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Ⅰ 環境基本計画の部

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− 1− ■ Ⅰ 環境基本計画の部 ■

藤 枝 市 環 境 基 本 計 画

 藤枝市環境基本計画は、藤枝市環境基本条例に基づき策定するもので、市の目指す環境像や環境に対する理念を定め、環境に対する取組の推進を規定しています。平成 23 年 4 月にスタートした現計画では、“ もったいない ” 精神に基づき、環境と共生し循環を基調とする持続可能な発展に向けて、市民総ぐるみで取り組むことを内外に発信した、“ もったいない ” 都市宣言の実現を目指します。

1.“ もったいない ” 都市宣言~市民がつくる『環境行動都市・ふじえだ』をめざして~(平成 21 年 12 月 20 日制定)

 わたしたちのまち藤枝は、瀬戸川・朝比奈川の恵みと豊かな自然に囲まれた、四季折々の美しさがきわだつまちです。 こうした恵まれた環境のなかで、わたしたちは調和のとれた産業を育み、地域に根ざした伝統文化を大切に守りながら、郷土とともに発展してきました。 しかし、便利で快適な暮らしは、その一方で、地域にとどまらず、地球環境への負担を掛けつづけ、環境汚染や地球温暖化という形で、わたしたちの生活に大きな影響を及ぼしてきています。 わたしたちは、無駄の多い暮らし方を見直し、先人から受け継がれた環境をより良いものとして次の世代へ伝えるため、「もったいない」の精神を基本とした強い意志をもって、市民総意のもとでこの問題に取り組んでいくことを決意し、ここに宣言します。

1.わたしたちは、先人の知恵である「もったいない」の精神に学び、無駄のない暮らしを実現します。2.わたしたちは、「もったいない」を合言葉に、ごみを減らし、エネルギーを節約し、低炭素社会の実

現を目指します。3.わたしたちは、毎日の生活が地球環境に影響を及ぼしていることを認識し、地球市民として行動します。

2.藤枝市環境基本計画の概要(平成 23 年 3 月策定)

(1)計画の範囲①計画の対象区域

 本計画の対象となる区域は、本市の行政区域とします。 ただし、地域的な取組が効率的・効果的となる施設については、国及び他の地方公共団体等と協力して推進するように努めるものとします。

②計画の対象範囲 本計画の対象範囲は、本市の環境への影響が考えられる活動すべてを対象とします。

③計画の推進主体 本計画を推進する主体は、市民・事業者・行政など、本市に関係するすべてとします。個々に責任を持った行動を取ると同時に、主体間で互いに連携し、目標の達成に向けて取り組みます。

(2)計画の期間 本計画の計画期間は、平成 23 年度から平成 32 年度までの 10 年間とします。 ただし、計画の進行管理を行う上で目安となる環境指標の数値目標については、第5次藤枝市総合計画との整合性を図り、平成 23 年度を初年度とし、平成 27 年度までの 5 年間とします。  なお、5 年が経過した時点を目途に計画内容の見直しを行い、また、環境や社会情勢の変化が生じた場合には、必要に応じて計画の変更を行います。

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− 2−■ Ⅰ 環境基本計画の部 ■

(3)体系図

目指す環境像

基 本 理 念

「“ もったいない ” を実践する環境行動都市・ふじえだ」環境問題に市民誰もが「気づき」、「学び」そして「行動」をする「環境日本一のまち」の実現に取り組みます

1.無駄のない暮らしの実現2.低炭素社会の実現3.地球市民としての行動

①3Rの推進②廃棄物の適正処理の推進

取組の方向性

①新エネルギーの利用促進②省エネルギー・エコビジネスの推進③地球温暖化防止の取組の促進

①環境情報の発信②環境体験学習の推進③人材の育成

①森林の保全と緑化推進②水辺環境の保全と整備③生物多様性の保全④自然環境保全活動の促進

①水循環の取組の拡大②安定した水の確保と供給

①ライフスタイル転換の促進②地産地消の促進③公共交通の利用促進

①もったいない運動の推進②環境NPOなどの活動の推進③交流の拠点づくり

①大気・水質保全と環境対策の推進②生活排水対策の推進③健康被害防止の徹底と指導④歴史的文化的伝統や景観の保全⑤動物愛護の推進⑥まち美化の促進

資源の有効利用~循環型の社会をつくります~

方針基本目標

地球温暖化対策の推進~エネルギーを有効利用します~

環境教育の推進~環境保全意識の向上に努めます~

身近な自然環境の保全~豊かな自然の恵みを享受し、継承します~

ものが循環するまちづくり

地球にやさしいまちづくり

みんなで考え行動するまちづくり

自然とともに安心して暮らせるまちづくり

水資源の保全と活用~適切な水循環を確保します~

地球環境を守る暮らしの実現~地球にやさしい暮らしを実現します~

協働の推進~環境保全活動の輪を広げます~

快適な生活環境の確保~健康で安心な暮らしを守ります~

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− 3− ■ Ⅰ 環境基本計画の部 ■

藤枝市役所地球温暖化防止実行計画

 本計画は、地球温暖化対策の推進に関する法律で規定される実行計画(事務事業編)であり、藤枝市環境基本条例及び藤枝市環境基本計画の基本理念に基づき、藤枝市役所が温室効果ガス排出抑制対策を具体的に実行するための目標と取組を定めています。平成 23 年 3 月に第 3 期計画を策定しました。

(1)目 標 市の事務・事業に伴う温室効果ガス総排出量を、平成 27 年度 (2015 年度 ) までに、平成 21 年度 (2009年度 ) 比で6%以上削減します。

(2)目標達成に向けた個別取組

(3)進行管理 「藤枝市環境方針」と「職員の環境行動指針 10 箇条」を策定し、エコアクション 21 によるマネジメント手法を用いて進行管理を行います

【2 グリーンプロジェクト】【1 グリーンオフィス】

関係部署おける環境配慮の取組省エネ・省資源の取組

廃棄物3Rの取組

グリーン購入等の推進

●環境に配慮した設計・施工

●建設工事に伴う廃棄物の3R

●イベント

●施設・設備管理

●外部要請

●緑化推進

●研修等

●電気使用量の削減

●空調・給湯機器等燃料使用量の削減

●公用車の燃料使用量の削減

●水使用量の削減

●紙使用量の削減

 

●廃棄物の発生抑制

●再使用・リサイクルの推進

●グリーン購入・グリーン契約の推進

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環境保全行政の概要

○藤枝市環境基本計画策定 平成 12 年3月(前計画)平成 23 年3月(現計画)

○藤枝市環境基本条例制定 平成 13 年3月

1)環境保全行政の組織                       平成 24 年4月1日現在

2)事務分掌

(生活環境課)

・環境保全の調査研究に関すること

・環境保全の推進に関すること

・特定施設の届出に関すること

・環境保全資金貸付斡旋に関すること

・公害に関する相談及び苦情処理に関すること

・大井川地域地下水利用対策協議会に関すること

(環境政策課)

・地球温暖化対策の推進に関すること

・環境基本計画に関すること

・環境政策に係る企画及び調整に関すること

・藤枝市環境審議会に関すること

・もったいない運動の推進に関すること

・環境学習等の推進に関すること

静岡県都市環境保全行政研究会

藤 枝 市 環 境 保 全 協 議 会

大井川地域地下水利用対策協議会

安倍川・大井川水系水質汚濁対策連絡協議会

藤枝市もったいない運動推進委員会    13 名

環境保全行政の組織図

市 長 藤枝市環境審議会 14 名

副 市 長

環 境 水 道 部 長

環 境 政 策 課 長

環境政策係 3名

もったいない運動推進担当係 1名

生 活 環 境 部 長

環境保全係 3名

3)施策の位置づけ

藤 枝 市 環 境 基 本 条 例 藤 枝 市 総 合 計 画

“ もったいない ” 都市宣言

藤 枝 市 環 境 基 本 計 画

藤 枝 市 役 所 地 球 温 暖 化 防 止 実 行 計 画そ の 他 関 連 計 画 及 び 市 の 施 策 へ の 反 映

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基本目標1 ものが循環するまちづくり 必要以上に資源を浪費しないよう “もったいない ”の気持ちを持って、ものの循環利用に努めます!

方 針(1) 資源の有効利用 ~循環型社会をつくります~

取組の方向 ① 3Rの推進

平成 23 年度 環境基本計画の実施状況

環境指標環 境 指 標 名 計画当初(H21 実績) 現 状(H23 実績) H27 年度目標

家庭からの燃やすごみ排出量(1人1日) 486g /人・日 466g /人・日 430g /人・日家庭から排出されるごみのリサイクル率 26.5% 27.8% 30.0%家庭から排出される不燃ごみの最終処分量 353 トン 330 トン 0 トン

市の取組・一般廃棄物処理基本計画に基づき3Rを推進します・生ごみの発生抑制・資源化を推進します・分別の徹底を促進します・バイオマスなどの未利用資源の利活用を促進します・ごみの有料化を検討します

目標達成に向けた各課の取組と評価取 組 内 容 ・ 計 画(担当課) 取 組 実 績 ・ 評 価 24 年度方針・計画

道路内の路床工・埋め戻し材料に利用する購入土砂は、リサイクル材を使用

(道路課)

対象工事 41 件  利用率 97%ほぼ計画的に活用が図られた。 継続

建設発生土(良質土)の現場利用と他工事発生土の再利用

(道路課)

対象工事 42 件再利用率 [4,183 ÷ 9,507] 44%特殊工法の活用により、発生残土(粘性土)を抑制できた。 抑制残土 3,080㎥ 再利用残土 1,103㎥

継続

埋戻し材には、建設工事で発生した残土又は再生材を積極的に使用

(下水道課)

車道には発生材の再利用に適さなかったが、歩道など道路の強度を必要としない箇所には積極的に再利用した。使用箇所:2 箇所(150㎥)今後も積極的に使用する。

継続

小・中学校の校舎等の修繕工事における環境に配慮した資材の使用

(教育政策課)

耐震補強工事 5校(西益津小、青島小、高洲南小、広幡中、岡部中)小中学校営繕工事(修繕工事 ほか)施工業者の理解を得て環境に配慮した資材を使用できた。

継続

使い捨て製品の削減の啓発「マイバッグ・マイ箸・マイボトル・マイカップ運動」

(環境政策課)

・イベント等において啓発活動を実施・「レジ袋削減取組み協定」 1 事業所 1 店舗締結 ( 累計:10事業所17店舗)・職員に対して昼のマイ箸使用を促進・出前業者等に割り箸の削減について 協力依頼

継続

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− 6−■ Ⅰ 環境基本計画の部 ■

取 組 内 容 ・ 計 画(担当課) 取 組 実 績 ・ 評 価 24 年度方針・計画

容器包装リサイクル法に基づく、容器包装プラスチックの分別収集

(生活環境課)

回収頻度・回収量 ペットボトル 1 回 / 月・124t容器包装プラスチック 1 回 / 週・1,539t適正に収集、処理することができた。

継続

資源・不燃物拠点回収施設「北部、南部、岡部エコステーション」の管理・運営

(生活環境課)

市内 3 エコステーションの開設 北部・南部:週 2 日 ( 土、日 )、 103 日 岡部:週 1 日 ( 日 )、 51 日開設 利用者 述べ 39,163 人資源物回収の向上につながっている。

継続

家庭から排出される天ぷら廃油をBDF化し、塵芥収集車の燃料として利用

(生活環境課)

塵芥収集車 1 台の燃料として利用 BDF 使用料 3. 4Kl 継続

古着・古布回収(清掃工場で年2回・北部エコステーションで週2回)

(生活環境課)

北部エコステーション:103 日実施髙柳清掃工場:年 2 回 (6 月、11 月)実施 * 古着・古布回収量 31t

継続

容器包装リサイクル法について事業者への啓発

(商業観光課)商工会議所ニュースを通じ啓発 継続

院内で発生したガラス瓶のリサイクル(白色・茶色のみ)のリサイクル(病院経理課)

リサイクルビン 処理量2.4㎥  処理費19,656円 継続

浄化センターで発生する汚泥の排出抑制及びリサイクル

(下水道課)

放流水量:7,583,768㎥処理委託量:3,111 トン(全量リサイクル)

(堆肥化・セメント化・ケミカルリサイクル)継続

生ごみ等処理用具購入者に対し購入費への補助

(生活環境課)

* 補助基数 106 基 1,220,000 円電気式 46 基、粉砕機 2 基、コンポスト 46 基、密閉式 12 基

継続160 基、200 万円

家庭から出る生ごみの分別収集の実施(生活環境課)

1,159 世帯実施( 藤岡 1,4 丁目・駿河台 3,5 丁目・南駿河台 1,2 丁目・白藤 )回収量:77.6 トン回収業務委託 7,140,000 円処理業務委託 1,427,299 円

(9 月増額補正)

拡大4,500 世帯、468 トン

大型生ごみ処理機による葉梨活性化施設「白ふじの里」での生ごみ資源化(環境政策課)

生ゴミ投入量 1,119.6kg堆肥排出量 234.2kg処理機リース料 522,900 円処理機保守点検料 157,500 円処理機電気料 184,844 円

継続

中部給食センターで発生する食品廃棄物の堆肥化

(学校給食課)

月平均400㎏を各種イベントにおいて配布。又、一般市民の家庭菜園、保育園、幼稚園、小中学校の花壇用として利用した。

継続

「資源循環のまちづくり懇話会」の設置(環境政策課)

第 1 回懇話会 2 月 9 日開催 6 名参加「環境日本一」「地域エネルギービジョン」「廃棄物におけるバイオマス資源活用」について自由討議した。今後も専門的な意見をお願いする。

継続

バイオマス活用推進事業(本市の特性に合ったバイオマス利活用の施策の方向性を策定)

(環境政策課)

農水省補助金がつかないため策定せず。エネルギー活用については、「地域エネルギービジョン」で包括して位置づけた。木質バイオマス燃料の活用については、若手職員チームによる研究を実施。

継続バイオマス活用推進ネットワーク会議 ( 仮称 ) の開設。

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取組の方向 ② 廃棄物の適正処理の推進

市の取組・一般廃棄物処理基本計画に基づいた安定処理に努めます・一般廃棄物や産業廃棄物の適正処理を推進します・資源循環型の処理施設の整備を進めます・不法投棄防止対策に努めます

目標達成に向けた各課の取組と評価取 組 内 容 ・ 計 画(担当課) 取 組 実 績 ・ 評 価 24 年度方針・計画

一般廃棄物処理基本計画の改定(環境政策課)

平成 33 年度までの目標・取組* 家庭系燃やすごみの排出量 499 →

436 g / 人 / 日* リサイクル率 24 → 30%* 最終処分量 6,599 → 1,782 t* 生活排水処理率 58.4 → 69.8%

完了

農業用使用済みプラスチックについて、関係機関と協力し、回収処理を円滑に行うため、その経費に対し助成

(農林課)

市内処理実績 農業用:ビニル:9,762kg ポリマルチ:13,610kg 肥料ポリ袋:48,993 枚 農薬ポロビン:8,934 本適切な廃プラ処理が出来た。

継続

不燃(埋立)ごみのリサイクル化の検討(生活環境課)

下之郷最終処分場の使用期限に合わせ、不燃ごみ埋立量ゼロ ( 資源化 ) に向け協議が進んでいる。( 藤枝市、焼津市、志太広域事務組合 )

継続

クリーンセンターからの余熱を活用した施設を検討環境負荷の低減等に優れた処理方式を検討

(クリーンセンター推進室)

余熱利用施設等基本計画素案を策定。今後、地元住民と話し合いをしながら余熱活用の方向性を決定していく。環境に配慮した資源循環型施設の建設に向け、引き続き地元と協議を続ける。

継続(環境影響評価への着手)

し尿及び浄化槽汚泥を計画的に収集し、適正に処理

(下水道課)

し尿等年間処理量実績:し尿 3,543 KL浄化槽汚泥 38,092 KL

継続

不法投棄、散乱ごみの回収及び監視パトロール(環自協・環境美化推進員・郵便局・市)

(生活環境課)

環自協・職員による不法投棄パトロール(2回)環自協・環境美化推進員による不法投棄監視(随時)臨時雇用職員によるごみ回収及びパトロール(99 日)テレビ 21 台、冷蔵庫 4 台、洗濯機 2 台他回収

継続

イベントにおけるごみの持ち帰りの啓発(桜まつり、藤まつり、花火大会、もみじまつり)(商業観光課)

イベント開催時には、ごみの持ち帰りを来場者に依頼。ゴミ箱の設置を取りやめたイベントも有。ゴミ箱が無いと、見えにくい所へ捨てていく方がいるのが困る。

継続

花火大会での一斉清掃の実施(シルバー、建設業組合、地域、行政)

(商業観光課)

花火大会翌朝の一斉清掃を実施。NPO法人等の参加もみられた。 継続

院内での廃棄物分別の実施(病院経理課)

各部署への指導を実施新聞紙、ダンボール、雑紙を回収

(古紙買取金額 409,415 円)継続

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− 8−■ Ⅰ 環境基本計画の部 ■

方 針(2) 水資源の保全と活用 ~適切な水循環を確保します~

取組の方向 ① 水循環の取組の拡大

取組の方向 ② 安定した水の確保と供給

環境指標環 境 指 標 名 計画当初(H21 実績) 現 状(H23 実績) H27 年度目標

地下水採取量 39,978千t 36,009千t 37,600千t

市の取組・雨水浸透枡などの雨水利用設備の普及を図ります・市民及び事業者への水資源の有効活用に係る啓発を進めます・地下水利用の節約を啓発します・節水意識や水の循環についての啓発を進めます・地下水位の監視や揚水量の規制、指導を進めます・水源かん養林を適切に管理します

目標達成に向けた各課の取組と評価取 組 内 容 ・ 計 画(担当課) 取 組 実 績 ・ 評 価 24 年度方針・計画

県単農業農村整備事業の実施用排水機能の向上を図る。

(農林課)

三沢排水路改良工事大新島用排水路改良工事稲川南用排水路改良工事

継続

土地利用申請の調整池を持たない宅地造成について、浸透枡の設置を指導

(河川課)申請件数:9 件 継続

土地利用申請において、調整池の設置を指導(河川課) 申請件数:1件 継続

庁舎内トイレに擬音装置を設置(管財課)

東館女子トイレに設置庁舎内すべてのトイレに設置完了 完了

病院内で節水器具を設置・シャワー用節水装置 51 個・蛇口用節水器具 376 個  (5年リース)97,545 円 / 月(病院経理課)

ほぼ目標どおり、水道使用量 7,214㎥、水道料金 1,174,080 円減となった。漏水がたびたび発生しているため、今後は老朽化してきて配管の更新が必要となる。

完了

地下水利用について、県条例に関する届出により採取管理を行い、地下水採取の適正化を図る

(生活環境課)

【H23 年度届出件数】採取量報告 64 件、氏名変更 19 件、揚水設備変更届 3 件、承継届け 1 件、廃止届け 1 件、工事完了届け 1 件

継続

市の取組・水道事業の健全な経営に努めます ・水道利用者への情報提供と利便性向上に努めます

目標達成に向けた各課の取組と評価取 組 内 容 ・ 計 画(担当課) 取 組 実 績 ・ 評 価 24 年度方針・計画

水道事業基本計画(地域水道ビジョン)を策定(今後 10 年間の総合計画)

(上水道管理課)

基本理念を、「みんなでつくる安心な水道」と定め、「安全で安定した水道」「持続可能な水道」を構築することを基本方針とした。これを踏まえ、①安全な水道、②安定した水道、③災害に強い水道、④親しみやすい水道、⑤健全な経営の水道、⑥環境にやさしい水道の6つの施策を柱に事業を進める。

完了

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取 組 内 容 ・ 計 画(担当課) 取 組 実 績 ・ 評 価 24 年度方針・計画

水道利用者への情報提供と利便性の向上を図る

(上水道管理課)

・市ホームページの活用(水質の安全性広報・水道料金の計算例・水道使用の開始、休止の電子申請)

・小学4年生への水道の仕組み説明用下敷き配布

・水道料金のコンビニ納付の導入

継続(水道事業 50 周年記念「ふじえだサイダー」の製造・販売)

電力使用ピーク時(午後1時~4時)に配水地を有する送水場の送水ポンプを停止し、ピーク時以外に送水

(上水道工務課)

7 月~ 10 月までの 4 ヶ月間電力使用ピーク時において、施設の使用電力を抑える運転管理を実施した。○ピークカット量   84,840kwh○電気料金の軽減  145,000 円施設の運転管理方法をマニュアル化した。

継続

基本目標2 地球にやさしいまちづくり 地球温暖化防止への取組として、新エネルギーの有効活用や省エネルギーへの取組による省資源化を目指します。 私たち一人ひとりが自覚を持ち、“もったいない”の気持ちを持って、環境にやさしい行動を実践します!

方 針(1) 地球温暖化対策の推進 ~エネルギーを有効利用します~

取組の方向 ① 新エネルギーの利用促進

環境指標環 境 指 標 名 計画当初(H21 実績) 現 状(H23 実績) H27 年度目標

エコアクション21認証取得事業所数 39事業所 47事業所 100事業所公共施設における温室効果ガス排出量 16,784.5t 16,596.7t 15,700t

市の取組・自然エネルギーの利用を推進します・新エネルギーの導入や未利用エネルギーの有効利用を図ります・新エネルギーの普及促進の意識啓発を行います

目標達成に向けた各課の取組と評価取 組 内 容 ・ 計 画(担当課) 取 組 実 績 ・ 評 価 24 年度方針・計画

「地域エネルギービジョン」の策定【目標】エネルギー問題と地球温暖化に地域として対処するため、市民・事業者・行政が協力し、本市の地域資源を活かした新エネルギーの導入と省エネルギーの推進を図る。

(環境政策課)

平成 24 年 3 月策定計画期間:平成 24 年~ 33 年度目標:エネルギー消費量を平成 20 年度比20%削減目標達成に向け具体的なプロジェクトを定めた。本ビジョンを基本に施策を展開する。

完了

住宅用太陽光発電システム設置費補助金事業平成 23 年 7 月 13 日に設置した者に対し、国県と協調して補助金交付。1kW 当たり 1.5 万円で上限6万円。

(環境政策課)

9 月補正により開始。交付件数:193 件交付金額:10,642,000 円再生可能エネルギーへの関心の高まりを受けて、補助金件数が増加。

「地域エネルギービジョン」における主要な取り組みであるため、今後も継続する。

継続

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− 10−■ Ⅰ 環境基本計画の部 ■

取 組 内 容 ・ 計 画(担当課) 取 組 実 績 ・ 評 価 24 年度方針・計画

工事において計画・設計段階に太陽光発電・太陽熱利用設備等を提案

(建築住宅課)

「藤枝市民会館耐震リニューアル工事」・「勤労者体育館耐震補強工事」の設計において提案したが、工事の主旨・予算から採用されなかった。提案は継続する。

継続(「市立病院救急センター建設工事」にお

いて提案)

校舎の耐震補強工事に併せ、太陽光パネルをモデル的に小・中学校に1機ずつ設置・高洲南小、岡部中に設置 各 20kW(教育政策課)

国補助金の対象事業とならなかったため、設置せず。引き続き申請する。

継続(補助対象事業となる)

イベント等においてグリーン電力を活用し自然エネルギーの普及拡大を推進

(環境政策課)

グリーン電力証書を購入し、2 つのイベントで使用した電力に自然エネルギーを活用した。・第 1 回フードスマイルフェスティバル inふじえだ・ルミスタ☆ふじえだ~ファンタジックイルミネーション

拡大

平成 24 年度より実施する取組取 組 事 業 名 (担当課) 取 組 内 容 ・ 計 画

新エネルギー機器等設置費補助金事業(環境政策課)

住宅へ①強制循環型太陽熱利用システム②定置用リチウムイオン蓄電池③家庭用燃料電池のいずれかを設置し、国県の補助金交付を平成 24 年 4 月 1 日以降に受けた者に補助金交付。補助額:(補助対象経費-国県補助金額)の 1/3(上限 10 万円)

取組の方向 ② 省エネルギー・エコビジネスの推進

市の取組・省エネルギーの意識啓発を行います・省エネルギー型製品の製造、販売、購入を奨励します・公共施設などにおける省エネルギー化を推進します・エネルギー効率の良い建築物の建設を推進します・エコビジネスに関する情報を提供します

目標達成に向けた各課の取組と評価取 組 内 容 ・ 計 画(担当課) 取 組 実 績 ・ 評 価 24 年度方針・計画

「“ もっと、たぁーんとエコ ” キャンペーン事業」省エネルギー意識を啓発するため、市広報・市HPにおいて情報を発信

(環境政策課)

「節電チャレンジ 15」の実施夏(7 ~ 9 月 ):368 世帯参加、57,834kWh 削減冬(12 ~ 2 月 ):153 世帯参加、19,212kWh 削減

「クールビズ」「ウォームビズ」「ライトダウン」「グリーンカーテン」等を呼びかけ

継続

省エネルギー法による届出および庁舎における省エネルギー診断を実施

(環境政策課)

省エネ法届出書類の提出。庁舎の省エネルギー診断を実施。庁舎の ESCO 事業導入の検討 ( 事業に不向き )。庁舎 設備台帳の作成。

継続(庁舎の管理標準設定、浄化センターの省エネ診断と管理標準設定)

庁舎玄関ロビー及び駐車場照明(水銀灯)の LED 化

(管財課)

庁舎玄関ロビー照明器具取替 (250W 水銀灯を 63WLED15 基 )玄 関 風 除 室 照 明 設 備 取 替 (40W 蛍 光 灯23WLED 17 基 )外 灯 ラ ン プ 取 替 [200W → 22W(LED) 4 基   1 0 0 W → 1 6 W ( L E D ) 6 基  300W → 50W(LED) 4 基 ] 

継続(未設置箇所については随時対応)

LED照明への取替検討(病院経理課)

業者へのヒアリング実施。平成 24 年度に向け予算化した。 継続

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− 11− ■ Ⅰ 環境基本計画の部 ■

取組の方向 ③ 地球温暖化防止の取組の推進

市の取組・地球温暖化対策地方公共団体実行計画に基づき温暖化対策を推進します・地球温暖化防止に関する意識啓発を行います・事業所における環境マネジメントシステム(エコアクション21等)の取組支援を行います・アイドリングストップや急発進・急加速をしないエコドライブを推進し、ノーカーデーの啓発を行

います

目標達成に向けた各課の取組と評価取 組 内 容 ・ 計 画(担当課) 取 組 実 績 ・ 評 価 24 年度方針・計画

エコアクション21更新に伴う取組の見直し

(環境政策課)

対象施設数を 2 → 47 施設、取組職員数を 549 → 1,750 人に拡大し、H24.3.21 に認証・登録の更新。認証機関:H26.3.20 まで

拡大( 指定管理者にも取組を要請)

電子入札の実施(契約検査課)

入札案件はすべて電子入札で実施した。247件 (平成 22 年度から実施) 継続

市内で発生する温室効果ガス排出量を把握するための推計を実施

(環境政策課)

平成21年度分排出量 1098.9 千t- CO2 継続

中小企業のエコアクション21認証取得への支援

(環境政策課)

認証取得事業所への補助 8 件 689,374 円商工会議所と連携した自治体イニシアティブ・プログラムへの参加  14 事業所

継続

エコアクション21認証取得事業所へ環境優良事業所として顕彰

(環境政策課)

11 事業所へ顕彰楯を贈呈市ホームページに認証登録事業所を紹介 継続

取 組 内 容 ・ 計 画(担当課) 取 組 実 績 ・ 評 価 24 年度方針・計画

町内会等が維持管理する防犯灯について、LED 灯で新設・修繕を行った場合に補助金を 1,000 円増額して交付

(協働政策課)

( 全体 )新設:162灯  修繕:2,488灯 ( LED灯実績 )新設: 71灯  修繕:162灯

拡大(新設:1,000 円上乗せ、修繕:上限を 7,000 → 10,000円に)

工事において計画・設計段階に省エネ機器導入等の提案

(建築住宅課)

「青島小学校第2児童クラブ建築工事」、「消防団詰所改築工事」において、照明器具の一部へ LED や蛍光灯(Hf ランプ)を採用

 継続(「市立病院救急センター建 設 工 事」、

「志太榛原地域救急医療センター改修工事」において提案)

「藤枝駅前地区総合再生会議」(中心市街地活性化推進室)

各再開発地区関係者による会議を設置し、「環境貢献」をテーマに各再開発に統一的に環境技術を導入する「まちづくりルール」づくりを研究した。

継続

平成 24 年度より実施する取組取 組 事 業 名 (担当課) 取 組 内 容 ・ 計 画

岡部支所照明の LED 化(地域振興課) 国補助金を利用して、1階、2階部分の照明を LED 化

日射防止・省エネ飛散防止フィルム張り(病院経理課)

院内1階センターラウンジ天窓、水平ガラス面へ行う。5年リース。

「藤枝駅北地区活性化連絡会議」(中心市街地活性化推進室)

低炭素なまちづくりに向け、自転車等を利用した回遊ネットワークの仕組みづくりを研究

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− 12−■ Ⅰ 環境基本計画の部 ■

取 組 内 容 ・ 計 画(担当課) 取 組 実 績 ・ 評 価 24 年度方針・計画

事業者向けエコドライブ講習会の開催(商業観光課)

マジオドライビングスクール藤枝と連携し開 催。 3 回 開 催 (10/12、10/17、11/2) 30名参加

継続

平成 24 年度より実施する取組取 組 事 業 名 (担当課) 取 組 内 容 ・ 計 画

市民向けエコドライブ教室の開催(環境政策課) JAF 静岡支部とマジオドライビングスクール藤枝と共催

方 針(2) 地球環境を守る暮らしの実現 ~地球にやさしい暮らしを実現します~

取組の方向 ① ライフスタイル転換の促進

環境指標環 境 指 標 名 計画当初 現 状 H27 年度目標

家庭からの二酸化炭素排出量(1 人 1 日) 5,869g(H20 実績 )

5,862g(H21 実績 )

4,100g(H24 実績)

地球にやさしい暮らしを実践している人(エコファミリー宣言世帯)

2,800人(H22 実績)

7,226人(H23 実績) 30,000人

市の取組・エコファミリー制度を積極的に推進します・環境にやさしい生活を推進します・クールビズやウォームビズ、グリーン購入を推進します・低公害車の導入に努めます・エコクッキングを推進します

目標達成に向けた各課の取組と評価取 組 内 容 ・ 計 画(担当課) 取 組 実 績 ・ 評 価 24 年度方針・計画

地球に優しい暮らしを実践する家族をエコファミリーに認定

(環境政策課)

各イベントにおいて、啓発を実施。環境関係の補助金申請と合わせて宣言してもらう等、参加人数の増加に努めた。平成21年度 世帯数   117人平成22年度 世帯数  5,202人平成23年度 世帯数  1,907人

継続

夏のクールビズ及び冬のウォームビズを実施

(人事課)

クールビズ 5/23 ~ 10/8ウォームビズ 12/12 ~ 3/10 継続

エコクッキング教室の実施(環境政策課)

1回実施 会場:青島北公民館参加者:15名 ( 内、親子3組) 継続

平成 24 年度より実施する取組取 組 事 業 名 (担当課) 取 組 内 容 ・ 計 画

公用車の交換時期に合わせて低公害車へ更新

(管財課)低公害車更新1台(平成27年度までに計 10 台更新予定)

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− 13− ■ Ⅰ 環境基本計画の部 ■

取組の方向 ② 地産地消の促進

取組の方向 ③ 公共交通の利用促進

市の取組・地場産品の消費拡大を図ります・環境保全型農業を推進します・フードマイレージの考え方を普及、啓発します

目標達成に向けた各課の取組と評価取 組 内 容 ・ 計 画(担当課) 取 組 実 績 ・ 評 価 24 年度方針・計画

藤枝グリーン商品券による地産地消の促進(環境政策課)

「節電チャレンジ 15」の参加者等へ景品として贈呈 継続

国・県の実施する環境保全型農業直接支援対策を周知すると共に、エコファーマー認定の取得を促進し、減農薬と有機農業の取組みを支援

(農林課)

環境保全型農業直接支払交付金事業にて環境保全に効果の高い農業に取組む農業者に支援を行った。 対象農業者 13人 < 11 月補正対応> 1,138,000 円

継続

市の取組・自転車走行に配慮した道路整備に努めます・公共交通機関の利用促進を進め、自動車交通量の低減に努めます・ノーカーデーの取組を推進します・交通渋滞等の解消に努めます

目標達成に向けた各課の取組と評価取 組 内 容 ・ 計 画(担当課) 取 組 実 績 ・ 評 価 24 年度方針・計画

通勤時間帯の道路工事を抑制し、渋滞の緩和を目指す

(道路課)

対象工事 40 件。藤枝警察署協議において、市街地及びその周辺地区の工事作業時間を8:30~17:00までとした。日中の交通量の多い幹線道路は、夜間工事にて対応した。

継続

交差点に右折帯を設け、交通渋滞緩和と事故防止を図る(4方向への右折帯も設置)

(道路課)

市道本町大東町線と市道 2 地区 140 号線の交差点に右折帯を設置 完了

歩道の整備を進め、市民の安全確保を図るとともに、自転車利用の推進を目指す

(道路課)

歩道の整備を実施(三輪本線 歩道整備延長 L=53 m)

継続(三輪本線 L=138 m)

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− 14−■ Ⅰ 環境基本計画の部 ■

基本目標3 自然とともに安心して暮らせるまちづくり 私たちの貴重な生活基盤である自然とともに生き、これまで私たちが築き上げてきたまち並みや伝統文化などの貴重な財産を、“もったいない ”の気持ちを持って大切にし、より良いものとして後世に伝えます!

