平成28年度事業報告(養徳園) - yohtokuen.org · 精神科、神経科...

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1 平成28年度事業報告(養徳園) 運営全般について 平成28年度事業計画に基づき、基本的生活援助の充実や心理面に配慮した援 助に努めたほか、生い立ちの整理と育ちアルバムの実践を年間テーマとし、ま た、被虐待児への治療的アプロ-チ、職業指導、リービングケア及びアフター ケアの強化、学習指導の充実、性的問題への対応、施設養護におけるソーシャ ルワーク機能の充実、里親委託の推進を重点目標とし、児童援助の向上に努め た。 また、給食・環境美化・安全管理・広報の4つの委員会を設けて、職員の一 致協力の下、施設運営にあたった。 広報紙「オアシス」を3回発行するとともに、ホームページを通じ情報の公 開に努めた。 児童の動向 (1)学年別在籍数(措置児童) 平成28年4月1日現在(オアシスの家・野辺山の家を含む) 未就学児 小1 小2 小3 小4 小5 小6 中1 中2 中3 高1 高2 高3 2 1 1 1 1 4 3 2 1 2 2 0 1 1 22 3 0 0 3 5 2 0 5 1 4 4 0 2 1 30 5 1 1 4 6 6 3 7 2 6 6 0 3 2 52 平成29年4月1日現在(オアシスの家・野辺山の家を含む) (2)月別入退所の状況(措置児童) 性別 初日 在籍数 入所数 退 月末 在籍数 家庭復帰 措置変更 就職・進学 里親 4 22 3 1 21 30 1 29 5 20 1 ・1 19 29 29 6 19 9 19 29 29 7 20 1 1 19 29 29 8 20 1 20 29 29 9 20 20 29 29 未就学児 小1 小2 小3 小4 小5 小6 中1 中2 中3 高1 高2 高3 3 1 1 1 2 1 3 3 2 1 2 1 0 21 2 1 0 0 3 5 2 0 4 3 4 2 0 26 5 2 1 1 5 6 5 3 6 4 6 3 0 47

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平 成 2 8 年 度 事 業 報 告 ( 養 徳 園 )

1 運営全般について

平成 28年度事業計画に基づき、基本的生活援助の充実や心理面に配慮した援

助に努めたほか、生い立ちの整理と育ちアルバムの実践を年間テーマとし、ま

た、被虐待児への治療的アプロ-チ、 職業指導、リービングケア及びアフター

ケアの強化、学習指導の充実、性的問題への対応、施設養護におけるソーシャ

ルワーク機能の充実 、里親委託の推進を重点目標とし、児童 援助の向上に努め

た。

また、給食・環境美化・安全管理・広報の4つの委員会 を設けて、職員の一

致協力の下、施設運営にあたった。

広報紙「オアシス」 を3回発行するとともに、ホームページを通じ情報の公

開に努めた。

2 児童の動向

(1)学年別在籍数(措置児童)

平成 28年 4月 1日現在(オアシスの家・野辺山の家を含む)

未就学児 小 1 小 2 小 3 小 4 小 5 小 6 中 1 中 2 中 3 高 1 高 2 高 3 他 計

男 2 1 1 1 1 4 3 2 1 2 2 0 1 1 22

女 3 0 0 3 5 2 0 5 1 4 4 0 2 1 30

計 5 1 1 4 6 6 3 7 2 6 6 0 3 2 52

平成 29年 4月 1日現在(オアシスの家・野辺山の家を含む)

(2)月別入退所の状況(措置児童)

月 性別 初日

在籍数 入所数

退 所 数 月末

在籍数 家庭復帰 措置変更 就 職 ・進 学 里親

4 男 22

3※ 1 21

女 30 1 29

5 男 20

1※ ・1 19

女 29 29

6 男 19

9 19

女 29 29

7 男 20 1※ 1 19

女 29 29

8 男 20 1※ 20

女 29 29

9 男 20 20

女 29 29

未就学児 小 1 小 2 小 3 小 4 小 5 小 6 中 1 中 2 中 3 高 1 高 2 高 3 他 計

男 3 1 1 1 2 1 3 3 2 1 2 1 0 21

女 2 1 0 0 3 5 2 0 4 3 4 2 0 26

計 5 2 1 1 5 6 5 3 6 4 6 3 0 47

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10 男 20 20

女 29 29

11 男 20 20

女 29 29

12 男 20 20

女 29 29

1 男 20 20

女 29 29

2 男 21 1※ 20

女 29 30

3 男 21 1 1 21

女 29 1 3 1 1 25

( )は 一 時 保 護 委 託 (の ち に 措 置 入 所 に な っ た も の )

※ は 1日 付 け 入 退 所

(3)一時保護委託( レスパイトケアを含む)利用状況

年 齢 ・学 年 ・性 別 児 相 期 間 年 齢 ・学 年 ・性 別 期 間

中 3女 中 央 5/6~5/11 中 1女 中央 1/19~2/11

小 2男 中 央 5/6~5/11 6歳 女 中央 1/19~2/11

高 1男 県 北 5/29~6/10 小 5男 中央 2/26~2/28

小 5女 県 北 9/5~9/15 中 2女 県北 3/15~3/23

小 5女 県 北 9/17~10/20 小 5女 中央 3/28~3/30

中 2男 中央 10/5~10/6

一 時 保 護 の の ち 措 置 入 所 に な っ た ケ ー ス を 含 め な い 。 そ の 場 合 は 措 置 入 所 と し て

(2)に 掲 載 。

(4)ショートステイ

那須塩原市 24日( 6歳女、 3歳女)、大田原市 8日( 3歳男、 1歳女)

矢板市 8日( 10歳男 4回、 8歳男 4回)

さくら市 15日( 5歳女、 4歳男、 3歳男 2回、 3歳男、 2歳女、 1歳女)

高根沢町 41日( 10歳男 4回、 6歳男、 4歳男 2回、 3歳男)

那珂川町 98日( 5歳男 30回、 4歳男 20回)

(5)トワイライトステイ(さくら市のみ)

35日 ( 6歳 男 4回 、 5歳 男 4回 、 5歳 男 、 5歳 女 2回 、 4歳 女 2回 、 3歳 男 、 3歳

女 9回、 2歳男 2回、 2歳女 2回、 1歳男 8回)

(6)高校進学、卒園生の進路等

宇都宮共和大学(退所)

ユーファーム平出(退所・家庭復帰)

那須ダイワ株式会社(退所・家庭復帰)

(有)アップライジング(退所)

矢板高校栄養食物科(在園)

宇都宮文星女子高校総合ビジネス科(在園)

作新学院高校総合進学科(在園)

宇都宮海星女子学院高校(在園)

宇都宮工業高校建築デザイン科(在園)

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3 養護の状況

(1)給食

毎月行う献立会議での話し合いを基に、子どもの発達に必要な栄養バランス

及び嗜好を考慮し食事を提供した。

今年 も 1日 まる ご と ユニ ッ ト調 理 の日 、 感謝 の 日の 夕 食づ く り等 、 ユニ ット

調理の機会が多かった。感謝の日の夕食づくりでは、おもてなし料理をいろい

ろ考え、ユニットの個性にあふれていた。

献立表の各ユニット・食堂掲示は継続して行った。

(2)健康管理

①健康診断

嘱託医の Dr花塚による健康診断を前期6月21日 後期12月10日に実施した。野沢歯科

医院にて歯科検診6月21日に実施した。

②予防接種

インフルエンザ 28名 日本脳炎 18名

二種混合ワクチン 2名 麻疹・風疹 1名

③検診

3歳児検診 2名 5歳児検診 1名

④通院(述べ477名) 入院3名

内科 92名 (花塚クリニック、小林医院、黒須病院、、きぬの里クリニック)

歯科 41名(野沢歯科)

眼科 19名(済生会宇都宮病院、加藤眼科、早坂眼科、国際医療福祉大学病院、原眼科)

皮膚科 78名(氏家皮膚科、、檜山医院)

小児科 42名(済生会宇都宮病院、国際医療福祉大塩谷病院、おのこどもクリニック、黒

須病院、清原台クリニック)

耳鼻科 24名(中川耳鼻科、)

整形外科 18名(半田クリニック、深沢クリニック、倉持整形、国際医療福祉塩谷病院)

外科 25名(黒須病院、独協医科大学形成外科、国際医療福祉小児外科、国際医療福祉塩

谷病院、藤井脳神経外科)

精神科、神経科 41名(精神保健センター、自治医大子供のこころの診療科、とちぎリハ

ビリテーション、国際医療福祉大リハビリセンター、県立岡本台病院)

⑤入院 3名(国際医療福祉塩谷病院、国際医療福祉大学病院、独協医科大学病院)

