2012/6/9

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反自然主義と 夏目漱石なつめ そうせき

2012年6月5日

写実主義

ロマン主義 擬古典主義

内面を自由に表現 ルール・道徳どうとく

を無視むし

井原西鶴の写実 雅俗折衷体 がぞくせっちゅうたい

人間の内面の感情をそのまま書く

発展

個人の 解放かいほう

写実主義

ロマン主義 擬古典主義

発展 個人の 解放かいほう

自然主義

悪い部分も入れて現実をそのまま書く 小説家個人の経験をそのまま書く

発展

私小説ししょうせつ

反自然主義

美、個性の発見

フィクションfiction

としての小説

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森 鷗外もり おうがい

ドイツ留学りゅうがく

ヨーロッパの芸術、文学に影響

夏目漱石なつめ そうせき

(1867-1916)

東京生まれ

1884年 (明治17年)

東京大学予備門よびもん

入学

英語の成績せいせきが

よかった

1890年 (明治23年)

東京大学英文科入学

特待生 とくたいせい

a student on a scholarship

1893年 (明治26年)

東京大学英文科卒業

英語教師になる

1893年 (明治26年)

高等師範学校 こうとうしはんがっこう

teacher training collage

1895年 (明治28年)

四国 松山まつやま中学

1896年 (明治29年)

九州きゅうしゅう熊本くまも

と第五高等学校

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1900年 (明治33年)

イギリス留学りゅうがく

英文学えいぶんがく研究け

んきゅうのため

しかし、漱石そうせきの心の中は…

西洋化せいようか

近代化きんだいか

外発的がいはつてき

表面的ひょうめんてき

他人本位たにんほんい

西洋のものは何でも良いもの

深ふかく理解りかいしていなくても、その知識ちしきを他人たにんに見せる

漱石自身が

他人本位だった

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漢文学と英文学の違い

文学とは何？

神経衰弱 しんけいすいじゃく

nervous breakdown

西洋人の評価

自分の評価

≠

自分の考えは

自分で作るしかない

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自己本位じこほんい

判断はんだんや行動こうどうの基準きじゅんを自分に置おく

自分の考えに自信じしんを持つ

他人たにんの自己じこを尊重そんちょう

する

西洋化・近代化への

批判ひはん

自分で西洋を見た

西洋人の評価

自分の評価

≠

自分で西洋を見た

1902年 (明治35年)

帰国きこく

1903年 (明治36年)

東京大学 講師

第一高等学校 講師

2012/6/9

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神経衰弱 しんけいすいじゃく

nervous breakdown 夫婦ふうふの問題

小説しょうせつを書く

ストレス

1904年 (明治37年)

『吾輩わがはいは猫ねこ

である』

1905年 (明治38年)

『倫敦ロンドン塔とう』

『草枕くさまくら』 …

人気作家

精神の不安定

教師をやめて

小説家になりたい

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1907年 (明治40年)

朝日新聞社入社 専属作家せんぞくさっか

『虞美人草ぐびじんそう』

1908年 (明治41年)

『三四郎さんしろう』

『それから』

1910年 (明治43年)

『門もん』

『三四郎さんしろう』

『それから』

『門もん』

前期三部作

自己本位じこほんいでも残のこる

エゴego

1910年 (明治43年)

吐血とけつ cough up blood

危篤きとく状態 critical condition

小説の書き方が変わる

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1912年 (大正元年)

『彼岸過迄ひがんすぎまで』

1913年 (大正2年)

『行人こうじん』

1914年 (大正3年)

『こころ』

『彼岸過迄ひがんすぎまで』 『行人こうじん』 『こころ』

後期三部作

感情かんじょう

emotion

理知りち

intelect

行動こうどう 知識ちしき

現代知識人げんだいちしきじん

の苦悩くのう distress

1916年 (大正6年)

『明暗めいあん』(未完)

死去しきょ

1915年 (大正4年)

『道草みちくさ』

2012/6/9

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則天去私 そくてんきょし

自己本位

エゴegoを

超こえる overcome