【様式1】 農業農村整備民間技術情報データベース...

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【様式1】 ①二次処理剤使用量と脱水ケーキ量(建設汚泥)を削減できるので、経済性が向上する。 ②脱水ケーキ含水比の低減が可能となり、脱水ケーキ量を削減できるので、地球環境への影 響抑制が図れる【写真-3】。 ③二次処理剤・脱水ケーキの運搬車両台数を軽減できるので、騒音・振動・二酸化炭素排出 において周辺環境への影響抑制が図れる。 ④脱水ケーキ強度の不均一が無くなるので、処分土の品質の向上が図れる。 ⑤中央制御室のシールドオペレータが二次処理剤の濃度・添加量を遠隔操作、監視できるの で、施工性の向上が図れる【写真-1】。 ⑥本システムは、各種の二次処理剤への対応が可能で選択を容易にできる。 ⑦掘進土質が粘性土でフィルタープレス能力が不足するような場合、本システムでの適正な 二次処理剤添加によってプレスサイクルタイムを短縮することが可能で、日進量確保に寄与 できる。 ⑧本システムは、従来見過ごされていた二次処理剤の添加を「見える化」したもので、これに よって経験の少ない工事担当者でも適正添加の管理が可能である。 ⑨シールド工事の施工条件(大断面・長距離・高速施工)および土質変化の著しい条件におい て期待される効果はより大きくなる。 構造・材料諸元 /製品仕様 本システム構成は次のとおりである【図-2、写真1、2参照】。 ①余剰泥水比重計、②余剰泥水流量計、③二次処理剤ポンプ、④清水ポンプ、 ⑤自動制御装置、⑥操作モニタ 特徴 (メリット・デメリット) 株式会社タック 05_シールド 開発年 泥水二次処理剤自動添加システム(以下、「本システム」と称す)は、泥水式シールド工法の 余剰泥水の性状変化に対応して適量の二次処理剤を自動添加するシステムである。 本システムの特徴は、処理する余剰泥水の比重と送泥量を自動計測し、その計測値からの 懸濁粒子量と適正な二次処理剤の濃度と量を演算して、リアルタイムに二次処理剤ポンプと 清水ポンプを制御して自動添加する点である【図-2参照】。 株式会社タック 本技術は、泥水式シールド工法の二次処理剤を自動添加するシステムで、本技術の活用に よって、二次処理剤使用量と脱水ケーキ量(建設汚泥)を削減でき、地球環境・周辺環境への 影響抑制と経済性向上が図れます。 2016年 農業農村整備民間技術情報データベース 技術概要書(1/4) 2018年6月 技術の名称 1249 泥水二次処理剤自動添加システム 登録番号 登録年月 更新年月 二次処理剤(PAC、有機凝結剤)の必要添加量は、泥水中の懸濁粒子量に比例する。しか し、掘進土質によって泥水性状が変化して二次処理する余剰泥水の懸濁粒子量が変動する ため、従来の手動添加方法では、二次処理剤の添加量が過剰(低比重の場合)、過小(高比重 の場合)となる課題があった。 二次処理剤添加量の過剰、過少は、二次処理剤使用量と脱水ケーキ量(建設汚泥)への影 響が大きく、建設汚泥の発生抑制、経済性等の観点から泥水性状の変化に対応して適正な 二次処理剤の濃度と量を自動添加するシステム開発を推進してきた【写真1~3参照】。 分野 ※別表1 から選択 副3 小分類 副2 採用実績件数 適用範囲 (適用条件) 泥水式シールド工法に適している土質(砂質土、礫質土、粘性土)に適用可能である。 開発の 趣旨・目的 技術の概要 大分類 01_土木工事(施設別) 登録会社名 1 1 農業農村整備事業 カタログ・パンフレット 技術の要約 0 中分類 発表文献 動画 06_水路工 実績報文 副1 開発会社名 単価・歩掛等 その他 その他 添付資料 の有無 1/6

