テクノロジーで未来を支える...3 4 テクノロジーで未来を支える オリックスグループが新たに挑戦しているロボット、3Dプリンタ、ドローン事業。
未来技術を実現するホームコントロールベンチャーを作ってみた
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未来技術を実現する
ホームコントロールベンチャーを作ってみた
ソフト屋さんと、ネット屋さんとかをしていました。 アーキテクトという肩書きで雑用係をやっていました。 現在は、独立してrti技研という会社をやっています。 好きな言語は C++ サーバサイドでは PHP のお手軽さが好きです。 I'm CEO,Bitch!
自 己 紹 介
フューチャーホームコントローラー
DEMO 動画
容量削減のため youtubeに掲載 http://www.youtube.com/watch?v=8upiPpwlCE0
開発時の取材・掲載
取材・掲載
特徴
フューチャーホームコントローラーの特徴
基本機能 ・今ある家電を音声認識を利用した家電にアップデート出来ます。 ・手に何も持たないハンズフリーの音声認識を提供します。 ・スマートフォンからも操作することもできます。 ・温度センサーや光センサーを搭載しています。 上級者向け機能 ・V8(javascript)で機能を拡張できます。 ・家をAPI化します。jsonなwebapiを揃えています。
今ある家電を音声認識を利用した家電にアップデート出来ます
音声認識で操作
今ある家電を音声認識を利用した家電にアップデート出来ます
普通の扇風機
容量削減のため youtubeに掲載 http://www.youtube.com/watch?v=btiV_zcQJSI
すでにあるのでは?
->音声認識がほしいから家電を買い換えますか?
現在では、音声認識に対応している家電もありますね。
フューチャーホームコントローラーは、今ある家電をそのまま利用できます。 買い替えの必要はありません。
たいてい最上機種にオプションとして搭載されいる。 機材同士の連携がない。 取り替えたくても賃貸では、取り替えできないことが多々ある。
手に何も持たないハンズフリーの音声認識を提供します。
手ぶらの音声認識を提供します。 言葉でしゃべるだけです。
マイクまで1m~2m程度の距離でも
動作します。マイクを部屋の中央におけば全部をカバーします。
リモコンに勝たないと意味が無い
リモコンを使った家電操作
スマホを使った家電操作
フューチャーホームコントローラーを利用した操作
リモコンを手に取る ボタンを押す 涼しくなる
スマホを手に取る ロック解除・アプリ起動 クリックするか、 スマホに話しかける
涼しくなる
「コンピュータ、エアコンつけて」という 涼しくなる
スマートフォンから「も」操作することもできます。
フューチャーホームコントローラーは、 ホームコントローラー(ホームサーバ)であり家電ではありません。 電気用品安全法の範囲外です。
設定画面は HTMLで作られています。
温度センサーや光センサーを搭載しています。
センサーでモニタリング出来ます。
1~2mの範囲での手ぶら音声認識を実現する技術
マイク --> 音声認識(julius) --> 誤認識フィルタ --> 動作
何もしないと誤動作してポルターガイストがおきます。 専門家に無理といわれた技術を実用化。 C++11でガリガリ書いてます。armで動きます。 1年がかりで調整しました。 テストデータ:「事業仕分け」に耐えること
ホルターガイスト
常に音を拾っている ↓ ↓ 命令っぽいのが来たら実行する 何を持って命令とするか?
24時間365日 すべての音を拾っています。
ホルターガイスト: 電話をしていると真っ暗闇に
ホルターガイスト: 対策
・呼びかけを作る 「コンピュータ、電気消して」 ・2passチェック ・ゴミノード拾い上げ ・正しい命令ぽいを見る 最初は機械学習で力任せで解析 ->いいものができたが過学習が発生した。 そこでデータを愛した。 データとともに暮らしているうちに、 ある素性に気がついた。
呼びかけ 命令
ホルターガイスト: 100回に一度間違う程度ではダメ
100回に一回間違うとかじゃ使いものにならない。 ぺちゃくちゃしゃべっていたら、100語ぐらい余裕で使う。
数千回、数万回に一回のミスぐらいじゃないと許されない。
ホルターガイスト: 非力なarm
メインボードは beaglebone CPUは、 AM335x 720MHz ARM Cortex-A8 Pentinum換算だと 700Mhzぐらい? 1コアのCPU PCに比べればザコに等しい。 多少の救いは NEON SIMDがあること 重いアルゴリズムを作ると現実的な速度がでない・・・・ ---> アルゴリズム、プログラム手法の両方から最適化 clock単位で最適化していく。
これらを一年にわたって研究して、そして完成!
