携帯電話のセキュリティ価値の増大とビジネスプラン
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携帯電話のセキュリティ価値の増大とビジネスプラン
立命館大学第1回学生ベンチャーコンテスト「優秀賞」から
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1990 1995 2000 2005 2010 2015 2020
携帯の機能展開と将来
コミュニケーション
機能の追及
情報管理・セキュリテ
ィセンターへ
情報・セキュリティ管理ツール
電子キー・個人認証
通話
メール
インターネット
電子マネー
(単位 年)
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携帯電話の紛失に関する意識 携帯電話を失くした場合のショック は財布と同じぐらいに感じる!! *詳しくは手元
資料の最後に掲載
携帯の内容(メールやアドレス)を見知らぬ人に見られたくない。
データの流失=個人資産の盗難
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携帯データ保護の方策
データ消去
携帯をなくした時はどうする?
携帯の 位置探索
有効な方策はこれらの連携
データロック
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本提案サービスの流れダウンロード
( プレインストールが目標)
ショップ携帯紛失
データロック位置探索
携帯発見
web サイト
盗難等で携帯を取り戻すことが出来ない場合
データ消去 ロック解除
or
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競合相手位置探索
データロック
データ消去
au お探しナビ位置情報検索サービス。携帯電話やパソコンから,検索することができる 。
○ × ×
ボーダフォン J ー T 04紛失した際に端末に向けてメールを送信するとダイヤルロックがかかる。
× ○ ×
ドコモ AOL画面に紛失届けを記載、機能をロック。 × ○ ×本プラン ○ ○ ○
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他のサービスとの優位性 先行性:
現在、データロック、位置探索、データ消去の全てを一貫して行っているところはない。
ビジネス保護のしくみ:データロック、位置探索、データ消去をインターネット上で統合するサービスに関するビジネスモデル特許出願。
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市場・顧客 携帯電話を紛失した経験のある人。 携帯電話の契約数は8271万台( 200
4年 6月)。うち、10台に1台以上が紛失経
験あり。
年間80万台 ( 推定 ) の紛失。 市場は10億円規模に。
(紛失時の手数料収入を1000円と想定した場合)
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将来のビジネス展開の可能性も
携帯データ保護
携帯データバックアップ 犯罪に対する位置探索によるSOSサービス
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事業計画実施
事項 1年目 2年目 3年目
第1四半期
第2四半期
第3四半期
第4四半期
第2四半期
第2四半期
第2四半期
第2四半期
携帯電話に関する技術開発
1 年で技術確立
特許出願 出願携帯電話会社への交渉
au へ交渉開始
ドコモへ交渉開始
ボーダフォンへ交渉開始
サービス展開
サービス開始
各メーカーへプレインストールの交渉
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収支予測
-2000
1000
4000
7000
10000
万円
1年目 3年目 5年目
売上高利益
目標利用台数 5000 台
15000台
40000 台
70000 台
この後、携帯のセキュリティセンター化
により
市場規模、売上が大幅拡大する
この段階でビジネスの売却あるい
は大手との提
携潜在市場規模の
約10%の顧客獲得を
想定
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本提案のまとめ ビジネスチャンス 5 年後携帯がセキュリティセンター化 紛失時のリスク増大 優位性 探索・ロック・消去のインターネット上での統
合のビジネスモデル特許出願予定 市場 現在の市場規模10億円 5 年後には市場規模倍増+ α
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携帯電話の紛失に関するアンケート 2003
年 9 月 24 日 調査概要 2003 年 9 月 12 日(金)~ 2003 年 9 月 13 日 ( 土 ) に実施された携帯電話を所持している
全国の男女 520 名に対する携帯電話に関するアンケートの一部です。
結果概要
調査方法: インターネットリサーチ
調査対象: マクロミルモニタ、携帯電話を所持している男女
対象地域: 全国
調査日時: 2003 年 9 月 12 日(金)~ 2003 年 9 月 13 日 ( 土 )
サンプル数: 520 ( 男性: 49.8% 女性: 50.2%)
携帯電話を失くした場合のショック度 「財布を落とした位ショック」 66.7%金額に換算すると、「 1 万円~ 3 万円未満」の財布を落としたショック度 40.3%
携帯電話の紛失によるショックの度合いを聞いてみると、「財布を落とした位ショック」が 66.7% でトップであった。 この外、「友達を失くす位ショック」が男性 20 代で 14.8% 、女性 10 代で 10.8% であり、この年代にとって、日常生活の中で携帯電話が友人とのコミュニケーションに欠かせないツールであることがうかがえる。 また、ショックの度合いをいくら入っている財布を失くした時に相当するかを尋ねたところ、「 1万円~ 3万円未満」と回答した人が 40.3% と最も多かった。 女性 30 代以上では、「 5万円以上」と回答した人が 30%前後を占め、この年代にとって、携帯電話は特に価値のあるものであることがわかる。
参考資料
携帯電話の登録データのバックアップ保存、 「していない」が 76%!保存している人の登録データのバックアップ方法は、ソフト利用 50.4%自分でメモして保存 40.0%
携帯電話に登録した電話番号、住所などの電話帳データを保存しているかどうかを尋ねた結果、「保存してない」と回答した人は 76% であった。 「保存していない」という人の割合を年代別に見ると、 20 代男性が 65.6% と一番低く、 10 代女性で 84.8% と最も高い。 また、「保存している」と回答した人に登録データのバックアップ方法を聞いて見ると、男性は「市販またはメーカーが配布しているソフト」を使用する人が半数以上を占め、一方、女性は「自分でメモして保存し
ている」が半数以上に上り、男女間でのデータ保存の違いが顕著に現われている。 携帯電話のデータ保存「保存していない」 ⇒ 76%「保存している」 ⇒ 10代女性はわずか 15.2%
携帯電話の電話帳や写真など個人データのバックアップを取っているかどうかを尋ねたところ、「保存している」と回答した人は、全体の 24.0% で、 7割以上がデータを保存していなかった。 これを性年代別で見ると、 20 代が男女共に他年代と比べ「保存している」率が最も多く、男性が34.4% 、女性は 29.7% であった。 10 代女性は 84.8% が「保存していない」と回答しており、データを保存する意識が非常に薄いことがうかがえる。 また、 40 代男性はデータのバックアップを取っている人が同年代女性より 4ポイント高く (23.4%) 、背景として、仕事で使用する機会が多いということがあるだろう。
携帯電話を失くした時のショックは、1 万円~ 3 万円入りの財布を失ったくらい 40.3%
携帯電話を失くした時のショック度を、いくら入った財布を失くした時に相当するかを尋ねたところ、全体では「 1万円~ 3万円未満」が 40.3% で最も多く、次いで「 3万円~ 5万円未満」が 22.6% で続いた。 また、 3万円以上の金額幅で見ると、男性は「 3万円~ 5万円未満」が 20 代で 26.2% 、 40 代では29.5% と、他の年代に比べて高かった。 女性は年代と共に金額も上がり、「 10万円以上」と回答した人は、 30 代が 12.3% 、 40 代では 16.1% となり、携帯電話はお金と同じ位大切なものと考える意識が強いようだ。
参考ネットリサーチ「マクロミル」 http://www.macromill.com/client/r_data/20030924keitai/index.html