死ぬ権利 雇用・経済編(作成中)

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「死ぬ権利」

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「死ぬ権利」

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労働力と安楽死について

「働かざるも

の食うべから

ず」と世間は

言う

なら、食えな

い者にはせめ

退場する権利

を!

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  「死ぬ権利」と労働、経済の関係

自分 (金田一 )はたとえ、医学的には”

健康”とされる人間でも、自由に死ぬ権利とそのための制度を認めて欲しいと考えている。医学的には健康であったとしても、大きな苦しみをいやおうなしに背負っている人を救う最後の手段が「死」だと考えているからだ。

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  「死ぬ権利」と労働、経済の関係ネット掲示板でもそのように考えている人は数多くいる。しかし、一部では、そのような権利を認めてしまうと、労働力が減少し、経済が停滞してしまうという意見が出た。また、企業にとっては大きな痛手だという。そのような意見は本当だろうか。本スライドでは、「死ぬ権利」と労働について考えてみる。

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 ※当然のことですが・・・

※なお、働くことができない人間は死んだほうがいいなどということは”一切”

考えていません。 死ぬという選択肢、「権利」が欲しいのであって、「義務」なんかではありません。

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  労働力の減少=悪?  古来より、人口は経済、文化の活動とダイレクトに結びつくものだった。また、現代でも少子化問題が取り沙汰されるように、人口の減少が危惧されている。

●労働力の減少?労働者が減ると、経済が停滞し、税収は大きく減るのではないだろうか?

出生児数の変遷

0

500

1 ,000

1 ,500

2,000

2,500

1960

1970

1980

1990

1999

2005

( )西暦

()

千人

●高齢化の進行?「死ぬ権利」が認められると、ますます高齢化が進まないだろうか?

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  「数」よりも「質」が問題

いくら少子高齢化が問題だと言っても、「何が何でも人口が増えればいい」というものではもちろん無い。

・適正な数の・一定以上の能力と意欲を持つ・若い、もしくは豊富な経験を持つ労働者

最低でもこの三条件を満たしていなければ、今の企業は採用しないだろう。 (とにかく人数が多ければ労働力が増えてラッキーだというのなら、多数の囚人を労働力として使う刑務所は黒字でもいいと思う。 )

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 うまく職を得られなかった失業者はどうなるか?

1 . ホームレスになる。2. 犯罪を繰り返し、刑務所に入り、そこで生活する。

3. 自殺する。

この三つの選択肢しか残っていない。

職を得るには、ツテや特殊技能や高いコミュニケーション能力が必要とされる。年齢が高くなればなるほど、職を得ることは難しくなっていく。それでは、職を得ることができなければ最終的にはどうなっていくか。

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  税金で強引に失業率を下げている 政府は失業率を下げるため、企業に補助金を出し、リストラを防止している。 このことを考慮すると、本当の意味での失業率は倍くらいになるのではないかと考えられる。

さらに、失業の定義そのものにも問題がある

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  失業者とは?

・月末 1 週間のうち、 1 日でも働いて賃金を得た者  (失業率調査期間は月末の一週間のため )

・家事手伝いを行っている者 ・求職意欲を失った、仕事に就くのを諦めた者

  ( 仕事を探しても見つからなかった者 )

・不労所得が十分にあって働く意志・必要がない者・当然のことながら、フリーターは失業者には入らない。

仕事についていない人、仕事を得ることができない人全てが失業者というわけではない。以下のような人は失業者には含まれない。

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  余談

金田一の知り合いが中部地方にある、工業系の某大学に通っている。その大学は高い就職率を謳っており、その課題の厳しさは相当なものとして評判である。しかし、就職率に関しては、実際はかなりインチキが行われているらしい。例えば、実際は自営業などまったくやっていないにもかかわらず家業を継ぐことにして、就職率をかさ上げしている。その大学のカリキュラム自体は多くの人が賞賛している。卒業するだけでもかなりのものだ。それほどの大学を卒業した人の中にも仕事を見つけることができない人が大勢いるのが現実なのだ。

某大学の近所

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 引きこもりやニートを救えるのか

 政府の発表では、日本国内に 300万人を超える引きこもりが存在しているという。 彼らは子どものときからコミュニケーションの能力が著しく低く、そのために社会から疎外されたり学校でひどいいじめを受けた者が極めて多い。

   

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 日本で就職する外国人

国際化の進展は著しい。長年外国人労働者の受け入れには非常に消極的だった日本ではあるが、近年は様々な形で外国人労働者を受け入れ始めている。その過程で当然のことながら日本人には多くの失業者が出る。   

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 外国人研修生・実習生

“研修” 、 “実習”という名前がついているが、実際は日本で工場などのブルーカラーとして働くことが殆どである。研修期間+実習期間で3年間日本で働くことになる。希望者を

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 外国人研修生・実習生の長所

外国人 日本の就職難民

1能力の違い

外国人は、高い倍率をくぐって日本にやってきているため非常に能力が高い。

2性格の違い

過酷な生活に慣れているせいで、根性がある。

3モチベーションの違い

レートの関係上、日本での給料が数倍~十数倍になるため、モチベーションも上がる。

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 外国人研修生を雇った経営者の感想

B氏

実習生制度だと、最初にかかる手間の割りに少ししかいてくれないからそこが不満。滞在年数をもう少しだけ長くして欲しい。

C氏

前に日本人を雇おうとしたが、能力や社交性が高くない人しか来なかった。中国人なら少々の奇行を気にしなければ問題無い。

  A氏

向こうで大勢の中から選抜したから優秀。大変働き者で気に入っている。我が強く、がめついのが少々不満。

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財政破綻は必至

生活保護受給者数

生活保護費

209万人 (戦後最多 )

3兆4500億円

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 ※扱う内容について

社会保障費が国庫を圧迫していることを指摘するのが目的ではありません。また、最近話題になっている社会保障費の不正受給についても対象外です。

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 生活保護費の爆発的な増加

1就職氷河期世代の受給就職氷河世代の多くがフリーター生活を余儀なくされている。彼らは年金も満足にもらえず、資産も無いため、生活保護受給者になる可能性が極めて高い。

2今の受給者は氷山の一角現在の受給者は、貧困層の3~4割でしかない。これから受給者が急増する可能性は極めて高い。

3失業率の上昇

かつて、生活保護は母子家庭や傷病者といった働くことのできない層のためのものだった。しかし、若年者失業者が増えて、生活保護を受給している。

このままいくと、近い将来、生活保護費は

現在の3兆円から

20兆円ほどになるとされる。

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” ” 限りある予算を 必要な 人に

本来なら生活保護を受けたいと思いながら、財政難などの理由で受けられない人が大勢いる。

死にたいと強く願いながらも生活保護やその他の援助を受けながら仕方なく生きている人もいる。

必要

不必要

意図せずに、「死にたい人」が「生きたい人」の生存権を奪ってしまっている。限りある予算を死にたい人に使うことは許されないだろう。

死にたい人は楽に死ぬことができる

浮いた予算で多くの人が助かる。

STO P

福祉予算

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 刑務所も事実上の福祉施設?刑務所は慢性的な過剰入所状態になっている。その最大の理由は近年、一般の生活を送ることができなくなった人がやむなく盗みを繰り返し収容されてくるようになったからである。(※ 当然のことであるが念のために言っておくと、ここで主張したいのは「軽犯罪者でも死刑にしろ」ということではない。 )

今までまじめに生きてきた人間でも、貧困のため、犯罪を犯さざるを得ず、結果衆人として収容されてしまうみじめさ。