方 針(1) 身近な自然環境の保全 ~豊かな自然の恵みを享受し、継承します~

取組の方向 ① 森林の保全と緑化推進

環境指標環 境 指 標 名 計画当初(H21 実績) 現 状(H23 実績) H27 年度目標

間伐実施面積 387ha 465.7ha 837ha放置竹林解消面積 23ha 34.85ha 41ha地域住民による農地保全活動の取り組み面積 100ha 146.25ha 280ha

市の取組・地球温暖化対策として森林づくりを推進します・住宅地の緑化を推進します・公園、道路などの公共空間の緑化を推進します・竹林の適正な管理に努め、利活用への支援を行います・荒廃山地の整備を進めます・森林の整備・保全を行う林業の担い手育成を進めます・自然とのふれあいの空間の整備を進めます・森林の環境学習を推進します・グリーンバンク事業を活用した緑化ボランティア団体の活動を支援します

目標達成に向けた各課の取組と評価取 組 内 容 ・ 計 画(担当課) 取 組 実 績 ・ 評 価 24 年度方針・計画

耕作放棄地解消の必要性を広報し、認定農業者・農業者団体等に意向調査を実施国・県と協調し、営農再開に向けた取組みに対し助成

(農林課)

助成による解消:1.6ha自主解消   :5.4ha事業費 2,314,015 円

継続

間伐の適切な施業(間伐面積 75ha 木材供給量 1,000㎥)

(農林課)

3 ~ 10 齢級の人工林の間伐事業及び簡易作業路整備に対して補助間伐面積 27.84ha  作業路整備 855m

継続

市民の森の維持管理(農林課)

・給配水施設保守点検業務・浄化槽保守点検業務・草刈り、施設巡視業務・ビオトープガーデン維持管理業務

継続

市民が森に親しむイベントの開催(農林課)

夏休み親子森林体験ツアー、秋の散策会を実施参加者には好評を得ている。

継続

森林施業の集約化(作業路網の改良 76ha)( 農林課) 作業路網の改良 70.52ha 継続

森林組合と連携し、林業後継者や担い手の育成

(農林課)

活動への支援を実施森林組合正組合員数 1,219 人 継続

放置竹林の解消(竹林伐採(市単) 1.5ha ・竹林伐採(基金) 1.5ha)(農林課)

7地区で実施竹林伐採(市単) 1.82ha 竹林伐採(基金) 1.28ha

継続

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− 15− ■ Ⅰ 環境基本計画の部 ■

取組の方向 ② 水辺環境の保全と整備

市の取組・生態系に配慮した河川改修を推進します・水辺環境の保全活動を支援します・河川などにおいて親しみのある水辺空間の整備を進めます

目標達成に向けた各課の取組と評価取 組 内 容 ・ 計 画(担当課) 取 組 実 績 ・ 評 価 24 年度方針・計画

親水性のある用水路の整備(農林課) 六間川・清水川の草刈り 継続

ホタル観賞会、川の生き物観察会等の開催支援

(中山間地域活性化推進室)

清流に生息している生き物やホタル観察会を行い、水や水中生物についての理解と学習をした。

継続

市民が行なう川の美化・清掃活動に対する補助

(河川課)

96 団体へ河川愛護補助金交付高齢化により作業の継続が大変であるとの意見が多く聞かれる。

継続

河川環境整備事業の実施(朝比奈川岡部中学校付近)(河川課)

芝生広場の一部が完成。工事継続。 継続

河川海岸統一美化運動の推進(河川課)

瀬戸川の河川敷清掃実施6 月 26 日(日) 9 団体 198 人参加 継続

水生生物教室の開催(環境政策課・公民館)

3 回実施・7/16 広幡公民館講座 18 名参加・7/23 青島南公民館講座 20 名参加・8/6 葉梨公民館土曜冒険クラブ 40 名参加

継続

取 組 内 容 ・ 計 画(担当課) 取 組 実 績 ・ 評 価 24 年度方針・計画

里山保全活動事業費補助金の交付(農林課) 三輪里山づくりの会へ交付 100,000 円 継続

若竹刈りイベントの実施(農林課) 天候不順及び若竹不作により中止 継続

治山工事の実施「藤枝五丁目県単治山工事」「瀬戸ノ谷 ( 上ノ山 ) 県単治山工事」(農林課)

山腹や渓流の荒廃箇所の整備による山地災害の防止、林地の保全が図られた。 継続

有害鳥獣による農作物等への被害軽減を図る(防獣害フェンス原材料支給等)

(農林課)

・報償金イノシシ 205 頭、カラス 95 羽、ハクビシン等 28 匹

・獣害防止フェンス等原材料支給 4,376m継続

都市内緑化の推進(都市政策課)

地区計画を定め環境に配慮した建築物等の誘導を図る ( 清里地区・光洋台 )。土地利用事業について公園・緑地の設置を推進する ( 店舗・マンション・分譲宅地 )

継続

花の回廊づくりの推進(中山間地域活性化推進室)

自治会や活性化団体等が地域ぐるみまた連携して、道路・河川沿いの公共空間や空き地等に花木を植栽し景観作りに取組んだ。

継続

公園・緑地の適正管理(花と緑の課)

・都市公園、緑地の樹木の剪定や病害虫防除の薬剤散布

・公園及び緑地 N= 143箇所継続

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− 16−■ Ⅰ 環境基本計画の部 ■

取組の方向 ③ 生物多様性の保全

取組の方向 ④ 自然環境保全活動の促進

市の取組・県や近隣市町などと広域的な連携を図り、生物多様性の保全に努めます・生物多様性についての情報の把握、提供に努めます

目標達成に向けた各課の取組と評価取 組 内 容 ・ 計 画(担当課) 取 組 実 績 ・ 評 価 24 年度方針・計画

広報による啓発(環境政策課) ポスター掲示等による啓発 継続

市の取組・グリーンツーリズム(農業体験など自然とのふれあい)の場を創出、提供します・市民・事業者への自然環境学習を推進します・市民の農山村環境保全活動を支援します・十代、二十代の若者が参加しやすい遊びを取り入れた新しい体験プログラムの支援を行います

目標達成に向けた各課の取組と評価取 組 内 容 ・ 計 画(担当課) 取 組 実 績 ・ 評 価 24 年度方針・計画

グリーン・ツーリズム推進団体への育成支援と活動費の一部補助、パンフレット作成などによる情報発信

(中山間地域活性化推進室)

「藤の里グリーンツーリズム推進連絡会」を設立。推進団体への活動費助成。「ふじえだグリーンツーリズムガイド」を作成。

継続

自然ふれあい事業の支援(中山間地域活性化推進室)

茶摘・米づくりなどの農業体験・食体験、ホタル鑑賞会・フォルクローレフェスティバルなどのイベントを開催。市民や観光客に自然の魅力を提供

継続

東海自然歩道の補修工事の実施(商業観光課) 2件実施。今後も状況に応じて対応する。 継続

方 針(2) 快適な生活環境の確保 ~健康で安心な暮らしを守ります~

取組の方向 ① 大気・水質保全と環境対策の推進

環境指標環 境 指 標 名 計画当初(H21 実績) 現 状(H23 実績) H27 年度目標

水質汚濁(BOD)に係る環境基準達成率 75% 75% 100%大気汚染(4物質)に係る環境基準達成率 100% 100% 100%汚水処理人口普及率 60.5% 62.1% 67.0%公害苦情件数 84 件 56 件 65 件

市の取組・酸性雨に関する情報の収集・提供に努めます・ばい煙の排出基準や粉じんの管理基準などの遵守についての指導を徹底します・農薬や肥料などの適正使用や家畜排泄物などの適正管理を促進します・大気汚染、水質汚濁についての監視・指導に努めます

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− 17− ■ Ⅰ 環境基本計画の部 ■

取組の方向 ② 生活排水対策の推進

市の取組・公共下水道を整備し生活環境の改善を図ります・合併処理浄化槽の普及を図ります・生活排水による水質汚濁防止の啓発を行います・低農薬・低化学肥料による環境保全型農業の普及・推進を行います

目標達成に向けた各課の取組と評価取 組 内 容 ・ 計 画(担当課) 取 組 実 績 ・ 評 価 24 年度方針・計画

地域の実情に応じて、下水道、農排、地域汚水、合併浄化槽により生活排水を適正に処理( 汚水処理人口普及率:63.0%)

(下水道課)

新設合併浄化槽補助基数の減少や地域汚水処理施設使用人口の減少等により汚水処理人口普及率は、目標に達しなかったが、今後も効率的な下水道整備計画と啓発活動による下水道・農排への接続促進及び合併浄化槽の転換を促進していく。汚水処理人口普及率:62.1%

継続(目標 64%)

未加入世帯への加入促進(公共下水道・農業集落排水地区)

(下水道課)

地元管理組合の協力と臨時職員の雇用により加入促進活動を実施・農業集落排水地区 ( 葉梨西北地区 )          接続率  55.6%・公共下水道 水洗化率 92.9 → 93.3%

継続

公共下水道の整備(下水道課)

下水道管(幹線・枝線)を 1,368 m布設普及率 39.3 → 39.5%に達した。 継続

管理者側の的確な指導・監督(助言)のもと公共下水道処理施設の維持管理

(下水道課)

年 24 回の水質検査実施計画水質(BOD:15.0mg/l、SS:15.0mg/l)を維持

継続

管理者側の的確な指導・監督(助言)のもと農業集落排水施設の維持管理

(下水道課)

4施設に対し年2回の水質検査実施計画水質(BOD:20.0mg/l、SS:50.0mg/l)を維持

継続

合併浄化槽設置補助(下水道許可区域、農耕・地域汚水処理区域を除く区域)

(下水道課)

年間設置基数新設分 20 万円/ 1 基 273 基転換分 60 万円/ 1 基 106 基

継続

公共用水域の水質を保全するため、地域汚水処理施設の維持管理

(下水道課)

5施設に対し年5回の水質検査を実施計画水質(BOD:20.0mg/l、SS:50.0mg/l)を維持

継続

目標達成に向けた各課の取組と評価取 組 内 容 ・ 計 画(担当課) 取 組 実 績 ・ 評 価 24 年度方針・計画

市内河川での水質汚濁調査分析による水質監視

(生活環境課)

市内11河川16ヶ所で水質汚濁調査分析をして水質を監視する。pH・BOD・SS・大腸菌郡数において安全性を確認できた。

継続

市内事業所・工場からの排水を採取・調査分析による水質監視

(生活環境課)

年1回市内36事業所・工場から採取規制値を超えた1事業所に行政指導した。 継続

二酸化硫黄、一酸化炭素、二酸化窒素、浮遊粒子状物質、光化学オキシダントの5物質の常時測定および評価

(生活環境課)

2地点で測定。光化学オキシダントのみ環境基準達成せず、5~9月に監視強化したが注意報は発令されなかった。

継続

排出ガス対策型重機の利用(道路課) 対象となる全工事50件に利用が図られた。 継続

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− 18−■ Ⅰ 環境基本計画の部 ■

取 組 内 容 ・ 計 画(担当課) 取 組 実 績 ・ 評 価 24 年度方針・計画

生活排水処理に関する啓発活動の実施(下水道課)

・下水道教室(出前講座) 小学校4校・浄化センター夏休み親子施設見学会

4 回施設見学  小学校5校

継続

取組の方向 ③ 健康被害防止の徹底と指導

取組の方向 ④ 歴史的文化的伝統や景観の保全

市の取組・工場、事業者等悪臭発生源対策を推進します・工場、事業者等騒音振動の規制、監視、指導を徹底します・粉じん等の飛散防止に関する監視、指導を行います・日常生活に影響を与える野焼きの防止の指導を行います・化学物質の適正使用と管理の指導に努めます

目標達成に向けた各課の取組と評価取 組 内 容 ・ 計 画(担当課) 取 組 実 績 ・ 評 価 24 年度方針・計画

騒音規制法や条例による規制や指導の実施(生活環境課)

届出を提出させ防音防振対策を指導 特定施設設置届(騒音 6 件、振動 7 件) 特定建設作業実施届(47 件)立ち入り等指導を必要とする施設は無し。

継続

自動車騒音の実態調査(生活環境課)

国道1号、国道1号バイパスの自動車騒音調査実施(年 1 回 H23.1.24)環境基準を達成した。

継続

舗装修繕工事による路面改良の推進(道路課)

計画的に舗装修繕工事を実施し、交通安全確保を図る。藤枝駅吉永線道路整備工事 他4件

継続

市街地工事における低騒音、低振動対策型重機の利用

(道路課)対象となる全工事40件に利用が図られた。 継続

市の取組・歴史的文化的環境の保全に努めます・伝統文化の継承を支援します・地域特性に配慮し、都市景観などを考慮したまち並み作りに努めます・景観計画を策定し、良好な景観の保全に努めます

目標達成に向けた各課の取組と評価取 組 内 容 ・ 計 画(担当課) 取 組 実 績 ・ 評 価 24 年度方針・計画

岡部宿内野本陣整備事業の実施(街道文化課)

本陣史跡としての歴史的、文化的価値を保存・継承する設計を行った。既存建物2棟の解体工事を施工した。

継続

民俗芸能保存団体への補助(文化財課)

3団体へ補助民俗文化財の保存伝承活動を実施、伝統行事を継続した。

継続

伝統・文化行事等の活動支援(瀬戸谷総合管理センター)

八坂神社祭典、高根山神社祭典、田遊び祭り、花火大会等を支援した。 継続

旧東海道の歴史的景観を伝える松並木の維持管理

(文化財課)

松くい虫予防再注入業務及び剪定により、樹木の保存及び景観の保全を実施。 継続

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− 19− ■ Ⅰ 環境基本計画の部 ■

取組の方向 ⑤ 動物愛護の推進

取組の方向 ⑥ まち美化の促進

市の取組・野良猫・野良犬対策を推進します・ペットとして飼われている動物の適正飼育の啓発・指導を行います

目標達成に向けた各課の取組と評価取 組 内 容 ・ 計 画(担当課) 取 組 実 績 ・ 評 価 24 年度方針・計画

「地域猫の会」活動( 花と緑の課、生活環境課 )

ボランティア団体と連携し、蓮華寺池公園内の野良猫への去勢手術を実施。エサやりルールを啓発。今後地域を拡大する。

拡大

市の取組・まちをきれいにする条例に基づき、ポイ捨て禁止、ごみの持ち帰りなど環境美化の取組を推進します・清掃活動の呼びかけや活動を支援します

目標達成に向けた各課の取組と評価取 組 内 容 ・ 計 画(担当課) 取 組 実 績 ・ 評 価 24 年度方針・計画

市民との協働によりアダプトプログラム推進(協働政策課)

「まち美化里親制度」の積極的参加を進める。登録団体数:33団体<企業1団体増> 拡大

取 組 内 容 ・ 計 画(担当課) 取 組 実 績 ・ 評 価 24 年度方針・計画

指定文化財天然記念物の保護・保存(文化財課)

文化財としての保全を継続し、保存状態を維持した。 継続

歴史に関する各種講座の開催(生涯学習課、藤枝公民館、西益津公民館)

講座のテーマ「街道と文化」「岡部宿と大旅籠柏屋」「藤枝の歴史」「藤枝の文学」「藤枝宿おもしろ茶業史」「遠州路をたずねて(大日本報徳社、万葉の森公園など」「郷土の昔話」「戦国武将と女たち」

継続

デュアルライフ推進事業(中山間地域活性化推進室)

空き家への移住促進と田舎の景観保全、田舎の良いところが見直されることを目的に空き家バンクをスタート。「藤枝市移住・定住ガイド」を作成し推進に努めた。2世帯が移住。

継続

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− 20−■ Ⅰ 環境基本計画の部 ■

基本目標4 みんなで考え行動するまちづくり 大量生産・大量消費・大量廃棄を繰り返してきたライフスタイルを見直し、地球環境を保全するため、環境について関心を高め、“もったいない ”の気持ちを持って、環境保全活動の輪を広げます!

方 針(1) 環境教育の推進 ~環境保全意識の向上に努めます~

取組の方向 ① 環境情報の発信

環境指標環 境 指 標 名 計画当初(H21 実績) 現 状(H23 実績) H27 年度目標

エコマイスター認定者数 0人 0人 0人環境学習講座の年間参加者数 215 人 (H21 実績 ) 334 人 300 人こどもエコリーダー認定児童数 180 人(H21 実績) 415 人 700 人

市の取組・ホームページなどの発信ツールの充実を図ります・藤枝もったいない倶楽部通信を発行します・環境情報を交換する場の整備や機会の充実を図ります・毎年環境活動レポート等を公表します

目標達成に向けた各課の取組と評価取 組 内 容 ・ 計 画(担当課) 取 組 実 績 ・ 評 価 24 年度方針・計画

ポスターの掲示、環境関連資料の配置、キャンペーン PR チラシを配布( 環境政策課、各地区行政センター )

情報発信により、環境意識を高める効果があった。 継続

藤枝もったいない倶楽部通信の配信( 環境政策課 )

「市民向け災害時メール配信システム」へ加わるよう検討したが趣旨・配信方法が合わずに断念。倶楽部専用アドレスを設置予定。今後は登録団体の情報を収集し、市内外へ発進していくことを検討。

拡大

商工会議所ニュースに「小さな環境への思いやり!」に環境美化への取り組みを連載( 商業観光課 )

毎月掲載で、年間12回掲載。今後も実施していく。 継続

環境に携わる職業や資格の案内( 図書館 )

ビジネス支援コーナー・YAコーナーなどに環境に携わる職業や資格に関する図書を配架し、利用者へ情報提供

継続

環境に関する図書の紹介・展示( 図書館 )

図書館だよりでの図書の紹介や受付カウンターでの資料相談並びに特設コーナーでの図書の展示等により啓発を行う。

継続

大久保グラススキー場、キャンプ場で行われる事業への活動支援( 瀬戸谷総合管理センター )

大久保グラススキー場、キャンプ場で開催される各種イベント(ほっかほっか祭り、おおたむ祭り、フォルクローレ、そばフェア等)に多くの来場者が集まり、瀬戸谷地区への誘客の向上と自然活用施設の PR につながった。

継続

市内商店街における環境配慮事業( 商業観光課 ) 市内3商店街で緑のカーテン事業を実施 継続

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− 21− ■ Ⅰ 環境基本計画の部 ■

取組の方向 ② 環境体験学習の推進

市の取組・環境問題や環境保全活動に関する環境学習プログラムの充実を図ります・学校における環境教育の充実を図ります・生涯学習の一環としての環境学習を推進します・食育推進計画に基づいて、環境にやさしい食生活などの食育を推進します

目標達成に向けた各課の取組と評価取 組 内 容 ・ 計 画(担当課) 取 組 実 績 ・ 評 価 24 年度方針・計画

新規採用職員研修及び新任係長研修でごみの収集体験の実施。( 人事課 )

35名参加。ごみの現状に対する意識の向上が図れた。 継続

授業における環境学習( 学校教育課 )

社会科・理科授業において環境への認識や理解を深めた。 継続

学校図書館での環境コーナー設置( 学校教育課 )

環境への興味関心を喚起し、環境学習に役立った。 継続

もったいない電気みっけ隊の実施( 環境政策課 )

小学3、4年生対象に実施。電気メーターをチェックすることで節電につながった。1,839人参加

継続

ごみの学習用副読本作成・配布(生活環境課) 小学校4年生に配布 1,600 部 継続

ごみ分別・収集計画の周知(生活環境課)

ごみ分別・収集計画表を全世帯に配布。ホームページに掲載し周知。計画表 58,000 部作成

継続

自治会・町内会単位でごみ減量・分別についての説明会を開催

(生活環境課)

46回開催。直接語りかけることで啓発できた。 継続

単位子ども会での530運動の実施(生涯学習課)

地元自治会で環境活動を行うとき、各子ども会の判断で参加した。 継続

家庭教育学習における環境関連の学習会・施設見学の実施

(生涯学習課)

・新東名高速道路見学1回 ・岡部町史跡、名所見学3回 ・土団子作り講座2回

継続

環境に関する出前講座を6講座実施( 生涯学習課、各担当課)

№ 29 藤枝市もったいない運動№ 30 近年のゴミ処理技術№ 31 ごみの減量とリサイクル№ 32 犬・猫の飼い方№ 33 おいしい水はどこから?     「水道のあらまし」№34 僕たちの使った水はどこへいくの?     「下水道の役割」

継続

行政センター及び公民館における環境関連講座の開催

(各行政センター)

「ユニバーサル園芸等の講座」「土とふれあう野菜作り体験講座」「水生生物教室」「蓮華寺池の生き物教室」「裏山のいきもの体験」「節電セミナー」「エネルギー環境学習」「下水道教室」「エコクッキング教室」「児童ふるさと料理教室」

継続

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− 22−■ Ⅰ 環境基本計画の部 ■

取組の方向 ③ 人材の育成

市の取組・エコマイスター制度の推進に努めます・環境リーダー・子どもエコリーダー育成のための研修会や講座を実施します・もったいない大賞などを決め、個人や団体を表彰します

目標達成に向けた各課の取組と評価取 組 内 容 ・ 計 画(担当課) 取 組 実 績 ・ 評 価 24 年度方針・計画

ジュニアリーダー養成教室の実施(生涯学習課)

自然体験活動に取り組む。3回実施(第 1回:焼津青少年の家、第 2 回:大久保キャンプ場、第 3 回:勤労青少年ホーム)。

継続

青少年育成リーダー活用事業(生涯学習課)

市内で子供達のために自主的に活動をしているグループ、もしくはこれから活動を開始しようと考えているグループに青少年を育成するリーダーとして自然体験活動など指導していただく。

継続

アースキッズチャレンジ事業( 環境政策課 )

県と共同して小学校5年生を対象とした体験型環境プログラムを開催。修了者はこどもエコリーダーに認定する。大洲小学校で実施、91名認定。

継続

方 針(2) 協働の推進 ~環境保全活動の輪を広げます~

取組の方向 ① もったいない運動の推進

環境指標環 境 指 標 名 計画当初(H22 実績) 現 状(H23 実績) H27 年度目標

こどもエコクラブ参加人数 155 人 143 人 350 人藤枝もったいない倶楽部登録団体数 0団体 27 団体 30 団体

市の取組・地球にやさしいライフスタイルの提案・普及啓発を進めます・“ もったいない ” 精神及びもったいない運動の啓発を行います・市民・事業者のもったいない運動の取組を支援します・藤枝もったいない倶楽部を設立し、環境活動の拠点を作ります・こどもエコクラブや藤枝もったいない倶楽部への参加を推進します

目標達成に向けた各課の取組と評価取 組 内 容 ・ 計 画(担当課) 取 組 実 績 ・ 評 価 24 年度方針・計画

「環境フェスタ ” もったいない ”」の開催市民団体との協働により、体験を通してエコに対する関心を高めるための環境イベント

(環境政策課)

開催日 平成23年5月28日会場 蓮華寺池ホール・広場参加団体 13団体来場者数 約4500名今後も内容を充実して継続する。

継続

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− 23− ■ Ⅰ 環境基本計画の部 ■

取組の方向 ② 環境NPOなどの活動の推進

市の取組・町内会や市民団体等による環境教育、環境学習の活動を支援します・市民と協働した環境保全を推進します・NPOなど市民団体の環境活動を支援します・市民、市民団体、事業者、市などによる環境ネットワークの形成を図ります・環境ネットワークを活用した環境保全活動に取り組みます・環境保全団体を育成します・環境保全ボランティアなどの受け入れ体制を整備します

目標達成に向けた各課の取組と評価取 組 内 容 ・ 計 画(担当課) 取 組 実 績 ・ 評 価 24 年度方針・計画

市民活動支援センター(ぴゅあ)による環境保全活動への支援

(協働政策課)

市民団体や事業者等の自主的な環境保全活動に対し、環境保全活動を行う団体や人材の情報発信、人材派遣等の支援を実施

継続

農業者が地域住民とともに取り組む「農地・水・環境保全向上対策事業」の推進6 地区の取り組み支援

(農林課)

6地区の取り組みを支援する本郷地区葉梨地区岡部殿地区高柳地区岡部玉取地区助宗地区

継続

藤枝もったいない倶楽部登録団体が実施する環境行動に対して支援

(環境政策課)4団体に計8回支援した。 継続

古紙等資源物を回収している団体に対し回収量に応じた奨励金を交付

(生活環境課)

56団体に支援 古紙類477t、古布3.5t、 アルミ缶18t、ビン類19,337本

継続

取 組 内 容 ・ 計 画(担当課) 取 組 実 績 ・ 評 価 24 年度方針・計画

もったいない推進月間事業(12月キャンペーン活動実施)(環境政策課)

【12 月 1 日 街頭キャンペーン】 節電チャレンジ 15 冬の陣開始 ( ~ 2 月 ) 小学生環境ポスターによる環境保全 PR開始 (1 年間 )

【12 月 16 日 アクションデー】 市内統一ノーカーデー実施  10 事業所参加 自主運行バス無料運行実施 不法投棄パトロール 43 人参加 小中学校アクション宣言  27 校 11,110 人参加

継続

藤枝もったいない倶楽部事業(環境政策課)

環境に取組む市民団体・事業所を登録し、環境に関する情報ネットワークを構築する。27団体登録

拡大

こどもエコクラブの活動支援(環境政策課)

自主的に環境保全活動・環境学習を行う子ども達に対してクラブ登録支援・資料提供する。参加人数 143人市内の環境情報の提供などエコクラブ参加のメリットを明確にすることが課題。

継続

小学4年生を対象としたポスターコンクール(環境政策課)

小学4年生を対象に実施。応募数12校146作品優秀作品をごみ収集車に貼り付けた。

(3台に10作品)

継続

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− 24−■ Ⅰ 環境基本計画の部 ■

取 組 内 容 ・ 計 画(担当課) 取 組 実 績 ・ 評 価 24 年度方針・計画

水路清掃支援及び埋立地適正管理事業(下水道課)

市民が行う公共用水路の清掃に対し、土のう袋等作業用消耗品の支給や浚渫土砂運搬車両借上料を補助浚渫土砂の埋立地について、計画的に土砂を搬出し、適正に管理補助台数:374 台、年間搬出土量:470.8㎡

継続

NPO法人との協働による生ごみの堆肥化を推進

(学校給食課)

北部センターでは「NPO志太生ごみ研究会」の活動により堆肥化を実施してきたが、会員の高齢化により H23 年 9 月研究会解散となった。

廃止

取組の方向 ③ 交流の拠点づくり

市の取組・市内公共施設において環境学習ができるよう環境整備に努めます・事業者間の環境交流の場を設置します

目標達成に向けた各課の取組と評価取 組 内 容 ・ 計 画(担当課) 取 組 実 績 ・ 評 価 24 年度方針・計画

一社一村しずおか運動の啓発(農林課)

PR看板設置したが実績なし。企業活動と農村の目的が合致する必要がある。

継続

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− 25− ■ Ⅰ 環境基本計画の部 ■

1.各種燃料等の使用量

年 度 電 気(kWh)

プロパンガス(㎥)

都市ガス(㎥)

ガソリン(ℓ)

軽 油(ℓ)

灯 油(ℓ)

A重油(ℓ)

公用車(km)

H21 28,296,436 7,570 1,025,185 114,626 79,252 9,499 244,600 1,642,910H22 28,975,217 7,009 1,167,428 110,368 74,514 18,397 236,000 1,736,044H23 27,974,22 7,141 1,078,174 108,909 72,120 17,514 235,100 1,604,167

H23 / H21 98.9% 94.3% 105.2% 95.0% 91.0% 184.4% 96.1% 97.6%

2.上下水道使用量、コピー枚数、用紙購入量、廃棄物排出量

年 度 上 水(㎥)

下 水(㎥)

コピー枚数(枚)

用紙購入量(枚)

可燃ごみ(kg)

廃プラスチック(kg)

新聞紙(kg)

新聞紙以外の紙類(kg)

資源・不燃ごみ(kg)

H21 351,029 190,276 8,890,909 21,984,370 364,375.1 73,680.0 11,078.8 135,898.0 98,136.9H22 357,244 222,031 9,003,079 21,003,415 381,223.5 71,532.0 11,835.0 141,803.0 76,960.3H23 337,875 223,269 9,736,417 22,126,217 349,644.0 67,857.4 13,114.5 135,537.0 85,879.4

H23 / H21 96.3% 117.3% 109.5% 100.6% 96.0% 92.1% 118.4% 99.7% 87.5%

3.平成 23 年度 温室効果ガスの種類別排出量(CO2 換算)    4.平成 23 年度 排出源別排出量(CO2 換算)

温室効果ガスの種類

CO2 換算排出量(トン)

構成比(%) 主 な 排 出 源

二 酸 化 炭 素 16,065.2 96.8% 電気、公用車、空調など一 酸 化 二 窒 素 388.7 2.3% 公用車の走行、麻酔剤メ タ ン 140.6 0.8% 下水処理、公用車の走行ハイドロフルオロカーボン 2.2 0.0% カーエアコンからの漏洩パーフルオロカーボン 0.0 0.0%六 ふ っ 化 硫 黄 0.0 0.0%

総排出量 16,596.7 100.0%

5.温室効果ガスの種類別排出量の比較       6.排出源別排出量の比較

温室効果ガスの種類

CO2 換算排出量(トン) H23/H21H21 H22 H23

二 酸 化 炭 素 16,145.6 16,713.2 16,065.2 99.5%一 酸 化 二 窒 素 497.4 442.3 388.7 78.1%メ タ ン 139.5 139.5 140.6 100.8%ハイドロフルオロカーボン 2.0 2.2 2.2 107.4%パーフルオロカーボン 0.0 0.0 0.0 0.0%六 ふ っ 化 硫 黄 0.0 0.0 0.0 0.0%

総排出量 16,784.5 17,297.1 16,596.7 98.9%

5.部門別排出量の比較

排 出 源 CO2 換算排出量(トン) H23/H21H21 H22 H23

病 院 6,103.6 6,358.8 6,083.6 99.7%一 般 事 務 3,787.3 3,949.0 3,666.5 96.8%上 水 道 2,917.4 2,916.5 2,861.3 98.1%下 水 道 2,319.2 2,422.3 2,431.3 104.8%学 校 1,417.5 1,401.2 1,313.9 92.7%消 防 239.6 249.2 240.1 100.2%

総排出量 16,784.5 17,297.1 16,596.7 98.9%※一般事務:病院、上下水道、小中学校、消防以外のすべての部門

平成 23 年度藤枝市役所地球温暖化防止実行計画の実施状況

排 出 源 CO2 換算排出量(トン)

構成比(%)

電 気 12,728.6 76.7%都市ガス・プロパンバス 2,214.3 13.3%そ の 他 燃 料 680.7 4.1%公 用 車 456.8 2.8%麻 酔 剤 0.0 0.0%下 水 処 理 516.3 3.1%

総排出量 16,596.7 100.0%

排 出 源 CO2 換算排出量(トン) H23/H21H21 H22 H23

電 気 12,874.9 13,183.7 12,728.6 98.9%都市ガス・プロパンバス 2,110.6 2,392.8 2,214.3 104.9%そ の 他 燃 料 686.5 685.4 680.7 99.2%公 用 車 488.9 467.7 456.8 93.4%麻 酔 剤 111.6 55.8 0.0 0.0%下 水 処 理 512.0 511.8 516.3 100.8%

総排出量 16,784.5 17,297.1 16,596.7 98.9%

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− 26−■ Ⅰ 環境基本計画の部 ■

1.温室効果ガスの種類別排出量(CO2 換算)

温室効果ガスの種類

CO2 換算排出量(トン)

構成比(%) 主 な 排 出 源

二 酸 化 炭 素 16,065.2 96.8% 電気、公用車、空調など一 酸 化 二 窒 素 388.7 2.3% 公用車の走行、麻酔剤メ タ ン 140.6 0.8% 下水処理、公用車の走行ハイドロフルオロカーボン 2.2 0.0% カーエアコンからの漏洩パーフルオロカーボン 0.0 0.0%六 ふ っ 化 硫 黄 0.0 0.0%

総排出量 16,596.7 100.0%※四捨五入により合計は必ずしも 100%にならない

2.排出源別排出量(CO2 換算)

排出源 CO2 換算排出量(トン)

構成比(%)

電 気 12,728.6 76.7%都市ガス・プロパンバス 2,214.3 13.3%そ の 他 燃 料 680.7 4.1%公 用 車 456.8 2.8%麻 酔 剤 0.0 0.0%下 水 処 理 516.3 3.1%

総排出量 16,596.7 100.0%※四捨五入により合計は必ずしも 100%にならない

3.部門別排出量の比較(CO2 換算)

排出源 CO2 換算排出量(トン)

構成比(%)

病 院 6,083.6 36.7%一 般 事 務 等 3,666.5 22.1%上 水 道 2,861.3 17.2%下 水 道 2,431.3 14.6%小 中 学 校 1,313.9 7.9%消 防 240.1 1.4%

合  計 16,596.7 100.0%

※一般事務等:病院、上下水道、小中学校、消防以外のすべての部門※四捨五入により合計は必ずしも 100%にならない

平成 23 年度温室効果ガス排出量

CO2換算排出状況

排出源別排出状況

部門別排出状況

二酸化炭素96.8%

一酸化炭素2.3%

メタン0.8%

ハイドロフルオロカーボン0.0%

電 気76.7%

都市ガス・プロパンバス13.3%

その他燃料4.1%

公用車2.8%

麻酔剤0.0%

下水処理3.1%

一般事務等22.1%

上水道17.2%

下水道14.6%

小中学校 7.9%消 防 1.4%

病 院36.7%

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Ⅱ 苦情処理の部

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− 27− ■ Ⅱ 苦情処理の部 ■

1.苦情発生状況 苦情は、生活環境の変化や景気状況を反映し、公害の実態をあらわします。市民から寄せられた苦情の件数は、次表のとおりです。 近年は、公害関係法による規制の強化、企業の公害防止に対する認識の向上等により、広域的なものはほとんどありません。しかし、苦情発生源が中小企業あるいは法規制以外のものが増加しており、経済的要素、加害者意識の希薄、先住的要素等により対応が遅れがちとなり、苦情解決に時間を要するものが増えています。平成 23 年度においては、大気汚染の苦情が 30 件と全体の 50%を占めました。なお、大気汚染の苦情件数の内訳は、野焼きが 20 件、焼却炉によるものが 10 件でありました。

