もっとうまく頻繁に価値を届けたいチームのためのスクラム勉強会(公開用)...

20
Scrum勉強会 @harakachi 2014/10/22

description

 

Transcript of もっとうまく頻繁に価値を届けたいチームのためのスクラム勉強会(公開用)...

Page 1: もっとうまく頻繁に価値を届けたいチームのためのスクラム勉強会(公開用)

Scrum勉強会@harakachi 2014/10/22

Page 2: もっとうまく頻繁に価値を届けたいチームのためのスクラム勉強会(公開用)

あなた誰?

• はらかちさん @harakachi

• 2012年初頭ぐらいからアジャイルおじさん

• いまはスクラムマスター業をすることが多い

Page 3: もっとうまく頻繁に価値を届けたいチームのためのスクラム勉強会(公開用)
Page 4: もっとうまく頻繁に価値を届けたいチームのためのスクラム勉強会(公開用)

3つのチームを作ります

• スクラムの習熟度の高い人から低い人になるように一列に並んでください

• 順番に番号を言ってください(1、2、3・・・)

• 番号が同じ人でチームを組んでください

Page 5: もっとうまく頻繁に価値を届けたいチームのためのスクラム勉強会(公開用)

絵でスクラムを描く

Page 6: もっとうまく頻繁に価値を届けたいチームのためのスクラム勉強会(公開用)

絵でスクラムを書く

• 各チームそれぞれでスクラムを1枚の紙に書いてください

• 知っていることはなんでも書いてください

• 他のチームが知らなそうなことも書くとイイヨ!

10分

Page 7: もっとうまく頻繁に価値を届けたいチームのためのスクラム勉強会(公開用)

正解例

Page 8: もっとうまく頻繁に価値を届けたいチームのためのスクラム勉強会(公開用)

スクラムガイド(全17ページ)

Page 9: もっとうまく頻繁に価値を届けたいチームのためのスクラム勉強会(公開用)

なんでこのような 構成なんだろう?

疑問

Page 10: もっとうまく頻繁に価値を届けたいチームのためのスクラム勉強会(公開用)

疑問

• なぜスプリントプランニングするの?

• なぜデイリースクラムやるの?

• なぜレビューするの?

• なぜふりかえりをするの?

10分

Page 11: もっとうまく頻繁に価値を届けたいチームのためのスクラム勉強会(公開用)

三本柱

• 透明性

• 検査

• 適応

透明性を保ちながら、検査と適応を繰り返したい

Page 12: もっとうまく頻繁に価値を届けたいチームのためのスクラム勉強会(公開用)

検査と適応(1)

• 検査とは、自分たちの状態やプロダクトの状態を正しく把握して、計画との乖離を認識すること

• 適応とは、計画との乖離に対して必要に応じてアプローチの方法を考えて実践すること

Page 13: もっとうまく頻繁に価値を届けたいチームのためのスクラム勉強会(公開用)

検査と適応(2)• スプリントプランニングでは計画を作る

• デイリースクラムでは作業の進捗の検査、残作業についての議論、適応、再計画

• スプリントレビューではインクリメントの検査、必要に応じてプロダクトバックログの適応

• レトロスペクティブでスクラムチームの検査、改善計画の作成

スクラムガイドより

Page 14: もっとうまく頻繁に価値を届けたいチームのためのスクラム勉強会(公開用)

検査と適応(3)• 必要最低限の検査適応のタイミングだけで構成されているのがスクラムイベント

• 「面倒だからxxはやらない」というのは、必要な検査適応をしない or できないということ

• 必要に応じて、もっとたくさんの検査適応をする方が良いこともある

Page 15: もっとうまく頻繁に価値を届けたいチームのためのスクラム勉強会(公開用)

透明性

• 有意義な検査適応をするためには、透明性が不可欠

Page 16: もっとうまく頻繁に価値を届けたいチームのためのスクラム勉強会(公開用)

透明性の例• プロセスの用語を参加者全員で共有している

• 作業する人とその作成物を受け取る人が「完成」の定義を共有している

• 優先順位が何故このようになっているのかを理解している

• メンバーの得意な事や不得意なことを理解している

• 最新の進捗状況がスクラムチームの誰にでもわかるようになっている

• etc・・・

Page 17: もっとうまく頻繁に価値を届けたいチームのためのスクラム勉強会(公開用)

そもそもスクラムは経験主義

• スクラムは、経験的プロセス制御の理論(経験主義)を基本にしている。経験主義とは、実際の経験と既知に基づく判断によって知識が獲得できるというものである。

スクラムガイドP3より

Page 18: もっとうまく頻繁に価値を届けたいチームのためのスクラム勉強会(公開用)

透明性があって、検査適応が 出来ているチームの特徴

• 間違いに早く気づいて、軌道修正ができる

• より良いアイディアを素早く取り込める

• いらないものを作る可能性が低い

• 質やスピードの向上に繋がりやすい

Page 19: もっとうまく頻繁に価値を届けたいチームのためのスクラム勉強会(公開用)

考えてみよう!

• 自分たちには、透明性はあるだろうか?

• 検査と適応はできているだろうか?

Page 20: もっとうまく頻繁に価値を届けたいチームのためのスクラム勉強会(公開用)

まとめ

• スクラムのイベント、役割、成果物

• スクラムは経験主義

• 経験主義を支える検査と適応と透明性