地方債計画と地方財政計画 - JFM16.8 兆円 (+ 2.5 兆円、前年度 ( 0.1兆円、 同 ( 0.1 兆円、 同 35.0 兆円) 2.9 兆円) 16.9 兆円) 1.通常収支分
平成28年度 山口支部医療費分析3 山口支部 56,208円 全国 48,988円...
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平成28年度 山口支部医療費分析
※この資料は、特に記載がない限り、協会けんぽが保有するレセプトデータ、健診データ等により作成しました。
Ⅰ. 山口支部医療費の全国との比較
1
(20,000)
(15,000)
(10,000)
(5,000)
0
5,000
10,000
15,000
20,000
25,000
30,000
佐賀
秋田
北海道
山口
徳島
香川
大分
島根
長崎
高知
福岡
熊本
岡山
山形
宮城
青森
兵庫
鹿児島
広島
鳥取
石川
愛媛
和歌山
大阪
山梨
福井
岩手
奈良
全国
宮崎
福島
神奈川
千葉
京都
栃木
群馬
岐阜
茨城
東京
三重
滋賀
静岡
埼玉
富山
愛知
新潟
長野
沖縄
入院 入院外 歯科 一人当たり医療費
加入者1人あたりの診療種別医療費の全国比較(平成28年度)
2
山口支部は184,998円で全国平均を14,370円上回っており、全国4位ととても高い水準にあります。内訳では、入院は全国平均より高く、入院外は全国平均より非常に高い水準です。歯科は全国平均並みです。 最高は佐賀支部の194,652円、最低は沖縄支部の157,164円です。 ※グラフの縦軸は全国平均との差(単位:円)
山口支部:184,998円 ・入院 : 56,208円 ・入院外: 109,618円 ・歯科 : 19,173円
全国 :170,628円 ・入院 : 48,988円 ・入院外: 102,464円 ・歯科 : 19,174円
30,000
35,000
40,000
45,000
50,000
55,000
60,000
65,000
佐賀
北海道
長崎
大分
島根
秋田
高知
山口
鹿児島
福岡
福井
徳島
鳥取
石川
熊本
香川
沖縄
宮崎
山形
愛媛
奈良
岡山
岩手
宮城
滋賀
富山
京都
全国
広島
兵庫
青森
山梨
大阪
和歌山
長野
福島
群馬
千葉
三重
神奈川
茨城
岐阜
栃木
新潟
埼玉
東京
静岡
愛知
山口支部加入者1人あたりの入院医療費の全国比較(平成28年度)
3
山口支部 56,208円
全国 48,988円
山口支部は56,208円で全国平均を7,220円上回っており、全国8位と高い水準にあります。最高は佐賀支部の62,951円、最低は愛知支部の41,939円です。 ※グラフの単位は円
80,000
85,000
90,000
95,000
100,000
105,000
110,000
115,000
佐賀
秋田
山口
徳島
香川
北海道
青森
宮城
大分
熊本
島根
山形
岡山
栃木
高知
山梨
福島
和歌山
神奈川
広島
兵庫
愛媛
福岡
長崎
岩手
全国
茨城
静岡
千葉
群馬
大阪
岐阜
東京
奈良
石川
三重
宮崎
鹿児島
鳥取
福井
埼玉
愛知
京都
新潟
富山
滋賀
長野
沖縄
山口支部加入者1人あたりの入院外医療費の全国比較(平成28年度)
4
山口支部 109,618円
全国 102,464円
山口支部は109,618円で全国平均を7,154円上回っており、全国3位ととても高い水準にあります。最高は佐賀支部の112,792円、最低は沖縄支部の87,865円です。 ※グラフの単位は円
10,000
12,000
14,000
16,000
18,000
20,000
22,000
24,000
大阪
徳島
兵庫
福岡
岡山
北海道
愛知
香川
東京
神奈川
岐阜
広島
千葉
秋田
全国
山口
和歌山
佐賀
埼玉
京都
長崎
奈良
三重
岩手
山形
山梨
宮城
茨城
鳥取
新潟
高知
滋賀
群馬
福島
栃木
愛媛
青森
静岡
宮崎
島根
熊本
石川
鹿児島
大分
富山
長野
沖縄
福井
山口支部加入者1人あたりの歯科医療費の全国比較(平成28年度)
5
山口支部 19,173円
全国 19,174円
山口支部は19,173円で全国平均並みです。 最高は大阪支部の22,015円、最低は福井支部の16,221円です。 ※グラフの単位は円
山口支部加入者1人あたりの各医療費の経年変化
6
◆山口支部加入者1人あたりの医療費の経年変化
H24-H23
増減率
H25-H24
増減率
H26-H25
増減率
H27-H26
増減率
H28-H27
増減率
山口 2.34% 1.68% 1.33% 4.36% 1.09%
全国 1.19% 1.50% 1.79% 4.20% 0.12%
-2.00%
0.00%
2.00%
4.00%
6.00%
◆山口支部加入者1人あたりの入院医療費の経年変化
H24-H23
増減率
H25-H24
増減率
H26-H25
増減率
H27-H26
増減率
H28-H27
増減率
山口 5.93% 1.47% -0.97% 2.39% 2.45%
全国 3.06% 0.91% 1.15% 2.31% 1.10%
-2.00%
0.00%
2.00%
4.00%
6.00%
30,000
35,000
40,000
45,000
50,000
55,000
60,000
山口 全国
H23 H24 H25 H26 H27 H28
全国8位
全国9位
全国8位
全国5位
全国4位
全国12位
100,000
120,000
140,000
160,000
180,000
200,000
山口 全国
H23 H24 H25 H26 H27 H28
全国5位
全国3位
全国4位
全国5位
全国5位
全国4位
山口支部は1人あたりの医療費及び入院医療費が全国と比べて高いのみならず、 H26-H25を除けば増減率も概ね高い傾向にあります。 特にH28-H27の増減率と比べて全国平均よりも1.00%程度高い状況となっています。 ※左側のグラフの単位は円
山口支部加入者1人あたりの各医療費の経年変化
7
◆山口支部加入者1人あたりの入院外医療費の経年変化
◆山口支部加入者1人あたりの歯科医療費の経年変化
H24-H23
増減率
H25-H24
増減率
H26-H25
増減率
H27-H26
増減率
H28-H27
増減率
山口 0.75% 2.01% 2.35% 5.88% 0.20%
全国 0.44% 2.04% 1.85% 5.60% -0.67%
-2.00%
0.00%
2.00%
4.00%
6.00%
H24-H23
増減率
H25-H24
増減率
H26-H25
増減率
H27-H26
増減率
H28-H27
増減率
山口 0.99% 0.48% 2.49% 1.57% 2.35%
全国 0.47% 0.17% 3.19% 1.65% 1.94%
-2.00%
0.00%
2.00%
4.00%
6.00%
10,000
12,000
14,000
16,000
18,000
20,000
山口 全国
H23 H24 H25 H26 H27 H28
全国15位
全国15位
全国15位
全国14位
全国14位
全国14位
60,000
70,000
80,000
90,000
100,000
110,000
120,000
山口 全国
H23 H24 H25 H26 H27 H28
全国4位
全国3位
全国5位
全国6位
全国6位
全国6位
1人あたりの入院外医療費は全国と比べてとても高いのみならず、 H26-H25を除けば増減率も若干高い傾向にあります。 1人あたりの歯科医療費は全国平均並みであり、増減率は全国平均と同程度となっています。 ※左側のグラフの単位は円
