情報科学概論 I 第 9 回 Microsoft Officeの利用法(3) ...

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情報科学概論 I 第 9 回 Microsoft Officeの利用法(3) PowerPointの初歩的な使い方の概説. (株) JSOL 芝野 真次 e-mail:[email protected] HomePage:http://www.lab.toho-u.ac.jp/sci/chem/info/. 1. 感想に一言. 「むずかしい派」 VS 「なつかしい派」 「 OFFICE を初めて使う人」 VS 「高校ですでに習っている人」 「むずかしい派」(約4割 ) の人へ 「自転車に乗る・スポーツを始める」なんでも始めるときは難しい! - PowerPoint PPT Presentation

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情報科学概論 I第 9 回

Microsoft Office の利用法 (3) PowerPoint の初歩的な使い方の概

説(株) JSOL芝野 真次

e-mail:[email protected]:http://www.lab.toho-u.ac.jp/

sci/chem/info/

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感想に一言 「むずかしい派」 VS 「なつかしい派」

「 OFFICE を初めて使う人」 VS 「高校ですでに習っている人」 「むずかしい派」(約4割 ) の人へ

• 「自転車に乗る・スポーツを始める」なんでも始めるときは難しい!• 企業ではいつも初めての仕事が降ってきます。=> まず初めて見る!ネットには情報があふれています。始めた人にはサポートもあり

ます。  じっとしていても何も変わりません。

「なつかしい派」(約6割 ) の人へ• 経験を生かして、もう一歩さきへ

今年は出足が遅いです。 => とにかく動いてみましょう

将棋「羽生善治」さんの一言• 将棋を初めてすぐの人でもセンスの良しあしはかなりはっきりあります。• しかし、プロになれる人は「根気強くやり続けられる人」• 今の差が重要ではないのです。

エクセル課題について わざと説明を省いてみたのですが・・・・ “ 第 8 回 課題提出にあたって” (P.9) に

「この課題は第7回 文書例 (P.9) の計測をもとにしています。」とありますので、すべてのセルに数値を入力しても解答にはなりません。

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この授業の目的と課題 この授業の目的

『残念な人』にならないためのノウハウ習得 課題に取り組むということ

実社会では、課題は振ってくる• 自分でやりたいことだけをするわけではない• 与えられた課題だと文句を言うのは完全に筋違い

課題はやるべきことの 1 歩上を目指す• 例1:書類コピーを依頼されて、誤字・脱字を見つける• 例 2 :結果まとめの際に、自分なりの考察を考える

この課題から得られるものはないかと探す気持ちを持つ 残念な人の例

• 課題のデータ(図、表)を利用しない。これは、『東京に行きたい』と言われたタクシーが『千葉に着きました』距離は同じですので、 料金は XXXX 円ですというのと同じです。よって、企業レベルでいえば、いくら内容が良くても 0 点です。

参考資料はどのレベルまで?(質問に答えて )• 急いでいて、表面的でもよい(大阪から東京に飛行機で行くタイプ)

• ネットで調査し、参考資料とする。• ある程度体系的知識を示したい(大阪から東京に各停で行くタイプ )

• 少なくとも新書版程度の資料を熟読し、要旨を示し、参考資料とする。

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この授業の目的と課題提出物の採点基準( Word)

• 提出期限: 2013/07/21 (日 )

提出物の採点基準( Word)論文スタイルで構成できている               

1 点

図を貼り付けられる             1 点

表を作成できる(または表を図として貼り付けられる)  1 点

論旨の展開ができている 1 点

メール添付で提出できる  1 点

課題中の情報の正しさを示す情報をネットから見つけることができた     3点

自分の意見を述べている               2 点

合計                     10 点

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提出物の採点方法この授業の目的と課題

セルに数字を入力できる (1 点 x 2列 )             

2 点

セルに数式を設定できる  (1 点 x 4列 )           

4点

グラフを作成できる (1 点 x 3) 3点

メール添付で提出できる  1 点

合計                     10 点

提出物の採点基準( Excel)

• 複数回(再提出)可• 提出先(メールアドレス): [email protected]• 提出期限: 2013/07/21 (日 ) 中  (07/22 0:00 はアウト )

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第 9 回  PowerPoint の初歩的な使い方の概説

今日の学習内容 プレゼンテーション・ソフト

• プレゼンテーション・ソフトの概要 Microsoft PowerPoint の初歩的な使い方

• デザイン・背景の設定• 図・グラフの挿入• アニメーションのいろいろ

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講義内容回 内容

1 オリエンテーション ( 情報活用概論) 概論

2 インターネットのしくみとメール  基礎知識

3 コンピュータと OS のしくみ 基礎知識

4 情報活用落とし穴 (1) (セキュリティ・ウィルス対策) 迷惑防止

5 情報活用落とし穴 (2) (個人情報・機密情報・著作権)  迷惑防止

6 Windows 利用の手引 リテラシー

7 MicroSoft Office の利用法 (1) Word の初歩的な使い方の概説 リテラシー

8 MicroSoft Office の利用法 (2) Excel の初歩的な使い方の概説 リテラシー

9 MicroSoft Office の利用法 (3) PowerPoint の初歩的な使い方の概説 リテラシー

10 現象を表す式の意味 (1)(基礎)  知識・知恵のネタ

11 現象を表す式の意味 (2) (応用) 知識・知恵のネタ

12 科学技術計算 (CAE) に求められるもの 知識・知恵のネタ

13 最新CAE紹介 (1) (分子・熱・流体解析) 企業利用事例

14 最新CAE紹介 (2) (構造・電磁場解析) 企業利用事例

15 試験

情報リテラシー( information literacy )とは、情報 (information) と識字 (literacy) を合わせた言葉で、情報を自己の目的に適合するように使用できる能力のこと (Wikipedia:http://ja.wikipedia.org/wiki/ 情報リテラシー )

