発泡スチロール土木工法 · EPS工法 EPSブロックの特徴...
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TEL 052-962-3225(代)
TEL 06-6264-7906
TEL 092-411-6854(代)
土木資材部
札幌営業所
仙台営業所
名古屋営業所
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福岡営業所
東京都千代田区丸の内3-4-2(新日石ビル)
札幌市中央区北3条西1-1(サンメモリアビル)
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名古屋市中区錦3-4-6(桜通大津第一生命ビル)
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〒541-0053
〒812-0013
第一事業本部 建築土木資材事業部 ホームページ http://www.co-jsp.co.jp
15.07.0000
発泡スチロール土木工法
ジェイ エス ピーは、ワールドサプライヤーとしてさらなる社会貢献をめざします
スチロダイアブロック の取り扱い上の注意点■火気・高温厳禁難燃処理が施されておりますが、直火に当たると燃えます。高温(80℃)になると軟化変形しますので火気厳禁、高温化での保管・ご使用は避けてください。
■油分・石油類厳禁酸・アルカリ類には対抗性がありますが、ガソリンや灯油などの石油製品で溶解します。油分・石油類厳禁で保管・ご使用ください。
■太陽光厳禁太陽光に含まれる紫外線で徐々に表面が変色劣化します。太陽光下での保管はシートで覆ってください。
■廃棄上の注意各地方自治体などの廃棄物処理方法に従って処理してください。
■品質保証EPS工法に用いる発泡スチロールブロックにはEPS開発機構の品質規格適合認定シールが貼られています。EPS工法にはEPS開発機構規格適合製品をご使用ください。
■設計基準EPS工法はEPS工法設計・施工基準(案)に基づいて設計を行います。
緊結金具(片爪)
土木関連製品について
●スチロダイアブロックの様々な用途 (凍上防止、建築構造物の軽量化材)優れた断熱性能で外気を遮断し、吸水性が低いため、地中に埋めても劣化が起こりにくく、断熱効果を長期にわたり維持し、凍上抑制に用います。また、超軽量化で耐圧性能も高く加工性も優れているため、あらゆる建築構造物などの軽量化に用いる事が可能です。
●ミラックシート (トンネル内ひび割れ防止材)吹付コンクリートと覆工コンクリートの間に緩衝材として離層を形成し、二次覆工コンクリートのクラックを防止します。ポリエチレンシートを特殊延伸ポリエチレン不織布で複合化した製品です。
●ゼロスペース (掘削幅縮小工法用、高剛性軽量ボード)
ジェイ エス ピーは、ワールドサプライヤーとしてさらなる社会貢献をめざします。
■お問い合せ先
押出発泡ポリスチレンボードの両面に長繊維強化ポリプロピレン複合シートをラミネートした高剛性軽量ボードです。開削工事での掘削幅を縮小できます。
38mm程度の釘で固定
鋼矢板
端太角
ボード
(凍上防止断熱材) (建物の軽量化)
緊結金具(両爪)
®
EPS工法設計・施工基準書(案)
■ EPS工法■ EPSブロックの特徴
■ スチロダイアブロック■ 特殊スチロダイアブロック
■ 軟弱地盤の対策■ 地滑りの対策■ 土圧の軽減対策■ 上載荷重の軽減対策■ 埋設管の防護・基礎の不同沈下対策■ 落石の衝撃緩和対策■ 狭小地・用地制限箇所・施工優先箇所などの施工(ウォールブロック)■ 緑化法面■ 防振、排水対策(チップドレン)■ その他の施工事例
■ EPS施工歩掛り
EPS工法(Expanded Polystyrol Construction Method)とは? ■EPS工法
発泡スチロール土木工法(EPS工法)とは、大型の発泡スチロール(EPS)ブロック(商品名:スチロダイアブロック)を盛土材料として積み重ねていくもので、材料の軽量性、耐圧縮性、耐水性および積み重ねた場合の自立性等の特性を有効利用する工法です。
1985年にノルウェーから日本に導入され、すでに9800件(2008年)の施工実績があります。本工法は、EPSブロックの特徴を生かして、「荷重軽減工法」「土圧低減工法」の大きく2つに分けられ、軟弱地盤上の盛土、急傾斜地盛土、構造物の裏込め、直立壁、盛土の拡幅などに適用されています。
地盤改良、仮設などの付帯工事の簡略化、施工に際しては大型建設機械が不要など、周辺環境にも優しい工法です。
■発泡スチロール(EPS)ブロックの特徴
高機能発泡樹脂で豊かな社会に貢献するJSP1 高機能発泡樹脂で豊かな社会に貢献するJSP 2
1
1
23
4
EPS工法とは?