年度別苦情発生件数の推移

平成 2 3 年度 月別苦情発生件数

種類   年度 H14 H15 H16 H17 H18 H19 H20 H21 H22 H23

大 気 汚 染 63 61 60 65 44 37 45 42 37 30

水 質 汚 染 17 14 12 13 6 14 10 17 11 10

騒 音 22 14 14 21 21 6 15 13 17 7

振 動 0 0 1 0 2 1 0 0 1 0

悪 臭 14 22 13 7 4 7 7 11 9 8

そ の 他 7 3 3 0 0 0 1 1 0 1

合  計 123 114 103 106 77 65 78 84 75 56

※ H20 から合併により旧岡部町地域分が含まれております。

種類    月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10 月 11 月 12 月 1月 2月 3月 計

大 気 汚 染 2 1 0 7 1 0 4 3 3 6 2 1 30

水 質 汚 染 0 0 2 1 3 0 0 1 1 0 1 1 10

騒 音 1 1 2 2 1 0 0 0 0 0 0 0 7

振 動 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0

悪 臭 2 1 1 0 0 0 0 0 0 3 0 0 8

そ の 他 0 0 0 0 0 1 0 0 0 0 0 0 1

合  計 5 3 5 10 5 1 4 4 4 9 3 2 56

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− 28−■ Ⅱ 苦情処理の部 ■

種類別苦情件数の年推移

平成 2 3 年度 月別苦情発生件数

平成 2 3 年度 発生源の主な業種別苦情件数

種類   業種 農林業 建設業 製造業 電気・ガス熱供給業

運輸・通信業

卸売・小売業飲食店・宿泊業 サービス業 その他 計

大 気 汚 染 10 1 8 0 2 1 1 9 30

水 質 汚 染 0 2 2 0 0 0 0 6 10

騒 音 0 3 1 0 0 2 0 1 7

振 動 0 0 0 0 0 0 0 0 0

悪 臭 1 1 2 0 0 0 1 1 8

そ の 他 0 0 0 0 0 0 0 1 1

合  計 11 7 13 0 2 3 2 18 56

平16平15平14 平23平22平21平20平17 平18 平19

大気汚染

水質汚濁

騒 音

振 動

悪 臭

その他

種類別苦情件数の年推移

0

20

40

60

80

100

120

140

大気汚染

水質汚濁

騒 音

振 動

悪 臭

その他

3月2月1月12月11月10月9月8月7月6月5月4月

平成 23 年度 月別苦情発生件数

0

5

10

15

20

※ H20 から合併により旧岡部町地域分が含まれております。

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Ⅲ 大気の部Ⅱ 苦情処理の部

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− 29− ■ Ⅲ 大気の部 ■

1.大気汚染の現状

 1)大気汚染の監視状況

 市は、大気汚染の現状を把握するために、昭和48年度末より簡易測定法による硫黄酸化物、降下ば

いじん、二酸化窒素の測定を実施しています。

 昭和56年度末には高柳地区に環境大気測定局を設け、二酸化硫黄、浮遊粒子状物質、二酸化窒素、

一酸化炭素、光化学オキシダント、炭化水素、風向風速、気温の自動計測を実施しています。

 さらに県では、常時監視体制を強化するために、昭和45年度にテレメータシステムを導入し、高柳

環境大気測定局については昭和62年度にテレメータ化を行いました。それにともなってデータ処理の

高速化、高度化が図られています。

 また、県は、自動車排出ガスの大気への影響を調査するため平成4年度末に国道1号線沿いに自動

車排出ガス測定局を設け(藤枝北高の校内)、浮遊粒子状物質、二酸化窒素、一酸化炭素、炭化水素、

風向風速の自動計測を実施しています。

測 定 地 点

仮   宿 火 の 見 櫓

時 ケ 谷    〃

音 羽 町    〃

久   市    〃

広 幡 小 学 校

西 益 津 小 学 校

大 洲 温 水 プ ー ル ( 注 3 )

高 洲 中 学 校

大 東 町 火 の 見 櫓

藤 枝 市 役 所

南 消 防 署(注4)

市 民 体 育 館

岡 部 支 所

高 柳 環 境 大 気 測 定 局

藤 枝 北 高 自 排 局

○○

○ ○

表−1 大気汚染測定地点及び測定項目

注1.二酸化硫黄①は、自動測定方式(溶液導電率法)による測定     〃  ②は、簡易測定方式(二酸化鉛法)による測定注2.二酸化窒素①は、自動測定方式(吸光光度法)による測定     〃  ②は、簡易測定方式(フィルターバッチ法)による測定注3.平成18年10月より、科研製薬社宅から大洲温水プールへ測定箇所を変更注4.平成19年11月より、駅南多目的広場から南消防署へ測定箇所を変更

二酸化硫黄 浮 遊粒子状物 質

光化学オキシダント

降下ばいじん

一酸化炭 素

炭 化水 素

風 向風 速①(注1)②(注1)

二酸化窒素

①(注2)②(注2)

テレメータ・システム

 tele(遠い)meter(計量器)を一緒にした語で、遠方の測定データを無線、または有線で送受

信し、データを収集処理する装置。

 当市の場合は、有線で高柳環境大気測定局のデータを県へ送信するシステムを導入している。

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− 30−■ Ⅲ 大気の部 ■

No.123456789

101112131415

測 定 地 点

仮 宿

時 ケ 谷

音 羽 町

久 市

広 幡 小

西 益 津 小

大洲温水プール

高 洲 中

大 東 町

藤 枝 市 役 所

南 消 防 署

市 民 体 育 館

岡 部 支 所

高柳大気測定局

藤枝北高自排局

図−1 大気汚染測定地点

 国

道1号バイパス

国道1号

東海道本線

東海道新幹線

瀬 戸 川

 梨

 川

岡 部 川

●6●15

2●

3●

4●

●7

●8

9●

10●

14●●12

●11

 田

 市焼

 津

 市

 岡

 市

N

1●

●13

●5

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− 31− ■ Ⅲ 大気の部 ■

 2)環境基準の達成状況① 大気汚染を防止するために、国や自治体が行う対策の目標となるものとして、環境基準が定めら

れています(表−2)。これは人の健康を保護し、生活環境を保全するうえで維持することが望まし

い基準で、二酸化硫黄、一酸化炭素、浮遊粒子状物質、光化学オキシダント及び二酸化窒素の5物

質について定められています。

1時間値の1日

平均値が0.04ppm

以 下 で、か つ 1

時 間 値 が 0.1ppm

以下であること。

短期的評価

 二酸化硫黄等の大気汚染の状態を環境基準にてらして短期的に評価する

場合は、連続してまたは随時行った測定結果により、測定を行った日また

は時間についての評価を行う。

 なお、1日平均値の評価にあたっては、1時間値の欠測が1日(24時間)

のうち4時間を超える場合には、評価対象としない。

長期的評価

 当該地域の大気汚染に対する施策の効果等を的確に判断するうえからは、

年間にわたる測定結果を長期的に観察したうえで評価を行うことが必要で

ある。しかしながら、現在の測定体制においては測定精度に限界があるこ

とと、測定時間、日における特殊事情が直接反映されること等から、次の

方法により長期的評価を実施する。

 1日平均値である測定値につき、測定値の高い方から2%の範囲内にあ

るもの(365日分の測定値がある場合は7日分の測定値)を除外して評価

を行う。ただし、1日平均値につき、環境基準を超える日が2日以上連続

した場合には、このような取り扱いは行わない。

 測定値の取り扱いについて地域の汚染の実情、濃度レベルの時間的変動等にてらし、異常と

思われる測定値が得られた際においては、測定器の維持管理状況、気象条件、発生源の状況等

について慎重に検討を加え、当該測定値が測定器に起因する場合等、地域大気汚染の状況を正

しく反映していないと認められる場合には、当該評価対象としない。

1時間値の1日

平均値が10ppm 以

下 で、か つ 1 時

間値の8時間平

均値が20ppm以下

であること。

1時間値の1日

平均値が0.10㎎/

㎥ 以 下 で、か つ

1 時 間 値 が 0.20

㎎/㎥以下 である

こと。

1 時 間 値 が 0.06

ppm以下であるこ

と。

1時間値の1日

平均値が0.04ppm

から0.06ppmまで

のゾーン内又は

それ以下である

こと。

 測定局ごとの年

間における二酸化

窒素の1日平均値

のうち低い方から

98%に相当するも

の(以下「98%値」

と呼ぶ)によって

行うものとする。

 ただし、1日平

均値の年間98%の

算定にあたっては

1時間値の欠測が

4時間を超える測

定日の1日平均値

は用いない。

 また、年間にお

ける二酸化窒素の

測定時間が6000時

間に満たない測定

局については、環

境基準による大気

汚染の評価の対象

とはしない。

表−2 大気汚染の環境基準(短・長期的評価)

物 質

環境上の条件

二 酸 化 硫 黄 一 酸 化 炭 素 浮遊粒子状物質 二 酸 化 窒 素光化学オキシダント

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− 32−■ Ⅲ 大気の部 ■

 各項目ごとの環境基準の達成状況は下表のとおりです。なお、環境基準の達成状況は長期的評価に

より評価しました。

 3)測定項目について

①二酸化硫黄(SO2)

 SO2は、主として工場、事業所における重油等、化石燃料の燃焼に伴って発生します。呼吸器系器

官に対して、長期的影響及び短期的影響を及ぼすこと、並びにそれが浮遊粒子状物質や窒素酸化物と

共存することにより、その影響が強められる汚染物質として昭和48年5月に環境基準が改定されました。

②−1 浮遊粒子状物質(SPM)

 大気中に存在するSPMは、大気中に浮遊する10ミクロン以下の粒子状物質で、物の燃焼によって

発生するばいじん、粉砕工程等から生じる粉じん、風や自動車による土砂の舞い上がり、海から運ば

れてくる海塩粒子のほか、工場、交通機関、家庭等の人為的な原因によって発生するものや、自然的

な原因によって発生するものも含まれています。

 これらの粒子状物質はその発生原因により、地域、季節、時刻、気象等、様々な要因の影響を受け、

その濃度及び粒度分布も複雑に変動します。

②−2 降下ばいじん

 降下ばいじんとは、大気中のすす、粉じん等の粒子状物質のうち、比較的粒子が大きく、自己の重

量や雨によって沈降するばい煙、粉じんその他の不純物です。

 市内の降下ばいじんによる汚染度の傾向を把握するため、ダストジャーを市内14ヶ所に設置し、測

定を行っています。

ダストジャー

 降下ばいじんを捕集する器具。

 雨水とともに降下したばいじんを1ヵ月ごとに採取する。

測定局名

     ︵市有局︶

高柳環境大気測定局

   ︵県有局︶

藤枝北高自排局

物 質 名

年 度

二 酸 化 硫 黄

浮 遊 粒 子 状 物 質

一 酸 化 炭 素

二 酸 化 窒 素

光 化 学 オ キ シ ダ ン ト

浮 遊 粒 子 状 物 質

一 酸 化 炭 素

二 酸 化 窒 素

平成14

×

22

×

23

×

15

×

16

×

17

×

18

×

19

×

20

×

21

×

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− 33− ■ Ⅲ 大気の部 ■

③一酸化炭素(CO)

 COよる大気汚染は、車社会の進展とともに進行したものであり、燃料の不完全燃焼により発生する

ものです。

 COによる大気汚染のうち、自動車排出ガスの占める割合がきわめて高いとされています。

④二酸化窒素(NO2)

 NO2による大気汚染は、物の燃焼により発生する一酸化窒素(NO)が大気中で酸化されることによ

って生じるもののほか、自然界から排出されるものなどがあります。

 NO2は、それ自体有害であるだけでなく、強い太陽光線(紫外線)の照射により炭化水素(HC)と

反応して光化学オキシダントの原因物質となる他、酸性雨の原因物質の一つともいわれています。

 この物質の規制は工場とともに自動車排出ガスにも及び、その効果が今後の課題となっています。

 なお、二酸化窒素の環境基準は、昭和53年7月に改正されました。

⑤光化学オキシダント(Ox)

 Oxは、目に対する刺激、あるいは呼吸器系器官への短期的な影響を与える物質として夏季に問題と

なります。

 この物質は、工場や自動車などから排出される窒素酸化物(NOx)や炭化水素(HC)等が太陽か

らの紫外線によって、化学変化(光化学反応)を起こして生成されたオゾン(O3)等のことを示します。

⑥非メタン炭化水素(N−CH4)

 地球上に存在するガス状の炭化水素(HC)の大部分は、自然界で有機物が分解醗酵して発生するメ

タンガス(CH4)ですが、これは環境悪化の要因とはなりにくいと言われています。これに対して、

石炭、石油(特にガソリン)の燃焼や塗料等の有機溶剤の気化によって発生するN−CH4は、CH4に

比べて量的には少ないものの、窒素酸化物(NOx)とともに光化学オキシダント(Ox)の発生原因物

質の一つと言われています。

 現在、N−CH4は、環境基準の設定はありませんが、Oxの生成防止のため、昭和51年8月に中央

公害対策審議会より指針値が示されています。

非メタン炭化水素の指針値

 光化学オキシダントの環境基準である1時間値0.06ppmに対応する非メタン炭化水素の濃度は、

午前6時から9時の3時間平均値が0.20ppmC〜0.31ppmCの範囲にあることとされています。

⑦ダイオキシン類

 ダイオキシン類は、工業的に製造する物質ではなく、ものの焼却の過程等で生成してしまう物質です。

その毒性は、発ガン性、生殖毒性など多岐にわたるといわれていますが、通常の生活の中で摂取する

量では健康影響は生じません。

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− 34−■ Ⅲ 大気の部 ■

表−3 高柳大気測定局 月別SO2

平成23年度

月  別

4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月10 月11 月12 月 1 月 2 月 3 月

通  年

平 均 値ppm

0.0040.0040.0030.0030.0020.0020.0030.0030.0030.0030.0030.0030.003

最 大 値ppm

0.0050.0060.0060.0050.0040.0040.0050.0050.0040.0040.0050.0050.006

有 効 日 数日303130313129313031312931

365

最 大 値ppm

0.0100.0080.0160.0060.0080.0100.0080.0070.0060.0080.0080.0080.016

有 効 時 間時 間

717742717742742712742718742742694742

8,752

1 時 間 値 の 1 日 平 均 値 1 時 間 値

図−2 二酸化硫黄経年変化(2%除外値)

(ppm)

平16 平17 平18 平19平15平14 平23平22平21平20

年 度

0.00

0.01

0.02

0.03

0.04

 4)測定結果

①二酸化硫黄(SO2)

 自動機器による測定を、高柳環境大気測定局(市有局)で行っています。測定結果は表−3のとお

りであり、環境基準の0.04ppmを大きく下回っています。

 また、二酸化鉛法による硫黄酸化物の簡易測定を市内17 ヶ所で行っています。その結果は図−3の

とおりであり、昭和60年度よりほぼ横ばい傾向にあります。表−4の判定基準では『第1度』にも満

たない値となっています。

0.0060.005

0.0140.016

0.014

0.009 0.0090.008

0.007 0.007

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− 35− ■ Ⅲ 大気の部 ■

表−4 二酸化鉛法による硫黄酸化物汚染度の判定基準

図−3 二酸化鉛法による硫黄酸化物の経年変化

(㎎/day/100㎠) (㎎/day/100㎠)

(㎎/day/100㎠)

年  度

年  度

(㎎/day/100㎠)

年  度

年  度

汚 染 度

第 1 度

第 2 度

第 3 度

第 4 度

第 5 度

SO3mg/day/100㎠

0 . 5以上 1 . 0未満

1 . 0以上 2 . 0未満

2 . 0以上 3 . 0未満

3 . 0以上 4 . 0未満

4 . 0以上     

評    価

軽 微 な 汚 染

普 通 度 の 汚 染

中 等 度 の 汚 染

や や 高 度 の 汚 染

高 度 の 汚 染

二酸化鉛法(PbO2法)

 大気中の硫黄酸化物簡易測定法の一つ。

 二酸化鉛を塗布した布を円筒に巻きつけたものをシェルターに入れて1ヶ月間大気中に暴露

し、二酸化鉛と大気中の硫黄酸化物が化合して生じた硫酸塩の硫酸銀を計量するもの。

0.00

0.05

0.10

0.15

0.20

大東町高州中大洲温泉プール

平23平22平21平20平19平18平17平16平15平140.00

0.05

0.10

0.15

0.20南消防署

市民体育館高柳測定局久市

平23平22平21平20平19平18平17平16平15平14

0.00

0.05

0.10

0.15

0.20

岡部支所時ヶ谷仮宿

平23平22平21平20平19平18平17平16平15平140.00

0.05

0.10

0.15

0.20市役所

西益津小広幡小音羽町

平23平22平21平20平19平18平17平16平15平14

(注1)

(注3)

(注2)

注1.平成18年9月までは科研製薬社宅にて測定

注2.平成19年10月までは駅南多目的広場にて測定

注3.岡部支所は平成21年4月より測定実施

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− 36−■ Ⅲ 大気の部 ■

表−5 高柳大気測定局 月別SPM

図−4 浮遊粒子状物質経年変化(2%除外値)

②浮遊粒子状物質(SPM)・降下ばいじん

 自動機器による測定を、市有局と県有局で行っています。両局舎の測定結果は表−5、6のとおり

であり、両局舎とも環境基準の0.10mg/㎥を下回っています。

 また、降下ばいじんについては、市内10 ヶ所で簡易測定を行っています。その結果は図−5のとお

りです。

平成23年度

月  別

4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月10 月11 月12 月 1 月 2 月 3 月

通  年

平 均 値mg/㎥

0.0180.0250.0230.0220.0260.0190.0200.0120.0080.0080.0100.0100.017

最 大 値mg/㎥

0.0360.0770.0430.0400.0480.0530.0530.0260.0220.0190.0240.0250.077

有 効 日 数日303130313129313031312931

365

最 大 値mg/㎥

0.0610.1460.0880.1090.1280.0920.0680.0520.0430.0500.1230.0580.146

有 効 時 間時 間

717742717742742712742718742742694741

8,751

1 時 間 値 の 1 日 平 均 値 1 時 間 値

表−6 藤枝北高自排局 月別SPM

平成23年度

月  別

4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月10 月11 月12 月 1 月 2 月 3 月

通  年

平 均 値mg/㎥

0.0180.0250.0240.0210.0240.0170.0190.0150.0080.0060.0100.0090.017

最 大 値mg/㎥

0.0380.0560.0430.0400.0400.0330.0490.0260.0190.0140.0220.0200.056

有 効 日 数日303130313128311526312725

336

最 大 値mg/㎥

0.0500.1350.0630.0550.0610.1570.1260.1550.0520.0340.1720.0400.172

有 効 時 間時 間

719743715744743679709510646741659660

8,268

1 時 間 値 の 1 日 平 均 値 1 時 間 値

(mg/㎥)

年  度

0.02

0.03

0.04

0.05

0.06

0.07

0.08

0.09

0.10

高柳大気測定局

藤枝北高自排測定局

平23平22平21平20平19平18平17平16平15平14

0.042

0.050

0.046

0.074

0.0610.058

0.062

0.071

0.064

0.048

0.036

0.0430.040

0.065

0.060

0.050

0.067

0.0620.059

0.055

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− 37− ■ Ⅲ 大気の部 ■

図−5 ダストジャーによる降下ばいじんの経年変化

(トン/㎢/月)

(トン/㎢/月)

年 度

年 度

0.0

0.5

1.0

1.5

2.0

岡部支所

市民体育館市役所西益津小広幡小

平23平22平21平20平19平18平17平16平15平14

0.0

0.5

1.0

1.5

2.0

南消防署

高柳測定所大東町高洲中大洲温水プール

平23平22平21平20平19平18平17平16平15平14

(注1)

(注3)

(注2)

注1.平成18年9月までは科研製薬社宅にて測定

注2.平成19年10月までは駅南多目的広場にて測定

注3.岡部支所は平成21年4月より測定実施

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− 38−■ Ⅲ 大気の部 ■

表−7 高柳大気測定局 月別CO

図−6 一酸化炭素経年変化(2%除外値)

③一酸化炭素(CO)

 自動機器による測定を、市有局と県有局で行っています。両局舎の測定結果は表−7、8のとおり

であり、両局舎とも環境基準の10ppmを大きく下回っています。

平成23年度

月  別

4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月10 月11 月12 月 1 月 2 月 3 月

通  年

平 均 値ppm

0 . 30 . 20 . 20 . 20 . 20 . 20 . 30 . 30 . 30 . 30 . 30 . 30 . 2

最 大 値ppm

0 . 30 . 30 . 30 . 30 . 30 . 30 . 40 . 50 . 60 . 40 . 50 . 40 . 6

有効日数日3 03 12 83 13 13 03 13 03 13 12 93 1

3 6 4

10ppmを超えた日

0000000000000

1 時 間 値 の 1 日 平 均 値 平成23年度

月  別

4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月10 月11 月12 月 1 月 2 月 3 月

通  年

平 均 値ppm

0 . 30 . 30 . 30 . 20 . 30 . 20 . 40 . 40 . 40 . 40 . 40 . 40 . 4

最 大 値ppm

0 . 70 . 50 . 50 . 40 . 40 . 40 . 71 . 00 . 91 . 11 . 20 . 81 . 2

有効日数日3 03 13 03 13 12 93 13 03 13 12 93 1

3 6 5

10ppmを超えた日

0000000000000

1 時 間 値 の 1 日 平 均 値

表−8 藤枝北高自排局 月別CO

ppm

年  度

0.0

0.5

1.0

1.5

2.0 高柳大気測定局

藤枝北高自排測定局

平23平22平21平20平19平18平17平16平15平14

0.4

0.9

0.7 0.7

0.9

0.7 0.7

0.5

0.40.4 0.4

0.3

0.6 0.6 0.6

0.5

0.5 0.5

0.5 0.5

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− 39− ■ Ⅲ 大気の部 ■

表−9 高柳大気測定局 月別NO2

④二酸化窒素(NO2)

 自動機器による測定を市有局と県有局で行っています。両局舎の測定結果は表−9、10のとおりで

あり、環境基準の0.06ppmを下回っています。

 また、フィルターバッチ法による簡易測定を市内13 ヶ所で行っています。その結果は図−8のとお

りであり、全ての測定点において、低い値で推移しています。

 さらに、NO2の発生源が工場や事業所だけでなく自動車等にも起因するため、市内主要交差点20

ヶ所においても簡易測定を行っています。測定結果は表−11のとおりであり、大型車等の自動車排出

ガスの影響も大きいと考えられます。

平成23年度

月  別

4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月10 月11 月12 月 1 月 2 月 3 月

通  年

平 均 値ppm

0.0100.0100.0110.0080.0090.0070.0120.0150.0120.0120.0130.0120.011

最 大 値ppm

0.0180.0250.0160.0150.0150.0170.0180.0240.0240.0240.0270.0290.029

有 効 日 数日293130313130313031312931

365

最 大 値ppm

0.0420.0460.0350.0330.0260.0300.0340.0390.0380.0420.0460.0570.057

有 効 時 間時 間

708741717742742718742718742741694742

8,747

1 時 間 値 の 1 日 平 均 値 1 時 間 値

表−10 藤枝北高自排局 月別NO2

平成23年度

月  別

4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月10 月11 月12 月 1 月 2 月 3 月

通  年

平 均 値ppm

0.0130.0130.0150.0100.0110.0110.0150.0180.0150.0130.0140.0140.014

最 大 値ppm

0.0200.0230.0220.0160.0180.0230.0250.0270.0230.0230.0220.0240.027

有 効 日 数日303130313130303031312931

365

最 大 値ppm

0.0440.0370.0430.0300.0310.0360.0470.0490.0400.0380.0370.0410.049

有 効 時 間時 間

708732704731732710731712734734684734

8,646

1 時 間 値 の 1 日 平 均 値 1 時 間 値

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− 40−■ Ⅲ 大気の部 ■

図−7 二酸化窒素経年変化(98%値)

図−8 フィルターバッチ法によるNO2の経年変化

ppm

ppb

年  度

年  度

ppb

年  度

ppb

年  度

ppb

年  度

0.00

0.01

0.02

0.03

0.04

0.05

0.06

0.07 高柳大気測定局

藤枝北高自排測定局

平23平22平21平20平19平18平17平16平15平14

0

5

10

15

20

25

岡部支所時ヶ谷仮宿

平23平22平21平20平19平18平17平16平15平140

5

10

15

20

25市役所

西益津小広幡小音羽町

平23平22平21平20平19平18平17平16平15平14

0

5

10

15

20

25

大東町高州中大洲温泉プール

平23平22平21平20平19平18平17平16平15平140

5

10

15

20

25

市民体育館高柳測定所久市

平23平22平21平20平19平18平17平16平15平14

(注1) (注3)

(注2)

注1.平成18年9月までは科研製薬社宅にて測定

注2.岡部支所は平成21年4月より測定実施

注3.市民体育館は平成21年5月より測定実施

0.030

0.024

0.0380.036 0.036

0.0300.028 0.029

0.0250.028

0.024

0.024

0.024

0.032 0.032 0.031

0.031 0.032 0.031

0.026

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− 41− ■ Ⅲ 大気の部 ■

表−11 市内主要交差点におけるフィルターバッチ法によるNO2測定結果

単位について

ppm: 100万部中の幾部であるかを示す分率。大気汚染では1㏄/1000の汚染物質濃度を1

ppmで示す。水質汚濁では1中に1mg汚濁物質が存在する場合の濃度を1ppmで示すが、

この場合1㎎/㎏と1㎎/を同一とみなしている。

ppb : 10億部中の幾部であるかを示す分率。1ppmの1/1000。

No.

10

11

12

13

14

15

16

17

18

19

20

調 査 場 所測 定 結 果

国 道 1 号 バ イ パ ス

  〃  

国 道 1 号

  〃  

  〃  

市道水守・岡出山入口線

国 道 1 号

県 道 藤 枝 ・ 黒 俣 線

国 道 1 号

  〃  

  〃  

東 名 高 速 道 路

  〃  

県 道 上 青 島・焼 津 線

  〃  

県 道 藤 枝・大 井 川 線

市 道 長 楽 寺・高 洲 線

県道堀之内・青島線

県 道 藤 枝 ・ 静 岡 線

国 道 1 号

谷稲葉トンネル手前

藪田西インター付近

横 内 交 差 点

仮 宿 交 差 点

水 守 交 差 点

大 手 バ ス 停 交 差 点

大 手 交 差 点

千 才 交 差 点

岡 出 山 交 差 点

上 青 島 三 叉 路

青 木 交 差 点

焼 津 西 バ ス 停

大 井 川 バ ス 停

駅 前 交 差 点

築 地 交 差 点

藤枝消防署南分署前交差点

住友ベークライト南側交差点

藤枝市民グラウンド交差点

岡 部 支 所 前 交 差 点

廻 沢 口 交 差 点

H21.3

32.2

32.6

18.8

20.1

17.7

16.6

19.8

19.8

20.4

20.1

18.8

45.0

46.7

19.9

24.2

19.1

21.4

14.9

H22.3

35.0

29.9

14.6

15.4

13.2

7.5

11.0

15.9

17.3

14.3

12.8

38.9

41.6

16.3

18.8

15.0

18.1

15.7

9.2

15.6

H23.3

38.3

33.5

19.0

20.0

11.8

12.5

14.3

10.1

11.9

11.2

11.6

45.8

44.3

13.7

16.0

13.6

12.0

10.8

9.8

21.5

H24.3

40.5

42.4

19.0

17.6

13.5

11.4

14.9

11.4

12.7

5.9

9.4

42.3

39.5

8.9

14.5

8.2

11.0

12.5

17.7

11.3

H20.3

42.6

45.6

20.6

22.1

14.9

12.8

14.8

18.6

20.1

19.0

21.5

49.2

45.3

18.5

20.0

16.3

14.2

14.0

(単位:ppb)

※県道藤枝・静岡線岡部支所前交差点及び国道1号廻沢口交差点は平成21年度より測定実施

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− 42−■ Ⅲ 大気の部 ■

岡 部 川

 岡

 市

No.123456789

1011121314151617181920

調 査 場 所

図−9 交差点におけるNO2測定場所

国 道 1 号 バ イ パ ス

  〃  

国 道 1 号

  〃  

  〃  

市道水守・岡出山入口線

国 道 1 号

県 道 藤 枝 ・ 黒 俣 線

国 道 1 号

  〃  

  〃  

東 名 高 速 道 路

  〃  

県道上青島・焼津線

  〃  

県道藤枝・大井川線

市道長楽寺・高洲線

県道堀之内・青島線

県 道 藤 枝 ・ 静 岡 線

国 道 1 号

谷稲葉トンネル手前

藪田西インター付近

横 内 交 差 点

仮 宿 交 差 点

水 守 交 差 点

大手バス停交差点

大 手 交 差 点

千 才 交 差 点

岡 出 山 交 差 点

上 青 島 三 叉 路

青 木 交 差 点

焼 津 西 バ ス 停

大 井 川 バ ス 停

駅 前 交 差 点

築 地 交 差 点

藤枝消防署南分署前交差点

住友ベークライト南側交差点

藤枝市民グラウンド交差点

岡部支所前交差点

廻 沢 口 交 差 点

国道1号

東海道本線

東海道新幹線

瀬 戸 川

 梨

 川

1●

2●

3●

20●

19●

●4

6●

5●

● 7

12●

13●

10●

11●

18●

8●

9●

16●

17●

15●

●14

 田

 市焼

 津

 市

N

 国

道1号バイパ

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− 43− ■ Ⅲ 大気の部 ■

表−12 高柳大気測定局 月別Ox

図−10 昼間(5〜20時)の光化学オキシダントの経年変化

⑤光化学オキシダント(Ox)

 自動機器による測定を、市有局で行っています。測定結果は表−12のとおりであり、環境基準(昼

間の1時間値が0.06ppm)を536時間超えています。

 当局は環境基準で不適合となっていますが、県下でも平成23年度において、測定局44局全てで、

環境基準が達成されませんでした。

平成23年度

月  別

4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月10 月11 月12 月 1 月 2 月 3 月

通  年

平 均 値ppm

0.0530.0490.0380.0290.0310.0260.0350.0250.0250.0280.0310.0370.034

最 大 値ppm

0.0870.0930.0930.1110.0950.0820.0840.0730.0460.0440.0590.0670.111

有 効 時 間時間450465424465465450465450465465435400

5,399

163143724535373250004

536

1 時 間 値 ( 5 時 〜 20 時 )0.06ppmを超えた

時間 ppm

年 度

0

100

200

300

400

500

600

700

1時間値が0.06PPMを超えた時間数

平23平22平21平20平19平18平17平16平15平140.00

0.02

0.04

0.06

0.08

0.10

年平均値

0.032 0.032 0.0340.032 0.030 0.0320.035

0.028

0.033 0.033

274 302 536455 302 479 592 199 434 333

時間

36.230.817.09.77.58.26.91.10.00.00.01.09.9

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− 44−■ Ⅲ 大気の部 ■

表−13 高柳大気測定局 月別N-CH4

図−11 N-CH4 3時間平均値の経年変化

⑥非メタン炭化水素(N-CH4)

 自動機器による測定を、市有局と県有局で行っています。両局舎の測定結果は表−13、14のとおり

であり、国の示した指針値(午前6時〜午前9時の3時間平均値が0.20〜0.31ppmC)を超えた割合が、

高柳大気測定局で2.3%、藤枝北高自排局で2%ありました。

 県下でも一般環境大気測定局で19局中15局、自動車排出ガス測定局は9局中9局で指針値を超えて

いました。

平成23年度

月  別

4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月10 月11 月12 月 1 月 2 月 3 月

通  年

平 均 値ppmC

0.130.090.130.130.090.100.140.230.150.130.140.110.13

最 大 値ppmC

0.270.270.290.770.260.470.300.510.370.400.450.360.77

有 効 日 数日303130293030311129312931

342

日0001000100103

%0003000900301

3 時 間 値 の 1 日 平 均 値 ( 6 時 〜 9 時 )0.31ppmCを超えた

表−14 藤枝北高自排局 月別N-CH4

平成23年度

月  別

4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月10 月11 月12 月 1 月 2 月 3 月

通  年

平 均 値ppmC

0.110.110.250.070.050.060.080.110.120.110.110.080.11

最 大 値ppmC

0.350.311.330.350.150.570.250.800.460.660.520.271.33

有 効 日 数日303130312730272831312924

349

日0050000101108

%00170000403302

3 時 間 値 の 1 日 平 均 値 ( 6 時 〜 9 時 )0.31ppmCを超えた

ppmC

年 度

0.0

0.1

0.2

0.3

0.4

0.5

0.6

0.7

0.8

高柳大気測定局

藤枝北高自排測定局

平23平22平21平20平19平18平17平16平15平14

0.14

0.14

0.13

0.34

0.29

0.33 0.320.34

0.31

0.26

0.11

0.190.17 0.16 0.15

0.17

0.25

0.09 0.09

0.15

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− 45− ■ Ⅲ 大気の部 ■

⑦ダイオキシン類

 本市では庁舎屋上で大気中のダイオキシン類の測定を2回実施しましたが、いずれも国が定めた

大気環境基準(0.6pg−TEQ/㎥)を下回っていました。

表−15 環境大気中のダイオキシン類の測定結果

                       (単位 : pg−TEQ/㎥)

用語の説明

 *1pg(ピコグラム):

 *TEQ(毒性等量) :

 

 *ダイオキシン類  :

測 定 地 点

市 役 所 屋 上

測 定 年 月 日

平成23年5月9日〜16日

平成23年11月7日〜14日

測定結果

0.012

0.016

環境基準

0.6

1gの1兆分の1(10-12g)のことをいいます。

東京ドームに相当する体積の入れ物を水でいっぱいにした場合の重さが約1012g

です。このため、東京ドームに相当する入れ物に水を満たして角砂糖1個(1g)

