おうちの人と一緒に話し合ってみよう パート スマ …20:08 22:30 相手 あいて の気持 きも ちを考 かんが えて,コミュニケーショ ンを取
みんなでつくる相模原「知的探求散策アルバム」(通称:スマ歩さがみはら)事業終了報告...
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相模原市 協働事業提案制度
相模原市立博物館情報ネットワークセンター事業みんなでつくる相模原
「知的探求散策アルバム」(通称:スマ歩さがみはら)
終了事業報告
神奈川工科大学 情報学部 情報メディア学科白井 暁彦
事業の目的:みんなで作る相模原「知的探求散策アルバム」
(1)相模原の自然、文化、歴史のネットワーク地図の構築
(2)スマートフォンを使用した「知的探求散策ワークショップ」の実施
(3)市民参加+学芸員による未来的展示物の構築
(4) 事業の記録、検証
(5) 事業成果報告書などの作成
平成26年度(1)来館者の反応分析
(2)一般向けワークショップの開発
(3)ネットワーク地図のコンテンツ化
(4)コンテンツの試作運用および検証
(5)システムの改良及び運用継続
(6)報告書・Webによる発信・「相模Ingress部」, 関連イベント
・次年度以降の活動に向けて
実施状況(1)ネットワーク地図の構築にかかわるインフラ整備
1-1 新ドメイン,新HPの開発,新旧公式HP移行作業
1-2 博物館側での更新が行えるよう,マニュアルの作成,講習会の実施
1-3 関連施設やイベント特設ページの開設拡張性追加
1-4 館内無線LANの整備
(2) スマートフォンを使用した「知的探求散策ワークショップ」の実施
2-1 ワークショップの実施
2-2 動画+マップの作成
2-3 市民学芸員との連携
(3) 展示物の開発
3-1 夏季企画展「太陽にいどむ」でのインタラクティブな展示物の開発
3-2 博物館に設置したサイネージの刷新
3-3 緑区でのサイネージ展開
(4) 事業の記録、検証
(5) 事業成果報告書などの作成
→ 平成26年度末で事業完了
1-1 新ドメイン,新HPの開発,新旧公式HP移行作業旧HP http://www.remus.dti.ne.jp/~sagami/→新公式HP http://sagamiharacitymuseum.jp/
1-2 博物館側での更新が行えるよう,マニュアルの作成, 講習会の実施
1-3 関連施設やイベント特設ページ(サブドメイン)の開設拡張性追加・スマ歩!相模原:http://sumaho.sagamiharacitymuseum.jp/・相模原動画地図:http://dokodemo.sagamiharacitymuseum.jp/
1-4 館内無線LANの整備・利用者アンケートの実施
{調べもの,博物館のHP閲覧,交通機関,SNS等}
(1)ネットワーク地図の構築にかかわるインフラ整備(1)ネットワーク地図の構築にかかわるインフラ整備
無線LANサイネージ 無線LANアンケート
新公式HP
マニュアル講習会の実施
☆移設以来 366,352ビュー
3-1 夏季企画展「太陽にいどむ」でのインタラクティブな展示物『全身・太陽圏』の開発
→夏の企画展として、博物館から依頼。JAXA阪本先生の監修の下、JAXA・博物館・白井研究室の3者で企画開発を,神奈川県立青少年センターでの大学主催イベントにてテスト展示,フィードバックを経て,完成。7月中旬~8月末まで博物館にて無人展示を成功させた。
(3) 先進的な展示物の開発(3) 先進的な展示物の開発
テスト展示
完成音声収録 展示設営
定例MTG企画会議
■開発の様子(6月~7月)
相模原市立博物館2014年度企画展「JAXA×博物館 太陽にいどむ~日時計から太陽観測衛星まで~」
EC2014 パンフレットテンプレートPDFに出力して提出してください
297mm x 210mm(A4)印刷時にはA5サイズに縮小されます。
左綴じの予定
各ページの中央下部にページ数が入る予定です
球体ティスフレイとモーション入力を用いた科学コンテンツのエンタテイメントシステム化と展示評価手法上石悠樹, 岡本遼, 小瀬由樹, 三上雄太, 白井暁彦 (神奈川工科大学)
球体ティスフレイとモーション入力を用いた科学コンテンツのエンタテイメントシステム化と展示評価手法上石悠樹, 岡本遼, 小瀬由樹, 三上雄太, 白井暁彦 (神奈川工科大学)
ExPixelを使用した映像多重化↓(左)科学解説/(右)ゲーム体験解説
情報処理学会エンタテイメントコンピューティング2014(明治大学)にて展示,関連技術はゲーム開発者会議CEDEC2014にてインタラクティブセッションで受賞。
(3) 展示物「全身・太陽圏」の開発■展示の様子(7月~8月)
■球体ティスプレイとモーション入力を用いた科学コンテンツ のエンタテイメントシステム化と展示評価手法,上石悠樹,岡本遼,小瀬由樹,三上雄太,白井暁彦
2-1 ワークショップの実施(1・2回目:講習型 → 3回目:自由散策型)
2-3 市民学芸員との連携→HP / 館内LAN設置についてのフィードバックによる調整・修正作業
(2)スマートフォンを使用した「知的探求散策ワークショップ」の実施(2)スマートフォンを使用した「知的探求散策ワークショップ」の実施
「取材手帳」を持って自由に
撮影
講習型
自由散策型
取材記事を特設サイトと館内サイネージで共有
博物・写真・情報メディアの3分野を体験学習
■ 「楽しみをもって、市民が主体的に関わるには?」
■ どこでも博物館=フィールドミュージアムの定義は?