製品案内
EPS工法の施工例
EPS設計参考資料
INDEX
EPSブロックの単位体積重量は0.12~0.35kN/m3であり、一般的な盛土材の単位体積重量の1/100程度です。盛土による現況地盤への影響を最小限に抑えます。
EPSブロックは撥水性であり、吸水はほとんどしないため、一般盛土のように湿潤密度の変化がありません。施工前・施工後ともに均一な盛土品質が確保されます。
EPSブロックは緩衝能力が高く、落石に対する緩衝効果は砂の数倍程度あります。ロックシェッド上部のクッション材として非常に優れています。
軟弱地盤対策の置換えなどでは、即施工・均一な品質を道路に提供します。また、深層改良工法などに比べ非常に安価です。また、不良施工の可能性も小さく、維持管理を含め、トータルで経済的です。
難燃性EPSブロックは着火しても、火元を取り除けば3秒以内に自然消火します。ガソリン・灯油等の油には溶融しますが、酸・アルカリには優れた抵抗性を持っています。
EPSブロックの許容圧縮応力は20~200kN/m2であり、盛土として必要な強度を有しています。
EPSブロックは上部荷重の増加による側方変形が小さく、自立性に優れています。このため、片直・両直壁での高盛土が可能です。
EPSブロックは軽量なので人力での施工となります。大型建設機械や大規模な搬入路・仮設工を必要としないため、狭小地や急傾斜地の施工も可能です。また、現場での加工も容易です。
EPSブロックは、土中の各種微生物や昆虫、小動物による食害・分解などの事例はありません。ただし、紫外線による表面劣化はありますので、保管には留意が必要です。
EPS工法の日本導入から20年を超え、国内施工実績は9800件、施工量は473万m3を超えています。
軽量性 耐圧縮性
耐水性 自立性
緩衝性 施工性
経済性 耐候性
耐火・耐薬品性 実 績
■ EPS工法■ EPSブロックの特徴
■ スチロダイアブロック■ 特殊スチロダイアブロック
■ 軟弱地盤の対策■ 地滑りの対策■ 土圧の軽減対策■ 上載荷重の軽減対策■ 埋設管の防護・基礎の不同沈下対策■ 落石の衝撃緩和対策■ 狭小地・用地制限箇所・施工優先箇所などの施工(ウォールブロック)■ 緑化法面■ 防振、排水対策(チップドレン)■ その他の施工事例
■ EPS施工歩掛り
EPS工法(Expanded Polystyrol Construction Method)とは? ■EPS工法
発泡スチロール土木工法(EPS工法)とは、大型の発泡スチロール(EPS)ブロック(商品名:スチロダイアブロック)を盛土材料として積み重ねていくもので、材料の軽量性、耐圧縮性、耐水性および積み重ねた場合の自立性等の特性を有効利用する工法です。
1985年にノルウェーから日本に導入され、すでに9800件(2008年)の施工実績があります。本工法は、EPSブロックの特徴を生かして、「荷重軽減工法」「土圧低減工法」の大きく2つに分けられ、軟弱地盤上の盛土、急傾斜地盛土、構造物の裏込め、直立壁、盛土の拡幅などに適用されています。
地盤改良、仮設などの付帯工事の簡略化、施工に際しては大型建設機械が不要など、周辺環境にも優しい工法です。
■発泡スチロール(EPS)ブロックの特徴
高機能発泡樹脂で豊かな社会に貢献するJSP1 高機能発泡樹脂で豊かな社会に貢献するJSP 2
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EPS工法とは?
