NTT東日本・西日本における光回線の 卸売サービスの提供状 …という。)(以下「ntt東西」という。)が提供している光回線の卸売サービス(以下「サービス卸」という。)については、料金その
平成26年度 システムデザイン研究科 システムデザイン専攻 博士 …...
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平成26年度 システムデザイン研究科 システムデザイン専攻 博士前期課程科目配当表
*非常勤講師、連携大学院教授
◎必修○選択 必修 前 後
△ 環境システム制御特論 T013 2 2 本年度開講せず -
ディジタル制御理論特論 T006 2 2 森泰親 31
アドバンスト制御工学特論 T008 2 2 児島晃 32
ユビキタスロボティクス特論 T010 2 2 和田一義 33
ライフサイクルデザイン特論 T001 2 2 下村芳樹 34
ロボット知能特論 T007 2 2 久保田直行 35
ロボットシステムデザイン特論 T003 2 2 武居直行 36
生体計測・信号処理特論 T004 2 2 関原謙介 37
人間の情報処理特論 T011 2 2 *見崎大悟 *籾山真人 38
バーチャルリアリティ特論 T005 2 2 *佐藤誠 39
バイオメカニクス特論 T326 2 2 藤江裕道 40
△ マイクロシステム特論 T002 2 2 本年度開講せず -
表面工学特論 T325 2 2 諸貫信行 41
ナノ構造・環境調和デバイス特論 T009 2 2 菅原宏治 42
マイクロ機能デバイス特論 T012 2 2 楊明 43
表面構造材料特論 T273 2 2 金子新 44
ヒューマンメカトロニクスシステム演習Ⅰ T014 ◎ 2 2 全教員 45
ヒューマンメカトロニクスシステム演習Ⅱ T015 ◎ 2 2 全教員 45
ヒューマンメカトロニクスシステム演習Ⅲ T016 ◎ 2 2 全教員 46
ヒューマンメカトロニクスシステム演習Ⅳ T017 ◎ 2 2 全教員 46
△:本年度開講せず ◆:隔年開講
開設期授業コード 単位数科 目 名課程 学域名
博士前期課程
ヒ
ュー
マンメカトロニクスシステム学域
※ ヒューマンメカトロニクスシステム演習Ⅰ~Ⅳは、平成23年度以前の知的システム制御演習Ⅰ~Ⅳ,知的システムデザイン演習Ⅰ~Ⅳ,生体システム工学演習Ⅰ~Ⅳ,機能デバイス演習Ⅰ~Ⅳを統合・名称変更した科目である。
ページ今年度担当者
※演習Ⅰ~Ⅳは、Ⅰから順番に履修し、各期に2科目以上登録しないこと。 (例えば前期にⅠとⅡの2科目を登録してはいけない。)
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ヒューマンメカトロニクスシステム
学域名 ヒューマンメカトロニクスシステム学域 英語表記 (授業コード)
T006 ディジタル制御理論特論 Digital Control Theory
日野キャンパス 前期 2 単位
担当教員 森 泰親
授業概要 ①授業方針・テーマ ディジタル制御系係る基礎と設計理論をわかりやすく講義する。
②習得できる知識
・能力や授業の
目的・到達目標
1.制御装置をディジタルコンピュータで実現するときに必要不可欠となるディジタル制御の設計法
を習得する。 2.実践に役立つ知識と技術を得る。
③授業計画・内容 1.ディジタル制御系の構成 2.Z変換、パルス伝達関数 3.複素平面上での極の位置と時間応答 4.連続時間システムと離散時間システムの極の対応 5.確率の基礎 6.最小2乗法 7. ARMA モデル 8.最小分散制御
④テキスト
・参考書等
テキスト: 森 泰親著 『演習で学ぶディジタル制御』 (森北出版)
⑤成績評価方法 定期試験70%、出席30%
⑥特記事項 オフィスアワー: 金曜日 9::30~1200 メールアドレス: [email protected]
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学域名 ヒューマンメカトロニクスシステム学域 英語表記 (授業コード)
T008 アドバンスト制御工学特論 Advance Control Theory
日野キャンパス 後期 2 単位
担当教員 児島 晃
授業概要 ①授業方針・テーマ 制御工学の主要な役割は,対象の数理的な解析から制御系が達成できる性能を明らかにし,制御則の
具体的な構成法を与えることにある.そして現代的な手法では,これらの枠組みの中で制御対象の不
確かさをも克服することが可能になってきた。本講義では,線形制御系の設計問題を中心に,現代制
御論のまとめを行ない,ロバスト制御,H∞制御など産業界で多くの応用事例が報告されている制御法
を解説する.また,予測制御の考え方を紹介し,アドバンスト制御の基本的な成果を幅広い視点で適
用するいくつかの手法を述べる.