■経年的な変化にも対応していけるように。活動の成果を評価できるように。
■得られたテータから、知見を共有し、後進・他自治体に貢献する
来館者アンケートの結果から…
闇雲にイベントやコンテンツ開発システム構築をしていても、そもそも、効果が不明瞭。
このままシステム開発を続けていく意味があるのか?このままシステム開発を続けていく意味があるのか?
• Googleが運営する同コンセフトのARG(代替現実/位置情報利用ゲーム)
• 神社,史跡,ローカルビジネスを使った陣取りゲーム
• スマホを持っている人ならだれでも遊べる
• 世界的にも珍しい博物館とのコラボレーションで注目を集める
http://ingress.sagamiharacitymuseum.jp/
Google発のベンチャー企業「Niantic Labs」が開発運用する
代替現実ゲーム(ARG: Alternate Reality Game)
• 史跡等にある「ポータル」を使った陣取り– スマホ標準搭載のGPSセンサとGoogleMapsを使用
– 緑(Enlightened)と青(Resistance)に分かれて探索
– フレイヤー自身でポータルを申請できる
• 完全無料
• 全世界で1000万人がフレイ
• 第18回文化庁メティア芸術祭(ビテオゲームを押さえて)エンタテイメント部門大賞
• 人々を外に連れ出す設計の最先端のスマホ利用ゲーム
代替現実ゲーム「Ingress」とは
Google/Niantic Labs. による公式紹介映像
• 宮城県石巻市– 震災からの復興支援に利用– 被災する前の姿をゲーム内で確認できる
• 岩手県Ingress活用研究会– Ingressの地域振興への活用を検討する会– 11月9日には街歩きイベントを開催
• 神奈川県横須賀市– 特設サイトを開設– Ingressを関連付けた観光コース紹介– Ingressフレイヤの猿島への運賃を割引する「Ingress割」の実施
主にシティセールス、観光を中心に盛り上がり
他の自治体のとりくみ
開始2年目時点の公式データ• 800万以上,200以上の国で
インストールされる• Ingressエージェントが
動いた総距離は1億km(地球2500周分)
• ポータルを訪れた回数1億7000万回
• 600万以上のポータル申請• 281イベント、5万人の参加
者• 300万以上のSNSフォロワー• 5000以上のローカル
Google+グループの開設
数字で見るIngressの社会現象
http://ingress.sagamiharacitymuseum.jp/※相模原市立博物館公式HPのサブドメイン
【相模Ingress部心得】一、緑とか青とか勢力にこだわらない一、博物を知り相模の国を愛する一、ゲームを楽しみ節度をわきまえる
【相模Ingress部心得】一、緑とか青とか勢力にこだわらない一、博物を知り相模の国を愛する一、ゲームを楽しみ節度をわきまえる
【コンセフト】・Ingressを使ったフィールドミュージアムの実現・Web, SNS, 館内サイネージ,
印刷物を展開しゲーム外に発信・中高生にとっての「部活動」を想起させるようなネーミング・カッコよすぎないこと
• Twitterでは相模原各地の情報が寄せられる
ユーザーからの情報提供
ゲーム内のポータルに関連する情報だけでなく、訪問のための情報、相模原市内で開催される各種イベント(クリーンアッフ作戦等)との関連情報が寄せられることも。
• ワークショッフイベント第1弾「ふちのべIngress初詣」– 2015年1月4日実施– 淵野辺駅から相模原市立博物館まで– 参加者:21名– 目的:ゲームにしか興味がない層を市立博物館に来館させる
• アンケートによる調査– 参加希望者に対する事前アンケート
– イベント事後アンケート
• その後、自主的なイベント企画が浮上するコミュニティに成長
ワークショッフイベントの実施
イベントの様子
• 博物館へ21名の来館
イベント#2「Ingress豆まき」から
・博物に興味がない市民にアフローチ・30-40代のSFファンが多い
市民の自発的イベント:2月7日「春よ来い!相模原Ingress豆まき!」開催
Google 公式初心者育成イベントに採択
• 21名→61名の来館者、満足度98%
• 成長ランキング世界第5位を達成
• その後、自主的に町田・相模大野でも開催される
イベント#2「Ingress豆まき」
※公園は許可を得て使用、人物の撮影は許諾必要 女性が多い点が特徴
呉服店「つるや」にて
※交戦中
• 「ゲームを用いたゲーミフィケーション」
• 無料で「おもしろい」をフィールドミュージアムの実現– Ingressのみでは解決できない課題
• Ingress内の出来事はIngressフレイヤーしか知らない
• 緑と青、常に敵対する勢力
• 幅広い層を対象にしたい
• 子供と親および3世代の参加
ゲームをゲームで終わらせずに“現実の課題”を解決するためのITCサービスおよび博物館との連携展開手法の研究は世界的にも新しい
新規性
• Ingressを用いた「ゲームへの興味」を利用したフィールドミュージアムの実現 (Gamification)
• テジタルサイネージ、印刷物による発信
• ゲーム内シナリオなど無料でできる活動を継続探訪会シナリオ、緑区ウォーキングマイレージなどとの連携
• ワークショッフイベントは重要今まで博物館に来たことのなかった層を来館させる→今後も支援
Ingress部関連:まとめと今後
サイネージでの報告/利用SNSの変化