越境する文化 テレビの役割越境する文化とテレビの役割 77 も高い割合を占めている。また女性よりも男性,東北や中四国よりも関東,関西の大都市
74.9 テレビは「ひとり」・「ながら」で録画して見...
Transcript of 74.9 テレビは「ひとり」・「ながら」で録画して見...
20代〜60代の男女4,940人に聞く、テレビ視聴実態調査
2018年8月21日
ニクイねぇ!PRESS編集部
報道関係各位
74.9%の人が画質よりも機能や使いやすさを重視!テレビは生活家電へ
テレビは「ひとり」・「ながら」で録画して見る傾向
2018年12月から始まるテレビの新4K8K衛星放送を前に、ニクイねぇ!PRESS編集部では、20~60代の男女
4,940人を対象に、テレビの視聴に関する意識と実態調査を実施しました。主な調査結果は以下の通りです。
2018年12月から新4K8K衛星放送が開始することを「まったく知らなかった」54.8%。
新4K8K放送を視聴するためには専用チューナーを設置しなければいけないことを「まったく知らなかった」66.7%。
いままでのDVD/ブルーレイレコーダーでは、新4K8K放送の録画ができないことを「まったく知らなかった」74.2%。
12月から始まる新4K8K衛星放送 半数以上が「まったく知らない」
テレビで重視するのは、画質よりも「機能や使いやすさ」(74.9%)。
購入したいテレヒの機能は、「スッキリ配線」「1つのリモコン」「はっきり音声」「簡単設定・簡単設置」「オールインワン」など。
画質にこだわるより使いやすい方がいい テレビは黒物家電から生活家電に
テレビは「ひとりで」(78.8%)見ることが圧倒的に多く、以前よりおひとりさまテレビが「増えた」(51.8%)。
92.2%が「ながら視聴」の経験あり。「食事」「スマホ」「パソコン」しながらが多く、男性よりも女性に多い。
テレビは「ひとりで」見るが増加中 92.2%が「ながら」視聴経験あり
調査概要 ●調査時期:2018年6月6日(水)~6月9日(土) ●調査方法:インターネット調査
●調査対象:全国の20代~60代の男女4,940人(男性2,471人、女性2,469人/20代764人、30代 965人、40代1,137人、50代955人、 60代1,119人)
※本調査上のスコア構成比(%)は、小数点第2位以下を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合があります。
録画してテレビを見る人の約4割は「ほぼ毎日」(40.7%)録画視聴。録画する番組はバラエティ、映画、ドラマが多い。
定期的に録画する人の半数は「週に4番組以上」(53.9%)録画。リアルタイム視聴は「減った」(61.9%)。
リアルタイムで見るのは、「ニュース・報道番組」「天気予報」「ワイドショー」など生活情報の生番組中心。
テレビは録画して見るのが当たり前に リアルタイム視聴は減少傾向
YouTubeを見る人の4人に1人は「ほぼ毎日」視聴、全体の半数は「大画面で見たい」、未就学児の親の約7割が子どもにYouTubeを見せている。
テレビで音楽を聴く人の約2割が「ほぼ毎日」テレビで聴き、全体の約4割がテレビの音楽をBGMとして「流したい」。
YouTubeもテレビで見る時代 音楽もテレビで聴く時代
女性に多いテレビあるある 「配線スッキリ願望」「イッキ見でしょぼ目体験」「なぜか行方不明になるリモコン」。
子育て世代に多いテレビあるある テレビ育児には関与しないパパも、DVD育児はパパママ共同参画。
深夜のおひとりさまテレビあるある 家族に気を使う女性、それほど気を使わない男性。
シーン別テレビあるある
新4K8K衛星放送の認知度、テレビに求めるもの
1
12月から始まる新4K8K衛星放送
始まること自体知らないし、専用のチューナーやレコーダーが必要なことはもっと知らない
2018年12月からテレビの新4K8K衛星放送が始まりますが、20~60代の男女4,940人を対象にどの程度知っていたかと聞くと、
半数以上の人が「まったく知らなかった」(54.8%)と答えています[図1]。また、現在市販されている4K・8K対応テレビを持って
いても、新4K8K衛星放送を見るためには専用チューナーが必要になりますが、そのことについては66.7%が「まったく知らなかった」と
答え[図2]、今までのDVD/ブルーレイレコーダーでは新・4K8K衛星放送の録画ができず、対応したレコーダーが必要になることに
関しては、74.2%が「まったく知らなかった」と答えています[図3]。
[図4]テレビの画質と機能、重視するのは?