②習得できる知識
・能力や授業の
目的・到達目標
H∞制御の基本的な考え方とそのロバスト制御への適用法を学ぶことができる.また,代表的な制御
系設計のプロセスを理解することができる.
③授業計画・内容 予定の講義内容は,以下の項目に纏められる.またこれらの計画は,演習時の理解度を測りながら進
度を調節する. 1.線形システムの性質:可制御性(可安定性),可観測性(可検出性),リアプノフ方程式の性質 2.線形システムの制御:最適レギュレータ問題とリッカチ方程式の性質,オブザーバの構成 3.状態予測制御の考え方 (最適レギュレータ,オブザーバとの対応) 4.制御性能とロバスト安定性:感度,相補感度,スモールゲイン定理,H∞ノルム 5.H∞制御:典型的な制御問題と対応する H∞制御の関係,H∞制御問題の解法
④テキスト
・参考書等
参考文献は,各項目ごとに講義中に解説する.古典制御(伝達関数を用いたアプローチ),現代制御論
(状態空間におけるアプローチ)の入門的な部分を,学部等で履修していることが望ましい.
⑤成績評価方法 レポート(70%),出席(30%),講義内容の理解度をレポートにより評価する.また,出席の評価に
は,講義中の質疑,小テスト等が含まれる.
⑥特記事項 オフィスアワー・連絡先は,講義のはじめに説明する.
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ヒューマンメカトロニクスシステム
学域名 ヒューマンメカトロニクスシステム学域 英語表記 (授業コード)
T010 ユビキタスロボティクス特論 Ubiquitous Robotics
日野キャンパス 前期 2 単位
担当教員 和田 一義
授業概要 ①授業方針・テーマ ロボットシステムのソフトウェア開発について実践を通して学ぶ
②習得できる知識
・能力や授業の
目的・到達目標
ロボットシステムのソフトウェア開発におけるモデルベース設計・開発の手法を解説する.UML(Unified Modeling Language)に基づくシステムの要求分析,機能設計,ロボット用の標準ソフト
ウェアである RT ミドルウェアを用いた,再利用性の高い制御ソフトウェアモジュールの構築を実践
を通し体感する.
③授業計画・内容 1.RT ミドルウェアの概要 2.UML を用いたロボットのモデリング−構造設計− 3.UML を用いたロボットのモデリング−振る舞い設計− 4.ロボットシステムと様々な RT コンポーネント群 5.RT ミドルウェアを用いたロボットシステム構築実践
④テキスト
・参考書等
【参考書等】 1.「UML と RT ミドルウェアによるモデルベースロボットシステム開発」,水川・坂本・大原,オー
ム社
⑤成績評価方法 演習(50%),出席(40%),その他(10%) [説明] 出席状況,ゼミ発表,ゼミ中の議論内容から総合的に判断する.
⑥特記事項 1.実践においてノートパソコン(Windows),USB カメラを持参頂きたい.
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学域名 ヒューマンメカトロニクスシステム学域 英語表記 (授業コード)
T001 ライフサイクルデザイン特論 Life-cycle Design
日野キャンパス 前期 2 単位
担当教員 下村 芳樹
授業概要 ①授業方針・テーマ 持続可能社会構築のための鍵として近年注目を集めているサービス工学、および Product-Service
System 設計技術の応用側面に焦点を当てた講義を行う.
②習得できる知識
・能力や授業の
目的・到達目標
地球規模の環境問題の発生は,人工物の在り方自体に大きな変革を要求しており,製造から廃棄に至
る人工物ライフサイクル全般の閉ループ化を図ることは,我々工学・技術に携わる者にとっての急務
である.本講義では,人工物ライフサイクルの閉ループ化において,従来以上に大きな役割を担うこ
とが予見されるサービス工学を,主に顧客価値分析と実現構造設計の観点から解説する.サービスに
対する科学的・工学的方法の適用においては,設計,製造,運用,保守,廃棄にいたるサービスのラ
イフサイクル全体を従来の物理製品のそれと同様に統合的にとらえて行う必要があるが,本講義では,
その基本思想であるサービス工学の概論について紹介し,これを支えるペルソナ表現論,顧客価値分
析技術,サービス設計論,サービス評価手法,創造的設計手法などについて解説する.また,本講義
では単なる座学としてのサービス工学紹介に終わるのではなく,サービス設計テンプレートと呼ばれ
るサービス CAD システムのフロントエンドツールを用いた演習を行なうことにより,今後の高付加価
値サービス開発の実践的手法を体感する.
