第9回「Fusion-io ioDriveがもたらした新世界とテクノロジーの肝」(2011/10/06 on...
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October 6, 2011System x部
Fusion-io ioDriveが示す新世 ジ
System x部
新世界へのテクノロジ
長谷川 猛
e-mail: [email protected]
This presentation don’t represent company’s positions,strategies or opinions.
本日の内容〜抑えておきたいioDriveのポイント〜本日の内容 抑えておきたいioDriveのポイント
• 高パフォーマンスを実現する設計思想– ioDriveと従来ストレージとの違い
– ioDriveの性能を語るための3大ポイント
• 専用コントローラが実現する信頼性専用 ラ 実現す 信頼性– NANDフラッシュデバイスの基礎知識
– ioDriveの信頼性・可用性設計
• Fusion-ioの管理性の管理性– CUI, GUI, SNMPエージェントによるioDriveの管理
• Fusion-ioを用いたシステム構成例10/6/2011 2
Fusion-ioの軌跡Fusion-ioの軌跡
0
7 8 09
10
06 07 0 0
11
2006
会社設立
2007
Virtual ioMemory
2008
ネィティブ PCIe
2009
IBM社 OEM開始
2010
3万枚出荷達成
2011
総出荷容量20 会社設
メモリーとストレージの融合を目指す
yテクノロジの発表
ネィティブ PCIeNANDフラッシュデ
バイスの出荷開始
IBM社 OEM開始
チーフサイエンティストとしてSteve Wozniakが参加
3万枚出荷達成
WSJ にて#1新興
IT企業に
総出荷容量20 Petabytesに
1000 を超えるユーザ企業
日本国内で1600枚以上の出荷実績
6月9日IPO(NYSE)
3310/6/2011
6月9日IPO(NYSE)
Fusion-io採用企業の一例Fusion-io採用企業の 例Financials Manufacturing/
GovernmentWeb Technology Retail
国
4410/6/2011
内
様々な分野に適用可能様々な分野に適用可能
LAMP
NoSQL
MessagingTibco 29West/Informatica WebSphere MQ
Additional Solutions
5510/6/2011
Tibco, 29West/Informatica, WebSphere MQOpenwave MMS
高パフォーマンスを実現する設計思想高パフォ マンスを実現する設計思想
ioDriveと従来のストレージの違いioDriveと従来のストレ ジの違い
ANSSDのアプローチ:
HDDプラ タ の
tora
ge/S
AHDDプラッターのFlashメモリー代替
Fusion‐ioのアプローチ:
ttac
hed
St
Mem
ory
Fusion ioのアプロ チ:
新たなメモリー階層RA
M
etw
ork
At
HD
Ds
SSD
sioM
1
L2
L3
Ne
25µs
3桁のパフォーマンス
の違い
L1 C
P
U
7710/6/2011レイテンシ(Sec)
ミリ秒 (10E-3)ナノ秒 (10E-9) マイクロ秒 (10E-6)
全ての性能はレイテンシに通ず全ての性能はレイテンシに通ず
• レイテンシ、はシステム全体の性能を犠牲にするレイテンシ、はシステム全体の性能を犠牲にする
パフォーマンス(トランザクシ ン/秒)(トランザクション/秒)
メモリ レイテンシ低高
8810/6/2011
メモリ レイテンシ
1 高い帯域幅性能1. 高い帯域幅性能
3〜7倍のReadパフォーマンス
6〜7倍のWriteパフォーマンス
9910/6/2011
2 高いIOPS・安定した低レイテンシ性能2. 高いIOPS 安定した低レイテンシ性能
101010/6/2011
111110/6/2011
いわゆるSSDとの比較いわゆるSSDとの比較
121210/6/2011
PCIeネイティブなNANDフラッシュデバイスPCIeネイティブなNANDフラッシュデバイスFusion-io ioDrive
Application CPU
PCIe
ioDriveMetadata Processor
1 Bandwidth1
Flash Controller
2
BandwidthR: 770MB/SW: 750MB/s
HDD型SSD、およびレガシなPCIe SSD Metadata Processor
→1GB/s x4←1GB/s x4
BandwidthR 約300MB/S
PCIe SATA
SSDRAID ControllerApplication CPU
4
33a
4a
R: 約300MB/SW: 約200MB/s
56
Flash Controller
5
1
SSD3b
2
89
131310/6/2011
4b→300MB/s ←300MB/s
ホストシステムの性能を活用するioDriveホストシステムの性能を活用するioDriveホスト側プロセッサ
ioMemory (ioDrive)システムメモリ C ioMemory (ioDrive)
Virtualization Virtual Storage
システムメモリP
U
Tables Layer
Wide
Operating System
CommandsPC
I‐E
hann
els W
ioMemoryController
Systeand
Application Memory
Data Transfers
25 Ch
Memory
141410/6/2011
2‐8Banks
専用コントローラが実現する信頼性専用コントロ ラが実現する信頼性
NANDフラッシュの種類 — SLC と MLCNANDフラッシュの種類 SLC と MLCSingle Level Cell Multi Level Cell
100%
g(SLC)
100%
(MLC) ※ 2値の場合
100% 100%
111
10
0 010
00161610/6/2011
0% 0%
00
NANDフラッシュは 壊れるデバイスNANDフラッシュは、壊れるデバイス
SLC型–SLC型•SLC型は1つの記録素子に1ビットのデータを保持する。
−蓄積電荷量の検出を "Hi/Low" の2値で判断する。蓄積電荷量の検出を Hi/Low の2値で判断する。