を溶かした場合を想定すると、その水1ccに含まれている砂糖が1pg(ピコグラ

ム)になります。

ダイオキシン類は種類が多く毒性が異なるので、毒性を評価するときには、最も

毒性の強い2,3,7,8−四塩化ジベンゾ−パラ−ジオキシンの毒性を1として、他の

ダイオキシンの毒性の強さを換算して評価します。この場合、「TEQ」という単

位が使われます。

一般に、ポリ塩化ジベンゾ−パラ−ジオキシン(PCDD)とポリ塩化ジベンゾフ

ラン(PCDF)をまとめてダイオキシン類と呼び、コプラナーポリ塩化ビフェニ

ル(コプラナー PCB)のようなダイオキシン類と同様の毒性を示す物質をダイオ

キシン類似化合物と呼んでいます。

平成11年7月16日に公布されたダイオキシン類対策特別措置法においては、

PCDD及びPCDFにコプラナーPCBを含めて“ダイオキシン類 ”と定義されました。

*

* *

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− 46−■ Ⅲ 大気の部 ■

 5)大気汚染と気象

大気の汚染状況は、その日、その時刻の気象条件(風向・風速)等によって大きく変化します。

1年間の高柳地区における気象状況は次のとおりです。

図−12 風 配 図 風向頻度数

北北西

北西

西北西

西

西南西

南西

南南西南

南南東

南東

東南東

東北東

北東

北北東北

風向頻度平成23年度

北 北 東

北 東

東 北 東

東 南 東

南 東

南 南 東

南 南 西

南 西

西 南 西

西

西 北 西

北 西

北 北 西

静   穏

気 温

平成23年度

4 月

5 月

6 月

7 月

8 月

9 月

10月

11月

12月

1 月

2 月

3 月

年   間

風 速

平成23年度

4 月

5 月

6 月

7 月

8 月

9 月

10月

11月

12月

1 月

2 月

3 月

年   間

7 . 8

4 . 3

3 . 7

4 . 7

4 . 4

3 . 1

3 . 3

3 . 2

3 . 5

3 . 0

6 . 1

1 8 . 6

1 2 . 7

4 . 3

3 . 7

7 . 0

6 . 8

平均値(℃)

15 . 0

1 9 . 7

2 3 . 9

2 7 . 4

2 8 . 2

2 5 . 4

2 0 . 3

1 5 . 8

8 . 9

6 . 3

7 . 1

1 0 . 7

1 7 . 4

平均値(m/ s)

2 . 8

2 . 5

2 . 4

2 . 3

2 . 2

2 . 2

2 . 0

1 . 9

2 . 7

2 . 8

2 . 8

2 . 9

2 . 5

風向頻度(%)

5.0

0.0

10.0

15.0

20.0

25.0

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− 47− ■ Ⅲ 大気の部 ■

2.大気汚染の発生源

 大気汚染の発生源としては、事業場等の固定発生源と、自動車等の移動発生源があります。

 固定発生源からのばい煙等については、機械設備の向上、燃料の転換等により、減少傾向にあります。

一方、移動発生源からの排気ガス等については、自動車社会の発展に伴い、増加傾向にあります。

 このため、今後は、工場等の規制はもとより、自動車排ガスの監視体制の強化を図っていく必要が

あると思われます。

 大気汚染防止法、静岡県生活環境の保全等に関する条例、ダイオキシン類対策特別措置法に基づく

特定施設の届出状況は、次のとおりです。

表−16 ばい煙発生施設及びばい煙に係る特定施設の届出状況(平成24年3月31日現在)

大気汚染

防 止 法

県 条 例

施 設 の 種 類 施設数

13 8

6

7

2 4

3

4

1 8 2

6 4

ボイラー(熱源が電気又は廃熱以外)

廃棄物焼却炉(火格子面積2以上又は焼却能力200/時以上)

乾 燥 炉

ガスタービン及びディーゼル機関

ガ ス 機 関

アルミニウム又はアルミニウム合金の溶解炉

施 設 数 合 計

設 置 事 業 場 数

表−17 県条例に基づく一般粉じんに係る特定施設の届出状況(平成24年3月31日現在)

施 設 の 種 類 施設数

2

1 0

2 0

1 8

3 7 7

1 6 7

5 9 4

2 0 1

破砕機及び磨砕機(鉱物・岩石・セメント)

ベルトコンベアー、バケットコンベア(木材チップ・木粉)

送 風 機(木材チップ)

打 綿 機

乾燥研摩施設(金属・石材・木製品)

帯鋸、丸鋸、かんな盤

吹き付け塗装(金属製品・木製品)

施 設 数 合 計

設 置 事 業 場 数

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− 48−■ Ⅲ 大気の部 ■

表−18 大気汚染防止法に係る揮発性有機化合物排出施設の届出状況

揮発性有機化合物(VOC)

 揮発性有機化合物(Volatile Organic Compounds)とは、トルエン、キシレン等の

揮発性を有する有機化合物の総称であり、塗料、インキ、溶剤(シンナー等)などに含

まれるほかガソリンなどの成分になっているものもある。

表−19 ダイオキシン類対策特別措置法に係る特定施設の届出状況

(平成24年3月31日現在)

施 設 の 種 類 施 設 数

1 5

3

1 8

3

印刷回路用銅張積層板、粘着テープ若しくは粘着シート、はく離紙又は包装材料(合成樹

脂を積層するものに限る。)の製造に係る接着の用に供する乾燥施設

接着の用に供する乾燥施設(前項に掲げるもの及び木材又は木製品(家具を含む。)の製造

の用に供するものを除く。)

施 設 数 合 計

設 置 事 業 場 数

(平成24年3月31日現在)

施 設 の 種 類

大  気

水  質

廃棄物焼却炉

ア ル ミ ナ 繊 維 製 造 関 連 廃 ガ ス 洗 浄 施 設

廃 棄 物 焼 却 炉 の 湿 式 集 塵 施 設

施 設 数

1 7

5

2

1

2 5

2 1

焼却能力  2t/時未満

焼却能力  2t〜4t/時

施 設 数 合 計

設 置 事 業 場 数

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− 49− ■ Ⅲ 大気の部 ■

3.大気汚染防止対策 ばい煙発生施設から発生するばい煙等については、法及び県条例で種々の規制を行っています。また、

各事業場は、施設の管理、ばい煙量等の測定を定期的に実施し、大気汚染の未然防止に努めています。

 市では、市内32事業場と公害防止協定を締結し、特定施設の適正管理等の指導を行っています。また、

硫黄酸化物や窒素酸化物等の影響により発生する光化学オキシダントや酸性雨は、監視強化期間を設

けています。光化学オキシダントについては、5月〜9月までの5ヵ月間を監視強化期間とし、各自

治体で常時監視体制の強化を図っています。1時間値が 0.12ppmを超えた場合は、被害の発生を未然

に防止できるように注意報や警報が発令されます。平成 23 年度の当該地域(志太・川根地区※)は、

注意報の発令がありませんでした。本市では人体被害等の報告はありませんでした。

 酸性雨については、6月〜9月までの4ヵ月間を監視期間とし、pH測定を市役所屋上にて行いました。

平成 23年度の降雨の結果は、表−20のとおりです。被害等の報告はありませんでした。

※志太・川根地区とは島田市・藤枝市・焼津市・川根本町をいいます。

表−20 降雨のpH測定値

6月

1

11

16

18

23

26

30

平 均

最 低

7月

平 均

最 低

8月

平 均

最 低

9月

平 均

最 低

pH値

3 . 2 9

3 . 9 9

3 . 7 7

3 . 5 4

4 . 5 7

4 . 3 1

4 . 0 8

4 . 0 5

3 . 2 9

pH値 pH値 pH値

酸性雨

 酸性雨とは、工場などで重油などの化石燃料を燃焼することにより発生する硫黄酸化物や自

動車等から発生する窒素酸化物が大気中で酸化されて、雨滴に溶け込まれたりして強い酸性を

示す雨水をいい、通常pH5.6以下を酸性雨と呼びます。

 6月〜9月までの雨季の時期に監視を行っています。

注1.pH測定は雨の降り始めから5mmまでの降雨について1mmごとに行っていますが、

   この表には一番低い値を記載してあります。

注2.月の平均は測定降雨全てのデータの平均値であります。

注3.簡易測定のため、測定を実施していない降雨日があります。

測定器の故障により欠測

測定器の故障により欠測

測定器の故障により欠測

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− 50−■ Ⅲ 大気の部 ■

4.アスベスト(石綿)の大気への飛散防止

 アスベストは、石綿(せきめん、いしわた)とも呼ばれる天然の鉱物繊維のことで、蛇紋石系のク

リソタイル(白石綿)、角閃石系のクロシドライト(青石綿)及びアモサイト(茶石綿)が代表的なア

スベストです。また、クロシドライトとアモサイトは、クリソタイルに比べてより発がん性などが高

いといわれています。

 アスベストは、断熱性、耐薬品性、絶縁性等に優れた特性があり、安価な工業材料であることから

建設資材、電気製品、自動車、家庭用品等様々なものに使用されてきました。吹付け材として昭和30

年頃から使われ始め、昭和42年頃からの建築物の超高層ビル化・鉄骨構造化に伴い、鉄骨造建築物

の軽量耐火被覆材として大量に使用されました。

 しかしながら、製造工場等から大気中に飛散したアスベストを吸い込んだことが原因と見られる中

皮腫などの被害が報告され、環境汚染問題として取り扱われるようになりました。アスベストは、そ

の繊維が極めて細かいため、大気中に飛散すること、吸い込むことが大きな問題となっています。

 平成16年9月までに、県内のアスベスト取扱い工場・事業場はすべて廃止されていますが、吹付

けアスベスト等を使用する建物の解体・改修作業には大気汚染防止法により届出及び作業基準の遵守

義務が課せられています。今後、吹付けアスベストが使用された建築物の解体が増加することが見込

まれるため、大気中へ飛散しないよう監視を強化する必要があります。

 なお、本市では、平成23年度に大気汚染防止法に基づいて特定粉じん排出作業として届出された吹

付けアスベスト等使用建物の解体・改修作業件数は6件でした。

じゃもんせきけい

かくせんせきけい

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Ⅳ 水質の部

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− 51− ■ Ⅳ 水質の部 ■

1.水質汚濁の現状

 河川等の公共用水域は、私たちの生活と深いつながりをもっており、上水道、工業・農業等の用水と

して、多方面に利用されるとともに、釣り、観光等のリクリエーションの場として重要な役割を果たし

ています。

 本市には瀬戸川をはじめ、朝比奈川、栃山川、葉梨川、岡部川などの河川が存在します。主要河川な

どの水質汚濁の状況は、工場・事業場に対する排水規制及びこれに伴う監視の強化等に伴い、漸次改善

されてきましたが、市街地を流れる中小河川については、未規制事業所(食品関係)や一般家庭から排

出される生活排水の影響が大きく、水質の改善が困難な状態にあります。

 基本的な生活排水対策は、公共下水道の整備、合併処理浄化槽の普及等が考えられます。

 国では、平成2年に「水質汚濁防止法」を改正し、生活排水対策の推進について、行政及び国民の責

務を明確にしました。

 当市においても、公共下水道の整備の拡大、農業集落排水の整備、合併処理浄化槽設置者への補助金

制度等を行い、排水対策に努めています。また、河川の水質監視を、11河川16ヵ所で行っています。

環境基準

 環境基準は、人の健康の保護に関する環境基準と生活環境の保全に関する環境基準の2つか

ら成り立っています。

 人の健康の保護に関する環境基準は、水環境の汚染を通じ人の健康に影響を及ぼすおそれが

ある物質について、人の健康を保護するうえで達成し維持すべき基準として設定されました。

 また、関連物質として要監視項目が設定されています。適用範囲は、すべての公共用水域と

なっています。

 生活環境の保全に関する環境基準は、河川、湖沼、海域ごとに利水目的に応じてpH、BOD、

SS、大腸菌群数等の項目について定めており、各公共水域の水域類型を指定することにより

適用されます。

環境基準設定水域

水域 名  称 範     囲 水域類型 達 成 期 間 設定期日

S49 . 1 . 1

S49 . 1 . 1

河川A 直ちに達成

直ちに達成 H13.9.1見直し

直ちに達成

3年

5年を超える期間

で速やかに達成河川B

河川D

河川C

河川C

瀬戸川上流 勝草橋から上流の瀬戸川本流

勝草橋から下流の瀬戸川本流      及び横内新橋から下流の朝比奈川本流

横内新橋から上流の朝比奈川本流

小石川本流

黒石川本流

栃山川本流

朝比奈川上流

小 石 川

黒 石 川

栃 山 川

瀬戸川下流及び

朝比奈川下流

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− 52−■ Ⅳ 水質の部 ■

A類型基準値 25mg/ℓ以下B類型基準値 25mg/ℓ以下

A類型基準値 2mg/ℓ以下B類型基準値 3mg/ℓ以下

図−1 BOD 経年変化

年  度

(㎎/ℓ)

図−2 SS経年変化

年  度

(㎎/ℓ)

図−3 BOD 経年変化

年  度

(㎎/ℓ)

図−4 SS経年変化

年  度

(㎎/ℓ)沢田橋

 1)河川水質の現況

イ.瀬 戸 川

 瀬戸川は赤石山系を源とし、瀬戸谷地区を流下して市街地を縦断し、焼津市を経て駿河湾にそそいで

いる延長26km、最大幅200mの2級河川です。

 勝草橋から上流部は環境基準A類型(BOD 2 ㎎ /ℓ以下、SS 25 ㎎ /ℓ以下)、下流部はB類型

(BOD 3㎎/ℓ以下、SS 25㎎/ℓ以下)に設定されています。漁業権が設定されており上流部は鮎など

が多く生息し、手頃な釣り場として親しまれています。冬場は、金吹橋から西高橋付近までは、表流水

が地下に浸透するため、水のない状態が長期間続きます。

 水質汚濁状況は、上流部では良好な水質を維持していますが、市内下流部では工場排水、生活排水等

の影響を受けた支川が流入するため、水質が多少悪化します。

ロ.葉 梨 川

 葉梨川はその源を葉梨地区に発し、藤岡、広幡地区を経て朝比奈川に合流する、延長13kmの2級河

川です。

 地域の大半が農業振興地域のため、農業用水として利用されています。

 水質状況は、上流部では良好な水質を維持しています。下流部では、生活排水の影響も見受けられま

すが、数値的には良好な水質を維持しています。

0

2

4

6

8

10

12

14

16

18

20

市 境勝草橋

平23平22平21平20平19平18平17平16平15平14

2.33.5

0.9

2.61.4

5.5 5.74.9

4.32.9

0.6 0.80.5

0.60.6

1.0 0.6 0.6 0.6 0.5

0

2

4

6

8

10

12

14

16

18

20

市 境勝草橋

平23平22平21平20平19平18平17平16平15平14

3.04.0

2.2

4.73.8

2.4

4.6

1.6 1.3

4.0

1.73.0

1.12.0 2.1

9.9

1.6

1.1 1.22.5

0

2

4

6

8

10

12

14

16

18

20広幡橋沢田橋

平23平22平21平20平19平18平17平16平15平14

2.9

0.8

1.21.8 1.9

2.0

1.6 1.9

4.0 3.7

1.51.1

1.01.8 1.4

2.2

1.3 1.3 1.30.9

0

2

4

6

8

10

12

14

16

18

20広幡橋沢田橋

平23平22平21平20平19平18平17平16平15平14

10.5

3.5

5.8

7.8

5.06.3

8.8

6.2

9.0

5.8

2.5 3.03.63.6

5.05.8

3.03.9

3.1

5.4

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− 53− ■ Ⅳ 水質の部 ■

A類型基準値 25mg/ℓ以下B類型基準値 25mg/ℓ以下

A類型基準値 2mg/ℓ以下B類型基準値 3mg/ℓ以下

図−1 BOD 経年変化

年  度

(㎎/ℓ)

図−2 SS経年変化

年  度

(㎎/ℓ)

図−3 BOD 経年変化

年  度

(㎎/ℓ)

図−4 SS経年変化

年  度

(㎎/ℓ)沢田橋

 1)河川水質の現況

イ.瀬 戸 川

 瀬戸川は赤石山系を源とし、瀬戸谷地区を流下して市街地を縦断し、焼津市を経て駿河湾にそそいで

いる延長26km、最大幅200mの2級河川です。

 勝草橋から上流部は環境基準A類型(BOD 2 ㎎ /ℓ以下、SS 25 ㎎ /ℓ以下)、下流部はB類型

(BOD 3㎎/ℓ以下、SS 25㎎/ℓ以下)に設定されています。漁業権が設定されており上流部は鮎など

が多く生息し、手頃な釣り場として親しまれています。冬場は、金吹橋から西高橋付近までは、表流水

が地下に浸透するため、水のない状態が長期間続きます。

 水質汚濁状況は、上流部では良好な水質を維持していますが、市内下流部では工場排水、生活排水等

の影響を受けた支川が流入するため、水質が多少悪化します。

ロ.葉 梨 川

 葉梨川はその源を葉梨地区に発し、藤岡、広幡地区を経て朝比奈川に合流する、延長13kmの2級河

川です。

 地域の大半が農業振興地域のため、農業用水として利用されています。

 水質状況は、上流部では良好な水質を維持しています。下流部では、生活排水の影響も見受けられま

すが、数値的には良好な水質を維持しています。

0

2

4

6

8

10

12

14

16

18

20

市 境勝草橋

平23平22平21平20平19平18平17平16平15平14

2.33.5

0.9

2.61.4

5.5 5.74.9

4.32.9

0.6 0.80.5

0.60.6

1.0 0.6 0.6 0.6 0.5

0

2

4

6

8

10

12

14

16

18

20

市 境勝草橋

平23平22平21平20平19平18平17平16平15平14

3.04.0

2.2

4.73.8

2.4

4.6

1.6 1.3

4.0

1.73.0

1.12.0 2.1

9.9

1.6

1.1 1.22.5

0

2

4

6

8

10

12

14

16

18

20広幡橋沢田橋

平23平22平21平20平19平18平17平16平15平14

2.9

0.8

1.21.8 1.9

2.0

1.6 1.9

4.0 3.7

1.51.1

1.01.8 1.4

2.2

1.3 1.3 1.30.9

0

2

4

6

8

10

12

14

16

18

20広幡橋沢田橋

平23平22平21平20平19平18平17平16平15平14

10.5

3.5

5.8

7.8

5.06.3

8.8

6.2

9.0

5.8

2.5 3.03.63.6

5.05.8

3.03.9

3.1

5.4

図−5 BOD 経年変化

年  度

(㎎/ℓ)

図−6 SS経年変化

年  度

(㎎/ℓ)

図−7 BOD 経年変化

年  度

(㎎/ℓ)

図−8 SS経年変化

年  度

(㎎/ℓ)

ハ.六 間 川

 六間川は、瀬戸川の金吹橋付近から発し、西益津地区から焼津市に入り、ふたたび瀬戸川に合流

します。

 この河川の上流部では、公共下水道の普及とともに、水質の改善が見られます。下流部では農業用水

も流れ込み良好な水質を維持しています。

ニ.内瀬戸谷川

 内瀬戸の山間部から流出し、青島地区を通り、西高橋上流部で瀬戸川と合流する、2級河川です。

 瀬戸川の渇水期には、瀬戸川下流部の流量、水質に影響を与えます。

 水質状況は、上流部では良好な水質を維持し、農業用水として利用されています。下流部へ行くに従

い、生活排水、工場排水が流入するため、水質が悪化します。これからの公共下水道の普及により、水

質の改善が期待されます。

0

2

4

6

8

10

12

14

16

18

20市 境長楽寺橋

平23平22平21平20平19平18平17平16平15平140

2

4

6

8

10

12

14

16

18

20市 境長楽寺橋

平23平22平21平20平19平18平17平16平15平14

0

2

4

6

8

10

12

14

16

18

20末 端

平23平22平21平20平19平18平17平16平15平140

2

4

6

8

10

12

14

16

18

20末 端

平23平22平21平20平19平18平17平16平15平14

2.1 1.81.72.4

3.42.4 2.5

3.42.3

1.6

8.57.3

6.47.6 7.4

6.4 6.0

8.1

4.3 4.2

2.0 1.52.4

1.5

1.9 2.0

1.6 1.2 1.3

1.20.91.2 1.01.4

2.4

6.5

1.3

3.0

1.6 1.5

6.1

10.0

5.66.1 5.9

4.35.1

3.4

3.22.2

1.3 1.01.81.3 1.0

2.51.1

8.9

4.5

1.7

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− 54−■ Ⅳ 水質の部 ■

D類型基準値 100mg/ℓ以下D類型基準値 8mg/ℓ以下

C類型基準値 50mg/ℓ以下C類型基準値 5mg/ℓ以下

図−9 BOD 経年変化

年  度

(㎎/ℓ)

図−10 SS経年変化

年  度

(㎎/ℓ)

(㎎/ℓ) (㎎/ℓ)図−11 BOD 経年変化

年  度

図−12 SS経年変化

年  度

ホ.小 石 川

 小石川は、青木1丁目付近から市街地(青木付近)を流れ、小石川町を横断し焼津市を経て駿河湾に

そそぎます。

 水質状況は、春季から秋季にかけての大量の大井川用水が流入するため、良好な水質を維持していま

す。用水時期を過ぎると水質は多少悪化しますが、市街地の公共下水道の普及に伴い、改善されつつあ

ります。環境基準D類型(BOD 8㎎/ℓ以下、SS 100㎎/ℓ以下)が設定されております。

ヘ.黒 石 川

 黒石川は、栃山川の末広付近から取水し、南部の市街地(青葉町、田沼地区、高洲地区)を横断し、

焼津市を経て駿河湾にそそぎます。

 水質状況は、春季から秋季にかけては大量の大井川用水が流入するため、良好な水質を維持していま

す。用水時期を過ぎると、多少の水質悪化が見られます。これからの公共下水道の普及が待たれます。

環境基準C類型(BOD 5㎎/ℓ以下、SS 50㎎/ℓ以下)が設定されております。

0

2

4

6

8

10

12

14

16

18

20市 境芝田橋

平23平22平21平20平19平18平17平16平15平140

2

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6

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20市 境芝田橋

平23平22平21平20平19平18平17平16平15平14

0

2

4

6

8

10

12

14

16

18

20市 境万太夫橋

平23平22平21平20平19平18平17平16平15平140

2

4

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18

20市 境万太夫橋

平23平22平21平20平19平18平17平16平15平14

5.14.06.16.4 6.2 6.4

7.0 6.9

3.1 2.8

6.5

3.0

6.88.2

7.27.8 7.4

8.9

6.9

5.1

7.5

9.08.6

8.7

14.3

8.2

5.6 5.34.4

3.6

13.9

6.0

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11.9

19.9

10.5

6.3

11.3

9.2

5.25.4

7.4

4.3

2.8

5.34.6

4.6

7.28.4

2.6

4.5

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40

5.76.6

5.8

4.55.2

6.12.7

2.21.21.2

2.4 2.7 2.9 3.2

5.3

1.6 1.4

5.06.1

3.6

7.6

5.15.8

3.7

4.1

4.9

3.4

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− 55− ■ Ⅳ 水質の部 ■

D類型基準値 100mg/ℓ以下D類型基準値 8mg/ℓ以下

C類型基準値 50mg/ℓ以下C類型基準値 5mg/ℓ以下

図−9 BOD 経年変化

年  度

(㎎/ℓ)

図−10 SS経年変化

年  度

(㎎/ℓ)

(㎎/ℓ) (㎎/ℓ)図−11 BOD 経年変化

年  度

図−12 SS経年変化

年  度

ホ.小 石 川

 小石川は、青木1丁目付近から市街地(青木付近)を流れ、小石川町を横断し焼津市を経て駿河湾に

そそぎます。

 水質状況は、春季から秋季にかけての大量の大井川用水が流入するため、良好な水質を維持していま

す。用水時期を過ぎると水質は多少悪化しますが、市街地の公共下水道の普及に伴い、改善されつつあ

ります。環境基準D類型(BOD 8㎎/ℓ以下、SS 100㎎/ℓ以下)が設定されております。

ヘ.黒 石 川

 黒石川は、栃山川の末広付近から取水し、南部の市街地(青葉町、田沼地区、高洲地区)を横断し、

焼津市を経て駿河湾にそそぎます。

 水質状況は、春季から秋季にかけては大量の大井川用水が流入するため、良好な水質を維持していま

す。用水時期を過ぎると、多少の水質悪化が見られます。これからの公共下水道の普及が待たれます。

環境基準C類型(BOD 5㎎/ℓ以下、SS 50㎎/ℓ以下)が設定されております。

0

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20市 境芝田橋

平23平22平21平20平19平18平17平16平15平140

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20市 境芝田橋

平23平22平21平20平19平18平17平16平15平14

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20市 境万太夫橋

平23平22平21平20平19平18平17平16平15平140

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20市 境万太夫橋

平23平22平21平20平19平18平17平16平15平14

5.14.06.16.4 6.2 6.4

7.0 6.9

3.1 2.8

6.5

3.0

6.88.2

7.27.8 7.4

8.9

6.9

5.1

7.5

9.08.6

8.7

14.3

8.2

5.6 5.34.4

3.6

13.9

6.0

7.5

11.9

19.9

10.5

6.3

11.3

9.2

5.25.4

7.4

4.3

2.8

5.34.6

4.6

7.28.4

2.6

4.5

6.7

40

5.76.6

5.8

4.55.2

6.12.7

2.21.21.2

2.4 2.7 2.9 3.2

5.3

1.6 1.4

5.06.1

3.6

7.6

5.15.8

3.7

4.1

4.9

3.4

C類型基準値 50mg/ℓ以下C類型基準値 5mg/ℓ以下

A類型基準値 25mg/ℓ以下B類型基準値 25mg/ℓ以下

A類型基準値 2mg/ℓ以下B類型基準値 3mg/ℓ以下

図−13 BOD 経年変化

年  度

(㎎/ℓ)

図−14 SS経年変化

年  度

(㎎/ℓ)

図−15 BOD 経年変化

年  度

(㎎/ℓ)

図−16 SS経年変化

年  度

(㎎/ℓ)

ト.朝比奈川

 朝比奈川は、静岡市にその源を発し、岡部地区、広幡地区を流れ、焼津市で瀬戸川に合流する、瀬戸

川最大の支川である2級河川です。漁業権が設定されており、夏場には鮎の釣り場として、また市民の

憩いの場として親しまれています。

 水質状況は、良好な水質で安定しています。横内新橋から上流部は環境基準A類型(BOD 2㎎/ℓ以

下、SS 25㎎/ℓ以下)、下流部はB類型(BOD 3㎎/ℓ以下、SS 25㎎/ℓ以下)に設定されています。

チ.栃 山 川

 栃山川は、上流部を島田市の大津谷川に発し、南部の市街地(大洲地区)を流れ、焼津市を経て駿河

湾にそそぐ2級河川です。

 水質状況は、春季から秋季にかけて大量の大井川用水が流入するため、良好な水質を維持しています。

用水時期を過ぎると多少の水質悪化が見られます。

 昭和60年頃より河川改修工事が行われ、以前の河川形状とは異なってしまいましたが、河川の自浄

作用やわき水の流入等で、以前よりも水質は良くなっています。環境基準C類型(BOD 5㎎/ℓ以下、

SS 50㎎/ℓ以下)が設定されており、適合しています。

0

2

4

6

8

10

12

14

16

18

20横内新橋仮宿橋

平23平22平21平20平19平18平17平16平15平140

2

4

6

8

10

12

14

16

18

20横内新橋仮宿橋

平23平22平21平20平19平18平17平16平15平14

0

2

4

6

8

10

12

14

16

18

20市 境

平23平22平21平20平19平18平17平16平15平140

2

4

6

8

10

12

14

16

18

20市 境

平23平22平21平20平19平18平17平16平15平14

0.80.80.90.5

0.90.9 0.60.6 0.60.60.70.7 0.60.6 0.60.60.6 0.6

1.0

0.3

1.2 1.20.7

1.1 1.1

0.5 0.52.1

4.0

1.2

2.9

2.12.8

1.6

3.4

1.3

3.1

12.3

2.0

6.77.2

8.29.6

5.5

2.63.7

7.9

1.1 0.71.11.9

1.1 1.1 1.0 0.7 1.0 0.8

6.4

2.0

1.31.3

2.1

4.8

1.71.0

1.01.0

1.41.4

Page 62: Ⅰ 環境基本計画の部 - Fujieda · 2018. 10. 7. · Ⅰ 環境基本計画の部 −2− (3)体系図 目指す環境像 基本理念 「“もったいない”を実践する環境行動都市・ふじえだ」

− 56−■ Ⅳ 水質の部 ■

リ.清 水 川

 清水川は、瀬戸川の金吹橋付近で取水し、音羽町、本町、岡出山、稲川地区を通り、城南付近で瀬戸

川と合流します。

 水質状況は、上流部の都市下水路として生活排水による汚濁が進んでいましたが、近年は公共下水道

の普及により、改善されつつあります。

図−17 BOD 経年変化

年  度

(㎎/ℓ)

図−18 SS経年変化

年  度

(㎎/ℓ)

0

2

4

6

8

10

12

14

16

18

20末 端

平23平22平21平20平19平18平17平16平15平140

2

4

6

8

10

12

14

16

18

20末 端

平23平22平21平20平19平18平17平16平15平14

ヌ.岡 部 川

 岡部川は、岡部町廻沢付近から発し、岡部町岡部を横断し、朝比奈川に合流する2級河川です。

 水質状況は、上流部では良好な水質を維持しています。下流部では工場排水、生活排水の影響も若干

見受けられますが、数値的には良好な水質を維持しています。

※岡部川宮前橋地点の水質調査は平成21年度より開始しました。

図−19 BOD 経年変化

(㎎/ℓ)

図−20 SS経年変化

(㎎/ℓ)

0

2

4

6

8

10

12

14

16

18

20宮前橋

平23平22平210

2

4

6

8

10

12

14

16

18

20宮前橋

平23平22平21

1.61.01.01.4 1.1 1.4 1.4 1.2 1.1 1.1

3.85.04.9

2.0 2.2 1.82.4 2.5 2.1 2.0

1.1 1.61.0

4.6

9.9

1.0

Page 63: Ⅰ 環境基本計画の部 - Fujieda · 2018. 10. 7. · Ⅰ 環境基本計画の部 −2− (3)体系図 目指す環境像 基本理念 「“もったいない”を実践する環境行動都市・ふじえだ」

− 57− ■ Ⅳ 水質の部 ■

リ.清 水 川

 清水川は、瀬戸川の金吹橋付近で取水し、音羽町、本町、岡出山、稲川地区を通り、城南付近で瀬戸

川と合流します。

 水質状況は、上流部の都市下水路として生活排水による汚濁が進んでいましたが、近年は公共下水道

の普及により、改善されつつあります。

図−17 BOD 経年変化

年  度

(㎎/ℓ)

図−18 SS経年変化

年  度

(㎎/ℓ)

0

2

4

6

8

10

12

14

16

18

20末 端

平23平22平21平20平19平18平17平16平15平140

2

4

6

8

10

12

14

16

18

20末 端

平23平22平21平20平19平18平17平16平15平14

ヌ.岡 部 川

 岡部川は、岡部町廻沢付近から発し、岡部町岡部を横断し、朝比奈川に合流する2級河川です。

 水質状況は、上流部では良好な水質を維持しています。下流部では工場排水、生活排水の影響も若干

見受けられますが、数値的には良好な水質を維持しています。

※岡部川宮前橋地点の水質調査は平成21年度より開始しました。

図−19 BOD 経年変化

(㎎/ℓ)

図−20 SS経年変化

(㎎/ℓ)

0

2

4

6

8

10

12

14

16

18

20宮前橋

平23平22平210

2

4

6

8

10

12

14

16

18

20宮前橋

平23平22平21

1.61.01.01.4 1.1 1.4 1.4 1.2 1.1 1.1

3.85.04.9

2.0 2.2 1.82.4 2.5 2.1 2.0

1.1 1.61.0

4.6

9.9

1.0

ル.法 ノ 川

 法ノ川は、仮宿の“静岡大学農学部付属農場”付近から発し、途中、八幡川や排水路等を合わせ、2

級河川葉梨川に合流する、延長2.6km程の河川です。

 水質状況は、上流部は水田地帯が点在し、人為的な影響も少ないため、良好な水質を維持しています。

下流部へ行くに従い、生活排水、工場排水が流入するため、水質が悪化します。

※法ノ川広幡小橋地点の水質調査は平成21年度より開始しました。

図−21 BOD 経年変化

(㎎/ℓ)

図−22 SS経年変化

(㎎/ℓ)

0

2

4

6

8

10

12

14

16

18

20広幡小橋

平23平22平210

2

4

6

8

10

12

14

16

18

20広幡小橋

平23平22平21

4.33.8 3.4

13.612.4

11.0

Page 64: Ⅰ 環境基本計画の部 - Fujieda · 2018. 10. 7. · Ⅰ 環境基本計画の部 −2− (3)体系図 目指す環境像 基本理念 「“もったいない”を実践する環境行動都市・ふじえだ」

− 58−■ Ⅳ 水質の部 ■

全シアン

6価クロム

カドミウム

総水銀

アルキル水銀

ヒ素

PCB

トリクロロエチレン

テトラクロロエチレン

1,1,1−トリクロロエタン

四塩化炭素

1,1,2−トリクロロエタン

ジクロロメタン

1,2−ジクロロエタン

1,1−ジクロロエチレン

シス−1,2−ジクロロエチレン

1,3−ジクロロプロペン

ベンゼン

チウラム

シマジン

チオベンカルブ

セレン及びその化合物

硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素

ふっ素

ほう素

1,4−ジオキサン

測 定 項 目 市 実 施 県 実 施

 2)河川の有害物質調査

イ.有害物質

 市内を流れる10河川について人の健康の保護に関する環境基準と排水基準の28項目の調査を年1回

実施し、シアンとクロムの調査を年2回実施しています。全てにおいて環境基準値内です。

表−1 平成23年度 河川水質調査(有害物質等)

