「びわ湖大花火大会オープンデータ活用実証事業」でわかったこと
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2014年3月、プロボノによる任意団体として発足
発起人 筈井 淳平(フリーランス:PRプランナー、Webプランナー) 藤井 壮太郎(ShigApps 株式会社 取締役:Google Apps 導入スペシャリスト) 藤澤 栄一(ICT地域経済活性化プロデューサー)
彼らが社会に出ても活躍できる土壌を!
Icon by TOUCH&SLIDE
県内でクリエイターが育っても、県外へ離れていくのが現状
誰もがデータを共有しあえるようになる↓
より多くのクリエイターが滋賀に役立つアイデアを生み出せる環境ができる(情報にアクセスできることで、市民がまちづくりに参画できる)
情報が届きやすくなる↓
滋賀の生活が、もっと楽しく便利になっていく(そこにビジネスの需要も生まれる、はず!)
5月9日:第1回勉強会開催
何か具体的なプロジェクトを通じてオープンデータを推進し、クリエイターが自由にアイデアを活かせるような環境をつくっていきたい
Code for Shiga / Biwako
びわ湖大花火大会の情報を多くの人に届けることで大津を活性化できないか?
大津商工会議所
「びわ湖大花火大会」は今年で31年目を迎える滋賀県を代表する一大イベント。琵琶湖のロケーションを活かしたパノラミックな花火が見どころで、毎年35万人もの観客が訪れている。
その一方で、近隣商店街活性化の問題、来場客に対する動線誘導の問題、ゴミや騒音に対する町内会としての問題など、様々な課題が山積している。
Photo by go.biwako
びわ湖大花火大会オープンデータ活用実証事業2014年6月スタート
びわ湖大花火大会に関するオープンデータの公開を実験的に行いオープンデータが大津市の観光振興ならびに活性化に
どのように貢献するか検証する
6月 各協力機関に呼びかける
Illustration by Hirofumi Takeoka
6月~7月 オープンデータを作る
Illustration by Hirofumi Takeoka
7月15日~ クリエイターに呼びかける
Illustration by Hirofumi Takeoka
~8月8日 アプリをみんなに使ってもらう
Illustration by Hirofumi Takeoka
Illustration by Hirofumi Takeoka
データ提供者
アプリ開発者
利用者
3つのプレイヤーがたった2ヶ月で連携しあう
県内外から、総勢70名もの方が企画に参加
びわ湖大花火大会当日までにどうなったか?
3団体より 13種類 331件のデータを公開
3週間で 9件ものアプリが公開される
盛り上がったのはいいけど、反省するまでがイベント!
Illustration by Hirofumi Takeoka
こんなデータが提供できればよかった
データが 使いにくかった
こんなアプリがあればよかった
8月29日:オープンデータの大反省会
やっててわかったこと
データを公開しただけではどうしようもない
ただ既存のデータをオープンにするだけでは使いものになりづらいのでまずはオープンにしてみて
そこからブラッシュアップしていくというステップを踏んでいくことが大切
色んな立場(考え方)の人たちを巻き込むことって大切!
行政でオープンデータのことを検討してる人たち 地域情報化に関心を持っている人たち オープンデータについて啓発する人たち
アプリを作ってる人たち 地域で情報を持っている人たち
さらにその「場」ができることがすごく大切!
色んな人たちがふらっとプロジェクトを持ち寄れるようなコワーキングスペースの必要性
その上で共通のテーマが共有できていると短期的にはなんとかなりそう
「びわ湖大花火大会」という共通項があり、それぞれの立場の人が、それぞれのモチベーションで取り組めた (もちろんシビックハック、オープンデータという骨は外さず)
一方で長期的な視点も持ち合わせておかないと後々しんどくなりそう
Round 1
Round 2
他地域とどう連携する?
自治体との理想的な関係って?
法律のところから勉強してみる?
法人化する?