横浜オープンデータの動向
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「横浜でのオープンデータ動向」(オープンデータ推進研修会・検討会 2013/03/22)
小林 巌生twitter:@iwao
小林 巌生
自己紹介
• 情報アーキテクト、プロデューサー、デザイナー
• NPOリンクト・オープン・データ・イニシアティブ 副理事長
• 横浜LODプロジェクトプロデューサー
• 横浜オープンデータソリューション発展委員会 理事
• LODチャレンジ実行委員会 委員
• オープンデータ流通推進コンソーシアム 委員
• twitter:@iwao
これまでの活動 - 地域情報化 -
これまでの活動
• 市民参加広報
• イベント情報ポータルサイト
• 地域古写真アーカイブ
• 市民参加型都市ブランディング
これまでの活動
地域写真アーカイブ「みんなでつくる横濱写真アルバム」http://www.yokohama-album.jp/
これまでの活動
ワークショップの参加者:約1,000人キックオフワークショップ:200人パシフィコヨコハマ:500人
その他出張ワークショップ等:300人
ヨコハマ・アート・LOD・プロジェクト
ヨコハマ・アート・LOD・プロジェクト
• 公益財団法人横浜市芸術文化振興財団の持つデータをLOD化
• イベント情報を月約300~400件
• 施設情報約180件
• アーティスト情報約100件
• 今年度公開予定(大佛次郎記念館コレクション順次、横浜美術館コレクション)
• 来年度公開予定(にぎわい座大福帳)
ヨコハマ・アート・LOD・プロジェクト
http://fp.yafjp.org/yokohama_art_lod
1. 公益財団法人横浜市芸術文化振興財団が持つデータをLOD化し、組織内を横断して参照できるように
2. アーカイブの基盤として活用
3. データを資産と捉え、その価値を高めるべく、データを社会にリンクし、社会に活かす
目的
ヨコハマ・アート・LOD・プロジェクト
http://fp.yafjp.org/yokohama_art_lod
1. 2011LODチャレンジ、オープンガバメント賞を受賞
2. 2012LODチャレンジデータ提供パートナーとして参加、数々のアプリケーションが開発された
成果
ウェブサービスへの展開
他サイトへの展開
IOSアプリへの応用
横浜Maps
アンドロイドアプリへの応用
ヨコハマ・アート・ガイド
ヨコハマ・アート・LOD・プロジェクト
1. 当プロジェクトのオープンデータ技術への対応レベルは最先端
2. 最新のイベント情報が簡単に取得可能
3. スマホのGPS機能を応用することで周辺のイベント情報や施設情報を案内可能
4. イベント、施設、コレクション、これらの出所がバラバラのデータにワンストップでアクセス可能、今後も柔軟に対象の追加が可能
5. W3Cの標準技術による実装
6. Creative Commonsライセンスで提供(営利目的、非営利目的にかかわらず使用可能)
7. データ作成は自動化、オペレーションコストは維持
ポイント
横浜オープンデータソリューション発展委員会
横浜オープンデータソリューション発展委員会
<理事長>
中島 洋(MM総研・代表取締役所長、国際大学 GLOCOM 理事・評議員)
<理事(五十音順)>
上野 直樹(東京都市大学環境情報学部教授)
大向 一輝(国立情報学研究所准教授)
岡本 真(アカデミック・リソース・ガイド株式会社 代表取締役)
川島 宏一(佐賀県特別顧問、株式会社公共イノベーション代表取締役)
小林 巌生(有限会社スコレックス代表取締役)
佐土原 聡(横浜国立大学大学院都市イノベーション研究院教授)
庄司 昌彦(国際大学GLOCOM主任研究員、オープン・ナレッジ・ファウンデーション日本グループ)
杉浦 裕樹(NPO法人横浜コミュニティデザイン・ラボ代表理事)
武田 英明(国立情報学研究所 教授)
深見 嘉明(慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科 特任助教)
<監事>
福島 俊
目的
横浜オープンデータソリューション発展委員会
1. 公的データを活用したアイデアソン、ハッカソンの開催
2. 公的データによって横浜の政策課題を多様な主体で共有し、解決に向けて「対
話」を進めるフューチャーセッションの開催
3. 横浜市や国に対するオープンデータの技術や制度の検討提案
4. オープンデータを進める都市間交流の推進
これまでのアクティビティ
横浜オープンデータソリューション発展委員会
• 11月24日にキックオフイベント開催
• 1月13日に横浜のアートと観光をオープンデータでもりあげよう!アイディアミーティング開催(芸術文化振興財団共催、文化観光局後援)
• 1月25~26日LODチャレンジデー横浜オープンデータハッカソン開催
• 2月23日インターナショナルオープンデータデイ関連イベント開催
成果
横浜オープンデータソリューション発展委員会
• 多数のアイディア
• ゴミ分別LOD
• 横浜検定
• 横濱写真アルバムLOD
• 横浜歴史フィールドミュージアム(AR)
• 横浜をウィキペディアタウンにしよう!プロジェクト
• 横浜版データポータルサイト
横浜オープンデータソリューション発展委員会
横浜オープンデータソリューション発展委員会
今後のアクティビティ
横浜オープンデータソリューション発展委員会
• オープンデータカタログを発展(質と量の充実)
• APIの整備(データの使いやすさを向上)
• ビジネスや市民活動など既存のスキームの中でオープンデータを活かす
• オープンデータ資本を活かした新規ビジネスの開発
• 他都市連携(国外へも?)
今後の課題
横浜オープンデータソリューション発展委員会
• 現場のデータの質を向上させる必要性(オープンデータ実務者会議でCSVファイル作成ガイドラインが整備が進んでいる)
• ライセンスの整理(既存のデータ、これからのデータ、抜本的かつ大胆な対応がせまられている)
• データのクレンジングやマッシュアップなどを担う、中間支援組織や人材の育成、それを支援する社会システムの整備
• データとプレイヤーやアクティビティのマッチング
• 生みだされるシーズのインキュベーション