地域のIoTビジネス創出支援 (地方版IoT推進ラボ) 全国の先進事例 · 地域のIoTビジネス創出支援 (地方版IoT推進ラボ) 全国の先進事例
地域ビジネス支援ロードマップ
Transcript of 地域ビジネス支援ロードマップ
導入期 (事業着手 )
発展期 (資源磨き・事業拡大 )
成熟期 (評価 )
第1ステージ
第2ステージ第3ステージ
[事業者の状態 ]• 地域ニーズ、マーケットに対する理解は低い
• 想いだけが先行し、地域の巻き込みが弱い
[見極めポイント ]• リスクを負う覚悟があるか• 本気で支えてくれる仲間がいるか
[やるべき支援 ]• 覚悟を決めさせる• 地域の全体的な理想像を明確化
(課題の明確化)• 実現のロードマップ作り・プランニング(ストーリーづくり)
• 仲間づくり (地域づくり )と役割分担の整理
• 小さな実践の積み重ね
[やってはいけない支援 ]• リスクなき事業化(ローリスク
OK、ノーリスクNG)
[事業者の状態 ]• 地域資源発掘はできているが、磨き上げ(商品化)は不十分
• プロダクトアウト思考が強くなりがち
• ビジネスモデルが未確立
[見極めポイント ]• 組織として仕事ができるかどうか• 当初の目的がぶれていないか
[やるべき支援 ]• ニーズの明確化とビジネスモデル(お金をもらう仕組み)づくり
• 目指すべきポジションと方向性検討
• 「人」と「組織」のマネジメント• 「事業性」と「交流性」の促進支援
• 自分たちが何屋さんかを明確化してもらう
• ネットワーク化の支援
[やってはいけない支援 ]• 身の丈に合わない拡大路線• 無秩序な専門家投入
[事業者の状態 ]• 地域資源が洗練されつつある• 多様性と多角化への迷い• 組織内の意識差の表出
[見極めポイント ]• 事業採算性と社会的意義のバランス
• 事業によって地域のどんな課題が具体的にどう解決されたか
[やるべき支援 ]• 一般市場 (事業者 )とのマッチング
• 県内外の CB先進者との交流• 地域への恩返しのサポート• ノウハウの取りまとめと地域内人材育成
[やってはいけない支援 ]• 単なる事業拡大、事業採算性による成功 /失敗の線引き
• 社会的意義を無視した事業化支援
• 安易な成功モデルの他地域展開
地域ビジネスの支援ロードマップ
©J.Suto