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平成31年度 岩手県高等学校1年・2年 基礎力確認調査結果報告 令和元年7月 岩手県教育委員会

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平成31年度

岩手県高等学校1年・2年

基礎力確認調査結果報告

令和元年7月

岩手県教育委員会

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平成 31年度岩手県高等学校1年・2年基礎力確認調査結果報告

目 次

Ⅰ 調査の概要 ・・・ 2

1 調査のねらい

2 調査の内容と対象

Ⅱ 各学年の調査結果の概要 ・・・ 3

1 高等学校1年

2 高等学校2年

Ⅲ 各教科の調査結果の概要とその分析

1 国語 高等学校1年 ・・・ 6

2 国語 高等学校2年 ・・・ 8

3 数学 高等学校1年 ・・・ 10

4 数学 高等学校2年 ・・・ 12

5 英語 高等学校1年 ・・・ 14

6 英語 高等学校2年 ・・・ 16

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Ⅰ 調査の概要

1 調査のねらい

各高等学校において、高校入学時点と高校1年生修了時点での生徒一人一人の基礎

力の定着状況を把握し、その結果を基に指導の充実を図る。また、全県的な規模で基

礎力の定着状況を把握することにより、明らかになった学習指導上の問題点を教育施

策に反映させ、本県の生徒の学力向上に資する。

2 調査の内容と対象

(1)高等学校1年

ア 調査内容

中学校の国語・数学・英語の3教科について、学習指導要領の目標及び内容に

基づき、その全範囲から出題し、生徒個々の基礎力の定着度を調査した。

イ 調査対象(全日制課程 68校 8,206名)

公立高等学校1年生(64校 8,192名)

県立特別支援学校高等部1年生(5校 14名)

盛岡視覚支援・盛岡聴覚支援・盛岡となん支援・盛岡青松支援・一関清明支援

ウ 調査期日

平成 31年4月 12日(金)~19日(金)

(2)高等学校2年

ア 調査内容

高校1年修了時の国語・数学・英語の3教科について、学習指導要領の目標及

び内容に基づき、その全範囲から出題し、生徒個々の基礎力の定着度を調査した。

イ 調査対象(全日制課程 68校 8,359名)

公立高等学校2年生(64校 8,351名)

県立特別支援学校高等部2年生(4校 8名)

盛岡視覚支援・盛岡聴覚支援・盛岡青松支援・一関清明支援

ウ 調査期日

平成 31年4月 12日(金)~19日(金)

-2-

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Ⅱ 各学年の調査結果の概要

1 高等学校1年

基礎力確認調査の教科別の正答率を示したのが、[表-1]である。

[表-1]教科別の正答率

国 語 数 学 英 語

H31 60.5% 68.5% 71.0%

H30 60.5% 66.6% 71.0%

H29 59.7% 68.0% 70.2%

今年度、国語と英語は昨年度と同じ問題を、数学については、昨年度の問題を一

部変更して実施した。正答率を昨年度と比較すると、国語、英語ともに変化なし、

数学は 1.9ポイント上昇している。

各学校においては、新入生の実態を領域別・観点別に十分に分析した上でさらな

る授業改善に生かしてほしい。

2 高等学校2年

基礎力確認調査の教科別の正答率を示したのが、[表-2]である。

[表-2]教科別の正答率

国 語 数 学 英 語

H31 45.3% 53.2% 53.8%

H30 45.8% 53.7% 53.9%

H29 45.5% 53.7% 53.1%

今年度、国語と英語は昨年度と同じ問題を、数学については、昨年度の問題を一

部変更して実施した。正答率を昨年度と比較すると、国語は 0.5、数学は 0.5、英

語は 0.1ポイント減少した。

各学校においては、現2年生の昨年度の結果からの推移を踏まえ、高校入学後の

成果を領域別・観点別に検証するとともに、生徒の実態に応じた課題解決のための

具体的な方策を策定し、授業改善に取り組んでほしい。

-3-

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教科 領域別観点別 領域・観点内容 問題数 正答率 正答率グラフ(県)

国語 領域・事項 話すこと・聞くこと 3 90.2

国語 領域・事項 書くこと 5 91.1

国語 領域・事項 読むこと 12 62.1

国語 領域・事項 伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項 15 43.0

国語 観点 話すこと・聞くこと 3 90.2

国語 観点 書くこと 5 91.1

国語 観点 読むこと 12 62.1

国語 観点 言語についての知識・理解・技能 15 43.0

##### #DIV/0!

数学 領域 数と式 16 72.6

数学 領域 図形 10 66.2

数学 領域 関数 6 61.4

数学 領域 資料の活用 4 68.1

数学 観点 数量や図形についての技能 27 69.4

数学 観点 数量、図形などについての 知識・理解 9 65.7

##### #DIV/0!

英語 領域 聞くこと 10 88.7

英語 領域 読むこと 14 64.6

英語 領域 書くこと 5 76.7

英語 領域 技能を支える言語事項 11 60.6

英語 観点 理解の能力 24 74.6

英語 観点 表現の能力 5 76.7

英語 観点 言語・文化の知識・理解 11 60.6

高校1年生

-4-

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教科 領域別観点別 領域・観点内容 問題数 正答率 正答率グラフ(県)

国語 領域・事項 話すこと・聞くこと 0 ##### #DIV/0!

国語 領域・事項 書くこと 0 ##### #DIV/0!

国語 領域・事項 読むこと 14 49.7

国語 領域・事項 伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項 21 42.4

国語 観点 話すこと・聞くこと 0 ##### #DIV/0!

国語 観点 書くこと 0 ##### #DIV/0!

国語 観点 読むこと 14 49.7

国語 観点 言語についての知識・理解・技能 21 42.4

##### #DIV/0!

数学 領域 数と式 14 68.3

数学 領域 図形と計量([中]図形) 13 31.5

数学 領域 二次関数([小]数量関係・[中]関数) 8 36.5

数学 領域 データの分析([中]資料の活用) 9 54.9

数学 観点 数学的な考え方 2 27.3

数学 観点 数量や図形についての技能 39 50.9

数学 観点 数量、図形などについての 知識・理解 3 38.0

##### #DIV/0!

英語 領域 聞くこと 10 63.8

英語 領域 読むこと 14 48.8

英語 領域 書くこと 5 48.1

英語 領域 技能を支える言語事項 11 53.7

英語 観点 理解の能力 24 55.1

英語 観点 表現の能力 5 48.1

英語 観点 言語・文化の知識・理解 11 53.7

高校2年生

-5-

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Ⅲ 各教科の調査結果の概要とその分析

1 国語 高等学校1年

(1)問題の概要

聞き取り問題を含む7つの大問で構成し、「話すこと・聞くこと」、「書くこと」、「読

むこと」及び〔伝統的な言語文化と国語の特質に関する言語事項〕の3領域1事項につ

いて、義務教育段階の学習の定着状況を調査した。

1 聞き取り問題 3題 2 知識・理解(漢字の読み書き) 8題

3 知識・理解(文法・語句) 6題 4 文学的な文章 5題

5 説明的な文章 5題 6 古典 3題

7 作文 200字

(2)調査結果から見られる課題等 ( )は前年比

2 知識・理解(漢字の読み書き)、 3 知識・理解(文法・語句)

