動団体と市職員との交流会

[ ]内の数値は計画策定時の2015(平成27)年度目標値【 】内の数値は計画策定時の目標値

現状値2009(平成21)年度

16.8%

2014(平成26)年度

50.5%[35%]

計画策定時2020 (平成32)年度

60%【55%】

基本成果指標目標値

70%【65%】

■目標値

63.9%[50%]

市民が中心となって協働のまちづくりが進められているまちだと思う市民の割合

市政に関する必要な情報が提供されていると思う市民の割合 34.3%

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基本計画

第1章

第2部

施策内容

❶ 協働意識の醸成 ①協働に対する理解の促進● 協働によるまちづくりの基本理念と市民協働を進めるためのルールを広め、協働に対する理解の促進に努めるとともに、市民と行政が共に考え、決定し、行動する取り組みを進めます。

❷ 情報共有の推進 ①広報活動及び情報提供の推進● 市政に関する情報、市民生活や市民活動に関する情報を広報紙、インターネット、ケーブルテレビなどの多様な媒体を利用し、迅速かつ詳細に提供します。

● 市政に関する情報の積極的な提供により、市政への関心と参加意識の醸成を図ります。

②広聴活動の充実● 市政に対する評価とニーズを的確に把握するため、市民意識調査、各種懇談会を定期的に実施します。

● 意見や要望に対する市政への反映状況を公表します。

❸ 協働の仕組みづくり ①計画づくりへの参画● 市政運営に関する各種計画づくりへの市民参画を積極的に推進します。

● 計画策定過程での情報提供により、幅広く意見を聴取し、計画に反映します。

● 計画の進捗状況を把握できるようにし、市民の目線で計画の進行管理がチェックできる仕組みを構築します。

②協働事業の提案● 各種団体の特性を生かした行政との連携や協働事業の提案を積極的に行います。

市民協働実践の参考事例『有脇かいどり大作戦』

半田市市民協働推進計画シンボルマーク

◎事業の実施段階からではなく、企画段階から協働する仕組みをつくる。[❸-①]市民からの協働のアイデア

Ⅱ 基 本 計 画【第2部】 部門別計画

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第1節 協働のまちづくりの推進

●自助、共助の精神で、住民同士が助け支えあう地域社会が形成されています。

●コミュニティ活動が活発に行われ、地域の問題は地域で解決する取り組みが展開されています。

●多くの住民が積極的に自治区の活動に参加し、地域の構成員としての役割を果たしています。

■2 コミュニティ活動支援

第1章 協働によりともに高め合うまち 

施策がめざす半田市の将来の姿

●少子高齢化や核家族化により、地域の連帯感が薄れつつある現状に対応するため、住民同士が助け支えあう地域社会を形成し、コミュニティを活性化することが求められています。

●価値観の多様化により、地域活動に対する理解や活動への参加度など住民の間で大きな差が生じており、コミュニティ活動について共通の理解を深める必要があります。

●多様化する課題を地域で解決していくためには、柔軟に対応できる組織づくりやリーダーを育成・支援していく必要があります。

現状と課題

コミュニティ活動(夏祭り)

地域の資源回収

[ ] 内の数値は計画策定時の2015(平成27)年度目標値

現状値2009(平成21)年度

37.7%

2014(平成26)年度

47.1%[55%]

計画策定時2020 (平成32)年度

70%

基本成果指標目標値

■目標値

この1年間にコミュニティや自治区の活動に参加したことがある市民の割合

まちづくり市民会議・サロンからの施策提言

○地域のために取り組んでいる人々を応援・支える仕組みが必要ではないか。

○祭りを活用して、新たな住民や異年齢の住民が交流できる事業が必要ではないか。

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基本計画

第1章

第2部

施策内容

❶ コミュニティの活性化 ①意識の啓発● 自治区を始めとする各種団体による地域活動の基盤となるコミュニティの重要性について、広報紙やホームページなどにより周知し、市民の意識高揚に努めます。

②コミュニティリーダー等の養成● コミュニティの活動を推進するため地域リーダーの養成や、市民活動団体(テーマ型NPO※)とコミュニティをつなぐコーディネーターを育成します。

③活動環境の整備● コミュニティ活動の充実を図るため、公共施設の利用方法を見直すなど、コミュニティ組織が利用しやすい環境を整えます。

● 地域と行政のつなぎ役として、地域担当職員の配置を推進し、活動のサポートを図ります。

④規模の適正化● 効率的、効果的なコミュニティ活動を推進するため、小学校区単位を基本としたコミュニティエリアでの実施可能な活動内容や組織体系について検討します。

⑤自治区の組織力強化● 地域への関心を深め、住民相互の連帯感を醸成するため、コミュニティ活動を支え、地域自治の基本組織である自治区への加入促進に努めます。

● 各自治区の情報や抱える課題の共有を図るとともに、自治区のあり方の検討を進めます。

※テーマ型NPO:環境、子育て支援など各テーマに基づき         活動する団体

◎自治区への加入促進を行政がサポートする。[❶-⑤]