(3)援助の実際

①生い立ちの整理と育ちアルバム

28 年度の年間テーマに位置づけ 3 回の園内研修を行った。

1 回目 4 月 21 日

☆園長先生講義「生い立ちの整理と育ちアルバムについて」

☆ワーク

ケース記録を見ながら、子どもの年表作成

ケース記録にインデックスを貼る

☆ディスカッション

☆アンケート記入

2 回目 7 月 19 日

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☆成育歴シートの検討

☆生い立ちの整理で、園長先生から子どもに話すときに同席した職員から話すまでの経緯や、子

どもの様子、実際に同席してみて感じたことなど話してもらう

☆前回行ったアンケートについての、各異見等に対しての回答

☆各グループで成育歴概要シートの検討

3 回目

☆園長先生との質疑応答

☆年表の記入のための、ケース記録の読み込み

☆DVD「つかさ 18 歳の人生を取り戻したい~被虐待児 2 年間の記録」を鑑賞しながら、育ち

アルバムの作成

②被虐待児への治療的アプローチ

児童相談所による面接は、県北児相措置の 1 名(小 4 女児 1 名)、県南児相措置の 1 名(小 3 女

児 1 名)について、児相の心理職員が来園し本園にて面接が行われた。また、県北児相の被虐待

児フォローアップ事業に 3 名(小 4 男児 1 名、小 4 女児 2 名)が月 1 回の割合で参加し、グルー

プワークが行われた。

施設内の心理療法は、28 年度も心理療法実施指定施設の認可を受け、17 名の児童に対してプレ

イセラピー、面接(心理検査、入所アセスメント面接を含む)、生活場面面接等を実施しながら

心理療法を行った。実施回数は以下のとおり。

心理療法 353 回 生活場面面接 28回 コンサルテーション 180回

この他、直接子どもと関わらずに、児相、学校、病院等のカンファレンスや情報交換などに参

加させてもらい、子どもに対して、共通の理解が得られるよう努めた。

成果と課題

子どもの面接やケアワーカーとのコンサルテーション等を通して、子どもの日常のケアの在り

方など、各グループの特徴が明確になってきたように思う。子どもへの個別のケアをグループの

中で行うのは容易ではない。それぞれ課題は違うし、職員の構成メンバーや子どもとの関係性も

ケアをする時には影響する。各グループの特徴を活かしながら、どうすれば、子どもにとって最

善なケアを保障できるのかという視点でコンサルテーションをしたり、自立支援会議やユニット

会議に参加させてもらうようにしてきた。その中で、見立てを共有し生活の中でできるケアを一

緒に考えることができた。

被虐待児への治療的アプローチという時、今までは入所の時の子どもの見立ての重要性という

視点に重きを置いてきたように思う。よって、児童相談所などの関係機関からの情報を頼りにし

てきたが、子どもを理解するには、乳幼児期からの発達や養育環境、親の生い立ちなども必要な

情報である。また、施設や学校の中での行動も大事な情報であり、それらを取り入れられるよ

う、能動的に動くことが今後の課題と思われる。

③職業指導、リービングケア及びアフターケアの強化

25年度より職業指導員が配置され活動を継続してきた。主な目的として、退所後の社会生活

を想定して、その生活に必要な知識及び技能の習得を支援する。(リービングケア)さらに、施設

退所後の就労・進学を含む生活状況を見守り必要に応じた支援を行うことで、安定した生活の確

立と社会的自立を促すこととした。(アフターケア)

具体的な取り組みとしては、在園児童へ就職意識向上のために代表「ん太郎」氏の「短足おじ

さんの会」の「社会人先生」と称して、月 1 回程度様々な職業の方に講演をいただいて、職業イ

メージを持てる機会を作った。実績として、自動車関係、パソコン・コンピューター関係、陶

芸・芸術家、歌手、掃除のプロ、自然教室の経営者など。子どもたちは、興味・関心に合わせて

積極的に参加していて、意識づけにつながっている。また様々な方たちと交流の機会を持つこと

ができた。

職員も支援意識向上のために、6 月に園内研修を行った。内容はリービングケア・アフターケ

アのための募金箱について、集まったお金を有効的に使うことの確認。さらに、国や県からの金

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銭的支援事業の資料提供とその説明を行い、進学・就職時にどのような支援制度があるのか確認

することができた。さらに、里親委託・進学・就職について、具体的事例を担当者から報告して

もらい、リービングケア・アフターケアの意識付けを高めた。

④学習指導の充実

4 月 園内研修打ち合わせ

5 月 園内研修

Ⅰ部

①公文式学習を取り入れた理由について(園長より)

②子供達の様子と今年度の取り組みについて(公文担当より)

<今年度の目標> 国語力アップ

<今年度の取り組み>

・個人目標設定・ユニット公文継続・公文集中勉強会実施

・公文指導(国語)勉強会実施・公文表彰

Ⅱ部

講和(公文教育研究会 施設サポート部 平松氏)

・公文式指導の 2 本柱・国語指導法・職員の指導例

・公文式の「教える」とは・読み聞かせの重要性

6 月 公文指導勉強会 第 1 回「国語指導法」

7 月 公文集中勉強会(算数)

9 月 公文指導勉強会 第2回「国語指導法」

10 月 公文ミニ表彰(学年超え・学年相当・多枚数・多読)

公文指導勉強会 第3回「国語指導法」

11 月 創立記念日 公文表彰 1 名

12 月 公文指導勉強会 第4回「国語指導法」

1 月 公文フォーラム参加(東京にて)

3 月 公文ミニ表彰

(反省)

年間を通して充実した研修だった。全職員が参加した5月の園内研修は、園長より公文導入の

経緯と公文教育研究会の平松氏の講和を聞き、公文の共通理解の再確認となった。年間4回にわ

たって平松氏が来園し、希望職員と国語の勉強会を行った。参加した職員の国語公文に対する意

識が高まり、担当児童の学力が確実に上がっている。

夏休みには公文集中勉強会を行った。どの子供も集中し 1 時間~3 時間やり続けた。あらため

て子供の潜在能力の高さを感じた瞬間だった。初めての試みとして、○金「学年超え」、○銀「学年相

当」、○銅「多枚数」「多読」のミニ表彰を行った。子供達は喜んでいる様子だったが、表彰がなく

ても子供達が自らコツコツ学習できる雰囲気が必要に思う。

(今後)

公文を通して学習の取り組みが良くなっている。引き続き国語公文の定着と読書・読み聞かせ

を推奨していきたい。また、数字盤を各ユニットに配布。数字盤の効果とやり方も伝えていきた

い。

さらに、子供達が自ら積極的に公文に取り組めるよう「何のために公文?」を共に考え、「公文

学習のメリット」を子供達自ら感じられるよう、指導の工夫が必要である。

⑤性的問題への対応

〈取り組み内容〉

第一回(10 月)

「施設内で起きた性的な出来事の検証」

○栃養協と三児相が作成されたマニュアルより、「発見から対応・再発防止策検討までのフロー

図」を参考とし、性的な出来事に気付いた時、当時対応した CW や対応経験のある CW の声を

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借りて、具体的に事例をとおした流れの確認を行った。

○実際の事例を再現した演技を見て、聴き取り(時間、場所、聴き手の態度、聴き取り内容、指

導内容は適切だったか)の仕方をグループで討議し、発表し合った。

○対応経験の豊富な CW より、聴き取りの際に心している事柄を具体的に発言してもらった。

〈一回目を通して〉

・検証をする意味合いが前向きな印象になると事例を扱いやすくなると感じた。

・全体で一つの事例について考えを出し合えた事は意義があった。

・対応経験のある CW より、当時対応した時の様子や、その時の自分の気持ちを開示してくれた

事により、他人事ではない現実味を帯びた雰囲気を全体に届ける事が出来たと思う。

第二回(2 月)

「仮想事例検証 ― 事の一部分から、生い立ちや成育歴を見つめ直す ― 」

○一回目の研修で行った聴き取りの振り返りを、ロールプレイ交えてグループで行った。プレイ

を見てそれぞれに感じた感想を出し合い、グループ毎に発表してもらった。

○施設生活の中で性的な出来事が起こった時、子どもにとって過去の生活背景から現在にかけた

本人をかたちづくるべく様を整理し、子どもの理解に努める取り組みと、マニュアル(児童養

護施設における性加害・被害の対応マニュアルより)にある「ケアプラン案の作成」を題材に、

生活の中で必要とされる個々のケア、支援を考える一つの方法に触れる機会となった。

〈二回目を通して〉

・ケアプラン作成において、被害児/加害児それぞれに対するケアを4区に分けて明確化した事

で、生活における具体的な取り組みを抽出し、自分にない意見や考えに触れるきっかけになっ

た。

・自分の意見を表明する場になった。

・性的な出来事(これに限らず)を感じた時、子どもの行動を考える上で、その子どもの過去を

幼児期まで遡り捉えなおす必要性に触れる機会だった。

第三回(3 月)

「アンケート調査」…第二回目研修当日参加者対象

[内容]

①第二回目の研修をとおし、今後に活かせる内容となっていたか。

②次年度に向けて性教育研修に期待する事。希望内容について。

〈調査結果〉

① について

→聴き取りの心得、問題行動だけに注目するのではなく、その子を多面的に見て、ケアの

見直しをする事の大切さ、その方法を知る事ができた。アセスメントのツールとして活用したい。

(複数回答から抜粋)