2(1)漢字の読みの問題では、全体の正答率が 48.7%(昨年度 48.2%)であるのに対

し、(2)漢字の書き取りの問題では 37.8%(昨年度 36.1%)、3 文法、語句の知識・理

解の問題では 37.3%(昨年度 37.2%)と、昨年同様低い結果となった。

漢字や語句の指導においては、文や文章の中で書く能力、読む能力の育成が求めら

れる。書き取りの練習にとどまらず、自己の考えなどを表現する際に使用すること

で、理解が深まることから、「書くこと」など、他の領域ともあわせた指導などを工

夫する必要がある。また、文法の指導では、日常の場面などを取り上げながら、伝え

たい内容をよりよく伝えるためには文法が重要であることに気付くように指導する

ことが重要である。

4 文学的な文章、 5 説明的な文章

4の全体の正答率は昨年とほぼ同じである。(1)の正答率が 32.9%と一昨年度の

38.8%から大きく正答率を減少させている。この問は文章の構成を把握する力をみる

問題であるが、文章の部分を読みとる力を見る問題である4の他の平均正答率が

71.4%であることから、文章の部分を読み取る力が定着している一方で、全体を読み

取る力の不足が認められる。

また、5では(5)の正答率が 40.4%(昨年度 43.0%)と、昨年度よりも減少した。こ

の問は文章の展開を把握する力を見る問題であったことから、4の(1)同様に全体を読

み取る力の不足が認められる。

授業では文章の細部を分析的に読むことに偏ることなく、文章全体を捉える読みの

指導を行う必要がある。また、学校図書館等を活用して、読書に取り組む態度を育成

することも重要である。

6「古典」 (3)は本文の話題とことわざの意味を関連させる力を見る問題としたが、38.1%と

低い結果となった。(2)の平均正答率は 82.0%であることから、本文の展開は読み取れていると予想され、ことわざの意味の理解や、ことわざと本文の意味を関連づけることができていないと思われる。古典の学習については、文法の指導などに偏ることなく、伝統的な言語文化への興味・関心を広げる指導が必要である。

-6-

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高等学校1年 国語

No大問

問題の内容枝問

出題のねらい 領域・事項 観点小問正答率

正答率グラフ(県) 無解答率

1 1話の中心の部分と付加的な部分とに注意して聞き取ることができる。

話すこと・聞くこと 話すこと・聞くこと 91.8 0.1

2 2話の意図に応じた説得力のある話し方を理解できる。

話すこと・聞くこと 話すこと・聞くこと 92.8 0.1

3 3話し合いの方向を的確に捉えて聞き取ることができる。

話すこと・聞くこと 話すこと・聞くこと 85.9 0.1

4 1①伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項

言語についての知識・理解・技能

82.0 1.6

5 1②伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項

言語についての知識・理解・技能

65.7 3.9

6 1③伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項

言語についての知識・理解・技能

26.6 6.3

7 1④伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項

言語についての知識・理解・技能

20.3 8.4

8 2①伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項

言語についての知識・理解・技能

40.1 23.5

9 2②伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項

言語についての知識・理解・技能

48.7 17.8

10 2③伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項

言語についての知識・理解・技能

41.8 20.2

11 2④伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項

言語についての知識・理解・技能

20.6 7.8

12 1単語の類別について理解することができる。

伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項

言語についての知識・理解・技能

38.0 0.2

13 2慣用句の意味や用法に注意することができる。

伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項

言語についての知識・理解・技能

24.2 0.1

14 3文の成分や文の組み立てについて理解することができる。

伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項

言語についての知識・理解・技能

24.8 2.6

15 4文の成分や文の組み立てについて理解することができる。

伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項

言語についての知識・理解・技能

55.6 0.3

16 5文の成分や文の組み立てについて理解することができる。

伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項

言語についての知識・理解・技能

25.7 0.2

17 6単語の類別について理解することができる。

伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項

言語についての知識・理解・技能

55.7 0.3

18 1文章の展開に即して内容を捉えることができる。

読むこと 読むこと 32.9 0.1

19 2文章の展開に即して内容を捉えることができる。

読むこと 読むこと 80.2 0.1

20 3文章の展開に即して内容を捉えることができる。

読むこと 読むこと 57.7 0.1

21 4文章の展開に即して内容を捉えることができる。

読むこと 読むこと 92.2 0.1

22 5文章の展開に即して内容を捉えることができる。

読むこと 読むこと 55.5 0.4

23 1書き手の論理の展開の仕方を的確に理解することができる。

読むこと 読むこと 48.2 0.2

24 2文章の中心的な部分と付加的な部分を読み分けることができる。

読むこと 読むこと 78.8 0.2

25 3文章の展開に即して内容をとらえることができる。

読むこと 読むこと 67.4 0.3

26 4文脈の中での語句の的確な使い方を理解することができる。

読むこと 読むこと 72.3 0.4

27 5書き手の論理の展開の仕方を的確に捉えることができる。

読むこと 読むこと 40.4 0.6

28 1文語のきまり、訓読のきまりなどを理解することができる

伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項

言語についての知識・理解・技能

75.8 1.1

29 2文章の展開に即して内容を捉えることができる。

読むこと 読むこと 82.0 0.6

30 3文章の展開に即して内容を捉えることができる。

読むこと 読むこと 38.1 0.7

31 書くこと 書くこと 93.5 2.5

32 書くこと 書くこと 92.3 2.7

33 書くこと 書くこと 92.4 2.9

34 書くこと 書くこと 90.7 3.8

35 書くこと 書くこと 86.7 4.2

合計正答率 60.5 3.3

文章の形態に応じて適切な構成を工夫することができる。

作文

論理の展開を工夫して書くことができる。

話し合いの内容の聞き取り

漢字の読み

漢字の書き

文法・語句の知識・理解

文学的な文章の内容の読み取り

説明的な文章の内容の読み取り

古典の内容の読み取り

中学校第3学年までに学習した漢字を読むことができる。

中学校第3学年までに学習した漢字を書くことができる。

1

3

6

7

2

5

4

-7-

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2 国語 高等学校2年

(1)問題の概要

6つの大問で構成し、本県の課題となっている領域「読むこと」と〔伝統的な言語文化

と国語の特質に関する事項〕を中心に、高校1年生段階の学習の定着状況を調査した。

1 知識・理解(漢字の読み書き等)10題 2 知識・理解(文法・語句)6題

3 文学的な文章 6題 4 論理的な文章 4題

5 古文 5題 6 漢文 4題

(2)調査結果から見られる課題等 ( )は前年比

1 知識・理解(漢字の読み書き等)、 2 知識・理解(文法・語句)