調査日  平成23年11月7日

調査箇所 内 瀬 戸 川(末端)

     小 石 川(市境)

     栃 山 川(市境)

     六 間 川(市境)

     清 水 川(末端)

調査日  平成23年11月8日

調査箇所 瀬 戸 川(市境)

調査日  平成23年11月14日

調査箇所 葉 梨 川(沢田橋)

     法 ノ 川(広幡小橋)

     朝 比 奈 川(横内新橋)

     岡 部 川(宮前橋)

調査結果 全シアン以下27項目につ

     いてすべて環境基準値内。

調査日   平成23年4月11日

      平成23年10月12日

調査箇所  瀬戸川(勝草橋)

調査日   平成23年4月11日

      平成23年10月12日

調査箇所  朝比奈川(横内新橋)

調査結果  トリクロロエチレン以下19項目に

      ついてすべて環境基準値内。

Page 65: Ⅰ 環境基本計画の部 - Fujieda · 2018. 10. 7. · Ⅰ 環境基本計画の部 −2− (3)体系図 目指す環境像 基本理念 「“もったいない”を実践する環境行動都市・ふじえだ」

− 59− ■ Ⅳ 水質の部 ■

全シアン

6価クロム

カドミウム

総水銀

アルキル水銀

ヒ素

PCB

トリクロロエチレン

テトラクロロエチレン

1,1,1−トリクロロエタン

四塩化炭素

1,1,2−トリクロロエタン

ジクロロメタン

1,2−ジクロロエタン

1,1−ジクロロエチレン

シス−1,2−ジクロロエチレン

1,3−ジクロロプロペン

ベンゼン

チウラム

シマジン

チオベンカルブ

セレン及びその化合物

硝酸性窒素及び亜硝酸性窒素

ふっ素

ほう素

1,4−ジオキサン

測 定 項 目 市 実 施 県 実 施

 2)河川の有害物質調査

イ.有害物質

 市内を流れる10河川について人の健康の保護に関する環境基準と排水基準の28項目の調査を年1回

実施し、シアンとクロムの調査を年2回実施しています。全てにおいて環境基準値内です。

表−1 平成23年度 河川水質調査(有害物質等)

調査日  平成23年11月7日

調査箇所 内 瀬 戸 川(末端)

     小 石 川(市境)

     栃 山 川(市境)

     六 間 川(市境)

     清 水 川(末端)

調査日  平成23年11月8日

調査箇所 瀬 戸 川(市境)

調査日  平成23年11月14日

調査箇所 葉 梨 川(沢田橋)

     法 ノ 川(広幡小橋)

     朝 比 奈 川(横内新橋)

     岡 部 川(宮前橋)

調査結果 全シアン以下27項目につ

     いてすべて環境基準値内。

調査日   平成23年4月11日

      平成23年10月12日

調査箇所  瀬戸川(勝草橋)

調査日   平成23年4月11日

      平成23年10月12日

調査箇所  朝比奈川(横内新橋)

調査結果  トリクロロエチレン以下19項目に

      ついてすべて環境基準値内。

ロ.環境ホルモン調査

 現在、一部の野生生物にオスのメス化やその逆の現象が起こっていることが指摘されています。また、

人の精子の数が減少しているのはではないかとの報告もなされています。これらの原因の一つとして、

一部の「化学物質」が生物の体の中に取り込まれ、オス・メスの違いを作ったり、健康を維持する上で

重要な働きをしている本来のホルモン作用に影響を与えている可能性が指摘されています。

 このような、体内に取り込まれた場合に正常なホルモン作用に影響を与える外因性の化学物質のこと

を、一般に「環境ホルモン」と呼んでいます。

 なお、「環境ホルモン」は通称であり、化学的には「内分泌かく乱物質」、環境省においては「内分泌

かく乱化学物質(いわゆる環境ホルモン)」という名称が使われています。

 ホルモンかく乱作用を持つ可能性が疑われている化学物質について、平成23年度の測定結果は、表

−2のとおりです。

      表−2 平成23年度環境ホルモン調査

 調査日:平成23年11月8日

 調査地点:瀬戸川(豊田橋)

 調査日:平成23年11月14日

 調査地点:朝比奈川(横内新橋)

ハ.ダイオキシン類

 ダイオキシン類は、通常は無色の個体で、水に溶けにくく、蒸発しにくいという性質を持っています。

また、ダイオキシン類は他の化学物質や酸・アルカリにも簡単には反応せず、安定した状態を保つこと

が多いのですが、太陽光の紫外線で徐々に分解されるといわれています。

 平成23年度の測定結果は、表−3のとおりです。

   表−3 河川水のダイオキシン類の測定調査

                    (単位:pg-TEQ/L)

調 査 物 質

4−t−オクチルフェノール

ノニルフェノール

ビスフェノールA

o,p’−DDT

p,p’−DDE

単 位

μg/ℓ

μg/ℓ

μg/ℓ

μg/ℓ

μg/ℓ

測定結果

0.01未満

0.05未満

0.07  

0.05未満

0.05未満

主 な 用 途 な ど

洗剤等の原料

洗剤等の原料

プラスチックの原料

殺虫剤

殺虫剤

調 査 物 質

4−t−オクチルフェノール

ノニルフェノール

ビスフェノールA

o,p’−DDT

p,p’−DDE

単 位

μg/ℓ

μg/ℓ

μg/ℓ

μg/ℓ

μg/ℓ

測定結果

0.01未満

0.05未満

0.01未満

0.05未満

0.05未満

主 な 用 途 な ど

洗剤等の原料

洗剤等の原料

プラスチックの原料

殺虫剤

殺虫剤

※ 1μg/ℓは、1ℓ中に100万分の1gの化学物質が含まれることを表す。

測 定 地 点

瀬戸川(豊田橋)

朝比奈川(横内新橋)

測 定 結 果

0.039

0.029

環 境 基 準

1

測 定 年 月 日

平成23年11月 8 日

平成23年11月14日

Page 66: Ⅰ 環境基本計画の部 - Fujieda · 2018. 10. 7. · Ⅰ 環境基本計画の部 −2− (3)体系図 目指す環境像 基本理念 「“もったいない”を実践する環境行動都市・ふじえだ」

− 60−■ Ⅳ 水質の部 ■

 3)汚濁源の種類

 人為的な水質汚濁の発生源は数多く、その汚濁形態及び河川に与える影響もそれぞれ異なります。

 汚濁源を大別すると都市排水、工場排水及びその他の排水に分類できます。

 都市排水としては生活排水、学校、飲食店などからの浄化槽排水及び雑排水などがあり、工場排水と

しては製造業などからの排水が、その他の排水としてはかんがい排水などの農薬、肥料を含んだ排水な

どがあります。

イ.都 市 排 水

 都市排水の主なものは、一般家庭の

風呂、洗濯、台所、単独処理浄化槽な

どの排水であり、一人当りの排水量は

わずかではありますが、多くの人の排

水となりますと、その汚濁負荷量が河

川に与える影響も大きいものです。

 一般家庭からの排水については、河

川汚濁防止のためには無視できないも

のでありますが、排水規制がないため

過度の人口が集中している地域では中

小河川の汚濁が進み、全国的に問題と

なっています。

 その対策としては、公共下水道の普及、

合併浄化槽の普及を推進しています。

 また、市では昭和60年より家庭から

の天ぷら廃油の収集を行っています。

さらに小学校高学年を対象に水生生物

教室を開催するなど、啓発活動にも取

り組んでいます。

ロ.工 場 排 水

 工場排水の規制は、昭和45年の「水質汚濁防止法」の制定により、排水基準が全ての公共用水域に適

用され、規制対象が各業種に広げられました。

 これにより、公共用水域に水を排出する特定事業場(特定施設を設置する工場又は事業場)について

は、総理府令で定めた排水基準(一律基準)が全国一律に適用されることになりました。さらに法の規

定に基づき、都道府県の条例で、一律基準よりさらに厳しい排水基準(上乗せ基準)を、定めることが

できるようになりました。志太水域に関しては、昭和49年に上乗せ基準が設定されました。

 また市では、市内32事業場と公害防止協定を締結し、指導等を行っています。

 市内には特定事業場が338 ヵ所あり、法による特定施設は481、県条例による特定施設は3施設で

あります。この内、排水規制を受ける事業場については、県及び市で排水調査等を実施しています。違

反した事業場については、原因究明・改善対策について行政指導を行っています。

水の汚れの約7割が生活排水

BOD有機性物質:43g/人・日

ト イ レ

約30% 約20% 約40% 約10%

お 風 呂 台 所 洗 濯

一人1日当りの家庭排出量

 わたしたちは、洗濯、風呂、トイレなどで一人1日当り平均 43gの汚濁

物質を排出しています。生活排水は法的規制がないため、下水道が整備さ

れていない地域では、そのまま河川等に流入して汚れの原因となってい

るのです。

Page 67: Ⅰ 環境基本計画の部 - Fujieda · 2018. 10. 7. · Ⅰ 環境基本計画の部 −2− (3)体系図 目指す環境像 基本理念 「“もったいない”を実践する環境行動都市・ふじえだ」

− 61− ■ Ⅳ 水質の部 ■

 3)汚濁源の種類

 人為的な水質汚濁の発生源は数多く、その汚濁形態及び河川に与える影響もそれぞれ異なります。

 汚濁源を大別すると都市排水、工場排水及びその他の排水に分類できます。

 都市排水としては生活排水、学校、飲食店などからの浄化槽排水及び雑排水などがあり、工場排水と

しては製造業などからの排水が、その他の排水としてはかんがい排水などの農薬、肥料を含んだ排水な

どがあります。

イ.都 市 排 水

 都市排水の主なものは、一般家庭の

風呂、洗濯、台所、単独処理浄化槽な

どの排水であり、一人当りの排水量は

わずかではありますが、多くの人の排

水となりますと、その汚濁負荷量が河

川に与える影響も大きいものです。

 一般家庭からの排水については、河

川汚濁防止のためには無視できないも

のでありますが、排水規制がないため

過度の人口が集中している地域では中

小河川の汚濁が進み、全国的に問題と

なっています。

 その対策としては、公共下水道の普及、

合併浄化槽の普及を推進しています。

 また、市では昭和60年より家庭から

の天ぷら廃油の収集を行っています。

さらに小学校高学年を対象に水生生物

教室を開催するなど、啓発活動にも取

り組んでいます。

ロ.工 場 排 水

 工場排水の規制は、昭和45年の「水質汚濁防止法」の制定により、排水基準が全ての公共用水域に適

用され、規制対象が各業種に広げられました。

 これにより、公共用水域に水を排出する特定事業場(特定施設を設置する工場又は事業場)について

は、総理府令で定めた排水基準(一律基準)が全国一律に適用されることになりました。さらに法の規

定に基づき、都道府県の条例で、一律基準よりさらに厳しい排水基準(上乗せ基準)を、定めることが

できるようになりました。志太水域に関しては、昭和49年に上乗せ基準が設定されました。

 また市では、市内32事業場と公害防止協定を締結し、指導等を行っています。

 市内には特定事業場が338 ヵ所あり、法による特定施設は481、県条例による特定施設は3施設で

あります。この内、排水規制を受ける事業場については、県及び市で排水調査等を実施しています。違

反した事業場については、原因究明・改善対策について行政指導を行っています。

水の汚れの約7割が生活排水

BOD有機性物質:43g/人・日

ト イ レ

約30% 約20% 約40% 約10%

お 風 呂 台 所 洗 濯

一人1日当りの家庭排出量

 わたしたちは、洗濯、風呂、トイレなどで一人1日当り平均 43gの汚濁

物質を排出しています。生活排水は法的規制がないため、下水道が整備さ

れていない地域では、そのまま河川等に流入して汚れの原因となってい

るのです。

施 設 の 種 類

畜産農業又はサービス業(豚房、牛房、馬房施設)

畜産食料品製造業

水産食料品製造業(原料処理、洗浄施設等)

野菜、果実の保存食料品の製造業(原料処理、洗浄施設等)

みそ、しょう油等製造業(原料処理、洗浄施設等)

パン、菓子製造業、製あん業(粗製あん沈殿槽)

飲料製造業(原料処理、洗浄施設等)

動物系飼料又は有機質肥料製造業(原料処理、洗浄施設等)

めん類製造業(湯煮施設)

豆腐、煮豆製造業(湯煮施設)

冷凍調理食品製造業(原料処理、湯煮、洗浄施設)

紡績業、繊維製品製造業(薬液浸透施設)

化学繊維製造業(湿式紡糸施設等)

合板製造業(接着機洗浄施設)

パルプ、紙、紙加工品製造業(原料浸せき、漂白施設等)

新聞業、出版業、印刷業、製版業(自動式フィルム現像洗浄施設等)

無機顔料製造業(洗浄施設、ろ過施設等)

無機化学工業製品製造業(ろ過施設、遠心分離機等)

メタン誘導品製造業

合成樹脂製造業(縮合反応施設等)

医薬品製造業(原料施設、混合施設等)

ガラス、ガラス製品製造業(研磨洗浄施設等)

セメント製品製造業(成形機、水養生施設等)

生コンクリート製造業

非鉄金属製造業

金属製品製造業又は機械器具製造業(廃ガス洗浄施設等)

酸又はアルカリによる表面処理施設

電気メッキ施設

旅館業

共同調理場に設置される厨房施設

弁当仕出屋又は弁当製造業の用に伴する厨房施設

飲食店に設置される厨房施設

洗たく業

写真現像業の自動式フィルム現像洗浄施設

自動車分解整備事業の洗車施設

自動式車両洗浄施設

試験検査研究施設

ジクロロメタンによる洗浄施設

し尿処理施設(処理対象500人以下のものを除く)

下水道終末処理施設

特定事業場から排出される水の処理施設

施 設 数 合 計

届 出 事 業 場 数

施 設 数

5

1

1 0

5

5

3

2 0

2

1

2 9

2

1

2

2

9

6

1

1

1

3

8

6

5

7

1

6

1 9

4

1 4 5

2

3

8

4 2

7

4

8 0

6

1

1 6

1

1

4 8 1

3 3 8

施 設 の 種 類

非鉄金属製造業(鋼の圧延、アルミニウム等のダイカストマシン)

ニッケルメッキ用の電気メッキ施設

届 出 事 業 場 数

行 政 措 置

改善勧告

1

立入件数

26

調査件数

37

行政指導

2

注意処分

0

施 設 数

1

2

3

(市調査)

(平成24年3月31日現在)

※県条例に基づく届出事業場は、法に基づく特定施設を有する事業場であります。

(平成24年3月31日現在)

(県立入調査) 表−6 平成23年度 工場等排水調査結果

表−4 水質汚濁防止法に基づく特定施設届出状況

表−5 静岡県生活環境の保全等に関する条例に基づく特定施設届出状況

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− 62−■ Ⅳ 水質の部 ■

項   目(農薬名)

項   目(農薬名)

メタラキシンクロロラロニル(TPN)ペンシクロンチフルザミドテブコナゾールホセチルチオファネートメチルシメコナゾールトリフルミゾールバリダマイシンポリカーバメートイミノクタジン酢酸塩イミダクロプリドアセフェートアシュラムメコプロップエトキシスルフロンオキサジクロメホントリネキサパックエチル

未満未満未満未満未満未満未満未満未満未満未満未満未満未満未満未満未満未満未満

0.580.41.40.5

0.77233

0.220.5120.3

0.061.5

0.0632

0.471

0.240.15

未満未満未満未満未満未満未満未満未満未満未満未満未満未満未満未満未満未満未満

0.050.040.1

0.050.07

20.3

0.020.05

10.03

0.0060.01

0.0060.2

0.040.1

0.020.01

未満未満未満未満未満未満未満未満未満未満

0.050.040.12

0.30.03

0.0060.006

0.20.04

未満未満未満未満未満未満未満未満未満未満未満未満未満未満未満未満未満未満未満

0.050.040.1

0.050.07

20.3

0.020.05

10.03

0.0060.01

0.0060.2

0.040.1

0.020.01

暫定指針値(環境省)(mg/ℓ)

今回分析値北の谷川 西の谷川

備考

殺菌剤〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃

殺虫剤〃

除草剤〃〃〃

植物成長調整剤

メタラキシンクロロラロニル(TPN)ペンシクロンホセチルチオファネートメチルポリカーバメートイミノクタジン酢酸塩アセフェートアシュラムメコプロップ

0.060.050.120.30.030.0060.080.2

0.005

目標値(厚生労働省)(mg/ℓ)

備考今回分析値

殺菌剤〃〃〃〃〃〃

殺虫剤除草剤〃

表−8 ゴルフ場周辺井戸調査結果

表−7 ゴルフ場使用農薬調査結果 (平成 24年3月 12日調査)

(平成24年3月13日調査)

ハ.ゴルフ場排水

 ゴルフ場においては、芝生の維持管理のため、殺虫剤・殺菌剤・除草剤等の農薬が使用されています。

これらによる環境へ影響が懸念されることから、高い社会的関心が寄せられています。

 そのため、ゴルフ場から排出される水に含まれる農薬の実態を把握し、水質汚濁の未然防止を図るこ

とから平成2年5月、当時の環境庁が「ゴルフ場で使用される農薬による水質汚濁防止に係わる暫定指

導指針」を、厚生省が「ゴルフ場使用農薬にかかる水道水の水質目標」を示しました。

 また、指導を一層強化するため、指導指針の一部改正等により、29農薬について指針値を新たに設定、

18農薬について指針値を変更、2農薬について指針値を削除するとともに、指針値設定農薬の増加に

伴い、多成分同時分析法及び個別分析法が追加されました。

 市では、ゴルフ場からの排出水に含まれる使用農薬の調査と、周辺の地下水調査を実施しています。

平成23年度の調査では、使用農薬については全ての項目で指針値内でした。(表−7、表−8)

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− 63− ■ Ⅳ 水質の部 ■

項   目(農薬名)

項   目(農薬名)

メタラキシンクロロラロニル(TPN)ペンシクロンチフルザミドテブコナゾールホセチルチオファネートメチルシメコナゾールトリフルミゾールバリダマイシンポリカーバメートイミノクタジン酢酸塩イミダクロプリドアセフェートアシュラムメコプロップエトキシスルフロンオキサジクロメホントリネキサパックエチル

未満未満未満未満未満未満未満未満未満未満未満未満未満未満未満未満未満未満未満

0.580.41.40.5

0.77233

0.220.5120.3

0.061.5

0.0632

0.471

0.240.15

未満未満未満未満未満未満未満未満未満未満未満未満未満未満未満未満未満未満未満

0.050.040.1

0.050.07

20.3

0.020.05

10.03

0.0060.01

0.0060.2

0.040.1

0.020.01

未満未満未満未満未満未満未満未満未満未満

0.050.040.12

0.30.03

0.0060.006

0.20.04

未満未満未満未満未満未満未満未満未満未満未満未満未満未満未満未満未満未満未満

0.050.040.1

0.050.07

20.3

0.020.05

10.03

0.0060.01

0.0060.2

0.040.1

0.020.01

暫定指針値(環境省)(mg/ℓ)

今回分析値北の谷川 西の谷川

備考

殺菌剤〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃〃

殺虫剤〃

除草剤〃〃〃

植物成長調整剤

メタラキシンクロロラロニル(TPN)ペンシクロンホセチルチオファネートメチルポリカーバメートイミノクタジン酢酸塩アセフェートアシュラムメコプロップ

0.060.050.120.30.030.0060.080.2

0.005

目標値(厚生労働省)(mg/ℓ)

備考今回分析値

殺菌剤〃〃〃〃〃〃

殺虫剤除草剤〃

表−8 ゴルフ場周辺井戸調査結果

表−7 ゴルフ場使用農薬調査結果 (平成 24年3月 12日調査)

(平成24年3月13日調査)

ハ.ゴルフ場排水

 ゴルフ場においては、芝生の維持管理のため、殺虫剤・殺菌剤・除草剤等の農薬が使用されています。

これらによる環境へ影響が懸念されることから、高い社会的関心が寄せられています。

 そのため、ゴルフ場から排出される水に含まれる農薬の実態を把握し、水質汚濁の未然防止を図るこ

とから平成2年5月、当時の環境庁が「ゴルフ場で使用される農薬による水質汚濁防止に係わる暫定指

導指針」を、厚生省が「ゴルフ場使用農薬にかかる水道水の水質目標」を示しました。

 また、指導を一層強化するため、指導指針の一部改正等により、29農薬について指針値を新たに設定、

18農薬について指針値を変更、2農薬について指針値を削除するとともに、指針値設定農薬の増加に

伴い、多成分同時分析法及び個別分析法が追加されました。

 市では、ゴルフ場からの排出水に含まれる使用農薬の調査と、周辺の地下水調査を実施しています。

平成23年度の調査では、使用農薬については全ての項目で指針値内でした。(表−7、表−8)

 4)水生生物による水質調査

 市では、河川の水質汚濁状況を監視するため、BODやSS等の測定を行っていますが、近年ではこの

ような理化学的調査を補うものとして、新しい水質調査が各地で行われています。

 その中でカワゲラ、トビゲラ等の河川に生息する水生生物を指標とした水質調査は、生物の成長過程

における長期間の水質を反映し、かつ生物に対する水質の総合的な影響を補えることができ、また分析

機材を必要としないため、比較的気軽に実施できるという特長を有しています。

 市においても、環境省が作成した「水生生物による簡易水質調査表」に従い、昭和60年度より3年毎

に水生生物調査を実施しています。

 平成21年度は32ヶ所で調査を実施し、瀬戸川の勝草橋より上流部、葉梨川の新道橋より上流部、朝

比奈川の溝口橋より上流部及び横内新橋付近、滝沢川と滝ノ谷川のそれぞれの起点下、青羽根川末端、

野田沢川末端、谷川川末端、吐呂川・名木の前橋付近が「きれいな水」と判定されました。これらの水

域は、汚濁を好む水生生物もわずかに見られるものの、まだまだきれいな川と言ってさしつかえないと

思われます。水生生物の種類も数も非常に多く、周囲の植生も変化に富んでいて、川そのものも自然の

形態を残しています。

 下流部では、人家や工場、事業所等の排水による影響はありますが、公共下水道の整備や合併処理浄

化槽の普及等により水質は改善されつつあります。しかしながら、部分的に汚濁が見受けられる地点も

あります。

 なお、調査結果は表−10のとおりです。

水質判定 きれいな水

ややきたない水

かなりきたない水

大変きたない水

各水質に棲む指標生物︵主な生物︶

ヒラタ

カゲロウ類

カワゲラ類

ヘビトンボ

ヒラタドロムシ

カワニナ

ミズムシ

ヒル類

ユスリカ属の一種

イトミミズのなかま

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− 64−■ Ⅳ 水質の部 ■

表−10 環境省調査方法による各地点の水質階級判定結果(平成21年度実施)

水質

生きもの(

指標生物)

1.

2.

3.

4.

5.

6.

7.

8.

9.

1.

2.

3.

4.

5.

6.

7.

8.

9.

1.

2.

3.

4.

5.

6.

7.

1.

2.

3.

4.

5.

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アミ

ウズ

ムシ

カワ

ゲラ

サワ

ガニ

ナガレトビケラ

ヒラタカゲロウ

ブユ

ヘビ

トン

ヤマトビ

ケラ

イシマキガイ*

オオシマトビケラ

カワ

ニナ

ゲンジ

ボタル

コオ

ニヤン

コガタシマトビケラ

スジ

エビ

ヒラタドロムシ

ヤマトシジミ*

イソコツブムシ*

タイ

コウ

タニ

ニホンドロソコエビ*

ヒル

ミズ

カマ

キリ

ミズ

ムシ

アメリカザリガニ

エラ

ミミ

サカマ

キガ

セスジユスリカ

チョ

ウバ

水系名

瀬戸

川水

河川名

瀬戸

川朝

比奈

川葉

梨川

内瀬戸谷川

六間川

黒石川

小石川

栃山川

地点名

地点

12

34

56

78

910

11

12

13

14

15

16

17

18

19

20

21

22

23

24

25

26

27

28

29

30

31

32

33

見つかった生きもの:○、1

番数が多かった生きもの・2番目に多かった生きもの(

おなじくらい多かったら3種類の生きもの):

水質階級

平成18年度調査との比較

Ⅰ →

Ⅰ →

Ⅰ →

Ⅰ →

Ⅰ →

Ⅰ →

Ⅰ →

Ⅰ →

Ⅱ →

Ⅰ →

Ⅰ →

Ⅰ →

Ⅰ →

Ⅲ ↓

Ⅰ →

Ⅰ →

Ⅲ →

Ⅲ →

Ⅰ →

Ⅰ →

Ⅲ →

Ⅲ →

Ⅲ →

Ⅲ →

Ⅲ →

Ⅲ →

Ⅲ →

Ⅳ ↓

Ⅳ ↓

Ⅲ →

Ⅲ →

Ⅲ ↓

Ⅰ →

Page 71: Ⅰ 環境基本計画の部 - Fujieda · 2018. 10. 7. · Ⅰ 環境基本計画の部 −2− (3)体系図 目指す環境像 基本理念 「“もったいない”を実践する環境行動都市・ふじえだ」

− 65− ■ Ⅳ 水質の部 ■

表−10 環境省調査方法による各地点の水質階級判定結果(平成21年度実施)

水質

生きもの(

指標生物)

1.

2.

3.

4.

5.

6.

7.

8.

9.

1.

2.

3.

4.

5.

6.

7.

8.

9.

1.

2.

3.

4.

5.

6.

7.

1.

2.

3.

4.

5.

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アミ

ウズ

ムシ

カワ

ゲラ

サワ

ガニ

ナガレトビケラ

ヒラタカゲロウ

ブユ

ヘビ

トン

ヤマトビ

ケラ

イシマキガイ*

オオシマトビケラ

カワ

ニナ

ゲンジ

ボタル

コオ

ニヤン

コガタシマトビケラ

スジ

エビ

ヒラタドロムシ

ヤマトシジミ*

イソコツブムシ*

タイ

コウ

タニ

ニホンドロソコエビ*

ヒル

ミズ

カマ

キリ

ミズ

ムシ

アメリカザリガニ

エラ

ミミ

サカマ

キガ

セスジユスリカ

チョ

ウバ

水系名

瀬戸

川水

河川名

瀬戸

川朝

比奈

川葉

梨川

内瀬戸谷川

六間川

黒石川

小石川

栃山川

地点名

地点

12

34

56

78

910

11

12

13

14

15

16

17

18

19

20

21

22

23

24

25

26

27

28

29

30

31

32

33

見つかった生きもの:○、1

番数が多かった生きもの・2番目に多かった生きもの(

おなじくらい多かったら3種類の生きもの):

水質階級

平成18年度調査との比較

Ⅰ →

Ⅰ →

Ⅰ →

Ⅰ →

Ⅰ →

Ⅰ →

Ⅰ →

Ⅰ →

Ⅱ →

Ⅰ →

Ⅰ →

Ⅰ →

Ⅰ →

Ⅲ ↓

Ⅰ →

Ⅰ →

Ⅲ →

Ⅲ →

Ⅰ →

Ⅰ →

Ⅲ →

Ⅲ →

Ⅲ →

Ⅲ →

Ⅲ →

Ⅲ →

Ⅲ →

Ⅳ ↓

Ⅳ ↓

Ⅲ →

Ⅲ →

Ⅲ ↓

Ⅰ →

 5)環境基準等

 1.人の健康の保護に関する環境基準と排水基準

(注)1.有機燐化合物とは、パラチオン、メチルパラチオン、メチルジメトン及びEPNをいう。

2.主な用途の〔   〕内は、二次生成物。

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

13

14

15

16

17

18

19

20

21

22

23

24

25

26

27

項 目 名

カドミウム(Cd)

全シアン(CN)

鉛(Pb)

六価クロム(Cr6+)

ヒ素(As)

総水銀

アルキル水銀

PCB

ジクロロメタン

四塩化炭素

1,2-ジクロロエタン

1,1-ジクロロエチレン

シス-1,2-ジクロロエチレン

1,1,1-トリクロロエ タン

1,1,2-トリクロロエタン

トリクロロエチレン

テトラクロロエチレン

1,3-ジクロロプロペン

チウラム

シマジン(CAT)

チオベンカルブ

ベンゼン

セレン及びその化合物

硝酸性窒素及び亜酸性窒素(NO3−、NO2−N)

ふっ素(F)

ほう素(B )

1,4-ジオキサン

環 境 基 準

0.01mg/ℓ以下

検出されないこと

0.01mg/ℓ以下

0.05mg/ℓ以下

0.01mg/ℓ以下

0.0005mg/ℓ以下

検出されないこと

検出されないこと

0.02mg/ℓ以下

0.002mg/ℓ以下

0.004mg/ℓ以下

0.1mg/ℓ以下

0.04mg/ℓ以下

1mg/ℓ以下

0.006mg/ℓ以下

0.03mg/ℓ以下

0.01mg/ℓ以下

0.002mg/ℓ以下

0.006mg/ℓ以下

0.003mg/ℓ以下

0.02mg/ℓ以下

0.01mg/ℓ以下

0.01mg/ℓ以下

10mg/ℓ以下

0.8mg/ℓ以下

1mg/ℓ以下

0.05mg/ℓ以下

排 水 基 準

0.1mg/ℓ

1mg/ℓ

0.1mg/ℓ

0.5mg/ℓ

0.1mg/ℓ

0.005mg/ℓ

検出されないこと

0.003mg/ℓ

0.2mg/ℓ

0.02mg/ℓ

0.04mg/ℓ

1mg/ℓ

0.4mg/ℓ

3mg/ℓ

 0.06mg/ℓ

 0.3mg/ℓ

 0.1mg/ℓ

 0.02mg/ℓ

 0.06mg/ℓ

 0.03mg/ℓ

 0.2mg/ℓ

 0.1mg/ℓ

 0.1mg/ℓ

 100mg/ℓ

 8mg/ℓ

 10mg/ℓ

 —

主 な 用 途

安定剤、顔料、合金、電池、メッキ

金属表面処理、樹脂生産用

蓄電池、ゴムの硬化剤、マチッチ

金属表面処理、媒染剤、クロム合金

半導体材料、合金添加、農薬、医薬品原料

金属水銀、歯科材料、触媒、温度計、水銀灯など計器

〔水銀触媒を使用する工場、農薬等の排水に含まれることがある〕絶縁油、熱媒体、複写紙等、1972 年生産中止

溶剤、冷剤、抽出溶媒

溶剤、洗浄剤、防虫剤

樹脂原料、溶剤、洗浄剤

樹脂原料

溶剤、樹脂製造の原料

洗浄剤、溶剤、ドライクリーニング溶剤

溶剤、粘着剤

洗浄剤、溶剤

洗浄剤、溶剤、ドライクリーニング溶剤

土壌くん蒸剤、殺線虫剤

硫黄殺菌剤(種子、球根、芝等)

トリアジン系除草剤(野菜、豆類、芝等)

チォールカーバメート系除草剤(稲、野菜、豆類等)

染料、溶剤、多様な製品の合成原料

ガラス、窯業、半導体材料、光電池

〔有機性窒素の酸化されたもの〕

フッ素水素酸、防虫剤、ほうろうのうわ薬

金属、ほう化物、ほう酸(ガラス、ほうろう、染料)

洗浄剤、溶剤

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− 66−■ Ⅳ 水質の部 ■

 2.要監視項目及び指針値

クロルニトロフェン、ニッケルは、現在指針値が削除されている。

項 目 名

クロロホルム

トランス-1,2-ジクロロエチレン

1,2ジクロロプロパン

P-ジクロロベンゼン

イソキサチオン

ダイアジノン

フェニトロチオン(MEP)

イソプロチオラン

オキシン銅(有機銅)

クロロタロニル(TPN)

プロピザミド

EPN

ジクロルボス(DDVP)

フェノルカルブ(BPMC)

イプロベンホス(IBP)

クロルニトロフェン(CNP)

トルエン

キシレン

フタル酸ジエチルヘキシル

ニッケル(Ni)

モリブデン(Mo)

アンチモン(Sb)

塩化ビニルモノマー

エピクロロヒドリン

全マンガン

ウラン

指 針 値  

0.06mg/ℓ以下

0.04mg/ℓ以下

0.06mg/ℓ以下

0.2mg/ℓ以下

0.008mg/ℓ以 下

0.005mg/ℓ以下

0.003mg/ℓ以下

0.04mg/ℓ以下

0.04mg/ℓ以下

0.05mg/ℓ以下

0.008mg/ℓ以下

0.006mg/ℓ以下

0.008mg/ℓ以下

0.03mg/ℓ以下

0.008mg/ℓ以下

0.6mg/ℓ以下

0.4mg/ℓ以下

0.06mg/ℓ以下

0.07mg/ℓ以下

0.02mg/ℓ以下

0.002mg/ℓ以下

0.0004mg/ℓ以下

0.2mg/ℓ以下

0.002mg/ℓ以下

主 な 用 途

麻酔剤、消毒剤、溶剤

溶剤、抽出剤、樹脂や溶剤製造の反応中間体

溶剤、溶剤の原料

トイレの防臭剤、防虫剤、有機合成の中間体

有機リン殺虫剤(稲、ミカン、とうもろこし等)

   〃   (稲、果樹、野菜、芝等)

   〃

ジチオラン系の殺虫剤(果樹、芝等)

銅殺菌剤(果樹、野菜、芝等)

有機塩素殺菌剤(野菜、果樹、芝等)

酸アミド系除草剤(芝、レタス)

有機リン殺虫剤(稲、果樹、野菜等)

   〃   (果樹、野菜、樹木等)

カーバメート系殺虫剤(稲、野菜等)

有機リン殺虫剤(稲等)

ジフェニルエーテル系除草剤(稲等)

染料、香料、有機顔料、可塑剤、合成樹脂

溶剤、染料、有機顔料、香料、樹脂の原料

可塑剤、絶縁媒体

特殊銅、メッキ、電熱線、顔料

特殊銅、試薬、顔料、触媒

合金、半導体材料、樹脂の難燃剤、顔料

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− 67− ■ Ⅳ 水質の部 ■

 2.要監視項目及び指針値

クロルニトロフェン、ニッケルは、現在指針値が削除されている。

項 目 名

クロロホルム

トランス-1,2-ジクロロエチレン

1,2ジクロロプロパン

P-ジクロロベンゼン

イソキサチオン

ダイアジノン

フェニトロチオン(MEP)