26.9
26.0
27.6
48.1
44.2
51.8
19.5
22.7
16.5
5.6
7.1
4.1
全体(n=4264)
男性(n=2104)
女性(n=2160)
(%) 画質はある程度良ければ充分で、画質以外の機能や使いやすさを重視したい
どちらかと言えば、画質はある程度良ければ充分で、画質以外の機能や使いやすさを重視したい
どちらかと言えば、画質以外の機能や使いやすさを犠牲にしてでも画質の良さにこだわりたい
画質以外の機能や使いやすさを犠牲にしてでも画質の良さにこだわりたい
5.9
39.4 54.8 内容まで詳細に知っていた
見聞きしたことがあるような気がする
まったく知らなかった
全体 (n=4940)
9.5
23.8
66.7
内容まで詳細に知っていた
見聞きしたことがあるような気がする
まったく知らなかった
全体 (n=4940)
6.9
18.9
74.2
内容まで詳細に知っていた
見聞きしたことがあるような気がする
まったく知らなかった
全体 (n=4940)
[図1]新4K/8K衛星放送が 2018年12月から始まる
[図2]新4K/8K衛星放送を視聴する ためには専用のチューナーが必要
[図3]今までのDVDなどのレコーダーでは 新4K/8K衛星放送は録画できない
普段からテレビを利用していると答えた4,264人に、テレビの画
質と機能のどちらをより重視するか、聞きました。すると、「画質はあ
る程度良ければ充分で、画質以外の機能や使いやすさを重視し
たい」(26.9%)という意見が多く、 「 どちらかといえば」
(48.1%)も合わせると、74.9%が「画質よりも機能を重視」し
ており、男性(70.2%)よりも女性(79.4%)の方がその傾向
が強くなっています[図4]。
テレビで重視するのは、画質よりも機能や使いやすさ
機能 使いやすさ
(計)
74.9
70.2
79.4
また、テレビの特徴を挙げ、購入したいと思うものを聞くと、「テレビ
の裏の配線が少なく、スッキリしている」(41.3%)、「テレビ視聴
から録画まで1つのリモコンで完結する」(31.7%)、「小さい音も
はっきりと聞こえる」(27.5%)、「テレビを設置する際の初期設
定が誰でも簡単にできる」(26.9%)、「番組の視聴・録画・ディ
スクへのダビングがテレビ1台ですべて完結する」(21.6%)、「レ
コーダーなどとつなぐ手間なくテレビを簡単に設置できる」
(20.7%)などが上位となりました[図5]。
男女とも「スッキリ配線」と「1つのリモコン」がツートップですが、女
性の方が「スッキリ配線」へのニーズがより高くなっています(男性
34.8%<女性47.6%)。また、「初期設定が簡単」も女性の
ニーズがより高く(男性20.1%<女性33.4%)なっています。
テレビに求める機能は、「スッキリ配線」「1つのリモコン」「小さい音もはっきり聞こえる」「簡単初期設定」
[図5]テレビで購入したい特徴
0.0
20.0
40.0
60.0
(%)
全体(n=4264)
男性(n=2104)
女性(n=2160)
テレビの裏の配線が少なく、
スッキリしている
テレビ視聴から録画まで
1
つのリモコンで完結する
小さい音もはっきりと聞こえる
テレビを設置する際の初期設定が
誰でも簡単にできる
番組の視聴・録画・ディスクへのダビ
ングがテレビ1
台ですべて完結する
レコーダーなどとつなぐ手間なく
テレビを簡単に設置できる
チューナーやレコーダーを買わなくても、
1
台で4K
放送が見られブルーレイ録画できる
視聴環境に合わせて画面の明るさを
自動で変えてくれる
レコーダーなどの外付け機器が
すべて内蔵されたテレビ
もしものときに安心できる訪問修理
サービス(故障時に担当者が家に来て修理)
全体 (n=4264)
41.3 31.7 27.5 26.9 21.6 20.7 17.7 14.9 13.6 13.1
男性 (n=2104)
34.8 25.9 24.6 20.1 18.5 17.7 18.8 14.4 11.3 10.4
女性 (n=2160)
47.6 37.3 30.3 33.4 24.7 23.6 16.6 15.3 15.9 15.6
対象=普段からテレビを利用している4,264人
対象=普段からテレビを利用している4,264人
次にテレビの視聴スタイルについて聞きました。まず、誰とテレビを見ることが多いかと聞くと、「ひとりで」(78.8%)が圧倒的に多く、
男性(77.6%)も女性(80.0%)も、テレビは「ひとりで」見ることが一番多くなっています[図6-1]。
全員を対象に以前よりテレビをひとりで見ることが増えたかと聞くと、半数が「増えた」(51.8%、男性48.0%、女性55.6%)と
答えており[図6-2]、テレビはおひとりさまで楽しむ、そんな視聴スタイルが定着しているようです。
みんなで見るテレビからひとりで見るテレビへ おひとりさまテレビスタイルの増加
テレビの視聴スタイル
2
[図6-1]テレビを誰と見るか?