製品案内
EPS工法の施工例
EPS設計参考資料
INDEX
EPSブロックの単位体積重量は0.12~0.35kN/m3であり、一般的な盛土材の単位体積重量の1/100程度です。盛土による現況地盤への影響を最小限に抑えます。
EPSブロックは撥水性であり、吸水はほとんどしないため、一般盛土のように湿潤密度の変化がありません。施工前・施工後ともに均一な盛土品質が確保されます。
EPSブロックは緩衝能力が高く、落石に対する緩衝効果は砂の数倍程度あります。ロックシェッド上部のクッション材として非常に優れています。
軟弱地盤対策の置換えなどでは、即施工・均一な品質を道路に提供します。また、深層改良工法などに比べ非常に安価です。また、不良施工の可能性も小さく、維持管理を含め、トータルで経済的です。
難燃性EPSブロックは着火しても、火元を取り除けば3秒以内に自然消火します。ガソリン・灯油等の油には溶融しますが、酸・アルカリには優れた抵抗性を持っています。
EPSブロックの許容圧縮応力は20~200kN/m2であり、盛土として必要な強度を有しています。
EPSブロックは上部荷重の増加による側方変形が小さく、自立性に優れています。このため、片直・両直壁での高盛土が可能です。
EPSブロックは軽量なので人力での施工となります。大型建設機械や大規模な搬入路・仮設工を必要としないため、狭小地や急傾斜地の施工も可能です。また、現場での加工も容易です。
EPSブロックは、土中の各種微生物や昆虫、小動物による食害・分解などの事例はありません。ただし、紫外線による表面劣化はありますので、保管には留意が必要です。
EPS工法の日本導入から20年を超え、国内施工実績は9800件、施工量は473万m3を超えています。
軽量性 耐圧縮性
耐水性 自立性
緩衝性 施工性
経済性 耐候性
耐火・耐薬品性 実 績
製品案内
発泡スチロール土木工法(EPS工法)に用いられる大型の発泡スチロール(EPS)ブロックは製法から大きく二分されます。製品の一般的な大きさは高さ50cm×幅100cm×長さ200cmになります。
型内法製品 押出法製品
単位体積重量
許容圧縮応力
燃焼性燃焼試験
酸素指数
JIS K-7222
--
JIS K-7220
JIS A-9511
kN/m3
kN/m2
kN/m2
-
-
D-12
0.12
20
40以上
D-16
0.16
35
70以上
D-20
0.20
50
100以上
D-25
0.25
70
140 以上
D-30
0.30
90
180 以上
DX-24
0.24
60
120以上
DX-24H
0.24
100
200以上
DX-29
0.29
140
280以上
DX-35
0.35
200
400以上
型内法 押出法
合格
26以上
※押出法製品は10cm厚部材を接着して、50cm厚の製品となります。
■特殊スチロダイアブロック
スチロダイアブロックにはEPSブロックの特徴を生かした特殊加工製品があります。
壁材付きブロック 排水用ブロック 浮力低減ブロック
壁材付ブロック(ウォールブロック)EPSブロックと壁面材(軽量モルタル)を一体化しています。H鋼と壁面材を用いることなく、ウォールブロックを積むだけで擁壁を構築できます(床版コンクリートは従来通り必要です)。
軟弱地盤上の盛土は地盤沈下の要因となります。増加荷重と
なる交通荷重と盛土荷重を軽量なEPSブロックを併用して置き
換えることで、現地盤への荷重増加を抑え、沈下防止に効果が
あります。
地下水位が高い場合は、浮力低減ブロックを用いて浮力対策を
行うことができます。
圧密による沈下
地滑り地盤頭部への盛土は、地滑りの誘発要因となります。
増加荷重となる盛土荷重を軽量なEPSブロックを併用して
置き換えることで、現地盤への荷重増加を抑え、地滑りの誘
