2017.10.01 HITACHI JP1/Automatic Job …...SAP ジョブ4 ジョブ1 障害...
Transcript of 2017.10.01 HITACHI JP1/Automatic Job …...SAP ジョブ4 ジョブ1 障害...
Copyright © 2017 NEOAXIS Co., Ltd. All rights reserved.
HITACHI JP1/Automatic Job Management System 3 連携2017.10.01
Copyright © 2017 NEOAXIS Co., Ltd. All rights reserved.
目次
• Toolbox for JP1 製品概要
– Toolbox for JP1 製品構成
– ジョブ管理の概要
– JP1/AJS3 機能紹介
– Toolbox for JP1 ジョブの実行・登録について
• Toolbox for JP1で業務改善
– Toolbox for JP1 導入効果
Copyright © 2017 NEOAXIS Co., Ltd. All rights reserved.
Toolbox for
JP1
Toolbox for JP1 製品概要
• JP1ジョブ管理は、マルチプラットフォーム間で綿密なジョブの連携運用を可能にする製品です。
• Toolbox for JP1は、JP1ジョブ管理と連携しIBMi上で稼働します。
予定時刻に実行
前処理が終わったら実行
でもエラーだったらやらない
ファイルを受信したら実行
JOBは順番でも、並行でも実行可能
IBMiの集計が完了
FILEを転送してAIXで加工
日次、月次、夜間の実行
各サーバーのユーザー管理
カレンダーを登録
JOBスケジュールの予実管理
イベントアクション制御Manager / View
Agent
Agent Agent Agent
Job
Job Job
Job
Copyright © 2017 NEOAXIS Co., Ltd. All rights reserved.
Toolbox for JP1 製品構成
Toolbox for JP1使用時の製品構成例は,以下の通りとなります。
JP1/AJS3 - View JP1/AJS3 - Manager
JP1/Base
JP1/AJS3 - Agent
JP1/Base
Toolbox for JP1
IBM i
UNIX/PCサーバ UNIX/PCサーバPC
<IBM i (OS/400)製品>適用OS
・IBM i V6R1以降
<オープンシステム製品>前提プログラム
・JP1/Base・JP1/Automatic Job Management System 3- Manager
3
ジョブフローメンテナンス
スケジュール変更
ジョブ実行監視/制御
ステータス管理
ジョブ実行指示スケジュール管理
ジョブ実行
ジョブ実行
Copyright © 2017 NEOAXIS Co., Ltd. All rights reserved.
定義したジョブの実行スケジュールを作成します。ジョブの起動は、日付や曜日、時刻で指定する方法の他に、イベントの検出でも可能です。
サーバー上の実行オブジェクトと必要なパラメータを指定し、ジョブを定義します。
カレンダーには日曜、祝祭日とは別、に稼働日と休業日を設定します。これにより、「毎月10日に実行するが休業日なら翌営業日に実行」というスケジュールが可能になります。
ジョブを実行するサーバへログインする為のユーザーIDを登録します。ユーザーは実行に必要な権限を持っている必要があります。
ジョブ管理の概要
• どのようにジョブを制御するのか、概要をご紹介します。
• 初めに登録や定義が必要なものは次の通りです。
ユーザー登録
カレンダー登録
ジョブ定義
ジョブスケジュール
Copyright © 2017 NEOAXIS Co., Ltd. All rights reserved.
ジョブ管理の概要
• ジョブの起動と連携
標準Job
イベントJob
判定Job 標準Job
標準Job
OR Jobイベント
Job
イベントJob
標準Job
メール受信
ファイル更新
ログの監視
毎週月曜日の12時に実行
終了コード
終了コードで起動を判定
それぞれのイベントを監視
複数のイベントの内最初に発生したイベントで後続が起動
カレンダースケジュールでの起動
イベント検出での起動
Copyright © 2017 NEOAXIS Co., Ltd. All rights reserved.
ジョブ管理の概要
• ジョブとジョブグループ
ジョブグループ
ジョブネット
ジョブ
ジョブ
ジョブ
ジョブネット
ジョブ
ジョブ
ルートジョブグループ
ジョブグループ
業務分類などに応じてジョブグループを定義します
ジョブが最小単位
実行はジョブネット単位でスケジュールされます
Copyright © 2017 NEOAXIS Co., Ltd. All rights reserved.