1(1) ③の正答率が 26.2%(昨年度 24.3%)、(2)③の正答率が 15.3%(13.1%)、(2)

④の正答率が 28.9%(昨年度 29.2%)と減少した。特に(2)③では無解答率が 40.1%と

上昇した。

漢字や語句の指導においては、文や文章の中で書く能力、読む能力の育成が求められ

る。書き取りの練習にとどまらず、自己の考えなどを表現する際に使用することで、理

解が深まることから、「書くこと」など、他の領域ともあわせた指導などを工夫する必

要がある。漢字の読みに関しては、文章の音読を行うことで読めない漢字や漢字の読み

間違いに気付くようにする指導も有効である。また、語彙の指導では辞書や資料集など

を活用して、別の言葉に置き換えるなどして理解を深める指導が考えられる。

4 論理的な文章

(2)の正答率が 41.9%と低い結果となった。文章の内容を叙述に即して的確に読み取

ることについては、生徒が主体的に読む態度を育成する必要がある。また、短い字数の

抜き出しによって解答する設問であったが、無答率は 11.5%という結果であった。短い

字数での抜き出しではあるが、他の選択肢を選ぶ問に対し、無答率が高いことから、生

徒の中には表現することを苦手とする要素があることも想定される。「思考力・判断

力・表現力等」を育成するためには、言語活動の工夫が重要である。

5 古文、 6 漢文

5の(3)の正答率が 21.7%(昨年度 22.1%)と減少した。その理由としては、傍線部

が反語を含むものであったことが考えられる。また、6(3)の返り点を付す問題の正答率

が 18.6%(昨年度 20.9%)と減少した。その理由としては、傍線部が再読文字「将」を含むもの

であったことが考えられる。また、6(1)の現代語訳を答える問題でも、正答率が 20.4%(昨年

度 22.1%)と昨年同様に低い結果となった。

以上の結果から、学習指導要領「国語総合」における〔伝統的な言語文化と国語の特質

に関する事項〕(1)事項ア(イ)にある、「古典を読むのに必要な文語の決まりや訓読の決ま

りなどを理解すること」について、引き続き課題が見られた。古典を理解するための基

礎的・基本的な知識及び技能の習得は大切ではあるが、その指導を重視しすぎる余り、古

典を苦手とする生徒を生むことにつながってしまうこともある。文語の決まりや訓読の

決まりについての学習では、読むことの指導に即して行うことが必要であり、そのため

には、教材を工夫し、授業で扱う話の内容を身近な例に引きつけて考えさせたりするな

ど関心・意欲を喚起しながら、きまりに関する知識や理解を深める指導が重要である。

-8-

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高等学校2年 国語

No大問

問題の内容枝問

出題のねらい 領域・事項 観点小問正答率

正答率グラフ(県) 無解答率

1 1①伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項

言語についての知識・理解・技能

87.3 1.2

2 1②伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項

言語についての知識・理解・技能

57.0 4.8

3 1③伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項

言語についての知識・理解・技能

26.2 4.4

4 1④伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項

言語についての知識・理解・技能

47.3 4.7

5 2①伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項

言語についての知識・理解・技能

86.5 5.8

6 2②伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項

言語についての知識・理解・技能

29.6 9.0

7 2③伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項

言語についての知識・理解・技能

15.3 40.1

8 2④伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項

言語についての知識・理解・技能

28.9 4.3

9 3伝統的な言語文化への興味・関心をもっている

伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項

言語についての知識・理解・技能

51.0 10.8

10 4文語のきまり、訓読のきまりなどを理解することができる

伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項

言語についての知識・理解・技能

48.2 3.6

11 1単語の類別について理解することができる。

伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項

言語についての知識・理解・技能

42.9 0.2

12 2慣用句の意味や用法に注意することができる。

伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項

言語についての知識・理解・技能

25.4 0.2

13 3文の成分や文の組み立てについて理解することができる。

伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項

言語についての知識・理解・技能

22.4 2.4

14 4文の成分や文の組み立てについて理解することができる。

伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項

言語についての知識・理解・技能

55.7 0.3

15 5文の成分や文の組み立てについて理解することができる。

伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項

言語についての知識・理解・技能

28.2 0.2

16 6単語の類別について理解することができる。

伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項

言語についての知識・理解・技能

57.6 0.3

17 1文章の展開に即して内容を捉えることができる。

読むこと 読むこと 52.6 0.3

18 2言葉の成り立ち、表現の特色及び言語の役割などを理解することができる。

伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項

言語についての知識・理解・技能

38.7 0.4

19 82.0 4.6

20 77.2 8.2

21 4文脈の中での語句の的確な使い方を理解することができる。

読むこと 読むこと 10.1 0.7

22 5文章の展開に即して内容を捉えることができる。

読むこと 読むこと 48.1 8.9

23 1書き手の論理の展開の仕方を的確に理解することができる。

読むこと 読むこと 67.1 1.1

24 2文章の展開に即して内容を捉えることができる。

読むこと 読むこと 41.9 11.5

25 3文章の展開に即して内容を捉えることができる。

読むこと 読むこと 65.2 1.0

26 4文章の展開を確かめながら、主題を理解することができる。

読むこと 読むこと 55.7 1.4

27 1伝統的な言語文化への興味・関心をもっている

伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項

言語についての知識・理解・技能

55.0 0.8

28 2伝統的な言語文化への興味・関心をもっている

伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項

言語についての知識・理解・技能

48.8 0.9

29 3文章の展開に即して内容を捉えることができる。

読むこと 読むこと 21.7 1.0

30 4文章の展開に即して内容を捉えることができる。

読むこと 読むこと 43.3 1.5

31 5文章の展開に即して内容を捉えることができる。

読むこと 読むこと 64.0 1.4

32 1伝統的な言語文化への興味・関心をもっている

伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項

言語についての知識・理解・技能

20.4 20.6

33 2文章の展開に即して内容を捉えることができる。

読むこと 読むこと 44.1 2.7

34 3文語のきまり、訓読のきまりなどを理解することができる

伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項

言語についての知識・理解・技能

18.6 4.4

35 4文章の展開に即して内容を捉えることができる。

読むこと 読むこと 23.4 1.8

合計正答率 45.3 4.7

読むこと 読むこと

漢字の読み

漢字の書き

文法・語句の知識・理解

学習した漢字を読むことができる。

学習した漢字を書くことができる。

6漢文の内容の読み取り

古典の知識

文章の展開に即して内容を捉えることができる。

5古文の内容の読み取り

論理的な文章の内容の読み取り

3

1

2

4

3文学的な文章の内容の読み取り

-9-

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( )内は県の無解答率 は無解答率が上昇

3 数学 高等学校1年

(1)問題の概要

13問の大問で構成。中学校段階の4領域(数と式・図形・関数・資料の活用)につ

いて、基礎・基本の学習内容を中心に定着状況を調査した。

また、調査対象生徒が1年前の中学3年時に参加した「全国学力・学習状況調査」等

で課題が見られた問題について、その後の学習による定着状況の改善を確認するために

同種問題[(2)イの9問]で再調査することとした。

(2)調査結果から見られる課題等 ( )は前年比

ア 昨年度の調査結果との対比

内容を変更しない問題で、約 2.0 ポイント以上変化した問題は次表のとおりであ

り、正答率はすべて上昇している。

問題番号 内 容 正答率 (昨年比)

2(4) 因数分解できることを確認する問題 48.6% (+3.4ポイント)

3(3) 2次方程式を解くことを確認する問題 68.6% (+1.9ポイント)

5(1) 反比例の意味の理解を確認する問題 60.8% (+6.2ポイント)

8(1) 「垂直二等分線」の意味を確認する問題 51.0% (+2.7ポイント)

13(2) 確率の意味の理解を確認する問題 68.4% (+1.8ポイント) その他、例年同様、正答率が6割に届かない問題は全 36問中8問あり、指導を要

する事項として留意したい。苦手な内容の傾向として、「意味理解が求められる内

容」、「関数」、「図形などについての知識・理解」があげられるが、基礎・基本の習

得のためには反復練習に止まることなく、意味や有用性の理解を伴うことで定着が

促進されることも指導に加味したい。

イ 再調査問題について(「平成 30年度全国学力・学習状況調査」結果との対比)

調査した全ての問題に

おいて、中3の4月に実

施した全国学力調査結果

より 5~23 ポイント上昇

しており、定着が進んで

いる。一方で、無解答率

が高くなった問題がある

こと、2(2)のように、数

量の関係を文字式に表す

といった基本的な技能の

定着が不十分であること

等の課題も見られる。

H30 中3全国学調県 正答率 高1基礎力確認調査 正答率

調

1(3) 62.1% ( 1.5%) 1(3) 79.2% ( 0.6%)

2(1) 38.4% (10.1%) 4 61.8% ( 6.0%)

2(4) 36.4% (22.0%) 2(2) 54.9% (13.8%)

3(3) 73.6% ( 6.4%) 3(2) 78.6% ( 4.4%)

5(4) 50.7% ( 0.7%) 9(3) 69.0% ( 2.6%)

6(1) 64.5% ( 0.6%) 9(1) 73.8% ( 1.2%)

7(1) 64.3% ( 0.7%) 9(2) 69.1% ( 2.5%)

9(2) 48.3% (19.0%) 5(2) 67.7% ( 7.6%)

14(2) 68.2% ( 6.8%) 12(1) 75.9% ( 3.8%)