発対策を行うことができます。
地滑りの抑制
2 EPS工法の施工例 ■スチロダイアブロック
3■軟弱地盤の対策
■地滑りの対策
品質管理時の圧縮応力(10%ひずみ)
試験方法 単位項 目
JIS K-7201酸素指数法B法
内部に20%~30%の空隙を持った多孔質なEPSブロック。背面砕石に変わり、土圧を軽減する排水材料として使用します。
地下水位が高く、EPSブロックに掛かる浮力を低減したい時に使用します。空隙が60%あり、浮力を低減する事ができます。
排水用ブロック(チップドレン)
浮力低減ブロック(NF20、NF25)
高機能発泡樹脂で豊かな社会に貢献するJSP3 高機能発泡樹脂で豊かな社会に貢献するJSP 4
増加荷重分をEPSブロックで置き換え
増加荷重分をEPSブロックで置き換え
製品案内
発泡スチロール土木工法(EPS工法)に用いられる大型の発泡スチロール(EPS)ブロックは製法から大きく二分されます。製品の一般的な大きさは高さ50cm×幅100cm×長さ200cmになります。
型内法製品 押出法製品
単位体積重量
許容圧縮応力
燃焼性燃焼試験
酸素指数
JIS K-7222
--
JIS K-7220
JIS A-9511
kN/m3
kN/m2
kN/m2
-
-
D-12
0.12
20
40以上
D-16
0.16
35
70以上
D-20
0.20
50
100以上
D-25
0.25
70
140 以上
D-30
0.30
90
180 以上
DX-24
0.24
60
120以上
DX-24H
0.24
100
200以上
DX-29
0.29
140
280以上
DX-35
0.35
200
400以上
型内法 押出法
合格
26以上
※押出法製品は10cm厚部材を接着して、50cm厚の製品となります。
■特殊スチロダイアブロック
スチロダイアブロックにはEPSブロックの特徴を生かした特殊加工製品があります。
壁材付きブロック 排水用ブロック 浮力低減ブロック
壁材付ブロック(ウォールブロック)EPSブロックと壁面材(軽量モルタル)を一体化しています。H鋼と壁面材を用いることなく、ウォールブロックを積むだけで擁壁を構築できます(床版コンクリートは従来通り必要です)。
軟弱地盤上の盛土は地盤沈下の要因となります。増加荷重と
なる交通荷重と盛土荷重を軽量なEPSブロックを併用して置き
換えることで、現地盤への荷重増加を抑え、沈下防止に効果が
あります。
地下水位が高い場合は、浮力低減ブロックを用いて浮力対策を
行うことができます。
圧密による沈下
地滑り地盤頭部への盛土は、地滑りの誘発要因となります。
増加荷重となる盛土荷重を軽量なEPSブロックを併用して
置き換えることで、現地盤への荷重増加を抑え、地滑りの誘
発対策を行うことができます。
地滑りの抑制
2 EPS工法の施工例 ■スチロダイアブロック
3■軟弱地盤の対策
■地滑りの対策
品質管理時の圧縮応力(10%ひずみ)
試験方法 単位項 目
JIS K-7201酸素指数法B法
内部に20%~30%の空隙を持った多孔質なEPSブロック。背面砕石に変わり、土圧を軽減する排水材料として使用します。
地下水位が高く、EPSブロックに掛かる浮力を低減したい時に使用します。空隙が60%あり、浮力を低減する事ができます。
排水用ブロック(チップドレン)
浮力低減ブロック(NF20、NF25)
高機能発泡樹脂で豊かな社会に貢献するJSP3 高機能発泡樹脂で豊かな社会に貢献するJSP 4
増加荷重分をEPSブロックで置き換え
増加荷重分をEPSブロックで置き換え
擁壁や橋梁橋台などは、背面盛土により滑動や転倒を起こす
ことがあります。
背面盛土の埋め戻しにEPSブロックを併用することで、構造
物の滑動や転倒防止対策を行うことができます。構造物をコ
