開発チームのためのコミュニケーションとコンテキストの作り方

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Yutaka Kinjo 開発チームのための コミュニケーションと コンテキストの作り方 (研究中) 14121日火曜日

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Page 1: 開発チームのためのコミュニケーションとコンテキストの作り方

Yutaka Kinjo

開発チームのためのコミュニケーションとコンテキストの作り方

(研究中)

14年1月21日火曜日

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コミュニケーション

難しい!14年1月21日火曜日

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認識の違い

「カードはお餅・・・」

「カードはお持ちですか?」

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店員「当店のポイントカードはお餅でしょうか」 ぼく「えっ」 店員「当店のポイントカードはお餅ですか」 ぼく「いえしりません」 店員「えっ」 ぼく「えっ」 店員「まだお餅になってないということでしょうか」 ぼく「えっ」 店員「えっ」 ぼく「変化するってことですか」 店員「なにがですか」 ぼく「カードが」 店員「ああ使い続けていただければランクがあがってカードが変わりますよ」 ぼく「そうなんだすごい」 店員「ではお作りいたしましょうか無料ですよ」 ぼく「くさったりしませんか」 店員「えっ」 ぼく「えっ」 店員「ああ期限のことなら最後に使ってから一年間使わないときれます」 ぼく「なにそれこわい」 店員「ちょくちょく来ていただければ無期限と同じですよ」 ぼく「なにそれもこわい」 店員「えっ」 ぼく「えっ」

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「お餅」と解釈するコンテキストを持った人

コンテキスト = 状況・背景

「お餅」さん

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外界とのやり取りを通してコンテキストが作られる

背景があって、「お餅」と解釈する

input

output feedback

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Page 7: 開発チームのためのコミュニケーションとコンテキストの作り方

様々なコンテキストが重なって連続的に次のコンテキストを作る

性別

年齢 職業

立場

環境

宗教 文化習慣

能力性格

input

output feedback

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人それぞれにコンテキストがある

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ときにコンテキストの違いから対立する

宗教戦争

Vimじゃー Emacsじゃー

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だから14年1月21日火曜日

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円滑なコミュニケーションをするには

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コンテキストに寄り添うことが大事

コンテキストの違いから認識のズレや衝突が起こる

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Page 13: 開発チームのためのコミュニケーションとコンテキストの作り方

開発チームのためのコンテキスト

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チームは目的のためのコンテキストを共有する

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どうやってコンテキストを共有させるのか?

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巷で話題の「スクラム」漸進的な開発に

よって徐々にコンテキストを収束させる

収束するためのコンテキストは目的に合わせたベストプラクティス

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重要なのは「漸進的」であるということ

各個人のコンテキストは連続的に変化する。また目的すらも時間とともに変化する。ベストプラクティスはあくまでも目的に向かうための「型」であって絶対的な方法論ではない。漸進的にベストプラティスも変

化するので、常に方向転換をし続ける。

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「漸進的」に方法を変化させながら、目的に適したコンテキストを絶えず作

りだすには?

具体的に

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Page 19: 開発チームのためのコミュニケーションとコンテキストの作り方

絶賛研究中!!

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研究の方向性• 何が「良い」のかを判断する方法•「良い」ことに向かうためのコンテキストを判断する方法•「良い」ことに向かってコンテキストを収束させる方法

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糸口•パターン・ランゲージ•スクラムのベストプラクティス•コミュニケーションの媒体の扱い•コミュニケーションツール•irc•Github•redmine

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