ワークショップ1

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ワワワワワワワワワワワワワワワワワワワワワワワワワワ ワワワワワワワワワワワワ ワワワワワワワワワワ ワワワワワワワワワワ ワワワワワワ ワワワワワワ ワワワ一( ワワワ一( NPO NPO ワワワワワ ワワ ワワワワワワワワワワワワ・・ ワワワワワ ワワ ワワワワワワワワワワワワ・・ ワワ ワワワワワワワ () ワワ ワワワワワワワ () ワワワワワワワワワワワ ワワワワワワワワワワワ

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ワークショップ1. 豊かな自然環境を活かした 地域活性化の取り組み            アドバイザー   菊地新一( NPO 法人遠野山・里・暮らしネットワーク副会長)                 中島 修(東京国際大学)                   日本地域福祉研究所作成                                                                       複写禁.       参加者状況. 1.ワークショップ会場    素波里ダム国民休養地    米田地区生活改善センター(懇親会) - PowerPoint PPT Presentation

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ワークショップ1ワークショップ1豊かな自然環境を活かした豊かな自然環境を活かした

地域活性化の取り組み地域活性化の取り組み

           アドバイザー             アドバイザー  

菊地新一(菊地新一( NPONPO 法人遠野山・里・暮らしネットワーク副会長)法人遠野山・里・暮らしネットワーク副会長)                中島 修(東京国際大学)                中島 修(東京国際大学)                                                                                                                                            

                    日本地域福祉研                  日本地域福祉研究所作成                     究所作成                                                                       

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      参加者状況      参加者状況 1.ワークショップ会場1.ワークショップ会場   素波里ダム国民休養地   素波里ダム国民休養地   米田地区生活改善センター(懇親会)   米田地区生活改善センター(懇親会)     根城相撲     根城相撲 2.参加者2.参加者      市町村社協市町村社協 55 名、県社協名、県社協 11 名、民生委員名、民生委員 11 名、大学教員名、大学教員 11 名、大学生名、大学生 33 名、名、    藤里町(議員    藤里町(議員 22 名、役場名、役場 11 名、社協役員名、社協役員 22 名、民生委員名、民生委員 33 名、社協名、社協 22 名)、名)、    合計    合計 2121 名名

                  日本地域福祉研究所作成                    日本地域福祉研究所作成                                                              

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        目 的        目 的1.1. 藤里町では、世界遺産登録された白神山地藤里町では、世界遺産登録された白神山地

の麓の町として地の利を活かし、体験・滞の麓の町として地の利を活かし、体験・滞在・交流型の観光地として、エコ・グリー在・交流型の観光地として、エコ・グリーンツーリズムの普及の定着化と都市住民とンツーリズムの普及の定着化と都市住民との交流を積極的に図っている。の交流を積極的に図っている。

2.2. 豊かな自然を活かした藤里町における地域豊かな自然を活かした藤里町における地域活性化の取り組みを検討することを目的と活性化の取り組みを検討することを目的とする。する。  

日本地域福祉研究所作成 日本地域福祉研究所作成                複写禁               複写禁

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展開方法展開方法1.1. 藤里町産地直売所を中心とした見学藤里町産地直売所を中心とした見学2.2. アドバイザーによる講義アドバイザーによる講義   菊地新一 氏「地域活性化に取り組む今日的     菊地新一 氏「地域活性化に取り組む今日的              状況とポイント~遠野のグリ            状況とポイント~遠野のグリ

ー  ー              ンツーリズム~」            ンツーリズム~」3.3.   事例発表① 白神山地世界遺産センター 自然アド事例発表① 白神山地世界遺産センター 自然アド