◆1人当たり医療費の構成3要素 ◆医療費の動向分析の切り口
【A】×【B】 1人当たり日数
【B】×【C】 1件当たり医療費
【B】1件当たり日数
【A】受診率
(1人当たり件数)
【C】1日当たり医療費
【B】1件当たり日数
【A】受診率
【C】1日当たり医療費
◆1人当たり医療費を構成する3要素
1人当たり 医療費
= × × 【B】1件当たり日数 【A】受診率 【C】1日当たり医療費
【B】1件当たり日数
【A】受診率
【C】1日当たり医療費
= 一定期間内(※)に医療機関にかかった人の割合(レセプト件数を加入者数で除した値)
= 一定期間内(※)に医療機関にかかった日数(診療の総日数をレセプト件数で除した値)
= 1日当たりにかかった医療費(総医療費を診療の総日数で除した値)
➣次ページから、医療費の3要素分解をしてみます。
医療【需要側】に
関する主な要因
医療【供給側】に
関する主な要因
健康度
症状の程度
受診意識
医療機関数
医師数
病床数
疾病構造
症状の程度
受診意識
診療行為
疾病構造
症状の程度診療行為
医療費の3要素分解とは…
1人あたり医療費は3要素に分解することができ、それぞれの要素の数値を様々な角度から比較することで、加入者の受診傾向などを把握することが可能と
なります。
8
55,162
49,638
46,098 42,410
20,000
25,000
30,000
35,000
40,000
45,000
50,000
55,000
60,000
神奈川
全国
山口
熊本
11.4 10.9
9.9
9.2
5
6
7
8
9
10
11
12
佐賀
山口
全国
愛知
130
112
100
85
40
50
60
70
80
90
100
110
120
130
140
大分
山口
全国
静岡
62,951
56,208
48,989
41,939
20,000
25,000
30,000
35,000
40,000
45,000
50,000
55,000
60,000
65,000
70,000
佐賀
山口
全国
愛知
山口支部加入者1人あたり入院医療費の3要素分解(平成28年度)
9
1人あたりの医療費(単位:円/人)
【B】1件あたりの日数(単位:日/件) 【C】1日あたりの医療費(単位:円/日)
【A】1人あたりの件数(受診率)(単位:件/千人)
分解
分解
全国1位 全国8位 全国47位
全国1位 全国4位 全国47位
全国1位 全国16位 全国47位
全国1位 全国34位 全国47位
山口支部の入院医療費の特徴として、【B】1件あたりの日数が全国と比べてとても高い傾向にありますが、【C】1日あたりの医療費は低い傾向にあります。
6,726 6,647
6,156
5,280
4,000
4,500
5,000
5,500
6,000
6,500
7,000
徳島
山口
全国
沖縄
13,441
11,500 11,228
10,712
7,000
8,000
9,000
10,000
11,000
12,000
13,000
14,000
北海道
全国
山口
福岡
1.57
1.47 1.45
1.38
1.0
1.1
1.2
1.3
1.4
1.5
1.6
1.7
佐賀
山口
全国
長野
112,792 109,618
102,464
87,865
50,000
60,000
70,000
80,000
90,000
100,000
110,000
120,000
佐賀
山口
全国
沖縄
10
1人あたりの医療費(単位:円/人)
分解
分解
全国1位 全国3位 全国47位
全国1位 全国3位 全国47位
全国1位 全国14位 全国47位 全国1位 全国34位 全国47位
山口支部加入者1人あたり入院外医療費の3要素分解(平成28年度) 山口支部の入院外医療費の特徴として、【A】1人あたりの件数(受診率)が全国と比べてとても高い傾向にありますが、【C】1日あたりの医療費は若干低い傾向にあります。
【A】1人あたりの件数(受診率)(単位:件/千人)
【B】1件あたりの日数(単位:日/件) 【C】1日あたりの医療費(単位:円/日)
7,336
6,835 6,721
6,071
4,000
4,500
5,000
5,500
6,000
6,500
7,000
7,500
8,000
秋田
全国
山口
鹿児島
1,766
1,555 1,531
1,254
800
1,000
1,200
1,400
1,600
1,800
2,000
岐阜
全国
山口
沖縄
2.03
1.86
1.80
1.64
1.0
1.2
1.4
1.6
1.8
2.0
2.2
北海道
山口
全国
岐阜
22,015
19,174 19,173
16,221
10,000
12,000
14,000
16,000
18,000
20,000
22,000
24,000
大阪
全国
山口
福井
11
1人あたりの医療費(単位:円/人)
分解
分解
全国1位 全国10位 全国47位
全国1位 全国16位 全国47位
全国1位 全国23位 全国47位
全国1位 全国26位 全国47位
山口支部加入者1人あたり歯科医療費の3要素分解(平成28年度)
山口支部の歯科医療費の特徴として、【B】1件あたりの日数が全国と比べて高い傾向にあります。
【A】1人あたりの件数(受診率)(単位:件/千人)
【B】1件あたりの日数(単位:日/件) 【C】1日あたりの医療費(単位:円/日)
疾病大分類名 山口支部加入者
一人当たり医療費(多い順) 山口支部 構成割合
全国の 構成割合
疾病大分類名に おける全国順位
循環器系の疾患(➣心疾患、脳梗塞、動脈硬化、高血圧など) 24,173 14.71% 14.61% 11
新生物(➣がん、白血病など) 22,845 13.91% 13.59% 7
呼吸器系の疾患(➣かぜ、肺炎、喘息など) 19,791 12.05% 12.29% 6
内分泌、栄養及び代謝疾患(➣糖尿病、甲状腺障害など) 13,251 8.07% 8.27% 15
筋骨格系及び結合組織の疾患(➣腰痛、脊椎障害、関節症など) 12,512 7.62% 7.52% 9
消化器系の疾患(➣肝硬変、胃潰瘍、慢性肝炎、胃炎など) 10,409 6.34% 6.37% 6
腎尿路生殖器系の疾患(➣腎不全、尿路結石、前立腺肥大など) 8,820 5.37% 5.75% 24
精神及び行動の障害(➣精神疾患全般) 8,153 4.96% 4.53% 3
損傷、中毒及びその他の外因の影響(➣骨折、損傷など) 7,080 4.31% 4.22% 11
神経系の疾患(➣アルツハイマー病、パーキンソン病、てんかんなど) 6,083 3.70% 3.44% 8
感染症及び寄生虫症(➣ウイルス疾患、結核など) 5,740 3.49% 3.75% 17
眼及び付属器の疾患(➣白内障、結膜炎など) 5,738 3.49% 3.54% 3
皮膚及び皮下組織の疾患(➣皮膚炎、湿疹など) 5,730 3.49% 3.94% 25
症状、徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの 2,838 1.73% 1.43% 1
妊娠、分娩及び産じょく(➣帝王切開、流産など) 2,537 1.54% 1.65% 23
周産期に発生した病態(➣妊娠、胎児発育障害など) 2,520 1.53% 1.46% 6
先天奇形、変形及び染色体異常(➣心臓先天奇形、染色体異常など) 2,193 1.33% 1.38% 16
血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害(➣貧血、免疫障害など) 1,974 1.20% 1.19% 12
