ジャカルタから車で約四

時間の場所にあるバンド

ン。周囲が山で囲まれた避

暑地であり、朝方や夜はヒ

ヤッとするほど涼しい。そ

のため、バンドン郊外は農

作物が豊富で、茶畑やイチ

ゴ畑が広がっている。その

有名な場所の一つとして

挙げられるのが、バンドン

市内から車で約一時間の

場所にある「レンバン」だ。

Bandung treetop

は、タ

ンクバンプラフ火山口か

ら約五分下った場所にあ

る。木々の間にアスレチ

ックが造られているため

涼しく、アクティビティ

を楽しむには絶好の場所

だ。アスレチックのコー

スは全てで六コースあ

り、四歳以上かつ身長百

二十センチメートル以上

の子供から楽しめる。

遊び倒れる

バンドン

ここは、ジャワ島最大級

の火山、タンクバンプラフ

山火口や温泉郷のチアト

ルも有名で、週末は観光客

で賑わう。そんな観光名所

のレンバンで、絶叫アドベ

ンチャーパーク「B

andung

Treetop

」があると噂を聞

き、早速どれほどの絶叫な

のか御手並み拝見に行っ

てきた。

標高 2084メートルのタンクバンプラフ山火口。

どのコースも必ず安全

装備を装着するため安心

だ。安全装備の使用方法

は、スタッフが丁寧に教

えてくれる。言語は、イ

ンドネシア語または英語

だが、お手本を見せなが

ら説明してくれるため分

かりやすい。使用方法は

単純で、アスレチックに

赤色の目印が一つある場

合は、安全装備の右側に

あるフックを一つその場

所にかける。赤色の目印

が二つある場合は右側の

フックを二つかける。そ

して、青色の目印の場合

は左側にあるフックをか

けるだけだ。

安全装置。 4

う。」と決心し、ジャンプ。

落ちている時間はほんの

一瞬だった。でも、とて

も長く感じ、頭の中は真

っ白。目の前にターザン

ロープが見え掴むが、遠

心力に負け、あっけなく

ロープから手が離れた。

「あっ、失敗した。」と残

念に思うと同時に「やっ

た。これで高さの恐怖か

ら逃げられる。」と喜んで

いる自分がいた。

まずは、高さ約十二メー

トルのクライミングウォ

ール。半分を登り超えた

頃、想像以上の高さに、ど

こに手や足を置いていい

のか分からなくなった。も

うここで降りてしまいた

いと弱い自分がでる。そん

な時、下で順番待ちをして

いた友人が、「手は右上！

足は左上！」と指示してく

れた。そのおかげで落ち着

きを取り戻し、「絶対でき

る。落ち着け。下をみる

な。」と自分に言い聞かせ

ながらなんとか登りきっ

た。次のターザンロープは

何楽とクリアし、最大の難

所「ターザンジャンプ」へ。

ターザンジャンプとは、バ

ンジージャンプのような

もので、高さ十二メートル

からジャンプし数メート

ル先のアスレチックネッ

トを掴み、次のステージへ

と進む。ここで失敗すると

またクライミングウォー

ルからやり直しだ。

まずは準備運動も兼ね

て、一番レベルの低い子ど

も用の黄色コースから挑

戦。高さは約一メートルな

ため、恐怖感はなく何楽と

クリアした。でも小さい子

供にとって、高さのある空

の道や吊り橋は、相当の怖

さを感じ、勇気がいるだろ

う。お子さんのサポートと

して親御さんも一緒に参

加できるので、家族皆で楽

しむことができる。

次は、レベル三の青色

コースに挑戦。最初の黄

色コースの高さとは異な

り、八メートルと高くな

る。しかし、安全装備を

装着しているためかどこ

か安心感があり、高所恐

怖症の私でも余裕で吊り

橋やターザンロープ等を

クリアした。ここで調子

付いた私は、一気にレベ

ル六の黒色コースに挑

戦。

『アドベンチャーに挑む』

ジャンプ位置に立った

瞬間、「あっ、これ無理だ。