JP1ジョブ管理 機能紹介
業務エージェント
業務エージェント
SAP® ERPサーバ
業務エージェント
業務マネージャーサーバ(ジョブスケジューラ)
ジョブ1 ジョブ4
ジョブ2
SAP
ジョブ3
SAP
毎日8:00 毎日17:00 毎日22:00
電源投入 電源切断業務実行
複雑な業務の自動実行例
ジョブ2
SAP
ジョブ3
SAP
ジョブ4ジョブ1
障害
ジョブネット定義画面
予実績管理画面
実行監視画面
7
業務運用の高効率、高信頼な一元管理を実現
● ジョブグループ定義
複数の業務を分類して管理するためのフォルダです。 カレンダー情報を管理します。
● ジョブネット定義画面上でフローチャートを描くように、複数ジョブの実行順序をジョブネットとして定義します。また、業務の管理単位であるルートジョブネットの実行順序を制御することができ、異なる部門で管理する別ルートジョブネットとの実行順序関係も容易に定義できます。
● ジョブ定義
ジョブの実行サーバや実行ファイル(exe、bat、コマンド、スクリプトなどのファイル)を指定できます。また、しきい値を設定することで終了判定ができます。
● ジョブネットの実行ジョブネットの実行日をカレンダーまたはスケジュールにて指定できます。また、業務運用に応じたジョブネットの実行登録方法を実装しています。・即時実行 ・計画実行 ・確定実行
● 実行監視実行中のジョブの状況や実行終了したジョブ、さらには開始や終了が遅れているジョブをビジュアルに監視します。
● 予実績管理ジョブ全体の実行状態を、予定を含めてビジュアルに監視します。
Copyright © 2017 NEOAXIS Co., Ltd. All rights reserved.
Toolbox for JP1 ジョブの実行・登録について
オープンシステム(UNIX,Windows ® )からIBM i (OS/400)ジョブの操作●JP1/Automatic Job Management System 3 - Viewの画面で,IBM i (OS/400)ジョブを定義して実行できます。●IBM i (OS/400)ジョブの実行状況及び実行結果コードを,
JP1/Automatic Job Management System 3 – ViewのGUIで監視・参照することができます。●IBM i (OS/400)上にある既存のジョブ(属性が*PGM形式)を指定してジョブを実行でき,
実行状況を画面上で監視できます。●オープンシステム上のジョブとIBM i (OS/400)ジョブとの連携実行を行うことができます。
JP1/AJSのジョブ操作の流れ
(1)ジョブ起動
(2)ジョブ操作
(3)終了通知
SUBMIT
完了報告(リターンコード)
状態確認依頼キャンセル指示
【IBM i (OS/400)ジョブ詳細定義】
【ジョブの定義の作成】
実行ホストの設定やジョブの詳細情報(ジョブのオペランド等)の変更も各アイコンで簡単に定義することが可能。
オープンシステム(UNIX,Windows ® )
To
olb
ox fo
r JP
1
ジョブ待ち行列
JP
1/
AJ
S3
8
IBM i (OS/400)
Copyright © 2017 NEOAXIS Co., Ltd. All rights reserved.
JP1ジョブ管理 ジョブの実行・登録について
IBM i (OS/400)からオープンシステムジョブ(UNIX,Windows ® )の操作
● Toolbox for JP1のジョブ実行コマンドからオープンシステム上のプログラム,バッチ,シェルスクリプトやJP1/Automatic Job Management System 3のジョブネットを起動でき,IBM i (OS/400)側からの制御で簡単にオープンシステムと連携できます。
●ジョブの実行結果(終了コード)をIBM i (OS/400)側で参照することができます。
(1)実行依頼
(2)ジョブ操作
(3)状態確認
JP
1/
AJ
S3
To
olb
ox fo
r JP
1
オープンシステム
(UNIX,Windows ® ) 【ジョブの定義の作成】
IBM i (OS/400)からオープンシステム(」Windows ®,UNIX)のバッチジョブ実行も可能
9
IBM i (OS/400)
Copyright © 2017 NEOAXIS Co., Ltd. All rights reserved.
Toolbox for JP1で業務改善
日々の運用での悩み
10
『Toolbox for JP1』
なら複雑な業務を単純化。自席PCから業務管理が
可能になります!!
IBMiのプログラムの実行結果を確認するため、5250エミュレーターを起動する必要がある
バッチやプログラムでの全体の進捗を把握したい
定期的に行う作業に時間が掛り他業務に影響がでる。
単純作業なのに、IBMiの知識が必要なため、業務の割り振りが行えない。
運用時に待ち時間が発生している
IBMiとPC間での作業、1日のトランザクションデータの集計と日報の作成、月次の締処理と月報の作成など、毎回同じ作業が求められる業務を自動化・省力化し、貴重な人的リソースをより有効に活用したい。
Copyright © 2017 NEOAXIS Co., Ltd. All rights reserved.