ンパクトにすることができるため、トータルで経済的です。
埋設管路の上載荷重低減による、管路・函渠の
防護、高盛土時のアーチアクション効果により、
函渠構造厚の縮小・経済性化が得られます。
構造軟弱地盤上で管路の不同沈下の防止効果
が期待されます。
ロックシェッドやトンネル坑口部への落石による衝撃緩和材と
して利用されています。ロックシェッド構造体自体を簡素化する
ために、頂版上にEPSブロックを敷設し、落石による衝撃を
緩和低減します。
橋梁や建物の構築に伴い、支持地盤の支持力が不足する
場合があります。
EPSブロックで埋め戻しをすることにより、上載荷重の低減
が図れ、必要支持力の軽減対策を行うことができます。
EPS工法の施工例 3■土圧の軽減対策 ■埋設管の防護・基礎の不同沈下対策
■上載荷重の軽減対策 ■落石の衝撃緩和対策
必要支持力の軽減
埋設物の防護函渠断面の経済性
不同沈下の防止対策
50cm20cm50cmスチロダイア
ブロック
RC床版
砂
防護材、構造体自体の簡素化・経済性
高機能発泡樹脂で豊かな社会に貢献するJSP5 高機能発泡樹脂で豊かな社会に貢献するJSP 6
背面土圧の軽減
擁壁や橋梁橋台などは、背面盛土により滑動や転倒を起こす
ことがあります。
背面盛土の埋め戻しにEPSブロックを併用することで、構造
物の滑動や転倒防止対策を行うことができます。構造物をコ
ンパクトにすることができるため、トータルで経済的です。
埋設管路の上載荷重低減による、管路・函渠の
防護、高盛土時のアーチアクション効果により、
函渠構造厚の縮小・経済性化が得られます。
構造軟弱地盤上で管路の不同沈下の防止効果
が期待されます。
ロックシェッドやトンネル坑口部への落石による衝撃緩和材と
して利用されています。ロックシェッド構造体自体を簡素化する
ために、頂版上にEPSブロックを敷設し、落石による衝撃を
緩和低減します。
橋梁や建物の構築に伴い、支持地盤の支持力が不足する
場合があります。
EPSブロックで埋め戻しをすることにより、上載荷重の低減
が図れ、必要支持力の軽減対策を行うことができます。
EPS工法の施工例 3■土圧の軽減対策 ■埋設管の防護・基礎の不同沈下対策
■上載荷重の軽減対策 ■落石の衝撃緩和対策
必要支持力の軽減
埋設物の防護函渠断面の経済性
不同沈下の防止対策
50cm20cm50cmスチロダイア
ブロック
RC床版
砂
防護材、構造体自体の簡素化・経済性
高機能発泡樹脂で豊かな社会に貢献するJSP5 高機能発泡樹脂で豊かな社会に貢献するJSP 6
背面土圧の軽減
ここでは、ウォールブロックを使った事例を紹介します。
ウォールブロックはEPSブロックと壁面材(軽量モルタル)を
一体化した製品です。
●床付け基面が完成すれば、壁面部はウォールブロック、
背面は一般的なEPSブロックを積み重ねるだけで擁壁
を構築できます。床版コンクリートは従来通り必要です。
●H鋼建込み、壁面材取付けが不要なため、工期の短縮
につながります。
●重機が不要なため、狭小地、急傾斜地、都市内など、施
工に制限がある箇所で特に有利となります。
ウォールブロックは狭小地、用地制限箇所などの施工だけで
なく、壁体を必要とする様々な場所に用いることができます。
EPSと言えば、コンクリート壁面材の利用により、景観性に欠け
るイメージがありますが、ジオグリッドと鋼製枠との併用で前面に
植栽可能な盛土を抱き込み、緑化を行うことが可能です。
前面勾配は植生にもよりますが、最大1:0.3~の実績があります。
EPSブロックには施工時の重機が発生する振動、道路交通に
よる振動を減衰させる効果があり、実証実験の結果、5dB程度
(※)の振動低減効果があります。
※低減効果は地質条件などで変わります。