耳及び乳様突起の疾患(➣メニエール病、中耳炎、内外耳疾患) 1,891 1.15% 1.09% 8
12
疾病種別ごとの山口支部加入者1人あたり医療費(平成28年度) 疾病種別ごとに見てみると、生活習慣病を多く含む「循環器系の疾患」、「新生物」、「内分泌、栄養及び代謝疾患」で全体の1/3(36.7%)を占め、それらを含む上位5位までで全体の5割(56.4%)を超えています。なお、全国の構成割合と比較してもほぼ同程度となっています。 また、疾病大分類ごとの山口支部の1人当たり医療費を見てみると、全国と比べて全体的に高い傾向になっており、特に構成割合が大きい「新生物」は全国7位と高水準にあります。
疾病大分類名 山口支部加入者
一人当たり医療費(多い順) 山口支部 構成割合
全国の 構成割合
疾病大分類名に おける全国順位
新生物(➣がん、白血病など) 13,531 24.20% 23.57% 7
循環器系の疾患(➣心疾患、脳梗塞、動脈硬化、高血圧など) 9,851 17.62% 18.20% 6
損傷、中毒及びその他の外因の影響(➣骨折、損傷など) 4,284 7.66% 7.36% 12
筋骨格系及び結合組織の疾患(➣腰痛、脊椎障害、関節症など) 3,933 7.03% 7.28% 20
消化器系の疾患(➣肝硬変、胃潰瘍、慢性肝炎、胃炎など) 3,526 6.31% 6.97% 18
神経系の疾患(➣アルツハイマー病、パーキンソン病、てんかんなど) 2,621 4.69% 4.30% 11
精神及び行動の障害(➣精神疾患全般) 2,592 4.64% 4.02% 7
呼吸器系の疾患(➣かぜ、肺炎、喘息など) 2,577 4.61% 4.99% 19
妊娠、分娩及び産じょく(➣帝王切開、流産など) 2,257 4.04% 4.51% 22
周産期に発生した病態(➣妊娠、胎児発育障害など) 2,159 3.86% 3.70% 6
腎尿路生殖器系の疾患(➣腎不全、尿路結石、前立腺肥大など) 2,065 3.69% 3.70% 11
内分泌、栄養及び代謝疾患(➣糖尿病、甲状腺障害など) 1,367 2.44% 2.16% 6
先天奇形、変形及び染色体異常(➣心臓先天奇形、染色体異常など) 1,361 2.43% 2.77% 24
感染症及び寄生虫症(➣ウイルス疾患、結核など) 966 1.73% 1.75% 13
眼及び付属器の疾患(➣白内障、結膜炎など) 893 1.60% 1.73% 18
血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害(➣貧血、免疫障害など) 637 1.14% 0.93% 2
症状、徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの 483 0.86% 0.71% 2
皮膚及び皮下組織の疾患(➣皮膚炎、湿疹など) 421 0.75% 0.75% 13
耳及び乳様突起の疾患(➣メニエール病、中耳炎、内外耳疾患) 390 0.70% 0.61% 3
13
疾病種別ごとの山口支部加入者1人あたり入院医療費(平成28年度)
➣上位のうち、生活習慣病を含む「新生物」「循環器系の疾患」の医療費の3要素分解をしてみます。
疾病種別ごとに見てみると、生活習慣病を多く含む「新生物」、「循環器系の疾患」で全体の4割(41.8%)を超え、それらを含む上位5位までで全体の約6割(62.8%)を占めています。なお、全国の構成割合と比較してもほぼ同程度となっています。 また、疾病大分類ごとの山口支部の1人当たり入院医療費を見てみると、全国と比べて全体的に高い傾向になっており、特に構成割合が大きい「新生物」が全国7位、「循環器系の疾患」が全国6位と高水準にあります。これらが影響して山口支部全体の1人当たり入院医療費が全国8位という高順位になっています。
70,185
65,846
62,125 59,723
40,000
45,000
50,000
55,000
60,000
65,000
70,000
75,000
神奈川
全国
山口
宮崎
11.52
10.52
9.75
5
6
7
8
9
10
11
12
山口
全国
神奈川
23.1
18.9
16.6
12.4
0
5
10
15
20
25
北海道
山口
全国
沖縄
15801
13531
11496
9364
5,000
7,000
9,000
11,000
13,000
15,000
17,000
北海道
山口
全国
沖縄
14
1人あたりの医療費(単位:円/人)
分解
分解
3要素分解をしてみると、1日あたりの医療費は全国43位であるにもかかわらず、1件あたりの日数が全国1位と、特徴的であることが分かります。
【A】1人あたりの件数(受診率)(単位:件/千人)
【B】1件あたりの日数(単位:日/件) 【C】1日あたりの医療費(単位:円/日)
新生物の山口支部加入者1人あたり入院医療費(平成28年度)
全国1位 全国7位 全国47位
全国1位 全国9位 全国47位
全国1位 全国47位
全国1位 全国43位 全国47位
78,975
71,859
63,832 57,653
20,000
30,000
40,000
50,000
60,000
70,000
80,000
90,000
京都
全国
山口
鹿児島
13.15
12.28
11.41
10.10
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
秋田
山口
全国
徳島
13.84
12.57
10.83
8.89
0
2
4
6
8
10
12
14
16
大分
山口
全国
新潟
11,457
9,851
8,880 7,093
0
2,000
4,000
6,000
8,000
10,000
12,000
14,000
北海道
山口
全国
新潟
15
1人あたりの医療費(単位:円/人)
分解
分解
【A】1人あたりの件数(受診率)(単位:件/千人)
【B】1件あたりの日数(単位:日/件) 【C】1日あたりの医療費(単位:円/日)
循環器系の疾患の山口支部加入者1人あたり入院医療費(平成28年度)
全国1位 全国6位 全国47位 全国1位 全国5位 全国47位
全国1位 全国7位 全国47位 全国1位 全国38位 全国47位
3要素分解をしてみると、「新生物」の時と同様に1日あたりの医療費は全国38位であるにもかかわらず、1件あたりの日数が全国7位と、大変特徴的であることが分かります。また、1人あたりの件数(受診率)も全国5位と非常に高い傾向にあります。これは新生物の場合と類似しています。
疾病大分類名 山口支部加入者
一人当たり医療費(多い順) 山口支部 構成割合
全国の 構成割合
疾病大分類名に おける全国順位
呼吸器系の疾患(➣かぜ、肺炎、喘息など) 17,214 15.89% 15.80% 5
循環器系の疾患(➣心疾患、脳梗塞、動脈硬化、高血圧など) 14,322 13.22% 12.88% 13
内分泌、栄養及び代謝疾患(➣糖尿病、甲状腺障害など) 11,885 10.97% 11.21% 17
新生物(➣がん、白血病など) 9,314 8.59% 8.79% 20
筋骨格系及び結合組織の疾患(➣腰痛、脊椎障害、関節症など) 8,580 7.92% 7.63% 7
消化器系の疾患(➣肝硬変、胃潰瘍、慢性肝炎、胃炎など) 6,883 6.35% 6.08% 5
腎尿路生殖器系の疾患(➣腎不全、尿路結石、前立腺肥大など) 6,755 6.23% 6.74% 31
精神及び行動の障害(➣精神疾患全般) 5,560 5.13% 4.77% 4
皮膚及び皮下組織の疾患(➣皮膚炎、湿疹など) 5,310 4.90% 5.47% 26