0.0
20.0
40.0
60.0
80.0
100.0
(%)
全体(n=4264)
男性(n=2104)
女性(n=2160)
ひとりで
配偶者・
パートナー
母親
高校生以上
の子ども
小学生の
子ども
父親
兄弟・姉妹
知人/友人
孫 祖父母
全体 (n=4264)
78.8 50.6 15.2 12.6 8.8 8.5 4.5 1.1 0.9 0.8
男性 (n=2104)
77.6 47.9 14.7 9.6 8.6 9.0 4.4 1.0 0.5 1.0
女性 (n=2160)
80.0 53.2 15.7 15.5 9.0 8.0 4.6 1.2 1.4 0.7
[図6-2]テレビをひとりで見ることが増えたか?
27.0
23.6
30.4
24.8
24.4
25.2
48.2
52.0
44.4
全体(n=4949)
男性(n=2471)
女性(n=2469)
(%) あてはまる
ややあてはまる
あてはまらない
増えた (計)
51.8
48.0
55.6
テレビを見ながらほかのことをする「ながら視聴」について聞くと、ながら視聴
することは「まったくない」と答えたのはわずか7.8%で、92.2%とほとんどの人
が「ながら視聴」を経験しています[図7-1]。
ながら視聴をすると答えた3,930人に、何をしながらながテレビを見るかと
聞くと、「食事」(52.7%)、「スマートフォン・携帯電話」(51.1%)、
「パソコン」(48.6%)の順となりました[図7-2]。
ながら視聴率約9割!
男性は「パソコン」、女性は「食事」、乳幼児家庭の「子どもの世話」は、テレビを見ながらするのが普通
[図7-1]「ながら視聴」の経験
7.8
10.0
5.7
92.2
90.0
94.3
全体(n=4264)
男性(n=2104)
女性(n=2160)
(%) 「ながら視聴」することはまったくない ながら視聴する
男女別で見ると、女性の方が「ながら視聴」をする傾向が高く、「パソコン」(男性55.2%>女性42.4%)は男性の方が高く
なっていますが、「料理」(男性11.1%<女性41.6% 30.5pt差)、「食器洗い、食器の片づけ」(男性15.3%<女性
39.7% 24.4pt差)、「洗濯」(男性11.0%<34.8% 23.8pt差)など、女性のながら視聴率が男性より多くなっています。
また、乳幼児がいる家庭(245人)では、ながら視聴率が一層高くなっており、「子どもの世話」(66.9%)はダントツに高くなっ
ています。ほかにも「スマートフォン・携帯電話」(69.0%)、「食事」(54.7%)、「食器洗い、食器の片づけ」(44.9%)、「料
理」(42.0%)など、乳幼児がいる家庭では、日常生活の多くがながら視聴しながら行われています。
[図7-2]「ながら視聴」する生活シーン
0.0
20.0
40.0
60.0
80.0
(%)
ながら視聴する人(n=3930)
男性(n=1894)
女性(n=2036)
乳幼児がいる(n=245)
食事
スマホ・
携帯電話
パソコン
食器洗い、
食器の片づ
け 料理
洗濯(洗濯干し、
洗濯物を取り込む、
服を畳む、アイロ
ンがけ等)
部屋の
片づけ
読書、新聞、
雑誌
掃除
タブレット
子どもの
世話
仕事
ゲーム機
車の運転
勉強
入浴
その他
ながら視聴する人(n=3930)
52.7 51.1 48.6 27.9 26.9 23.3 20.5 17.2 15.4 9.7 8.8 4.9 4.0 3.8 2.7 2.0 1.4
男性 (n=1894)
44.6 49.5 55.2 15.3 11.1 11.0 12.2 18.5 8.2 11.7 5.4 6.0 6.0 4.4 3.0 1.8 1.3
女性 (n=2036)
60.2 52.6 42.4 39.7 41.6 34.8 28.2 15.9 22.1 7.8 11.9 3.9 2.1 3.2 2.5 2.2 1.5
乳幼児がいる(n=245)
54.7 69.0 18.0 44.9 42.0 37.1 35.9 6.1 27.3 9.8 66.9 5.7 2.4 4.9 2.4 2.4 0.8
対象=普段からテレビを利用している4,264人
対象=普段からテレビを利用している4,264人
対象=ながら視聴する3,930人
テレビの録画実態
3
次に、テレビ視聴の録画実態について調べてみました。
テレビ番組の録画視聴をすると答えた2,868人に、録画して見る頻度を
聞くと、「ほぼ毎日」と答えた人が最も多く、全体の約4割(40.7%、男性
36.5%、女性44.6%)を占めています[図8]。
テレビを利用し、録画機能を利用すると答えた3,318人に録画する番