チップドレンは連続した空隙が20~30%あります。擁壁背面
の排水材としての利用が可能です。特にEPSは背面からの土
圧を避けるため砕石ではなく、チップドレンの使用をお勧めして
います。
EPS工法の施工例 3■狭小地・用地制限箇所・施工優先箇所などの施工 ■緑化法面
■防振、排水対策(チップドレン)
高機能発泡樹脂で豊かな社会に貢献するJSP7 高機能発泡樹脂で豊かな社会に貢献するJSP 8
側道供用中で、型枠スペースなし
既設構造物で、重機作業スペースなし
早期繁茂のため植生マット併用が効果的
夜間に人力施工で駅のプラットホーム設置 砕石に変えて
チップドレンで軽量化
アプローチ部ウォールブロック
立体交差部高架橋 地滑り地帯で
短期間に施工
一般的な片盛構造 既設コンクリート壁上部に擁壁を施工
約12m
側道を供用したまま、本線部を施工
ここでは、ウォールブロックを使った事例を紹介します。
ウォールブロックはEPSブロックと壁面材(軽量モルタル)を
一体化した製品です。
●床付け基面が完成すれば、壁面部はウォールブロック、
背面は一般的なEPSブロックを積み重ねるだけで擁壁
を構築できます。床版コンクリートは従来通り必要です。
●H鋼建込み、壁面材取付けが不要なため、工期の短縮
につながります。
●重機が不要なため、狭小地、急傾斜地、都市内など、施
工に制限がある箇所で特に有利となります。
ウォールブロックは狭小地、用地制限箇所などの施工だけで
なく、壁体を必要とする様々な場所に用いることができます。
EPSと言えば、コンクリート壁面材の利用により、景観性に欠け
るイメージがありますが、ジオグリッドと鋼製枠との併用で前面に
植栽可能な盛土を抱き込み、緑化を行うことが可能です。
前面勾配は植生にもよりますが、最大1:0.3~の実績があります。
EPSブロックには施工時の重機が発生する振動、道路交通に
よる振動を減衰させる効果があり、実証実験の結果、5dB程度
(※)の振動低減効果があります。
※低減効果は地質条件などで変わります。
チップドレンは連続した空隙が20~30%あります。擁壁背面
の排水材としての利用が可能です。特にEPSは背面からの土
圧を避けるため砕石ではなく、チップドレンの使用をお勧めして
います。
EPS工法の施工例 3■狭小地・用地制限箇所・施工優先箇所などの施工 ■緑化法面
■防振、排水対策(チップドレン)
高機能発泡樹脂で豊かな社会に貢献するJSP7 高機能発泡樹脂で豊かな社会に貢献するJSP 8
側道供用中で、型枠スペースなし
既設構造物で、重機作業スペースなし
早期繁茂のため植生マット併用が効果的
夜間に人力施工で駅のプラットホーム設置 砕石に変えて
チップドレンで軽量化
アプローチ部ウォールブロック
立体交差部高架橋 地滑り地帯で
短期間に施工
一般的な片盛構造 既設コンクリート壁上部に擁壁を施工
約12m
側道を供用したまま、本線部を施工
EPS設計参考資料
国土交通省土木工事積算基準平成27年度版P112 単価 建設物価 平成27年6月 対象地区:東京都
●発泡スチロール設置工 (例)D-20の場合 (10m3当たり)
D-20
0.19
0.74
10.3
23
12
人
人
m3
個
%
23,300
19,200
労務費計
21,700
350
材料費計
合 計
労務費
●発泡スチロール設置工雑工種雑工種は発泡スチロール設置工の労務費の合計額に次表の率を乗じた金額を上限として計上する。なお、諸雑費に含まれる内容は次表の通りである。
26%
18%
28%
設置労務
敷設 転圧労務
敷設 転圧労務
材料投入機械締固め機械
不織布
砕石
砂