③授業計画・内容 第 1 回:サービス工学、Product-Service System(PSS)の概要 第 2 回:PSS 設計論 第 3 回:サービス設計テンプレートによる性格・思考分析(1) 第 4 回:サービス設計テンプレートによる性格・思考分析(2) 第 5 回:サービス設計テンプレートによるサービス受給脚本分析(1) 第 6 回:サービス設計テンプレートによるサービス受給脚本分析(2) 第 7 回:サービス設計テンプレートによるサービスキーワード分析(1) 第 8 回:サービス設計テンプレートによるサービスキーワード分析(2) 第 9 回:サービス設計テンプレートによる顧客価値分析(1) 第 10 回:サービス設計テンプレートによる顧客価値分析(2) 第 11 回:サービス設計の実践(1) 第 12 回:サービス設計の実践(2) 第 13 回:サービス設計の実践(3) 第 14 回:PSS 理念学習用エデュテインメントツール「EDIPS」体験(1) 第 15 回:PSS 理念学習用エデュテインメントツール「EDIPS」体験(2)
④テキスト
・参考書等
1.必要に応じ,文献,資料を配布する.
⑤成績評価方法 演習(50%),出席(40%),その他(10%) [説明] 出席状況,ゼミ発表,ゼミ中の議論内容から総合的に判断する
⑥特記事項 【キーワード】 持続可能社会,サービス工学,Product-Service System 【連絡事項・オフィスアワーなど】 質問がある場合は,各回の講義終了時に直接に質問して下さい.
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ヒューマンメカトロニクスシステム
学域名 ヒューマンメカトロニクスシステム学域 英語表記 (授業コード)
T007 ロボット知能特論 Robotic Intelligence
日野キャンパス 前期 2 単位
担当教員 久保田 直行
授業概要 ①授業方針・テーマ ロボット工学の分野で議論されている知能をについて多角的な観点から講述する。
②習得できる知識
・能力や授業の
目的・到達目標
様々な環境条件で行動するロボットの知能化に関する基礎理論と知能化の方法論を習得するととも
に,脳科学や心理学との関連、哲学的背景を理解し,様々な観点からロボットの知能化技術の設計が
行える能力の養成を目的とする.
③授業計画・内容 1.ロボットの知能化 2.古典的人工知能 3.経路計画と軌道計画 4.タスク計画 5.フレーム問題 6.行動に基づくロボット 7.生態心理学と知覚システム 8.脳科学と学習(1) 9.脳科学と学習(2) 10.脳科学と学習(3) 11.強化学習 12.進化的ロボティクス 13.自律分散ロボット 14.人間とのコミュニケーション
④テキスト
・参考書等
講義中に別途、指示する
⑤成績評価方法 レポート(40%),出席(60%)
⑥特記事項 【オフィスアワー】 質問がある場合は事前に連絡の上,研究室(日野キャンパス 1-259)を訪ねてください. 連絡先: 電話:042-585-8441, e-mail: [email protected]
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学域名 ヒューマンメカトロニクスシステム学域 英語表記 (授業コード)
T003 ロボットシステムデザイン特論 Robotic System Design
日野キャンパス 前期 2 単位
担当教員 武居 直行
授業概要 ①授業方針・テーマ マニピュレータ(アームロボット),車輪移動ロボットなどのロボットシステムの開発のために必要な,
機構・センサ・アクチュエータの種類・特徴・選定法などを修得する.さらに,ロボットシステムを
自由に操るための制御技術を学修する.
②習得できる知識
・能力や授業の
目的・到達目標
マニピュレータ,車輪移動ロボットシステムなどの構成種類・特徴,ロボットの機構・センサ・アク
チュエータの知識・選定法,制御技術などの知識・考え方を修得することを目的とする.
③授業計画・内容 ・ロボット・メカトロニクスの機構・センサ・アクチュエータの概要 ・機構・センサ・アクチュエータの選定・設計 ・サーボモータの原理・回路・動作方法 ・ロボットアームの運動学・静力学・動力学 ・ロボットアームの位置制御・軌道制御・力制御・インピーダンス制御 ・パワーアシスト制御・人間協調制御技術 などをテーマに講義する.
④テキスト
・参考書等
特に定めない.講義中に別途紹介する.
