有価証券の減損処理(会計・税務)① ~時価がある場合 制度 ......そこで、時価の下落率が30%以上50%未満の場合、状況に応じ個々の企業において時価が「著しく下
減損と工程別原価計算
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減損と工程別原価計算
坂本ゼミナール
正常減損費の計算③ 月初仕掛品がある場合(平均法)完成品のみ負担 両者負担
仕掛品-原料費
当月 85kg
8 ,160円
完成 100 kg
月末 25 kg
10 ,000円正常減損
10 kg
月初 50kg 5 ,3
40円 1 ,0
00円
2 ,500円
仕掛品-原料費
当月 85kg
8 ,160円
完成 100 kg
月末 25 kg
10 ,800円正常減損
10 kg
月初 50kg 5 ,3
40円
2 ,700円
正常減損費の計算④ 月初仕掛品がある場合(先入先出法)完成品のみ負担 両者負担
仕掛品-原料費
当月 85kg
8 ,160円
完成 100 kg
月末 25 kg
10 ,140円正常減損
10 kg
月初 50kg 5 ,3
40円 960
円
2 ,400円
仕掛品-原料費
当月 85kg
8 ,160円
完成 100 kg
月末 25 kg
10 ,800円正常減損
10 kg
月初 50kg 5 ,3
40円
2 ,720円
工程別総合原価計算①工程別総合原価計算とは
あるチョコレートパン製造工場では、まず最初にパンを作り、その後に焼き上げたパンの中にチョコを注入している。このようにいくつかのステップに分けて製品を製造する場合、ステップのことを工程と呼び、その工程ごとに原価を計算する方法を工程別総合原価計算という。
計算方法 第1工程では原材料として小麦粉が投入され、これを加工することでパンができる。この計算方法は、ここまで見てきた単純な総合原価計算と同じ。第2工程では、第1工程の完成品であるパンが原材料として投入され、そのパンにチョコを詰める加工を行うことで完成品であるチョコレートパンができる。前の工程の完成品が、次の工程の原材料として投入されるというステップを繰り返すのが工程別総合原価計算なので、計算方法は、単純な総合原価計算を工程の数だけ繰り返すだけ。
工程別総合原価計算②工程別総合原価計算のイメージ
当月投入分
第1工程完了品原価月末仕掛品
原価
第1工程仕掛品-材料費
当月投入分
第1工程完了品原価月末仕掛品
原価
第1工程仕掛品-加工費
前工程費
完成品
月末仕掛品原価
第2工程仕掛品-前工程費 (注)
当月投入分
第1工程完了品原価月末仕掛品
原価
第2工程仕掛品-加工費
(注)第1工程から振り返られてきた第1工程完了品原価のことを、第2工程では前工程費という