コミュニティ活動支援(蔵のまち円卓会議) 自治区のあり方検討会議

市民からの協働のアイデア

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基本計画

第1章

第2部

施策内容

❶ コミュニティの活性化 ①意識の啓発● 自治区を始めとする各種団体による地域活動の基盤となるコミュニティの重要性について、広報紙やホームページなどにより周知し、市民の意識高揚に努めます。

②コミュニティリーダー等の養成● コミュニティの活動を推進するため地域リーダーの養成や、市民活動団体(テーマ型NPO※)とコミュニティをつなぐコーディネーターを育成します。

③活動環境の整備● コミュニティ活動の充実を図るため、公共施設の利用方法を見直すなど、コミュニティ組織が利用しやすい環境を整えます。

● 地域と行政のつなぎ役として、地域担当職員の配置を推進し、活動のサポートを図ります。

④規模の適正化● 効率的、効果的なコミュニティ活動を推進するため、小学校区単位を基本としたコミュニティエリアでの実施可能な活動内容や組織体系について検討します。

⑤自治区の組織力強化● 地域への関心を深め、住民相互の連帯感を醸成するため、コミュニティ活動を支え、地域自治の基本組織である自治区への加入促進に努めます。

● 各自治区の情報や抱える課題の共有を図るとともに、自治区のあり方の検討を進めます。

※テーマ型NPO:環境、子育て支援など各テーマに基づき         活動する団体

◎自治区への加入促進を行政がサポートする。[❶-⑤]

コミュニティ活動支援(蔵のまち円卓会議) 自治区のあり方検討会議

市民からの協働のアイデア

Ⅱ 基 本 計 画【第2部】 部門別計画

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第1節 協働のまちづくりの推進

●課題解決に向けて、ボランティアや市民活動団体がその特性を生かし、活発かつ自主的な取り組みを行っています。

●多くの企業が地域の一員としての役割を担い、社会貢献活動を活発に行っています。

■3 ボランティア・市民活動支援

第1章 協働によりともに高め合うまち 

施策がめざす半田市の将来の姿

●ボランティア・市民活動に関心があっても実際に参加していない人も多いことから、より効果的な支援策が必要となっています。

●ボランティア・市民活動を支援する「はんだまちづくりひろば」を開設し、相談窓口やコーディネート機能を担っています。今後はより効果的な支援に向けた運営体制が求められています。

●これからの地域の担い手として期待される現役を退いた世代の活躍の場を広げる必要があります。

現状と課題

[ ] 内の数値は計画策定時の2015(平成27)年度目標値

0

0

82

110127

149

82

3 3

1217

22 2327 28

3 3 511 12

16 1720 22 23

27 2831

3740 40

110127

149171 175 175177 176

20406080100120140160180200

H18

H11 H12 H13 H14 H15 H16 H17 H18 H18 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26

H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26(年度)

(年度)

51015202530354045

現状値2009(平成21)年度

149団体

2014(平成26)年度

175団体[230団体]

計画策定時2020 (平成32)年度

260団体

基本成果指標目標値

45法人

■目標値

■市民活動登録団体数

■市内NPO法人認証団体数

40法人[35法人]

市民活動団体登録数

市内NPO法人認証数 27法人

まちづくり市民会議・サロンからの施策提言

○現役を退いた世代が活躍できる仕組みをつくり、地域と連携しながら多様な世代交流ができる事業を実施してはどうか。

○まちづくりに寄与する活動をした人に対し、地域貢献ポイントを付与するなどの制度を創設してはどうか。

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基本計画

第1章

第2部

施策内容

❶ ボランティア・市民活動団体の育成①支援講座の開催● ボランティア・市民活動に参加している市民や団体を対象に、円滑な活動やメンバーの資質向上のための講座を開催します。

②リーダーの育成● 様々な機会を通じて、ボランティア・市民活動の果たす役割の重要性を啓発し、活動のリーダーとなる人材を育成します。

③活動団体の支援● ボランティア・市民活動の促進を図るため、市民活動助成金等により、活動団体を支援します。

❷ ボランティア・市民活動支援体制の充実①活動のPR● 活動団体に対する理解と参加機会の拡充を図るため、はんだまちづくりひろばが行う支援により、団体に関する情報発信や団体間の交流、連携を促進します。

②相談体制の充実● ボランティア・市民活動に関する様々な相談をいつでも気軽に行うことができるよう、はんだまちづくりひろばの相談体制の充実を図ります。

③コーディネーターの養成● 市民活動コーディネーターを養成し、団体への助言のほか、行政や団体同士の連携を促進し、ボランティア・市民活動団体の活動の活発化を図ります。

④公益的活動の支援● 企業が行政組織、市民活動団体などとバランスよく連携をとりながら、社会を構成する一員「企業市民」として実施する社会貢献活動を支援します。

みんなの交流サロン

はんだまちづくりひろばでの相談

知多半田駅前地域円卓会議

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