眼及び付属器の疾患(➣白内障、結膜炎など) 4,844 4.47% 4.40% 3
感染症及び寄生虫症(➣ウイルス疾患、結核など) 4,774 4.41% 4.71% 22
神経系の疾患(➣アルツハイマー病、パーキンソン病、てんかんなど) 3,462 3.19% 3.02% 6
損傷、中毒及びその他の外因の影響(➣骨折、損傷など) 2,796 2.58% 2.71% 20
症状、徴候及び異常臨床所見・異常検査所見で他に分類されないもの 2,355 2.17% 1.78% 1
耳及び乳様突起の疾患(➣メニエール病、中耳炎、内外耳疾患) 1,501 1.39% 1.32% 11
血液及び造血器の疾患並びに免疫機構の障害(➣貧血、免疫障害など) 1,337 1.23% 1.32% 26
先天奇形、変形及び染色体異常(➣心臓先天奇形、染色体異常など) 832 0.77% 0.71% 9
周産期に発生した病態(➣妊娠、胎児発育障害など) 361 0.33% 0.38% 29
妊娠、分娩及び産じょく(➣帝王切開、流産など) 280 0.26% 0.28% 24
16
疾病種別ごとの山口支部加入者1人あたり入院外医療費(平成28年度)
疾病種別ごとに見てみると、生活習慣病を多く含む「循環器系の疾患」、「内分泌、栄養及び代謝疾患」、「新生物」で全体の3割(32.8%)を超え、それらを含む上位5位までで全体の5割(56.6%)を超えています。なお、全国の構成割合と比較してもほぼ同程度となっています。 また、疾病大分類ごとの山口支部の1人当たり入院外医療費を見てみると、全国に比べて全体的に高い傾向になっており、このことが影響して山口支部全体の一人当たり入院外医療費が全国3位という高順位になっています。
➣上位のうち、生活習慣病を含む「循環器系の疾患」「内分泌、栄養及び代謝疾患」「新生物」の医療費の3要素分解をしてみます。
976
830
724
602
0
200
400
600
800
1,000
1,200
山形
山口
全国
京都
1.35
1.27 1.26
1.19
1.00
1.05
1.10
1.15
1.20
1.25
1.30
1.35
1.40
佐賀
山口
全国
新潟
全国19位
16,823
14,331 13,589
12,394
5,000
7,000
9,000
11,000
13,000
15,000
17,000
19,000
北海道
全国
山口
和歌山
17,147
14,322 13,064
11,342
0
2,000
4,000
6,000
8,000
10,000
12,000
14,000
16,000
18,000
20,000
秋田
山口
全国
京都
17
1人あたりの医療費(単位:円/人)
分解
分解
3要素分解をしてみると、【A】1人あたりの件数(受診率)が全国と比べて若干高く、【C】1日あたりの医療費がかなり低い傾向にあります。
【A】1人あたりの件数(受診率)(単位:件/千人)
【B】1件あたりの日数(単位:日/件) 【C】1日あたりの医療費(単位:円/日)
循環器系の疾患の山口支部加入者1人あたり入院外医療費(平成28年度)
全国1位 全国13位 全国47位
全国1位 全国12位 全国47位
全国1位 全国47位
全国1位 全国41位 全国47位
1.399
1.298 1.297
1.226
1.00
1.05
1.10
1.15
1.20
1.25
1.30
1.35
1.40
1.45
徳島
全国
山口
岩手
20,044
17,933 17,666
15,477
10,000
12,000
14,000
16,000
18,000
20,000
22,000
沖縄
全国
山口
和歌山
599
519 488
348
0
100
200
300
400
500
600
700
山形
山口
全国
沖縄
13,111
11,885 11,372
8,723
0
2,000
4,000
6,000
8,000
10,000
12,000
14,000
佐賀
山口
全国
沖縄
18
1人あたりの医療費(単位:円/人)
分解
分解
3要素分解をしてみても、特に特徴的な傾向はありません。
【A】1人あたりの件数(受診率)(単位:件/千人)
【B】1件あたりの日数(単位:日/件) 【C】1日あたりの医療費(単位:円/日)
内分泌、栄養及び代謝疾患の山口支部加入者1人あたり入院外医療費(平成28年度)
全国1位 全国17位 全国47位
全国1位 全国15位 全国47位
全国1位 全国24位 全国47位 全国1位 全国26位 全国47位
33,708
31,166
29,880
25,837
20,000
22,000
24,000
26,000
28,000
30,000
32,000
34,000
36,000
富山
山口
全国
山形
1.5409
1.4830 1.4820
1.4175
1.20
1.25
1.30
1.35
1.40
1.45
1.50
1.55
1.60
徳島
山口
全国
宮城
255.01
201.52 201.46
141.13
0
50
100
150
200
250
300
秋田
山口
全国
沖縄
11,116
9,314 8,921
6,034
0
2,000
4,000
6,000
8,000
10,000
12,000
秋田
山口
全国
沖縄
19
1人あたりの医療費(単位:円/人)
分解
分解
【A】1人あたりの件数(受診率)(単位:件/千人)
【B】1件あたりの日数(単位:日/件) 【C】1日あたりの医療費(単位:円/日)
新生物の山口支部加入者1人あたり入院外医療費(平成28年度)
全国1位 全国17位 全国47位 全国1位 全国26位 全国47位
全国1位 全国22位 全国47位
全国1位 全国10位 全国47位
3要素分解をしてみると、【C】1日あたりの医療費が多い傾向があります。入院医療費は【B】1件あたりの日数が全国1位でしたが、入院外医療費に関して見ると全国平均並みとなっています。
20
Ⅱ.山口県医療提供体制にかかる全国との比較
0
5
10
15
20
高知県
鹿児島県
徳島県
大分県
佐賀県
宮崎県
熊本県
長崎県
北海道
山口県
愛媛県
富山県
香川県
福岡県
福井県
和歌山県
岡山県
広島県
石川県
鳥取県
青森県
島根県
岩手県
山梨県
秋田県
福島県
全国
群馬県
京都府
沖縄県
兵庫県
長野県
山形県
茨城県
宮城県
大阪府
新潟県
奈良県
三重県
栃木県
岐阜県
静岡県
東京都
埼玉県
千葉県
愛知県
滋賀県
神奈川県
0
500
1,000
1,500
2,000
2,500
3,000
高知県
鹿児島県
徳島県
熊本県
長崎県
山口県
佐賀県
北海道
宮崎県
大分県
福岡県
愛媛県
石川県
富山県
島根県
香川県
鳥取県
秋田県
岡山県
広島県
和歌山県
福井県
岩手県
京都府
青森県
福島県
山形県
沖縄県
山梨県
新潟県
奈良県
群馬県
全国
大阪府
兵庫県
長野県
三重県
茨城県
宮城県
栃木県
静岡県
岐阜県
滋賀県
千葉県
東京都
愛知県
埼玉県
神奈川県
21
病院数とその病床数の全国比較(平成28年度)
山口県は病院数、病院病床数とも全国と比べて多く、病床数については全国6位と高水準です。 このことは、入院医療費の1件あたりの日数や平均在院日数が多い要因として挙げることができます。なお、この傾向は平成27年度も同様でした。 <参考>病床数上位5県の平均在院日数➣高知支部:1位、鹿児島支部:3位、徳島支部:6位、熊本支部:5位、長崎支部:8位
◆人口10万人対病院数
◆人口10万人対病院の病床数
山口県 10.5(軒/10万人)
全国 6.7(軒/10万人)
全国 1,229.8(床/10万人)
出典:厚生労働省 平成28年度医療施設調査