(注)1.排水材については、厚さ10mm以下を標準としており、これにより難い場合は別途計上する。2.基礎砕石の敷均し厚は、20cm以下を標準としており、これにより難い場合は別途計上する。 なお、基礎砕石工の対象箇所は発砲スチロールブロック設置基面部であり、基礎コンクリート打設基面における基礎砕石工については、別途基礎コン クリート工にて計上する。3.敷砂の敷均し厚は、10cm以下を標準としており、これにより難い場合は別途計上する。4.雑工種における材料は、種別に関わらず適用できる。
EPS工法の施工例 3■その他の施工事例
4■EPS施工歩掛り
高機能発泡樹脂で豊かな社会に貢献するJSP9 高機能発泡樹脂で豊かな社会に貢献するJSP 10
狭小で資材搬入困難施工に際して用地的な制約などが多い、住宅地などでEPSブロックによる直壁を設けることで、敷地を最大に生かすことができます。
EPSブロックは加工が容易で軽量なことから、建物上に設けられるアトラクションの基本土台として用いられた事例です。
EPSブロックは軽量なことから、既設構造物上部の嵩上げに用いることができます。写真左は既設護岸を嵩上げして取付道路を設けた事例です。写真右は既設鉄道高架橋に鉄道メンテナンス用のステージを設けた事例です。
単 価 金額(円) 摘 要
土木一般世話役
普 通 作 業 員
EPSブロック
緊 結 金 具
諸 雑 費
名 称 規 格 数 量 単 位
4,427
14,208
18,635
223,510
8,050
231,560
2,236
252,431
機械器具損料 材料費雑工種 率 労務費 機械運転経費
排水材設置工
基礎砕石工
敷砂工
- -
-
-材料投入機械締固め機械
●住宅造成
●アトラクション土台
●既設構造物の嵩上げ
1,000m3以上単価1,000m3未満は5%高
EPS設計参考資料
国土交通省土木工事積算基準平成27年度版P112 単価 建設物価 平成27年6月 対象地区:東京都
●発泡スチロール設置工 (例)D-20の場合 (10m3当たり)
D-20
0.19
0.74
10.3
23
12
人
人
m3
個
%
23,300
19,200
労務費計
21,700
350
材料費計
合 計
労務費
●発泡スチロール設置工雑工種雑工種は発泡スチロール設置工の労務費の合計額に次表の率を乗じた金額を上限として計上する。なお、諸雑費に含まれる内容は次表の通りである。
26%
18%
28%
設置労務
敷設 転圧労務
敷設 転圧労務
材料投入機械締固め機械
不織布
砕石
砂
(注)1.排水材については、厚さ10mm以下を標準としており、これにより難い場合は別途計上する。2.基礎砕石の敷均し厚は、20cm以下を標準としており、これにより難い場合は別途計上する。 なお、基礎砕石工の対象箇所は発砲スチロールブロック設置基面部であり、基礎コンクリート打設基面における基礎砕石工については、別途基礎コン クリート工にて計上する。3.敷砂の敷均し厚は、10cm以下を標準としており、これにより難い場合は別途計上する。4.雑工種における材料は、種別に関わらず適用できる。
EPS工法の施工例 3■その他の施工事例
4■EPS施工歩掛り
高機能発泡樹脂で豊かな社会に貢献するJSP9 高機能発泡樹脂で豊かな社会に貢献するJSP 10
狭小で資材搬入困難施工に際して用地的な制約などが多い、住宅地などでEPSブロックによる直壁を設けることで、敷地を最大に生かすことができます。
EPSブロックは加工が容易で軽量なことから、建物上に設けられるアトラクションの基本土台として用いられた事例です。
EPSブロックは軽量なことから、既設構造物上部の嵩上げに用いることができます。写真左は既設護岸を嵩上げして取付道路を設けた事例です。写真右は既設鉄道高架橋に鉄道メンテナンス用のステージを設けた事例です。
単 価 金額(円) 摘 要
土木一般世話役
普 通 作 業 員
EPSブロック