② について

研修内容を繰り返し行う/問題が起きた時の対応確認/ロールプレイの実施/異性児童の対応

/施設内での性について/生活での対応/どのように見立てるか/実例から学びたい/性教育

の方向性と着地点について/外部講師を招いて/対応についての話し合いの場/研修時間内に

まとめる工夫について/乳児院からの措置変更について/個人の性的思考について/高齢児の

性教育

課題 職員の知識、意識の違い、どう埋めるか。

ケアプランの立て方、職員間で共有するには。

今年度反省と次年度検討内容

〈平成28年度の反省〉

・参加者としてではなく、係として自ら参画する態度をもてばよかった。

・グループワークで別れて自由に意見を出し、それを皆で共有出来たことは有意義だった。

・特に第二回目の研修内容は、前年度検討内容にあげていた、「成育歴をもとに子どもの個々にあ

った性教育を考えていく」きっかけになる研修内容だったと思う。

・他者を全て知る事は出来ないが、他者が歩んだ道に触れる事により、その他者の気持ち寄りな

想像は可能となる事の重要性に触れた。

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・仮想事例では、ケースの子どもと触れ合う事は無いため、文面のみで子どもの理解に努めるに

は難しさがあった。

・グループワークの時間を予定よりも多くとる必要があった(意見が出きらなかった為)。

・グループワーク、ロールプレイを取り入れる事で意見交換の場を設ける事ができた。性の問題

は施設でも重要な課題だが取扱いが難しい事も多い。今後も意見交換する場を設け職員間の意

識、力量の差を埋めていければ良い。

・研修の内容を盛り込み過ぎて時間が足りなかった部分は来年度、また学習する機会を設けたい。

〈平成29年度への検討内容〉

・常に注意力,危機感を持ち続けられるように、ロールプレイを通した聴き取りの練習をし、職員

の共通理解を深めたい。

・性と生について学びたい。

・性的な事柄がからむ出来事や様子を項目化したチェックリストを作成したものに、CW個人の

判断で数字(10段階)へチェック(年代、性別記入)。CWの認識を数値化する事でアンテナ

の強弱のバランスを明らかにする。意識バランスを形にすることで、研修内容を考える上での

参考にする。

・生活で関わりある子どもをとおした事例検証を行いたい。(ケースアセスメントについて)

・年度初めにアンケートをもとに一度話し合い、二回ある園内研修の大筋を決める(係全員参加)。

・子どもと関わる際のCW側のこころ模様について、専門性を発揮する上で知っておくと役立つ

情報と、実際に子どもと対立する経験や巻き込まれ経験を出し合い、理論と実際を重ねあわせ

て考える時間を設けたい。(自己覚知の機会)

・アンケート結果を参考に性の問題を職員一人ひとりが自分の問題と考え、勉強していけるよう

な研修を実施していきたい。

⑥施設養護におけるソーシャルワークの充実

「電話相談(緊急ダイヤルへの対応)」

H28年9月の園内研修において、189児童虐待緊急ダイヤルの概要説明と模擬授業の中で

受理票に実際に記入をしてみるという研修を行った。パワーポイントで189ダイヤルの目的や

流れを説明した後、①泣き声通告②精神的に不安定な保護者③警察署からの虐待通告をシナリオ

にして参加者に受理票を書き取ってもらった。

「家庭支援(事例検討)」

H29年1月の園内研修においては、児童家庭支援センターちゅうりっぷの概要説明をした後

に2事例を出し、ちゅうりっぷの関わり方や支援の流れを説明した。支援のツールとして「三つ

の家」を例にとり、参加者の担当の子どもについて「三つの家」に当てはめて支援のアセスメン

トとプランニングのための情報を模擬体験してもらった。

今後の課題

ソーシャルワークの一端を事例を通じて体験的に学ぶことに意義はある。こちらで用意した設

問に参加者が答えることは出来るのだが、参加者にとってなぜソーシャルワークをすることが必

要なのかという根本の問いに迫ることができていない。年間に行う回数は少ないが研修を通じて

地道にソーシャルワークを浸透させていく必要がある。

⑦里親委託の推進

会議・行事・研

日 時 場 所 内 容

里親委託等推進

委員会

① 7.1

② 11.25

③ 3.8

県庁昭和館 ・里親支援専門相談員の仕事について

・里親への支援体制について

・里親応援会議の開催状況について等

里 親 支 援 部 会

(栃養協)

① 5.25

② 7.12

氏家養護園

中央児相

・年間事業計画について 等

・講話「里親支援の概要について」

講師:藤本所長(中央児相)

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③ 12.19

④ 2.15

東京都救世

軍世光寮

済生会宇都

宮乳児院

・「里親支援専門相談員の仕事」綱川暁子さ

んの話 ・施設見学等

・H28 年度反省

29 年度行事計画 等

平成 28 年度栃木

県里親連合会研

修会

3.14 ニューみく

・「改正児童福祉法の概要及び措置費制度に

ついて」

第 60 回栃木県里

親大会

10.16 パルティ

とちぎ男女

共同参画セ

ンター

・式典 小高史子(ソプラノ歌手)ミニコ

ンサート

・体験発表~子供と向き合う(体験に学ぶ

里親教育) ・分科会

支援技術向上セ

ミナー

1.30 恩師財団母

子愛育会

・講義「心に問題を抱える子どもと里親支

援について」 ・演習(2 事例)

アッタッチメン

トプログラム事

例研修会

9.30 中央児童相

談所

・事例発表 講師:那須学園 鈴木美穂

氏 ・質疑応答

養育里親研修

(認定前研修)

9.9~10

1.12

養徳園

中央児相

里親:10 名 児相:5 名

・園長講話 ・施設職員の話

・施設見学 ・児童との交流

一日目に参加

平成 28 年度里親

全体研修会

3.1 中央児相会

議質

講演:「育ちと飛行」

講師:宇都宮少年鑑別所 所長 久保勉

里親応援会議 2.16 西那須野幼

稚園

・里親の紹介及び里子のケース概要につい

・関係機関からの支援体制について

県北児相 里親サ

ロン

毎月

第 3 火曜

県北児相 ・児相心理士の話し・里親支援専門相談員

との座談会・親子でお楽しみ企画

・里親支援専門相談員との座談会

県北里親会

里親・里子レクリエー

ション

7.29~30

大洗水族館

とちぎ海浜

自然の家泊

大洗水族館の見学

海浜自然の家:創作活動

磯の生物観察

家庭訪問(児相

に同行)

1.13 矢板市

那須塩原市

・小口 晋里親(都合により中止)

・鷹栖律子里親 康平(里子)

県北地区里親研

修会

1.28

西那須野公

民館

・アンガーマネージメント(怒りのコント

ロールについて)講師:cararia 斎藤美華

・レクリエーション・ピザトーストづくり

里親制度普及啓

発活動

11.3

11.27

矢板市市役

市貝町公民

・矢板市福祉まつりで、チラシ・定規・テ

ィッシュの配布

・市貝町町民祭で、チラシ・オレンジリボ

ン・ティッシュ等配布

里親交流会

10.12

8.7

9.24

10.12

鬼怒グリン

パーク

養徳園

里親里子 31 名・児相・9 名

養徳園、養護園子ども 43 名

養徳園、養護園職員 21 名 合計 104

・グループに分かれグリンパーク内で活動

(アスレチック、自転車等)

第 1 回実行委員会

第 2 回実行委員会

里親交流会反省会

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9

里親の日

隔月

第 3 水曜

養徳園 6 月 15 日 養育体験 平島里親(2)

2 月 9 日 家庭訪問(金澤里親)県南

電話相談:7件

里親制度普及啓

発活動

10.15

さくら市氏

家体育館

・さくら市福祉まつり

チラシ配り

ファミリーホーム

はなの家支援

毎月

第 2 火曜

第 4 土曜

はなの家 里親サロン支援等

・里親委託(養

育里親)

(2 名)

・レスパイト

・ふれあい里親

・週末里親

4.1

7.21

11.26~27

春夏冬休み

郡司莉菜

賎機慎之助

賎機慎之助

小野叶希音

小林里親宅へ委託(措置変更)

・CC1 回(4 月 2 日)

・委託後家庭訪問 12 回

亀田里親宅へ委託(措置変更)

・委託後家庭訪問 5 回

・養徳園あすなろユニットへ

・長沢里親宅 2 回(12 月~1 月・3 月)