山口県 1,925.5(床/10万人)
0
50
100
150
200
250
300
350
400
鹿児島県
大分県
佐賀県
熊本県
長崎県
徳島県
宮崎県
愛媛県
高知県
香川県
青森県
福井県
福岡県
山口県
北海道
岡山県
岩手県
和歌山県
広島県
栃木県
鳥取県
岐阜県
秋田県
福島県
全国
石川県
宮城県
沖縄県
島根県
三重県
群馬県
茨城県
山形県
静岡県
富山県
山梨県
愛知県
兵庫県
長野県
埼玉県
千葉県
滋賀県
奈良県
京都府
東京都
神奈川県
大阪府
新潟県
50
60
70
80
90
100
110
120
和歌山県
島根県
長崎県
徳島県
東京都
大阪府
京都府
山口県
兵庫県
福岡県
愛媛県
広島県
奈良県
鳥取県
岡山県
鹿児島県
香川県
三重県
山梨県
山形県
佐賀県
大分県
熊本県
宮崎県
秋田県
全国
群馬県
岐阜県
高知県
石川県
長野県
滋賀県
福井県
新潟県
静岡県
神奈川県
栃木県
福島県
富山県
宮城県
岩手県
愛知県
青森県
北海道
沖縄県
千葉県
茨城県
埼玉県
22
診療所数とその病床数の全国比較(平成28年度)
◆人口10万人対診療所数
◆人口10万人対診療所の病床数
山口県は診療所数、診療所病床数とも全国と比べて多く、診療所数は全国8位です。
山口県 92(軒/10万人)
全国 80(軒/10万人)
山口県 135.5(床/10万人)
全国 81.5(床/10万人)
出典:厚生労働省 平成28年度医療施設調査
10
15
20
25
30
35
40
45
50
高知県
佐賀県
鹿児島県
山口県
熊本県
徳島県
宮崎県
長崎県
福岡県
富山県
大分県
北海道
石川県
青森県
広島県
愛媛県
秋田県
新潟県
岩手県
沖縄県
和歌山県
栃木県
福井県
山梨県
鳥取県
島根県
福島県
三重県
京都府
全国
埼玉県
香川県
静岡県
群馬県
山形県
茨城県
岡山県
大阪府
兵庫県
奈良県
千葉県
滋賀県
宮城県
岐阜県
愛知県
長野県
東京都
神奈川県
23
山口県は平均在院日数が全国4位と非常に高いことがわかります。また、平均在院日数が多いことは、入院医療費において1件あたりの日数が多い一つの要因と考えられます。 医師数については全国平均並みとなっています。
平均在院日数および医師数の全国比較(平成28年度)
山口県 41.8日
全国 28.5日
出典:厚生労働省 平成28年度医療施設調査
100
150
200
250
300
350
京都府
徳島県
東京都
鳥取県
高知県
福岡県
岡山県
長崎県
和歌山県
石川県
熊本県
香川県
佐賀県
島根県
大阪府
大分県
鹿児島県
愛媛県
広島県
山口県
富山県
福井県
兵庫県
全国
奈良県
宮崎県
沖縄県
北海道
宮城県
山梨県
長野県
秋田県
群馬県
山形県
滋賀県
栃木県
三重県
愛知県
岐阜県
神奈川県
青森県
静岡県
岩手県
新潟県
福島県
千葉県
茨城県
埼玉県
全国 251.7人
◆平均在院日数
◆人口10万人対医師数
山口県 259.3人
24
Ⅲ.山口支部医療費の県内での比較
(15,000)
(10,000)
(5,000)
0
5,000
10,000
15,000
宇部・小野田
長門
萩 下関
山口・防府
岩国
山口県平均
周南
柳井
入院 入院外 歯科 合計
25
山口支部加入者1人あたりの二次医療圏別各医療費の比較(平成28年度)
二次医療圏別で見た場合、1人あたりの入院および入院外医療費は宇部小野田圏、長門圏が高く、周南圏、柳井圏が低い傾向にあります。 萩圏は1人あたりの入院外医療費は低いですが、入院医療費が非常に高いため、トータルで高くなっています。 ※加入者の住所地ベースです。縦軸は山口県平均との差で、単位は円です。
二次医療圏名 月平均加入者数 加入者平均年齢
宇部小野田 83,188 37.3
下関 82,138 38.1
山口防府 82,016 37.4
周南 70,013 37.1
岩国 33,406 37.7
柳井 20,981 38.2
萩 15,551 38.9
長門 11,386 38.2
山口県平均:187,515円 ・入院 : 57,359円 ・入院外:110,976円 ・歯科 : 19,180円
柳井圏:174,029円 ・入院 : 53,975円 ・入院外:102,109円 ・歯科 : 17,945円
宇部小野田圏:196,826円 ・入院 : 59,101円 ・入院外:118,458円 ・歯科 : 19,267円
(40,000)
(30,000)
(20,000)
(10,000)
0
10,000
20,000
30,000
40,000
50,000
60,000
熊毛郡上関町
美祢市
阿武郡阿武町
山陽小野田市
宇部市
長門市
萩市
山口市
下関市
岩国市
山口県平均
大島郡周防大島町
防府市
周南市
熊毛郡平生町
下松市
柳井市
光市
熊毛郡田布施町
玖珂郡和木町
入院 入院外 歯科 合計
26
山口支部加入者1人あたりの市町別各医療費の比較(平成28年度)
市町別で見た場合、1人あたりの医療費は高いほうから、熊毛郡上関町、美祢市、阿武郡阿武町の順となっています。 ただし、表のとおり郡部は加入者数自体が少ないため、一人でも高額な医療を受けた場合、その影響が全体に及びやすいことから、参考値として認識した方が適切と考えられます。市部で見ると、美祢市、山陽小野田市、宇部市(すべて宇部小野田圏)が高く、周南市、下松市、光市(すべて周南圏)、柳井市(柳井圏)が低いことがわかります。 ※加入者の住所地ベースです。縦軸は山口県平均との差で、単位は円です。
市町名 平均加入者 平均年齢
下関市 82,138 38.1
宇部市 55,439 37.4
山口市 52,020 37.5
周南市 40,681 37.4
岩国市 32,348 37.8
防府市 29,996 37.2
山陽小野田市 20,213 37.1
下松市 15,319 36.4
萩市 14,567 39.0
光市 14,014 37.0
長門市 11,386 38.2
柳井市 8,749 38.1
美祢市 7,536 40.3
熊毛郡田布施町 4,792 37.1
熊毛郡平生町 3,668 37.4
大島郡周防大島町 3,263 40.4
玖珂郡和木町 1,059 34.8
阿武郡阿武町 984 38.4
熊毛郡上関町 510 40.8
山口県平均:187,515円 ・入院 : 57,359円 ・入院外:110,976円 ・歯科 : 19,180円
玖珂郡和木町:154,683円 ・入院 : 36,487円 ・入院外:96,290円 ・歯科 : 21,906円
熊毛郡上関町:235,679円 ・入院 :98,407円 ・入院外:115,376円 ・歯科 : 21,896円
27
山口支部加入者1人あたりの市町別各医療費の比較(平成28年度)
市町別の1人あたりの医療費を地図上に示したものです。
一人当たり医療費
一人当たり入院外医療費 一人当たり歯科医療費
一人当たり入院医療費
(40,000)
(30,000)
(20,000)
(10,000)
0
10,000
20,000
30,000
40,000
50,000
不動産業
その他の対事業所サービス業
学術研究機関
その他の運輸業
総合工事業
その他のサービス業
紙製品製造業
職別工事業
鉱業、採石業、砂利採取業
廃棄物処理業
公務
道路貨物運送業
政治・経済・文化団体
飲食料品以外の小売業
設備工事業
修理業
無店舗小売業
飲食料品小売業
複合サービス業
卸売業
全業種平均
農林水産業
その他の製造業
金融・保険業
電気・ガス・熱供給・水道業
社会保険・社会福祉・介護事業
金属工業
印刷・同関連業
医療業・保健衛生
専門・技術サービス業
