6408 アルブミン [随時尿]6408 3.生化学的検査 >> 3A.蛋白･膠質反応 >> 3A015....

検査オーダー

患者同意について

尿中特殊物質定性定量検査

材料 001 尿 (含むその他)

albumin 連絡先： 4588

基本情報 (標準コード (JLAC10) ) 基本情報 (診療報酬)

Department of Clinical Laboratory, Kyoto University Hospital

検査項目情報一次サンプル採取マニュアル

6408 3.生化学的検査 >> 3A.蛋白･膠質反応 >> 3A015. アルブミン [随時尿] Ver.8

標準コード (JLAC10) 診療報酬

分析物

3A015 アルブミン

D001 8 アルブミン定量（尿） 102 点

D001

識別 0000

測定法 061 免疫比濁法 (TIA)

52 アルブミン

結

果

識

別

51 アルブミン・クレアチニン補正値

加算

等

算定条件

等

尿中トランスフェリン, 尿中Ⅳ型コラーゲン, 尿中アルブミン定量は,

糖尿病または糖尿病性早期腎症患者であって微量アルブミン尿を疑う

ものに対して行った場合に, 3ヵ月に1回に限り算定できる. (ただし同

時に行った場合は, 主たるもののみ算定する.)

検査結果に影響を

与える臨床情報

オーダー画面

オーダー ⇒ 検査オーダー ⇒ 検体検査 ⇒ 検査項目分類 ⇒ ⇒ 生化学的検査 ⇒ 蛋白･膠質反応

オーダー ⇒ 検査オーダー ⇒ 検体検査 ⇒ 平日時間内 ⇒ ⇒ 材料別 ⇒ 随時尿

オーダーボタン名

至急オーダー

検査オーダーに関する

注意事項

オーダー ⇒ 検査オーダー ⇒ 検体検査 ⇒ 平日時間内 ⇒ ⇒ 尿生化学･内分泌検査 ⇒ 随時尿

可検査予約

ｱﾙﾌﾞﾐﾝ[随時尿]

印刷用マニュアル

アルブミン

[随時尿]

https://www.kuhp.kyoto-u.ac.jp/~kensa/reference/index/ 1 / 5




アルブミン

[随時尿]

丸底プレイン(白) 尿 5 mL

添加物(キャップ色等) 採取材料採取量測定材料必要量

検体採取

患者の検査前準備

検体ラベル(単項目オーダー時)

ｷｮｳﾀﾞｲﾃｽﾄ

検体採取のタイミング注 80 外

N60

急記号

U

P

@09.03随時尿

**-****-14001*

採取容器について U 2ml **-***-***

尿生化学

検体搬送について

検査に要する時間

再検査･追加検査の

対応可能日数

検体採取日から2日以内

検体採取について酸性尿は避けてください.

採取検体の保存条件(採取当日) 室温保存

(翌日以降検査) 検体の安定性尿を遠心分離した上清を冷蔵保存

検体採取に関する

注意事項


検査機器 TBA-2000FR

検査所要日数当日報告

まいこネット開示までの目安翌日 (土日祝日を除く)

検査結果報告

検査部門・委託先外来棟2階尿検査室

検査結果報告について






アルブミン

[随時尿]

生物学的基準範囲期間 2015/11/27～基準値設定材料随時尿

検査方法免疫比濁法 (TIA)

項目男性女性単位

51 アルブミン・クレアチニン補正値 30.0 未満 30.0 未満 mg/g･Cr

52 濃度 *** *** mg/L

基準値情報

尿蛋白が陰性の患者で随時尿によりスクリーニングを行う. 30mg/g・Cre以上であれば, 蓄尿を行い, 1日総排泄量, アルブミン指数,

AERを求める.

CKD(慢性腎臓病)では, その重症度分類をGFR(糸球体濾過量)と尿中アルブミン(mg/g・Cre)で表すことが推奨されている.


緊急異常値

電話連絡対応

判定・解釈等





アルブミン

[随時尿]

関連検査項目

参考文献

臨床検査データブック 2013-2014

増加する疾患

糖尿病腎症初期, 起立性蛋白尿, 発熱, 高血圧, 心不全

高度増加する疾患

糖尿病性腎症, 糸球体腎炎, ループス腎炎

臨床的意義

尿蛋白が定性で陰性(総蛋白として10～30mg/dL)の時期に, 尿中に排泄するアルブミンの増加から初期の腎障害を診断することに意義がある. したがって, 尿定性

で尿蛋白が1+以上の場合にはこの検査を行わず, 尿蛋白の定量と必要に応じて尿蛋白の電気泳動を行うべきである.

糖尿病腎症の初期には, 糸球体内圧が上昇し, 糸球体が障害されアルブミンの尿中への排泄が増加する. この初期の段階で糖尿病のコントロールを十分に行うと, 尿

中へのアルブミンの排泄が減少し, 顕性の糖尿病腎症の発症を抑制できるといわれている.

高血圧でもアルブミンの尿中への排泄が増加し, 高血圧のコントロールにより減少することが知られている.

その他, 全身性エリテマトーデスでも尿蛋白陰性で, 尿中アルブミンが増加している場合は, ループス腎炎の存在が示唆される.

最近の臨床データは尿中のアルブミンの排泄増加は, 糖尿病の有無にかかわらず心血管系の疾患の危険因子となっていることを示している. その機序は不明である

が, 内皮機能の障害と結びつける考え方もある.

異常値を示す病態・疾患

臨床情報





アルブミン

[随時尿]

変更適用日

他情報・変更履歴変更履歴

2

1

2015年4月24日外部委託先変更(SRL⇒LSIM), 報告日数変更

2015年4月1日

2015年11月25日院内検査開始, 基準値等変更

2015年11月27日(相関) https://www.kuhp.kyoto-u.ac.jp/~kensa/reference/item/pdf_public/6408correlation.pdf

5

4 2016年4月25日平成28年度診療報酬改定

2016年4月1日

2018年4月6日平成30年度診療報酬改定

2018年4月1日

7

6 2018年5月8日検査機器変更([TBA-120FR]⇒[TBA-2000FR])

2018年3月19日

2019年11月18日JLAC10結果識別名称を変更

2019年11月18日

(相関) https://www.kuhp.kyoto-u.ac.jp/~kensa/reference/item/img/6408correlation.jpg

(詳細) https://www.kuhp.kyoto-u.ac.jp/~kensa/reference/item/information/19-p027.pdf

8 2020年4月2日令和2年度診療報酬改定

2020年4月1日(中医協答申) https://www.kuhp.kyoto-u.ac.jp/~kensa/reference/item/pdf_rezept/000593372.pdf

URI https://www.kuhp.kyoto-u.ac.jp/~kensa/reference/item/6408.html

Last Updated : 16 Mar. 2021, 13:06

2008年4月1日制定

2008年4月1日

文書更新日変更内容

3

Ver.


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