第6回マインドマップ勉強会テスト報告

藤沢耕助

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マインドマップ本読書会 ©Kosuke Fujisawa 2

1.  テスト報告とは

2.  テスト報告を出すタイミング

3.  テスト報告の⼿順

4.  テスト報告書のテンプレートがない場合

5.  テスト報告におけるマインドマップの適⽤


1. テスト報告とは

*  テスト担当者が、テストマネージャやプロジェクトマネージャに対して報告する

*  マネージャは、報告内容に基づいて次のテスト⼯程への移⾏などを決定する

*  テスト実⾏の記録≠テスト報告


2. テスト報告を出すタイミング

*  ある⼀つのテスト⼯程（例：統合テスト）の終了時

*  あるテストカテゴリ(例：負荷テスト)の終了時

*  あるモジュールやプログラムのテストの終了時

*  ある⼀定期間（週や⽉）がたった時

*  ある担当者が担当しているテストの終了時


3. テスト報告の⼿順

作成したテスト報告書のレビューを経て、報告先に提出する

マインドマップで⽂書の要約と担当者コメントを検討する

テスト報告書の記載内容とその構造を決定する

テスト報告書の作成タイミングを決定する


4. テスト報告書のテンプレートがない場合

*  プロジェクトの関係者に、テスト報告に求められる要件をヒアリングする

*  IEEE829を参考に、各項⽬における記載内容を検討する

*  記載内容を決めたら、テスト報告書へのインプットとなるドキュメントを洗い出す


5. テスト報告におけるマインドマップの適⽤

*  テスト報告の要約、⾒解を作成する作業にマインドマップを適⽤する



*  1. 情報元となる項⽬をメインブランチとして描いていく（以下、マインドマップは書籍からの引⽤）

//ツールで描いているので、厳密にはマインドマップのルールに沿っていませんが…



*  2. 左側のブランチに必要な情報を記述していく

３⽇



*  3. 書かれている内容に関連があるか確認する

３⽇



*  4. 左側に書かれた情報を整理しながら、右側の「要約」を描いていく



*  5. 「コメント」に、テスト担当者の過去の経験などからの気づきを描いていく


3. テスト報告の⼿順（再掲）

作成したテスト報告書のレビューを経て、報告先に提出する

マインドマップで⽂書の要約と担当者コメントを検討する

テスト報告書の記載内容とその構造を決定する

テスト報告書の作成タイミングを決定する


参考⽂献

* マインドマップから始めるソフトウェアテスト, 池⽥暁/鈴⽊三紀夫, 技術評論社,

2007

Software