⑤成績評価方法 レポート・プレゼンテーション(40%),期末試験(40%),出席・授業態度(20%)
⑥特記事項 履修に当たり,下記の要件を満たすこと. ・学部で開講されている機構学,ロボット運動学,電子・電気回路の基礎知識を理解していること.
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ヒューマンメカトロニクスシステム
学域名 ヒューマンメカトロニクスシステム学域 英語表記 (授業コード)
T004 生体計測・信号処理特論 Biosignal processing
日野キャンパス 前期 2 単位
担当教員 関原 謙介
授業概要 ①授業方針・テーマ ノイズに埋もれた計測から意味のある情報を抽出するための統計手法,データ処理,統計的信号処理
の基礎を学習する.学習に際しては,ともすれば難解な数学理論が実世界の問題を解決するのにどの
ように用いられるかが理解できるようにする.
②習得できる知識
・能力や授業の
目的・到達目標
1.生体の活動によって生じる信号から生体の活動や機能を計測する手法を,信号処理や統計的な推
定手法,特にベイズ推定法を中心として解説する.
③授業計画・内容 1.統計・確率論の基礎:確率変数と分布 2.統計・確率論の基礎:期待値と分散 3.統計・確率論の基礎:正規分布,中心極限定理 4.最尤推定法と最小二乗法 5.ベイズ定理とベイズ統計学基礎 6.ベイズ線形モデルと事後分布の求め方 7.超パラメターの推定と階層ベイズ法 8.EM アルゴリズム 9.変分ベイズ法 10.ベイズ因子分析
④テキスト
・参考書等
教科書として「統計的信号処理」(共立出版)を用いる.
⑤成績評価方法 レポート(50%),出席(50%),ただし状況によっては試験による評価も追加する.
⑥特記事項 統計・確率,線形代数などの基礎的知識を必要とする.
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学域名 ヒューマンメカトロニクスシステム学域 英語表記 (授業コード)
T011 人間の情報処理特論 Human Information Processing
日野キャンパス 冬季集中 2 単位
担当教員 見崎 大悟・籾山 真人
授業概要 ①授業方針・テーマ 物理的なものから心理的なものまでの広い範囲で、人間が外界からの入力に基づいて様々な行動を起
こす際には内部で高度な情報処理を行っている。これらの情報処理の問題をその感覚的受容の過程か
らパターン認識、記憶、言語および推理などの高次の過程まで一貫して情報の流れを追いながら、人
間の行っている知的な活動の一環を考える。さらに、それらの知的な情報処理を人間の情報処理とコ
ンピュターの情報処理との対比を明確にしながら解説し、人間の優れた情報処理能力をより深く理解
し、工学への応用に役立てることを目的とする。
②習得できる知識
・能力や授業の
目的・到達目標
人間の情報処理の視点からの「よい製品設計とは何か?」ということを議論の中心におき、主には設
計工学の感性に関する側面についての習得を目的とした講義を実施する.
③授業計画・内容 エンジニアの使命のひとつは、良い製品を世の中に提供することである.ここで良い製品とは何かを
考えると、 ①性能 ②機能 ③信頼性 ④適合性 ⑤耐久性 ⑥サービス性 ⑦美しさ ⑧知覚品質 の8つの側面がある.これまでの、機械系大学での設計教育は、主には機械要素の設計等の詳細設計
や製図の授業が重視されており、最後の2つは個人な主観的な側面もあり、あまり教育が実施されて
こなかった.しかし、21世紀になり産業構造の変化もあり、他の製品との差別化をはかるためには、
エンジニアは後者の2つの側面についても学ぶ必要がでてきた.それらを一部,実習も含めて講義を
進めていく. 1 製品と品質 2 品質向上を妨げるもの 3 人間の情報処理の基礎 4 製品のヒューマンフィット
④テキスト
・参考書等
【参考書等】 1.「人間の情報処理」、D.ルーメハート著、サイエンス社 1991 2.「人工知能と人間」、長尾真著、岩波新書 1992
⑤成績評価方法 試験は行なっていない。授業を通して行われる対話、数度のレポート、プレゼンテーションおよび出
席を総合して評価する
⑥特記事項
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ヒューマンメカトロニクスシステム
学域名 ヒューマンメカトロニクスシステム学域 英語表記 (授業コード)
T005 バーチャルリアリティ特論 Virtual Reality
日野キャンパス 後期 2 単位
担当教員 佐藤 誠
授業概要 ①授業方針・テーマ 本授業ではバーチャルリアリティ技術を中心とした先端ヒューマンインターフェースについて講義を
行う.バーチャルリアリティは,コンピュータが作り出した世界の中で人間が活動することを可能とす
る技術であり,人間の活動領域を格段に拡張する新技術である.フロンティア世界としてのバーチャ
ルリアリティに対する理解を深めさせ,将来の情報環境の設計者としての素養を修得させる.
