クラウドってなによぉ V02 20130403

10
2013 4 3 第二回上海ベンチャー会議 By [email protected] クラウドってなによぉ~ <中国編>

Transcript of クラウドってなによぉ V02 20130403

2013 年 4 月 3 日第二回上海ベンチャー会議By [email protected]

クラウドってなによぉ~<中国編>

まずは定義やらなんやら どっかの方が社内研修用に作られた資料

http://www.slideshare.net/machatan/ss-9686048

思いっきり手抜きですが、まずはこれを説明。

XaaS の補足ちょっと前まで SaaS/PaaS/IaaS(HaaS)震災後 DaaS

便利だけど中国から日本 DaaS 使うのはちとキツイ最近 BaaS (Backend as a Service)

モバイル開発 PF として BaaS が沢山でてきたDatastore やら Push やら SNS 連繋やら

Backend 機能を提供

せっかく中国にいるので中国クラウドの話でも言葉の壁が高すぎる・・・全然自信ないけど Google 翻訳片手にネットで拾った情報から

Source: IDC ,中国云计算市场最终用户需求及行为分析 2011.02

中国クラウド事業者 map http://ikeepu.com/bar/3048594

今日はここら辺のお話し

中国クラウド事情 (1)二大 Public Cloud( 公共云 )

Aliyun( 阿里云 ): http://www.aliyun.com/中国最大手の EC 事業者であるアリババが運営万网 :  阿里云旗下品牌

Grand Cloud( 盛大云 ): http://www.grandcloud.cn/大手オンラインゲーム会社の盛大が運営 ,AWS を意識

世纪互联 GroudEx(http://www.cloudex.cn/) は最近更新されてないっぽいAliyun,GrandCloud に続く Public Cloud が育ってないらしい

中国全体を見ればクラウドコンピューティング、中国語での「雲計算」は一般的な IT 用語になりつつあるにも関わらず、パブリッククラウドサービスの存在数が極めて限られているhttp://japan.internet.com/busnews/20130125/4.html

Aliyun も GrandCloud もニュートラルとは言えないアリババ・盛大に競合する企業は使わないAWS のような Public Cloud はないの?

中国クラウド事情 (2)外資 Public Cloud は?

免許問題実質的に 100% 内資企業でないと免許取れない外資企業はローカルパートナーと組まなければ参入出来ない

個人的注目!MS Azure (Google の影の薄い中国で MS が Azure + Office365 攻勢) 2012/11/1 MOUhttp://blogs.msdn.com/b/windowsazure/archive/2012/11/01/cloud-os-is-coming-to-china.aspxhttp://blogs.office.com/b/microsoft_office_365_blog/archive/2012/10/31/office-365-in-china.as

pxhttp://www.ch.21vianet.com/default/hotnews/2012-11-01/1351753330515.htmlでも Windows だしなぁ・・・いや逆に中国は Windows だから良いのかなぁ・・・

我らが日系は?TIS さん「飛翔雲」

http://www.tis-hitech.com/servicedetails/5IIJ さん「 IIJ GIO CHINA 」

http://www.iij.ad.jp/GIO/service/china/

Whenever にこんな特集も出たけど、どこも苦労してるっぽい「中国ビジネスに役立つクラウド活用講座」 http://bizpresso.net/special/9666.html

外資は Private Cloud(私用云 )構築がまだ商売の中心かもね…

中国クラウド事情 (3)そもそも中国企業にクラウドって「アリ」なのかしら?

http://japan.internet.com/busnews/20130128/3.html

中国特有の意識中国の IT の世界では、モノを所有することに対する意識が日本と比べてはるかに強く、他人の設備を借りて事業を営むということに理解がありません。事業に必要なものは資産として所有するという考えが前提にある中で、サーバーホスティングのモデルは「お前たちに任せても安心なのか」という不安を持つのです。

CAPEX vs. OPEX税務視点でのクラウドメリットは 設備投資 (減価償却 )→費用 なんだが・・・中国では一般に、会計や税務については裁量範囲が大きく、また適切に期間損益を認識しなければならないという意識が大企業でも高くないと指摘されています。そのため、収益が大きく出る年に先行して設備を購入し、一括して費用処理しているケースもみられます。

若い世代からの変化変化も少しずつ見て取れます。時間単位の課金や、柔軟なリソース割り当てといった利便性があることを AWS の利用などを通じて知り、特に 20 ~ 30代の若手が意思決定者として関わるスタートアップ系の企業やネットサービスの企業では、専門の会社にインフラは任すという意識が芽生えてきています。

中国クラウド事情 (4)政府主導

中国のクラウド・コンピューティング業界は、多くの調査会社が予測するように、2011年から2015年の間に毎年50%超の成長を達成するだろう。中央政府は影響力のある国内経済指針計画、第12次5カ年計画(2011-2015 )の中で、優先的に発展させる主要な新世代戦略産業にクラウド・コンピューティングを加えた。情報産業部(Ministry

of Information Industry )は、同産業に対する詳細なガイドラインとインセンティブを発表http://japan.renesas.com/edge_ol/global/02/index.jsp  (2011/10/31)

箱物投資っぽいなぁ・・・一般市場の見方

ただ単にインフラが仮想化されて、柔軟な課金でサービスが受けられる仕組みだけを用意しても、中国で生き残るサービスにはなれないでしょう。「誰が主体となってサービスを提供するのか」「誰をターゲットにしたサービス開発をするのか」、そして「そもそも企業の意思決定者の意識にクラウドサービスの利点を植えつけられるのか」など、技術以外の複数の要素がここに絡み合っています。この「中華要素」を紐解けた企業が現れて初めて、中国のパブリッククラウド市場の本格的な普及が始まるhttp://japan.internet.com/busnews/20130128/3.html

素朴な感想クラウドって言う前にネットワークだろ・・・モバイル(その上のM2M)に期待!

最後に宣伝昨年まで中国にまったく縁のなかった私が、  中国・上海のしかもド田舎の外高橋にいる理由の「クラウドサービス」についてちょろっと宣伝します。品質も価格もすごく高いです ^^;2013/6/1 までキャンペーン中みたいです。