詳しい詳細は割愛します。山ほどいろいろ試しています。 もっとよいスコアを出すためにさらに研究を進めています。 そのうちオープンソースにするかもよ
VS 民主党・行政刷新会議(テストデータ)
テストデータ 民主党・行政刷新会議(事業仕分け)のデータをテストとして使ってます。 2位じゃだめなんですか?的な大議論を延々と聞かせても誤動作しないことが条件です。
事業仕分けは、バックミュージックがない、人と人の議論である、尺が長い、データが豊富であるというメリットがあります。
フューチャーホームコントローラーの特徴
基本機能 ・今ある家電を音声認識を利用した家電にアップデート出来ます。 ・手に何も持たないハンズフリーの音声認識を提供します。 ・スマートフォンからも操作することもできます。 ・温度センサーや光センサーを搭載しています。 上級者向け機能 ・V8(javascript)で機能を拡張できます。 ・家をAPI化します。jsonなwebapiを揃えています。
脱線しましたが、ここを説明しました。
V8(javascript)で機能を拡張できます。 (上級者向け機能)
ブラウザからjavascriptで、 さらに細かい動作をプログラム可能です。
家をAPI化します。jsonなwebapiを揃えています。 (上級者向け機能)
HTTP GET/POSTで外部プログラムからも 操作出来ます。
ユーザ: vimから家電操作
http://www.youtube.com/watch?v=Uqm8sYyzwO8
ユーザ:スマートウォッチPebble連携
http://www.nicovideo.jp/watch/sm20654023
フューチャーホームコントローラーの特徴
基本機能 ・今ある家電を音声認識を利用した家電にアップデート出来ます。 ・手に何も持たないハンズフリーの音声認識を提供します。 ・スマートフォンから操作することもできます。 ・温度センサーや光センサーを搭載しています。 上級者向け機能 ・V8(javascript)で機能を拡張できます。 ・家をAPI化します。jsonなwebapiを揃えています。
説明しました。
でも お高いんでしょ?
36,800円(送料・税込) この価格をどう思いますか?
部品の内訳 ベースは beaglebone 9000円 学習リモコンと温度、光センサー 3500円 音源がないのでUSBオーディオを載せる。 1200円 マイク 1100円 アダプター(PSE準拠) 700円 ケースと部品 1000円 付属品(LANケーブル IR拡張) 500円 送料 500円 その他部材 500円 --------------------------------------------------------------------------------------
18,000円
これに以下の費用が乗る プログラム・組立費+カード手数料+サーバ手数料+ドメイン+SSL+税金
もし店舗で販売するなら、店舗手数料(+20%) amazon (+10%ぐらい)
もっというならば、 ハードウェアは、 故障、修理、返品、在庫が発生する可能性がある。
ハードは、原価を1/3に押さえるのが望ましい。
飲食店と同じっすね。
故障 修理 返品 在庫の山
1/3になってねー
売値 36,800円
部品原価 18,000円
人件費 無料?
世間は厳しいぜよ アベノミクスによる円安の影響うけまくり
ユーザに乞うのが嫌だったので、 原価とかは今まで開示してこなかった。
18,000円も 結構無理をやっている数字
ケース -> 自分で頑張る 組立 -> 自分で頑張る
自分で加工
金型作ると30万円以上。
曲げ加工でも1台3000円かかるらしいので、 自分で作ることにしました。
部品10,000円にしたいね
beaglebone black 9,000円 -> 4,500円 になった。 (初版のlinux kernelがクソ UART見えない・・・) raspberry pi 3,500円(音源outだけ付き,CPUが微妙)
ちなみに開発費は・・・
ソフトウェア・音声認識精度向上・サーバ運営
私が作ってます。無料です!!
リモコンボードの設計
とある個人事業主にお願いしました。 総額70万円程度
いろいろトラブルがあり 冷や汗が山盛りでしたが沢山の人のヘルプで、 リカバリでき助かりましてなんとかできました。
ケース (ケースはラスボス) 私が作ってます。無料です!!
金型作ると30万円以上。曲げ加工でも1台3000円かかるらしいので、 自分で作ることにしました。
makerブームというけども、 ハードウェアは大変です。
webサービスより一桁多い開発費 -> どうにかしろ
在庫が必要になる。 -> 受注生産、直販でカバー。
どうしても高額になる。 -> 創意工夫で安くする。
スケールしない。 -> 課題です。ハードウェアを捨てる?
ハードウェアのメリット ソフトウェアにできないことができる。 -> 今回は、赤外線送受信ができる。
ハードウェアのデメリット
それでもハードウェアを作りたいなら
・超高額で超単機能だけど特化して売れるもの ・一発ネタの1万円以下のおもちゃ
すごく音がいいヘッドフォンとか、すごく綺麗な電球とか デザインが美しい机とか、 違いが分かる人に超高額で売れるもの
通信が来たら光るとか音がでるとか、 気軽に試せるおもちゃ・グッズ
とかが、いいのかもね。 興味ないけどw
おしまい
makerブームというけども、 ハードウェアは本当に大変です。
それでも未来を作りたいから、 フューチャーホームコントローラーを 作りました。 買ってあげてください。