組のジャンルを聞くと、「バラエティー・お笑い番組」(43.5%)、「邦画」
録画したテレビ番組を「ほぼ毎日」見る人が約4割、録画して見る番組は「バラエティ」「映画」「ドラマ」など
[図8]録画視聴する頻度
40.7
36.5
44.6
14.5
13.6
15.3
24.9
25.2
24.5
14.0
17.8
10.5
2.1
2.5
1.7
1.6
2.1
1.1
2.2
2.2
2.2
全体
(n=2868)
男性
(n=1385)
女性
(n=1483)
(%) ほぼ毎日 週4~5日程度 週2~3日程度 週1日程度
2週間に1日程度 月に1日程度 月に1日未満
(37.0%)、「洋画」(35.9%)、「国内ドラマ(サスペンス)」(35.6%)、「国内ドラマ(恋愛)」(31.6%)が多くなって
います。男性は「バラエティー・お笑い番組」(44.9%)、「洋画」(38.0%)、「邦画」(36.3%)、「ドキュメンタリー・教養」
(30.7%)、「アニメ」(30.1%)の順、女性は「国内ドラマ(恋愛)」(43.4%)、「国内ドラマ(サスペンス)」(42.3%)、
「バラエティー・お笑い番組」(42.2%)、「邦画」(37.7%)、「国内ドラマ(コメディ)」(36.8%)の順となっています。男女
差を見ると、女性は恋愛、サスペンス、コメディなどの国内ドラマを録画し、男性はスポーツを録画することが多いようです[図9]。
[図9]録画する番組のジャンル
0.0
10.0
20.0
30.0
40.0
50.0
(%)
全体(n=3318) 男性(n=1646) 女性(n=1672)
バラエティー・
お笑い番組
邦画(実写映画)
洋画(実写映画)
国内ドラマ
(サスペンス)
国内ドラマ(恋愛)
国内ドラマ
(コメディ)
ドキュメンタリー・
教養
アニメ
アニメ映画
(邦画)
音楽番組
国内ドラマ
(経済・社会)
国内ドラマ(時代
劇・歴史・大河)
スポーツ
海外ドラマ
(韓流ドラマ以外)
アニメ映画(洋画)
国内ドラマ(S
F
)
国内ドラマ
(その他)
子ども向けアニメ
韓流ドラマ
ニュース・報道番組
国内ドラマ
(スポーツ)
クイズ・ゲーム
ワイドショー
子ども向け教育番組
天気予報
通販・
ショッピング番組
その他
全体(n=3318)
43.5 37.0 35.9 35.6 31.6 29.0 28.5 25.3 23.0 20.6 17.6 17.0 14.9 13.1 12.9 10.7 10.6 9.9 9.3 8.4 7.1 6.6 6.2 4.2 1.9 0.8 1.7
男性 (n=1646)
44.9 36.3 38.0 28.8 19.7 21.0 30.7 30.1 23.9 18.0 16.8 16.5 21.8 11.2 12.3 11.0 8.6 7.7 4.2 10.4 8.7 6.7 6.4 2.6 2.4 1.0 1.6
女性 (n=1672)
42.2 37.7 33.9 42.3 43.4 36.8 26.3 20.5 22.1 23.1 18.4 17.5 8.1 15.0 13.5 10.3 12.6 12.2 14.4 6.3 5.5 6.5 5.9 5.7 1.3 0.5 1.9
定期的に録画する番組があると答えた2,903人に録画する頻度を聞くと、「週に4~5番組」と答えた人が21.2%(男性
18.9%、女性23.4%)と最も多く、半数以上が「週に4番組以上」(53.9%、男性51.4%、女性56.3%)を録画しています
[図10-1]。改めて全員に、以前よりテレビをリアルタイムで視聴することが減ったと思うか聞くと、男女とも6割以上が「減った」
(61.9%、男性60.3%、女性63.5%)と実感しています[図10-2]。
定期的に録画する人のうち半数以上が「週4番組以上」録画 全体の約6割がリアルタイム視聴が「減った」と実感
[図10-1]定期的に録画する番組数と頻度
0.0
10.0
20.0
30.0
(%)
全体(n=2903) 男性(n=1435) 女性(n=1468)
週に0
番組
週に1
番組
週に2
番組
週に3
番組
週に
4
~5
番組
週に
6
~7
番組
週に
8
~9
番組
週に
10
番組以上
全体(n=2903)
3.3 15.9 13.7 13.1 21.2 10.2 3.7 18.7
男性 (n=1435)
4.3 17.1 14.6 12.7 18.9 10.1 3.3 19.0
女性 (n=1468)
2.3 14.9 12.9 13.6 23.4 10.4 4.1 18.5
[図10-2]テレビをリアルタイムで視聴することが減ったか?