バイザー 斉藤栄作美 氏 「自然を守る取り組バイザー 斉藤栄作美 氏 「自然を守る取り組み」み」

4.4.事例発表② あさひ会会長 福司栄 氏「自然農法事例発表② あさひ会会長 福司栄 氏「自然農法への取り組みと挑戦」への取り組みと挑戦」                                                    

                                日本地域福祉研究                                日本地域福祉研究所作成 所作成 

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展開方法②展開方法②

5.5.演習①「藤里町の良いところ(強演習①「藤里町の良いところ(強み)と課題(弱み)をワークシートをみ)と課題(弱み)をワークシートを活用して検討した。活用して検討した。

6.6.演習②「藤里町の良いところの活か演習②「藤里町の良いところの活かし方~具体的な事業を考える~」で地し方~具体的な事業を考える~」で地域活性化の事業案を検討した。域活性化の事業案を検討した。

                                  日本地域福祉研日本地域福祉研究所作成                        究所作成                        

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結果(1)結果(1)<アドバイザーの講義から><アドバイザーの講義から>1.認識の逆輸入1.認識の逆輸入 ・都会から来た人が藤里町の良いところを言ってくれる。 ・都会から来た人が藤里町の良いところを言ってくれる。 ・自分の町をすばらしいところと自信を持って言えるようになる。 ・自分の町をすばらしいところと自信を持って言えるようになる。2.グリーンツーリズムで重要なこと2.グリーンツーリズムで重要なこと  「自分の町に自信を持って誇りを持って暮らすこと」  「自分の町に自信を持って誇りを持って暮らすこと」  「体験メニューをたくさん作るのがよいのではない」  「体験メニューをたくさん作るのがよいのではない」3.人が観光資源3.人が観光資源4.都会の人は農家民泊を求めている4.都会の人は農家民泊を求めている(引き受ける農家が楽しんで(引き受ける農家が楽しんで

いることで来る人も楽しむ。無理に引き受け農家を増やさないいることで来る人も楽しむ。無理に引き受け農家を増やさないことがポイント。口コミで引き受け先が増える。)ことがポイント。口コミで引き受け先が増える。)

           日本地域福祉研究所作成                   日本地域福祉研究所作成                                                                

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結果(2)結果(2)1.「町の強み」1.「町の強み」• 落葉樹。落葉樹。自分も進化し、生き物を育てていく。自分も進化し、生き物を育てていく。 「葉の力」⇒芽が出、虫が生き、鳥が来る。 「葉の力」⇒芽が出、虫が生き、鳥が来る。• 個々を見るのではなく、自然の良さ全体を理解個々を見るのではなく、自然の良さ全体を理解

することが大切。することが大切。2.「外からの評価」2.「外からの評価」• 平成平成 55 年年 1212 月月 99 日に白神山地はユネスコより日に白神山地はユネスコより

世界遺産指定。世界遺産指定。• 地元の住民は、びっくり⇒「地元の住民は、びっくり⇒「外からの評価」外からの評価」                                  日本地域福祉研日本地域福祉研

究所作成                          究所作成                                            

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結果(3)結果(3)3.「交流の意味」3.「交流の意味」• 多くの観光客は、多くの観光客は、 11 泊⇒泊⇒ 22 泊にする努力。泊にする努力。• ふるさとドリーム事業ふるさとドリーム事業(小中学校、(小中学校、 11 校校 100100 万万

円)⇒山体験を行った。円)⇒山体験を行った。• 自然ガイドの養成を行った。観光客自然ガイドの養成を行った。観光客 33 万人。万人。4.「食の安心、安全」「地産地消」4.「食の安心、安全」「地産地消」• 自然農法自然農法⇒秋田県特別栽培農作物認証(⇒秋田県特別栽培農作物認証( HH 13)13)• 学校給食の学校給食の 44割の食材を提供。近隣市町村中割の食材を提供。近隣市町村中 33位。位。「自然を人間は作れない。自然の中に生きてこそ人間「自然を人間は作れない。自然の中に生きてこそ人間である」である」                             日本地域                             日本地域