イソプロチオラン

オキシン銅(有機銅)

クロロタロニル(TPN)

プロピザミド

EPN

ジクロルボス(DDVP)

フェノルカルブ(BPMC)

イプロベンホス(IBP)

クロルニトロフェン(CNP)

トルエン

キシレン

フタル酸ジエチルヘキシル

ニッケル(Ni)

モリブデン(Mo)

アンチモン(Sb)

塩化ビニルモノマー

エピクロロヒドリン

全マンガン

ウラン

指 針 値  

0.06mg/ℓ以下

0.04mg/ℓ以下

0.06mg/ℓ以下

0.2mg/ℓ以下

0.008mg/ℓ以 下

0.005mg/ℓ以下

0.003mg/ℓ以下

0.04mg/ℓ以下

0.04mg/ℓ以下

0.05mg/ℓ以下

0.008mg/ℓ以下

0.006mg/ℓ以下

0.008mg/ℓ以下

0.03mg/ℓ以下

0.008mg/ℓ以下

0.6mg/ℓ以下

0.4mg/ℓ以下

0.06mg/ℓ以下

0.07mg/ℓ以下

0.02mg/ℓ以下

0.002mg/ℓ以下

0.0004mg/ℓ以下

0.2mg/ℓ以下

0.002mg/ℓ以下

主 な 用 途

麻酔剤、消毒剤、溶剤

溶剤、抽出剤、樹脂や溶剤製造の反応中間体

溶剤、溶剤の原料

トイレの防臭剤、防虫剤、有機合成の中間体

有機リン殺虫剤(稲、ミカン、とうもろこし等)

   〃   (稲、果樹、野菜、芝等)

   〃

ジチオラン系の殺虫剤(果樹、芝等)

銅殺菌剤(果樹、野菜、芝等)

有機塩素殺菌剤(野菜、果樹、芝等)

酸アミド系除草剤(芝、レタス)

有機リン殺虫剤(稲、果樹、野菜等)

   〃   (果樹、野菜、樹木等)

カーバメート系殺虫剤(稲、野菜等)

有機リン殺虫剤(稲等)

ジフェニルエーテル系除草剤(稲等)

染料、香料、有機顔料、可塑剤、合成樹脂

溶剤、染料、有機顔料、香料、樹脂の原料

可塑剤、絶縁媒体

特殊銅、メッキ、電熱線、顔料

特殊銅、試薬、顔料、触媒

合金、半導体材料、樹脂の難燃剤、顔料

 3.生活環境の保全に関する環境基準

 生活環境の保全に関する環境基準は、各公共用水域につき、表−11の水域類型の欄に掲げる水域類

型のうち当該公共水域が該当するものとして県知事が指定する水域類型ごとに、同表の基準値の欄に掲

げるとおりとする。

 なお、公共用水域におけるBOD又はCODの環境基準の適否は75%水質値(年間の日間平均値n個

を水質のよいものから並べたとき、0.75×n番目にくる数値)を用いる。(昭和52年環水管第52号)

表−11 河川(湖沼を除く)

備考1.基準値は、日間平均値とする。(湖沼、海域もこれに準ずる)。

2.農業用水については、水素イオン濃度6.0以上7.5以下、溶存酸素量5mg/ℓ以上とする。

  (湖沼もこれに準ずる)。

(注)1.自然環境保全:自然探勝等の環境保全

2.水道1級:ろ過等による簡易な浄水操作を行うもの

  水道2級:沈殿ろ過による通常の浄水操作を行うもの

  水道3級:前処理等を伴う高度の浄水操作を行うもの

3.水産1級:ヤマメ、イワナ等、貧腐水性水域の水産生物用ならびに水産2級および水産3級の

       水産生物用

  水産2級:サケ科魚類およびアユ等、貧腐水性水域の水産生物用および水産3級の水産生物用

  水産3級:コイ、フナ等、β—中腐水性水域の水産生物用

4.工業用水1級:沈殿等による通常の浄化操作を行うもの

  工業用水2級:薬品注入等による高度の浄化操作を行うもの

  工業用水3級:特殊の浄水操作を行うもの

5.環境保全:国民の日常生活(沿岸の遊歩道を含む)において不快感を生じない限度

項目

類型

AA

水 道 1 級

自然環境保全

水 道 2 級水 産 1 級水 浴

水 道 3 級

水 産 2 級

水 産 3 級

工業用水1級

工業用水2級

農 業 用 水

工業用水3級

環 境 保 全

利用目的の

適 応 性

6.5以上

8.5以下

6.5以上

8.5以下

6.5以上

8.5以下

6.5以上

8.5以下

6.0以上

8.5以下

6.0以上

8.5以下

7.5mg/ℓ以上

7.5mg/ℓ以上

5mg/ℓ以上

5mg/ℓ以上

2mg/ℓ以上

2mg/ℓ以上

水素イオン

濃   度

(pH)

基 準 値

溶存酸素量

(DO)

浮遊物質量

(SS)

1mg/ℓ以下

2mg/ℓ以下

3mg/ℓ以下

5mg/ℓ以下

8mg/ℓ以下

10mg/ℓ以下

生物化学的

酸素要求量

(BOD)

25mg/ℓ以下

25mg/ℓ以下

25mg/ℓ以下

50mg/ℓ以下

100mg/ℓ以下

ごみ等の浮遊が

認められないこと。

大腸菌郡数

50MPN/

100mℓ以下

1,000MPN/

100mℓ以下

5,000MPN/

100mℓ以下

Page 74: Ⅰ 環境基本計画の部 - Fujieda · 2018. 10. 7. · Ⅰ 環境基本計画の部 −2− (3)体系図 目指す環境像 基本理念 「“もったいない”を実践する環境行動都市・ふじえだ」

− 68−■ Ⅳ 水質の部 ■

6)

平成

23年

河川

水質

調査

結果

(1

)瀬

戸川

上流

(勝

草橋

測定日

1.01

3.16

1.94

0.63

0.19

2.32

3.16

0.19

1.54

24.5

28.5

29.4

19.2

7.3

14.3

29.4

7.3

20.5

19.8

23.0

24.3

19.0

11.0

12.0

24.3

11.0

18.2

>30

>30

>30

>30

>30

>30

7.7

6.8

7.9

7.7

7.9

7.4

7.9

6.8

7.6

<1 9 1 <1 2 1 9 <1 3

1.3

1.1

0.6

1.2

2.9

0.8

2.9

0.6

1.3

1.3

<0.5

<0.5

<0.5

<0.5

1.6

0.9

1.6

<0.5

0.8

0.9

10

8.0

8.1

9.8

9.5

10

10

8.0

9.2

− − −

<0.05

− −

3 4 4 4 12 4 12 3 5

0.032

0.034

0.029

0.017

0.18

0.13

0.18

0.017

0.070

1.3

1.9

2.2

1.6

1.8

1.7

2.2

1.3

1.8

− − −

<0.02

− −

− − − <0.1

− −

− − −

3,300

− −

最大値

最小値

平均値

75%水質値

採水時間

流量

㎥/s

気温

水温

透視度

cm

pH

SS

mg/ℓ

COD

mg/ℓ

BOD

mg/ℓ

DO

mg/ℓ

ABS

mg/ℓ

Cl−

mg/ℓ

T−P

mg/ℓ

T−N

mg/ℓ

T−Cr

mg/ℓ

CN

mg/ℓ

大腸菌群数

MPN/100㎖

23.

23.

23.

23.

24.

24.05.

07.

09.

11.

01.

03.25

25

12

08

17

13

: : : : : :

13

13

14

14

11

14

30

23

32

29

32

02

(2

)瀬

戸川

下流

(豊

田橋

測定日

1.76

3.79

2.12

1.15

0.31

3.22

3.79

0.31

2.06

24.5

26.5

30.9

22.0

7.4

14.0

30.9

7.4

20.9

20.5

22.6

26.2

21.9

16.0

13.5

26.2

13.5

20.1

>30

>30

>30

>30

>30

>30

7.7

7.0

7.6

7.6

7.3

7.5

7.7

7.0

7.5

3 6 7 2 4 <1 7 2 4

2.4

1.9

2.5

3.5

7.1

1.5

7.1

1.5

3.2

3.5

1.7

1.3

1.1

3.9

12

0.9

12

0.9

3.5

3.9

10

7.8

8.0

9.3

7.3

11

11

7.3

8.9

− − −

0.07

− −

12 9 10

18

36 8 36 8 16

0.067

0.056

0.14

0.074

0.22

0.042

0.22

0.042

0.10

3.4

3.4

4.2

7.8

16

2.4

16

2.4

6.2

− − −

<0.02

− −

− − − <0.1

− −

− − −

7,900

− −

最大値

最小値

平均値

75%水質値

採水時間

流量

㎥/s

気温

水温

透視度

cm

pH

SS

mg/ℓ

COD

mg/ℓ

BOD

mg/ℓ

DO

mg/ℓ

ABS

mg/ℓ

Cl−

mg/ℓ

T−P

mg/ℓ

T−N

mg/ℓ

T−Cr

mg/ℓ

CN

mg/ℓ

大腸菌群数

MPN/100㎖

23.

23.

23.

23.

24.

24.05.

07.

09.

11.

01.

03.25

25

12

08

17

13

: : : : : :

11

10

13

13

10

14

03

12

47

43

19

35

Page 75: Ⅰ 環境基本計画の部 - Fujieda · 2018. 10. 7. · Ⅰ 環境基本計画の部 −2− (3)体系図 目指す環境像 基本理念 「“もったいない”を実践する環境行動都市・ふじえだ」

− 69− ■ Ⅳ 水質の部 ■

6)

平成

23年

河川

水質

調査

結果

(1

)瀬

戸川

上流

(勝

草橋

測定日

1.01

3.16

1.94

0.63

0.19

2.32

3.16

0.19

1.54

24.5

28.5

29.4

19.2

7.3

14.3

29.4

7.3

20.5

19.8

23.0

24.3

19.0

11.0

12.0

24.3

11.0

18.2

>30

>30

>30

>30

>30

>30

7.7

6.8

7.9

7.7

7.9

7.4

7.9

6.8

7.6

<1 9 1 <1 2 1 9 <1 3

1.3

1.1

0.6

1.2

2.9

0.8

2.9

0.6

1.3

1.3

<0.5

<0.5

<0.5

<0.5

1.6

0.9

1.6

<0.5

0.8

0.9

10

8.0

8.1

9.8

9.5

10

10

8.0

9.2

− − −

<0.05

− −

3 4 4 4 12 4 12 3 5

0.032

0.034

0.029

0.017

0.18

0.13

0.18

0.017

0.070

1.3

1.9

2.2

1.6

1.8

1.7

2.2

1.3

1.8

− − −

<0.02

− −

− − − <0.1

− −

− − −

3,300

− −

最大値

最小値

平均値

75%水質値

採水時間

流量

㎥/s

気温

水温

透視度

cm

pH

SS

mg/ℓ

COD

mg/ℓ

BOD

mg/ℓ

DO

mg/ℓ

ABS

mg/ℓ

Cl−

mg/ℓ

T−P

mg/ℓ

T−N

mg/ℓ

T−Cr

mg/ℓ

CN

mg/ℓ

大腸菌群数

MPN/100㎖

23.

23.

23.

23.

24.

24.05.

07.

09.

11.

01.

03.25

25

12

08

17

13

: : : : : :

13

13

14

14

11

14

30

23

32

29

32

02

(2

)瀬

戸川

下流

(豊

田橋

測定日

1.76

3.79

2.12

1.15

0.31

3.22

3.79

0.31

2.06

24.5

26.5

30.9

22.0

7.4

14.0

30.9

7.4

20.9

20.5

22.6

26.2

21.9

16.0

13.5

26.2

13.5

20.1

>30

>30

>30

>30

>30

>30

7.7

7.0

7.6

7.6

7.3

7.5

7.7

7.0

7.5

3 6 7 2 4 <1 7 2 4

2.4

1.9

2.5

3.5

7.1

1.5

7.1

1.5

3.2

3.5

1.7

1.3

1.1

3.9

12

0.9

12

0.9

3.5

3.9

10

7.8

8.0

9.3

7.3

11

11

7.3

8.9

− − −

0.07

− −

12 9 10

18

36 8 36 8 16

0.067

0.056

0.14

0.074

0.22

0.042

0.22

0.042

0.10

3.4

3.4

4.2

7.8

16

2.4

16

2.4

6.2

− − −

<0.02

− −

− − − <0.1

− −

− − −

7,900

− −

最大値

最小値

平均値

75%水質値

採水時間

流量

㎥/s

気温

水温

透視度

cm

pH

SS

mg/ℓ

COD

mg/ℓ

BOD

mg/ℓ

DO

mg/ℓ

ABS

mg/ℓ

Cl−

mg/ℓ

T−P

mg/ℓ

T−N

mg/ℓ

T−Cr

mg/ℓ

CN

mg/ℓ

大腸菌群数

MPN/100㎖

23.

23.

23.

23.

24.

24.05.

07.

09.

11.

01.

03.25

25

12

08

17

13

: : : : : :

11

10

13

13

10

14

03

12

47

43

19

35

(3)朝比奈川上流(仮宿橋)

測定日

1.05

2.74

1.42

16.7

0.35

2.48

2.74

0.35

1.62

23.0

31.5

30.5

24.8

2.9

7.2

31.5

2.9

20.0

21.7

23.8

26.2

17.7

8.3

8.2

26.2

8.2

17.7

>30

>30

>30

>30

>30

>30

8.8

6.8

8.2

7.4

7.7

7.2

8.8

6.8

7.7

5 2 <1 <1 4 3 5 <1 4

1.6

1.1

1.0

0.7

0.6

0.8

1.6

0.6

1.0

1.1

<0.5

<0.5

<0.5

<0.5

0.9

<0.5

0.9

<0.5

0.9

<0.5

8.7

8.0

8.8

10

11

11

11

8.0

9.6

− − −

0.07

− −

4 4 4 4 8 3 8 3 5

0.021

0.022

0.073

0.021

0.006

0.017

0.073

0.006

0.027

1.2

1.4

1.6

1.6

1.6

1.3

1.6

1.2

1.5

− − −

<0.02

− −

− − − <0.1

− −

− − −

2,300

− −

最大値

最小値

平均値

75%水質値

採水時間

流量

㎥/s

気温

水温

透視度

cm

pH

SS

mg/ℓ

COD

mg/ℓ

BOD

mg/ℓ

DO

mg/ℓ

ABS

mg/ℓ

Cl−

mg/ℓ

T−P

mg/ℓ

T−N

mg/ℓ

T−Cr

mg/ℓ

CN

mg/ℓ

大腸菌群数

MPN/100㎖

23.

23.

23.

23.

24.

24.05.

07.

09.

11.

01.

03.25

25

12

14

25

12

: : : : : :

15

15

15

11 8 8

10

00

39

05

15

58

(4)朝比奈川下流(横内新橋)

測定日

0.97

2.28

1.02

2.25

0.41

3.93

3.93

0.41

1.81

26.0

31.5

29.0

21.0

3.0

6.7

31.5

3.0

19.5

19.7

23.4

25.8

17.1

6.9

8.4

25.8

6.9

16.9

>30

>30

>30

>30

>30

>30

8.8

8.2

8.4

7.3

7.9

7.2

8.8

7.2

8.0

2 1 <1 <1 2 2 2 1 2

1.6

1.3

0.9

0.6

0.9

0.7

1.6

0.6

1.0

1.3

0.5

<0.5

<0.5

<0.5

1.0

0.6

1.0

<0.5

0.6

0.6

9.6

8.2

8.9

12

12

11

12

8.2

10

− − −

<0.05

− −

4 4 4 4 7 4 7 4 5

0.024

0.031

0.021

0.024

0.028

0.021

0.031

0.021

0.025

1.1

1.7

1.5

1.5

1.7

1.5

1.7

1.1

1.5

− − −

<0.02

− −

− − − <0.1

− −

− − −

7,900

− −

最大値

最小値

平均値

75%水質値

採水時間

流量

㎥/s

気温

水温

透視度

cm

pH

SS

mg/ℓ

COD

mg/ℓ

BOD

mg/ℓ

DO

mg/ℓ

ABS

mg/ℓ

Cl−

mg/ℓ

T−P

mg/ℓ

T−N

mg/ℓ

T−Cr

mg/ℓ

CN

mg/ℓ

大腸菌群数

MPN/100㎖

23.

23.

23.

23.

24.

24.05.

07.

09.

11.

01.

03.26

25

12

14

25

12

: : : : : :

14

15

15 9 8 8

30

27

59

40

33

33

Page 76: Ⅰ 環境基本計画の部 - Fujieda · 2018. 10. 7. · Ⅰ 環境基本計画の部 −2− (3)体系図 目指す環境像 基本理念 「“もったいない”を実践する環境行動都市・ふじえだ」

− 70−■ Ⅳ 水質の部 ■

(5)葉梨川上流(沢田橋)

測定日

0.15

0.35

0.21

0.45

0.10

1.13

1.13

0.10

0.40

23.7

31.2

30.2

24.2

9.3

8.4

31.2

8.4

21.2

19.8

26.5

27.7

17.3

7.5

7.6

27.7

7.5

17.7

>30

>30

>30

>30

>30

>30

8.2

7.6

8.9

7.5

8.2

7.2

8.9

7.2

7.9

4 2 1 2 4 2 4 1 3

4.6

3.5

2.8

1.9

5.5

1.3

5.5

1.3

3.3

4.6

0.6

0.7

0.6

0.8

3.0

0.9

3.0

0.6

1.1

0.9

9.6

8.2

8.8

9.6

14

12

14

8.2

10

− − −

0.08

− −

7 6 6 5 14 5 14 5 7

0.12

0.11

0.084

0.071

0.17

0.055

0.17

0.055

0.10

0.59

1.6

1.7

2.2

2.7

1.8

2.7

0.59

1.8

− − −

<0.02

− −

− − − <0.1

− −

− − −

24,000

− −

最大値

最小値

平均値

75%水質値

採水時間

流量

㎥/s

気温

水温

透視度

cm

pH

SS

mg/ℓ

COD

mg/ℓ

BOD

mg/ℓ

DO

mg/ℓ

ABS

mg/ℓ

Cl−

mg/ℓ

T−P

mg/ℓ

T−N

mg/ℓ

T−Cr

mg/ℓ

CN

mg/ℓ

大腸菌群数

MPN/100㎖

23.

23.

23.

23.

24.

24.05.

07.

09.

11.

01.

03.26

25

12

14

17

12

: : : : : :

9

14

15

13

14 9

12

00

03

40

41

46

(6)葉梨川下流(広幡橋)(焼津市データ)

測定日

2.20

0.31

1.20

0.42

0.18

1.50

2.20

0.18

0.97

23.0

33.0

24.3

16.7

4.7

9.9

33.0

4.7

18.6

19.0

27.8

20.0

16.4

5.9

9.3

27.8

5.9

16.4

>30

>30

>30

7.7

8.0

7.5

7.6

7.6

7.6

8.0

7.5

7.7

6.0

6.0

5.0

4.0

2.0

1.0

6.0

1.0

3.5

3.5

1.5

3.2

3.3

3.6

2.3

5.1

2.3

3.5

0.7

0.8

<0.5

0.6

1.2

0.7

1.2

0.6

0.8

10.3

9.0

9.0

8.9

10.0

12.3

12.3

8.9

9.9

− − − − − −

9 12

10

13

16 6 16 6 11

0.100

0.140

0.088

0.095

0.110

0.050

0.140

0.050

0.097

1.60

0.80

1.80

1.70

2.20

2.20

2.20

0.80

1.72

− − − − − −

− − − − − −

− − − − − −

最大値

最小値

平均値

75%水質値

採水時間

流量

㎥/s

気温

水温

透視度

cm

pH

SS

mg/ℓ

COD

mg/ℓ

BOD

mg/ℓ

DO

mg/ℓ

ABS

mg/ℓ

Cl−

mg/ℓ

T−P

mg/ℓ

T−N

mg/ℓ

T−Cr

mg/ℓ

CN

mg/ℓ

大腸菌群数

MPN/100㎖

23.

23.

23.

23.

24.

24.05.

07.

09.

11.

01.

03.16

14

27

10

12

13

: : : : : :

Page 77: Ⅰ 環境基本計画の部 - Fujieda · 2018. 10. 7. · Ⅰ 環境基本計画の部 −2− (3)体系図 目指す環境像 基本理念 「“もったいない”を実践する環境行動都市・ふじえだ」

− 71− ■ Ⅳ 水質の部 ■

(5)葉梨川上流(沢田橋)

測定日

0.15

0.35

0.21

0.45

0.10

1.13

1.13

0.10

0.40

23.7

31.2

30.2

24.2

9.3

8.4

31.2

8.4

21.2

19.8

26.5

27.7

17.3

7.5

7.6

27.7

7.5

17.7

>30

>30

>30

>30

>30

>30

8.2

7.6

8.9

7.5

8.2

7.2

8.9

7.2

7.9

4 2 1 2 4 2 4 1 3

4.6

3.5

2.8

1.9

5.5

1.3

5.5

1.3

3.3

4.6

0.6

0.7

0.6

0.8

3.0

0.9

3.0

0.6

1.1

0.9

9.6

8.2

8.8

9.6

14

12

14

8.2

10

− − −

0.08

− −

7 6 6 5 14 5 14 5 7

0.12

0.11

0.084

0.071

0.17

0.055

0.17

0.055

0.10

0.59

1.6

1.7

2.2

2.7

1.8

2.7

0.59

1.8

− − −

<0.02

− −

− − − <0.1

− −

− − −

24,000

− −

最大値

最小値

平均値

75%水質値

採水時間

流量

㎥/s

気温

水温

透視度

cm

pH

SS

mg/ℓ

COD

mg/ℓ

BOD

mg/ℓ

DO

mg/ℓ

ABS

mg/ℓ

Cl−

mg/ℓ

T−P

mg/ℓ

T−N

mg/ℓ

T−Cr

mg/ℓ

CN

mg/ℓ

大腸菌群数

MPN/100㎖

23.

23.

23.

23.

24.

24.05.

07.

09.

11.

01.

03.26

25

12

14

17

12

: : : : : :

9

14

15

13

14 9

12

00

03

40

41

46

(6)葉梨川下流(広幡橋)(焼津市データ)

測定日

2.20

0.31

1.20

0.42

0.18

1.50

2.20

0.18

0.97

23.0

33.0

24.3

16.7

4.7

9.9

33.0

4.7

18.6

19.0

27.8

20.0

16.4

5.9

9.3

27.8

5.9

16.4

>30

>30

>30

7.7

8.0

7.5

7.6

7.6

7.6

8.0

7.5

7.7

6.0

6.0

5.0

4.0

2.0

1.0

6.0

1.0

3.5

3.5

1.5

3.2

3.3

3.6

2.3

5.1

2.3

3.5

0.7

0.8

<0.5

0.6

1.2

0.7

1.2

0.6

0.8

10.3

9.0

9.0

8.9

10.0

12.3

12.3

8.9

9.9

− − − − − −

9 12

10

13

16 6 16 6 11

0.100

0.140

0.088

0.095

0.110

0.050

0.140

0.050

0.097

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1.80

1.70

2.20

2.20

2.20

0.80

1.72

− − − − − −

− − − − − −

− − − − − −

最大値

最小値

平均値

75%水質値

採水時間

流量

㎥/s

気温

水温

透視度

cm

pH

SS

mg/ℓ

COD

mg/ℓ

BOD

mg/ℓ

DO

mg/ℓ

ABS

mg/ℓ

Cl−

mg/ℓ

T−P

mg/ℓ

T−N

mg/ℓ

T−Cr

mg/ℓ

CN

mg/ℓ

大腸菌群数

MPN/100㎖

23.

23.

23.

23.

24.

24.05.

07.

09.

11.

01.

03.16

14

27

10

12

13

: : : : : :

(8)六間川下流(市境)

測定日

0.96

0.43

0.92

0.54

0.41

057

0.96

0.41

0.64

25.0

27.6

26.4

24.6

6.8

9.8

27.6

6.8

20.0

17.4

23.7

22.5

19.8

11.8

11.4

23.7

11.4

17.8

30

30

>30

>30

>30

>30

8.8

7.5

8.4

8.3

7.4

7.5

8.8

7.4

8.0

11

15

<1 7 5 <1 15

<1 10

3.0

2.5

1.9

3.3

2.4

2.3

3.3

1.9

2.6

3.0

1.0

0.9

0.9

2.8

1.6

1.5

2.8

0.9

1.5

1.6

11

8.8

11

11

12

13

13

8.8

11

− − −

0.08

− −

8 8 10 9 10 8 10 8 9

0.11

0.11

0.11

0.099

0.11

0.081

0.11

0.081

0.10

0.5

0.95

1.6

2.0

2.3

2.0

2.3

0.50

1.6

− − −

<0.02

− −

− − − <0.1

− −

− − −

54,000

− −

最大値

最小値

平均値

75%水質値

採水時間

流量

㎥/s

気温

水温

透視度

cm

pH

SS

mg/ℓ

COD

mg/ℓ

BOD

mg/ℓ

DO

mg/ℓ

ABS

mg/ℓ

Cl−

mg/ℓ

T−P

mg/ℓ

T−N

mg/ℓ

T−Cr

mg/ℓ

CN

mg/ℓ

大腸菌群数

MPN/100㎖

23.

23.

23.

23.

24.

24.05.

08.

09.

11.

01.

03.26

02

28

07

16

12

: : : : : :

10

15

13

10

15

10

00

45

50

15

32

38

(7)六間川上流(長楽寺橋)

測定日

0.09

0.11

0.07

0.08

0.002

0.12

0.12

0.002

0.08

24.0

32.0

26.5

23.5

6.1

9.4

32.0

6.1

20.3

19.5

22.6

22.0

20.6

5.7

13.0

22.6

5.7

17.2

>30

>30

>30

>30

>30

>30

9.7

9.3

9.0

8.4

8.3

7.6

9.7

7.6

8.7

<1 <1 <1 <1 <1 <1 <1 <1 <1

1.6

1.1

1.4

1.3

5.9

1.3

5.9

1.1

2.1

1.6

<0.5

0.6

1.0

0.9

1.9

0.8

1.9

0.5

1.0

1.0

15

12

12

11

12

12

15

11

12

− − −

0.05

− −

6 6 7 7 14 7 14 6 8

0.034

0.034

0.046

0.041

0.46

0.077

0.46

0.034

0.12

0.65

2.3

2.3

1.9

5.1

3.1

5.1

0.65

2.6

− − − − − −

− − − − − −

− − −

24,000

− −

最大値

最小値

平均値

75%水質値

採水時間

流量

㎥/s

気温

水温

透視度

cm

pH

SS

mg/ℓ

COD

mg/ℓ

BOD

mg/ℓ

DO

mg/ℓ

ABS

mg/ℓ

Cl−

mg/ℓ

T−P

mg/ℓ

T−N

mg/ℓ

T−Cr

mg/ℓ

CN

mg/ℓ

大腸菌群数

MPN/100㎖

23.

23.

23.

23.

24.

24.05.

07.

09.

11.

01.

03.26

25

28

07

16

12

: : : : : :

10

11

14

10

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10

26

08

09

49

58

13

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− 72−■ Ⅳ 水質の部 ■

(10)小石川下流(市境)

測定日

0.28

0.21

0.24

0.28

0.21

0.24

22.2

7.4

12.8

22.2

7.4

14.1

22.3

12.6

17.0

22.3

12.6

17.3

>30

>30

>30

6.8

7.0

7.1

7.1

6.8

7.0

4 2 3 4 2 3

10

3.8

2.8

10

2.8

5.5

10

11

4.0

3.2

11

3.2

6.1

11

4.0

5.6

7.6

7.6

4.0

5.7

0.08

− −

20

11

20

20

11

17

0.38

0.47

0.27

0.47

0.27

0.37

2.0

2.2

1.6

2.2

1.6

1.9

<0.02

− −

<0.1

− −

4,900

− −

最大値

最小値

平均値

75%水質値

採水時間

流量

㎥/s

気温

水温

透視度

cm

pH

SS

mg/ℓ

COD

mg/ℓ

BOD

mg/ℓ

DO

mg/ℓ

ABS

mg/ℓ

Cl−

mg/ℓ

T−P

mg/ℓ

T−N

mg/ℓ

T−Cr

mg/ℓ

CN

mg/ℓ

大腸菌群数

MPN/100㎖

23.

24.

24.5月

7月

9月 11.

01.

03.07

16

12

: : :

15

14

14

22

45

50

農業用水の流入により欠測

大雨による大井川の濁り水の流入により欠測

大雨による大井川の濁り水の流入により欠測

(9)小石川上流(芝田橋)

測定日

0.04

0.08

0.03

0.08

0.03

0.05

20.4

5.5

10.4

20.4

5.5

12.1

20.0

6.5

14.0

20.0

6.5

13.5

>30

>30

>30

6.7

7.2

6.8

7.2

6.7

6.9

<1 5 2 5 <1 4

1.3

2.4

1.4

2.4

1.3

1.7

2.4

1.0

1.7

0.9

1.7

0.9

1.2

1.7

5.5

11

10

11

5.5

8.8

<0.05

− −

6 4 18

18 4 9

0.047

0.22

0.094

0.22

0.047

0.12

1.7

2.4

2.2

2.4

1.7

2.1

− − −

− − −

3,300

− −

最大値

最小値

平均値

75%水質値

採水時間

流量

㎥/s

気温

水温

透視度

cm

pH

SS

mg/ℓ

COD

mg/ℓ

BOD

mg/ℓ

DO

mg/ℓ

ABS

mg/ℓ

Cl−

mg/ℓ

T−P

mg/ℓ

T−N

mg/ℓ

T−Cr

mg/ℓ

CN

mg/ℓ

大腸菌群数

MPN/100㎖

23.

24.

24.5月

7月

9月 11.

01.

03.07

16

12

: : :

15

15

15

40

06

12

農業用水の流入により欠測

大雨による大井川の濁り水の流入により欠測

大雨による大井川の濁り水の流入により欠測

Page 79: Ⅰ 環境基本計画の部 - Fujieda · 2018. 10. 7. · Ⅰ 環境基本計画の部 −2− (3)体系図 目指す環境像 基本理念 「“もったいない”を実践する環境行動都市・ふじえだ」

− 73− ■ Ⅳ 水質の部 ■

(10)小石川下流(市境)

測定日

0.28

0.21

0.24

0.28

0.21

0.24

22.2

7.4

12.8

22.2

7.4

14.1

22.3

12.6

17.0

22.3

12.6

17.3

>30

>30

>30

6.8

7.0

7.1

7.1

6.8

7.0

4 2 3 4 2 3

10

3.8

2.8

10

2.8

5.5

10

11

4.0

3.2

11

3.2

6.1

11

4.0

5.6

7.6

7.6

4.0

5.7

0.08

− −

20

11

20

20

11

17

0.38

0.47

0.27

0.47

0.27

0.37

2.0

2.2

1.6

2.2

1.6

1.9

<0.02

− −

<0.1

− −

4,900

− −

最大値

最小値

平均値

75%水質値

採水時間

流量

㎥/s

気温

水温

透視度

cm

pH

SS

mg/ℓ

COD

mg/ℓ

BOD

mg/ℓ

DO

mg/ℓ

ABS

mg/ℓ

Cl−

mg/ℓ

T−P

mg/ℓ

T−N

mg/ℓ

T−Cr

mg/ℓ

CN

mg/ℓ

大腸菌群数

MPN/100㎖

23.

24.

24.5月

7月

9月 11.

01.

03.07

16

12

: : :

15

14

14

22

45

50

農業用水の流入により欠測

大雨による大井川の濁り水の流入により欠測

大雨による大井川の濁り水の流入により欠測

(9)小石川上流(芝田橋)

測定日

0.04

0.08

0.03

0.08

0.03

0.05

20.4

5.5

10.4

20.4

5.5

12.1

20.0

6.5

14.0

20.0

6.5

13.5

>30

>30

>30

6.7

7.2

6.8

7.2

6.7

6.9

<1 5 2 5 <1 4

1.3

2.4

1.4

2.4

1.3

1.7

2.4

1.0

1.7

0.9

1.7

0.9

1.2

1.7

5.5

11

10

11

5.5

8.8

<0.05

− −

6 4 18

18 4 9

0.047

0.22

0.094

0.22

0.047

0.12

1.7

2.4

2.2

2.4

1.7

2.1

− − −

− − −

3,300

− −

最大値

最小値

平均値

75%水質値

採水時間

流量

㎥/s

気温

水温

透視度

cm

pH

SS

mg/ℓ

COD

mg/ℓ

BOD

mg/ℓ

DO

mg/ℓ

ABS

mg/ℓ

Cl−

mg/ℓ

T−P

mg/ℓ

T−N

mg/ℓ

T−Cr

mg/ℓ

CN

mg/ℓ

大腸菌群数

MPN/100㎖

23.

24.

24.5月

7月

9月 11.

01.

03.07

16

12

: : :

15

15

15

40

06

12

農業用水の流入により欠測

大雨による大井川の濁り水の流入により欠測

大雨による大井川の濁り水の流入により欠測

(12)黒石川下流(市境)

測定日

0.01

0.21

0.03

0.21

0.01

0.08

24.0

9.2

11.3

24.0

9.2

14.8

23.8

8.8

15.8

23.8

8.8

16.1

>30

>30

>30

7.4

7.3

7.8

7.8

7.3

7.5

4 20 4 20 4 9

8.4

4.9

12

12

4.9

8.4

12

4.5

7.8

7.8

7.8

4.5

6.7

7.8

7.1

10

9.8

10

7.1

9.0

0.25

− −

20 5 20

20 5 15

0.78

0.38

1.0

1.0

0.38

0.72

4.8

2.9

7.8

7.8

2.9

5.2

<0.02

− −

<0.1

− −

24,000

− −

最大値

最小値

平均値

75%水質値

採水時間

流量

㎥/s

気温

水温

透視度

cm

pH

SS

mg/ℓ

COD

mg/ℓ

BOD

mg/ℓ

DO

mg/ℓ

ABS

mg/ℓ

Cl−

mg/ℓ

T−P

mg/ℓ

T−N

mg/ℓ

T−Cr

mg/ℓ

CN

mg/ℓ

大腸菌群数

MPN/100㎖

23.