•書き換え可能な上限回数が多く、データ保持期間が比較的長い。
MLC型–MLC型•MLC型は1つの記録素子に2ビット以上のデータを保持する。
−蓄積電荷量の検出を"Hi/Low"だけでなく 2つの間にいくつかの中間値を設定して蓄積電荷量の検出を Hi/Low だけでなく、2つの間にいくつかの中間値を設定して、4値や8値、16値といった多値で判断する。
•MLC型はSLC型と比べて書き換え可能な回数とデータ保持期間で劣るが、1セルあ
たりの記憶容量が倍増(4値の場合)する。–出典:Flash SSD http://ja.wikipedia.org/wiki/Flash_SSD
10/6/2011 17
壊れないNANDフラッシュデバイスを目指して壊れないNANDフラッシュデバイスを目指して
• SSS 強クラスの ECCSSS 強クラスの ECC• 24+1セットのNANDフラッシュによるRAID5相当の内部保護• PCIeバスのデータ転送はすべてパリティ保護PCIeバスのデ タ転送はす てパリティ保護• メタデータロギング(DBのログ相当をデバイスレベルで実装する特許技術)装
• 故障予兆を示したフラッシュチップの切り離し• Glooming/Advanced Wear Leveling
データの完全性(D t I t it )
データの完全性(D t A il bilit )
データ寿命(D t L it )
181810/6/2011
(Data Integrity) (Data Availability) (Data Longevity)
高度なテクノロジが可能にする”長寿命化”高度なテクノロジが可能にする 長寿命化
SLC MLCSLC MLC
書き換え耐性 ◎MLCの10 20倍
△→○MLCの10‐20倍
応答速度 ◎ △→○1チップの容量 △ ◎
容量当たりの単価 $$$ $容量当たりの単価 $$$ $
主な利用用途 エンタープライズ利用
一般ユーザ利用利用
↓エンタープライズ
↓高パフォーマンス
19
エンタープライズ利用
高パフォーマンス利用
Fusion-ioの管理性Fusion ioの管理性
寿命の確認による予防保守寿命の確認による予防保守
ioDriveを以下の状態で確認することができます。
•Healthy
•Reduced-write
•Read-Only
•Unknown
0%: 書き込み抑制モードへの移行
隠 容量 ある時点隠し容量のある時点: Read Onlyモードへの移行
212110/6/2011
10%: Warningの発行
充実した管理ツール充実した管理ツ ル
専用の管理ツールで専用の管理ツ ルで
• fio-status (CUI)i M (GUI)• ioManager (GUI)
既存の管理ツールで
SNMP• SNMP• WMI• SMI
222210/6/2011
ioMemory ProductsoMe o y oducts
160 GB – SLC140K/135K (512B read/write IOPS)123 000 (75/25 / i 4k k t i ) 320 GB - SLC
ioDrive Duo
ioDrive
123,000 (75/25 r/w mix 4k packet size)
320 GB – SLC140K/135K (512B read/write IOPS)
261K/262K (512B read/write IOPS)238,000 (75/25 r/w mix 4k packet size)
640 GB SLC( )119,000 (75/25 r/w mix 4k packet size
320 GB – MLC100K/141K (512B read/write IOPS)
640 GB - SLC273K/252K (512B read/write IOPS)236,000 (75/25 r/w mix 4k packet size)
100K/141K (512B read/write IOPS)67,000 (75/25 r/w mix 4k packet size
640 GB – MLC93K/145K (512B d/ it IOPS)
640 GB - MLC196K/285K (512B read/write IOPS)138,000 (75/25 r/w mix 4k packet size)
93K/145K (512B read/write IOPS)74,000 (75/25 r/w mix 4k packet size) 1.28 TB - MLC
185K/278K (512B read/write IOPS)150,000 (75/25 r/w mix 4k packet size)
Fusion-ioを用いたシステム構成例Fusion ioを用いたシステム構成例
サーバーが壊れたらどうするの?サ バ が壊れたらどうするの?
同期(非同期)レプリケーション同期(非同期) リケ シ
レプリケーション
データ本体、データベースのWALログなどを同期
プライマリサーバ セカンダリ/バックアップサーバ
単一障害点の解消 評価環境としての利用本番系統に負荷をかけず
にバックアップ
252510/6/2011
データベース利用例: 高負荷MySQL環境デ タベ ス利用例: 高負荷MySQL環境
‐自社製Key‐Value StoreをMySQL クラスタにリプレース‐ 96台のサーバを8台に削減ー 91% OFF‐空間(ラックスペース) あたりの性能向上ー集積度 4.5X 空間(ラック )あたりの性能向 集積度‐故障ポイントの削減、管理性の向上
コスト削減および運用の合理化を達成しつつ
262610/6/2011
3.5 倍のトランザクションを処理可能に!!
仮想デスクトップ利用例: VMware View仮想デスクトップ利用例: VMware View多ユーザー同時利用時も快適ユーザーの体感性能が向上
サーバー群
I/Oサイジングを簡単・容易に ラック・空調、運用コストを削減
共有ストレージ(SAN等)以下のデータを保存
サ バ 群
デスクト プPC以下 デ タを保存• 共有領域• ユーザープロファイル
デスクトップPC
ノートPC
ioDrive(高速半導体ドライブ)ジを保存
シンクライアント端末
以下のイメージを保存• マスターイメージ• クローンイメージ
272710/6/2011
VDIサーバー(ハイパーバイザー)
コネクションブローカー
クライアント群
T H A N K Y O U