②習得できる知識
・能力や授業の
目的・到達目標
先端的ヒューマンインタフェース技術の1つであるバーチャルリアリティについて学修する. 本技術の基本概念とその実現手法,および関連するヒューマンインタフェース技術について理解し,
新たな技術開発のための基礎知識とすることを目的とする.
③授業計画・内容 バーチャルリアリティの基礎概念と手法だけでなく,関連する分野を含めた全般的ヒューマンインタ
フェースの領域に言及する.これまでに発表された重要なシステムや最新の研究などについて議論し,
その内容を理解する. バーチャルリアリティ技術のほかに,ヒューマンコンピュータインタラクション技術,ビジュアライ
ゼーション技術,ミックストリアリティ技術,ウェアラブルコンピューティング技術,ユビキタスコ
ンピューティング技術,拡張認知インタフェース技術,超臨場感技術などを対象とする.
④テキスト
・参考書等
【参考書等】 バーチャルリアリティ学(コロナ社)など
⑤成績評価方法 (予定)期末試験(約60%),中間試験・演習課題(約30%),出席(約10%) (本年度は,例外的に非常勤講師が担当するため,講義の最初に指示する.)
⑥特記事項 H26 年度は,後期に開講する.また,本年度に限り,非常勤講師として,東京工業大学の佐藤 誠 教
授が担当する.
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学域名 ヒューマンメカトロニクスシステム学域 英語表記 (授業コード)
T326 バイオメカニクス特論 Biomechanics
日野キャンパス 前期 2 単位
担当教員 藤江 裕道
授業概要 ①授業方針・テーマ バイオメカニクスに関する最先端研究を紹介しつつ,材料力学に関わる話題(生体組織・器官の力学
解析),トライボロジに関わる話題(生体関節・人工関節のバイオトライボロジ),機械力学に関わる
話題(歩行解析と義足),および材料科学に関わる話題(細胞・組織再生工学)を提供し,それぞれに
ついて学ぶ.
②習得できる知識
・能力や授業の
目的・到達目標
最新医療を工学面から支えるバイオメカニクスの概要,方法論,および応用について解説する.また,
人工臓器として最も手術数の多い人工関節を題材にし,バイオトライボロジーや生体材料についても
触れる.
③授業計画・内容 以下について,最先端研究を紹介しつつ,解説を行う. ・バイオメカニクスの歴史と概要 ・材料力学に関わる話題 ・トライボロジーに関わる話題 ・機械力学に関わる話題 ・材料科学に関わる話題
④テキスト
・参考書等
講義中に紹介する.
⑤成績評価方法 試験(50%),レポート(50%)
⑥特記事項 特になし.
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ヒューマンメカトロニクスシステム
学域名 ヒューマンメカトロニクスシステム学域 英語表記 (授業コード)
T325 表面工学特論 Surface engineering
日野キャンパス 前期 2 単位
担当教員 諸貫 信行
授業概要 ①授業方針・テーマ 固体表面に設けた微細構造により摩擦,濡れ,光学等の特性を種々調整することができ,自然界に学
ぶべき点も多い.各種機能の人工的な実現・応用に向けた理論や技術を学ぶ.
②習得できる知識
・能力や授業の
目的・到達目標
各種表面機能の工学的実現を最終目的に,表面の定義から機能の評価に至る諸課題への理解を深める
とともに,その機能を設計するための考え方を学ぶ.