繊維製品製造業
教育・学習支援業
情報通信業
飲食店
機械器具製造業
宿泊業
木製品・家具等製造業
対個人サービス業
化学工業・同類似業
食料品・たばこ製造業
物品賃貸業
職業紹介・労働者派遣業
娯楽業
入院 入院外 歯科 合計
28
山口支部加入者1人あたりの事業所業態区分別各医療費の比較(平成28年度)
事業所業態区分別で見た場合、1人あたりの医療費は高いほうから、不動産業、その他の対事業所サービス業、学術研究機関、その他の運輸業の順となっています。 ただし、表のとおり、学術研究機関や無店舗小売業は加入者数自体が少ないため、一人でも高額な医療を受けた場合、その影響が全体に及びやすいことから、参考値として認識した方が適切と考えられます。 ※縦軸は全業種平均との差で、単位は円です。
業態 平均加入者数 加入者平均年齢
医療業・保健衛生 46,653 35.9
社会保険・社会福祉・介護事業 35,335 37.1
総合工事業 27,915 38.2
飲食料品以外の小売業 26,331 37.5
機械器具製造業 25,605 34.5
道路貨物運送業 21,438 38.0
卸売業 20,332 36.5
職別工事業 16,939 35.0
化学工業・同類似業 16,401 34.8
設備工事業 16,291 35.7
食料品・たばこ製造業 15,379 37.5
その他の運輸業 14,626 40.9
金属工業 11,575 34.3
専門・技術サービス業 9,940 37.3
その他の対事業所サービス業 9,259 42.2
対個人サービス業 8,825 35.6
公務 8,608 46.7
複合サービス業 7,385 36.3
修理業 6,899 36.6
その他の製造業 5,723 36.3
飲食店 5,137 36.3
飲食料品小売業 4,814 38.5
情報通信業 4,726 33.6
廃棄物処理業 4,663 37.6
娯楽業 4,426 36.4
不動産業 4,354 39.8
その他のサービス業 4,247 39.5
教育・学習支援業 3,798 38.5
宿泊業 3,728 38.5
印刷・同関連業 3,695 36.1
政治・経済・文化団体 3,598 43.3
木製品・家具等製造業 3,295 36.3
金融・保険業 3,140 37.2
農林水産業 2,979 38.4
電気・ガス・熱供給・水道業 2,971 35.0
職業紹介・労働者派遣業 2,900 39.1
繊維製品製造業 2,246 38.5
物品賃貸業 2,030 34.5
鉱業、採石業、砂利採取業 1,523 36.9
紙製品製造業 1,263 34.6
無店舗小売業 533 34.3
学術研究機関 143 42.1
不動産業:217,714円 ・入院 : 63,538円 ・入院外:132,359円 ・歯科 : 21,817円
娯楽業:152,138円 ・入院 : 41,223円 ・入院外: 91,234円 ・歯科 : 19,681円
全業種平均:179,564円 ・入院 : 53,507円 ・入院外:107,151円 ・歯科 : 18,906円
29
Ⅳ.山口支部健診結果データの全国との比較
30
リスク保有率とは…
リスク保有率とは、健診結果をもとに健診受診者のうち下表の基準に該当する方の割合を示したものです。 リスク保有率が高いほど、生活習慣病にかかる可能性が高いといわれています。
➣上記のリスク保有基準を踏まえ、次ページから各項目のリスク保有率についてみてみましょう。
◆リスク保有率とは…
①メタボリックシンドロームの リスク保有率
・②かつ③~⑤のうち2項目以上に該当
②腹囲のリスク保有率 ・内臓脂肪面積が100㎠以上 ・内臓脂肪面積の検査値がない場合は、腹囲が男性で85cm以上、女性で90cm以上
③血圧のリスク保有率 ・収縮期血圧130mmHg以上、または拡張期血圧85mmHg以上、または高血圧に対する薬剤治療あり
④脂質のリスク保有率 ・中性脂肪150mg/dl以上、またはHDLコレステロール40mg/dl未満、または脂質異常症に対する薬剤治療あり
⑤代謝のリスク保有率 ・空腹時血糖110㎎/dl以上、または糖尿病に対する薬剤治療あり ・空腹時血糖の検査値がない場合は、HbA1c 6.0%以上、または糖尿病に対する薬剤治療あり
⑥喫煙者の割合(参考) ・喫煙あり
⑦BMIのリスク保有率 ・BMI25以上
⑧中性脂肪のリスク保有率 (参考)
・中性脂肪150mg/dl以上
⑨HDLコレステロールの リスク保有率(参考)
・HDLコレステロール40mg/dl未満
⑩空腹時血糖のリスク保有率 ・空腹時血糖110㎎/dl以上
104
97
114
108
111 83
96
100
95
116
0
20
40
60
80
100
120
メタボリックシン
ドローム
リスク保有率
腹囲
リスク保有率
血圧
リスク保有率
脂質
リスク保有率
代謝
リスク保有率
喫煙者
割合
(参考)
BMI
リスク保有率
(参考)
中性脂肪
リスク保有率
(参考)
HDLコレステ
ロール
リスク保有率
(参考)
空腹時血糖
リスク保有率
山口 全国
100
94
107
98
111 97
92
97
93
112
0
20
40
60
80
100
120
メタボリック
シンドローム
リスク保有率
腹囲
リスク保有率
血圧
リスク保有率
脂質
リスク保有率
代謝
リスク保有率
喫煙者
割合
(参考)
BMI
リスク保有率
(参考)
中性脂肪
リスク保有率
(参考)
HDLコレス
テロール
リスク保有率
(参考)
空腹時血糖
リスク保有率
山口 全国
31
各種リスク保有率の全国比較(平成28年度)
健診結果データをもとに各種リスク保有率を算出し、全国を100とした場合(下図の黒線)、山口支部は下図の青線になります。 男女ともに代謝リスク保有率、空腹時血糖リスク保有率、血圧リスク保有率が高い傾向にあります。
➣次ページからこれら3つのリスク保有率について詳しく見てみましょう。
①
②
③
④
⑤
⑥
⑦
⑧
⑨
⑩
①
②
③
④
⑤
⑥
⑦
⑧
⑨
⑩
男性 女性
5.0%
5.5%
6.0%
6.5%
7.0%
7.5%
8.0%
8.5%
9.0%
9.5%
10.0%
鹿児島
高知
秋田
茨城
島根
香川
熊本
岡山
佐賀
岩手
宮城
群馬
山口
宮崎
広島
三重
愛媛
福島
大分
福岡
長崎
北海道
静岡
千葉
埼玉
徳島
山梨
富山
全国
長野
福井
沖縄
石川
神奈川
鳥取
和歌山
栃木
兵庫
愛知
京都
岐阜
東京
滋賀
山形
奈良
新潟
大阪
10.0%
12.0%
14.0%
16.0%
18.0%
20.0%
22.0%
24.0%
26.0%
秋田
高知
熊本
鹿児島
岩手
福島
長崎
宮城
島根
茨城
山口
岡山
宮崎
大分
佐賀
北海道
福岡
富山
沖縄
広島
香川
三重
群馬
徳島
福井
全国
千葉
静岡
長野
石川
和歌山
山形
山梨
神奈川
兵庫
愛媛
東京
栃木
愛知
埼玉
鳥取
新潟
大阪
奈良
京都
滋賀
岐阜
32
代謝リスク保有率の全国比較(平成28年度)
男性
女性
山口支部 20.02%
全国 17.99%
山口支部 8.44%
全国 7.61%
代謝リスク保有率について、山口支部は男性は全国11位、女性は全国14位と高い水準にあります。
33
代謝リスク保有率の年齢階級別比較(平成28年度)
男性 女性
代謝リスク保有率について、山口支部は男性が全国平均よりも高い傾向にあり、55歳以降が顕著です。全体の順位では11位でしたが、55歳以降に限ると9位に上がります。 女性は60歳代が全国平均よりも高いですが、それ以外は全国平均に近いです。
6.6%
10.4%
14.4%
21.6%
28.2%
31.9%
36.4%