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第 9 回  PowerPoint の初歩的な使い方の概説

プレゼンテーション・ソフト プレゼンテーションとは;

自分の考えを、関係者に発表するもので、内容は同じでも、プレゼンテーションの良し悪しで、関係者に与える印象が大きく違うということに留意すべき。

プレゼンテーション・ソフトの概要見栄えを考えて、文字・図・写真などの表示法を各種用意したプレゼンテーション用ソフトである。

プレゼンテーションの極意重要な項目は以下のとおり。

1. 内容 (最重要)2. 分かりやすさ3. 誰に伝えるかということを意識4. 魅力的かどうかを意識

プレゼンテーション上達のためには、素直に多くの人のプレゼンを見る

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第 9 回  PowerPoint の初歩的な使い方の概説

Microsoft PowerPoint の初歩的な使い方 以下は講義の際に実習する。

• プレゼン資料の作り方• デザイン・背景の設定• 図・グラフの挿入• アニメーションのいろいろ

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第 9 回  PowerPoint の初歩的な使い方の概説

『MS PowerPoint2007/2010 例題』をダウンロードする プレゼンテーションの新規作成

• 『ファイル』タブ> 新規作成 > 新しいプレゼンテーション テーマの設定

• 『デザイン』タブで、テーマを選択 表紙作成

• タイトルなどを入力• 『アニメーション』タブでアニメーションを設定• 図の挿入

インターネットから図をコピー・ペースト出典表示を忘れずに!!

次のページの作成• 『ホーム』タブ> 新しいスライド> タイトルのみ

『第 9 回  MS PowerPoint2007/2010  活用法』を参考にいろいろ試してみよう!

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例を見てみよう このページの表現はこれでいい ?

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例を見てみよう このページの表現はこれでいい ?

『下の棒の方が長く見えるかもしれません。しかし、これも錯覚で実は2本とも同じ長さなんです!!』

この表現の真意は・・・伝わっているでしょうか?意地悪ならば、本当に『下の棒の方が長い棒』かも知れません。勿論、それでは『錯覚』の話はできません。

次のプレゼンをみてください。

左の棒を見てください。

同じ長さです。さて、矢印をつけてみましょうどうですか?急に長さが違って見えます。

こうすることで、『同じ長さの棒』 + 『矢印』 => 『長さの違いがでる』(錯覚)という流れを間違いなく示せていますよね。

意地悪で、『本当に下の棒が長い』と言った懸念もわきません。 プレゼンは『スムーズに、疑問なく、ともに進んでいくもので

す。』大切な事柄を略してはいけません。

これが『錯視』という現象です。

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第 8 回  Excel 課題から得られること 図からわかること

速度変化は直線 加速度変化はなし

(一定) ワード文書例を見てみよう

『4.考察』にあるように、加速度は一定で、それは重力加速度である。

そのことをエクセルの図は示している エクセル課題からワード例題の考察を証明できた。

この授業の教育方針 企業の『 OJT (On The Job 』トレーニングを取り入れた教育法 通常の授業では、『過去の知識』を明確な答えのある『例題』で教える。 学生は課題には『常に1つの解があるという』小さな世界に閉じ込められる。 『現実の課題』には『唯一の解』などない。 あるのは、 『現実の課題』を解決するための複数の『現実的対策』 この授業では、情報ツールを駆使して、【複数の『現実的対策 』 】の

探し方を学ぶ(探し続けることを学ぶ ) この姿勢は企業の『 OJT (On The Job 』トレーニングに通じ、マイケル・サンデル教授が行う「アクティブ・ラーニング」と通じるものである。

=>常に、自分の頭で、(自分の知識が乏しくとも、気にせず)、情報ツールを駆使し、  今の自分にとっての『現実の課題』を解決するための『現実的対策』を掴もう !

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第 9 回  PowerPoint の初歩的な使い方の概説

課題 課題:『最近不思議に思ったこと』 5 枚~ 10枚程度のプレゼン資料を作成してください 提出はメールでお願いします。 複数回(再提出)可 提出先(メールアドレス): [email protected] 提出期限: 2013/07/21 (日 ) 中  (07/23 0:00 はアウト )

採点基準 (PowerPoint)

課題を見つけられた                2 点

プレゼン構成ができている             5点

図・写真などを利用できている 1 点

見つけた意見を補強するネット情報を見つけられた                2 点

合計                     10 点

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第 9 回 課題提出にあたって 注意点

この課題は『最近不思議に思ったこと』つまり自分が選んだ課題についてプレゼンを書いてください。『一緒に調べましょう』のような、他者を巻き込んだものは無意味ですので、大幅減点です。(科学では自分で見つけた課題についてのレポートを書くのが普通ですので その練習です。)

『プレゼンは過不足なし、論理はスムーズに』が基本です。根拠のない論理はありませんし、論理の飛躍にはだれもついていきません。

プレゼンは『導入(なぜこの課題か ?) 』 => 『調査(どんな情報があるのか ?) 』=> 『課題を調べ終えて、自分はどういう結論を得たのか ? 』が明確でなければなりません。

単なる調査は、誰でも時間さえあればできますが、それに対する意見は個人によりますので、個人の結論・意見が最重要です。

結論を『あなたはどう思いましたか?』『一緒にやりませんか?』のように、人任せにしてはいけません。あくまであなたの見解が重要です。

プレゼンは理解しやすく、魅力的で、聞きたく(読みたく)なるものでなければなりません。そのためにどうするかを考えてください。

調査結果を記述する場合は『第 5回 個人情報・機密情報・著作権』P.25 『引用における注意事項』に留意してください。

• 著作権侵害は大きく減点します。