24.

24.5月

7月

9月 11.

01.

03.07

16

12

: : :

14

14

14

20

02

05

農業用水の流入により欠測

大雨による大井川の濁り水の流入により欠測

大雨による大井川の濁り水の流入により欠測

(11)黒石川上流(万太夫橋)

測定日

0.01

0.20

0.01

0.20

0.01

0.07

20.0

8.2

10.5

20.0

8.2

12.9

20.2

6.0

10.5

20.2

6.0

12.2

>30

>30

>30

7.5

7.5

7.5

7.5

7.5

7.5

2 10 6 10 2 6

13

2.4

15

15

2.4

10

15

7.7

2.5

12

12

2.5

7.4

12

6.9

11

8.2

11

6.9

8.7

0.81

− −

23 3 21

23 3 16

1.3

0.48

1.4

1.4

0.48

1.1

9.2

1.9

11

11

1.9

7.4

− − −

− − −

35,000

− −

最大値

最小値

平均値

75%水質値

採水時間

流量

㎥/s

気温

水温

透視度

cm

pH

SS

mg/ℓ

COD

mg/ℓ

BOD

mg/ℓ

DO

mg/ℓ

ABS

mg/ℓ

Cl−

mg/ℓ

T−P

mg/ℓ

T−N

mg/ℓ

T−Cr

mg/ℓ

CN

mg/ℓ

大腸菌群数

MPN/100㎖

23.

24.

24.5月

7月

9月 11.

01.

03.07

16

12

: : :

14

14

14

49

21

26

農業用水の流入により欠測

大雨による大井川の濁り水の流入により欠測

大雨による大井川の濁り水の流入により欠測

Page 80: Ⅰ 環境基本計画の部 - Fujieda · 2018. 10. 7. · Ⅰ 環境基本計画の部 −2− (3)体系図 目指す環境像 基本理念 「“もったいない”を実践する環境行動都市・ふじえだ」

− 74−■ Ⅳ 水質の部 ■

(14)清水川(末端)

測定日

0.44

0.42

0.34

0.34

0.03

0.45

0.45

0.03

0.34

25.5

27.6

26.1

22.1

6.7

10.0

27.6

6.7

19.7

18.5

23.2

23.3

20.6

12.3

14.3

23.3

12.3

18.7

>30

>30

>30

>30

>30

>30

8.1

7.5

8.9

7.6

8.4

9.6

9.6

7.5

8.4

11

13 4 2 1 1 13 1 5

2.6

1.6

1.0

1.0

1.8

1.1

2.6

1.0

1.5

1.8

0.9

<0.5

0.7

0.7

1.1

1.6

1.6

<0.5

1.0

1.1

12

9.9

13

11

15

15

15

9.9

13

− − −

0.06

− −

6 6 4 4 19 5 19 4 7

0.16

0.081

0.073

0.060

0.12

0.049

0.16

0.049

0.091

1.6

1.2

1.5

1.7

2.9

1.6

2.9

1.2

1.8

− − −

<0.02

− −

− − − <0.1

− −

− − −

13,000

− −

最大値

最小値

平均値

75%水質値

採水時間

流量

㎥/s

気温

水温

透視度

cm

pH

SS

mg/ℓ

COD

mg/ℓ

BOD

mg/ℓ

DO

mg/ℓ

ABS

mg/ℓ

Cl−

mg/ℓ

T−P

mg/ℓ

T−N

mg/ℓ

T−Cr

mg/ℓ

CN

mg/ℓ

大腸菌群数

MPN/100㎖

23.

23.

23.

23.

24.

24.05.

08.

09.

11.

01.

03.25

02

28

07

17

13

: : : : : :

10

15

13 9

11

15

35

14

28

53

07

02

(13)内瀬戸谷川(末端)

測定日

0.83

0.53

0.53

0.66

0.44

0.50

0.83

0.44

0.58

26.3

27.8

28.0

22.1

6.7

10.0

28.0

6.7

20.2

18.0

22.6

24.0

21.1

8.5

16.0

24.0

8.5

18.4

>30

>30

30

>30

>30

>30

7.9

7.7

7.9

7.8

7.7

9.4

9.4

7.7

8.1

11 9 12 3 6 3 12 3 7.3

2.3

2.1

1.1

4.5

8.2

3.9

8.2

1.1

3.7

4.5

0.6

0.5

<0.5

1.5

4.5

1.7

4.5

<0.5

1.8

1.7

12

12

12

11

11

17

17

11

13

− − −

0.10

− −

17

20 7 35

68

31

68 7 30

0.055

0.040

0.052

0.080

0.18

011

0.18

0.040

0.086

2.1

1.5

1.6

2.3

4.5

1.8

4.5

1.5

2.3

− − −

<0.02

− −

− − − <0.1

− −

− − −

14,000

− −

最大値

最小値

平均値

75%水質値

採水時間

流量

㎥/s

気温

水温

透視度

cm

pH

SS

mg/ℓ

COD

mg/ℓ

BOD

mg/ℓ

DO

mg/ℓ

ABS

mg/ℓ

Cl−

mg/ℓ

T−P

mg/ℓ

T−N

mg/ℓ

T−Cr

mg/ℓ

CN

mg/ℓ

大腸菌群数

MPN/100㎖

23.

23.

23.

23.

24.

24.05.

08.

09.

11.

01.

03.25

02

13

07

17

13

: : : : : :

10

14

10 9

10

15

05

45

35

25

45

18

Page 81: Ⅰ 環境基本計画の部 - Fujieda · 2018. 10. 7. · Ⅰ 環境基本計画の部 −2− (3)体系図 目指す環境像 基本理念 「“もったいない”を実践する環境行動都市・ふじえだ」

− 75− ■ Ⅳ 水質の部 ■

(14)清水川(末端)

測定日

0.44

0.42

0.34

0.34

0.03

0.45

0.45

0.03

0.34

25.5

27.6

26.1

22.1

6.7

10.0

27.6

6.7

19.7

18.5

23.2

23.3

20.6

12.3

14.3

23.3

12.3

18.7

>30

>30

>30

>30

>30

>30

8.1

7.5

8.9

7.6

8.4

9.6

9.6

7.5

8.4

11

13 4 2 1 1 13 1 5

2.6

1.6

1.0

1.0

1.8

1.1

2.6

1.0

1.5

1.8

0.9

<0.5

0.7

0.7

1.1

1.6

1.6

<0.5

1.0

1.1

12

9.9

13

11

15

15

15

9.9

13

− − −

0.06

− −

6 6 4 4 19 5 19 4 7

0.16

0.081

0.073

0.060

0.12

0.049

0.16

0.049

0.091

1.6

1.2

1.5

1.7

2.9

1.6

2.9

1.2

1.8

− − −

<0.02

− −

− − − <0.1

− −

− − −

13,000

− −

最大値

最小値

平均値

75%水質値

採水時間

流量

㎥/s

気温

水温

透視度

cm

pH

SS

mg/ℓ

COD

mg/ℓ

BOD

mg/ℓ

DO

mg/ℓ

ABS

mg/ℓ

Cl−

mg/ℓ

T−P

mg/ℓ

T−N

mg/ℓ

T−Cr

mg/ℓ

CN

mg/ℓ

大腸菌群数

MPN/100㎖

23.

23.

23.

23.

24.

24.05.

08.

09.

11.

01.

03.25

02

28

07

17

13

: : : : : :

10

15

13 9

11

15

35

14

28

53

07

02

(13)内瀬戸谷川(末端)

測定日

0.83

0.53

0.53

0.66

0.44

0.50

0.83

0.44

0.58

26.3

27.8

28.0

22.1

6.7

10.0

28.0

6.7

20.2

18.0

22.6

24.0

21.1

8.5

16.0

24.0

8.5

18.4

>30

>30

30

>30

>30

>30

7.9

7.7

7.9

7.8

7.7

9.4

9.4

7.7

8.1

11 9 12 3 6 3 12 3 7.3

2.3

2.1

1.1

4.5

8.2

3.9

8.2

1.1

3.7

4.5

0.6

0.5

<0.5

1.5

4.5

1.7

4.5

<0.5

1.8

1.7

12

12

12

11

11

17

17

11

13

− − −

0.10

− −

17

20 7 35

68

31

68 7 30

0.055

0.040

0.052

0.080

0.18

011

0.18

0.040

0.086

2.1

1.5

1.6

2.3

4.5

1.8

4.5

1.5

2.3

− − −

<0.02

− −

− − − <0.1

− −

− − −

14,000

− −

最大値

最小値

平均値

75%水質値

採水時間

流量

㎥/s

気温

水温

透視度

cm

pH

SS

mg/ℓ

COD

mg/ℓ

BOD

mg/ℓ

DO

mg/ℓ

ABS

mg/ℓ

Cl−

mg/ℓ

T−P

mg/ℓ

T−N

mg/ℓ

T−Cr

mg/ℓ

CN

mg/ℓ

大腸菌群数

MPN/100㎖

23.

23.

23.

23.

24.

24.05.

08.

09.

11.

01.

03.25

02

13

07

17

13

: : : : : :

10

14

10 9

10

15

05

45

35

25

45

18

(16)岡部川(宮前橋)

測定日

0.18

0.25

0.08

0.38

0.06

0.41

0.41

0.06

0.25

23.0

32.0

30.5

21.3

8.2

7.5

32.0

7.5

20.4

21.0

24.0

26.5

17.3

8.0

7.4

26.5

7.4

17.4

>30

>30

>30

>30

>30

>30

9.9

7.5

8.7

7.8

7.9

7.2

9.9

7.2

8.2

<1

<1 1 <1 1 1 1 <1 1

2.6

2.1

1.9

1.6

3.4

1.5

3.4

1.5

2.2

2.6

0.8

<0.5

0.6

0.7

2.2

0.6

2.2

<0.5

1.0

2.2

14

8.7

9.8

11

13

11

14

8.7

11

− − −

0.08

− −

8 7 8 7 11 5 11 5 8

0.081

0.33

0.096

0.085

0.19

0.052

0.33

0.052

0.14

1.5

1.8

18

2.0

2.8

2.0

2.8

1.5

2.0

− − −

<0.02

− −

− − − <0.1

− −

− − −

24,000

− −

最大値

最小値

平均値

75%水質値

採水時間

流量

㎥/s

気温

水温

透視度

cm

pH

SS

mg/ℓ

COD

mg/ℓ

BOD

mg/ℓ

DO

mg/ℓ

ABS

mg/ℓ

Cl−

mg/ℓ

T−P

mg/ℓ

T−N

mg/ℓ

T−Cr

mg/ℓ

CN

mg/ℓ

大腸菌群数

MPN/100㎖

23.

23.

23.

23.

24.

24.05.

07.

09.

11.

01.

03.25

25

12

14

17

12

: : : : : :

14

14

15

14

14 9

55

33

28

19

11

16

(15)栃山川下流(市境)

測定日

0.12

0.05

0.54

0.54

0.05

0.24

23.5

9.0

10.5

23.5

9.0

14.3

18.6

15.0

13.4

18.6

13.4

15.7

>30

>30

>30

6.6

6.8

7.4

7.4

6.6

6.9

2 1 3 3 1 2

<0.5

0.6

2.1

2.1

<0.5

1.4

2.1

0.5

0.7

1.0

1.0

0.5

0.7

1.0

10

11

11

11

10

11

<0.05

− −

4 4 5 5 4 4

0.019

0.024

0.12

0.12

0.019

0.054

1.2

1.2

2.7

2.7

1.2

1.7

<0.02

− −

<0.1

− −

7,000

− −

最大値

最小値

平均値

75%水質値

採水時間

流量

㎥/s

気温

水温

透視度

cm

pH

SS

mg/ℓ

COD

mg/ℓ

BOD

mg/ℓ

DO

mg/ℓ

ABS

mg/ℓ

Cl−

mg/ℓ

T−P

mg/ℓ

T−N

mg/ℓ

T−Cr

mg/ℓ

CN

mg/ℓ

大腸菌群数

MPN/100㎖

23.

24.

24.5月

7月

9月 11.

01.

03.07

16

12

: : :

13

13

13

55

42

42

農業用水の流入により欠測

大雨による大井川の濁り水の流入により欠測

大雨による大井川の濁り水の流入により欠測

Page 82: Ⅰ 環境基本計画の部 - Fujieda · 2018. 10. 7. · Ⅰ 環境基本計画の部 −2− (3)体系図 目指す環境像 基本理念 「“もったいない”を実践する環境行動都市・ふじえだ」

− 76−■ Ⅳ 水質の部 ■

(17)法ノ川(広幡小橋)

測定日

0.08

0.09

0.06

0.04

0.10

0.10

0.04

0.07

31.3

28.6

21.4

9.4

10.4

31.3

9.4

20.2

28.0

27.5

17.3

8.0

9.2

28.0

8.0

18.0

>30

>30

>30

>30

>30

8.0

7.4

6.9

7.8

7.0

8.0

6.9

7.4

20

15 4 5 10

20 4 11

5.7

4.4

5.8

7.7

5.1

7.7

4.4

5.7

5.8

2.8

1.7

2.9

6.2

3.2

6.2

1.7

3.4

3.2

5.3

7.1

5.7

8.4

8.2

8.4

5.3

6.9

− −

0.37

− −

19

17

35

60

29

60

17

32

0.34

0.26

0.017

0.54

0.32

0.54

0.017

0.30

2.0

1.6

3.3

4.9

2.9

4.9

1.6

2.9

− −

<0.02

− −

− − <0.1

− −

− −

22,000

− −

最大値

最小値

平均値

75%水質値

採水時間

流量

㎥/s

気温

水温

透視度

cm

pH

SS

mg/ℓ

COD

mg/ℓ

BOD

mg/ℓ

DO

mg/ℓ

ABS

mg/ℓ

Cl−

mg/ℓ

T−P

mg/ℓ

T−N

mg/ℓ

T−Cr

mg/ℓ

CN

mg/ℓ

大腸菌群数

MPN/100㎖

23.

23.

23.

24.

24.5月 07.

09.

11.

01.

03.25

12

14

17

12

: : : : :

15

16

10

14

11

53

16

25

43

02

農業用水の流入により欠測

Page 83: Ⅰ 環境基本計画の部 - Fujieda · 2018. 10. 7. · Ⅰ 環境基本計画の部 −2− (3)体系図 目指す環境像 基本理念 「“もったいない”を実践する環境行動都市・ふじえだ」

− 77− ■ Ⅳ 水質の部 ■

(17)法ノ川(広幡小橋)

測定日

0.08

0.09

0.06

0.04

0.10

0.10

0.04

0.07

31.3

28.6

21.4

9.4

10.4

31.3

9.4

20.2

28.0

27.5

17.3

8.0

9.2

28.0

8.0

18.0

>30

>30

>30

>30

>30

8.0

7.4

6.9

7.8

7.0

8.0

6.9

7.4

20

15 4 5 10

20 4 11

5.7

4.4

5.8

7.7

5.1

7.7

4.4

5.7

5.8

2.8

1.7

2.9

6.2

3.2

6.2

1.7

3.4

3.2

5.3

7.1

5.7

8.4

8.2

8.4

5.3

6.9

− −

0.37

− −

19

17

35

60

29

60

17

32

0.34

0.26

0.017

0.54

0.32

0.54

0.017

0.30

2.0

1.6

3.3

4.9

2.9

4.9

1.6

2.9

− −

<0.02

− −

− − <0.1

− −

− −

22,000

− −

最大値

最小値

平均値

75%水質値

採水時間

流量

㎥/s

気温

水温

透視度

cm

pH

SS

mg/ℓ

COD

mg/ℓ

BOD

mg/ℓ

DO

mg/ℓ

ABS

mg/ℓ

Cl−

mg/ℓ

T−P

mg/ℓ

T−N

mg/ℓ

T−Cr

mg/ℓ

CN

mg/ℓ

大腸菌群数

MPN/100㎖

23.

23.

23.

24.

24.5月 07.

09.

11.

01.

03.25

12

14

17

12

: : : : :

15

16

10

14

11

53

16

25

43

02

農業用水の流入により欠測

7)平成23年度 河川水質24時間調査結果

(1)瀬戸川下流(豊田橋)

測定日

24.3.15

24.3.16

12.3

15.8

15.8

14.7

11.9

9.8

7.2

4.8

4.5

3.7

3.2

8.3

15.8

3.2

9.3

10.6

15.8

16.5

15.3

14.0

13.8

13.8

13.5

13.0

12.1

12.2

13.5

16.5

10.6

13.7

>30

>30

>30

>30

>30

>30

>30

>30

>30

>30

>30

>30

>30

>30

>30

7.4

7.5

7.7

7.5

7.4

7.4

7.3

7.3

7.3

7.3

7.3

7.4

7.7

7.3

7.4

<1.0

5.0

5.0

4.0

2.0

2.0

3.0

3.0

2.0

2.0

1.0

3.0

5.0

<1.0

2.8

0.7

3.4

3.8

3.2

3.6

4.7

4.1

3.9

3.4

2.1

2.2

3.5

4.7

0.7

3.2

0.7

2.9

4.4

4.9

5.5

7.0

4.7

4.6

4.2

2.2

2.3

4.3

7.0

0.7

4.0

10.0

16.0

15.0

15.0

16.0

20.0

19.0

20.0

18.0

13.0

15.0

16.0

20.0

10.0

16.1

最大値

最小値

平均値

採水時間気 温

水 温

透視度

cm

pH SS

mg/ℓ

COD

mg/ℓ

BOD

mg/ℓ

Cl−

mg/ℓ

10

12

14

16

18

20

22

23

1

3

5

8

15

07

06

07

02

05

00

58

57

58

55

00

(2)清水川(末端)

測定日

24.3.15

24.3.16

12.1

15.0

16.0

15.0

12.5

9.6

7.0

4.2

3.7

3.2

2.8

7.5

16.0

2.8

9.1

14.6

16.1

16.8

14.9

12.8

12.0

12.0

12.0

11.8

11.8

11.6

12.0

16.8

11.6

13.2

>30

>30

>30

>30

>30

>30

>30

>30

>30

>30

>30

>30

>30

>30

>30

9.6

9.8

9.8

9.5

7.6

7.3

7.2

7.2

7.2

7.3

7.2

7.5

9.8

7.2

8.1

6.0

9.0

7.0

5.0

1.0

2.0

6.0

2.0

5.0

3.0

1.0

1.0

9.0

1.0

4.0

1.3

2.0

1.9

1.3

1.0

0.8

1.3

0.9

0.9

0.8

0.6

0.6

2.0

0.6

1.1

1.1

1.0

1.2

0.8

0.5

<0.5

0.8

0.7

0.7

<0.5

<0.6

0.5

1.2

<0.5

0.7

8.2

6.8

5.7

6.8

6.0

6.1

5.7

7.8

5.3

5.8

6.4

6.8

8.2

5.3

6.5

最大値

最小値

平均値

採水時間気 温

水 温

透視度

cm

pH SS

mg/ℓ

COD

mg/ℓ

BOD

mg/ℓ

Cl−

mg/ℓ

10

12

13

15

17

19

21

23

1

3

5

7

09

01

58

56

56

58

53

53

51

52

50

53

(3)内瀬戸谷川(末端)

測定日

24.3.15

24.3.16

11.2

15.0

15.8

14.8

12.5

9.8

7.3

5.1

4.0

3.5

3.2

7.8

15.8

3.2

9.2

13.8

15.8

17.1

16.8

15.0

14.0

13.1

12.8

12.6

12.6

12.6

12.8

17.1

12.6

14.1

>30

>30

>30

>30

>30

>30

>30

>30

>30

>30

>30

>30

>30

>30

>30

9.1

9.6

9.8

9.8

8.9

7.7

7.5

7.3

7.3

7.3

7.2

7.4

9.8

7.2

8.2

4.0

4.0

4.0

4.0

3.0

1.0

<1.0

<1.0

<1.0

<1.0

<1.0

1.0

4.0

<1.0

2.2

5.5

5.9

6.0

6.2

6.1

6.1

6.3

6.0

6.8

6.8

6.8

7.4

7.4

5.5

6.3

1.6

1.2

1.3

1.6

2.2

1.9

2.4

2.3

2.6

1.9

2.3

2.6

2.6

1.2

2.0

42.0

38.0

40.0

40.0

39.0

38.0

39.0

39.0

42.0

44.0

44.0

42.0

44.0

38.0

40.6

最大値

最小値

平均値

採水時間気 温

水 温

透視度

cm

pH SS

mg/ℓ

COD

mg/ℓ

BOD

mg/ℓ

Cl−

mg/ℓ

9

11

13

15

17

19

21

23

1

3

5

7

58

55

52

50

50

52

47

47

45

47

45

46

Page 84: Ⅰ 環境基本計画の部 - Fujieda · 2018. 10. 7. · Ⅰ 環境基本計画の部 −2− (3)体系図 目指す環境像 基本理念 「“もったいない”を実践する環境行動都市・ふじえだ」

− 78−■ Ⅳ 水質の部 ■

岡 部 川

河 川 水 質 測 定 点

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

13

14

15

16

17

河 川 名

瀬 戸 川

朝 比 奈 川

葉 梨 川

六 間 川

小 石 川

測定場所

勝 草 橋

市境(豊田橋)

仮 宿 橋

横 内 新 橋

沢 田 橋

広 幡 橋

長 楽 寺 橋

市 境

芝 田 橋

河 川 名

小 石 川

黒 石 川

内瀬戸谷川

清 水 川

栃 山 川

岡 部 川

法 ノ 川

測定場所

市 境

万 太 夫 橋

市 境

末 端

末 端

市 境

宮 前 橋

広 幡 小 橋 国

道1号バイパス

国道1号

東海道本線

東海道新幹線

瀬 戸 川

1 2

4

5 6

316

17

7 8

9

10

1112

13

14

15

N

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Ⅴ 騒音・振動・悪臭の部Ⅳ 水質の部

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− 79− ■ Ⅴ 騒音・振動・悪臭の部 ■

岡 部 川

河 川 水 質 測 定 点

1

2

3

4

5

6

7

8

9

10

11

12

13

14

15

16

17

河 川 名

瀬 戸 川

朝 比 奈 川

葉 梨 川

六 間 川

小 石 川

測定場所

勝 草 橋

市境(豊田橋)

仮 宿 橋

横 内 新 橋

沢 田 橋

広 幡 橋

長 楽 寺 橋

市 境

芝 田 橋

河 川 名

小 石 川

黒 石 川

内瀬戸谷川

清 水 川

栃 山 川

岡 部 川

法 ノ 川

測定場所

市 境

万 太 夫 橋

市 境

末 端

末 端

市 境

宮 前 橋

広 幡 小 橋

 国

道1号バイパス

国道1号

東海道本線

東海道新幹線

瀬 戸 川

1 2

4

5 6

316

17

7 8

9

10

1112

13

14

15

N

1.騒  音

 「好ましくない音」「不必要な音」を総称して騒音といいます。私たちは、音によりまわりの様子を知

ることができ、また意志や情報を伝えることができます。大きい音であっても、聞き手にとって必要な

音は騒音ではないし、小さい音であっても聞き手にとって好ましくない音は騒音になります。このように、

音の物理的な性質だけで騒音か否かを、区別することはできません。工場の騒音以外にも、生活によっ

て発生する音も騒音になり得るところに、騒音問題の難しさがあります。

 騒音は、各種公害のなかでも日常生活に関係の深い問題であり、また、その発生源も多種多様である

ことから、例年、その苦情件数は全苦情件数のなかで多くの割合を占めています。

 1)工場騒音

 工場から発生する騒音が騒音苦情の中でも主たるものです。住工混在地域の中小工場が苦情の発生源

になりやすく、資金面等から対策の実施が困難である場合が多くなっています。

 これらの騒音苦情を未然に防ぐために、法律(騒音規制法)や条例(生活環境の保全等に関する条例)

で届出を義務づけ、規制基準値を設けています。届出時には設置場所等、防音対策について指導を行っ

ています。

 表−1は平成23年度における騒音に係る特定施設設置状況と規制工場数です。

表−1 騒音規制法及び県条例に定める特定施設の届出状況

(平成24年3月31日現在)     

金 属 加 工 機 械

空気圧縮機及び送風機

土 石 用 破 砕 機 等

繊 維 機 械

建 設 用 資 材 製 造 機 械

穀 物 用 製 粉 機

木 材 加 工 機 械

製 紙 機 械 等

印 刷 機 械

合成樹脂用射出成形機

鋳 型 造 形 機

ク ー リ ン グ タ ワ ー

集 じ ん 機

冷 凍 機

合     計

工 場 増 減 数

事業場数累計

17

18

−1

−1

3

33

5

522

52

50

38

−3

11

25

176

14

705

3,209

2,327

21

8,018

12

9

1,835

41

171

240

17

204

498

2,146

18,748

19

1,227

特 定 施 設 の 種 類

施 設 数

法 関 係平成23年度

県条例関係平成23年度

累  計

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− 80−■ Ⅴ 騒音・振動・悪臭の部 ■

〔 参 考 〕

騒音の大きさの例

120dB 飛行機のエンジンの近く

電車が通る時のガードの下

静かな事務所

自動車の警笛(前方2m)

リベット打ち

大声による独唱

騒々しい工場の中

地下鉄の車内

電車の車内

電話のベル、騒々しい街頭

騒々しい事務所の中

静かな乗用車

普通の会話

市内の深夜、図書館

静かな住宅地の昼、郊外の深夜

郊外の深夜

ささやき声

木の葉のふれあう音

置き時計の秒針の音(前方1m)

110dB

100dB

90dB

80dB

70dB

60dB

50dB

40dB

30dB

20dB

Page 88: Ⅰ 環境基本計画の部 - Fujieda · 2018. 10. 7. · Ⅰ 環境基本計画の部 −2− (3)体系図 目指す環境像 基本理念 「“もったいない”を実践する環境行動都市・ふじえだ」

− 81− ■ Ⅴ 騒音・振動・悪臭の部 ■

 2)建設作業騒音

 建設作業騒音は、建築工事、土木工事等に伴って発生します。その為、工場騒音とは異なり発生源

に対する対策が困難であり、苦情解決には大変苦慮しています。

 表−2は平成23年度の特定建設作業の届出状況です。

表−2 特定建設作業届出状況

 3)生 活 騒 音

 生活騒音は近年特に問題になってきており、近隣騒音とも言われています。発生源としては、日常

生活の中から発生する自動車の空ふかし、ピアノ、クーラーの室外機、カラオケなど多種多様であり

ます。最近は、ペットの鳴き声や飲食店のカラオケに関する苦情が多くなっています。生活騒音は、都

市化が進むにつれて増大することが予想されます。

 生活騒音のほとんどは、一人一人のわずかな心遣いで防ぐことができるものです。隣近所のことを

考え、他人に迷惑をかけない気持ちが大切です。

 4)交 通 騒 音

 交通騒音は交通網の拡大や交通量の増大によって深刻な社会問題になっています。

 市では自動車交通状況を把握し、地域環境の保全を図るため、国道1号線及び藤枝バイパスの交通

騒音の実態調査を行っています。

環境基準

 人の健康を保護し、環境を良好に保つため、維持されることが望ましい基準。

要請限度

 この限度を超えて発生した場合は、人の健康や生活環境を著しく害するおそれがあるため、

公安委員会に道路交通法の規定による車両の通行禁止または、速度の制限・徐行等の措置を要

請することができる。

く い 打 機 を 使 用 す る 作 業

び ょ う 打 機 を 使 用 す る 作 業

さ く 岩 機 を 使 用 す る 作 業

空 気 圧 縮 機 を 使 用 す る 作 業

コンクリートプラント等を設けて行う作業

バ ッ ク ホ ウ を 使 用 す る 作 業

トラクターショベルを使用する作業

ブ ル ド ー ザ ー を 使 用 す る 作 業

合    計

2

4 2

1

2

4 7

年度 平成23年度特定建設作業

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− 82−■ Ⅴ 騒音・振動・悪臭の部 ■

時間の区分

昼間(6時〜22時)

環境基準 70デシベル

夜間(22時〜6時)

環境基準 65デシベル

測定年月日

測定値(LAeq)

測定器故障のため

欠測

測定器故障のため

欠測

環境基準達成状況

表−4 藤枝バイパス交通騒音測定結果

表−3 国道1号線交通騒音測定結果

時間の区分

昼間(6時〜22時)

環境基準 70デシベル

夜間(22時〜6時)

環境基準 65デシベル

測定年月日

H23.12.26〜27

H23.12.26〜27

測定値(LAeq)

5 8 . 8デシベル

58 . 2デシベル

環境基準達成状況

dB

45

50

55

60

65

70

75

藤枝バイパス国道1号線

H23H22H21H20H19H18H17H16H15H14H13H12

図−1 交通騒音(夜間)の年推移

65.0

67.0

65.064.0 64.0 64.0 64.0

65.0 65.0 65.064.0 64.0

63.0

65.0

60.0

60.0

67.0

59.961.1

60.461.0

64.0

62.0 62.0 62.0

60.063.0 61.0

60.061.0

62.0 62.0

62.063.0

62.0

60.0

60.0

58.355.1

57.8

58.2

59.3

58.8

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− 83− ■ Ⅴ 騒音・振動・悪臭の部 ■

図−2 国道1号及び藤枝バイパスの騒音測定地点図

騒音測定地

国道1号線

騒音測定地

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− 84−■ Ⅴ 騒音・振動・悪臭の部 ■

 5)環 境 基 準 等

1.騒音に係る環境基準(評価:等価騒音レベル)

 私たちが生活している環境を良好に保つための目標として昭和46年5月に定められ、平成11年4

月に改正されました。

 この基準はそれぞれの地域特性及び時間の区分に応じて設定されています。

道路に面する地域(ただし、幹線交通を担う道路に近接する空間を除く)

幹線交通を担う道路に近接する空間

(注)「幹線交通を担う道路に近接する空間」とは、次に掲げる道路をいう。

 高速自動車国道、一般国道、都道府県道、市町村道(市町村道は4車線以上の区間に限る)及び

自動車専用道路のうち、次の範囲をいう。

(1)2車線以下の車線を有する幹線交通を担う道路  道路端から15メートル

(2)2車線を超える車線を有する幹線交通を担う道路 道路端から20メートル

地域

類型該 当 地 域

基 準 値

昼間(6〜22時) 夜間(22〜6時)

A

B

C

第1種・第2種低層住居専用地域

第1種・第2種中高層住居専用地域

第1種・第2種住居地域

準住居地域、市街化調整区域

(旧)特別工業地区、近隣商業地域

商業地域、準工業地域、工業地域、工業専用地域

55デシベル以下

60デシベル以下

45デシベル以下

50デシベル以下

該 当 地 域基 準 値

基 準 値

昼間(6〜22時)

昼間(6〜22時)

70デシベル以下

夜間(22〜6時)

65デシベル以下

夜間(22〜6時)

A地域のうち2車線以上の車線を有する道路に

面する地域

B地域のうち2車線以上の車線を有する道路に面する地域及びC地域の車線を有する道路に面する地域

60デシベル以下

65デシベル以下

55デシベル以下

60デシベル以下

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− 85− ■ Ⅴ 騒音・振動・悪臭の部 ■

2.自動車騒音の許容限度(評価:等価騒音レベル)

 許容限度は、騒音規制法に基づき、県知事が県公安委員会に対し道路交通法の規定による措置をと

るべきことを要請する際の限度として、定められています。

 平成12年4月から下記のように改正されました。

 幹線交通を担う道路に近接する区域については、前表によらず、特例として次表の要請限度が設定

されています。 

区域

区分

該 当 地 域

許 容 限 度

昼間(6〜22時) 夜間(22〜6時)

1 車 線 2車線以上 1 車 線 2車線以上

A

B

C

第1種・第2種低層住居専用地域

第1種・第2種中高層住居専用地域

第1種・第2種住居地域

準住居地域

市街化調整区域

近隣商業地域

商業地域

準工業地域

(旧)特別工業区

工業地域

工業専用地域

75デシベル

65デシベル 55デシベル

70デシベル

75デシベル

65デシベル

70デシベル

70デシベル

許 容 限 度

昼間(6〜22時)

75デシベル

夜間(22〜6時)

70デシベル

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− 86−■ Ⅴ 騒音・振動・悪臭の部 ■

3.騒音に係る規制基準

 ア.特定事業場から発生する騒音の規制基準

 イ.特定建設作業に伴って発生する騒音の規制基準

(備考)第1号区域 第2号区域以外の区域

第2号区域 特定工場等の規制基準の第4種区域のうち、学校、病院等からおおむね80mの

      区域を除いた区域

区 域 の 区 分

時 間 の 区 分

昼 間 朝 夕 夜 間

8〜18時

50デシベル

55デシベル

65デシベル

70デシベル

45デシベル

50デシベル

60デシベル

65デシベル

40デシベル

45デシベル

55デシベル

60デシベル

22〜6時 6〜 8時

18〜22時

第 1 種 地 域

(第1種・第2種低層住居専用地域)

第 2 種 地 域

第1種・第2種中高層住居専用地域第 1 種 ・ 第 2 種 住 居 地 域準 住 居 地 域 ・ 市 街 化 調 整 区 域

第 3 種 区 域

近 隣 商 業 地 域 ・ 商 業 地 域

準工業地域・(旧)特別工業地区

第 4 種 区 域

(工 業 地 域 ・ 工 業 専 用 地 域)