-10-

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高等学校1年 数学

No大問

問題の内容枝問

出題のねらい 領域 観点小問

正答率正答率グラフ(県) 無解答率

1 1 正負の数の加法の計算ができる。 数と式 中1 数学的な技能 96.8 0.1

2 2 正負の数の除法の計算ができる。 数と式 中1 数学的な技能 85.8 1.4

3 3指数を含む正負の数の四則計算ができる。

数と式 中1 数学的な技能 79.2 0.6

4 4 1次式の減法の計算ができる。 数と式 中1 数学的な技能 84.4 1.2

5 5 単項式どうしの除法の計算ができる。 数と式 中2 数学的な技能 91.1 1.4

6 6 根号を含む式の減法の計算ができる。 数と式 中3 数学的な技能 87.0 4.5

7 7 根号を含む式の乗法の計算ができる。 数と式 中3 数学的な技能 67.7 5.2

8 1数量の関係を文字式に表すことができる。

数と式 中1 数学的な技能 37.8 11.0

9 2等式を目的に応じて変形することができる。

数と式 中2 数学的な技能 54.9 13.8

10 3二元一次方程式の解の意味を理解している。

数と式 中2数量、図形などについての知識・理解

51.4 2.8

11 4 乗法公式を使って展開ができる。 数と式 中3 数学的な技能 83.4 3.7

12 5 共通因数でくくり,因数分解ができる。 数と式 中3 数学的な技能 48.6 14.6

13 1 一次方程式を解くことができる。 数と式 中1 数学的な技能 85.1 3.8

14 2簡単な連立二元一次方程式を解くことができる。

数と式 中2 数学的な技能 78.6 4.4

15 3 二次方程式を解くことができる。 数と式 中3 数学的な技能 68.6 13.4

16 4 数と式具体的な事象における数量の関係を捉え、大小関係を不等式に表すことができる。

数と式 中1 数学的な技能 61.8 6.0

17 1具体的な事象における数量関係が,反比例の関係であることを理解している。

関数 中1数量、図形などについての知識・理解

60.8 1.5

18 2 与えられた比例のグラフから,x の変域に対応する yの変域を求めることができる。

関数 中1数量、図形などについての知識・理解

67.7 7.6

19 31次関数において,変化の割合が一定で a の値に等しいことを理解している。

関数 中2数量、図形などについての知識・理解

63.1 19.8

20 6 関数1次関数 y=ax+b のグラフをかくことができる。

関数 中2 数学的な技能 67.6 12.3

21 1関数y=ax²における変化の割合を求めることができる。

関数 中3 数学的な技能 41.1 13.1

22 2 身のまわりの関数y=ax2 について数学

的に処理できる。関数 中3 数学的な技能 68.1 12.8

23 1数学用語「垂直二等分線」について理解している。

図形 中1数量、図形などについての知識・理解

51.0 13.1

24 2空間における直線と直線との位置関係(ねじれの位置)を理解している。

図形 中1数量、図形などについての知識・理解

90.2 1.4

25 3 扇形の弧の長さを求めることができる。 図形 中1 数学的な技能 44.3 13.1

26 4 球の体積を求めることができる。 図形 中1 数学的な技能 45.1 12.2

27 5円周角の定理を使って,角の大きさを求めることができる。

図形 中3 数学的な技能 85.1 2.8

28 1三角形の外角とそれと隣り合わない2つの内角の和の関係を理解している。

図形 中2 数学的な技能 73.8 1.2

29 2 2つの三角形が合同であるために必要な辺や角の相等関係について理解している。

図形 中2数量、図形などについての知識・理解

69.1 2.5

30 3 四角錐の体積は,それと底面が合同で高さが等しい四角柱の体積の1/3であることを理解している。 図形 中2

数量、図形などについての知識・理解

69.0 2.6

31 10 図形三角形と比の性質を使って,線分の長さを求めることができる。

図形 中3 数学的な技能 72.0 6.1

32 11 図形三平方の定理を使って,線分の長さを求めることができる。

図形 中3 数学的な技能 62.2 7.5

33 1与えられた資料から中央値を求めることができる。

資料の活用 中1 数学的な技能 75.9 3.8

34 2測定値が与えられた場面において,近似値と誤差の意味を理解している。

資料の活用 中1数量、図形などについての知識・理解

63.0 3.8

35 1 場合の数を求めることができる。 資料の活用 中2 数学的な技能 65.0 4.2

36 2 確率を求めることができる。 資料の活用 中2 数学的な技能 68.4 6.5

合計正答率 68.5 6.6

数と式

数と式

1

数と式

関数

関数

2

図形

3

5

7

図形

8

12

13

資料の活用

資料の活用

9

-11-

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4 数学 高等学校2年

(1) 問題の概要

「数と式」、「図形」、「関数・数量関係」、「データの

分析・資料の活用」の4つの領域について、数学Ⅰの

学習内容に中学校までの学習内容を加えて調査した。

数学Ⅰの「図形と計量」の鈍角の三角比まで学習した学校はA型、数学Ⅰを全範囲学

習した学校はB型で調査を行った。領域別の小問数は[表]のとおりである。

(2) 調査結果から見られる課題等 ( )は前年比

ア 全体

受験者数は、A型 1,252人(前年差 +266人)、B型 7,107人(前年差 -469人)、

合計 8,359人(前年差 -203人)である。正答率は、AB両型共通問題で 55.3%(昨

年比 -0.8ポイント)、無解答率は 20.9%(昨年比 +3.0ポイント)であった。

イ 数と式

1 (1)「7-4×3」は高い正答率を期待したい問題であるが、約 13%(約 1,090

人)の生徒が不正解であり、昨年より約1%(約+60人)上昇している。5 「等

式をある文字について解く問題」、6 (1)「連立方程式」の正答率は一昨年度3ポ

イント以上減少した問題であるが、今年度についても大きな変化はなかった。今年

度最も大きな変化があったのは、4(2)「根号を含む式の分母の有理化」で 53.9%

(昨年比 -4.8ポイント)であった。各校においては個々の生徒の学習状況を丁寧

に把握するとともに、学び直しの機会の設定など含め、指導方法の改善を図りたい。

また、6 (3)「2次方程式」は昨年

と正答率が 1.8ポイント減少した問題

であったが、今年度も 1.3ポイント減

少し 56.0%であった。1年生のときに

同じ問題を出題しているが、正答率は

10.8ポイント減少し、無解答率は

25.1%(1年時比 +11.0ポイント)

上昇した。高校数学では2次方程式を活用する場面が多いことから、解の公式の意

味理解については特に力を注ぎたい。

ウ 2次関数

関数分野は生徒が最も苦手とする分野の一つである。2次関数の学習は勿論重要

であるが、9 「1次関数」の正答率が 46.4%であり、理解が不十分であることがわ

かる。関数の基礎的な考え方の理解を深め、2次関数の理解へとつなげていきたい。

エ その他

1年生のときに出題した同じ問題は、他に 14 、15(1)があり、正答率はそれぞれ

64.0%(1年時比 -9.2ポイント)、51.6%(1年時比 -10.6ポイント)、無解答

率はそれぞれ 5.3%(1年時とポイント)、8.0%(1年時比 +0.9ポイント)であ

った。無答が多い分野は、2次関数、図形と計量である。数学的論拠に基づいて判

断し、説明する力を育成するため、生徒同士で定義を確認したり数式の意味を説明

したりするような活動等、様々な言語活動の場面を普段の授業の中で積極的に取り

入れていきたい。

[表]領域別の小問数

数と式 図形 関数 データ

A型 13 5 13 4

B型 13 7 10 5

同一問題における正答率の比較(単位は%) ※( )内は無解答率

6(3) 14 15(1)

H30(現2年生の1年時) 66.8(14.1) 73.2(5.3) 62.2(7.1)

H31(現2年生) 56.0(25.1) 64.0(5.3) 51.6(8.0)

H29(現3年生の 1年時) 66.1(15.1) 73.2(5.5) 62.9(7.6)

H30(現3年生の2年時) 57.3(24.3) 64.7(5.7) 51.4(8.2)