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【様式1】

①二次処理剤使用量と脱水ケーキ量(建設汚泥)を削減できるので、経済性が向上する。②脱水ケーキ含水比の低減が可能となり、脱水ケーキ量を削減できるので、地球環境への影響抑制が図れる【写真-3】。③二次処理剤・脱水ケーキの運搬車両台数を軽減できるので、騒音・振動・二酸化炭素排出において周辺環境への影響抑制が図れる。④脱水ケーキ強度の不均一が無くなるので、処分土の品質の向上が図れる。⑤中央制御室のシールドオペレータが二次処理剤の濃度・添加量を遠隔操作、監視できるので、施工性の向上が図れる【写真-1】。⑥本システムは、各種の二次処理剤への対応が可能で選択を容易にできる。⑦掘進土質が粘性土でフィルタープレス能力が不足するような場合、本システムでの適正な二次処理剤添加によってプレスサイクルタイムを短縮することが可能で、日進量確保に寄与できる。⑧本システムは、従来見過ごされていた二次処理剤の添加を「見える化」したもので、これによって経験の少ない工事担当者でも適正添加の管理が可能である。⑨シールド工事の施工条件(大断面・長距離・高速施工)および土質変化の著しい条件において期待される効果はより大きくなる。

構造・材料諸元/製品仕様

 本システム構成は次のとおりである【図-2、写真1、2参照】。①余剰泥水比重計、②余剰泥水流量計、③二次処理剤ポンプ、④清水ポンプ、⑤自動制御装置、⑥操作モニタ

特徴(メリット・デメリット)

株式会社タック

05_シールド

開発年

 泥水二次処理剤自動添加システム(以下、「本システム」と称す)は、泥水式シールド工法の余剰泥水の性状変化に対応して適量の二次処理剤を自動添加するシステムである。 本システムの特徴は、処理する余剰泥水の比重と送泥量を自動計測し、その計測値からの懸濁粒子量と適正な二次処理剤の濃度と量を演算して、リアルタイムに二次処理剤ポンプと清水ポンプを制御して自動添加する点である【図-2参照】。

株式会社タック 本技術は、泥水式シールド工法の二次処理剤を自動添加するシステムで、本技術の活用によって、二次処理剤使用量と脱水ケーキ量(建設汚泥)を削減でき、地球環境・周辺環境への影響抑制と経済性向上が図れます。

2016年

農業農村整備民間技術情報データベース 技術概要書(1/4)

2018年6月

技術の名称 1249泥水二次処理剤自動添加システム 登録番号

登録年月 更新年月

 二次処理剤(PAC、有機凝結剤)の必要添加量は、泥水中の懸濁粒子量に比例する。しかし、掘進土質によって泥水性状が変化して二次処理する余剰泥水の懸濁粒子量が変動するため、従来の手動添加方法では、二次処理剤の添加量が過剰(低比重の場合)、過小(高比重の場合)となる課題があった。 二次処理剤添加量の過剰、過少は、二次処理剤使用量と脱水ケーキ量(建設汚泥)への影響が大きく、建設汚泥の発生抑制、経済性等の観点から泥水性状の変化に対応して適正な二次処理剤の濃度と量を自動添加するシステム開発を推進してきた【写真1~3参照】。

  分野

 ※別表1   から選択

副3

小分類

副2

採用実績件数

適用範囲(適用条件)

 泥水式シールド工法に適している土質(砂質土、礫質土、粘性土)に適用可能である。

開発の趣旨・目的

技術の概要

大分類

主 01_土木工事(施設別)

登録会社名

1 1農業農村整備事業

カタログ・パンフレット

技術の要約

0

中分類

発表文献 動画

06_水路工

実績報文

副1

開発会社名

単価・歩掛等

その他

その他添付資料の有無

1/6

【様式1】

目的・効果

設備品質向上

他機関の認証制度への登録

※3件まで

工期短縮

技術区分

積算の参考情報(単価・歩掛等)

検索キーワード

※別表2から選択

図表・写真等

自由記入

- 無実用新案

http://www.tac-co.com/

登録番号

登録番号

特許 有 -

テクノセンター設計課 MAIL709-0212

申請予定

登録番号

目的や施工条件によって、仕様等が異なる場合が有りますので連絡先までご相談ください。

- -

- 無

農業農村整備民間技術情報データベース 技術概要書(2/4)

会社名

登録番号泥水二次処理剤自動添加システム

株式会社タック

連絡先

1249技術の名称

担当者 0869-84-2578

申請中

○ 申請予定

関連URL

岡山県備前市吉永町神根本56番地〒

大下俊明[email protected]

