ペアプロどうでしょう？

名古屋アジャイル勉強会2009-01-30

自己紹介：山本です

•某ベンダー勤務のプログラマー•オブジェクト指向、アジャイル、カイゼン、プロジェクトファシリテーションに関心

•お寿司で好きなのはアジ•よろしくお願いします

今日の大まかな流れ

1. グループわけとペア決め2. ぺア作業＃１3. そのふりかえり4. ペアプロ概説5. 作戦つくり6. ペア作業＃２7. またふりかえり8. 発表9. 全体ふりかえり

ペアプログラミング？

•ふたりのプログラマが一台の PCで共同でソフトウェア開発を行う手法

•実際にキーボードを操作してコードを書く「ドライバー」

•もうひとりが「ナビゲーター」

グループ分け

•グループを作ってください•自己紹介

５分

ペア決め

•ペアを作ってください

１分

ワーク＃１

•算数の問題を解いてみます•時間は 15分•ルール：

–ペアで解いてください

１５分

そもそもペアプロはなんのため？

•品質、コスト、納期•特定の人に依存するリスクの低減•従業員満足•トレーニングコストの低減•チームビルディング

ワーク＃２

•ペア算数を、グループでふりかえりましょう– 項目：よかった点、問題点、アイデア– 観点：効率、品質、楽しさ、 etc.

•時間は１０分

１０分

ペアプロについて調べました

•七つの相乗的方法•注意点•快調なドライブのサイン•有能なペアプログラマの習慣•実践の秘訣

七つの相乗的方法

1. よい意味での縛り2. ブレインストーミング3. 一人でない安心感4. 即時かつ連続的レビュー5. 説明するとバグが見つかる6. 学び、成長する7. 信頼の育成8. 楽しむ

注意点•ペアが組めないときどうする？•スケジュール調整が難しくなる•専門家がボトルネックになる•同じ場所にいる必要•騒音（おもに周囲にとって）•必ずしも万人向けではない

快調なドライブのサイン

•ペアを組んでいるか？•ペアは話し合っているか？•ペアは交代しているか？

有能なペアプログラマの習慣

•休憩•謙虚•自信•コミュニケーション•傾聴•チーム志向•妥協と主張のバランス

実践の秘訣 (1/2)• ドライバーに、自らミスに気づき修正する時間を与える

• 疲れたら交代する。ふたりとも疲れたら休憩する• 相手が疲れたりいらいらしているときはキーボードを取り上げる

• ペアセッションを「話し合い」から始める• 対立に対処する

– 論点をメモしておいてあとで話し合う– いったんソロになって作業する– 合意の上、5分間だけ好きにさせてもらう

実践の秘訣 (2/2)

•コーディング規約•テスト駆動開発•積極的に傾聴する•たくさん会話する•不快を表すサインとしての離席•質問ベースの会話•シャワーとフリスク

ワーク＃３

•ペア算数の「勘所」を書いてください– A3 一枚、プロッキーで–ルール、ポイント

•あくまでペアで！•時間：５分

５分

ワーク＃４

•それではもういちどペア算数–さっきの続き

•先ほど書いた「勘所」を見ながら•時間：１５分

１５分

ワーク＃５

•二回目のペア算数について、グループでふりかえってください– Keep、 Problem、 Try– 一回目とどんな違いがありましたか？

•発表していただきます

１０分

グループ発表

•ひとグループ３分•発表内容：

– 一回目のペア算数のふりかえり– 勘所シート– 二回目のペア算数のふりかえり

１０分

参考文献

•ペアプログラミングエンジニアとしての指南書–ローリー・ウィリアムズ＋ロバート・ケスラー著

–テクノロジックアート訳–ピアソン・エデュケーション刊 (2003)

ふりかえり

•よかった点、問題点、改善アイデア– 今日のワークショップの– 自分自身の

•付箋紙に書いてください•グループでレビュー•「言えてる！」付箋紙にシールを

１０分

おつかれさまでした！

•記念撮影しましょう•みんなで後片付け•懇親会→世界の山ちゃん葵店 21:15～•なにか告知したいことある人？•次回は2/27( 金 )19:00～＠ココ• blogとかメールでフィードバックを