オントロジーとモデル理論に基づく ソフトウェア開発の品質向上 … · オントロジーとモデル理論に基づく ソフトウェア開発の品質向上の実践
アジャイルオフショア開発モデル
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Transcript of アジャイルオフショア開発モデル
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• RFCモデル(アジャイルオフショア開発モデル)について
- 概要
- 詳細
- RFCモデルを支える技術
• GMOインターネットグループにおけるオフショア開発状況
- ヒアリング結果
- 提案
- 課題
- まとめ
アジェンダ
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マスター・センセイからの教え • プロダクトオーナー
- ROIの最大化を目指す
• スクラムマスター
- 学びの最大化を目指す
• 開発チーム
- 多様性が重要
- ベクトルの向きが合っている必要はない
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フィードバック • Done is better than perfectであって、Roughで
さくっとざっくりしたものを作ってもらうコンセプト
は超イイとおもう
• こういう風に成長途上なモデルとそれを考えた人
の話聞けたのはなんか凄い楽しかった
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フィードバック • 独自の取り組みをされており、KPI測定して改善
されているところが印象的でした。
• 状況に合わせて改善を続けること、その仕組が
重要であると感じました。
• RFCモデルは国内の請負にも適しているのでは
ないかと感じました。
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FAQ • Q:やり取りで使っている言語は?
- A:日本語。
• Q:Roughの見積もり精度は?
- A:慣れたタスクの精度は高いが、新規の場合
は精度が低くなる。
• Q:完了係数から算出する見積もり精度は?
- A:まだ計画の指標としては使えていない。
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FAQ • Q:費用対効果は?
- A:コスト(1/3), 期間(2倍)を目指している。
• Q:手戻りは発生する?
- A:Fill(Review)→Fill(Doing)などは発生する。
• Q:スケールするの?
- A:受入担当もオフショアに移し、RFCチームを
増やすことによってスケールすると考えている。
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オフショア開発状況ヒアリング • 6社8プロジェクトについてヒアリング実施
- GMO RUNSYSTEM
- GMOゲームセンター(3プロジェクト)
- GMOゲームポット(1プロジェクト)
- GMOシステムコンサルティング(2プロジェクト)
- GMOメディア(ラボプロジェクト)
- GMOリサーチ(育成プロジェクト)
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Keep(発注側) • 人的リソースの柔軟性
- コスト削減
• 信頼関係が築けてきた
- 頻繁なMTG 、出張時の交流
- チームとして成熟
• 成果物を継続的に出し続けられている
- ざっくり仕様でも作ってくれる
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Try(発注側) • 次の案件も同じチームでやりたい
- ラボ契約
- 関係性の維持
- 長期的なスケジューリング
• 技術向上施策
- オフショア側に技術レベルの高いチームを作る
• 企画・設計段階からオフショア側も参加
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Try(オフショア側) • 国際標準を採用したい
- フレームワーク、ゲームエンジン
- ツール、フォーマット
• ビジョン、ゴールを共有してほしい
• 企画・設計段階から参加したい
• ラボ契約でチームを継続したい
- チーム解散時に離職する傾向がある
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改善施策例 • 一度デスマーチを経験
• 別のプロジェクトを実施することになった
• 発注側、オフショア側それぞれでふりかえり実施
• オフショア側でMTG実施
- オフショア側での成功事例を教えてほしい
- 実際の現場の作業を見学させてほしい
- 両社ふりかえりの共有
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改善施策例 • 今後の取り組みとして決めたこと
- プロジェクトの初期フェーズで、オフショア側
チームリーダーと通訳が来日し、発注側と机を
並べて一緒に設計を行なう
- 実装フェーズには、発注側のエンジニアがベト
ナムに行って一緒に開発を行なう
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所感 • うまく回ってるプロジェクトもあれば、うまく回って
ないプロジェクトもある
• 各社の足並みがバラバラ
- GMOインターネットグループ内のオフショア開
発なのに、情報共有がされていない
- 契約も、ツールも、プロセスも、フォーマットも、
全部バラバラ
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契約 • GMOインターネットグループとしてのラボ契約
- 継続した信頼関係
- ノウハウの共有
- プロセス、ツール、フォーマットの標準化
- 人材育成の効率化
- オフショアエンジニアの離職防止
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課題 • 部分最適化に成功しているプロジェクトに対して、
全体最適化のメリットを提供できるか
- 独自の試みでチームビルディングを進めている
- 全体最適化を考える余裕は無い?
• 各社、各プロジェクトの目的、ゴールは異なる
- 長期的視点(育成)、短期的視点(スポット)
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まとめ • 効率の良い方法をノウハウ化、ノウハウ集を共有
しよう
- まずは両社とも情報共有からはじめてみる
• 次世代システム研究室+GMOベトナムラボセン
ターで担える役割を模索したい
• オフショア開発でも、結局は人と人とのつながり
が一番重要