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NVDA日本語版の思い出(仮) 2014年11月1日 すごい合同勉強会 in 広島 NVDAユーザ会広島・NVDA日本語チーム 西本卓也

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NVDA 日本語版の思い出(仮)

2014 年 11 月 1 日 すごい合同勉強会 in 広島

NVDA ユーザ会広島・ NVDA 日本語チーム西本卓也

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1年前のいまごろ• C++11 の文法と機能 という電子書籍が出

• 「プログラミングの参考書は自由でなければならない」

• 「日本には、日本語で書かれた C++ の規格準拠の参考書が必要」

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NVDA: NonVisual Desktop Access

• 視覚障害者がコンピューターを使うためのコストは、晴眼者と同じでなければならない– Michael Curran & James Teh, NV Access

• 日本には、日本語の音声や点字に対応しWindows 用 各種標準規格/ API に準拠したスクリーンリーダーが必要– 視覚障害と非母国語の両方の壁

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やれる人が限られるとき• 時間も収入もある– 安定して継続できる

• 時間はあるが収入がない– いつか続かなくなる

• 続けられる仕組みを作る?– その人の生活を支える/他の人が手伝える

• 期限を決めて活動する?

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ふたつのコミュニティ• NVDA ユーザ会広島 2011 年– 自分が責任者として動ける団体– やること(余裕)がないと休眠する

• NVDA 日本語チーム 2012 年– 本家への参加:日本語担当を組織に– 日本における NVDA の開発と普及啓発– 派生版( nvdajp )の開発と配布• 3 ヶ月ごとの本家版のリリースに毎回対応

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日本の NVDA コミュニティ• スクリーンリーダー = 日常生活用具(給付)– NVDA が無料というだけでは普及しない

• 3 年間の取り組みの結果– 各地のボラ団体で NVDA 勉強会– 公的機関、当事者団体、就労支援施設で講習会– インターネットでサポートをする団体– 教材やノウハウを公開する団体– 個人の Web サイト

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自由な(無料の)スクリーンリーダー

• 実質無料の各種製品• 無料というだけなら他にも。。– Windows ナレーター– WindowEyes for MS Office– VoiceOver, Talkback

• NVDA の利点のひとつ– 晴眼者も自由に入手、使用できる– 実用的なスクリーンリーダー

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コミュニティを作ることの責任• 誰が名乗ってもいいのか– 日本○○ユーザ会/○○日本語チーム– 一般論としては商標問題さえなければ誰でも

• 活動の実績、信頼できる情報発信が必要– 中核的コミュニティを名乗るからには。。

• 「 NVDA 日本語チームの円滑な運営」– 紛らわしい団体、活動分野・地域の重複– 話し合って思いとどまっていただいたことも

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NVDA 日本語チームのイベント• 2012 年 PyCon JP サテライト–オーストラリアのコア開発者を日本に招待– 日本のユーザーとの意見交換会

• 開発コミュニティは開発だけすれば??–ちゃんと使ってもらうために情報発信が必要

• 2013 年、 2014 年「 NVDAワールド」 – スポンサー企業の展示ブース– 開発者からユーザーに直接情報を– ネット配信、録音の公開

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NVDA ユーザ会広島の活動• OSC 広島 2011, 2012, 2013, 2014–セミナー–ブース出展

• 過去にやったこと(日本語チームに移行)–ドメイン nvda.jp の取得–マスコット(でめきん)

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人を育てるか、動ける人を引き込むか

• Nothing about us without us• 支援技術に「当事者の声」は当然?• だが「動ける人」が集まりにくい– コミュニティを維持できるのか?

• 他の開発・翻訳コミュニティから呼び込むべき– VirtualBox と modern.ie があれば

• 関連技術のコミュニティとの交流を11

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NVDA ユーザ会広島の展望• IT系イベントへの参加– NVDA 日本語チーム名義に切り替えていくかも

• 地域 IT コミュニティとして– 広島 .py (仮称) を作ろうかと。。– NVDA と Python の共催勉強会にしたら?

• Python は便利– 実用的なエコシステム

• アクセシビリティは深い

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思い出とこれから• NVDA 日本語版の開発– 3 年でほぼ終わった

• 次の課題–多言語環境(第二言語としての日本語利用)– 派生版(日本語版)リリースのコスト

• 日本における NVDA コミュニティ–次の世代にいかに引き継ぐか

• NVDA の情報 www.nvda.jp

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