35.1
33.8
36.4
26.9
26.5
27.2
38.1
39.7
36.5
全体
(n=4949)
男性
(n=2471)
女性
(n=2469)
(%) あてはまる
ややあてはまる
あてはまらない
減った (計)
61.9
60.3
63.5
対象=テレビを録画視聴する2,868人
対象=テレビを利用し録画機能を利用する3,318人
対象=定期的に録画する番組がある2,903人
テレビで見る番組
4
テレビで録画する番組のジャンルはバラエティー、映画、ドラマでしたが、テレビで見る番組・コンテンツを聞くと、「ニュース・報道番組」
(80.6%)、「天気予報」(69.5%)、「バラエティー・お笑い番組」(67.4%)、「ワイドショー」(48.8%)、「ドキュメンタ
リー・教養」(46.4%)の順となりました。
男性は「ニュース・報道番組」(79.7%)、「天気予報」(65.3%)、「バラエティー・お笑い番組」(65.0%)、「スポーツ」
(55.0%)、「ドキュメンタリー・教養」(45.7%)の順となり、女性は「ニュース・報道番組」(81.5%)、「天気予報」
(73.6%)、「バラエティー・お笑い番組」(69.7%)、「ワイドショー」(57.2%)、「国内ドラマ(サスペンス)」(51.3%)の
順となっいます[図11]。
テレビで見る番組は「ニュース」「天気予報」「ワイドショー」などの生番組
[図11]テレビで見る番組・コンテンツ
0.0
20.0
40.0
60.0
80.0
100.0
(%)
全体(n=4264) 男性(n=2104) 女性(n=2160)
ニュース・報道番組
天気予報
バラエティー・
お笑い番組
ワイドショー
ドキュメンタリー・
教養
スポーツ
邦画(実写映画)
国内ドラマ
(サスペンス)
洋画(実写映画)
音楽番組
クイズ・ゲーム
国内ドラマ(恋愛)
国内ドラマ
(コメディ)
アニメ
アニメ映画(邦画)
国内ドラマ(時代
劇・歴史・大河)
国内ドラマ
(経済・社会)
海外ドラマ
(韓流ドラマ以外)
アニメ映画(洋画)
国内ドラマ(S
F
)
子ども向けアニメ
国内ドラマ
(スポーツ)
通販・
ショッピング番組
国内ドラマ
(その他)
韓流ドラマ
子ども向け教育番組
その他
全体 (n=4264)
80.6 69.5 67.4 48.8 46.4 43.7 42.8 42.8 40.5 37.8 37.1 37.0 36.4 33.2 29.5 26.3 24.2 17.8 16.9 15.2 15.0 14.3 12.9 11.9 11.3 10.9 0.6
男性 (n=2104)
79.7 65.3 65.0 40.1 45.7 55.0 40.5 34.1 41.8 34.0 34.2 24.9 28.2 35.8 30.1 25.7 23.0 15.6 15.6 16.1 11.6 17.6 11.8 11.0 5.8 6.8 0.8
女性 (n=2160)
81.5 73.6 69.7 57.2 47.0 32.7 45.1 51.3 39.2 41.4 40.0 48.8 44.3 30.6 29.0 26.9 25.3 20.0 18.1 14.3 18.2 11.1 14.1 12.7 16.7 14.9 0.4
対象=普段からテレビを利用している4,264人
テレビ番組を見る以外のテレビの使い方
5
リアルタイム視聴・録画視聴以外のテレビの利用方法について
調べてみました。
テレビでYouTubeやニコニコ動画などのオンライン動画共有
サービスを利用すると答えた292人に、テレビで視聴する頻度を
聞くと、4人に1人は「ほぼ毎日」(25.0%、男性27.5%、女
性21.5%)と答え、68.2%が「週1回以上」視聴し、女性
(58.7%)より男性(74.9%)の方が多くなっています[図
12-1]。子どもに見せているかどうか聞くと、未就学児の親の約7
割(71.9%)、小学生の親の54.3%が、子どもにオンライン動
画共有サービスの番組・コンテンツを見せていると答えています
[図12-2]。
またテレビで音楽を聴くと答えた290人に、その頻度を聞くと、約
2割が「ほぼ毎日」(23.4%、男性21.5%、女性25.0%)、