福祉研究所作成                         福祉研究所作成                                             

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結果(4)結果(4)<藤里町の良いところ(強み)><藤里町の良いところ(強み)>          白神山地・白神ブランド、住民同士のつながり、白神山地・白神ブランド、住民同士のつながり、川・空気がきれい、川・空気がきれい、

方言、方言、自然が多い、落葉樹、自然が多い、落葉樹、食べ物がおいしい、山菜、ブナの木の意味・食べ物がおいしい、山菜、ブナの木の意味・働きを知って感動、働きを知って感動、町を好きな人がたくさん居る、人が温かい、小さい時町を好きな人がたくさん居る、人が温かい、小さい時から自然に触れられる、人情が強い・団結力が強い、から自然に触れられる、人情が強い・団結力が強い、努力型、住みよい町、努力型、住みよい町、人口が少ない分目が行き届く、人口が少ない分目が行き届く、昼と夜の温度差がある(野菜の育ちが違昼と夜の温度差がある(野菜の育ちが違う)、行事を行っていてつながりがある、清流、ボランティアの心、おもう)、行事を行っていてつながりがある、清流、ボランティアの心、おもいやりの心、向上心、ブナの実、湖がある、道路がよい・整っている、四いやりの心、向上心、ブナの実、湖がある、道路がよい・整っている、四季の変化がある、人口の減少に危機意識、観光の拠点になる、季の変化がある、人口の減少に危機意識、観光の拠点になる、合併しなか合併しなかったこと、独自性を確保できる、ったこと、独自性を確保できる、 77 地区の伝統芸能を守っている、町民が地区の伝統芸能を守っている、町民が顔見知り、地域のつながりがある、顔見知り、地域のつながりがある、子どもたちのあいさつ・声かけがある、子どもたちのあいさつ・声かけがある、温泉、生活のための共同施設が整っている、温泉、生活のための共同施設が整っている、福祉が充実、福祉が充実、自然の恵みが多自然の恵みが多い、米がうまい、社協の人がよい、鮎がおいしい、こじんまりしている、い、米がうまい、社協の人がよい、鮎がおいしい、こじんまりしている、杉が多くお金になる、水洗トイレが完備、杉が多くお金になる、水洗トイレが完備、町有林、町有林、地域センターが各集落地域センターが各集落単位にある、単位にある、町のよさを言える住民が居る。町のよさを言える住民が居る。

                                 日本地域福祉                                 日本地域福祉研究所作成                                研究所作成                                              

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結果(5)結果(5)<藤里町の課題(弱み)><藤里町の課題(弱み)>   人口が少ない、将来に向けての設計がない、休耕田の利用、   人口が少ない、将来に向けての設計がない、休耕田の利用、特産品がない、若者に所帯を持ってほしい、土地の活用、見栄特産品がない、若者に所帯を持ってほしい、土地の活用、見栄がある、一人がやめるとみんなやめる(飽きっぽい)、リーダがある、一人がやめるとみんなやめる(飽きっぽい)、リーダーの力不足、指導力が弱い、交通手段、観光からリゾート型へ、ーの力不足、指導力が弱い、交通手段、観光からリゾート型へ、人任せにせず独自のマーケティングが必要、鉄道がない、自分人任せにせず独自のマーケティングが必要、鉄道がない、自分の売込みが下手、積極性が低い、知られたくない情報が広がりの売込みが下手、積極性が低い、知られたくない情報が広がりやすい、コンビニがない、若者の仕事が見えない、施設利用率やすい、コンビニがない、若者の仕事が見えない、施設利用率が少ない、民泊できるところが少ない、食事する場がない、箱が少ない、民泊できるところが少ない、食事する場がない、箱物が多い、アピールする場が少ない、住民は熱しやすく冷めや物が多い、アピールする場が少ない、住民は熱しやすく冷めやすい、プラスに事業を引っ張る人材が居ない、冬の収入源がなすい、プラスに事業を引っ張る人材が居ない、冬の収入源がない、雪⇒冬の収入源がない、移動手段は車のみ、携帯電話が圏い、雪⇒冬の収入源がない、移動手段は車のみ、携帯電話が圏外の場合が多い。             外の場合が多い。             