39.7%
5.7%
9.2%
14.2%
20.3%
26.0%
30.4%
33.8%
36.2%
0.0%
5.0%
10.0%
15.0%
20.0%
25.0%
30.0%
35.0%
40.0%
35~39歳 40~44歳 45~49歳 50~54歳 55~59歳 60~64歳 65~69歳 70~74歳
山口 全国
2.4% 3.7%
4.6%
7.7%
11.4%
16.7%
19.6%
23.1%
2.3% 3.4%
5.0%
7.5%
11.2%
15.1%
18.5%
21.2%
0.0%
5.0%
10.0%
15.0%
20.0%
25.0%
30.0%
35.0%
40.0%
35~39歳 40~44歳 45~49歳 50~54歳 55~59歳 60~64歳 65~69歳 70~74歳
山口 全国
34
代謝リスク保有率の年齢階級別全国比較(平成28年度)
男性:55歳未満の平均
代謝リスク保有率について、山口支部の男性は55歳未満に限ると全体の順位が17位です。それに対して、55歳以降に限ると全体の順位は9位まで上がり、全世代の順位も押し上げています。
20.0%
25.0%
30.0%
35.0%
40.0%
青森
秋田
高知
岩手
島根
熊本
岡山
鹿児島
山口
茨城
富山
福島
宮城
長崎
広島
福岡
石川
大分
香川
三重
和歌山
宮崎
徳島
群馬
全国
福井
北海道
沖縄
静岡
佐賀
千葉
愛知
長野
神奈川
兵庫
山梨
東京
埼玉
愛媛
山形
新潟
大阪
鳥取
栃木
京都
奈良
滋賀
岐阜
6.0%
8.0%
10.0%
12.0%
14.0%
16.0%
18.0%
青森
高知
秋田
熊本
岩手
沖縄
鹿児島
茨城
福島
宮城
岡山
長崎
福岡
宮崎
徳島
島根
山口
佐賀
三重
香川
富山
大分
広島
北海道
千葉
群馬
全国
和歌山
神奈川
静岡
長野
愛媛
石川
東京
愛知
兵庫
埼玉
福井
栃木
山梨
山形
大阪
鳥取
奈良
新潟
滋賀
京都
岐阜
男性:55歳以上の平均
30.0%
35.0%
40.0%
45.0%
50.0%
55.0%
60.0%
秋田
青森
宮城
福島
山形
長崎
茨城
栃木
和歌山
鹿児島
愛媛
岩手
群馬
山口
島根
山梨
熊本
宮崎
埼玉
北海道
兵庫
鳥取
大分
福岡
岐阜
神奈川
千葉
全国
長野
石川
奈良
沖縄
新潟
岡山
滋賀
福井
高知
佐賀
広島
富山
徳島
東京
香川
大阪
京都
静岡
愛知
三重
20.0%
22.0%
24.0%
26.0%
28.0%
30.0%
32.0%
34.0%
36.0%
38.0%
青森
秋田
福島
宮城
栃木
和歌山
長崎
鹿児島
山口
愛媛
群馬
岩手
宮崎
埼玉
茨城
北海道
岐阜
島根
山形
熊本
山梨
長野
福岡
千葉
大分
鳥取
滋賀
徳島
兵庫
全国
佐賀
岡山
奈良
香川
神奈川
広島
三重
福井
高知
石川
沖縄
静岡
愛知
富山
新潟
京都
東京
大阪
35
血圧リスク保有率の全国比較(平成28年度)
男性
女性
山口支部 50.01%
全国 46.94%
山口支部 33.45%
全国 29.40%
血圧リスク保有率について、山口支部は男性は全国14位、女性は全国9位と高い水準にあります。
36
血圧リスク保有率の年齢階級別比較(平成28年度)
男性 女性
血圧リスク保有率について、山口支部は男女とも全国平均よりも高い水準にあります。特に男性は65歳以降、女性は60歳以降で全国との差が広がる傾向があります。
25.9%
34.1%
44.0%
53.7%
63.5%
68.8%
74.5%
78.2%
25.2%
32.5%
41.8%
51.8%
60.9%
67.0%
71.5%
75.1%
0.0%
10.0%
20.0%
30.0%
40.0%
50.0%
60.0%
70.0%
80.0%
35~39歳 40~44歳 45~49歳 50~54歳 55~59歳 60~64歳 65~69歳 70~74歳
山口 全国
11.4%
18.3%
25.9%
35.4%
42.2%
54.0%
64.9%
71.9%
10.6%
16.0%
23.8%
32.6%
40.5%
49.2%
58.3%
66.1%
0.0%
10.0%
20.0%
30.0%
40.0%
50.0%
60.0%
70.0%
80.0%
35~39歳 40~44歳 45~49歳 50~54歳 55~59歳 60~64歳 65~69歳 70~74歳
山口 全国
37
血圧リスク保有率の年齢階級別全国比較(平成28年度)
血圧リスク保有率について、山口支部の男性は65歳未満に限ると全体の順位が15位です。それに対して、65歳以降に限ると全体の順位は7位まで上がり、全世代の順位も押し上げています。
男性:65歳未満の平均
男性:65歳以上の平均
30.0%
35.0%
40.0%
45.0%
50.0%
55.0%
60.0%
青森
秋田
宮城
福島
山形
茨城
和歌山
栃木
愛媛
長崎
群馬
岩手
鹿児島
埼玉
山口
山梨
兵庫
熊本
島根
神奈川
岐阜
福岡
宮崎
千葉
鳥取
全国
沖縄
石川
奈良
大分
長野
北海道
滋賀
徳島
岡山
高知
新潟
富山
大阪
広島
福井
東京
佐賀
香川
愛知
京都
三重
静岡
60.0%
65.0%
70.0%
75.0%
80.0%
85.0%
秋田
福島
長崎
宮城
和歌山
愛媛
山口
北海道
青森
福岡
山梨
島根
鹿児島
鳥取
兵庫
宮崎
栃木
茨城
滋賀
神奈川
埼玉
千葉
群馬
大分
岩手
全国
山形
高知
熊本
沖縄
長野
岡山
石川
岐阜
香川
大阪
静岡
奈良
京都
広島
東京
徳島
福井
富山
愛知
三重
新潟
佐賀
38
血圧リスク保有率の年齢階級別全国比較(平成28年度)
血圧リスク保有率について、山口支部の女性は60歳未満に限ると全体の順位が15位です。それに対して、60歳以降に限ると全体の順位は3位まで上がり、全世代の順位も押し上げています。
女性:60歳未満の平均
女性:60歳以上の平均
40.0%
45.0%
50.0%
55.0%
60.0%
65.0%
70.0%
福島
長崎
山口
秋田
和歌山
愛媛
宮城
島根
青森
宮崎
鹿児島
北海道
群馬
熊本
栃木
茨城
福岡
徳島
滋賀
佐賀
岡山
岐阜
鳥取
埼玉
石川
岩手
兵庫
山形
福井
香川
全国
長野
大分
千葉
高知
山梨
沖縄
広島
愛知
神奈川
奈良
大阪
三重
東京
静岡
富山
京都
新潟
20.0%
22.0%
24.0%
26.0%
28.0%
30.0%
32.0%
34.0%
青森
秋田
宮城
福島
栃木
和歌山
岩手
長崎
愛媛
群馬
鹿児島
山形
宮崎
埼玉
山口
北海道
茨城
岐阜
熊本
福岡
島根
兵庫
山梨
全国
鳥取
滋賀
千葉
徳島
岡山
奈良
沖縄
長野
大分
神奈川
石川
佐賀
広島
香川
高知
福井
三重
富山
大阪
愛知
東京
静岡
京都
新潟
10.0%
12.0%
14.0%
16.0%
18.0%
20.0%
22.0%
24.0%
26.0%
青森
秋田
高知
鹿児島
熊本
岩手
福島
長崎
島根
茨城
山口
岡山
宮崎
宮城
大分
沖縄
佐賀
富山
北海道
広島
福岡
香川
三重
福井
徳島
長野
和歌山
全国
千葉
群馬
山形
静岡
愛媛
石川
神奈川
兵庫
東京
愛知
山梨
鳥取
埼玉
栃木
新潟
大阪
奈良
滋賀
京都
岐阜
4.0%
5.0%
6.0%
7.0%
8.0%
9.0%
10.0%
青森
高知
秋田
鹿児島
島根
岡山
香川
茨城
岩手
熊本
山口
佐賀
宮崎
広島
福島
三重
長崎
大分
群馬
福岡
宮城
愛媛
北海道
徳島
沖縄
富山
埼玉
長野
和歌山
全国
神奈川
福井
千葉
静岡
鳥取
愛知
山梨