-12-

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高等学校2年 数学

No大問

問題の内容枝問

出題のねらい 領域 観点小問

正答率正答率グラフ(県) 無解答率

1 1 正負の数の四則計算ができる。 数と式 中1 数学的な技能 87.0 0.1

2 2 正負の数の四則計算ができる。 数と式 中1 数学的な技能 90.7 1.1

3 3 根号を含む式の四則計算ができる。 数と式 中3 数学的な技能 86.6 3.5

4 2 数と式 乗法公式を使って展開ができる。 数と式 高1 数学的な技能 83.2 1.9

5 1 共通因数でくくり,因数分解ができる。 数と式 高1 数学的な技能 84.4 6.6

6 2 たすき掛けの因数分解ができる。 数と式 高1 数学的な技能 69.0 13.0

7 1根号を含む式の分母の有理化ができる。

数と式 高1 数学的な技能 82.9 4.2

8 2根号を含む式の分母の有理化ができる。

数と式 高1 数学的な技能 53.9 9.3

9 5 数と式等式を目的に応じて変形することができる。

数と式 中2 数学的な技能 65.1 10.6

10 1連立二元一次方程式を解くことができる。

数と式 中2 数学的な技能 69.7 9.4

11 2 1次不等式を解くことができる。 数と式 高1 数学的な技能 58.2 11.0

12 3 2次方程式を解くことができる。 数と式 中3 数学的な技能 56.0 25.1

13 7 関数 関数の意味を理解している 関数 中1数量、図形などについての知識・理解

9.7 46.8

14 1 百分率を用いた計算ができる。 数量関係 小5 数学的な技能 43.0 12.0

15 2速さ・時間・道のりの関係を用いた計算ができる

数量関係 小6 数学的な技能 59.3 6.3

16 9 関数 1次関数の式を求めることができる。 関数 中2 数学的な技能 46.4 26.0

17 10 二次関数 2次関数の式を求めることができる。 二次関数 高1 数学的な技能 31.4 35.0

18 11 二次関数 2次関数のグラフを描くことができる。 二次関数 高1 数学的な技能 32.3 25.4

19 12 二次関数2次関数の最大値・最小値を求めることができる。

二次関数 高1 数学的な技能 31.8 23.4

20 13 二次関数 2次不等式を解くことができる。 二次関数 高1 数学的な技能 37.8 25.6

21 14 図形三角形と比の性質を使って,線分の長さを求めることができる。

図形 中3 数学的な技能 64.0 5.3

22 図形 1三平方の定理を使って,線分の長さを求めることができる。

図形 中3 数学的な技能 51.6 8.0

23 図形と計量 2 三角比の考え方を理解している 図形と計量 高1数量、図形などについての知識・理解

44.7 19.3

24 16 図形と計量 三角比の相互関係を理解している 図形と計量 高1 数学的な技能 45.5 29.3

25 1 32.1 47.2

26 2 22.5 62.1

27 17 数と式対称式を利用して、式の値を求めることができる

数と式 高1 数学的な技能 10.2 49.4

28 18 二次関数 未定係数を求めることができる 二次関数 高1 数学的な技能 45.7 38.4

29 19 二次関数条件を満たす二次関数を求めることができる

二次関数 高1 数学的な技能 4.6 73.7

30 20 二次関数式変形の誤りを判断し、正しく表現できる

二次関数 高1 数学的な技能 6.9 55.5

31 1度数分布表から相対度数を求めることができる。

資料の活用 中1 数学的な技能 32.9 18.9

32 2 中央値の意味について理解している。 資料の活用 中1 数学的な技能 53.4 3.3

33 図形 1 球の体積を求めることができる。 図形 中1 数学的な技能 8.5 25.2

34 2 場合の数を求めることができる。 資料の活用 中2 数学的な技能 63.5 9.4

35 3 確率を求めることができる。 資料の活用 中2 数学的な技能 36.1 18.7

36 17 図形と計量正弦定理を用いて辺の長さを求めることができる

図形と計量 高1 数学的な技能 30.7 29.3

37 18 図形と計量余弦定理を用いて辺の長さを求めることができる

図形と計量 高1 数学的な技能 37.7 35.6

38 19 図形と計量三角比の考え方を用いて、三角形の面積を求め方を説明できる。

図形と計量 高1 数学的な技能 15.1 64.0

39 20 数と式 命題の真偽を根拠をあげて判断できる 数と式 高1数量、図形などについての知識・理解

59.5 8.7

40 1 箱ひげ図の読み取りができる データの分析 高1 数学的な技能 90.2 1.1

41 2 箱ひげ図の読み取りができる データの分析 高1 数学的な技能 40.8 1.4

42 3 箱ひげ図の読み取りができる データの分析 高1 数学的な技能 30.5 1.4

43 1表を読み取り、散布図・相関を判断できる

データの分析 高1 数学的な技能 80.6 8.8

44 2表を読み取り、散布図・相関を判断できる

データの分析 高1 数学的な技能 65.9 9.0

合計正答率 53.2 20.9

15

23

21

22

1

3

4

6

8

数と式

数と式

数と式

数と式

数量関係

多様な考え方で問題を解決することができる

二次関数 高1 数学的な考え方

21

22

関数

資料の活用

データの分析

データの分析

資料の活用

-13-

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5 英語 高等学校1年

(1)問題の概要

問題は、リスニング問題を含む 10問の大問で構成し、「聞くこと」「読むこと」「書く

こと」の各領域の中学校段階での学習の定着状況を調査した。

1・2 リスニング問題

4 文法・語法問題

6 語彙・語法問題

8 長文の読解問題(選択式)

10 英作文(20語以上)

各5問

6問

5問

4問

1問

3 会話文の問題

5 語順整序問題

7 短文の読解問題(選択式)

9 長文の読解問題(記述式)

5問

2問

3問

2問

(2)調査結果から見られる課題等 ( )は前年度比

全体の正答率は、昨年度と同様の 71.0%である。「書くこと」において、昨年度より

1.5ポイント上昇している。しかし、「読むこと」が昨年度より 0.5ポイント減少して

いる。

3 会話文の読み取り 正答率(4)83.5%(-0.7ポイント)、(5)21.1%(-3.6ポイント)

(4) “May I speak to~?”は電話で多様される会話であるが、正答率は 0.7 ポイ

ント減少している。また、(5)は正答率が低いことに加え、昨年度と比較して正答率

は 3.6 ポイント減少している。“Please help yourself.”は日常会話で多用される

ものの、単語一つ一つの意味から文の意味を推測しにくい表現でもあり、場面を設定

した活動が問われるものでもある。基礎的知識の定着に加えて、実際に使用体験を重

ね、生きた表現にしていくことが望まれる。

6 語彙の意味・用法の知識・理解 正答率(4)31.9%(-0.5 ポイント)、(5)28.6%(-0.2

ポイント)

(1)89.9%、(2)55.3%、(3)79.3%の正答率と比較し、(4)と(5)の正答率が急に減少し

ている。(4)は tell+人+to 動詞の原形、(5)は動名詞の用法についての問いである。自

由英作文である大問 10の正答率が、昨年度と比較し大きく上昇し(10(1)+2.2ポイン

ト、10(2)+5.5ポイント、10(3)+2.3ポイント)、表現の能力の向上が見られることか

ら、同時に語彙や文法等、言語形式にも焦点を当て、表現の幅が一層広がるように指

導することも必要である。

8 長文の読み取り 正答率(1)67.7%(-0.4ポイント)、(3)50.9%(-2.1ポイント)