③授業計画・内容 1.自然界に見る表面機能(濡れ,摩擦,光学機能) 2.表面機能の基礎理論(表面とは何か,濡れ,摩擦,光学理論) 3.機能表面の設計 4.機能表面製造プロセス(トップダウンプロセスとボトムアッププロセス) 5.表面機能の応用事例
④テキスト
・参考書等
【参考書等】 諸貫編著,微細構造から考える表面機能,森北出版
⑤成績評価方法 試験(約 60%),レポート(約 20%),出席(約 20%) 出席確認を含めた小テストを毎回行い,出席点とする
⑥特記事項 企業見学を含める場合がある
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学域名 ヒューマンメカトロニクスシステム学域 英語表記 (授業コード)
T009 ナノ構造・環境調和デバイス特論
Nanostructured Materials and Devices
for Sustainable Technology
日野キャンパス 前期 2 単位
担当教員 菅原 宏治
授業概要 ①授業方針・テーマ ナノ構造半導体物質の電磁気物性、および、ナノ構造 電子・光デバイスの動作原理を解説する。
いわゆる環境・エネルギー問題の論点と電子産業の動向を解説する。
②習得できる知識
・能力や授業の
目的・到達目標
1.ナノ構造物質の電磁気物性、および、ナノ構造 電子・光デバイスの動作原理を理解し、使える知
識として体得する。 2.環境・エネルギー問題の論点と電子産業の動向を知る。
③授業計画・内容 1.背景となる物理学・化学の枠組み 2.ナノ構造物質の電磁気物性 (エネルギーバンド構造, 電子統計, 電気伝導, 電子状態間遷移, 低次
元電子系材料, 超伝導) 3.ナノ構造デバイスの動作原理 (異種物質界面, キャリア移動, 熱電変換素子, 電気伝導素子, 発
光・光吸収素子) 4.電子産業の動向、注目すべき材料技術
④テキスト
・参考書等
【参考書】 (仮)シリサイド系半導体関連物質の科学と技術, オーム社, 刊行予定 青柳他, 基礎からわかるナノデバイス, コロナ社 (2011); 松本哲, 半導体デバイスの基礎, 培風館 (2003); 樋口英世, 例題で学ぶ半導体デバイス入門, 森北出版 (2010). そのほか、講義中に紹介する。
⑤成績評価方法 理系大学教養レベルの物理学 (特に電磁気学、量子論初歩)および化学 (特に化学結合論) の知識を、前
提として要求する。 素子製造や材料評価に関する手法は深く取り扱わないので、材料・加工・計測分野各教員の講義を参
照せよ。 受講生との対話形式で授業を進める。試験は行わない。 各回試問への応答 (約 60%), 課題提出 (約 40%)。これらの総合評価により評点を決める。
⑥特記事項 オフィスアワーは,講義のはじめに説明する. 教員連絡先 [email protected]
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ヒューマンメカトロニクスシステム
学域名 ヒューマンメカトロニクスシステム学域 英語表記 (授業コード)
T012 マイクロ機能デバイス特論
Fabrication and Evaluation for Micro
Devices
日野キャンパス 後期 2 単位
担当教員 楊 明
授業概要 ①授業方針・テーマ 微小電子機械システム(MEMS)技術関連世界動向,設計・製造方法,最新研究事例などについて解説
し,さらに学生による調査とプレゼンテーションを行うことにより,その理解を深化する.
②習得できる知識
・能力や授業の
目的・到達目標
MEMS 関連技術動向,マイクロ加速度センサーやマイクロ生化学分析システムなどの具体的な事例の
設計・製造技術関連特許などの調査・分析,さらに最新研究事例に関する調査・分析を通じて,マイ
クロ機能デバイスの研究開発技能を学ぶ.
③授業計画・内容 1. ナノテク(ナノ材料,ナノ加工,ナノ計測)の概論と市場性及び世界動向について講義する. 2. MEMS 応用事例及び関連特許について調査し,設計・構造および製造方法などについて分析・
評価する. 3. 最新 MEMS 研究事例(Bio-MEMS,DDS,マイクロ健康診断システム)について調査・分析す
る.
④テキスト
・参考書等
教科書は指定せず.適宜資料を配布する.
⑤成績評価方法 レポート(80%),出席(20%) [説明] 出席をチェックするとともに,各授業内容について計3回のレポートを課し,総合評価により評点を
決める.
⑥特記事項
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学域名 ヒューマンメカトロニクスシステム学域 英語表記 (授業コード)
T273 表面構造材料特論 Surface structures and materials
日野キャンパス 前期 2 単位
担当教員 金子 新
授業概要 ①授業方針・テーマ マイクロ・ナノデバイスの作製・機能に関わる表面や材料の基礎を解説する.
②習得できる知識
・能力や授業の
目的・到達目標
大型フラットパネルディスプレイから車載用の小型センサーまで,先端的なデバイスではマイクロ/
ナノメートルレベルでの表面構造(幾何形状と組成)の設計や製作が求められている.本講義では,
材料,表面,ナノ材料,および分析技術の基礎について解説する.