・15 名がふれあい里親利用

・平島里親さん 1 回利用

課題 ①各都道府県の児童相談所・里親会・里親支援機関・児童福祉施設などの関係機関が協労

し、より一層の里親委託の推進を図るため「里親委託ガイドライン」が定められ、その

中で、社会的養護では「里親委託を優先して検討するべきである」と言っている。知的

障害児施設は児童福祉施設です。ふれあい里親を利用していた子が知的障害児施設に措

置変えになった時、継続して里親利用が可能にするよう検討を進める。

②里親委託推進を進めるには各施設の里親支援専門相談員のスキルアップも必要。施設の

事情はあると思うが、連携のためにも各施設の意識向上が必要。たくさんの里親に出会

い、話をする機会を里親支援専門相談員に持たせる。(養徳園はできている。)

③「里親の日」の内容の検討。

④FSW と連携し、入所児童全員の里親利用を検討し、その可能性を広げていく。

(4)社会教育への参加

①サッカ-教室

小学6年2名、小学5年1名、小学4年1名、小学2年1名の 6 名が地域のサッカーに参加し

ている。

小学3年生までは週1回土曜日に18時~20時、小学4~6年は毎週水・土の2回水曜日は、

18:30~20:30の時間、さくらスタジアムを借りて練習を行う。土曜日は喜連川グラン

ドで18:00~20:00で行う。

学年によって練習試合や大会などが不定期に入ってくる。

6年生は公式な大会も増え、練習に身が入るようになってきた。5年生は人数が少ないため、

6年生と一緒に活動をしている。大会などは6・5年と5・4年などで人数の調整をしている。

6年生は全日本選手権や地域リーグ、各大会など多くの大会に参加し経験と自信、勝つために

必要なことなどを学びました。自力での県大会はあと一歩のところでダメになってしまい泣いて

悔しがる子もいました。

1~3年生は大きな大会はなく、数回練習試合などをする。練習も9月で終了となる予定でし

たが、そこで切れてしまうのはもったいないとのことで3月まで普段通り基礎練習などをしっか

りとやりつつ、サッカーの楽しさを学んでいる。

サッカーをすることで体が強くなることや人を思いやる心はもちろん、勝負に対する思いや目

的を果たすために必要なことなど自分で考えて行動することを徐々にできてくるようになってき

た。心身ともに成長していけるように指導をしていきたい。

小学6年男児1名は事情により途中から休部となる。

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10

②合唱

中 3 女児 1 名、小学 3 年女児 1 名が、毎週土曜日の午前 10 時~11 時 45 分まで、喜連川公民

館にて合唱の練習に参加。平成 27 年 4 月 3 日さくら祭、6 月 5 日雨情祭、10 月 23 日さくら博、

平成 29 年 3 月 28 日東京にて少年少女合唱連盟合同演奏会、地元の老人ホーム慰問活動に参加し

た。

中 3 女児は、合唱団の中心的存在として、年下の子の面倒を見たり、先生からの期待も大きく、

自信につながっており積極的に参加している。

小学 3 年女児は5月が体験で6月より正式に入団となる。

(5)育成会活動

養徳園では地域交流の一つとして、さくら市子ども会連合会に、養徳園子ども会として小学生

以上~高校生、ケアワーカーを主に育成者として入会し子ども会への参加をしてきた。また、各

地域小規模児童養護施設(オアシス、野辺山の家)は各地域の子ども会に入会し、行事等に参加

している。

活動内容

本園では毎月第一木曜日に園内で子ども会会議を行い、園での生活、行事の確認などを行った。

また、年間計画として、4 月にお花見、大鍋パーティー、5 月に GW お楽しみ会、夏休みにラジ

オ体操、わくわく体験キャンプ参加、一万人プール、サマーキャンプ(富士登山等)、小学生登山

等を行った。また、6 月に子ども会育成会合同レクレーション大会に参加した。

また、年間を通じて登校指導を行った。

成果・課題

登山は好評で、9月にリベンジ登山、秋休みに小学生登山、冬休みに新春登山を行った。6月と8

月にさくら市子ども会連合会の活動に参加できたが、もっと多くの参加し、地域との交流が広げ

られればと思う。

子ども達の安全面から登校指導はこれからも継続していきたい。

(6)衛生管理

毎月 1回第 3日曜日を衛生の日とし、室内及び園庭の清掃を行った。

(7)防災訓練等

活動内容

・年間防災訓練計画の作成、それに基づき各月に避難訓練及び消防訓練を行う。また、緊急連絡

網の作成、緊急時対応マニュアルの配布、各ユニットに避難経路等の確認を行う。さらに12月

には喜連川消防署による総合消防訓練として、通報訓練・煙体験などを行った。非常時用バッグ、

非常時の備品、賞味期限など定期的に確認している。

成果・課題

・避難訓練は各月に実施。その訓練時には講話を行い、防災意識を高めるために、火の特徴・煙

の怖さなどのイラストを見せ説明を行った。

・12月の総合消防訓練は、消防署員に協力いただき煙体験を行い、子どもたちにも貴重な経験

になった。

・非常食の賞味期限を確認して、処分・不足分補充を行った。

・非常時防災バッグの中身のチェック、補充を行った。

4 委員会活動

別紙参照

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11

5 行事

種別

日 時 行 事 名 場所(行先)

参加者数

児 童 職 員 そ の

園内行事

4/4 交通指導 園⇔小学校・中学校 7 2

4/5 大鍋パーティー 園庭 35 10

5/1

5/3

5/3・4・7

5/4・8・28

5/4

5/7

福田ホームGW楽しみ会(映画)

あすなろGW楽しみ会(映画)

すずらんGW楽しみ会(いろいろ)

なのはなGW楽しみ会(いろいろ)

たんぽぽGW楽しみ会(映画)

のざわGW楽しみ会(遊園地)