緊 結 金 具
諸 雑 費
名 称 規 格 数 量 単 位
4,427
14,208
18,635
223,510
8,050
231,560
2,236
252,431
機械器具損料 材料費雑工種 率 労務費 機械運転経費
排水材設置工
基礎砕石工
敷砂工
- -
-
-材料投入機械締固め機械
●住宅造成
●アトラクション土台
●既設構造物の嵩上げ
1,000m3以上単価1,000m3未満は5%高
FAX 03-6212-6369
FAX 011-231-7850
FAX 022-266-9583
FAX 052-962-3252
FAX 06-6264-7913
FAX 092-474-1796
TEL 03-6212-6364
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TEL 022-212-3156
TEL 052-962-3225(代)
TEL 06-6264-7906
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土木資材部
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〒060-0003
〒980-0811
〒460-0003
〒541-0053
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第一事業本部 建築土木資材事業部 ホームページ http://www.co-jsp.co.jp
15.07.0000
発泡スチロール土木工法
ジェイ エス ピーは、ワールドサプライヤーとしてさらなる社会貢献をめざします
スチロダイアブロック の取り扱い上の注意点■火気・高温厳禁難燃処理が施されておりますが、直火に当たると燃えます。高温(80℃)になると軟化変形しますので火気厳禁、高温化での保管・ご使用は避けてください。
■油分・石油類厳禁酸・アルカリ類には対抗性がありますが、ガソリンや灯油などの石油製品で溶解します。油分・石油類厳禁で保管・ご使用ください。
■太陽光厳禁太陽光に含まれる紫外線で徐々に表面が変色劣化します。太陽光下での保管はシートで覆ってください。
■廃棄上の注意各地方自治体などの廃棄物処理方法に従って処理してください。
■品質保証EPS工法に用いる発泡スチロールブロックにはEPS開発機構の品質規格適合認定シールが貼られています。EPS工法にはEPS開発機構規格適合製品をご使用ください。
■設計基準EPS工法はEPS工法設計・施工基準(案)に基づいて設計を行います。
緊結金具(片爪)
土木関連製品について
●スチロダイアブロックの様々な用途 (凍上防止、建築構造物の軽量化材)優れた断熱性能で外気を遮断し、吸水性が低いため、地中に埋めても劣化が起こりにくく、断熱効果を長期にわたり維持し、凍上抑制に用います。また、超軽量化で耐圧性能も高く加工性も優れているため、あらゆる建築構造物などの軽量化に用いる事が可能です。
●ミラックシート (トンネル内ひび割れ防止材)吹付コンクリートと覆工コンクリートの間に緩衝材として離層を形成し、二次覆工コンクリートのクラックを防止します。ポリエチレンシートを特殊延伸ポリエチレン不織布で複合化した製品です。
●ゼロスペース (掘削幅縮小工法用、高剛性軽量ボード)
ジェイ エス ピーは、ワールドサプライヤーとしてさらなる社会貢献をめざします。
■お問い合せ先
押出発泡ポリスチレンボードの両面に長繊維強化ポリプロピレン複合シートをラミネートした高剛性軽量ボードです。開削工事での掘削幅を縮小できます。
38mm程度の釘で固定
鋼矢板
端太角
ボード
(凍上防止断熱材) (建物の軽量化)
緊結金具(両爪)
®
EPS工法設計・施工基準書(案)