6割以上が「週1回以上」(62.4%、男性62.3%、女性
62.5%)テレビで音楽を聴いていると答えています[図13]。
テレビでYouTubeやニコニコ動画を「毎日」見る人が4人に1人、テレビで音楽を「毎日」聴く人が5人に1人
[図12-1]テレビで動画共有サービスを視聴する頻度
25.0
27.5
21.5
13.0
12.9
13.2
17.5
21.1
12.4
12.7
13.5
11.6
6.2
5.3
7.4
6.8
5.3
9.1
18.8
14.6
24.8
全体
(n=292)
男性
(n=171)
女性
(n=121)
(%) ほぼ毎日 週4~5日程度 週2~3日程度 週1日程度
2週間に1日程度 月に1日程度 月に1日未満
週1回以上(計)
68.2
74.9
58.7
[図12-2]子どもにテレビで動画共有サービスを見せているか
28.1
17.1
43.8
37.1
18.8
34.3
9.4
11.4
未就学児の親
(n=32)
小学生の親
(n=35)
(%) よく見せている たまに見せている あまり見せていない まったく見せていない
見せている(計)
71.9
54.3
[図13]テレビで音楽を聴く頻度
23.4
21.5
25.0
7.9
6.2
9.4
14.1
18.5
10.6
16.9
16.2
17.5
5.9
6.9
5.0
5.5
4.6
6.3
26.2
26.2
26.3
全体
(n=290)
男性
(n=130)
女性
(n=160)
(%) ほぼ毎日 週4~5日程度 週2~3日程度 週1日程度
2週間に1日程度 月に1日程度 月に1日未満
週1回以上(計)
62.4
62.3
62.5
全員を対象に、YouTubeなどの動画配信サービスをテレビの
大きな画面で見たいと感じることがあるかと聞くと、半数が「見たい
と感じる」(51.1%、男性53.4%、女性48.8%)と答えてい
ます。中でも乳幼児(64.5%)や未就学児(57.0%)を持
つ親では、その意向がさらに高くなっています[図14-1]。
また、自宅にスピーカーはないが、テレビの音楽をBGMとして流
したくなることがあるかと聞くと、38.7%が「ある」(男性36.7%、
女性40.7%)と答えており[図14-2]、室内で移動するとき
に、テレビの向きを簡単に変えられたらいいなと感じることがあるかと
聞くと、こちらも 38.2%が「ある 」(男性 36.5%、女性
39.8%)と答えています[図14-3]。
テレビは番組を見たり録画したりするだけでなく、幅広い用途とし
ての活用が求められているようです。また、一般的に、黒物家電
は男性の関与度が高いことが知られていますが、テレビに関しては、
男性以上に女性の関心が高くなっています。
動画をテレビの大画面で見たい、テレビの音楽をBGMにしたい、テレビの向きを簡単に変えたい
22.1
23.7
20.5
27.2
26.6
29.0
29.7
28.3
37.3
30.4
48.9
46.6
51.2
35.5
43.0
全体
(n=4949)
男性
(n=2471)
女性
(n=2469)
乳幼児の親
(n=287)
未就学児の親
(n=318)
(%) あてはまる ややあてはまる あてはまらない
見たい(計)
51.1
53.4
48.8
64.5
57.0
[図14-1]YouTubeなどをテレビの大きな画面で見たいか?
13.9
12.0
15.8
24.8
24.7
24.9
61.3
63.3
59.3
全体
(n=4949)
男性
(n=2471)
女性
(n=2469)
(%) あてはまる ややあてはまる あてはまらない
流したい(計)
38.7
36.7
40.7
[図14-2]テレビの音楽をBGMとして流したいか?
12.1
11.1
13.0
26.1
25.4
26.8
61.8
63.5
60.2
全体
(n=4949)
男性
(n=2471)
女性
(n=2469)
(%) あてはまる ややあてはまる あてはまらない
流したい(計)
38.2
36.5
39.8
[図14-3]テレビの向きを簡単に変えられたらいいと思うか?
