私たちの職業病
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私たちの職業病私たちの職業病
職業病とは?職業病とは?職業病とは、職の労働条件、環境などによって起こるものです。いわゆる過労による病気を指します。
長く続く疲れで、内科や外科に行っても原因が見つからないものは職業病である可能性があります。
歴史歴史 1950年代まで職業病は危険なもの、1950年代まで職業病は危険なもの、有害なものを扱っている職におきる病気と有害なものを扱っている職におきる病気と思われていました。しかし最近は仕事上の思われていました。しかし最近は仕事上の体の使い方や機械の性能や性質によるも体の使い方や機械の性能や性質によるものを含めています。のを含めています。
職業病という言葉が職業病という言葉が使われ始めたのはいつでしょう?使われ始めたのはいつでしょう?1、昭和33年あたり1、昭和33年あたり
2、2、
主な職業病 主な職業病
じん肺じん肺・・・呼吸機能が低下し、結核、・・・呼吸機能が低下し、結核、肺気腫、肺がんになりやすくなる。肺気腫、肺がんになりやすくなる。
職業性腰痛・・・骨、筋肉、神経、内臓職業性腰痛・・・骨、筋肉、神経、内臓に異常が現れる。に異常が現れる。
熱中症・・・発汗に伴い、水分や塩分が熱中症・・・発汗に伴い、水分や塩分が不足し、体温調節機能が働かなくなる。不足し、体温調節機能が働かなくなる。症状は、血圧低下、けいれん、脱力感、症状は、血圧低下、けいれん、脱力感、失神など。失神など。
アスベスト問題アスベスト問題中皮腫中皮腫
• アスベスト問題とは、石綿による塵肺、肺線維症、肺癌、悪性中皮腫(ちゅうひしゅ)などによって起こる人体への健康被害問題のことを指す。
• 病状の中の中皮腫は職業病と関係がある。 中皮腫(ちゅうひしゅ)とは、中皮細胞由来の腫瘍の総称である。悪性のもの、良性のものの双方がある。発生場所は、胸膜が多く、他に腹膜、心膜などがあり、それぞれ胸膜中皮腫、腹膜中皮腫、心膜中皮腫という。
職業病の発生要因
作業環境物理的化学的生物的
粉じん・化学物質
害虫・ウィルス
作業条件作業量作業時間作業方法
作業姿勢作業強度
温度・音・放射線
腰痛症VDT障害
じん肺
職業病の予防
作業環境の改善
作業条件の改善
健康診断
有害物質の発生をおさえる
適切な作業基準をもうける
定期健康診断 特殊健康診断
マスクなどの保護具を着用
環境測定
有害業務従事者
特殊健康診断とは有害物質を取り扱う方や、リスクの高い作業を行う人に対する健康診断です。特殊健診にはさまざまな種類があり、業種や取り扱っている化学物質等により義務付けられているものもあります。
また、最近特殊健康診断を受けている患者は1995年から年々増加しています。
裁判①裁判① 1、じん肺で苦しむ患者・家族は後を絶たず、1、じん肺で苦しむ患者・家族は後を絶たず、肺ガンもついに労災認定へ肺ガンもついに労災認定へ 人類最古最大の職業病「じん肺」。各地の鉱 人類最古最大の職業病「じん肺」。各地の鉱山、トンネル離職者などが中心になって闘われ山、トンネル離職者などが中心になって闘われている裁判は、企業側の責任を認める形で解決ている裁判は、企業側の責任を認める形で解決しつつありますが、実は「じん肺」と診断されしつつありますが、実は「じん肺」と診断されながら、労災補償すら受けていない労働者がたながら、労災補償すら受けていない労働者がたくさんいます。 さらに、厚生労働省はくさんいます。 さらに、厚生労働省は 20082008年年 88月に、程度の如何に関わらず、全てのじん月に、程度の如何に関わらず、全てのじん肺有所見者の肺がんを労災として認める方針を肺有所見者の肺がんを労災として認める方針を明らかにしました。年内にも関係法令の改正整明らかにしました。年内にも関係法令の改正整備が予定されています。備が予定されています。
裁判②裁判② 2、アスベスト被害が急増のおそれ2、アスベスト被害が急増のおそれ 厚生労働省は、今年の8月に現在使用が許され厚生労働省は、今年の8月に現在使用が許されているクリソタイル(白石綿)を含む全てのアスているクリソタイル(白石綿)を含む全てのアスベスト(石綿)の使用禁止の方針を明らかにしまベスト(石綿)の使用禁止の方針を明らかにしました。年内にもその具体的内容が明らかになるよした。年内にもその具体的内容が明らかになるようです。 うです。 実は全国の死亡統計においても、アスベストが 実は全国の死亡統計においても、アスベストが原因とされる中皮腫がこの数年間急増しているこ原因とされる中皮腫がこの数年間急増していることがわかっています。さらにそれらのデータを元とがわかっています。さらにそれらのデータを元にした専門家の推計によると、今後にした専門家の推計によると、今後 4040年間に年間に 1010万人が死亡することが予想されています。しかも万人が死亡することが予想されています。しかもこれは中皮腫だけの数字であり、一般に石綿肺がこれは中皮腫だけの数字であり、一般に石綿肺がんの死亡数はその2倍と言われています。んの死亡数はその2倍と言われています。
行政体制行政体制• 労働基準監督官および労働衛生専門官• 労働衛生指導医• じん肺診査医および粉じん対策指導委員• 労働安全衛生融資• 産業医学総合研究所および産業医科大学
民間体制民間体制• 労働災害防止協会• 健康診断機関• 労災病院・検診センター• 労働衛生コンサルタント• 都道府県医師会の産業医部会活動• 都道府県労働衛生団体
職業病にかかった芸能人
By 腰痛