ベルモール

ベルモール おもちゃ、科学館、江戸村

ベルモール、釣堀、ナイトサファリ

ベルモール

とちのきファミリーランド

7

5

7

5

5

6

2

5

4

3

4

5

5/14~15 福田ホームユニット旅行 那須ハイ、サンバレー 7 5

6/9 幼児遠足(人形劇) 栃木県教育会館 5 6

7/3 七夕 園庭 34 13

7/18 奉仕作業 園庭・周辺・畑 23 28 3

7/25 公文集中勉強会 養徳園研修室 21

7/28 まんじゅうづくり 養徳園食堂 24 8

8/2

8/7

8/9

8/12

8/18

すずらん・あすなろプール

福田ホームプール

たんぽぽプール

野辺山プール

のざわプール

一万人プール

ファミリープール

9

7

6

5

6

7

3

4

2

4

8/2~3 オアシス旅行 くじら波海岸(新潟) 6 2

8/8 食に関する講和 養徳園研修室 21 8 2

8/11 星の家チャリティコンサート 栃木県総文センター 6 3

8/20~24 サマーキャンプin東山荘 静岡県御殿場 30 13 1

8/22 一泊旅行 那須 19 15

9/10 なのはなカヌー体験 那須烏山市野上 6 4

9/17 リベンジ登山 那須岳 12 9

10/9 里親交流会 鬼怒グリーンパーク 24 10 76

10/11 小学生登山 那須岳 12 7 1

10/6 七五三撮影 スタジオアリス大田原店 3 4 1

11/12 七五三 御嶽山神社、食堂 36 25

11/26 創立記念日 生活指導室・食堂 47 48

12/3 総合避難訓練 園庭 19 10 5

12/18 奉仕作業 養徳園園内 34 14

12/23 クリスマス会 各ユニット 全員 全員 18

12/27 そば作り 食堂 20 9 6

1/9 カレンダー製作 養徳園食堂 全員 10

2/11 なのはなユニット旅行 エーデルワイススキー場 6 3

2/12 バレンタインケーキ作り 各ユニット、食堂 22 10 2

2/19 高齢児合宿日帰りスキー教室 会津高原たかつえ 20 12 5

3/3 ひなまつり IFホール、食堂 36 22

3/4 ブレイブボードを楽しもう 県西総合公園(茨城) 12 5

3/11 災害について考える 養徳園食堂 27 10

3/11 Memories of snow play in すずらん ハンターマウンテン 4 3

3/11 Last sweet memory in たんぽぽ ベルモール、ラウンドワン 6 4

3/12 のざわお楽しみ会(映画) ベルモール 6 5

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12

3/19 あすなろ「みんなで」はじめてのスケート 宇都宮スケートセンター 6 3

3/11 なのはな旅行 那須高原 7 4

3/26 児童送別会 生活指導室、食堂 全員 全員

3/26 同窓会 八百藤 3 21 14

地域

交流

6/12 子ども会・育成会合同レクリエーション大会 喜小体育館 9 1

7/30 子ども神輿 喜連川町内 6 1

10/15 さくら市福祉祭り 氏家体育館 30 5

施設

交流

6/19 養徳園vs下野三楽園対抗スポーツ大会 日光体育館 16 5

2/5 児童福祉施設文化祭 高根沢町民ホール 49 42 2

6/4・8・9 いちご狩り 大野さん(金枝)ハウス 21 9

7/2 田んぼの学校 那須烏山市志鳥 12 2

7/19 人形劇招待(カッパの会) 栃木県教育会館 14 6

7/24 栃木SCホーム試合観戦招待 グリーンスタジアム 9 3

8/27 那須シニアLCすいか割り招待 ふれあいの丘 28 10 2

8/28 セグロラ化粧品感謝祭 氏家駅東口広場 45 15

11/19 魚釣り招待 那須烏山市野上 5 1

10/30 ALSOKサッカー観戦 栃木グリーンスタジアム 8 2

11/13 栃木SCホーム試合観戦招待 栃木グリーンスタジアム

12/16 クリスマス招待(西那須野教会) 西那須野教会 9 2

12/17 宇都宮乳児院クリスマス会招待 宇都宮乳児院 5 2

12/27 日光アイスバックスアイスホッケー観戦招待 霧降アイスアリーナ 5 2

6/27、8/29、

11/7 まちづくりネットワーク笑顔 とちじゅう交流館 延 べ

15

延べ

3

2/26 まちづくりネットワーク笑顔ひなまつり招待 とちじゅう交流館 5 2

6 施設の社会化

(1)生活指導室の地域開放

市居合道部が毎週月 ・水 ・金、練習のために利用している。

(2)ボランティアの受け入れ

学習・ギター・読み聞かせボランティア等、延べ30名(ボランティア企画

行事及び招待を除く)を受け入れた。

短足おじさんの会の紹介で (株 )栃木建築社(鹿沼市)が畑の木の引き抜きと

園周辺の整地を行ってくれた。

園内で実施されたボランティア企画行事は次の通り

8/28 宇都宮東ローターアクト 12名 かき氷、花火

11/21 更生保護女性会 22名 園内窓ふき

12/17 田中耕一様 1名 そば打ち

12/18 H.O.G栃木チャプター 40名 サンタが ハレーに乗ってやってきた

12/21 サンタの会 22名 クリスマス会

(3)短足おじさんの会(社会人先生)

宇都宮の美容師荒川憲司(通称ん太郎)さんが 代表の短足おじさんの会が行

う「社会人先生」が、下記のように計8回実施され、延べ約 160人の児童が参

加した。

4/10(日)齋藤 幸一氏 「会社をつくるまで、そして今」

4/24(日)パソコン太郎氏 「パソコンの組み立て作業」

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6/19(日)齋藤秀夫氏 「やればできる」

7/18(日)林香君氏 「みる・見る、観る、視る、看る、診るについて」

9/ 4(日)針谷健一氏 「宿命×運命=家族」

10/23(日)神山みさ氏 「ゴスペル・フォークのコンサート」

11/13(日)高村広美氏 「整理整頓は心の整理」

2/12(日)齋藤秀夫氏 「自然体験・冒険の素晴らしさ」

(4)感謝の日

例年行っていた小運動会を見送り、支援者及び地域の方々との交流の場とし

て、年6回の「感謝の日」を設けた。

子ども達が日々暮らし場所で 食事を通じて歓談できればと考え、夕食に招待

することにした。各ユニットで献立を考え準備をし、それぞれにおもてなしを

した。招待者には事前に参加希望日をアンケートした。

初めての行事で戸惑いもあったが、各ユニットそれぞれにおもてなしができ

た。ユニットへの招待だったので、各ユニット 2~ 3名ずつと人数が限られ、多

数の方を招待することができなかった。また夕食時のこともあって、夜は参加

できない方も多かった。

5/29 16名 6/26 12名 9/25 2名 11/27 18名

12/23 18名 2/26 2名 計 68名

7 施設見学・研修、実習生の受け入れ

(1)施設見学・研修

5/25 個人 1名

5/28 作新学院短大 36名

6/15 里親の日(養育体験) 2名

8/1 さくら市教育委員会 21名

8/10 武蔵野学院養成所 1名

8/19 県北公立保育園施設長 30名

9/5 野田市民生児童委員 35名

9/8 県養協看護師部会 15名

9/9 南那須地区民生児童委員 10名

9/9 養育里親認定前研修 15名

10/12 矢板市民生児童委員 19名 計 185名

(2)施設実習

・保育士

白鷗大学 2 名 埼玉純真短期大学 2 名

宇都宮共和大学 2 名 TBC 2 名

聖徳短期大学 4 名 淑徳短期大学 2 名

作新学院短期大学部 4 名 共立女子大学 2 名

佐野短期大学 2 名 東京家政大学 2 名

東京未来大学 1 名 立正大学 1 名

足利短期大学 2 名 宇都宮ビジ電 2 名

聖徳大学 2 名 東京家政短期大学部 2 名

・社会福祉士その他

国際医療福祉大学 4 名 聖徳大学 1名

計 39名

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8 職員研修

(1)法人内研修

・社会福祉施設の運営(新任、 4/22)

大谷園長、豊岡事務長

・先輩職員から伝えたいこと(新任)

齋藤統括主任、酒井主任保育士( 5/11)

加藤園長補佐、森主任保育士( 5/11)

・調理員から伝えたいこと(新任、 7/8)

君嶋、臼井

・福田ゼミ(新任、 4/27、 6/27、 8/31、 12/28)

自立援助ホーム星の家、ファミリーホームはなの家見学等

白根山登山

座談会(悩みを語り合う)

講義(養育の本質)

・中堅が語る児童養護( 1/18、 1/25)

氏養:松崎、岩崎 養徳園:矢部、橋本

(2)園内研修

事業計画における重点目標について園内研修を実施した。

3養護の状況(3)援助の実際 参照

<AED 講習会 >

10 月 30 日 ALSOK から 2 名のインストラクターが来園。職員 38 名が受講。

<施設処遇援助事業 >

2 月 16 日『子どもと向き合うこと~地域とつながりながら~』

講師 齋藤新二(横浜・ファミリーホーム齋藤ホーム)

(3)施設外研修

日時 研 修 名 場 所 参加者

6/30 第52回関ブロ児童養護施設研究協議会 静岡県・ホテルアソシア静岡 園長、加藤準

7/9~11 SBI 児童養護施設職員研修会 国立きぬ川学院 寺澤

9/27~28 第4回福祉セミナー 千葉県 成田ビューホテル 豊岡

10/4~5 第31回関東ブロック児童養護施設職員研修会 茨城県ホテルレイクビュウ水戸 人見、菅原

11/21 千葉福祉セミナー 千葉成田ビューホテル 園長、豊岡

11/15~17 第70回全国児童養護施設長研究協議会 東京都京王プラザホテル 園長

12/1~2 社会的養護を担う児童福祉施設長研究会 東京都 全社協 灘ホーム 園長

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1/17 子どもの虹情報研修センター公開講座 神奈川県こどもの虹情報研修センター 園長

1/21~17 SBI 児童養護施設職員研修会 葛西臨海公園ホテルシーサイド江戸川 水沼

1/27 第6回児童福祉施設フォーラム 東京都 公文教育堅守会 南部、滝澤、小口

2/11 里親支援技術向上セミナー 東京都 社会福祉法人

恩賜財団母子愛育会

赤羽

5/31 特定給食施設等従事者研修会

施設の給食に関わる各種届出/求職実施状況

報告書について、他

塩谷庁舎(県内) 小林

6/15 特定給食施設等従事者研修会

給食・調理の基礎知識

塩谷庁舎(県内) 小林

8/10 施設処遇援助事業合同研修 栃木県中央児童相談所(県内) 加藤栄

3/3 発達障害を抱える子どもとの職員の関わり方 栃木県中央児童相談所(県内) 小口

4/19 第1回児童相談業務担当職員研修(新任職員基本研

修)

栃木県中央児童相談所(県内) 本田

5/26 全国児童家庭支援センター協議会総会 東京都 国立オリンピック記

念少年総合センター

片桐

6/6 関東地区児童家庭支援センター協議会総会 東京都 国立オリンピック記

念少年総合センター

橋本

7/11~13 全国児童家庭支援センター協議会 実務者研修 神奈川県 資生堂湘南研究所 本田

8/23 第1回自殺対策担当者研修会 栃木県精神保健福祉センター 片桐、橋本、福田

寿、本田

7/22.25

.28.

8/19.25

.30

9/5.8.