怖い。」と悟った。飛びた

くても足が前に出てくれ

ない。スタッフが「自分

は飛行機だと思えば大丈

夫。さぁ、さん、に、い

ち！」と応援してくれた。

しかし私は恐怖感から

か、そんな優しい応援に

対し、「私は人間だから、

無理に決まってるじゃ

ん。」と皮肉な返事を心の

中でつぶやいていた。

なかなか飛べないでい

るとスタッフが、「さん、

に、いちで背中を押そう

か」と提案。一旦承諾す

るも、「さん、に・・・」

その言葉が始まるとどう

しても怖くなり、「待っ

て！待って！押さない

で！」と結局飛べずじま

い。そんなことを高さ十

二メートル上で繰り返す

こと十五分。ふと、「あれ、

これ飛ばないと一生下に

降りられない・・・飛ぼ

左:レベル 3 の青色コース。

右:レベル 1 の黄色コース。

上:高さ 12 メートルからバンジージャンプ。

右:クライミングウォール。

最後のステージ

黒色コース

5

活発に動いた後は汗を

流しに、車で約二十分上

っ

た

場

所

に

あ

る

温

泉

「Sari

Ate

r H

ote

l &

Reso

rt

」へ。マグネシウ

ムや硫黄泉、塩化物泉の

成分が含まれた温泉が湧

き出ており、アレルギー

やリウマチ、皮膚病の療

養におすすめだ。

●Bandung Treetop

Buper Cikole lembang

*バリ･スラバヤ･スマラン

にもあり

≪コースの条件≫

黄色コース：4歳以上かつ身長 120cm以上

緑色コース：4歳以上かつ身長 120cm以上

青色コース：4歳以上かつ身長 145cm以上

橙色コース：4歳以上かつ身長 145cm以上

赤色コース：12歳以上かつ身長 145cm以上

黒色コース：12歳以上かつ身長 145cm以上

もう一度挑戦する気力

と勇気はなく、黒色コー

スは途中リタイアした。

始まる前は、どれほどの

絶叫か御手並み拝見と余

裕をかましていた私を殴

ってやりたい・・・。実

際は、この後もコースは

続き、八種類のアスレチ

ックが待ち構えている。

高さ二十メートルでのア

スレチックがあるそう

だ。

個

室

風

呂

が

あ

る

「Kola

m M

ayan

g S

ari

」

（有料）は、浴槽が一つ

あるのみで至ってシンプ

ルだが、使用毎にお湯を

入れ替えるためいつでも

新しいお湯に浸かれる。

激しい運動をした後に、

ゆっくりと温泉に浸かれ

るとはなんという極楽だ

ろうか。疲れも一気に吹

っ飛んでしまった。

インドネシアにこんな

スリル感のある楽しい場

所があるとは驚いた。今

度は、プライベートで再

度、黒色コースに挑戦し

たい。

『運動後は極楽温泉』

狭いよ～

下:園内全てが温泉プール。水着や服を着用して入るのも良し、足湯するのも良し。

右:個室風呂。一人でゆっくりと極楽タイムを満喫。

●Sari Ater Hotel & Resort

Jl. Raya Ciater Subang 41281

*宿泊も可能。

全室のシャワールームに温泉

が湧いている。

右:園内は大きく分けて 4 つの温泉プール が ある。

6

寒さで目が覚めた翌日

は、十五ヘクタールの広

い敷地にある遊具施設を

楽しんだ。ラビットワン

ダーランドや公園、射的

場、アーチェリー等約十

五種類の遊具施設（有料）

があり、外へ出かけなく

ても楽しい。また、レス

トラン三店舗、食堂一店

舗があり、小さなテーマ

パークのようだ。子ども

連れの家族や友人同士、

カップルの旅行に最高な

宿泊場所だ。

この日は、レンバンに

あるリゾード「D

usu

n

Bam

bu

」に宿泊。日本語

で、’D

usu

n

＝村、’B

am

bu

＝竹’