③授業計画・内容 以下の項目 1~9 について,各項目 1~2 回で講義を行う. 1.先端デバイスにおける表面構造 2.材料の基礎(1):機械材料 3.材料の基礎(2):固相形成(結晶成長)と自由エネルギ 4.材料の基礎(3):電子材料,光学材料,高分子 5.表面の基礎(1):表面自由エネルギ,界面活性剤 6.表面の基礎(2):ナノ材料と自己組織化 7.表面の基礎(3):表面拡散と活性化エネルギ 8.分析技術の基礎(1)(XPS,AES) 9.分析技術の基礎(2)(EPMA,SPM)
④テキスト
・参考書等
毎回,講義資料を配布する.
⑤成績評価方法 レポート(70%),出席(20%),その他(20%) (注)その他とは,課題発表(プレゼンテーション)や授業中の小テストなど
⑥特記事項 特になし
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ヒューマンメカトロニクスシステム
学域名 ヒューマンメカトロニクスシステム学域 英語表記 (授業コード)
T014
T015
ヒューマンメカトロニクス
システム演習Ⅰ・Ⅱ
Masters Seminar in Human Mechatronics
Systems Ⅰ・Ⅱ
日野キャンパス 前期・後期 各2単位
担当教員 全教員
授業概要 ①授業方針・テーマ 指導教授の指導にもとづき,実験・演習,論文執筆,プレゼンテーションを行う.
②習得できる知識
・能力や授業の
目的・到達目標
演習を通じて,ヒューマンメカトロニクスシステムに関する理解を深めることを目的とする.
③授業計画・内容 専門分野とその周辺領域の文献調査を行い,幅広い専門知識を習得させることと共に,修士論文作成
のための研究指導を行う
④テキスト
・参考書等
特に定めない.必要に応じプリント等を配布する.
⑤成績評価方法 出席状況,ゼミ発表,口頭試問の内容を総合的に判断する.
⑥特記事項 1. 公開期末評価を実施し、評価委員による総合評価を行う。
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学域名 ヒューマンメカトロニクスシステム学域 英語表記 (授業コード)
T016
T017
ヒューマンメカトロニクス
システム演習Ⅲ・Ⅳ
Masters Seminar in Human Mechatronics
Systems Ⅲ・Ⅳ
日野キャンパス 前期・後期 各2単位
担当教員 全教員
授業概要 ①授業方針・テーマ 指導教授の指導にもとづき,実験・演習,論文執筆,プレゼンテーションを行う.
②習得できる知識
・能力や授業の
目的・到達目標
演習を通じて,ヒューマンメカトロニクスシステムに関する理解を深めることを目的とする.
③授業計画・内容 専門分野とその周辺領域の文献調査を行い,幅広い専門知識を習得させることと共に,修士論文作成
のための研究指導を行う
④テキスト
・参考書等
特に定めない.必要に応じプリント等を配布する.
⑤成績評価方法 出席状況,ゼミ発表,口頭試問の内容を総合的に判断する.
⑥特記事項 1. 公開期末評価を実施し、評価委員による総合評価を行う。 2. 後期の公開期末評価は、修士学位審査会として同時に実施する。
− 118 − − 119 −
平成26年度 システムデザイン研究科 システムデザイン専攻 博士後期課程科目配当表
*非常勤講師、連携大学院教授
◎必修○選択 必修 前 後
ヒューマンメカトロニクスシステム特別講義 T119 2 2 全教員 124
ヒューマンメカトロニクスシステム特別研究Ⅰ T107 ◎ 3 3 全教員 125
ヒューマンメカトロニクスシステム特別研究Ⅱ T108 ◎ 3 3 全教員 125
ヒューマンメカトロニクスシステム特別研究Ⅲ T109 ◎ 3 3 全教員 126
ヒューマンメカトロニクスシステム特別研究Ⅳ T110 ◎ 3 3 全教員 126
ヒューマンメカトロニクスシステム特別研究Ⅴ T111 ◎ 3 3 全教員 127
ヒューマンメカトロニクスシステム特別研究Ⅵ T112 ◎ 3 3 全教員 127
△:本年度開講せず
単位数科 目 名開設期
授業コード課程 学域名
※ ヒューマンメカトロニクスシステム特別研究Ⅰ~Ⅵは、平成23年度以前の知的システム制御特別研究Ⅰ~Ⅵ,知的システムデザイン特別研究Ⅰ~Ⅵ,生体システム工学特別研究Ⅰ~Ⅵ,機能デバイス特別研究Ⅰ~Ⅵを統合・名称変更した科目である。
今年度担当者 ページ
※特別研究Ⅰ~Ⅵは、Ⅰから順番に履修し、各期に2科目以上登録しないこと。 (例えば前期にⅠとⅡの2科目を登録してはいけない。)
ヒ
ュー
マンメカトロニクスシステム学域
博士後期課程
− 124 − − 125 −
学域名 ヒューマンメカトロニクスシステム学域 英語表記 (授業コード)
T119
ヒューマンメカトロニクス
システム特別講義
Special Lecture of Human Mechatronics
Systems
日野キャンパス 後期 2 単位
担当教員 全教員
授業概要 ①授業方針・テーマ ヒューマンメカトロニクスシステムに関する最先端技術を理解する.