29

児童福祉司任用講習会

・社会福祉援助技術論、演習

・児童相談所運営論

・障がい者福祉

・児童福祉論

・社会的養護論

・児童虐待援助演習

栃木県中央児童相談所(県内) 本田

10/6~7 全国児童家庭支援センター研究協議会

第17回北海道大会

「児童家庭支援センターに共通する役割と援助」

~今、家庭・地域とつながるために~

北海道 ホテル札幌ガーデン

パレス

片桐

12/14 施設見学

「東光虹の家」こども家庭相談室

群馬県太田市 東光虹の家

片桐、橋本、福田

寿、本田

栃養協研修事業及び部会研修

日時 研 修 内 容 場 所 参加者

新 任

4/28 社会人として 講師㈱インソース 内田ひとみ

・チームに貢献する仕事の進め方・メンタルタフネス

パルティとちぎ 稲田、万年、蓮見

7/27 子どもの心理Ⅰ・Ⅱ(乳幼児期・児童期)

講師 日高茂暢

措置制度と児童養護施設 講師 牧 恒男

社会的養護の歴史と現状 講師 福田雅章

パルティとちぎ 稲田、万年、蓮見、薄井

9/14 子どもの心理Ⅲ・Ⅳ(思春期・青年期)

講師 日高茂暢

各施設の現状と課題 講師 田中・片桐・小野沢

パルティとちぎ 稲田、万年、蓮見、

11/18 不登校問題に取り組む 講師 牧 裕夫 福祉プラザ 稲田、万年、蓮見、

薄井

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6/15 社会的養護施設ケアの実際 講師 福田雅章

こどもの権利を守る取り組み 講師 館野 太一

福祉プラザ 小口泰弘 松本

9/27 ペアレントトレーニング(基礎コース)

講師 秋場美智子

福祉プラザ 小口泰弘 松本

9/28 ペアレントトレーニング(基礎コース)

講師 秋場美智子

福祉プラザ 小口泰弘 松本

1/19 臨床発達心理 1・2・3・4 講師 秋場 博

(乳幼児期・学童期・思春期・青年期)

福祉プラザ 小口泰弘 松本

5/27 障がい福祉の仕組みと事例検討 講師 若倉 健

リーダーシップと組織のマネージメントについて

講師 ㈱インソース 石川あさ子

福祉プラザ 矢部、平野、鈴木

10/4 社会的養護内容3・4 リービングケア・アフター

今日的課題と将来像 講師 福田雅章

こどもの暴力防止について 講師 藤岡孝志

とちぎ青少年センタ

矢部、平野、鈴木

7/6 栃木県の現状と課題 講師 こども政策課君島主幹

子どもの権利擁護について 講師 館野 太一

パルティとちぎ 片桐

9/7 関係機関連携について 講師 鈴木知之

施設の管理運営について 講師 井上 保

福祉プラザ 片桐

10/19 施設が抱える性の問題への対応 講師 塩田則子 福祉プラザ 片桐

11/29 アセスメント・専門的ケア 講師 藤澤陽子 パルティとちぎ 片桐

11/1~

30

長期派遣研修(1ヵ月間) 福井県

児童養護施設「一

陽」

小口

12/6~

8

児童福祉指導者合同研修

神奈川県こどもの虹情

報研修センター

矢部

1/17~

19

全国児童養護施設中堅職員研修会

養育の質の向上を担う中堅職員の役割

東京都 全社協

灘ホーム

田島

2/9~1

0

ファミィリーソーシャルワーク研修会

TOC有明コンベンショ

ンホール

加藤準

6/16

~17

施設長及び幹部職員研修会

地域公益活動等について 講師 仁平 和利

那須スポーツパーク 園長、加藤、

豊岡、

ケアワーカー

10/27

~28

新任職員研修

・施設見学

(下野三楽、宇都宮乳児院、きずな)

情報交換会

・先輩からのアドバイス~私はこうして乗り越えてきたアリスとテレス・イースターヴィレジ・ナスこどもの家

・グループ討議「日々のケアで悩んでいること」

・中央児童相談所見学

栃木県青年会館コン

セーレ

万年、蓮見、稲田

12/8 職員のメンタルヘルス 講師 鈴木 稔 中央児童相談所

FSW

施設見学 福島県 青葉学園

・施設長の講話

福島県 青葉学園

加藤準

支援

12/19 施設見学 東京都 救世軍世光寮

・副施設長の講話 塩田則子

・里親支援専門相談員の講話 網川尭子

東京都

救世軍世光寮

赤羽

調理

10/3 堅い脳と健やかな心と身体を育てる食育

講師 大門佳代子

県庁昭和館 万年

看護

9/8 施設見学 養徳園

医療的ケアの管理について

養徳園 近江

心理

7/11 施設心理士の役割について 講師 木村 秀 中央児童相談所 東、橋本

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17

9/23 施設心理としての着眼点とその対応

講師 丹波健太郎 中央児童相談所

東、橋本

3/3 発達障害を抱えるこどもとの職員の関わり方

講師 道廣成美 中央児童相談所

東、橋本

6/24 第2回被措置児童等の権利擁護・虐待根絶のための研

修会

パルティ 桑原、橋本、加藤準、君

島、内山、伊藤、菅原、

人見、寺澤、水沼

12/20 第3回被措置児童等の権利擁護・虐待根絶のための研

修会

パルティ 森、矢部、小口、松本、

平野、手塚、船山、豊田

蓮見

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平成28年度地域小規模児童養護施設事業報告

『オアシスの家』

平成 19 年 11 月 1 日(土)開所

子どものメンバー 職員 3 名

平成 28 年 4 月 1 日~4 月 30 日 6 名 人 見(㊛保育士)

小学 6 年男児 1 名 平 野(㊚保育士)

中学 3 年男児・女児 各 1 名 佐 藤(㊛非常勤)

高校 1 年男児・女児 各 1 名

大学 1 年男児(4 月 30 日で措置解除) 1 名(東京で一人暮らし)

平成 28 年 5 月 1 日より 5 名

平成 28 年 7 月 4 日 小学 3 年男児入所 6 名

通学状況

喜連川小学校

喜連川中学校

矢板中央高等学校

文星女子高等学校

東洋大学

行事報告

平成 28 年 5.4 常磐ハワイアンセンター

8.2 新潟県鯨波海水浴・長岡花火

12.16 足利フラワーパーク

定期通院状況

中学 3 年女児

月1 自治医大 こころの診療科 阿部先生受診

(落ち着いて生活できているときには、職員のみが行き薬を処方してもらった)

服薬 朝食後 コンサータ 36mg

リスパダール 0.5mg(平成 29 年 2 月 16 日より服薬なしになる)

夕食後 リスパダール 0.5mg

小学 3 年男児

平成 28 年 12 月 20 日 とちぎリハビリセンター 小児科 清水先生受診

12 月 21 日 コンサータ 18mg 服薬開始

平成 29 年 1 月 19 日 コンサータ 27mg へ変更

平成 29 年 2 月 17 日より夕食後に、エビリファイ 3mg に変更

生活状況

職員は変わらずで、男児一人卒園し、5 月より 5 名となった。7 月 4 日小学 3 年男児の入

所により 6 名となる。

小学 3 年男児、オアシスでの生活にはすぐに慣れたが、学校生活落ち着かず 7 月 18 日、

12 月 17 日、3 月 7 日小学校にてカンファレンスあり。

小学 6 年男児は、児童館・図書館に行き、友人と共に遊んでいた。

中学生は、休日は、部活や、友人と遊んだりして家にほとんどいなかった。

中学 3 年男女、自分がやりたいこと(ゲーム・マンガ読み)をやると、のめりこんでしまい時

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間の概念がなくなり注意を受けると、逆切れすることが見られた。また、R(中 3 男児)から

K(中 3 女児)への指摘も多く 2 人の言い争いが多く見られた。

高校生男児は、部活に真面目に参加していた。女児は、土日になると携帯を 1 日中いじっ

ていた。問題行動により 10 月 16 日より携帯使用中止。

受験生 2 人いたが、受験モードになかなか入らず声掛けで勉強する状況だった。

小学 3 年男児の言動で他児がイラつくことが増えたが、平成 29 年に入ってから上手くかわ

すようになってきた。落ち着いた雰囲気がみられる。

今後の課題

個々が落ち着いて生活できる環境を配慮し、安心感が持てるようにしたい。

『野辺山の家』

平成 22 年 4 月 1 日(木)開所

H28.4.1~H29.3.31 まで 5 名

・子どものメンバー ・職員 3 名

小学 5 年 男児 1 名 菅原(女)保育士

小学 6 年 男児 1 名 田島(男)指導員

中学 1 年 女児 1 名 小林(女)非常勤

中学 1 年 女児 1 名

高校 1 年 女児 1 名

○通学状況

・喜連川小学校(徒歩)野辺山地区登校班 1 班(近所児童 4 名、野辺山の家 2 名)

地区内の児童のうち低学年が増えたため、育成会会長より、班長 6 年男児、副班長 5 年男児にと

の要望を受け行った。

地域環境(人通りが少ないことや送迎する家庭がほとんど)に合わせての送迎。また、天

候による送迎や徒歩の判断は、班長宅に任せられていたため、地域の方の要望に合わせて

行った。

・喜連川中学校(自転車)

・文星女子高等学校(自転車・バス・電車)

○行事報告

H28. 8/12 一万人プール

H28. 8/20~24 富士登山

・毎年、オアシスの家と合同一泊旅行、野辺山地区育成会旅行(TDL、TDS)をしていたが、園

行事、部活動など調子がつかず日程が取れなかった。子どもたちからは、海が良かったとの意見

があったが、一万人プールへ行った。また、状況に合わせ映画、外食等へ出かけた。

・季節の行事は、子どもたちと一緒に室内を装飾し行事に合わせたメニューを調理し由来を伝え

ながらお祝いをした。行事を園全体で行うことが多くなり、非協力的で苦情も出た。そのつど経

緯を伝え続け参加することができた。クリスマスは、すべて子どもたちのアイデアでパーティの

行うことができた。

・誕生会は、子どもの意向により、家のみであったが、子どもと1対1の時間を増やしたいとの

思いを伝え、誕生会以外に個別の外食も再開した。誕生会は、誕生者の希望に合わせたメニュー

を準備し、お祝いした。

○定期通院状況

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・小学 6 年男児 済生会小児科(高橋医師)

