#004 動物のかぶりものに込められた裏の意図を暴け。

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私の名前はハルコ。 しかし私がどこの誰か?などということは、あなたにとって些末なことです。 それよりも重要なのは、これから私があなたに語るその内容です。 まず最初に、私から地球の皆さんにお伝えしたい事があります。

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前回の警告では、戦略面においてももクロが初期段階から「ブルーオーシャン戦略」を重視していたのではないか?という考えを示しましたが、今回は戦術的なレベルにおけるももクロの施策意図を暴いてゆきたいと思います。 実はももクロというグループは、なぜか動物の“かぶりもの”をして登場することが多いという事実にお気づきでしょうか? 例えば2013年の5月5日に行われたライブ「ももクロ子供祭り2013」では「戦え!動物戦士ももいろアニマルZ」というかぶりものコントをやっていますし、2012年6月27日に発売された8枚目のシングル「Z女戦争(おとめせんそう)」のPVでは、サビの後の間奏のシーンにももクロの5人がラグビー選手の姿で登場しますが、それぞれが頭に装着しているヘッドギアのモチーフがすべて動物のものとなっているのです。 動物のかぶりものをして 登場するももクロ。

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これまでそうしたかぶりものは、お笑い芸人達がコントなどで笑いを取るために使うものでした。 ではなぜももクロは、アイドルなのに動物のかぶりものをするのでしょうか? 確かに動物はかわいいです。ですが、ももクロはすでにアイドルなのですから、動物などに頼らなくても十分にかわいいはずです。 いかがでしょう。よく考えると不思議だと思いませんか?

なぜももクロは 動物のかぶりものをするのか?

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最初の仮説は「3Bの法則」です。 「動物好きに悪い奴はいない」という定説が正しいかどうかについては科学的な根拠がありませんが、「動物を使うと広告効果が高い」という統計学上の根拠はあります。 それが3B(スリービー)の法則です。もちろんスターダストプロモーション芸能3部のことではありません。 3Bの法則とは、広告表現の中で、Beauty(美人) Baby(赤ちゃん) Beast(動物)を使うと目を引きやすく、好感を持たれやすいという法則のことです。 広告業界では常識なのですが、やはりももクロもこの「3Bの法則」に従ったのでしょうか?

Beauty (美人)

Baby (赤ちゃん)

Beast (動物)

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いいえ、そこにはももクロなりの、深謀遠慮があるのです。 写真家のチャンロン・サンは「celebrity」(※)という作品において、世界に名高い独裁者たちの写真に編集を加え、穏やかな表情でぬいぐるみを抱っこさせました。 そうすることで発生する人々に与える“印象の違い”を表現しました。 ↑写真左から ・キューバ革命を成功させキューバを建国したフィデル・カストロ ・ベネズエラ元大統領で世界的反帝国主義のリーダー、ウゴ・チャベス ・テロ支援を問題視されていたリビアの革命指導者、カダフィ大佐 ・ザイールの第2代大統領、モブツ・セセ・セコ ・イラクの元大統領で湾岸戦争の元凶、サダム・フセイン (※)https://www.behance.net/gallery/10283577/celebrity

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上左:ベネズエラ元大統領で世界的反帝国主義のリーダー、 ウゴ・チャベス 上中:ザイールの第2代大統領、モブツ・セセ・セコ 上右:キューバ革命を成功させ、キューバを建国したフィデ ル・カストロ 下左:元イラク大統領で湾岸戦争の元凶、サダム・フセイン 下右:テロ支援を問題視されていたリビアの革命指導者、カ ダフィ大佐

完全に一致

© chunlong sun © hajime kamiiisaka

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恐らくももクロは、すでに世界征服後のマス・コントロールを意識しているのではないでしょうか? そのための布石を今から打っているとしたら…。彼女たちの深謀遠慮に戦慄を覚えます。 地球の皆さんが気がつかないうちに、ももクロによる人類アイドル化計画は粛々と進んでいると考えられます。 受け入れるも受け入れないもそれはあなた次第――――。

極秘

人類アイドル化計画

スターダストプロモーション最高幹部会

第**次中間報告

人類アイドル化委員会 2016年度業務計画概要

総括編

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つづく

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【注記1:ご覧の皆様へ】 皆さん大人なんで分かっていらっしゃるとは思いますが、このコンテンツは著者によるお遊びであって、どのように受け取るかは読者の手に委ねられます。 この警告文を読んで反応したことにより、何らかの不利益を被ったとしても、著者としては責任の持ちようがありません。あくまで自己責任の範囲において参照して頂けると幸いです。 【注記2:モノノフの皆さんへ】 コンテンツの特性上、ももクロに対して批判的な立場をとっています。しかしそれは彼女たちの偉大さを際立たせるため、あえてそうしているのだとご理解ください。 またこのコンテンツはあくまで私個人の主観によるもので、世間一般の論調と異なる場合があります。あくまで著者の主観による一方的な内容となっております。例え「そりゃ違うんじゃないか?」という見解に出くわしたとしても華麗にスルーしてください。反論されても困ります。 さらに事実と反する、あるいは完全に創作である場合もありますのでご容赦ください。 【注記3:ももいろクローバーZおよび関係者へ】 著者自身がモノノフであり、愛情の発露として制作をしているつもりです。 コンテンツの特性上、ももクロに対して批判的な立場をとっていますが、メンバーの活動や存在を貶める意図はまったくありません。 万が一、メンバーや所属事務所、あるいは所属レコード会社などの関係各位の不利益になると判断された場合には、著者へご一報ください。削除や訂正などのご指示に従うつもりです。 ⇒ 著者Twitterアカウント @gen3gen3gen3 【注記4:掲載URLについて】 記事に掲載されているURL等の情報は執筆当時のものです。 将来的にはリンク元の都合によってアクセス出来なくなっている場合もありますので、その場合にはご容赦ください。 【注記5:その他】 制作に際しては「いらすとや」様が提供しているフリー素材を使用させて頂きました。この場を借りまして、こっそりお礼申し上げます。 ⇒ かわいいフリー素材集 いらすとや http://www.irasutoya.com/ ※掲載している写真や画像類の著作権は各著作権者に帰属しています。 ※掲載している写真や画像類は「引用」の範囲と認識しておりますが、問題があるようでしたら著者までご一報ください。