対象=テレビでオンライン動画共有サービスを利用する292人
対象=テレビで音楽を聴く290人
56.8
48.3
55.3
55.8
55.3
52.3
61.9
61.8
62.9
58.7
55.6
40.0 50.0 60.0 70.0
全体(n=4940)
20代(n=389)
30代(n=488)
40代(n=573)
50代(n=476)
60代(n=545)
20代(n=375)
30代(n=477)
40代(n=564)
50代(n=479)
60代(n=574)
(%)
テレビあるある
6
テレビに関するさまざまな要望を聞いた結果、年代別の特徴が浮かび上がりました。
まず、テレビの裏の配線をスッキリさせたいと感じることがあるかと聞くと、全体では79.1%が「あてはまる」と答えていますが、30代女
性(86.0%)、40代女性(87.1%)、50代女性(85.0%)ではスッキリさせたい意向が8割を超え高くなっています[図15-
1]。テレビで購入したい特徴1位となったスッキリ配線ですが([図5]参照)、女性の支持が高いのも納得の結果です。
長時間テレビを見ていて目が疲れると感じることがあるかと聞くと、全体では56.8%が「あてはまる」と答えているの対し、20代女性
(61.9%)、30代女性(61.8%)、40代女性(62.9%)では6割を超えています[図15-2]。
また、テレビや周辺機器のリモコンが室内で行方不明になることがあるかと聞くと、全体では31.3%が「あてはまる」と答えているの対
し、20代女性(39.7%)30代女性(36.7%)はより高くなっています。[図15-3]。
配線をスッキリで掃除の手間を省きたい、ドラマや映画のイッキ見でしょぼつきがちな目、なぜかいなくなるリモコン、いずれも「あるあ
る」と共感する女性は少なくなさそうです。
テレビあるある①女性編 なぜか? いなくなるリモコン
[図15ー1][図15ー2][図15ー3]のスコアは「あてはまる」+「ややあてはまる」
[図15-1]
テレビの裏の配線をスッキリさせたい
79.1
62.0
75.0
77.5
77.1
77.4
78.7
86.0
87.1
85.0
81.0
50.0 60.0 70.0 80.0 90.0
全体(n=4940)
20代(n=389)
30代(n=488)
40代(n=573)
50代(n=476)
60代(n=545)
20代(n=375)
30代(n=477)
40代(n=564)
50代(n=479)
60代(n=574)
(%)
男性
女性
[図15-2]
長時間テレビを見て目が疲れる
31.3
36.0
38.5
33.2
27.7
26.1
39.7
36.7
30.1
25.1
24.2
20.0 30.0 40.0
全体(n=4940)
20代(n=389)
30代(n=488)
40代(n=573)
50代(n=476)
60代(n=545)
20代(n=375)
30代(n=477)
40代(n=564)
50代(n=479)
60代(n=574)
(%)
[図15-3]テレビの周辺機器や
リモコンが行方不明になる
乳幼児がいる家庭の66.9%がテレビを見ながら「子どもの世話」をしていますが([図7-2]参照)、これを年代別に見ると、な
がら視聴する3,930人の平均は8.8%ですが、20代女性(20.4%)と30代女性(29.3%)では一段と高くなっています。一
方、同世代の男性(20代男性3.0%、30代男性12.2%)のスコアはがそれほど高くありません[図16-1]。
また、子どものためにDVDやブルーレイを視聴することがあるかと聞くと、全体では23.3%が「あてはまる」と答えているの対し、30代
女性(35.4%)、40代女性(30.7%)はスコアが高く、子どもの知育にテレビが役立てられていることが推測できます。こちらは
同世代男性のスコアも高い(30代男性32.6%、40代男性31.6%)ことから、DVDやブルーレイなどを使ったディスク育児はパパ
も積極的に参加しているようです[図16-2]。
テレビあるある②子育て編 子育て世代のテレビ活用術
ながら育児するのはママ中心、DVDやブルーレイなどのディスク育児はパパママ共同参画
23.3
22.1
32.6
31.6
19.3
12.1
24.5
35.4
30.7
15.2
10.5
0.0 10.0 20.0 30.0 40.0
全体(n=4940)
20代(n=389)
30代(n=488)
40代(n=573)
50代(n=476)
60代(n=545)
20代(n=375)
30代(n=477)
40代(n=564)
50代(n=479)
60代(n=574)
(%)
[図16-1]テレビを見ながら子どもの世話をする
8.8
3.0
12.2
9.3
0.8
0.9
20.4
29.3
13.9
1.5
0.0
0.0 10.0 20.0 30.0
ながら視聴する人(n=3930)
20代(n=264)
30代(n=378)
40代(n=451)
50代(n=376)
60代(n=425)
20代(n=275)
30代(n=393)
40代(n=474)
50代(n=412)
60代(n=482)
(%)
男性
女性
[図16-2]子どものためにDVDやブルーレイを視聴することがある
男性
女性
[図16ー2]のスコアは「あてはまる」+「ややあてはまる」 対象=ながら視聴する3,930人
全体 (n=4940)
男性20代 (n=389)
男性30代(n=488)
男性40代(n=573)
男性50代(n=476)
男性60代(n=545)
女性20代 (n=375)
女性30代 (n=477)
女性40代(n=564)
女性50代 (n=479)
女性60代(n=574)
7
「ニクイねぇ!PRESS」とは?