超低体重児で誕生。乳児院時から定期的に受診している。診察は問診のみ。今後必要に応じて脳

波検査を実施し、発達状態を観察する。

学校内での血液検査結果、コレステロール数値が高いことがわかり受診。定期的に検査(採血、

尿)にて要観察。

○心理士によるセラピー(本園:毎週 1 回実施)

・中学 1 年 女児 2 名

・高校 1 年 女児

*大人も、さまざまな角度からアドバイスをもらい、子どもたちとの関わりを見直しながら実践

し体験を通して学ぶことができた。

○生活状況

・登校班においては、育成会会長より、班長は小 6 男児、副班長は小 5 男児が任された。1年間

務め、自信につながったようだ。

・プライベート空間、境界線など、生活の中のあらゆる場面で会話を重ね一緒に実践を心がけて

いるが、高校生女児が難しく、他児からの苦情が増えた。

・子どもの家庭状況は一人ひとり違うため、より細かな配慮を心がけた。状況に応じてみんなで

話し合う、個別で話し合う場を作るなど、子どもたち同士が素直な気持ちを話せる雰囲気を意識

した。言葉に出せるようになった分、ぶつかる場面も増えたが、自分の行き過ぎた言動や、相手

の姿を通して振り返る姿も見られた。

・休日は、児童館や図書館を利用し、友だちとの時間を楽しんだ。

特に小 5~6 男児は、時間を守れるようになり、留守番をすることで、電話や来客の対応も少しず

つ出来るようになってきている。また、手伝いを通して、掃除や調理も行い、出来ることが増え

たと喜ぶ姿が見られた。

小 6 男児は、コレステロール値が高く、減量のためスイミングスクールへ通った。数値を正常値

まで戻すことができた。しかし、食事制限は継続しなければならず、本人も気を付けている。

・中学女児 2 名は、勉強と部活の両立を続けた。お互い意識し、ぶつかることも多いが、自分の

時間を作ることも上手になってきた。また、1 名は、登校時に車と接触事故を2度起こし、学校

から指導を受けた。幸い怪我はなかったが、交通ルールや規則などが守れないことから、たびた

び注意を受けている。

・高 1 女児は、学校までの遠い道のりを皆勤で通した。毎日の早起きと、バス・電車通学の苦痛

から、朝から苛立ち自分中心に生活を回した。度が過ぎ、周囲から正論を言われると、泣く、怒

る、飛び出すということも見られたが、謝罪や気を遣うということはなかった。

○今後の課題

子どもの言動や変化に気を配り、一人ひとりが落ち着いて生活できる環境。共同生活において、

個々の思いや考えを話せる雰囲気作りに心がける。

成長とともに出てくる問題行動や親にどう向き合っていくかを考えながら関係をつくる。

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児童家庭支援センターちゅうりっぷ

平成 28年度事業報告 本年度は当法人の児童家庭支援センター開設2年目にあたる。前述の事業計画に基づき、電話相

談、来所相談、訪問相談等による相談件数が前年度より増えるとともに、愛着障害や発達障害等の

困難さを抱える子どもたち、精神疾患のある保護者に適切な対応ができるよう相談技術、機関連携

等の研修に参加し、相談の質の充実に努めてきた。子育て短期支援事業の契約市町が平成 28 年 3 月

末の 6 市町から平成 29 年 3 月末には 9 市町に増え、要保護児童対策地域協議会への参画も同時期の

比較で1市から4市町に増えた。市民を対象にした公開講座の企画・運営(スクールソーシャルワ

ークセミナー)や児童相談所からの指導委託を受託し、県北地域を中心に活動の質・量の充実に努

めている。ショートステイ・トワイライトステイ等による子ども・家庭の居場所づくりや、家庭訪

問、来所相談等による子どもや保護者へ具体的な子育ての提案をし、市町の児童福祉担当者へケー

スに関するビジョンと活動経過を情報共有するなど、要支援家庭への子育て支援拠点を目指した活

動を進めている。

1 相談事業の推進

(統計資料)

・月別相談実人数

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 合計

新規受理人数 9 13 6 4 4 9 2 8 5 3 9 8 80

継続相談人数 4 9 14 14 9 11 15 15 18 24 20 153

月別相談実人数 9 17 15 18 18 18 13 23 20 21 33 28 233   注 ※実人数は、新規及び継続で相談を受付けた人数とする。

・月別相談延件数

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 合計

電話相談 18 28 56 24 40 47 38 78 36 29 68 105 567

来所相談 5 10 16 21 14 26 22 24 36 26 29 38 267

訪問相談 3 14 18 30 34 20 21 29 34 28 38 50 319

通所指導 0

派遣相談 0

心理療法等 0

メール相談 0

手紙相談 0

その他(   ) 0

月別延件数 26 52 90 75 88 93 81 131 106 83 135 193 1153 注 ※延件数は、新規及び継続で相談を受付けた件数と支援などの対応をした件数を合わせた総件数とする。 ・相談・指導内容の種別延件数

虐待(再) 性格行動 不登校 適 性 しつけ

1075 101 0 51 0 0 17 0 0 0 0 10 1153

非 行育   成

養 護 保 健 障 害 合計DVいじめ その他

・相談経路別受付延件数

91 488 0 22 51 1 27 458 2 2 0 1 10 1153

合計家族親戚

その他児童本人

里親里子

学校等

県・市町村

児童相談所

福祉事務所

その他

児童福祉施設

保育所 その他

保健所

及び

医療機関

近隣知人

18歳以上本人

・児童相談所からの委託による指導

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< 対応延べ数 >

4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月 合計

9 13 9 1 7 73 26 15 6 0 12 18 189

4実人数

虐待(再) 性格行動 不登校 適性 しつけ

4                 4

養 護 育  成保 健 障 害 非 行 いじめ その他 合計

・子育て短期支援事業、緊急一時保護委託

合 計

13 件 78 件 35 件 件 件 126件

 (  122 日)        (   194 日)   (  35  日)  (      日)  (      日) ( 351日)

その他の保護

⑭一時保護 ⑩ ショートステイ

 トワイライト

⑫レスパイト ⑬

・子育て短期支援事業、緊急一時保護委託の実稼働日数

167日(年間45.8%)

2 養徳園本園職員との情報共有と協働

○養徳園職員を対象にした児童家庭支援センター、電話相談についての施設内研

修 2 回

〇平日、小学生の帰園後にちゅうりっぷスペースを活用した施設児童の学童保育

3 さくら市および近隣市町との連携

〇さくら市から施設見学・講義「課題を抱えた子ども達の居場所について」 1 回

〇高根沢町要対協実務者研修会における施設見学・講義 1 回

○さくら市要保護児童対策地域協議会への参加(代表者 1 回 実務者 3 回

個別ケース 1 回)

○矢板市要保護児童対策地域協議会への参加(実務者 5 回)

○大田原市要保護児童対策地域協議会への参加(代表者 1 回 実務者 12 回

個別ケース 4 回)

○那珂川町要保護児童対策地域協議会への参加(代表者 1 回 実務者 9 回

個別ケース 2 回)

○高根沢町要保護児童対策地域協議会への参加(個別ケース 2 回)

○個別ケース検討会議に要した関係機関との連携(さくら市 3 回 大田原市 8 回

那珂川町 4 回 高根沢町 7 回)

〇市民講座(スクールソーシャルワークセミナー さくら市共催)の開催 3 回

4 県こども政策課・児童相談所との連携

○里親交流会への参加 1 回

○里親委託応援会議への参加 1 回

○189 児童虐待緊急ダイヤル連絡会議 2 回

○県児童家庭支援センター事業に係る関係機関会議 3 回

○県児童相談業務連絡協議会 5 回

○県判定業務連絡会 1 回

5 その他、児童福祉施設、民間団体等との連携

○県児童養護施設等新任研修 1 回

○子ども虐待をなくそう!県民のつどい 1 回

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平成28年度各委員会報告

給食委員会

<クッキングクラブ>

・ 計 画書 通り 、年 間通 し て3 回実 施。(ま ん じゅ う作 り・ そば 作 り・ バレ ンタイ

ンチョコレート作り)