             日本地域福祉研究所作成             日本地域福祉研究所作成                        複写禁                          複写禁  

                                                                                                                                                    

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考察①考察①<プロジェクトをグループで検討した><プロジェクトをグループで検討した>1.農家民泊・修学旅行を促進するため「株式会社白神藤里」を創設する。1.農家民泊・修学旅行を促進するため「株式会社白神藤里」を創設する。・町民全員が・町民全員が 11万円出資して株式会社を立ち上げる。万円出資して株式会社を立ち上げる。・グループで野菜を作り施設等へ販売し利益を得る。・グループで野菜を作り施設等へ販売し利益を得る。・白神山地を生かした特産物の開発・白神山地を生かした特産物の開発・団塊世代を対象とした定住促進・団塊世代を対象とした定住促進・食の安全保障や日本の原風景・歴史の原点・食の安全保障や日本の原風景・歴史の原点

2.藤里町を走るべ!「白神マラソンプロジェクト」(世界遺産を走る)2.藤里町を走るべ!「白神マラソンプロジェクト」(世界遺産を走る)・・「東北初の大学駅伝」の場所にする「東北初の大学駅伝」の場所にする・駅伝の合宿地として県内外に・駅伝の合宿地として県内外に PRPR・オープニングイベントで伝統芸能を披露・オープニングイベントで伝統芸能を披露・白神山水、郷土料理の提供、ボランティアの参加(だまっこもち、お茶の提供)・白神山水、郷土料理の提供、ボランティアの参加(だまっこもち、お茶の提供)・親子マラソン、ウォーキング大会  ゲスト オリンピック 松宮選手      ・親子マラソン、ウォーキング大会  ゲスト オリンピック 松宮選手      

                                              日本地域福祉研究                                日本地域福祉研究

所作成                                  所作成                                    

                    複写禁                                     複写禁                                                                                           

                                            

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考察②考察②1.1. 町外からの評価が町の強みを気づかせてくれる。町外からの評価が町の強みを気づかせてくれる。2.2. 「自分の町に自信を持って誇りを持って暮らすこと」がグ「自分の町に自信を持って誇りを持って暮らすこと」がグリーンツーリズムでは重要。リーンツーリズムでは重要。

3.3. ホテルや旅館ではなく「農家民泊」が人気。ホテルや旅館ではなく「農家民泊」が人気。   ⇒高学歴化の中で、観光客が自分で選べるメ   ⇒高学歴化の中で、観光客が自分で選べるメ     ニューづくり     ニューづくり4.4.都市とは異なり、町民は生涯現役が可能な藤里町。都市とは異なり、町民は生涯現役が可能な藤里町。地域活性化は、生きがいづくり、介護予防につな地域活性化は、生きがいづくり、介護予防につながる。がる。

                                        日本地域福祉研究所作成                 日本地域福祉研究所作成                                                           複写禁                       複写禁                                                                                                                           

          

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結論・今後の展望結論・今後の展望1.1. 町外の人と交流し、町の強みを学び、自分の町に自信町外の人と交流し、町の強みを学び、自分の町に自信と誇りを持つ。と誇りを持つ。

2.2. 町の活性化は、町民の生きがいづくり、介護予防につ町の活性化は、町民の生きがいづくり、介護予防につながる。ながる。

3.3. 豊かな自然を食の安心・安全、地産地消につなげ、町豊かな自然を食の安心・安全、地産地消につなげ、町民のより豊か暮らしを目指す。民のより豊か暮らしを目指す。

4.4. 豊かな自然・ふるさと藤里を子どもたちへ伝えていく。豊かな自然・ふるさと藤里を子どもたちへ伝えていく。                          

                          日本地域福祉研究所作成   日本地域福祉研究所作成                                                             複写禁  複写禁