②習得できる知識
・能力や授業の
目的・到達目標
ヒューマンメカトロニクスシステムに関する最先端技術の理解を目的とする.
③授業計画・内容 ヒューマンメカトロニクスシステムに関する講述
④テキスト
・参考書等
特に定めない.必要に応じプリント等を配布
⑤成績評価方法 出席状況,レポート,試問等の内容を総合的に判断する.
⑥特記事項 特になし
− 124 − − 125 −
ヒューマンメカトロニクスシステム
学域名 ヒューマンメカトロニクスシステム学域 英語表記 (授業コード)
T107
T108
ヒューマンメカトロニクス
システム特別研究Ⅰ・Ⅱ
Doctoral Research in Human
Mechatronics Systems Ⅰ・Ⅱ
日野キャンパス 前期・後期 各3単位
担当教員 全教員
授業概要 ①授業方針・テーマ 指導教授の指導にもとづき,実験・演習,論文執筆,プレゼンテーションを行う.
②習得できる知識
・能力や授業の
目的・到達目標
実験・演習を通じて,ヒューマンメカトロニクスシステムに関する最先端技術の理解を深めることを
目的とする.
③授業計画・内容 専門分野とその周辺領域の文献を調査させ,専門的に高度な知識と共に,幅広い専門知識を習得する.
指導教員との討論を通じて,研究能力と問題提起・解決能力を培わせると共に,博士論文のための研
究指導を行う.
④テキスト
・参考書等
特に定めない.必要に応じプリント等を配布する.
⑤成績評価方法 出席状況,ゼミ発表,口頭試問の内容を総合的に判断する.
⑥特記事項 特になし
− 126 − − 127 −
学域名 ヒューマンメカトロニクスシステム学域 英語表記 (授業コード)
T109
T110
ヒューマンメカトロニクス
システム特別研究Ⅲ・Ⅳ
Doctoral Research in Human
Mechatronics Systems Ⅲ・Ⅳ
日野キャンパス 前期・後期 各3単位
担当教員 全教員
授業概要 ①授業方針・テーマ 指導教授の指導にもとづき,実験・演習,論文執筆,プレゼンテーションを行う.
②習得できる知識
・能力や授業の
目的・到達目標
実験・演習を通じて,ヒューマンメカトロニクスシステムに関する最先端技術の理解を深めることを
目的とする.
③授業計画・内容 専門分野とその周辺領域の文献を調査させ,専門的に高度な知識と共に,幅広い専門知識を習得する.
指導教員との討論を通じて,研究能力と問題提起・解決能力を培わせると共に,博士論文のための研
究指導を行う.
④テキスト
・参考書等
特に定めない.必要に応じプリント等を配布する.
⑤成績評価方法 出席状況,ゼミ発表,口頭試問の内容を総合的に判断する.
⑥特記事項 特になし
− 126 − − 127 −
ヒューマンメカトロニクスシステム
学域名 ヒューマンメカトロニクスシステム学域 英語表記 (授業コード)
T111
T112
ヒューマンメカトロニクス
システム特別研究Ⅴ・Ⅵ
Doctoral Research in Human
Mechatronics Systems Ⅴ・Ⅵ
日野キャンパス 前期・後期 各3単位
担当教員 全教員
授業概要 ①授業方針・テーマ 指導教授の指導にもとづき,実験・演習,論文執筆,プレゼンテーションを行う.
②習得できる知識
・能力や授業の
目的・到達目標
実験・演習を通じて,ヒューマンメカトロニクスシステムに関する最先端技術の理解を深めることを
目的とする.
③授業計画・内容 専門分野とその周辺領域の文献を調査させ,専門的に高度な知識と共に,幅広い専門知識を習得する.
指導教員との討論を通じて,研究能力と問題提起・解決能力を培わせると共に,博士論文のための研
究指導を行う.
④テキスト
・参考書等
特に定めない.必要に応じプリント等を配布する.
⑤成績評価方法 出席状況,ゼミ発表,口頭試問の内容を総合的に判断する.
⑥特記事項 特になし