・そば作りに関して計画書では11月に予定していたが、ボランティアの方の都

合などもあり12月に変更した。子ども達にはとても好評だった。

・養徳園で作ったそばを子どもと食べることは、どういう風に作るのか見られる

ので良かった。

・もしまたそばを作るならもっといいそばを作って欲しい。

・食に携わることの意味を通しながら、昨年同様希望児のみで行った。クッキン

グ内容によっては年齢層幅広く参加があった。

<畑>

・春から夏にかけてじゃがいも作りを行った。順調にじゃがいもが育ち、職員や

子どもがじゃがいも堀りに参加し、各ユニットで分けて食した。沢山の収穫あり。

・じゃがいも収穫の後、そば作りで食するためのそばを植えた。

・そばは順調に育ったが収穫に手間がかかりボランティアの方にも協力をお願い

した。初めのうちどのくらいの量が収穫出来るか不安だった。

・ボランティアの方に協力してもらい、畑に植えてあった木を植え替えた。残念

ながら枯れてしまった木もあった。

・職員が堀さらいに養徳園として参加した。地元の方との交流は必要と感じた。

<その他>

・4月に園庭にて大鍋花見パーティーを行った。

・給食委員が主となり、子ども向けの栄養講座を開いた。

講師:梶原 真咲子さん(管理栄養士)

H28.8.8(月)13時半~14時半実施

・ H29 .3 .1 0「 災 害に つい て考 える 」 では 地震 や火 災の 怖 さ・ 避難 方法な

どDVDを通して学び、ふざける子も少なく落ち着いて参加出来た。

環境美化委員会

〈環境美化の目的〉

日々の生活の中で、子供たちが「自分たちは大切にされている」という肯定感

を育めるような調和のとれた心地よい住環境づくり

〈年間活動〉

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年2回の奉仕作業の計画、実施。

年3回の委員会会合。事業内容を11に分け、担当割り当て現状を確認しなが

ら行いました。

〈各担当報告〉

修繕 各ユニットから修繕箇所を申告 (修繕申込み書提出 )して

もらい職員が修繕、または業者に依頼。

花壇・園庭 寄付された植物をプランターに植え替え、園庭に飾る。

花壇・園庭も夏まで何回か除草が出来、比較的きれいだ

った。玄関の花を飾る。

夏に木の剪定をし、きれいになった。

衛生の日 月1回の休日を施設の衛生の日として、子供たちととも

に居室の清掃を行った。各ユニットにお知らせの手紙を

貼 り 周 知 し た 。 7 月 、 1 2 月 に は 、 職 員 ・ 子 供 と 共 同

で、大掃除を実施。

倉 庫 の 整 理 ( 布

団部屋)

必要に応じて、寝具を点検し、交換。

布団倉庫の整理整頓。制服、空き箱の整理。きれいに使

われていた。

〃 ( 面

室前)

工具の整理、管理。上履きの整理。清掃用具の管理。

綺麗に使われていたので、補充するものがなかった。の

こぎりが切りづらい。

〃 ( 階

段下)

倉庫の物品の把握と倉庫内、整理整頓。

運動着、柔道着、制服の整理。きれいに使われていた。

〃 ( 1 F男 子

風呂)

倉庫内の物品の把握と倉庫内、整理整頓。文 房具たくさ

んあります。寄付の物、星の家のバザーに出しました。

4月に折り紙があることを提示する。

運動用具 空気の抜けている、穴の開いているボール処分した。運

動用具の補充はしていない。今の置き場所にして良かっ

た。

親子訓練室

か ら ま つ の 整

備・管理

親子訓練室の管理。利用表を職員室と事務所に貼り明確

にした。

カ ン フ ァ レ ン ス

整理整頓。図書係と連携して、本を並べている最中。返

却 BOXの設置検討。

草刈り 夏場の草刈り出来ました。草刈り機の管理。

オアシスの修繕 オアシスの修繕など

野辺山の修繕 野辺山の修繕など

なのはなの修繕 なのはなの修繕など

〈成果と課題〉

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・1年に2度の、子供たち、大人が一緒になって行う奉仕作業大切だと思った。

・玄関の靴の、脱ぎ方、しまい方に問題があったが、職員全体に周知することで、

改善された。

・中庭の壁、地面の汚れが気になるので、奉仕作業時に盛り込みたい。

・ユニットからの粗大ごみは、ユニットで処分してもらうよう周知したので、指

導室もきれいだった。

・制服、運動着類、たくさんある。年度途中で購入する場合は、1度見てもらっ

てから購入してもらいたい。今年も、制服、運動着と ても多かった。

・夏場に日にちを決めて、草むしりの日を設けた方がいい。

・毎週の月曜日のゴミ拾いが夏休みの後出来ていなかった。年間通して出来れば

良かった。

・夏の間、草刈り、草取り、植木の剪定と計画的に出来た。

・草を置く場所を作ったので、とった草も綺麗に置けることが出来た。

安全管理委員会

1.防災

・避難訓練:各月の担当について、個人名でお願いした方が良い?

実習的な訓練をあまり行えなかった。

子どもたちの誘導について、各ユニット職員が説明しておくとよ

い。(集合時間・集合場所)

高齢児が積極的に参加できるようにする必要あり。

訓練後も再教育を行うことが大切。

緊急連絡網の回す訓練が必要。

・各ユニットの非常備品について、チェックリストがあるとよい。また皆で集

まっての点検の場面があるとよい。

2.リスクマネジメント(事故防止対策の推進)

・ヒヤリハットファイルの作成ができなかった。ヒヤリハットは、どんなこと

があるのか示すといい。また皆の目の届くところに置くとよい。

・建物・園庭・遊具の危険個所について、委員会メンバーで共有できていなか

った。

・AED研修は毎年行うべき。

・事故防止策の対応マニュアルを、みんなの目に留まる所に置いておく

3.自転車

・管理ファイルの作成がなされなかった。

・点検・修理が不十分。

・園庭の自転車の把握不十分。

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4.公用車

・管理不十分(車内清掃・洗車・キズ)

・使用した人のマナー向上の喚起。

5.遊具

・定期的にできていた。

・情報の共有不足あり。

・サッカーゴール:塗装が剥がれている。

網が取れかかっている。

・中庭:ボール入れがガタガタしていて危険。

6.不審者対策

・実施できてよかった。

・警察に立ち会ってもらい、アドバイス・指摘等いただいてもよかった。

*定期的に委員会を行い、情報交換する必要あり。

広報委員会

1 主 な 活 動 内 容

項 目 内 容 担当 者

広報 誌発行 5 月 、 9月 、 1月 の 年 3回 の 発 行 。 養 護

園 、 養 徳 園 、 地 域 小 規 模 で 記 事 を 分 担 す

る。 作成後、各種 関係機関 へ発送する。

委員 会メンバー全 員

(養 護 園 杉 山 )

ホー ムページ

養 徳 園 日 記 の

更 新

行 事 等 の 記 事 作 成 を 行 事 担 当 者 に 依

頼 。

養徳 園日記更新

写真 管理 写真 フォルダー管 理。 水 沼 森

ス ケ ジ ュ ー ル

の 記 入 、 掲 示 物

張り 出し

月 の ス ケ ジ ュ ー ル を 職 員 室 ホ ワ イ ト ボ

ード に記入。掲示 の張り出 し。

加 藤

2 反省、今後の 課題

・広 報誌オアシス

・広報誌の印 刷が不鮮 明で、非常に 残念だっ た。改善の必 要を感じ た

・ 年 度 始 め に 、 年 間 の 記 事 分 担 の 割 り 振 り を し て い た こ と で 、 個 人 の 役 割 が 分 か り

やす かったし効率 が上がっ た。集まる機 会が少な くても不都合 はなかっ た

・広報誌の折 り込み、 発送など、委 員会以外 の職員の協力 を頂いた ので、助かっ た

・ ホ ー ム ペ ー ジ の 「 一 日 の 生 活 の 流 れ 」 を 、 改 善 し 、 養 徳 園 の 生 活 に 則 し た も の を

紹介 できた

・「養徳 園日記」の更 新に滞りがち になって しまった

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・写 真の整理に工 夫が必要 である

・ホ ームページ、 養徳園日 記

・ 月 に 1 回 は 各 ユ ニ ッ ト で 記 事 を ア ッ プ す る こ と に な っ た が 、 実 施 で き な い こ と が

多く 、間があいて しまった 。

・ 内 容 に つ い て は 、 各 ユ ニ ッ ト の 様 子 が 身 近 に 感 じ ら れ る よ う な も の が 多 く 、 職 員

の立 場で読んでも 興味が湧 いてきた

・ス ケジュールの 記入、掲 示物張り出し

・ 特 定 の 職 員 が 気 に か け て す る こ と で ス ケ ジ ュ ー ル 記 入 は き ち ん と し て い た 。 カ レ

ン ダ ー の 張 替 え 、 廊 下 の 掲 示 物 の 修 繕 等 は 、 広 報 委 員 で な い 職 員 も 率 先 し て く れ

た 。

・玄関の寄付 者の掲示 物を、年度を 通して、 月別アイウエ オ順にし た

その 他

・ 行 事 の 写 真 の 集 ま り が 悪 か っ た の で 、 行 事 の 前 に 参 加 す る 職 員 を 確 認 し て お く べ

きだ った