北海道の観光20110212

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2011.2.12

北海道の観光丹治編


目次

北海道の観光客数

旭川について ( 旭山動物園の波及効果 )

夕張について ( 財政破綻とその後 )

知床 ( 世界遺産登録の影響 )

ニセコ ( 豪人のスキー天国 )

陸別 ( 小さな町の Twitter 運用 )

論点

今後の自分の課題


観光産業の占める地位

波及効果も含めると約 1 兆円農業産出額にも匹敵する重要な産業

・高度経済成長期以来の北海道観光ブーム

・豊かな自然と代理店の作ったブランドで集客できていた。

単位：億円

データ元：北海道観光経済動向調査


宿泊旅行者数比較

単位：人 ( 延べ人数 )

全国の国内旅行者数の減少と比べると比較的減少幅は少ない。一方で沖縄は継続的に県外観光客を増やしている。

出典：ブランド総合研究所

データ元：各道県の観光統計、観光庁「宿泊旅行統計調査」

※左軸は全国、→軸は北海道、沖縄 ( 沖縄のみ県外観光客数です )


観光客数 ( 延べ人数 )

比較的日帰り旅行の減少幅は大きくなっている。

単位：人

データ元：北海道観光入込客数調査報告書


観光客数 ( 実数 )

道内客の減少傾向と割合は小さいながら外国人観光客の増加傾向がある。

※道内 ( 折れ線 ) が左軸

単位：人



観光客数 ( 道内客 )

北海道の人口推計

・ツアー等の整備によって、安価に道外旅行が可能になった。

・道内人口の減少単位：万人


観光客数 ( 外国人客 )

月別観光客数

・冬にスキー上としてのブランド認知の高まり ( ニセコなど )

・夏のバカンス人気上昇中

単位：人



観光客数 ( 道外客 )

・他都道府県の台頭 ( イメージの変化 )

・施策の不足 ( 代理店頼り )

一例としての修学旅行単位：校単位：人



観光客数

道内でも地域差は大きく、オホーツク、釧路・根室はここ 10 年で 3 割減。


旭川

対前年比グラフ

・旭山動物園のパブリシティは近隣地域にも影響を広めていない？

あざらし館開演

データ元：観光庁「宿泊旅行統計調査」


夕張

・財政破綻 (2007) に向けて

1980 年「炭鉱から観光へ」政府主導の観光施策夕張石炭の村 ( 第 3 セクター )観光入込数 58 万人 (1980)→230 万人 (1991)※閉山の負債 580 億その後も 130 億円の赤字

問題点観光を通じて得られた利益が地域資源の価値向上のために再投資されなかった

地域の主導に見えて地域外の関係者の力強かった ( 北炭や松下興産、補助金など )　　　　　


夕張

・民間企業のノウハウ・活力を導入しスキー場等が再生

・民間企業等による新たな観光開発の取組　　　　　・市民活動主体により「ゆうばり映画際」が復活

・ 2009 年に花畑牧場夕張工房　誕生


単位：人


知床

・ 2005 年の世界遺産登録後も伸び悩む観光客


単位：人


ニセコ

・クチコミで訪日豪人大幅増 ( 道内の外国人宿泊延数の半分 ) も

外国人宿泊延数上位（この 5 市町村で北海道全体の 99.7％）


単位：人


陸別町

・人口 3， 000 人に満たない町

・緻密なマーケティング的な Twitter 運用を実施

・観光誘致、移民誘致 ( 一定の効果 ) 、企業誘致が目的

ちなみに隣の上士幌はソーシャルメディア運用担当者を用意しているらしい

集計方式の変化


単位：人


その他の観光地

晴天の雪まつり円山動物公園にヒグマの赤ちゃんサミット直前の盛り上がり？


単位：人


論点

・横つながりの充足。共同での観光開発

・主体的な情報発信。

・移動手段の拡充。

・外国人に対する魅力伝達。

・道外客に対する導線の確保。

・いつか行きたいを今日行きたいに

・個人志向への対応

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