住所

サポート体制

本社、テクノセンターにてサポート致しますが、詳細は連絡先までご相談ください。

NETIS(国土交通省新技術情報提供システム)登録番号

KT-180039-A

担当部署0869-84-2523TEL FAX

-申請中 登録番号

システム・ソフトコスト縮減

泥水式シールド工法、脱水ケーキ、建設汚泥の発生抑制、環境、情報化

余剰泥水槽

二次処理設備

スラリー槽

二次処理剤の添加

泥水式シールド機

図-1 泥水処理系統の例と二次処理設備出典:トンネル標準示方書[シールド工法]・同解説(2016年制定) 土木学会P-253に加筆

2/6

【様式1】

1249

農業農村整備民間技術情報データベース 技術概要書(3/4)

図表・写真等

技術の名称 泥水二次処理剤自動添加システム 登録番号

図-2 泥水二次処理剤自動添加システムでの添加フロー

泥水二次処理剤自動添加システム

自動流量調整送泥量比重計測値

スラ

リー

余剰

泥水

調整

フィルタープレス切羽

シールド中央制御室

① 余剰泥水槽計測器の選定(自動計測または固定値)② 添加剤の選定(PACまたはTGスコール)③ TGスコールの濃度、添加量(kg/sst)の選定

写真-1 中央制御室のシステム操作モニタ(14型PCモニタ程度)

3/6

【様式1】

図表・写真等

農業農村整備民間技術情報データベース 技術概要書(4/4)

技術の名称 登録番号泥水二次処理剤自動添加システム 1249

写真-2 二次処理剤自動添加装置【①自動制御盤、②希釈水移送ポンプ、③TGスコール移送ポンプ、④TGスコール(40%濃度)】

土砂ピット

① フィルタープレス開枠状況

イ) 二次処理設備概要図

② 脱水ケーキ排出状況【含水比30%】

フィルタープレス

ロ) 本システム採用時の脱水ケーキ

フィルタープレス

スラリー槽

余剰泥水槽

調整槽

土砂ピット

バックホー

二次処理剤自動添加装置

脱水ケーキ

脱水ケーキ

写真-3 実工事での施工効果(低含水の脱水ケーキ)

ロ) 泥水二次処理剤自動添加システム採用時の脱水ケーキ

イ) 二次処理設備

①フィルタープレス開枠状況 ②脱水ケーキ排出状況【含水比 30%】

二次処理剤自動添加装置

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【様式2】

施工場所(都道府県名)

施工年度

件名

農業農村整備民間技術情報データベース 採用実績一覧

採用実績件数

技術の名称 泥水二次処理剤自動添加システム 登録番号 1249

計 農業農村整備事業 その他1 0 1

件名施工年度

報文の有無

その他の採用実績 (年度の新しいものから順に記入)

京都府桂川右岸流域下水道幹線管渠工事(雨水南幹線管渠)

農業農村整備事業の採用実績 (年度の新しいものから順に記入)

報文の有無

施工場所(都道府県名)

発注者

発注者

京都府環境部流域下水道事務所

2016年度

5/6

【様式3】農業農村整備民間技術情報データベース 添付資料一覧

技術の名称 泥水二次処理剤自動添加システム 登録番号 1249

添付資料

「泥水式シールド工事における効率的な泥水二次処理技術の開発」

土木学会第72回年次学術講演会(平成29年9月)

「複合地盤での長距離泥水シールドの計画と施工」

株式会社タック

日本プロジェクト・リサーチ、第62回シールド講習会、2018年4月10日、p14~35

「桂川右岸流域下水道幹線管渠工事(雨水南幹線管渠)」パンフレット

西松・ケイコン・今井特定建設工事共同企業体

TAC技術情報(S-017001)

資料名

発行元等

発行元等

資料名

発行元等

資料名

資料名

発行元等

発行元等

発行元等

発表文献

 ※5つまで

資料名

発行元等

資料名

発行元等

資料名

発行元等

資料名

発行元等

資料名

発行元等

その他

 ※3つまで

資料名

発行元等

資料名

発行元等

資料名

発行元等

動画

 ※3つまで

資料名

項目 資料

発行元等

資料名

発行元等

単価・歩掛等 ※3つまで

資料名

発行元等

資料名

発行元等

カタログ・パンフレット

 ※3つまで

資料名

発行元等

資料名

発行元等

資料名

実績報文

 ※5つまで

資料名

発行元等

資料名

発行元等

資料名

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