選択式問題(説明文)の(1)から(4)の中で、昨年度より正答率が上昇しているのは

(4)の 70.4%(+0.1 ポイント)のみである。また、大問9の長文記述式問題(日常の身

近な話題)において無解答率が改善しているにも関わらず(9(1)16.7%(2.8 ポイント

改善)、9(2)17.0%(1.6ポイント改善))、本問では昨年度と比較して、ほとんど無解答

率の改善は見られない。日常の出来事を扱ったストーリーには慣れてきたものの、説

明文のように論理の展開を踏まえて読むことにまだ課題があると思われる。様々なジ

ャンルの長文を扱いながらも、論理的な読み方についても指導する必要がある。

-14-

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高等学校1年 英語

No大問

問題の内容枝問

出題のねらい 領域 観点小問

正答率正答率グラフ(県) 無解答率

1 1 キーワード(動詞)を聞き取ることができる。 聞くこと 理解の能力 88.6 0.2

2 2 キーワード(名詞)を聞き取ることができる。 聞くこと 理解の能力 99.6 0.1

3 3キーワード(名詞と動詞)を聞き取ることができる。

聞くこと 理解の能力 98.7 0.2

4 4キーワード(動詞と名詞)を聞き取ることができる。

聞くこと 理解の能力 99.2 0.1

5 5キーワード(形容詞と名詞)を聞き取ることができる。

聞くこと 理解の能力 98.7 0.1

6 1会話の内容(過去の疑問文とその答え)を聞き取ることができる。

聞くこと 理解の能力 80.2 0.2

7 2会話の内容(時間をたずねる表現)を聞き取ることができる。

聞くこと 理解の能力 74.6 0.2

8 3会話の内容(Why?)を聞き取ることができる。

聞くこと 理解の能力 84.3 0.2

9 4会話の内容(日常の習慣をたずねる表現)を聞き取ることができる。

聞くこと 理解の能力 79.9 0.2

10 5会話の内容(What ~?)を聞き取ることができる。

聞くこと 理解の能力 82.8 0.3

11 1会話の流れを読み取り,正しい表現(所有代名詞)を選ぶことができる。

読むこと 理解の能力 90.2 0.0

12 2会話の流れを読み取り,正しい表現(依頼に対する応答)を選ぶことができる。

読むこと 理解の能力 89.3 0.0

13 3会話の流れを読み取り,正しい表現(勧誘表現)を選ぶことができる。

読むこと 理解の能力 53.9 0.1

14 4会話の流れを読み取り,正しい表現(電話での表現)を選ぶことができる。

読むこと 理解の能力 83.5 0.1

15 5会話の流れを読み取り,正しい表現(日常の表現)を選ぶことができる。

読むこと 理解の能力 21.1 0.2

16 1 禁止の命令文がわかる。技能を支える言語事項

言語や文化についての知識・理解

63.1 0.1

17 2 〈There is ~.〉とbe動詞の過去形がわかる。技能を支える言語事項

言語や文化についての知識・理解

71.3 0.1

18 3動詞の目的語としての動名詞の用法がわかる。

技能を支える言語事項

言語や文化についての知識・理解

74.6 0.1

19 4 〈have[has] to+動詞の原形〉がわかる。技能を支える言語事項

言語や文化についての知識・理解

64.7 0.1

20 5 受け身の文がわかる。技能を支える言語事項

言語や文化についての知識・理解

52.0 0.1

21 6 現在分詞の後置修飾の用法がわかる。技能を支える言語事項

言語や文化についての知識・理解

56.4 0.2

22 1前後の応答から,依頼表現を正しい語順で書き表すことができる。

書くこと 表現の能力 88.6 1.1

23 2前後の応答から,値段をたずねる文を正しい語順で書き表すことができる。

書くこと 表現の能力 82.1 1.5

24 1 文意に対応する形容詞の最上級がわかる。技能を支える言語事項

言語や文化についての知識・理解

89.9 0.1

25 2 makeを使ったSVOCの文がわかる。技能を支える言語事項

言語や文化についての知識・理解

55.3 0.2

26 3〈It is...(for+人)to+動詞の原形~.〉の文がわかる。

技能を支える言語事項

言語や文化についての知識・理解

79.3 0.2

27 4 〈tell+人+to+動詞の原形〉の文がわかる。技能を支える言語事項

言語や文化についての知識・理解

31.9 0.2

28 5主格の関係代名詞と先行詞の関係がわかる。

技能を支える言語事項

言語や文化についての知識・理解

28.6 0.2

29 1 数量をたずねる疑問文がわかる。 読むこと 理解の能力 84.3 0.2

30 2Whyを使った疑問文と副詞的用法の不定詞を使ったその応答がわかる。

読むこと 理解の能力 47.1 0.3

31 3 特殊疑問文の受け身の文がわかる。 読むこと 理解の能力 80.6 0.2

32 1 読むこと 理解の能力 67.7 0.3

33 2 読むこと 理解の能力 76.3 0.4

34 3 読むこと 理解の能力 50.9 0.5

35 4 読むこと 理解の能力 70.4 0.6

36 1前後の文から内容を読み取り,代名詞が指すことがらを日本語にまとめることができる。

読むこと 理解の能力 50.4 16.7

37 2前後の文からキーワードを読み取り,日本語にまとめることができる。

読むこと 理解の能力 38.5 17.0

38 書くこと 表現の能力 83.9 9.3

39 書くこと 表現の能力 72.1 12.0

40 書くこと 表現の能力 56.8 14.6

合計正答率 71.0 2.0

1

2

3

4

5

長文の読み取り

自分の好きなスポーツを記述した後,既習の言語材料を駆使して,その理由を書き表すことができる。

自由英作文

9

10

語彙の意味・用法の知識・理解

短文の読み取り7

長文の読み取り 長文の内容を把握できる。8

6

リスニング(絵を見て答える)

リスニング(会話内容)

会話文の読み取り

文法の知識・理解

語順整序

-15-

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6 英語 高等学校2年

(1)問題の概要

問題はリスニング問題を含む10問の大問で構成し、「聞くこと」「読むこと」「書くこと」の

各領域の高等学校1年生修了段階での学習の定着状況を調査した。

1・2リスニング問題

4 文法・語法問題

6 語彙・語法問題

8 長文の読解問題(選択式)

10 自由英作文問題(20語以上)

各5問

6問

5問

4問

1問

3 会話文の問題

5 語整序問題

7 短文の読解問題(選択式)

9 長文の読解問題(記述式)

5問

2問

3問

2問

(2)調査結果から見られる課題等 ( )は前年比

全体の正答率は、昨年度より 0.1

ポイント減少しており、無解答率は

3.7%と、昨年度の 3.3%と比較して

0.4 ポイント減少している。領域別

では昨年度と比較し、「読むこと」で

0.6 ポイント減少している。昨年の

高等学校1年調査と同じ問題(右表)

については、昨年度と比較し4(1)及び7(1)の正答率が減少した。

5 語句整序 正答率(1)10.8%(-1.1ポイント)、(2)61.9%(+0.4ポイント)

(1)は文中の間接疑問文として語順を問う内容であるが、正答率は全問題中最低であるの

に加え、昨年度と比較し正答率が 1.1 ポイント減少している。問題の “how far”の文につ

いては、“how~”はセットで使われる場合が多いことと、主語と述部の順序は通常の語順

と同じであること等の知識の組み合わせである。日常多用される表現でもあるため、言語

形式に焦点を当てた知識の習得に加え、普段の授業においても使用場面を増やす工夫をす

ることで定着を図ることが大事である。

8 短文の読み取り 正答率(2)75.1%(-2.0ポイント)、(3)62.9%(-2.0ポイント)