Toolbox for JP1 導入効果
顧客システムに加え、ASP、iDCな
ど異機種が混在するケースにおいても対応可能
AIX
HP-UX
Linux
Windows Server 2003Windows Server 2008Windows Server 2012 HP NonStop Server
Solaris
業務7
業務3業務2
業務6
業務4業務1
業務5
複雑な業務を自動化
売上データ集計、日報作成、月末の締め処理、受注伝票の発行など、ERPを含めた複雑な業務を自動化します。
ミスや不正の防止
ポリシーに基づいたシステム運用や業務の自動化によって、ミスや不正が起こらない安定した業務運用を実現できます。
IBMi業務を一元管理
IBMi上のジョブを他システムのジョブと連携させ、効率的に一元管理できます。
フォームの壁を越えて、1つのジョブネットで業務のシームレスな運用を実現
JP1ジョブ管理 からIBMiのジョブ連携、監視が可能
11
IBMi Toolbox for
JP1
Copyright © 2017 NEOAXIS Co., Ltd. All rights reserved.
Toolbox for JP1 導入効果
IBMiで行っていた作業の簡略化・効率化
IBMiにログインしてコマンドを実行しないとユニットの定義や予実績情報を取得できない
Before After
IBMiにログインせずにJP1/AJS3 – Viewと連携し、IBMiのプログラムの実行や予実績情報を取得できる
IBMi
リモート接続でログイン JP1/AJS3 - View
出力結果ファイル
自分のPCへ転送
毎回コマンド入力するのが面倒…
IBMiにログインする権限がないから必要な情報を取得できない
コマンド実行
OSログイン不要!
出力結果ファイル
コマンド実行
レポート作成
ユニット定義差分
稼働状態
これは便利!
IBMi
ファイル転送不要!
毎回のコマンド入力不要!
12
Copyright © 2017 NEOAXIS Co., Ltd. All rights reserved.
Toolbox for JP1 活用例(1)
JP1/AJS3 - View
JP1/AJS3 - Manager
IBMi区画の日次バックアップ例
Windows Server
自席PC
ジョブ登録
状況監視
Toolbox for JP1
IBMi区画
転送処理
バックアップ保管用ファイルサーバー
処理結果処理要求 異常時処理
プログラムの実行 IBMiの区画内でバックアッププログラムを実行する。
バックアップの処理が正常に完了した場合、終了通知を送る。
①の処理が正常に終了していた場合、作成されたバックアップをデータ保管用のサーバに転送する。
バックアップの転送処理が正常に完了した場合、終了通知を送る。
異常発生時は処理を中断
JP1/Base
①
②
13
Copyright © 2017 NEOAXIS Co., Ltd. All rights reserved.
Toolbox for JP1 活用例(2)
日次データ出力処理
JP1/AJS3 - Manager
JP1/Base
Windows Server
JP1/AJS3 - View
自席PC
処理結果処理要求 異常時処理
Toolbox for JP1
IBMi区画
データの保管
DBサーバ
データの配布
データがある場合の処理
データがない場合の処理
データ変換処理
データ無し通知
管理PC
IBMi区画 管理PC
ログ出力 異常発生通知
Toolbox for JP1
〈異常発生時の処理〉
Toolbox for JP1
IBMi区画
データの存在確認 当日分の取引データ等、出力するデータの存在を確認するためのプログラムを起動。処理結果をManagerに渡し、後続処理の判断をする。
データが存在ある場合⇒②データが存在ない場合⇒③
ManagerからIBMiに下記プログラムを実行するジョブを投入する。
・データの変換・変換後データの保管・変換後データの転送
Managerから管理PC(Windows)に該当データが存在しなかった旨を通知し、処理日付のログをDBサーバに残す。
DBサーバ
*処理結果にて異常を受け取った場合には、異常発生時の処理を実行する。
異常が発生した場合には、現在行っている処理を中断する。
また、IBMiの処理ログを出力し、管理PCに通知を送る。
①
②
③
ログの保存
状況監視
ジョブ登録
14
Copyright © 2017 NEOAXIS Co., Ltd. All rights reserved.
8.動作環境
IBM i 6.1 以降
UNIX
Windows Server 2016,
Windows Server 2012,
Windows Server 2008,
Windows Server 2003
サーバー環境
(iSeries Access for Windows等のエミュレータに準拠)
Windows 10,Windows 7,Windows Vista ,Windows XP
クライアント環境
上記のOSが稼働するマシン (iSeries Access for Windows等のエミュレータに準拠)
OS環境
ハードウェア環境
TCP/IP通信環境
Copyright © 2017 NEOAXIS Co., Ltd. All rights reserved.
本書に記載されている商品名、会社名などの固有名詞は、各社の商標及び登録商標です。本書は、著作権法と不正競争防止法上の保護を受けています。本書の一部あるいは全部について、ネオアクシス株式会社から文書による承諾を得ずに、いかなる方法においても無断で複写・複製・ノウハウの使用、企業秘密の展開等をすることは禁じられています。
お問い合わせ
www.neoaxis.co.jp〒160-0023 東京都新宿区西新宿八丁目17番1号
住友不動産グランドタワー25F
ソリューション事業部 プロダクトサービス部
Email> [email protected]
Tel> 03-5330-8675 Fax> 03-5330-5875