規 制 種 別

基 準 値

作 業 時 間

1日当たりの

作 業 時 間

作 業 期 間

作 業 日

地 域 の 区 分

全 地 域

第 1 号 区 域

第 2 号 区 域

第 1 号 区 域

第 2 号 区 域

第 1 号 区 域

第 2 号 区 域

全 区 域

規 制 基 準

85デシベル 

敷地の境界線での値

基準値を超えている場合、騒音の防止の方法のみならず、1日の

作業時間を、1日当りの作業時間欄に定める時間未満4時間以上

の間において短縮させることを勧告または命令できる

午後7時〜午前7時の時間内でないこと

午後10時〜午前6時の時間内でないこと

10時間/日を超えないこと

14時間/日を超えないこと

連続6日を超えないこと

連続6日を超えないこと

日曜日その他の休日でないこと

(     )

(     )

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− 87− ■ Ⅴ 騒音・振動・悪臭の部 ■

2.振  動

 振動は、各種公害のなかで騒音と並んで、日常生活に関係の深い問題です。振動については、主として

心理的、感覚的なものに左右されやすく、影響の及ぶ範囲も発生源の周辺に限られるなど、騒音と類似

した特性が見られます。また、騒音と同一の発生源から同時に発生する場合がほとんどです。

 「振動規制法」では、都道府県知事が振動を防止することにより住民の生活環境を保全する必要がある

と認める地域を指定し、この指定地域において、工場及び事業場における事業活動並びに建設工事に伴

って発生する相当範囲にわたる振動について、必要な規制を行うとともに、道路交通振動については、

都道府県公安委員等に対する要請を行うように定めています。

 なお、市内の振動に係る特定施設の届出状況は表−6のとおりです。

 特定建設作業は、指定地域内において行われる建設作業であって、政令で定めるくい打ち等の作業が

規制対象となります。建設作業振動については、低振動建設機械・工法の開発・普及が進められています。

 なお、特定建設作業の届出状況は、表−7のとおりです。

特 定 施 設 の 種 類

金 属 加 工 機 械

圧 縮 機

土 石 用 破 砕 機 等

織 機

コ ン ク リ ー ト ブ ロ ッ ク マ シ ン

木 材 加 工 機 械

印 刷 機 械

ロ ー ル 機

合 成 樹 脂 用 射 出 成 形 機

鋳 型 造 型 機

合   計

工 場 増 減 数

事 業 場 数 累 計

特定建設作業の種類

く い 打 ち 機 を 使 用 す る 作 業

剛球を使用して破壊する作業

舗装版破砕機を使用する作業

ブ レ ー カ ー を 使 用 す る 作 業

合     計

平成23年度

4

3 3

3 7

3

1 9

−1

−1

2

2

2 4

7

5 1

1 2

3 8

1 0 1

5

施 設 数

法関係

平成23年度

県条例関係

平成23年度累  計

96 5

1 , 1 9 5

1 6

5 4 4

1 1

6 3

1 1

2 0 1

3 , 0 0 5

1 3

3 1 5

表−7 特定建設作業届出状況

表−6 振動規制法及び県条例に定める特定施設の届出状況

(平成24年3月31日現在)

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− 88−■ Ⅴ 騒音・振動・悪臭の部 ■

振動に係る規制基準

ア.特定事業場から発生する振動の規制基準

イ.特定建設作業に伴って発生する振動の規制基準

(備考)第1号区域 第2号区域以外の区域

第2号区域 特定工場等の規制基準の第4種区域のうち、学校、病院等からおおむね

      80mの区域を除いた区域

ウ.自動車振動の許容限度

区 域 の 区 分時 間 の 区 分

昼間(8〜20時) 夜間(20〜8時)

60デシベル

65デシベル

70デシベル

70デシベル

55デシベル

55デシベル

60デシベル

65デシベル

第 1 種 区 域 の 1

(第1種・第2種低層住居専用地域)

第 1 種 区 域 の 2

第1種・第2種中高層住居専用地域第 1 種 ・ 第 2 種 住 居 地 域準住居地域・市街化調整区域

第 2 種 区 域 の 1

近 隣 商 業 地 域 ・ 商 業 地 域

準工業地域・(旧)特別工業地区

第 2 種 区 域 の 2

(工 業 地 域 ・ 工 業 専 用 地 域)

(     )

(     )

規 制 種 別

基 準 値

作 業 時 間

1日当たりの

作 業 時 間

作 業 期 間

作 業 日

地域の区分

全 地 域

第 1 号 区 域

第 2 号 区 域

第 1 号 区 域

第 2 号 区 域

第 1 号 区 域

第 2 号 区 域

全 区 域

規 制 基 準

75デシベル

午後7時〜午前7時の時間内でないこと

午後10時〜午前6時の時間内でないこと

10時間/日を超えないこと

14時間/日を超えないこと

連続6日を超えないこと

連続6日を超えないこと

日曜日その他の休日でないこと

時間区分

区域の区分

第 1 種 区 域

第 2 種 区 域

65デシベル

70デシベル

60デシベル

65デシベル

夜    間

(22〜8時)

昼    間

(8〜22時)

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− 89− ■ Ⅴ 騒音・振動・悪臭の部 ■

〔 参 考 〕

振動による影響

90

dB

人体に生理影響が生じ始める

気象庁震度階

家屋の振動が激しく、すわりの

悪い花びんなどは倒れ、器内の

水はあふれ出る。また、歩いて

いる人にも感じられ、多くの人々

は戸外に飛び出す程度の地震。

80

dB

産業職場で振動が気になる

(8時間振動にさらされた場合)

深い睡眠にも影響がある

家屋が揺れ、戸、障子がガタガ

タと鳴動し、電灯のようなつり

下げ物は相当揺れ、器内の水面

の動くのがわかる程度の地震。

70

dB

浅い睡眠にも影響が出始める

振動を感じ始める

大ぜいの人に感ずる程度のも

ので戸、障子がわずかに動くの

がわかるくらいの地震。

60

dB

震ほとんど睡眠に影響はない

静止している人や、特に地震に

注意深い人だけに感ずる程度

の地震。

50

dB

40

dB

常 時 微 動

人体に感じない地震計に記録

される程度。

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− 90−■ Ⅴ 騒音・振動・悪臭の部 ■

3.悪  臭

 市では、工場や事業場から発生する悪臭について、これまでアンモニアや硫化水素など、悪臭防止法

に定める22物質の個々の濃度で規制する「物質濃度規制」を行ってきました。

 しかし最近の悪臭苦情では、いろいろな臭いが混ざり合った複合臭が原因となる場合や、指定された

悪臭物質以外の物質が原因となる苦情が増加してきました。

 そこで、市では平成23年度より悪臭防止に基づく規制方法を「物質濃度規制」から、人の感覚を用い

て全ての臭いを判定する「臭気指数規制」に変更しました。

 なお、県の「生活環境の保全等に関する条例」により、悪臭に関する特定施設の市への届出状況は表

−8のとおりです。

表−8 県条例に基づく特定施設の届出状況

                                 (平成24年3月31日現在)

臭気指数とは

 「臭気指数」とは、臭気の強さを示す数値で、臭いのついた空気や水を、臭いが感じられなくなるま

で無臭空気(水の場合は無臭水)で薄めたときの希釈倍数(臭気濃度)を求め、その常用対数を10倍

した数値です。

臭気指数 = 10 × Log(臭気濃度)

 例えば、臭気を100倍に希釈した時に、臭いを感じなくなった場合、臭気濃度は100となり、その

臭気指数は20となります。

臭気指数 = 10 × Log(100)

     = 10 × 2

     = 20

施 設 の 種 類

パ ル プ 又 は 紙 の 製 造 の 用 に 供 す る 蒸 解 施 設

調 味 料 の 製 造 又 は 穀 物 の 加 工 の 用 に 供 す る 乾 燥 施 設

合 成 樹 脂 又 は ホ ル ム ア ル デ ヒ ド の 製 造 の 用 に 供 す る 反 応 施 設

蒸   煮   施   設

真 空 濃 縮 施 設

乾   燥   施   設

鶏  舎(面積400以上のもの)

豚  舎(面積150以上のもの)

合      計

施 設 数

3

2

47

7

3

2

64

事 業 場 数

1

1

1

2

3

2

10

動物系の飼料若しくは肥料又は

それらの原料の製造の用に供する施設

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− 91− ■ Ⅴ 騒音・振動・悪臭の部 ■

(3)悪習改善対策の検討

・原材料等の搬入、保管方法の改善

・清掃の実施、焼却行為の禁止

・営業、操業時間の変更

・原材料の変更 等

(4)脱臭装置等の導入検討

・発生源にあった脱臭装置等の導入

・排出口の向き、高さの変更

・発生源の密閉化

・植栽の実施、配管等の修理 等

臭気指数規制の基準

(1)規制対象

 市内全ての工場や事業所から発生する悪臭が対象になります。一般家庭のほか、自動車や建設工事

現場などから発生する悪臭は規制対象外です。

(2)規制地域

 市内全域

(3)規制基準(悪臭防止法第4条第2項各号に基づく基準)

 法では、工場や事業場の敷地境界線上の規制基準(1号基準)を臭気指数10〜21の範囲で定める

こととしています。本市では、均質的な行政遂行の観点から、市内一律の基準を採用します。

①敷地境界線上における規制基準(1号基準)

臭気指数 15

※臭気指数15とは、臭いを無臭空気で希釈したときに、約32倍相当の希釈によって臭いが

感知できなくなる値です。

②気体排水口における規制基準(2号基準)

 悪臭防止法施行規則第6条の2の定める方法により、算出した臭気排出強度又は臭気指数。

【排水口の高さが15m以上の場合】

1号規制基準値を基礎として法施行規則第6条の2第1項第1号の規定で算出(臭気排出強度)

【排水口の高さが15m未満の場合】

1号規制基準値を基礎として法施行規則第6条の2第1項第2号の規定で算出(臭気排出強度)

③排出水における規制基準(3号基準)

臭気指数 31

※1号基準「15」+16(法施行規則第6条の3)

悪臭を防ぐために

 悪臭を未然に防ぐために、悪臭発生状況の調査・原因の究明・対策の検討などの取り組みが必要です。

簡単な対策でも悪臭が軽減することがあります。

(1)工場・事業場周辺の調査

・気体排出口(煙突等)の向き、高さ

・窓や出入口の開閉状況

・近隣住宅等との距離

・空気の流れ、植栽の状況 等

(2)工場・事業場周辺の調査

・においの発生源調査

・においの頻度、種類の特定

・においが発生する作業、工程の調査

 (製造工程以外についても実施) 等

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− 92−■ Ⅴ 騒音・振動・悪臭の部 ■

行政処分等について

 規制基準を満足しないことにより、周辺の生活環境が損なわれ、苦情が発生した場合には事業者

に適切な対策を講じていただきます。基準に適合せず、適切な対応をとらない場合は、改善勧告や改

善命令が出される場合があります。また、改善命令に従わない場合の罰則規定もあります。

苦情受付 事前調査 現地調査 指 導

NG

OK OK OK

NG NG

測 定

解決

改善勧告 改善命令 罰 則

事故時の措置

 規制地域内の事業場において事故などで悪臭が発生した場合には、すぐに応急措置を講じた上

で、市役所へ連絡してください。状況により応急措置を命ずることがあります。

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Ⅵ そ の 他

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− 93− ■ Ⅵ その他 ■

1.公害防止協定の締結

公害

防止

協定

締結

事業

所及

び協

定内

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16

臭気

指数

15

15

15

15

15

15

15

15

15

15

15

15

15

15

15

15

朝ダ

イオキシ

ン類(

ng−

TEQ/

㎥)

燃料

中の

イオ

ウ分

%6〜

8時

65

dB

※3

60・

65

※3

60・

65

※4

65− 65 − − − − − − − ※3

60・

65

−−

−− − − − − − − − − −

10

以下

− −− −

−− − − − − − − − − − − − −− −

−−

(ガ

ス機

関)

600

ppm

− − − − − −

エアヒ

ーター

150

乾燥

炉230

− −

(乾

燥炉

)150

(直

火炉

)170

− −

(ガ

ス機

関)

0.0

5

(焼

却炉

)0.1

5g/

N㎥

− − − − − −

エアヒ

ーター

0.1

乾燥

炉0.2 − −

(乾

燥炉

)0.3

(直

火炉

)0.2− −

1.5

1.5

以下 − − − − 2.0 − 2.0 − − 1.0 − −1.0

※2

0.00

1〜 

1.3

5

− 100

ppm

− 100

60

ppm

− 150

130

− − 150

− −− ※1

100〜

 

26

0

※1

100〜

180

ppm

0.0

5

− 0.1

0.0

5

0.2

0.1

0.1− − 0.2 − −− ※1

0.05

 

0.2

※1

0.05〜

0.25

g/N

10.0

10.0

10.0

14.5

10.5

− −

10.0

10.7

5

−− 7.5

10.0

以下

70

dB

※3

65・

70

※3

65・

70

※4

70− 70 − − − − − − − ※3

65・

70

−−

65

dB

※3

60・

65

※3

60・

65

※4

65− 65 − − − − − − − ※3

60・

65

−−

60

dB

※3

55・

60

※3

55・

60

※4

60− 60 − − − − − − − ※3

55・

60

−−

70

dB − 70 − − − − − − − −−

65

dB − 65

70

65

70

65

70

65

70

65− − − − − − − −−

8〜

18時

18〜

22時

22〜

6時

8〜

20時

20〜

8

昼夕

夜昼

夜塩

化水

素窒

素酸

化物

量ば

いじ

ん量

BO

Dい

おう

酸化

物K

値焼

却炉

焼却

炉ボ

イラ

ーそ

の他

ボイ

ラー

臭気

関係

振動

に係

る協

定値

騒音

に係

る協

定値

大気

に係

る協

定値

水質

に係

る協

定値

住友

ベー

クラ

イト

 

静岡

工場

藤枝

製紙

中外

製薬

工業

 

藤枝

工場

上開

明堂

 藤

枝事

業所

科研

製薬

 

静岡

工場

チビ

 静

岡工

持田

製薬

 

藤枝

事業

治 

東海

工場

東洋

コー

ティ

ング

 

藤枝

工場

ムラ

 静

岡工

オリ

エン

ト工

日清

紡テ

キス

タイ

藤枝

事業

三井

住建

道路

部ア

スコ

東洋

コー

ティ

ング

枝第

2工

ネス

レマ

ニュ

ファ

クチ

ャリ

ング

田工

中部

大王

製紙

パッ

ケー

藤枝

市高

柳2100

藤枝

市前

島1-1

8-2

1

藤枝

市高

柳2500

藤枝

市兵

太夫

748

藤枝

市源

助301

藤枝

市善

左衛

門300

藤枝

市源

助342

藤枝

市小

石川

町4-2

2-1

藤枝

市八

幡216

藤枝

市築

地392

藤枝

市岡

部町

内谷

768-1

藤枝

市善

左衛

門600

藤枝

市岡

部町

岡部

1439-2

藤枝

市平

島717-1

島田

市細

島字

寺久

保1700

藤枝

市善

左衛

門86-1

事業

所名

所在

平成

20.4

.8

昭和

49.1

2.2

8

平成

24.8

.3

平成

24.8

.6

昭和

51.9

.2

平成

24.8

.1

平成

24.8

.30

平成

24.9

.3

昭和

61.1

2.2

4

平成

24.1

0.

1

平成

6.5

.16

平成

21.4

.1

平成

9.1

.29

平成

10.6

.30

平成

14.7

.3

平成

24.4

.18

30,0

00㎥

10,0

00

13,0

00

2,0

00

20,0

00

8,0

00以

8,0

00未

3,0

00

10,0

00

− − −

40,0

00

− −

2,9

00

以下

㎎/

(改

定)

(改

定)

(改

定)

(改

定)

(改

定)

(改

定)

(改

定)

(改

定)

(改

定)

排出

(日

量)

締結

年月

5.8

〜8.6

5.8

〜8.6

6.5

〜8.5

6.5

〜8.5

6.0

〜8.5

6.5

〜8.5

6.5

〜8.5

6.5

〜8.5

6.5

〜8.5

5.8

〜8.6

— —

5.8

〜8.6

6.0

〜8.0

10

60

10

20

35

15

25

10

25 — 20 — 10 — — 7 —

㎎/

15

80

15

25

45

20

35

20

35 — 25 — 15 — —

10.5

25

pH

日間

平均

最大

SS

㎎/

20

50

20

40

45

20

20

20

20 — 20 — 20 — — 8 —

㎎/

30

70

30

50

65

30

30

30

30 — 30 — 30 — — 20

35

日間

平均

最大

n-ヘ

キサ

ン抽

出物

3(鉱

油類

)フ

ェノ

ール

  1

ホル

ムア

ルデ

ヒド

5

PC

B(排

水) 

0.0

02

〃 (

底質

)  5㎎

/㎏

鉛及

びそ

の化

合物

 0.8

以下

— — — — — —

銅 1

、亜鉛

3、

総ク

ロム

2、六

価ク

ロム

0.0

5

n-ヘ

キサ

ン抽

出物

3(

鉱油

類)

n-ヘ

キサ

ン抽

出物

5(

鉱油

類)

— — —

その

(㎎

※1 対

象施

設に

より

異な

る。

 ※

2 燃

料の

種類

によ

り異

なる

。 

※3

区域

によ

り異

なる

。 

※4

第2

種区

域に

接す

る区

域は

、第

2種

区域

側に

30m

は5

デジ

ベル

減じ

た値

とす

る。

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− 94−■ Ⅵ その他 ■

17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30

臭気

指数

15

15

15

15

15

15

15

15

15

15

15

15

15

15

朝ダ

イオキシ

ン類(

ng−

TEQ/

㎥)

燃料

中の

イオ

ウ分

%6〜

8時

65

dB

60

65

65

65

65

65

65

65

65

65

65

50

60

70

dB

65

70

70

70

70

70

70

70

70

70

70

55

65

65

dB

60

65

65

65

65

65

65

65

65

65

65

50

60

60

dB

60

60

60

60

60

60

60

60

60

60

60

45

55

70

dB

65

70

70

70

70

70

70

70

70

70

70

65

70

65

dB

55

65

65

65

65

65

65

65

65

65

65

55

60

−− −− −− −−− − −−−

10.0

以下

−− −− −− −−− − −−− 10%

以下

−− −− −− −−− − −−− 5以

−− −− −− −−− − −−− 0.2

g/N

−− −− −− −−− − − −−−

−− −− −− −−− − − −−−

−− −− −− −−− − − −−−

−− −− −− −−− − −−− 150

ppm

8〜

18時

18〜

22時

22〜

6時

8〜

20時

20〜

8

昼夕

夜昼

夜塩

化水

素窒

素酸

化物

量ば

いじ

ん量

BO

Dい

おう

酸化

物K

値焼

却炉

焼却

炉ボ

イラ

ーそ

の他

ボイ

ラー

臭気

関係

振動

に係

る協

定値

騒音

に係

る協

定値

大気

に係

る協

定値

水質

に係

る協

定値

山製

作所

サイ

クル

クリ

ーン

マジ

ュウ

山本

自動

車解

木精

密工

ルト

シ青

ンパ

ーツ

以和

貴冷

ノミ

紙セ

ンタ

ート

ヨタ

藤枝

営業

ンテ

ック

美光

産業

住友

林業

クレ

スト

 

静岡

工場

和鍛

工所

ー・

エス

・メ

ック

藤枝

市横

内2240

藤枝

市岡

部町

宮島

963

藤枝

市岡

部町

三輪

2011

藤枝

市岡

部町

三輪

2005

藤枝

市横

内2250

藤枝

市横

内2255

藤枝

市横

内2260

藤枝

市横

内2270

藤枝

市横

内2258

藤枝

市岡

部町

三輪

2003

藤枝

市岡

部町

三輪

2014

藤枝

市横

内2266

藤枝

市岡

部町

桂島

1952-3

藤枝

市横

内2139-2

事業

所名

所在

平成

16.4

.1

平成

16.5

.31

平成

16.9

.1

平成

17.1

.31

平成

17.3

.10

平成

17.3

.10

平成

17.3

.10

平成

17.8

.1

平成

24.9

.18

平成

18.3

.1

平成

18.3

.10

平成

24.5

.1

平成

20.1

2.24

平成

21.4

.1

− − − − − − − − − − − − − −

㎎/

排出

(日

量)

締結

年月

5.8

〜8.6

5.8

〜8.6

5.8

〜8.6

5.8

〜8.6

— — — —

5.8

〜8.6

5.8

〜8.6

— — —

— 15

15

15

120

— — — — 15

15 — — —

㎎/— 20

20

20

160

— — — — 20

20 — — —

pH

日間

平均

最大

SS

㎎/— 30

30

30

150

— — — — 30

30 — − —

㎎/— 40

40

40

200

— — — — 40

40 — — —

日間

平均

最大

n-ヘ

キサ

ン抽

出物

3(

鉱油

類)

n-ヘ

キサ

ン抽

出物

3(

鉱油

類)

n-ヘ

キサ

ン抽

出物

3(

鉱油

類)

n-ヘ

キサ

ン抽

出物

3(

鉱油

類)

— — — —

n-ヘ

キサ

ン抽

出物

3(

鉱油

類)

n-ヘ

キサ

ン抽

出物

3(

鉱油

類)

— — —

その

(㎎

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Ⅶ 用語の解説Ⅵ その他

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− 95− ■ Ⅶ 用語の解説 ■

Ⅶ 用 語 の 解 説

  地球環境問題

地 球 温 暖 化

 大気中の二酸化炭素(炭酸ガス)やメタン、フロンガス等は、太陽光線は通過させても、地上から放射される熱を吸

収する働きがあり、その結果、地球表面の温度が上昇する。これを「温室効果」と呼んでいる。

 しかし、化石燃料等の大量消費により、大気中の二酸化炭素濃度は増加の一途をたどり、産業革命前には約280ppm

であったが、現在では350ppmまで上昇し、2030年頃には産業革命前の2倍になるものと推測されている。

 その結果、地球の平均気温が1.5℃〜3.5℃上昇し、極地の氷溶解による海面上昇、異常気象により生態系や農作物に

も甚大な影響があるといわれている。

 二酸化炭素排出量の削減については、現在の社会経済システムを根本的に見直す取組が必要とされている。

オゾン層の破壊

 地上から約25km上空の成層圏に存在するオゾン層は、太陽からの有害な紫外線を吸収し、地上の生物を保護してい

る。1985年に南極上空でオゾン層が減少し少し薄くなっているオゾンホールが観測され問題となった。オゾン層が破

壊され、地上に達する紫外線の量が増大すると、皮膚ガンや白内障の増加、免疫機能の低下等をもたらす恐れがある。

 オゾン層が破壊される原因が、フロンガスで、フロンは長期間(50〜100年)分解され ずに空気中に留まり、やがて

は成層圏に達し、そこで強い紫外線により分解して塩素原子を引き抜き、その結果オゾンが破壊される。

 フロンは、冷凍庫やエアコンの冷媒、電子部品の洗浄に広く使われていたが、1987年に選択された「モントリオー

ル議定書」により、フロンの段階的な削減が合意され、我が国でも、1994年に「オゾン層保護法」が制定された。

酸   性   雨

 石油や石炭などの化石燃料の使用に伴い排出された硫黄酸化物や窒素酸化物が降雨に取り込まれ、酸性が強くなった、

pH5.6以下の雨のことをいう。

 酸性雨の被害としては、森林の破壊や湖沼に生息する魚類の死滅、石やコンクリート、金属製の建物の腐食が知られ

ている。

 酸性雨はその原因物質が気流で運ばれ、原因物質の発生源から遠く離れた場所で発生することもあるため、酸性雨を

減少させるためには自国だけでなく、周辺近隣諸国の対策も必要である。

砂   漠   化

 砂漠化は、気候変動に伴う降雨量の減少による乾燥化や、開発途上国での人口増に起因する過度の開墾による表土流

出、過伐採、過放牧により引き起こされ、食料生産基盤の悪化、生物多様性の喪失などの深刻な影響を及ぼしている。

 国連の調査結果(1991年)によると、砂漠化の影響は地球上の全陸地の約4分の1に及び、世界の約6分の1の人々

が影響を受けているといわれている。

熱帯雨林の破壊

 熱帯雨林は二酸化炭素を吸収し酸素を供給するなど、生物全体にとって多大な恵みをもたらす、かけがえのない財産

である。

 世界の熱帯雨林は、かつて陸地面積の16%を占めていたが、収奪的な移動焼畑耕作や、商工材として不適切な伐採

により毎年1,540万ha(日本のほぼ4割)[FAO資料]が減 少し、現在では6%となっている。

 熱帯雨林の減少は、野生生物の生息地が損なわれるなど生態系への直接的な影響のほか、砂漠化、地球温暖化を加速

するなど間接的な影響も懸念されている。

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− 96−■ Ⅶ 用語の解説 ■

  大 気 関 係

硫黄酸化物(SOx)

 石油 ・ 石炭などの中にある硫黄が燃焼して生成する。大気汚染では、とくに亜硫酸ガス(SO2 : 二酸化いおう)に

注目して測定が行なわれている。浮遊粉じんと共存して作用することが多く、四日市ぜんそく、川崎ぜんそく等の主要

な原因物質といわれている。

K値規制

 施設ごとに煙突の高さに応じた硫黄酸化物許容排出量を求める際に使用する大気汚染防止法で定められた定数である。

K値は地域ごとに定められており、施設が集合して設置されている地域ほど規制が厳しく、その値も小さい。

揮発性有機化合物(VOC)

 揮発性有機化合物(Volatile Organic Compounds)とは、トルエン、キシレン等の揮発性を有する有機化合物の総

称であり、塗料、インキ、溶剤(シンナー等)などに含まれるほかガソリンなどの成分になっているものもある。

光化学オキシダント

 大気中の窒素酸化物と炭化水素が太陽の紫外線を受けて光化学反応をおこして生成するオゾン、アルデヒド、PAN

(Peroxyacetyl Nitrate)等の総称で、主成分はオゾンである。大気中でスモッグを形成するので、この現象を光化学

スモッグという。

 人の目や喉を刺激したり、植物にも影響を与えるといわれている。大気汚染防止法では、光化学オキシダント濃度が

0.12ppm以上になった場合、注意報等の発令を行い、人体被害の未然防止に努めることとしている。

スモッグ(煙霧)

 煙(smoke)と霧(fog)を結びつけて作ったことば。地上気象観測法としてはっきりとした定義は与えられていない。

ただ、ばく然と都会地や工業地などのひどい視程障害現象というように報道等で扱われている。

窒素酸化物(NOx)

 公害用語としては、一酸化窒素(NO)と二酸化窒素(NO2)両者の総称として用いられる。燃料中や空気中の窒素が

燃焼過程で酸化され、NOが生成する。これは、空気中で徐々にNO2に変化する。発生源としてはボイラー等の他に、

広範囲に存在し排出口の低い自動車がとくに都市部では問題になっている。NO2はNOより呼吸器に対する影響が大き

く、また吸入されたNO2の大部分は呼吸器に摂取され、呼吸器以外の組織や反応にも影響を及ぼすといわれる。

N㎥/時(ノルマル立米 毎時)

 煙突などから排出される1時間あたりのガス量を表す単位。気体は温度 ・ 圧力により体積が変化するため、標準状

態(1気圧、0℃)に換算して表示する。

  水質汚濁関係

一般項目(生活環境項目)

 水質汚濁防止法の生活環境に係る環境基準に指定れている項目を指し、河川の場合は、pH、BOD、SS、DO、大腸菌群、

また海域の場合は、pH、COD、DO、大腸菌群、n−ヘキサン抽出物質(油分)の項目である。

陰イオン界面活性剤

 界面活性剤には、陰イオン系、陽イオン系、非イオン系があり、現在市販されている合成洗剤の主成分は、陰イオン

系界面活性剤に属するものが多い。

汚濁負荷量

 一定の水域の中に、どの程度の汚濁物質が加えられているかを表わす量で「汚濁負荷量(g)=濃度(ppm)×水量(㎥)」

の式より算出する。

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− 97− ■ Ⅶ 用語の解説 ■

活性汚泥法

 好気性バクテリア ・ 原生動物などの生物を主体とする粘質の小片を含んだ汚泥を活性汚泥といい、これは有機物の

吸着、酸化を活発に行い、またそれ自身沈殿しやすいため、この特性を利用した有機物の浄化方法を、活性汚泥法という。

合併処理

 水洗式し尿浄化槽の一つの形で、し尿関係だけを浄化するものを、単独処理法というのに対し、し尿と、その他の生

活雑排水を一緒に浄化処理する方法を合併処理という。

健康項目

 水質汚濁防止法の人の健康に係る環境基準に定められている項目を指し、全シアン、アルキル水銀、カドミウム、鉛、

クロム(六価)、ヒ素、総水銀、PCBなどの26項目が、指定されている。これらの物質は、慢性毒性もあり、また、急

性毒性も強く、人の健康を阻害する物質である。

COD(化学的酸素要求量)Chemical Oxygen Demandの略

 COD試験は、酸化剤を用いて水中の有機物を酸化越解する際に消費される酸素量をmg/で表わしたもので、水の

汚れの度合を示す方法としてよく用いられ、数字が高いほど 水中の汚濁物質の量が多いことを示している。

自浄作用

 自然水中に汚濁物質が放流されたときに、自然水中で浄化されることをいう。自浄作用は①希釈によるもの、②水中

の微生物によるもの、③沈殿によるものの三つの作用によって行われる。

 自浄能力は自然水の流量、水温及び水質によって異なる。

 河川の水質汚濁は、流入した汚濁原因物質が、自浄作用の限界を超えたときに発生する現象だといえる。

大腸菌群

 腸内細菌に届するグループで、幾種類かのものの総称である。この中には、病原性のものと非病原性のものがあり、

また、大腸菌群が検出されるということは、人畜のし尿が混入している疑いを示す。

BOD(生物化学的酸素要求量)

 Biochemical Oxygen Demandの略で、微生物によって水中の有機物が、酸化分解される際に消費される酸素の

量をmg/ℓで表わしたもので、その数値が大きければ、その水中 には汚濁物質(有機物)が多く、水質の汚濁が高いこ

とを意味する。

浮遊物質(SS)

 Suspended Solidの略で、粒径2mm〜1ミクロンの間にある。水に溶けない懸濁物の総称で、重要な汚濁指標の

ひとつで、SSが多くなると、水は濁り、光の透過を防ぎ、水域の自浄作用を阻害したり、魚類の呼吸に悪影響を及ぼす。

一般に水域の正常な生活活動を維持するには、25mg/以下が望ましいとされている。

pH(水素イオン濃度)

 酸性、アルカリ性を示す指標で、7.0が中性、これより数値が小さくなる程強い酸性を示し、また数値が14.0に近く

なるほど強いアルカリ性を示す。なお、特殊な場合を除き、河川の表流水は、pH7付近にあり、また海水は、pH8.2

付近と、ややアルカリ性にな っているのが普通である。

溶存酸素(DO)

 水中に溶けている酸素の量をmg/で表わしたもので、溶存酸素自体は、温度と気圧によって飽和量が決まっている。

しかし、水中に汚染源となる有機物が増えると、それを分解する微生物のために消費され減少する。通常溶存酸素の補

給は、大気からの溶け込みや藻類等の光合成に付ずいしておきる炭酸同化作用によるが、水中での消費とのバランスで、

その水域の溶存酸素量が決まり、汚濁が進めば溶存酸素は低くなる。

 なお、溶存酸素量が一定以下になと、魚類等の生息も制約され、さらに減少すると生息しなくなる。また1.0mg/

以下になると、底質から硫化物、メタンガス等が発生するようになる。

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− 98−■ Ⅶ 用語の解説 ■

  騒 音・振 動

暗騒音

 ある音を対象として考える場合、その音がないときにもその場所に存在する騒音を対象の音に対して暗騒音という。

A特性

 人の耳の感覚に合わせて、低周波数域における速度をおとした周波数補正特性をいう。

90%レンジ、80%レンジ

 不規則かつ大幅に変動する場合の騒音レベルの表わし方の一つで、騒音規制法、公害防止条例では、工場騒音、建設

作業騒音などの大きさの決定方法として、90%レンジの上限値が採用されている。振動規制法では、振動計の指針値

が不規則かつ大幅に変動する場合80%レンジの上限値が採用されている。90%レンジの場合下限値は累積度数の5%、

上限値は95%に相当する値で、下限値未満の時間及び上限値を超えた時間はそれぞれ5%である。

振動レベル

 振動レベル計を用いて振動感覚補正を通して測った加速度レベルをいう。鉛直及び水平振動について求められ、「dB」

が用いられる。

騒音

 「好ましくない音、不必要な音」の総称である。したがって騒音という特別な音があるわけではなく、それを聞く人

の主観的な判断によるものである。多くの人が騒音とする音、しばしば騒音とされる音として、①概して大きい音、②音

色の不快な音、③音声聴取を妨害する音、④休養・安眠を妨害する音、⑤勉強・事務の能率を妨げる音、⑥生理的障害を

起す音等があげられる。

騒音レベル

 ある音を騒音計で測ったときの指示の読みであり、聴感補正のなされた音圧レベルで、音の大きさのレベルを近似的

に示す。単位は日本では「dB」である。

等価騒音レベル

 変動する騒音レベルのある時間内におけるエネルギーを平均したもの。ある時間帯内で変動する自動車等の騒音の全

エネルギー(A特性)と等しいエネルギーをもち、レベルが一定である騒音に置き換えた場合の騒音レベル。

中央値

 騒音計の指示値が不規則かつ大幅に変動する場合の騒音レベルの表わし方の1つで、中央値は、そのレベルより高い

レベルの時間と低いレベルの時間が半分ずつあることを示す。

dB(A)

 耳の感覚を計器の回路として組み込んだ騒音計で測った値を騒音レベルといい、dB(A)はこの騒音レベルの大きさ

を表わす単位である。

Page 108: Ⅰ 環境基本計画の部 - Fujieda · 2018. 10. 7. · Ⅰ 環境基本計画の部 −2− (3)体系図 目指す環境像 基本理念 「“もったいない”を実践する環境行動都市・ふじえだ」