(2)、(3)とも6~7文からなる英文を読んで答える選択問題であり、文と文の時間的、論

理的なつながりを追っていく必要がある問題でもある。他と比較して正答率は高いが、昨

年度と比較して、(2)、(3)とも正答率は 2.0ポイント減少している。また、選択問題であ

りながら、無解答率が(2)は 1.8ポイント、(3)は 1.9ポイント上昇している。文の主旨を

捉え、つながりを追いながら読む指導を入れていきたいところである。

10 自由英作文 正答率(2)56.6%(+1.5ポイント) 、(3)45.7%(+2.3ポイント)

制服を廃止すべきか否かについて、自分の意見を英語で述べる、ディベート的要素を含

んだ問題である。(2)は理由を書く問題で、(3)は 20語以上の条件であり、正答率はここ数

年上昇している((2)についは H29:53.1%→H30:55.1%→H31:56.1%。(3)については

H29:42.0%→H30:43.4%→H31:45.7%)。ただし、無解答率について、(2)18.8%(+0.9ポイン

ト)、(3)21.1%(+0.6 ポイント)と昨年度と比較して上昇しており、二極化の傾向が見ら

れる。普段の授業を通して、表現への意欲を喚起させながら、生徒の習熟度合いに応じた

丁寧な指導が求められる。

昨年度高1調査と同問題正答率比較(同一母集団)

問題番号 H30高1(%) H31高2(%) 増減(ポイント)

4(1) 63.6 62.5 -1.1

4(2) 71.6 71.8 +0.2

6(1) 55.9 61.1 +5.2

7(1) 83.5 81.4 -2.1

-16-

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高等学校2年 英語

No大問

問題の内容枝問

出題のねらい 領域 観点小問

正答率正答率グラフ(県) 無解答率

1 1 単語の語義説明を聞き取ることができる。 聞くこと 理解の能力 33.6 0.2

2 2 単語の語義説明を聞き取ることができる。 聞くこと 理解の能力 83.9 0.1

3 3 単語の語義説明を聞き取ることができる。 聞くこと 理解の能力 74.8 0.2

4 4 単語の語義説明を聞き取ることができる。 聞くこと 理解の能力 50.3 0.3

5 5 単語の語義説明を聞き取ることができる。 聞くこと 理解の能力 75.3 0.2

6 1 アナウンスの概要を聞き取ることができる。 聞くこと 理解の能力 43.9 0.2

7 2アナウンスの内容(救急車呼び出しのコール番号)を聞き取ることができる。

聞くこと 理解の能力 93.4 0.1

8 3アナウンスの内容(救急隊員に尋ねられること)を聞き取ることができる。

聞くこと 理解の能力 32.1 0.2

9 4アナウンスの内容(インフォーメーションセンターの場所)を聞き取ることができる。

聞くこと 理解の能力 83.3 0.2

10 5 アナウンス場面の状況を聞き取ることができる。 聞くこと 理解の能力 67.6 0.2

11 1会話の流れを読み取り,正しい表現(勧誘の表現)を選ぶことができる。

読むこと 理解の能力 50.5 0.1

12 2会話の流れを読み取り,正しい表現(申し出に対しての感謝の表現)を選ぶことができる。

読むこと 理解の能力 37.6 0.2

13 3会話の流れを読み取り,正しい表現(場所の様子を尋ねる表現)を選ぶことができる。

読むこと 理解の能力 45.2 0.1

14 4会話の流れを読み取り,正しい表現(電話での表現)を選ぶことができる。

読むこと 理解の能力 46.7 0.2

15 5会話の流れを読み取り,正しい表現(相手の様子を尋ねる表現)を選ぶことができる。

読むこと 理解の能力 50.8 0.3

16 1 禁止の命令文がわかる。技能を支える言語事項

言語や文化についての知識・理解

62.5 0.1

17 2 〈There is ~.〉とbe動詞の過去形がわかる。技能を支える言語事項

言語や文化についての知識・理解

71.8 0.1

18 3 現在完了の用法がわかる。技能を支える言語事項

言語や文化についての知識・理解

56.0 0.1

19 4 過去分詞後置修飾がわかる。技能を支える言語事項

言語や文化についての知識・理解

52.6 0.1

20 5 let O 原型の用法がわかる。技能を支える言語事項

言語や文化についての知識・理解

22.6 0.2

21 6 仮定法の用法がわかる。技能を支える言語事項

言語や文化についての知識・理解

34.4 0.2

22 1前後の応答から,距離を尋ねる表現を正しい語順で書き表すことができる。

書くこと 表現の能力 10.8 1.6

23 2前後の応答から,アドバイスの表現を正しい語順で書き表すことができる。

書くこと 表現の能力 61.9 1.7

24 1 makeを使ったSVOCの文がわかる。技能を支える言語事項

言語や文化についての知識・理解

61.1 0.2

25 2 so ~ that の構文がわかる。技能を支える言語事項

言語や文化についての知識・理解

66.7 0.3

26 3 「夢が実現する」の表現がわかる。技能を支える言語事項

言語や文化についての知識・理解

68.1 0.3

27 4 疑問詞 to 不定詞の表現がわかる。技能を支える言語事項

言語や文化についての知識・理解

59.9 0.3

28 5 mind ~ing の形がわかる。技能を支える言語事項

言語や文化についての知識・理解

34.5 0.3

29 1 数量をたずねる疑問文がわかる。 読むこと 理解の能力 81.4 2.1

30 2 文章の概要をとらえて読むことができる。 読むこと 理解の能力 75.1 2.1

31 3 数の増減について正しく読み取ることができる。 読むこと 理解の能力 62.9 2.3

32 1 読むこと 理解の能力 64.7 2.5

33 2 読むこと 理解の能力 40.1 2.5

34 3 読むこと 理解の能力 43.8 2.6

35 4 読むこと 理解の能力 47.1 2.9

36 1前後の文から内容を読み取り,因果関係を日本語にまとめることができる。

読むこと 理解の能力 17.9 33.2

37 2前後の文から内容を読み取り,代名詞が指すことがらを日本語にまとめることができる。

読むこと 理解の能力 19.7 32.2

38 書くこと 表現の能力 65.8 15.7

39 書くこと 表現の能力 56.6 18.8

40 書くこと 表現の能力 45.7 21.1

合計正答率 53.8 3.7

1

2

3

4

5

長文の読み取り

高校制服の是非について立場を明確にし,既習の言語材料を駆使して,その理由を書き表すことができる。

自由英作文

9

10

語彙の意味・用法の知識・理解

短文の読み取り7

長文の読み取り 長文の内容を把握できる。8

6

リスニング(単語の語義を聞き取る)

リスニング(アナウンス放送の聞き取り)

会話文の読み取り

文法の知識・理解

語順整序

-17-