仕事に、暮らしに、子育てに、毎日を頑張るママとパパ。そんなみなさんに「暮らし」×「家電」の視点から毎日にワクワクを届ける「使える」「ため
になる」情報を格納するサイトです。頑張るママとパパが直面する数々の「困った」や「ギモン」を解決する方法、そのサポート役となる家電の使
い方&情報などを、さまざまな角度から発信します。
http://www.nikuine-press.com/
ひとりで見ることが多いテレビですが([図6]参照)、夜や早朝など、家族や子どもがまだ寝ているときにテレビを見ることがあるか
と聞くと、43.6%が「ある」と答えています。中でも40代男性(52.4%)と30代女性(48.0%)・40代女性(49.6%)では
深夜のおひとりさまテレビ率がより高くなっています[図17-1]。
では、夜にテレビを視聴する際、寝ている家族や子ども、同居人、近所に気を使うかと聞くと、全体では46.0%が「気を使う」と答え
ていますが、20代女性(53.6%)、30代女性(53.9%)、40代女性(53.2%)では半数以上が「気を使う」と答えています
[図17-2]。
深夜のおひとりさまテレビ率が高い(52.4%)40代男性は、「気を使う」と答えた人が46.4%と、深夜のテレビでも気を使わない
人の方が多いのに対し、女性は「気を使う」が多く、特に20代女性では「気を使う」(深夜にテレビを見る41.9%、気を使う
53.6%)と答えた人の方が10ポイント以上も多くなっています。
テレビあるある③深夜のおひとりさまテレビ編 おおむね気を使う女性、それほど気を使わない男性
43.6 41.9
45.3
52.4
43.7
35.8
41.9
48.0 49.6
40.9
35.4
46.0 47.8 48.6
46.4 45.0
37.8
53.6 53.9 53.2
38.8 37.8
30.0
40.0
50.0
60.0
(%)
夜や早朝など、家族や子どもがまだ寝ているときにテレビを見ることがある
夜にテレビを視聴する際は、寝ている家族や子ども、同居人、近所に気を使う
[図17]家族が寝ているときのテレビ視聴と配慮の有無
商品情報:三菱電機「REAL 4K」の特長
8
“手の届く上質感 Hello! New 4K Life”を実現する三菱の新しい「REAL 4K」
今回の調査でも明らかなように、生活者はテレビに対し、画質よりも「スッキリ配線」や「1つのリモコン」などの機能や使いやすさを重
視する人が多くなっています。そこで、新4K8K衛星放送対応の「REAL 4K」(RA1000、10月発売予定)は、“手の届く上質感
Hello! New 4K Life”をコンセプトに、4Kをもっともっと身近に、みんなで楽しめる未来を提案する商品として開発しました。
レコーダー内蔵テレビなので、配線は電源コードとアンテナ線だけでスッキリしており、複雑な配線の必要もなく、簡単に設置ができま
す。しかも、1つのリモコンで操作ができ、レコーダー内蔵でありながら壁掛けにも対応しています。
また、アナウンスがはっきりと聞こえるよう、「声ハッキリプラス」機能を搭載。BGM部分の音量はそのままで、アナウンスのみ音量を大
きくして、人の声を聞き取りやすくすることが可能です。
リモコンには視聴する方の多いYouTubeボタンを設置。YouTubeを見たいと思ったらワンタッチでダイレクト遷移して、テレビの大き
な画面でYouTubeが視聴でき、お子さまの学習にも適しています。
また、テレビで音楽を聴く方のために、DIATONEの独自技術を採用。デジタル放送の音声圧縮の際にカットされる箇所を高域予
測補完して、なめらかな音に復元し、パイプオルガンと同じ仕組みで小さなスピーカーでも重低音を再生します。
録画機能も充実しており、新4K衛星放送を視聴しながら、同時に新4K衛星放送の裏番組を録画もでき、地デジなどのハイビ
ジョン番組なら2番組が同時録画できます。また、市販のUltra HDブルーレイもテレビだけで再生ができます。三菱の「REAL 4K」は
番組表も高精細な4K表示なので、文字の見やすさは抜群です。