総合資金繰り管理システム R1.4 出力帳票サンプル定額明細 支払項目(1) 支払項目(2) 支払項目(3) 支払項目(4) 回次 支払予定日 定額支払明細
先払い勉強会開催レポート
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先払い型勉強会開催レポート
第4回Linux-HA Japan
勉強会開催にあたって● 申し込み競争の過激化(エクストリーム)
○申し込み受付開始後数時間で満席になる○告知→即申し込みでないと補欠になる
● 当日キャンセル率の高さ
○ 20%〜30%超のドタキャン率○参加する人数の予測が立たない
● 当日支払いによる高額な現金の取り扱い○数万円〜十数万円の参加費になる○懇親会費が加わると更に高額になる
● 開催者が負担する開催リスク○費用が発生する場所の使用ができない○諸経費が開催者の負担となる事が多い
システム必要条件● ATNDと同等のイベント管理機能
● クレジットカード決済機能を搭載
● キャンセル処理(返金処理)が可能
● システム手数料が安い
● 決済手数料が安い
● イベントの下書き機能(ATNDには無い)
Zusaarによるイベント開催● クレジットカードによる決済機能の搭載(PayPalに対応)
● キャンセル・返金に対応(PayPalの返金機能)
● 1決済50円のシステム使用料
● 1決済55円の決済手数料(PayPal・1000円の場合)
● イベントの下書き保存に対応
ZusaarはATNDの機能に加えてPayPalによる決済機能を搭載したようなシステムで、現状手数料が最も低く使用できるシステムということで今回、第4回Linux-HA Japan勉強会で採用を決定。
※勉強会開催中に手数料が変わってしまった…orz
イベント開催の準備● PayPalのアカウント契約(プレミアムアカウント)
● マイクロペイメントの契約○決済額が2357円を下回る決済の場合はマイクロペイメント
サービスを使用したほうが手数料が安い。● PayPalのAPI設定とか諸々(ヘルプに従えば簡単)
例)通常決済の場合参加費(1000円) - Zusaar手数料(100円) - PayPal手数料( 3.6%+40円)
1000 - 100 - 76 = 824円
例)マイクロペイメントの場合参加費(1000円) - Zusaar手数料(100円) - PayPal手数料( 5%+7円)
1000 - 100 - 57 = 843円
PayPal決済の注意● 徴収金額が50,000円を下回る場合には、PayPalから引き出すの
に手数料が発生する(ドルの場合は発生しない)
例)
参加費1000円の勉強会では、マイクロペイメントを使用して1人につき843円のため、実参加者が60人を越えない場合は手数料が発生する。
50,000 / 843 = 59.31198102
参加申し込み推移募集当日が最高申込数をマークし、募集期間半ばで一旦落ち着き、開催直前に申し込みが増えるという理想的な推移になりました。結果エクストリーム申し込みが解消された。
参加者属性について今回エクストリーム申し込みが解消された事により、参加者属性に変化が見られました。
特に特徴的な参加者属性の変化
1. 初参加の参加者が目立った
2. ビジネスで活用しようとする参加者が増えた
キャンセル率について先払い型の勉強会の開催の最も重要なミッションであった、キャンセル率の軽減については、かなり効果があることが確認されました。
第4回Linux-HA Japan勉強会のキャンセル数は申し込み件数79人中なんと
4人でした。エクストリームにならない分スケジュールが確保できてからの申し込みが可能になることから、キャンセル率は下がったと考えられます。
むしろ申し込みをしていないのに当日来て「参加できますか?」と申し出てくる方もいました。
返金処理についてPayPalのAPIを設定しておくと、Zusaarのインターフェースから返金処理ができます。ボタン1つで返金処理が可能です。入金確認については、PayPalから送られてくる入金確認メールから可能です。
決済確認通知メールにはユーザ名が含まれているため、検索が容易。返金が終了すると、リストから削除されます。 aa
先払い型のメリット
● エクストリーム申し込みが改善される。
● キャンセル率がかなり低下する。
● 当日キャンセル(ドタキャン)が殆ど無くなる。
● 参加費が先払いされるため場所を確保するリスクが軽減される。
● 受付での決済処理が無いため入場が簡略化できる。
● 勉強会会場での大金の取り扱いが無くなる。
開催者の負担はかなり軽減される。
先払い型のデメリット● PayPalへの登録が必須となる。
● マイクロペイメントの登録が結構難解
● クレジットカードを所持していることが必須となる。
○ PayPalアカウントに必要○学生の申し込みが困難になる
● キャンセルが出た場合返金処理をする必要がある。
● システム使用料・決済し手数料が掛かる
参加者の手間がかかるドタキャンにリスクが生じる
まとめ● 先払いの方が全体的には良い傾向がある。
○主催者の開催リスクが殆ど無い○申込者も焦って申し込みをする必要が無い
● 決済方法についてはいろいろと考える必要がある。○銀行振り込みやコンビニ決済○学生のために学生枠の確保等
● でもやっぱり安心して開催できるのは最大のメリット
● 今後も先払い型で進めて行きたい
● 他の勉強会開催者の方にもお勧めしたい
おまけ実はキャンセルされた方に、返金ではなく先払い徴収されている参加費を、東日本大震災への義援金へ充てる提案をしています。こういう動機付けになるのもメリットではないかと思ったりもします。