栃木
兵庫
石川
山形
東京
奈良
新潟
滋賀
大阪
岐阜
京都
39
【参考】空腹時血糖リスク保有率の全国比較(平成28年度)
※空腹時血糖は代謝リスクを判定する際の基準として用いられていますので、参考資料として掲載しています。 空腹時血糖リスク保有率について、山口支部は男女とも高い水準にあります。
男性
女性
山口支部 19.34%
全国 17.21%
山口支部 7.98%
全国 6.90%
40
Ⅴ.山口支部健診結果データの県内での比較
41
代謝リスク保有率の二次医療圏別比較(平成28年度)
男女とも、萩圏・長門圏が比較的高く、周南圏が低い傾向にあります。「Ⅳ.山口支部健診結果データの全国との比較」において、全国平均との差が顕著であった55歳以降の男性に限って見ると下関圏も高くなっています。
男性
女性
25.1%
22.1% 21.7% 21.7% 21.1%
20.4%
19.1%
16.9% 16.5%
10.0%
12.0%
14.0%
16.0%
18.0%
20.0%
22.0%
24.0%
26.0%
萩 宇部・小野田 長門 下関 山口・防府 山口県平均 岩国 柳井 周南
11.1% 10.9%
9.9% 9.6%
9.0% 8.9%
8.2%
7.1% 6.9%
5.0%
6.0%
7.0%
8.0%
9.0%
10.0%
11.0%
12.0%
萩 長門 下関 宇部・小野田 柳井 山口県平均 山口・防府 周南 岩国
42
代謝リスク保有率の年齢階級別二次医療圏比較(平成28年度) 山口支部内の男性の55歳以降に焦点を当てた年齢階級(※65~74歳は件数が少ないため合算)ごとの代謝リスク保有率の推移について、主立った地域を抜粋して示しています。県内で最もリスク保有率が高かった萩圏は65歳以降でリスク保有率が下がっていますが、概ね各年代とも高くなっています。最もリスク保有率が低かった周南圏は各年代とも低い結果となっていますが、65歳以降では県平均に迫るほどの上昇が見られます。 下関圏については54歳未満では平均並みでしたが、55歳以降から徐々にリスク保有率が上昇していき、65歳以降では県内で最もリスク保有率が高くなっています。
5%
10%
15%
20%
25%
30%
35%
40%
45%
35~54歳 55~59歳 60~64歳 65~74歳
山口県平均
萩
周南
下関
43
血圧リスク保有率の二次医療圏別比較(平成28年度)
男女とも、柳井圏が比較的高く、山口防府圏が低い傾向にあります。 「Ⅳ.山口支部健診結果データの全国との比較」において、全国平均との差が顕著であった65歳以降の男性、 60歳以降に限って見ると、男性では萩圏、女性では周南圏が高くなっています。
男性
女性
56.2%
54.7%
53.4% 53.0% 52.2% 51.8% 51.7% 51.6%
50.2%
40.0%
42.0%
44.0%
46.0%
48.0%
50.0%
52.0%
54.0%
56.0%
58.0%
柳井 岩国 萩 周南 山口県平均 宇部・小野田 長門 下関 山口・防府
40.3%
38.2% 37.2%
36.4% 36.4% 36.4% 35.7% 34.6%
32.9%
20.0%
25.0%
30.0%
35.0%
40.0%
45.0%
柳井 長門 萩 下関 岩国 宇部・小野田 山口県平均 周南 山口・防府
44
血圧リスク保有率の年齢階級別二次医療圏比較(平成28年度)
山口支部内の男性の55歳以降に焦点を当てた年齢階級(※65~74歳は件数が少ないため合算)ごとの血圧リスク保有率の推移について、主立った地域を抜粋して示しています。県内で最もリスク保有率が高かった柳井圏ですが、65歳以降では平均並みのリスク保有率となっています。最もリスク保有率が低かった山口・防府圏は各年代とも低い結果となっています。 萩圏については54歳未満では平均以下でしたが、55歳以降では平均を上回るほど上昇し、65歳以降では県内で最もリスク保有率が高くなっています。
35%
40%
45%
50%
55%
60%
65%
70%
75%
80%
85%
35-54 55-59 60-64 65-74
山口県平均
柳井
山口・防府
萩
45
血圧リスク保有率の年齢階級別二次医療圏比較(平成28年度) 山口支部内の女性の55歳以降に焦点を当てた年齢階級(※65~74歳は件数が少ないため合算)ごとの血圧リスク保有率の推移について、主立った地域を抜粋して示しています。県内で最もリスク保有率が高かった柳井圏は各年代とも高くなっています。最もリスク保有率が低かった山口・防府圏は各年代とも低い結果となっています。 周南圏については54歳未満では平均並みであったリスク保有率が65歳以降で大幅に上昇し、県内で最もリスク保有率が高くなっています。
20%
30%
40%
50%
60%
70%
35~54歳 55~59歳 60~64歳 65~74歳
山口県平均
柳井
山口・防府
周南
46
代謝リスク保有率の市町別比較(平成28年度)
男女とも、萩市、長門市が比較的高く、周南市、下松市が低い傾向にあります。熊毛郡上関町は男性では最も低いですが、女性では最も高くなっています。
男性
女性
25.7% 25.2%
22.7% 22.2% 21.8% 21.7% 21.7% 21.6% 20.4%
19.7% 19.2% 18.3%
17.6% 17.5% 17.1% 16.7% 16.2% 16.1% 15.1%
11.8%
5.0%
10.0%
15.0%
20.0%
25.0%
30.0%
美祢市
萩市
阿武郡阿武町
山陽小野田市
山口市
長門市
下関市
宇部市
山口県全体
防府市
岩国市
大島郡周防大島町
柳井市
光市
玖珂郡和木町
周南市
熊毛郡平生町
熊毛郡田布施町
下松市
熊毛郡上関町
18.8%
11.4% 11.0% 10.9% 10.8% 10.7%
9.9% 9.5%
8.9% 8.8% 8.6% 8.4% 8.0% 8.0% 8.0% 7.9% 7.8%
6.9% 6.9% 6.6%
5.0%
10.0%
15.0%
20.0%
熊毛郡上関町
阿武郡阿武町
萩市
長門市
山陽小野田市
大島郡周防大島町
下関市
宇部市
山口県全体
防府市
熊毛郡平生町
柳井市
美祢市
光市
玖珂郡和木町
山口市
熊毛郡田布施町
周南市
岩国市
下松市
45
血圧リスク保有率の市町別比較(平成28年度)
男女とも、上関町、周防大島町、平生町が比較的高く、山口市が低い傾向にあります。
男性
女性
60.0% 58.6%
57.8% 56.6% 56.3%
54.8% 54.5% 53.8% 53.7% 52.7% 52.3% 52.2% 51.8% 51.7% 51.6%
50.4% 50.0% 49.9% 49.8%
46.7%
40.0%
45.0%
50.0%
55.0%
60.0%
65.0%
熊毛郡上関町
熊毛郡平生町
大島郡周防大島町
美祢市
柳井市
岩国市
光市
萩市
周南市
熊毛郡田布施町
玖珂郡和木町
山口県全体
宇部市
長門市
下関市
防府市
山口市
山陽小野田市
下松市
阿武郡阿武町
53.1%
43.1%
40.3% 39.0% 38.2% 37.9% 37.9% 37.5%
36.4% 36.4% 36.4% 36.0% 36.0% 35.7% 34.9% 34.6% 34.0% 33.5%
32.6% 32.4%
20.0%
25.0%
30.0%
35.0%
40.0%
45.0%
50.0%
55.0%
熊毛郡上関町
大島郡周防大島町
柳井市
熊毛郡平生町
長門市
熊毛郡田布施町
美祢市
萩市
下関市
岩国市
山陽小野田市
宇部市
玖珂郡和木町
山口県全体
下松市
周南市
光市
防府市
山口市
阿武郡阿武町