という意味だ。名前

の通り、リゾート内はた

くさんの竹が生えてお

り、どこか日本を感じさ

せる。

『テーマパークのような

リゾート』

もう一つは、プライベ

ート空間が確保されたテ

ント。テントと聞くと、

広いグランドにいくつく

ものテントが設置され、

シャワーやトイレは共同

というイメージがある

が、ここは、テント毎に

仕切りがありシャワーや

トイレも個々にある。今

回は、アクティブに行こ

うということでテントに

宿泊した。木の洒落た扉

を開けると、テントがひ

っそりと建っており、自

分たちしかいない空間に

特別さを感じた。机や寝

床、電源が完備されたテ

ントは快適ながらも、風

の音や虫の鳴き声が聞こ

える。自然と調和した空

間、とても贅沢で最高だ。

ここは、二種類の宿泊施

設があり、一つは木をモチ

ーフにしたヴィラ。ヴィラ

内は石畳の道や庭園があ

り、「旅館か？」と錯覚する

ほど素晴らしい。白と茶色

を基調としたヴィラの中

は、落ち着いた空間となっ

ている。

上:隔離された静寂のヴィラ。

右上:ファミリーヴィレッジ

レジテンス。

右:ヴィラの寝室。

上:シングルキャンピン

グデック。

左:テントの寝床。

バイクより

難しいぞ・・

●Dusun Bambu

Jl. Kolonel Masturi KM

Cisarua, Bandung

7

大勢のときは、

Vila Air に宿泊

レンタカーを借り

て ダゴアタスのカフェ巡り

Dusun Bambu

から

車で約五分下った

場所に、‘自然’と

‘日本’をコンセプ

トにしたナチュラ

ルリゾート「V

ila

Air

」がある。全て

の宿泊施設がヴィ

ラになっており、一

棟のヴィラに最大

で八名宿泊するこ

とができる。

料金/車 有効期限:次回の改定まで

車種 サービス 料金

アバンザ/イノーバ 12 時間 160万ルピア

料金/室/泊 有効期限:2017年 12月 15日まで

ヴィラ 平日（日～木） 週末（金～土）

3 ベッド 214万ルピア 255万ルピア

4 ベッド 357万ルピア 429万ルピア

＊ハイシーズン時は上記料金が適用できません。

＊上記料金は事前の告知なく変更となる場合がございます。 ＊別途 VAT1%が加算されます。

＊ハイシーズン時に上記料金は適用できません。

＊上記料金は事前の告知なく変更となる場合がございます。 ＊別途 VAT1%が加算されます。

バンドン中心部

から車で約四十分、

お洒落なカフェが

集まるエリア「ダゴ

アタス」がある。丘

の上に建つカフェ

からは、美しいバン

ドンの景色が楽し

める。

①Lawangwangi C

afé

●レンタカー料金

●宿泊料金

●Lawangwangi Cafe

Jl. Dago giri No.99

☎ 022 250 4105

月 休み

火～木 11時～22時

金～土 10時～22時

日 11時～22時

＊上記は、2017年 3月 1日の情報です。現在、営業時間や料金等が変わっている場合がございます。

②Cocoric

o C

afe

‘自然‘をコンセプトに掲げるラワンワンギカフェはクーラーがなく、大きな窓から気持ちいい風が入り込む。

●Cocorico Cafe

Jl. Bukit Pakar

Timur No.19

☎ 022 250 3262

日～金 8時～23時

土 8時～24時

ガーデンカフェからは、バンドン市内を一望することができる。とくに夜景はお勧めだ。

3ベッドルーム。

4ベッドルーム。

3ベッドルームの寝室。

4ベッドルームのリビング。

ちょっとした

アクティビティも魅力の一つ…。

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